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報せるのもそうだけど、ユーディット、休まなくても大丈夫かい?
[提案を受けて気遣う言葉をかける。それにも大丈夫と返されたなら、他の者が居る場所の当たりをつけて、報せに向かうことになる*だろう*]
─回想─
[ユーディがこちらを見上げるその目は見れなかった。
笑顔を作ることだけで精一杯だったから。
明日お代を持ってくるね、と言われれば、わかった、と頷いて。
エーリは、何か言いたそうにしていたけれど。
こちらの気持ちを汲んでくれたようで、すぐに了承してくれた。
内心感謝しながら、去っていく二人を見送って。
もう少し長くいたら、きっと二人の前で泣いてしまっていた。]
─回想・了─
─道具屋 店内─
[どれだけ時間が経っただろうか。
しゃがみこんで泣き続けて、声も枯れて。
目も喉も重く痛くなって、しゃがみこんだせいでベッティが手当てしてくれた足からもまた血が滲み出ていて。
それでも胸の痛みに敵うものは一つとしてなくて。
これだけ泣いてもまだ足りなくて、浅い息をつきながらしゃくりあげる。
こんな姿を兄が見たら、きっと困った顔をして、もう泣き止みなさいと言うだろうと思うのに。
泣き止みたいのに、止まらなくて。]
お、にい、ちゃ…ん……っ…
…ど、して…!
[しるしに気付いた時から、自分が消える覚悟はしていたのに。
大切なものを失う覚悟なんて、全然出来ていなくて。
返ることのない問いを投げたまま、立ち上がることも*できなかった。*]
―ユリアン宅―
お前のそんな顔は珍しいからな。
[珍しいと言われれば無愛想にそう答えた。
けれど頭に置いた手を外すことはなく]
……今日だけだ。
[ユリアンとミハエルから口々に言われることには眉を顰め、目を逸らす。
くしゃりと、少し雑にミハエルの頭を撫でた]
[ユリアンがミハエルの背を撫でる時には、己は少し離れて見ていた。
視線を受ければ目線だけで肯定を返して。
押し殺した泣き声が聞こえ始め、やがて静かになり]
らしくねぇ、な。
[ミハエルをベッドに運ぶ親友を見て]
……まぁ、いいんじゃねぇの。
[顔を見合わせれば、そんなことを言った]
[その後ユリアンに尋ねられ]
俺は刈られる気はねぇ。
[瞬時険を含んだ視線は親友にではなく、見えぬ『死神』への宣戦布告。
目を閉じ、一呼吸置いて]
ただ、
多分、今やらなきゃいけないことはある。
[呟くように言って]
……頼めるか?
[眠るミハエルの方を示し、親友に尋ねた]
─道具屋→村の通り─
[立って歩ける、と言ったのは、しっかりしないと、という気持ちが強かったのだけど。
それとは別の要素もあったとかなかったとか。
ようは、歩けなくなっているのか、と判断されて倍怒られたらやだな、という後ろ向きな部分も少なからずあったりしたのだが、それはそれ]
……うん、大丈夫なんだよ。
出てくる前も、ちゃんと休んでたし。
……もし、歩けなくなりそうだったら、ちゃんと、言うから。
[気遣う言葉にはこう返して]
……それに……ミィも、心配なんだよ。
もしかしたら、じいちゃの時みたいに、気がついてるかも知れないけど。
そうだったら、余計に、心配。
[長の消滅を知った時の事を思い出し。少しだけ、眉が寄った]
─村の通り─
うん、分かった。
[ちゃんと言う、とのユーディットの言葉を受けて了承するように頷いた。次いでミハエルのことを聞くと]
……気付いてる?
誰かが消えたことを感知出来るのか、ミハエルは。
[そのことについては何も聞かされていないため、驚くような表情をする]
それが本当だとしたら……。
ミハエル、今はどこに居るだろう。
ユリアンにウェンデルのことを伝えに行ったなら、そこに居るかな。
[行ってみようか、とユーディットに提案した]
─ユリアン宅─
[ずっとずっと、宥める声は届いていて、自分は随分我儘な事を言っているというのに責める言葉は聞こえずに、あやすような言葉ばかりが届いていた。
ひとりで立っていれずに、
泣きながら、何度も何度も何度も、
消えた先の気配を追うも
──声は聞こえず、手が届かず
翠の瞳の目元は赤く腫れぼったく、
あまり泣きすぎて、心だけでなく、
身体まで、重く疲れてしまったようだった。]
─ユリアン宅─
[それから。
どのくらい寝ていたのかは定かでない。
ゆるやかに意識が浮上して、
目が覚めたのは覚えのないベッドの上で]
……エーリ、兄…?
[抱き上げて運ばれた記憶は、兄の家に遊びに行って、疲れて床で寝たときのそれにぼんやりと似て思えた。
まだ上手く前後が繋がらずにぼんやりと回りを見て]
─村の通り─
消えたことを……っていうのとは、ちょっと、違ったみたい、だけど。
うん、とにかく、感じ取れるものがあるみたい、なんだ。
[話を聞いていた時は、自分も取り乱していたから、あまり良く覚えていないのだけれど]
リアにいのとこ?
