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[ 止まり、
巻き起こる、風。
渦を巻いて、腕に絡まりて ]
Ich bestelle Sie,
mir Ihre Macht zu leihen.
[ 視えぬはずものが出だすは、正円状の刃。
具現化したそれは、両の手に違いなく収まった。
中学の頃の手合わせとは異なる武器は、心情の変化を表すか ]
ああ、馬鹿で結構。
[ 似たような台詞を吐いたばかりだ。未だ、数歩の距離は保たれている。
先手をかける事も出来たろうに、二つの輪を持った侭、動かない ]
来いよ。
[霧が落ち、乾いた地面を潤す。完全に霧が消える直前、離れた場所からの横薙ぎが己へと向かってきた]
”硬”!
[剣の射程外からの攻撃となれば、その属が関わっていることは確かで。篭手で防ぐだけでは競り負けると察知し、腕を篭手ごと土で覆う。相剋の助けを借りて、打ち据えるように動く剣先を受け止め。反動で穂先が背中を打つ形になったが、気にも留めず間合いを詰めるべく、低い体勢で前方へと跳躍。同時に篭手頭を投げ、接近までの牽制と成す]
[身のうちの炎が風に煽られ強まる。
自然と生まれ来る炎、炎───焔]
fou paks ra exec hymnos fayra:S-z
was yea ra chs hymnos yor
en chsee fwal fwal yor
exec drone hymnos fayra:S-z
enter>>H-S//
[右の手を左の手に添えれば絡まる炎は朱塗りの鞘持つ長刀を顕現し]
……MA KI RA CENJUE PAK SOR.
[小さく抑える、生まれてくる言葉。
仕掛けてこない姿、こちらもすぐに動くようなことはなく]
…日輪圏か。
円月輪とか、チャクラムとか。
[どこかで見た覚えがあるその両の手に収まる輪を見て少し目を細め]
[霧を目晦ましに放った鞭の一撃はしかし土気を上乗せした防御に威力を殺され阻まれる。
間合いを詰めるべく牽制の一撃とともにこちらへ跳躍してくるサキに対しては]
…………(ぶんっ
[無言のまま、鞭の引き戻しとともに先に自分に迫る篭手頭を弾き飛ばす。
本来の物理法則を無視した鞭の軌道は水気で作られた武器ゆえ。
サキの攻撃可能範囲に接触するころには元の剣の形状へと戻っているか。]
[ 揺らめく焔を映す眼は、急速に色を失う。
空を映す海の碧から、夜の闇へと堕ちていく ]
よく御存知で。
俺のイメージだから、
どれとも似て、どれとも違うんだろうな。
[ 風を刃と捉えた時に、自然と浮かんだモノ。
どちらも仕掛けずに、僅かな時が過ぎる。
衣擦れの音すら、大きく耳障り聞こえそうな程の静寂。
―― 先に動いたのは、彼の方。
左の輪を放つ。微かに土が舞い上がった。
風の制御故か、月光を受けた刃は横合いからヒビキへと向かう。
追うように駆け出し、右の輪では左斜め下から斬り上げを狙わんと ]
[弾かれた篭手頭はそのままに。間合いを詰めた後は、だんっ、と言う音と共に力強く踏み込み]
はっ!!
[鳩尾を狙い貫手を放つ──と見せ掛け、急激に軌道を変える。貫手は瞬時に手刀へと変わり、狙うは剣を持つマリーの右手。武器を落とし無力化すべく、その手首に手刀を振り下ろした]
[元より己はマリーと戦いたいわけではなく。このような行動を取るのも、出来ることなら必要以上に傷つけ合うことなく終わらせたいと願うため]
おほめにあずかりどうも。
[漆黒の瞳に丹朱が滲むは闇に炎が灯るに似て。
空白の時間は蝋が溶けて液体になりいつ溢れるかわからない微かな緊張にも似て。
ほろりと、透明なしずくが散る瞬間。
風によって均衡は崩れ、蝋の涙が下に落ちる瞬間]
──WAS I GA EXEC BANSH Ax NOES>>
[つ、と鞘に沿う指先が撫でれば朱塗りの鞘は灰燼と消え。
横合いから迫る銀を大きく後方に下がることでまずは回避。
そのまま迫り来る片輪の切り上げに、それを留めるように右下へと切り下げ競り合いへと持ち込むつもり]
WAS I GA ENTER kil viega fhyu FLIP MEA!
[避けた戦輪の追撃を抑えるために炎爆によって可能なら軌道を妨げようと]
[鳩尾に伸びる貫手を防ごうと右手の剣を構えようとするが]
…………!?
[突如貫手は軌道を変え手刀へ。その狙いが右手であると気付くと]
くっ!?
[無理やり手首を捻り、直撃を避ける。だが、無茶な避け方と掠った手刀により、打ち合いに耐えれるのはもう2回程度か。]
っせやぁぁっ!!
