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─村の通り─
[エーリッヒの姿を見つける]
[同時に彼もまっすぐこちらへ向かってきた]
ウェンデルとゲルダが狩られた。
もう二人も消えてしまったのか。
[淡々と確認する]
[一見では普段と変わらないようだった]
…そうか。
[兄妹の会話には口を挟まず横にいる自分の妹を見る]
[ぽふりとイレーネの頭に手を乗せた]
[撫でるのではなくその位置に置いたまま軽く目を伏せる]
[静かに話を聞いていた]
─村の通り─
[駆け出すミハエルの後ろ姿を見送る]
[追いかけることはできなかった]
ベッティも大丈夫かい。
目の前でというのは衝撃だっただろう。
[目撃してしまったというもう一人の少女を案じて尋ねた]
[気丈な様子を聞けば静かに頷いて安堵した]
無理をすることはないけれど。
やはり出来るなら笑顔を多く見たいからね。
─村の通り─
私は家に戻るよ。
狩ってきたのをそのままには出来ないから。
[話が途切れるとそう言った]
[小さく膨らんだ革の袋を見せる]
これは少し干してみようかと思ってるよ。
それじゃ。
[軽く手を振りその場に*背を向けた*]
―自宅―
[俯いたまま、帰るという言葉には頷きで返す。
そうして去り際の言葉に頭を上げた]
……ああ。
どうせ行くつもりだったしな。
[返した声はやや低いもの。
エーリッヒを見送って、一度家に*戻る*]
─狩場→村の通り─
[支度を終えると、兄がミハエルを落ち着かせているところで。
レナに軽く肩を叩かれるとその目を見て頷き、村へと向かい走った。
動揺していたのか、途中足を草葉にかすらせ軽く数箇所切ってしまったもののほかは何事もなく村に着いた。]
─村の通り─
[村に着くと、エーリがこちらへと向かってくるのが見え。
彼の説明を聞き、ウェンだけでなくゲルダも消えてしまったことを知った。]
ウェンだけじゃなくて、ゲルダ、も。
[彼女と最後に会ったのは、ギュン爺が刈られたと知ったあの時。
木苺を詰めた籠をぎゅ、と胸に抱いて顔を伏せた。
不意に頭に軽い重みを感じて、兄が手を乗せたのだと知り。
顔をあげないままに、兄に小さな声で呟いた。]
…パンのお礼、言いたかったね。
木苺も、ゲルダの分。つんできたのに。
[泣き顔は見せたくなくて、顔はあげられなかった。]
─村の通り─
[ミハエルがこの場を離れるのに気付くと、あわてて目元を拭ってそれを見送った。
兄がベッティを気遣うのを見、同じように心配そうに見るもなんといえば良いのかわからず、ただ肩に手を乗せた。
家に戻るという兄に、兄さん、と声をかけ。]
あたしはもう少し、ここにいるね。
また、後で。
[ベッティを一人にしてはおけなくて、そう微笑んで兄を見送った。]
─村の通り─
エーリ、ベッティ。
…あのさ、木苺食べない?
今採ってきたところだから、甘くて美味しいと思うよ。
いっぱい、採ってきたんだ。
[目の前でウェンが消える所を見てしまったなら、おそらくショックも大きいだろうと思ったけれど、それについて何を言うこともできなくて。
エーリとベッティにそう言って笑いかけた笑みはぎこちなかったかもしれない。
草葉で切った足の痛みに気付くのは、*まだ先。*]
─村の通り─
[レナーテとイレーネ、それぞれから問い返されるように言葉を繰り返されると、肯定の頷きを返す。狩って来た物を処理すると自宅へ戻るレナーテには、了承の言葉と共に見送った]
木苺かい?
良いね、少し貰おうか。
[ぎこちない笑みを受けて勧めに甘んじる。いくつか貰い、その一つを口にして。飲み下したところで静かに口を開いた]
……イレーネ、すまないけど、ベッティのこと頼めるかな?
ちょっと、やらなきゃいけないことがあるんだ。
[ベッティにも視線を向けて、離れる旨を伝える。ついて来ると言うならば止めはしなかっただろう。それを伝えたなら自身は自宅へと足を向けた]
─糸紡ぎの工房─
[エーリッヒたちと別れた後、向かったのは工房。
師に事情を伝えて、細工に使う糸をわけてもらう。
その時投げかけられたのは、大丈夫か、という問いかけ]
……ふに?
ディは、大丈夫だよ?
