68 アナスタシアさんとお菓子の生る木
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― アナスタシアが消える少し前 ―
…そう、ですの?
ふふっ、オリガさんはユーリーさんと仲が宜しいのね。
[オリガの笑い声>>26は、やっぱり可愛らしく。
そこに含まれる微妙なユーリーへの評価に、少し小首を傾げつつも。
仲の良い証拠なのだろうと、嬉しそうに笑みを返す。]
ええ、久し振りにお針仕事がしたくなって来たくらい!
[可愛い、と続けられて。頬が染まり]
そう言うオリガさんもとても綺麗で可愛らしいのですよ?
初めて拝見した時、こんなに可愛らしい御方が居るなんて、と思いましたわ。
[うっとりとしながら、オリガにひらひらだの刺繍だのがたっぷりと使われたドレスを着せる想像を。]
あ、あう…あ、あまり褒めても何もできませんのよ!
[せいぜい、ビスケットが減らないくらいのお呪い止まり。]
(37) 2011/11/16(Wed) 22:41:27
グレゴリーは、メモを貼った。
2011/11/16(Wed) 22:43:46
[ドミニカの様子には気付かずに。
ニキータが動くのに、漸く彼女へと視線を向ける。
特に今は声をかけることはなく。
やはりただ、話を聞くのだった。
見ていなかったヒト、見ていたヒト。
そっと視線は周りを眺めて。
グレゴリーが現れ問うのに、視線はユーリーの方へと向かう。
一番詳しく説明できそうなのは彼だというように]
(38) 2011/11/16(Wed) 22:44:48
そ、取るのとほとんど同時に、かね。
……その時、なんか力が流れたような気がしたんだが、上手く掴めんかった。
[オリガ>>33に幾度目か、肩を竦めながら答える。
レイスのぬるい笑み>>35は、視線がそれていたのもあって気づけずに。
気づいていたら、ちょっと噛み付いたと思われるので、ある意味では幸いだった]
かくれんぼだとしたら、そんなに間、開けずにお知らせ入れるだろ、姐さんの性格的に。
それがない、ってなると、なぁ……。
(39) 2011/11/16(Wed) 22:48:09
ベル、それ、ジョークになってねえし。
[ベルナルトのとんでも予測>>28に、他の面々と同じような苦笑を浮かべる]
まあ、いっくらなんでも、ねえ?
[降りて来たオリガの言葉には>>33、頷いて同意した]
(40) 2011/11/16(Wed) 22:48:47
― 現状 ―
[大丈夫、と声をかけてくれるベルナルト>>28の言葉に、少し不安げな表情を浮かべていた顔を上げ]
…はい、有難うございます。
[安心したように、笑みを返すが。
出されたもしもの予想には。]
……………。
ナースチャなら、やりかねませんわ…。
[と、少し額に指を当てている]
(41) 2011/11/16(Wed) 22:51:02
―回想、しばらく前―
まぁ、蔵に封じられてるわけじゃないから道案内はできるけど…
変わったお菓子はあるけど、そんな珍しいのはないからね?
精々鮎寒とかヨーグルとかで。
[呟くお菓子の名前は、風の精霊が望んでいる>>1:300かどうかはわからない駄菓子の名前で。
子供のお小遣いでも買えるようなそれを蔵の引きこもりが知っていたのは、
窓から飛び込んできたグライダーからの伝え聞きでした。]
(42) 2011/11/16(Wed) 22:51:02
― 中庭・木の傍 ―
アナさんがいねぇ?
……そーいや、菓子生ってねぇべな。
[周囲の言葉に耳を澄まして、なんとなく重要な2点は理解。
ふむふむと頷きながら木を見る。
が、冗談で言われた言葉>>28もしっかり耳には飛び込んでいて]
飛び込むって……アナさんすげぇなや。
おれ、そこまではできねぇもん。
[しかも突っ込むどころかしっかり真に受けていた]
(43) 2011/11/16(Wed) 22:52:26
[からい、と言う呟きを聞いて>>31、ロランの方を向くと。
鬼火がまず目についた。]
わっ、ひ…あら・・・?