[そのうちの1回を使い、下方からの振り上げを放つ。それは攻撃を当てるというよりは、受けさせるなり避けさせるなりして距離を離すための一撃。]
[直撃を避けられた手刀を即座に戻し。それと同時に放置しておいた篭手頭が篭手へと戻ってくる。カシュ、と篭手頭が装着し直されている間に下段からの振り上げを放たれ]
…せいっ!
[避けることはせず、左腕を下段に構え、その一撃を敢えて食らう。ぎちり、と刃を篭手に食い込ませるようにし。腕へのダメージに僅か顔を顰めた。
肉を切らせて骨を絶つ。まさにその流れとなりし行動は、『霊亀』の護りがあるからこそ出来る技。間合いを離すことなく剣を受け止めたまま、次はマリー自身の無力化を狙い、首へと手刀を振り下ろした]
[ 避けられた銀は大きく弧を描く。
視界の端に留めながらも足は止めず、されど刃は受け止められ。
競り合いへと持ち込まれれば、此方の不利は見て取れた ]
Blas,
[ 生まれる爆風を御して、
宙を舞う戦輪の一を、勢いを弱めつつも己の元へと引き戻す。
右手に込める力を緩め、左へと退いた。
そのまま左後方へと身を捻り、右足は逆に踏み出して、肩を当てる形へと。
下ろされる刃は躱し切れまいが、単純に退くのはよしとしなかった ]
[ずくん。避けるでも受け流すでもなくもろに受け止められたことで、右手に激痛が走る。
だが、ギリッと奥歯が軋みを上げるほどに噛み締めて、苦痛の声を押し殺す。]
ぁああああぁぁぁっ!!
[代わりに雄叫びをあげると同時、接近する間合いの中間点、そこにしゅるりとパチンコ球大の水の珠が数個出来たかと思うと]
ぱんっ!!
[高速でサキの顔面に向かって発射。威力は銀玉鉄砲程度だが、牽制としては十分。サキの放った手刀が首に吸い込まれるのに僅かに先んじるか。]
[単純に力の競り合いだけならば勝つ自信がないわけではないが、相手の武器の性質上わずかな寸分でもずれてしまえば逆に競り負け兼ねないもの。
爆風を御されたところでそれはそれなりに目的は達成される。
競りあう力がずれたと思えば左半身を狙われ、小さな舌打ち一つ。
そのまま長刀は手元に肉に食い込む感触を伝え、わずかに眉が寄った]
っ
[そんな微かな躊躇が左身に迫る衝撃への反応を遅らせる。
故に、声にして]
───weekira
[相手の自分の間、ほんのわずかな至近距離での爆発。
その衝撃を利用して後方へと下がり]
[目の前に放たれる水弾。普段ならば身を躱してしまうそれを、最小限の動き──目に当たらないように顔の位置をずらすだけで、いくつかを額や頬に受ける。痛みは走るが視線をマリーから逸らすことなく、そのまま手刀を振り落とす。ただ、顔の位置をずらしたために、落とすべき主軸から手刀が僅かにずれてしまっていたが]
[ 走る痛みにも構わず攻め込もうとした瞬間、
間近で起こされた爆発に押されて、此方も後方に下げられた。
左足を軸にして踏みとどまり、
くるりと回りながら、戻って来た輪を左手で受け取る。
ヒビキに対して正面に向き直り、
ちらり視線を己の右腕に向ければ、手首近くから滴る血 ]
……さっすがに。
マジモンでやるのは初めてだなぁ。お前とは。
[ やはり言い様は軽く、再び、相手へと駆けた。
間合いギリギリで一瞬身を沈め、――跳躍 ]
Flu"gel ―― Anstieg.
[ ふわりと軽く舞い、ヒビキの頭上を抜ける。
空中での、一回転。
同時に振るった右腕から放たれた銀盤は、後方より其の背を狙う ]
[牽制の水鉄砲を最小限でかわすサキ。だが、顔の位置がズレたせいで、手刀の命中点がわずかにずれる。
それでも飛び掛ける意識を根性で繋ぎ止め、朦朧とする目でサキを見ると]
これ、でも……食らえぇぇぇぇぇぇっっ!!
[いつの間にか左手側に集められていたバスケットボール大の水球3つ。
ギュッと左手が握る。すると、それらが一瞬で圧縮され、先端から針の太さ程度の水のレーザーが至近距離からサキの腹部を貫かんと発射される。]
[爆発そのものにダメージを感じるほど弱なつくりの身体ではないが、体よりもどちらかといえば負荷がかかっているのは精神の問題]
…そうホイホイ真剣なんか使えてたまるか。
[きり、と微かに奥歯が忌々しそうに音を鳴らす。
軽い言葉と相反さずに間合いを詰めてくる姿に構えなおすも視界から消える姿、高速型の本能か、後ろだと判断できてもそれに対峙するには間合いが余分で]
…ッ!