そだね、もし行き違ってたら、先にティのとこに行ってもいいんだし。
[心配なのはベッティも……というか、今は心配でない相手の方が少ないのだけれど。
提案に、こくん、とひとつ、頷いた]
―自宅―
[親友の言葉に頷いて]
することがあるなら、そっち優先に。
[ミハエルのことはまかされたと頷いて。
親友の姿を見送った。
パンを食べ終えてからは、眠っているミハエルの頭をなでたりしながら]
遺してくれたものか…
[胸中に思うことは表面にでることはない。
しばらくして、目を覚まし、兄の名を呼ぶ少女に]
おはよう、エーリに会いにいくか?
─村の通り─
そうだったのか…。
[自分の前では気丈にしていたのか、そんな素振りには全く気付かずに居た。そんな自分を不甲斐無く思う。思わず眉根が寄っていた]
それじゃ、ユリアンのところに行ってみよう。
うん、ベッティのところにも行かないとな。
[もう一人の名を出されて同意するように頷き。まずはユリアンの家へ向かうことにした]
─ →ユリアン宅─
─村の通り→ユリアン宅─
[眉根の寄る様子に、僅かに心配そうな表情を覗かせつつ。
同意の言葉に、うん、と頷いた]
リアにい、いるー?
[目指す家までついたなら、投げかけるのは、いつもと変わらない、呼びかけの声]
─ユリアン宅─
[>>94 顔を上げるとすぐ近くにユリアンがいて、
ぱち。と未だ少し赤い目元をした翠が瞬いた。]
……ああ。
[兄ではない青年の顔に、そうか。と、
ゆっくり思考が繋がる。]
いて、くれた……のか。
[へな、とまだ疲れを引きずる笑い方で、でも、無理があるわけではない笑みを浮かべた。──嫌な夢を見ることもなく、静かに寝れたのは、たぶん。]
……。寝顔を晒したは気になる。が、
…ありがとう、なのだよ。
[誰かがいると教えてくれた手があったからなのだろう。]
うん。…ベッドを占有していては、
ユリアンが眠れない。
[よいしょと身体を起こして、兄の名前に頷くも
掛け布を顔近くまで引き上げて]
…が、
ボクは、ひどい顔をしていないか?
[尋ねるくせに気になる目元の辺りは逆に隠した。]
―自宅―
[ありがとうの言葉には首を振り]
お互い様というやつだ。
[寝顔の件について触れることはないそう言ってすぐに、ユーディットの呼ぶ声と、エーリッヒの声も聞こえてきただろうか。
顔のことについては答える代わりに、一度ミハエルの頭をなでてから]
顔洗ってくるといい。
少しすっきりするはずだ。
[戸の方に向かうと開けてエーリッヒの方をみてから]
ミハエルなら、きてる。
─白雪亭─
……………んぅ。
[机に突っ伏して状態からむくりと起き上がる。]
あれ…………あ、そっか。泣き疲れて……
[ぐしぐしと目元を拭うと、重い身体を引き摺り、洗面所へ向かう。]
…………うあ。酷い、顔。
[水鏡に映った自分の顔に思わずそんな呟きが漏れる。]
─道具屋 店内─
…あれ…?……痛…っ
[気が付くと、カウンターに寄りかかったまま床に座り込んでいて。
あのまま泣き疲れて眠ってしまったらしいと思い当たると、本当に子供みたいだと自嘲の笑みを零した。
ゆっくりとした動作で立ち上がると、足にズキズキとした痛みが走る。
みれば、ベッティが施してくれた手当ての下から血が滲んでいるのがわかった。]
…しまったな、せっかくベッティがしてくれたのに。
どうしよう、…いいや、これくらいなら自分で出来る。
[一瞬頭を過ぎった影を、頭を振って消して。
今顔をみたらきっと、自分は甘えてしまうだろうと解っていたから。
兄のことも彼のことも利用してしまうようなことは、したくなかった。]
─ユリアン宅─
[ユーディットの心配そうな表情に気付くと、少し表情を崩して「大丈夫」とだけ告げ。共にユリアンの家まで来ると、ユーディットが呼びかけるのに続けて自身も呼びかけた]
ユリアン、居るか?
[呼びかけに応じて出て来たユリアンの言葉を聞くと]
やっぱり来てたか。
……レナーテが消えたことは、知ってるか?
[ミハエルのことも気になったが、先にそれを問うた。その答え如何によってはミハエルの様子を察すことも可能かと考えて]
─道具屋 店内─
…やらなきゃいけないこと、いっぱいだなぁ…。
[木苺はかろうじてカウンターに置かれているものの籠に入れたままで。
ユーディのビーズの代金もまだ出せていないし、何よりギュン爺から頼まれたものは未完成のままキャビネットの中。
いつまでも泣いてばかりいられないのに、それでも。]
…哀しいだけじゃないって、言ってたのに。
兄さんは、いつだって。
[笑っていろと、兄も。彼も。言っていたのに。]
…むずかしい、な。
[苦笑を形作ってみても、やっぱり涙も零れてしまった。]
─白雪亭─
[ばしゃばしゃと顔を洗うと、酷い顔も多少はマシにはなるか。
そうして、保存食の蜥蜴の干し肉を齧っていたが、]
…………やな予感。
[胸に去来する虫の知らせ。騒ぐ胸をギュッと押さえると、]
…………行かないと。もしかしたら……
[そう呟くと、白雪亭をあとにした。向かう先はユリアン宅。
確証はなかったが、勘はそちらへ行けと告げていた。]
―自宅―
[エーリッヒから聞いた名前に]
らしいな。
あと、ウェンのことはミハエルから聞いた。
[そう答えてから]
エーリ、後で少し話がしたい、いいか?