手当てもしてもらったし。
[こてり、と首を傾げて、笑ってみせる。
いつもと変わらない様子は、逆に違和感を与えたようだが気にした様子もなく。
とてとて、と変わらぬ調子で自宅へと]
─自宅─
[家に帰り着くと、出迎えたのは不安げな様子の母で。
先と同じ、大丈夫、という言葉を繰り返す]
でも、ね。
ルゥねえと、ウェルが……。
[二人が消えてしまった事を告げる時は、表情はやや陰る、ものの]
……ディ、細工、続けるよ。
これだけは、ちゃんと、完成させたいから。
ギィにいにも、大人しくしてるように、言われちゃったし、ね。
[すぐに笑ってこう言って、自室へと引っ込んだ]
─自室─
[部屋に戻ると、床の上に積み上げたクッションの山に埋もれるようにぽふり、と座る。
それから、家を出る前に用意しておいた別の籠を引き寄せ、壁掛けの土台を作り始めた]
……そういえば。
消えたら……どうなるん、だろ。
[刈られた命は、花を咲かす糧となる──というけれど。
刈られた者の魂はどうなるのか。
今更のように、そんな事を疑問に感じるものの]
……その時がくれば、わかる、かなぁ。
[結局、考えは、そこで途絶えた]
─ →自宅・作業場─
[家に戻るとすぐさま作業場のキャンバスの前へ。隣の作業台で染色液とヒカリコケの調合を行い、時間をかけて二種の翠と二種の黄色の染色液を用意した]
[キャンバスの中央に描いた4つの円の左側に、明るめの翠の円を2つ。その中にそれよりも少し暗めの翠の円を描き入れる。次いで中央の4つの円の右側に、明るめの黄色の円を2つ。その中にそれよりも少しくすんだ黄色の円を描き入れた]
……何だか、描き始めた時と意味合いが違って来ちゃったな。
[漏れるのは苦笑。この絵は妹のために、皆のために。そう思って描き始めたものだった。それは今でも変わらない。けれど、描き加えられるものの順番が、物悲しいものとなっていた]
─回想/村の通り─
[一緒に行くというのを受け入れられ、共に歩き出そうとしたところに、ユーディットが現れる。
僅かに震える声と一瞬覗いた泣きそうな顔に胸が締め付けられる。
だが、泣くことなく、無理に作った笑顔で駆けて行くユーディットに]
……ユーディットは、強いな。
[ぽつり、呟きが漏れる。]
―自宅―
ああ、ウェンもなのか?
[目を覚まして、夢のことを思い出しながらつぶやく。
どれくらいの時間が経ったか、それほど経ってなかったかもしれない]
[その後は、ゼルギウスの家に二人で赴き、2人の消失を伝える。
ウェンが目の前で消えたことを告げる際には。自然視線は下に落ちていただろう。
そうして、ミハエル達にもこのことを伝えると、ユリアンに伝えてくる、とミハエルは走り去ってしまう。
それらの間、エーリッヒの少し後ろで僅かに視線を落とした状態で付き従っていたわけだが、レナーテから声を掛けられると、僅かにぎこちなさの残る笑みを浮かべると、]
……ううん、大丈夫。まあ、確かにショック……ではあったけど。
何時までも凹んでたら……ウェンくんも浮かばれないし、ね。
[気丈にそう答えた。]
―村の通り―
[持ち物はいつもの応急処置用の薬だけだった為、自宅を出るまでにはそう掛からなかった。
決して軽くはない足取りは、パン屋の近くまで来て一度止まる。
前方、道の中央をじっと見つめて。
首を動かして、パン屋の方にも目を向ける。
それから暫し瞑目をし]
行くか。
[目を開いて、再び親友の家へ向けて歩き出した]
[それを聞いて安堵した様子のレナーテを見送ると、イレーネが木苺を勧めてくる。]
あ…………うん。ありがとレーねぇ。
[ああ、気遣ってくれているのだな、と思いつつ、ありがたく頂戴する。
口に広がる甘みが、陰鬱な気持ちを少し和らげてくれた気がした。]
[そうしていると、エーリッヒがやらなきゃいけないことがあると言い出す。
エーリッヒの確認の目線には、ふるふると首を横に振り、]
……うん、いってらっしゃい。それと……ありがとうね。
[そう言って、立ち去るエーリッヒを笑顔で見送った。]
― →ユリアン宅―
[ユリアンの家の前で一度、扉を見上げる。
息を吐いてから、2回ノックをして]
居るか?
[中に向けて声を投げた]
―自宅―
[お茶の用意をして、ゲルダからもらった包みを手にした]
最後にもらったのがまだ、まともなパンなのが救いか。
[親友がきたのは丁度その頃だっただろうか]
─自室─
ん、こんな感じ、かな?
[呟いて、土台を横に置く。
左上は濃く深い蒼、右下は柔らかな緑の、布で作られた円。
それを一度横に置いて、ここまでで作った細工を確かめ、新しい糸に手を伸ばす]
……あー、お代。
レェねえたち、もう、戻ってるかな。
[ビーズの内訳を書いたメモに、小さく呟いて]
にぃ……また、歩き回ったら、怒られる、かなぁ……。
─自宅─
[いつものように革を剥ぐ]
[肉は薄く割いて網に並べ裏へ干した]
本当は、恐くもあるのだろうな。
[気丈な少女達の声を思い出しながら壁を見つめる]
[睨むように注いでいた視線をふっと和らげた]
[ピシャリと自分の頬を叩き家の中に戻る]
─自室─
にー……。
[悩みながらも手は動かす。
蒼と碧が継ぎ合わされて花として開いてゆく]
お代はちゃんとしたい、けど。
……にぃ。
[別れ際に一瞬だけ見えた、心配げなエーリッヒの表情。
いつも通りにしていたつもり、だけれど。
抑えているものがあるのに、気づかれたかもしれない、と。
……そう思うと、外に出るのもいささか気が重かった]
―自宅―
ゲルダの残したパン、食べてく?