[左足を軸に大きく回転したところで避けきれず銀盤は右の二の腕を掠め。
僅かに顔が歪み、白いTシャツに暗い赤が滲む。
は、と息を吐き出して、どうにか足で揺らぎそうになる体を支えた]
[左腕の痛み、顔の痛み。如何に護りが硬いとは言え、意図的に受け続けていればダメージは蓄積し。鈍い痛みにより集中力が欠けそうになる。ふ、と短く呼吸し、次の動作に入ろうとした瞬間。マリーの左手に集められた水球が変化し、殺傷力のある武器と化す]
汝、固き土。
されど個と解せば軟き流砂と成す!
[一番最初にマリーへ接近した時に踏み抜いた地面。そこから離さなかった足を中心に、気を解放し、マリーの足元を崩そうと変化を起こす。攻撃が放たれた今、体勢を崩させ攻撃を反らせられるかどうかは一か八かの賭け。それでもそれに縋ったのは──]
[ 跳躍の後。
背に生えるは鷲に似た、一対の翼。
その色は今にも闇に溶け込みそうに深い黒 ]
まあ、日本って平和だしなぁ。
見た目上。
[ 滲む赤に眼を眇めつつ、
ばさり、空気を打つ音と共に飛び、距離を取る。
宙に居れど、まるで地上と同じように、
翼でバランスを取り、風を呼び、輪を右に引き戻した。
そう高い位置ではない――精々人二人分程――にも関わらず、
見慣れた公園は、随分と小さく思える。
風が心地好い。 なのに。
眼下にヒビキを見下ろした侭、追撃は加えず ]
――そろそろ、止めとくか?
[ そんなことを、問うた ]
[徐々に砂へと変化していく地面。しかし地面への気の回りが遅い。攻撃をくらい過ぎたか、変化させるための気の練りが足りていない。連戦による精神的な疲労も残っていたのだろう]
ぐっ……!
[成すすべなく、水のレーザーは幸貴の腹部を貫いていく。くぐもった声を漏らし、貫かれる反動で後方へと吹き飛び、そのまま仰向けに倒れ込んだ。倒れた地面に、少しずつ紅き溜まりが形成されていく]
[レーザーを食らい吹き飛ぶサキ。同時に、彼女自身の体力も尽きたのか膝がガクンと落ちる。
だが、剣を杖にし、笑う膝を気力で押さえ込んで、立ち上がる。]
…………あと、ふたり。キューちゃん、救わない、と。ユーゴ、約束、守って、くれるか、なぁ。
[ブツブツと呟くと、倒れているサキを放って夢遊病者のようにフラフラと、そして、時折ズシャッと転びながらも、何処へとなく*歩いていった*。]
っ、は…。
搦め手、なんて、慣れないこと、するもんじゃ、無いね…。
それでも、傷つけ、すぎるのは……──。
[嫌だった。何故そのような行動に出たのか。光邦にも加減はするなと言われていたはずなのに。それもまた、『霊亀』たる性質が影響していたのかもしれない。何より、マリーが傷ついては九尾も、久鷹も、悲しむだろうから]
…表面上は、な。
[漆黒の翼に少しばかり瞠目、それからは、と小さく唇が息を零す。
それは、諦めにも似ていたし、けれど確かに笑みでもあった。
暗い赤の滲む上に手を重ねれば、戒めるように傷口に指を立てる。
抉るほどではなかったが、確かにそれは痛くて、けれどその痛みのおかげで自分の考えが少なくとも一つは纏まる]
…んだよ。
出し惜しみして、損した。
[微かに、唇はつりあがる。
それは。いや、それこそが返事だとばかりに。
手は長刀を目前にかざし血に濡れた指先が刃をなぞる]
────。
WAS YEA RA CHS HYMMNOS Fayra:E-z
was yea ra chs hymnos yor
en chsee fwal fwal yor
exec drone hymnos Fayra:E-z
enter>>H-S//
[紡がれる言葉。
背に、白く舞い上がる炎は三対]
───MA KI RA CENJUE PAK SOR
[血と炎による再練成。
手にするは─── 一振りの大長刀(ナギナタ)]
[霞む意識でマリーがふらふらと立ち去るのを見つける]
拙い、な。
止める、つもりが、逆効果、だ。
どうにか、しな、きゃ…。
[気持ちだけが逸り、身体は全く動かない。零れる紅は意識を朦朧とさせ、発しようとする声を奪う]
[しかし幸いここは土属の影響が高い場所。少しずつではあるが、土気の力を借りて、腹に空いた穴の、簡単な止血だけは施すことが出来るだろうか。どうにか止血が終わった頃、大地に零れた紅は地へ吸収され。赤黒く残る色を残る気力で元の土色へと戻す。それが終わるとふつりと意識が途絶え。光邦や沙耶香が回収するまで、その場に倒れていることになる。今が夜であるのは*不幸中の幸い*]
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