[熱気がない。むしろ、どこか肌寒いような。
思わ腕をこすりながら]
[辛そうな御菓子を食べるロランの傍に、そっとミルクティーを置いた。]
(44) 2011/11/16(Wed) 22:53:48
―回想、その続き―
…んーと。
そんなに子供っぽいかな?アタシ。
[三本目の黒棒を食べ終えて。
どんぐりガムを手の中で転がしながら、
笑顔>>1:297に対して首をかしげます。
名前を聞いたことはあっても食べたことはなかったどんぐりガム。
本当にどんぐりみたいに中身があるんだなぁ、と食べずに日に透かしたりしていた辺りが子供っぽいのでしょうが…
それでも本人は、一人前に大人のつもりなのでした。]
(45) 2011/11/16(Wed) 22:54:02
キリルは、メモを貼った。
2011/11/16(Wed) 22:54:30
大丈夫よ、ドミ。そんなに心配しないの。
ここにいるのはひとりじゃないしね?
[トン][不安そうな声のドミニカ>>36の肩に手を置いた]
[あやすように優しく軽く叩く][トントン]
何かの力が流れたみたい?
ユーリの目でも追えなかったのはちょっと厄介かしら。
[クイッ][肩を竦めるユーリー>>39に首を反対側へと傾げる]
まあ、そうなんだけど。
そろそろなにか届いてきたりしないかしらね。
[かくれんぼならいいのにと溜息を零した][フゥ]
(46) 2011/11/16(Wed) 22:55:24
[アナスタシアが自ら、というのには、とても否定の言葉が返せなかったので、そっと沈黙を守る。
まあいくらなんでも違うだろうという意見にも、否定もしなかったが]
(47) 2011/11/16(Wed) 22:59:45
[よくわからない力は感じたけれど、それはまだ誰にも言わないまま。
とある人に向けた視線が合うことはなく]
―― ……うん、 ……アナスタシアおねえさま、も、だいじょうぶだと、いいな……
[オリガ>>46になだめられて小さく頷く。
レイス>>38の視線も感じて、それ以上涙がながれないように、目元をこすった]
(48) 2011/11/16(Wed) 23:02:07
[レイスの視線の流れを受けてユーリーへと意識を向けます。
ちょうど聞こえた声>>32に状況を把握し、『わかった』という風にレイスへ頷いたのでした。]
ふーん、コイツから最後の菓子を摘んだら ね…
[無造作に菓子のない木へ触れようとします。
しかし、風もないのに葉が揺れて、魔人の指先を避けました。]
なんだ…?
[指先と菓子の木を見比べ、不審げに眉を寄せます。]
(49) 2011/11/16(Wed) 23:02:30
グレゴリーは、一度引いた指先を見つめ、ぽっと爪に火を点しました。
2011/11/16(Wed) 23:03:42
―それから、今―
[暫しよそ見をしていたら、アナスタシアさんが消えたらしくて。
話を聞くところ、木の中に消えちゃったらしい。
似たような話はあったかなと暫し自分の中の伝承やら何やらを漁るべく暫し目を閉じて…]
…ああもう、伝承とかならともかく童話しか出てこないーっ!?
[某有名なお菓子の家の童話しか出てこないけど、
そもそもお菓子の生る木が辞書に載ってるはずがないのでした。]
…人を引き込む木、だったらドライアド辺りだよね。
んで、すっと消えちゃうんだったらマヨイガや神隠し。
………でも、アナスタシアさんだしなぁ。
[どれ相手でも後れは取りそうにない…けど、うっかりお菓子につられちゃいそうでそのどれかが微妙にあるかもと暫し考えてしまうのでした。]
(50) 2011/11/16(Wed) 23:05:20
ああ、結構な速さだったな……ありゃ、予め障壁でも作っとかんかったら、避けようもねぇだろ。
[文字通り、一瞬の出来事だった消える瞬間を思い出し、は、と息を吐く]
そーだなぁ……姐さんがどっかにいるのは間違いわけだし。
無事なら無事で、なんか連絡寄こすくらいしてほしーんだが。
[何か届いて、というオリガ>>46に同意の頷きを返して、木へと視線を向け]
(51) 2011/11/16(Wed) 23:07:57
[ドミニカが目元をこするのを見て、心配そうな表情にはなった。
それから、グレゴリーが状況を把握したようなので、こちらはほっと表情を緩ませる。
しかし彼の動作に、ぱちり、瞬いて]
……?