[お茶をゼルギウスの前に出しながら、見せた包みに入っているのは甘いパンが四個]
新作じゃないまともなやつ。
[薦めながら自分は、一つ手にして食べ始めた。
親友と接する態度は普段と、ほとんど、変わらない風に]
─自宅─
[しばらくの間は絵に必要な残りの染色液の調整をして。一区切りついたところでふと、視線をキッチンへと向けた]
……うん、そうだった。
[キッチンに置きっぱなしだったゲルダがくれたパン。そのうちの一つである蜥蜴型のパンを取り出し口にした]
…ん、辛みが利いてて美味しい。
俺の好みで赤い粉って言ったけど、これなら黒い粉を混ぜてもまた違った味になって良いかも。
見た目のインパクトもあるし、商品として出しても十分通用するね。
[いつも試食した時と同じように感想を口にする。次いで緑キノコ──「美人髪」を使用したパンを口にして]
……お、キノコの歯応えが新鮮。
付け合わせ程度で載せるなら、このくらいで丁度良いかも。
でもキノコで味が薄まるから、肉の味をもう少し濃くしても良かったかな。
[先と同じように感想を口にして。どちらも食べかけの状態のまま、キッチンのテーブルへと置いた。軽く眉根を寄せた後、右の掌で顔全体を覆うように当てる]
……感想遅くなってごめん、ゲルダ───。
[まだ聞いているかも知れない、ユリアンが言ったその言葉を信じ口にした感想。それが届いたかどうかを知る術は無かった]
……に。
悩んでても仕方ない、し。
心配事があると、気持ちも散るし。
やっぱり、先にお代、きちんとしとくのだよ。
[幾つ目か、花を咲かせたところで、結論はそこに落ち着いた]
……そしたら、後は、大人しくしてればよいのだし。
[最後が微妙に後ろ向きなのは、ともかく。
作りかけの細工は丁寧に、最終的な配置の形に並べ。
母に、道具屋に行く、と声をかけるととてとて、外へと歩き出した]
―ユリアン宅―
[いつもの部屋に通されて。
お茶の次に見せられたパンと親友の言葉に、一瞬黙った]
ああ。
[頷いて、手を伸ばす。
パンを食べ始めるユリアンは、いつもと同じに見えた、けれど]
……ゲルダは、
[1つを手に取って]
お前と、同じだったんだろ?
[その顔を見ながら、静かに問うた]
─自宅─
[机に乗っていたパンを一口分だけ千切った]
[木苺の味が広がるこれは狩りにもよく持って行った]
[何度も何度も噛み締めて味わいながら食べた]
他にやっておきたいこと。
そうだな…。
[片腕で抱える大きさの壷を道具屋の方へ運んだ]
[一度品台の上に置き「薬師宛」とメモを書くと蓋に挟む]
[同じと、パンを手にした親友の問い]
死神に憑かれてた。
[頷いて答えた後に]
どこでわかった?
[問い返しながら]
ああ、無理には答えなくてもいい。
─村の通り─
[通りのあちこちで、ひそひそと村人が囁きを交わす中、ヒカリゴケや茸照らす硬い土を掘った道を勢いをつけて走り抜ける。できるだけ──呼吸が止まりそうなぐらいの。走ることしか考えられない速度で]
……
[ユリアンの畑と家が見えた距離で、
は。と、詰めていた息を吐いた。
息が熱くて、呼吸が困難で、肩が上下する。]
最後にゲルダ、すごい悲しんでた。
寂しがってた。
結局、力になってやれないままだった。
[ぽつりぽつりと語り、パンを一口]
むしろ、悲しませた、のかもしれない。
そのまま、憑かれた死神に刈られていった。
殺したような、もんだな。
─村の通り─
[二人が木苺を手に取るのを見ると、少しほっとして。
自分も一つ二つ口にしていると、エーリが戻ると言ったので、ベッティの顔を見、それからエーリの方を見て頷いた。]
うん、まかせて。
…エーリも、無理はしないで。
[そう、離れる背に向けて。
顔はエーリの背を見送ったまま、ベッティに声をかけた。]
…いつまでもここじゃなんだし。
送ってくよ。
─ユリアンの家─
[前に駆けつけたときと同じか、それより荒い呼吸のまま、
こんこん、とノックを二つ]
ユリアン?
[呼吸が整わない間に、声を掛けた。
耳元を血流がすぎる、ごう、という音が煩くて
中で交わされる会話はほとんど聞こえない。]
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