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[互いに死にたくないと意地を張り合ってその後。
ややあって礼斗の意識は浮上する。
ここに来た時のように、呆然と天井を見上げてから、両手を見下ろした。
あの時と違うのは、視界を横切る黒ふち眼鏡がないことと、
自分が既に事切れているくらいのもので。
この身体で気配を感じる、というのも変なのだが――自分以外の何者かもこの空間にいるように思えて、顔を挙げてぐるりと見渡し]
皆さん、お揃いで。
[どこか間の抜けた呟きは、「墓下」に落ちた時にいつも書き込んでいたおなじみの言葉。]
[黒に落ちた意識にいろが戻ったのは、。どれだけ時間が過ぎてからか。
少しぼんやりとした感覚は、飲み過ぎた後の感じにも似て。
あれ、何があったっけ、とか一瞬ぼけた思考が過って消えて]
……ぁー。
[やがて感じた、他者の気配に。
最初に上がったのは、惚けた声だった]
[それは、とても不思議な出来事だった。
とても痛くて、熱かったはずなのに、気付いた時には当たり前のように、そこに立っていた。
少しだけ浮いて。地面に足は着いていなかった。]
……いったあ
[実際のところ、痛みなどなかったけれど、つぶやきは反射のようなものだった。
なので、楠木はぼんやりと立ち尽くしたまま、バーチャルで墓に落ちた時のように、観戦してみることにした。
あらあらまあまあ。目前で繰り広げられる光景は、一時停止機能を欠いたバーチャルな映像のようで、やっぱり現実感はなかった。
つい先程まで以上に、遠く離れても感じた。そりゃあそうだ。だってもう、自分は彼らに干渉できない。
そうこうしている内に、派手に赤が散った。
思わず目を細めて避けようとしたけれど、飛び散る血飛沫など、もう楠木には関係のないことであった。]
/*
霊界からのリターンで、ドロップキックくらって戻ったのを思い出した。
あたしの描写は亘の見てからにしよかな。
確定で泣かせて良いよ!
っていうか、
[何してんだろう。内心、そう続けて首を傾げる。
ゲームは終わったんじゃないかしら、皆々様。確かあの時選んだはずの優美な女性チップが、脳内で嫋やかな笑みを浮かべて、立てた人差し指を唇にそっと当てた。
いくらゲーム脳に毒されていても、どうやら外見が自分のままだということは把握していたので、フザけた台詞は胸にしまって、やっぱりとぼんやりと、奇妙な延長線を眺めるに留める。
そのつもりだったのに、やって来るなり、妙に場に馴染んだ言葉>>83を吐く男に、釣られるように、言葉はうまれた。]
おつかれさまです。
[語尾のハートマークだとか、音符だとか、そういうものを感じさせる雰囲気ではなかったろうが、
やはりこれも、墓落ち挨拶での定型文であった。]
ところで、
[首を傾げる。]
何やってンスか?
[きょとん、とも、ぼんやりとも取れそうな表情のままに、込み上げる純粋な疑問を、どちらにあてるともなく、ぽつりと零した。**]
/*
大惨事シーンとか描いてみたいですね
楠木くんともちょっと話せたら良いなと思いつつ
今日はすんませんねむい
明日!また明日!ウオオー時よ止まれ**
/*
とりあえず言いたいことは言ったので寝ます!おやすみなさい!
時間とシチュエーションがあったらばかじゃないのしにきます
え。
ちょい待て。何だこれ。
[人狼ゲームのルールでは処刑は1日1人、襲撃も1日1人。
残った2人の内訳がどうなのかは亘には分からないが、2人が人間ならそれで終わりな筈だし、片方が狼であればそれこそ綾野か亘のようにもう一人が喰われて終わりになる、筈だ。
が、残った2人は生身で互いに殺し合っていた。少なくともそう見えた]
……。
[意味が分からない。
分からないが、もし双方が人間であるならば、折角助かった命を無駄に散らそうとしている事は間違いない]
アオーン、でしたよ。
[墓下でまで騙り通す程、熱心な嘘つきでもなかった。バーチャルでも、今ここでも。
役職COが許可されているなら、無理をする必要もない。
投げかけられた質問>>97に、あっさりと正直に答えて―変わらぬトーンでの返答を、彼がどう受け取ったかは知らないが―にこりともせず、手を合わせて見せた。]
ごちそうさまでした。
/*
裕樹くんお返事ありがとう無理しないで寝て!
とりあえず助走だけつけておいて、強制送還は他の子たちが語らった後にしようと思ってるぜ。
1時過ぎたから眠いぜ。
/*
みんな無理するにゃー。
無理はいかん、とは心得の条にも記載してるぞwwww
というわけで、俺もふぇーどあうとして倒れます。
おやすみー。**
[LWであった楠木が首を傾げてこちらを見ている。>>88
殺されたというのに恨まれている感じは無く、なんだかあっさりしたものだなあとこちらも毒気が抜かれた気分だ。
何やってたのかと聞かれれば、殺し合いをしたのだという答えになるけれど、そういう意味の質問ではないのは分かっている。
かちゃと眼鏡の位置を直して――手放したはずなのに顔にかかっていた――]
RP村のキャラになったつもりで、
感情のままに動いてみました。
やはり僕には、RP村は向かないようですね。
順序で言えば、狼を先に殺して、村人が残ったのだから、
村勝利という処理になるんでしょうね。
こんなに勝利したって気分がわかない村は初めてです。
……死んだ時点で僕は負けたと思ってますし。
[ふ、と自分の言葉のあほらしさに笑いが漏れる。]
ただ、こんなことを言うのは間違っているとは思いますが……
[ここで、菊地から「元生存者」への問い返し>>100。
彼からぴりぴりした雰囲気を感じて、一旦口を閉ざすと違う言葉を吐く]
……すみませんでした。全滅しました。
/*
山形着いたでがす。
山寺付近、電波3Gにもならなくて噴いた。
くそぅ、礼斗にバカって言ってやりたいのに明日に備えねばならぬ時間に。
顔出したけど、風呂入って飯食って寝ます。[順番ちょっと待て]
またどっかで同村したらよろしくねー。
ほいではぐんない!**
/*
にゃ、壁から様子を見ていたら(
珠樹はお疲れ様だよー。
リアル大変そうだけど、身体気ぃつけて!