[何をしているのだろう、と思った矢先に、火。
思わずその火を、じっと見てしまう]
(52) 2011/11/16(Wed) 23:08:58
― 中庭・木の傍 ―
けど、どっからどうやって……?
[冗談を真に受けたまま、じぃっと木を見て首を捻る。
と、傍に何か>>44が置かれた気配]
ありがとぉ……
これ、さっきの“こうちゃ”とは違うやつけ?
[先程まで飲んでいた紅茶よりも白っぽい液体を見て、置いてくれたキリルを見た。
鬼火は彼女の邪魔にならないように、ゆらゆらと移動している]
(53) 2011/11/16(Wed) 23:10:14
……んー。
誰かがなんかやった、ってんでなければ。
考えられんのって……。
[それこそ、アナスタシアが自分から飛び込んだか、或いはその逆──木が引き込みでもしたか、と。
そこに考えが至った直後、なにやら火が見えて、ちょっと固まりました]
(54) 2011/11/16(Wed) 23:11:12
ロランは、言いながら木に目を向けると、本物の火が見えた。
2011/11/16(Wed) 23:11:37
[もしも注意深く炎の魔人の顔を見ていたら
『コイツ燃やしてやろうか』
なんて物騒な視線が半分落ちた瞼の奥から覗いてるのに気づいたかもしれません]
(55) 2011/11/16(Wed) 23:12:10
アナもきっと大丈夫。
少なくとも普通のブラウニーじゃないし。
[トトン][頷くドミニカ>>48の肩を抱くように叩いていた手を止める]
[不安皆無ではないので少し力が入った][キュッ]
どうかしたの?
[指先を見ているグレゴリー>>49を不思議そうに見た][パチリ]
(56) 2011/11/16(Wed) 23:12:44
[ロランの言葉>>53に、くすりと笑みをこぼし]
ふふっ、これはミルクを加えてある紅茶ですのよ。
少し甘めですから、お口直しになりますわ。
[にっこりと笑いかけながら、鬼火の移動をちらりと見つつ。
気を使ってくれたのだろうな、と嬉しそうに笑い。]
(57) 2011/11/16(Wed) 23:13:52
ちょっと。
危ないことはしないでちょうだいな?
[物騒な視線>>55に気がついて半眼になった][じとっ]
(58) 2011/11/16(Wed) 23:14:30
[誰かの静止が届く前、炎の魔人は火の点る指先を菓子の木へ。
今度は葉が揺れる前に
パンッ
微かな音を立てて指先の火が掻き消えます。
魔人は細い眉をゆっくりと上げ、今の火を防いだのは木か、それとも周りの誰かかと確認するように見回しました。]
(59) 2011/11/16(Wed) 23:16:39
[オリガがグレゴリーへと文句を言うのに、小さく頷いて。
しかし彼の動きの方が早かった]
……?
[なぜ消えたか、わからずに首をひねり。
それから見回す視線には首を横に振った。自分は知らない、という態度]
(60) 2011/11/16(Wed) 23:19:12
にしても、どーしたもんかねえ…
[紅い髪を、がし、と掻いたところで、数人の視線がお菓子の生る木と、その傍の魔人>>55へと向いたのを見て]
ちょーまて!エロオヤジっ!!
[なんか、ものすごーく物騒な気配を感じて、思わず地を蹴った。同時にばさり、と翻ったコートがコウモリの羽根の形に変わる]
(61) 2011/11/16(Wed) 23:20:08
それはまた。
[ハフリ][ユーリーの説明>>51にはまた吐息を零す]
[捕まったらひとたまりもなさそうと視線は不安げに揺れた][ユラリ]
困るわねえ。
[フゥ][捕まったらひとたまりもなさそう]
[ドミニカの不安を煽らないようにその言葉は飲み込んだ][コク]
アナもビックリしてるのかも?
そういうのは手を抜くひとじゃないもの。
[追いかけるように沈黙してしまった木を眺めた][スイッ]
(62) 2011/11/16(Wed) 23:20:25
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