できれば、二人のほうがいいかもしれない。
― →道具屋―
[ユリアンに見送られ、外へ向かった。
気掛かりは2つ。
そのどちらにも場所の宛てはなく、真っ先に向かった道具屋。
2度のノックの後]
入るぞ。
[返事を待たずに扉を開けた]
─ユリアン宅─
[玄関先に出てきたユリアンの言葉。
来ている、という事にほっとするものの、同時に、姿を見せない事に少しだけ不安を募らせる]
……大丈夫、なのかな。
[零れた呟きは、問いというよりは半ば独り言]
─ユリアン宅─
………そうか。
[ユリアンの返答にはそれだけを呟き。話がしたいと聞けば]
分かった。
…ミハエルは奥か?
ユーディット、すまないけどミハエルの様子見て来てくれないか?
[ユリアンにミハエルの所在を問うた後、ユーディットに妹を頼もうと]
─ユリアン宅─
[家の主人の配慮に甘えて、たすかる。と拝んでから、
ベッドから下り、場所を尋ねて、とと。と奥に向かう。]
つめたっ
[ぱしゃっと顔に水をかけて
ぽたぽたと雫を落とし]
……うん。
[冴えてきたら醜態も意識の途切れる前のこともだんだんと思い出せてくる。]
─道具屋 店内─
…ぁ、ごめんなさい、今日はお…
え…?
[店の扉をノックする音に気付いて、今日は店はやれないと言おうとして。
すぐに聞こえた声と、中に入ってくる姿に思わず固まった。
今一番会いたくて、会いたくなかった人だった。]
…ちょ、ちょっと、なんで、ゼル…
[泣き腫らした顔は、見られればすぐにばれてしまうから。
慌てて俯きながら、何故、と。]
[随分甘えたものだとわが事ながら気恥ずかしくもなり、ぐりぐりとこめかみを押さえたりしながら]
今日、だけで、いいのだよ。
[>>76 双方の言葉に苦い顔をしていた薬師の顔を思い浮かべる。水気を含んだ自分の紙を手櫛で軽く整える。]
ゼルギウスが……優しい方がボクの調子まで狂う。
偉そうで無愛想で厳しくなくては。
…… いつものように喧嘩もできないしな。
[うん。と、深呼吸をして。水鏡で目元の赤が薄れたを確認して、なんともいえない顔で笑った。]
やれやれだ。
─ユリアン宅─
あ……うん。
そう、だね。
[独り言へのユリアンの返しに、数度瞬いてから、何となくその意を察した]
うん、いいよ。
ミィのこと、心配だし。
[エーリッヒの頼みは自分がここに来た目的でもあるから、素直に頷くものの。
二人だけで話した方が、というユリアンの言葉には、少しだけ不思議そうな表情を覗かせた]
─ユリアン宅─
うん。
…大丈夫だ、な?
[水鏡で自分の顔を確認して]
ちゃんと、まだ、笑える。
[うん。と、頷いて、入り口の方へ戻り]
―自宅―
[ミハエルには場所は、指だけで方向を示していた。
ミハエルのことを、エーリッヒから聞かれれば]
グラス落として、水こぼしてな。
怪我はしてないが、まぁ少し落ち込んでた。
[いろいろとはしょられながら、嘘は言っていなかった。
ユーディットに話す言葉に頷いて、一度家の中を確認し、ミハエルが顔を洗い終えて戻ってきたなら]
じゃあユーディ、頼んだ。
[とユーディットだけ、家の中に招くだろうか、自分はエーリッヒと少しだけ話があると、その場で]
─ユリアン宅─
ユリアン。
[奥から戻り、押しとめてくれている家主に声をかけて]
ありがとう。
… もう大丈夫、だ。たぶん。
ユーディ。
エーリ兄。
[入り口のところの二人に、小さく手を振った。]
―道具屋―
……やはりここか。
[扉を入ってすぐに目を細めた。
小声は届いたかどうか]
来たら悪いか。
[イレーネに返事をしたのはその後。
遠慮する様子もなく、店の中央付近まで進んだ]
─ユリアン宅─
ありがとう、よろしく頼むよ。
[ユーディットの承諾に柔らかく微笑んで。不思議そうな表情を見ると、少女の頭を一度撫でるに留めた]
そっか、怪我が無くて良かった。
[ユリアンの説明を聞いて安堵の色を示し。ミハエルの姿を確認すると、笑んで手を振り返す]
[それからユリアンに対しては、外で話すか?と言うように視線を向けた]
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