また、次の機会もよろしゅうにー。
/*
こういう日に限ってリアルとは長引くもので
時間までに箱には届かなさそうなので鳩から挨拶だけでも先に
この国ははじめてですが、コンセプトに惹かれて飛び込ませてもらいました
おもしろそうなRP村があればどの国にもふらふら遊びに行きます。特に議事によくいます。nabeです。
SNSとかにも同じ名前でおります。
またの機会があればよろしくです。
……うん。
よーく分かった。
[礼斗の呑み込んだ言葉は分からないが、2人それぞれの返答を聴き。
大きく溜息を吐いて、顔を上げ。
苛立ちは一旦収めて、真顔で続ける]
ところで、今ちょっと考えたんだけどさぁ、本来なら死なないはずの人間が死んでるワケじゃん。
人狼ゲームとしてはバグってるというか、おかしい状態だろ。
でさ、ひょっとしたらだけど、何かしら刺激を与えたら“正常”に戻る可能性もあるんじゃねーかって思うんだ。
[と、此処まで言って、ふと笑みを浮かべた]
/*
裕樹もお疲れ様ですよー。
リアルはほんとに、こういう時に限って……だよね。
最終日までお疲れでした!
また、機会がありましたらまたどうぞよしなに!
/*
ギリギリになってしまった。こんばんはー。
あんまり時間ないから各自殴られてすっ飛んだらいいんじゃないかな(
珠樹さんお疲れ様、忙しい中ありがとうね!
裕樹くんも参加ありがとうでした。もう集まらないかなと思ってたタイミングで入って来ていただいてとても嬉しかったのですよ!
また会えましたらよろしくですー。
[バグ。
菊地の言葉にきょとんと呆けて、思わず鷹津の顔を見る。
それから再び菊地を見れば、何やら不穏な空気が漂っている。]
へっ
いや、ちょ
[後ずさろうとしても、金縛りにあったかのように動けない。
なるほどこれがバグの影響なのか――]
[日常の中で非日常を求めて、転がされるままに転がされて。
混乱して、怒って、感情のままに動いて壊して。
浮かんだ言葉は「楽しかった。」]
[襲う衝撃。
遠ざかる景色。
霧に囲まれていくかのように見えなくなる彼らの姿。
思わず手を伸ばすけれど、
何かにひっぱられるかのように、遠く、遠く――
*最後に見えたのは、飛河の表情*]
/*
いや〜〜〜2年待ってよかったですめちゃんこ楽しかったです
はじめましてのかたはじめまして
にどめましてのかたはまたおあいしましたね
えすでした〜〜わ〜〜〜
[感じた衝撃は、この一件が始まってから受けたものの中でも一番大きい、と思えた。
その衝撃の直後にふわり、周囲を包んだのは、霧。
始まりを導いたそれが何なのか、結局わからずじまいだったけれど]
…………まだまだ、死ぬな、ってことなのね。
りょーかい。
いきますよ……絶対、自分からは、死なねぇ。
[そんな呟きを、霧の向こうに投げかけて。
ふ、と、わらった。**]
/*
うし、駆け足でまとめた!
後日談は後でSNSに落とす!
てわけで、時間もあれなのでご挨拶。
二年ぶりの現代人狼譚、最後まで楽しませていただきましたっ!
久しぶり過ぎる少人数で動きに悩んだりなんだりしましたが、最後まで楽しめました。
村建てのあきかさんには、素敵舞台をありがとおっ! と改めて感謝を!
毎度まいど、年の〆に素敵な企画をありがとうですよ!
今年の村入りは、後は雑談村くらいになりそうですが。
また、ご一緒する機会がありましたら、皆さまどうぞよしなにっ!
以上、くろねこたすくでしたっ!
[要領を得ない返答たちに、ぽかん、と口を開けて、ひとつつぶやく」
ばかじゃないの。
[それはとても素直な気持ちだった。
なんせ、自らが命を落として尚、これは楠木にとって、れっきとした"人狼ゲーム"だったので。
どうして皆様、ルールに、セオリーに、マナーに則って行動しないのだろう。
そうこうしている内に、バグだとか、なんとか>>115。
なるほど、もっともである。なんせ、これは人狼ゲームなので。]
いいなあ、キクチサン、俺もなんか向こう飛ばせないの?
[消えゆく彼らは、重みのない、ふざけた調子の言葉で見送った。
本気でそんな、馬鹿げた期待などはしていない。]
[これもまた、大満足とはいかないし、他と比較すれば物足りなくはあれど、それなりには楽しめた村でした。
これが、自分にとっての最後の村になるならば、それはなんだか嫌だなと思うけれど、
やはり、激情など、こみ上げなかった。
なんとなく、自分はもう、どうしようもなく死んでいるのだと、掴み所のない感覚を抱きかかえて、それでも怒りも、悲しみもない、ぼんやりとした気持ちでそこに立っていた。
ずっと、そのまま。あと少ししたら、新しい村でも、探しにいこうか。]
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