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ジョエルはお疲れ様だ、まだ帰れないの辛いなぁ…
早く帰れると良い。でも無理はないようにな。
ラッシュもお帰り、お疲れ様?
[二人纏めてぽむぽむ、ぎゅむり。]
― 7年後 ―
「何だよお前、まだそんなガキみてーな端末使ってんの?」
いいんだよ、これは変える気ねぇから。
[片手で操作するそれを見たクラスメイトが笑うが気にしない。
子供が使うような端末。最低限の機能は果たしているが、それ以上の事はできないシンプルで、見た目も可愛らしいもの。無駄に防犯ブザーまでついて、うっかり鳴らしたこともある。
多感な年頃の少年が使うには恥ずかしいだろう代物を、至極大切に使い続けている。
その始めの方、今から7年前にもらったメッセージにはLockがかけられ、消えないように保存してあった。
あれから7年。9歳だった子供は、16歳の少年になった。まだ大人にはなりきれないが、体だけはずいぶんと大きくなっていた。
顔は母親に似ていたから、女顔を精悍にしたような感じでやや頼りなさが残るのは少し欠点だと思っていたが(学校の女子ウケはひどくいいが、そこにウケても意味が無い)。
身長はだいぶ伸びた。せめてそこだけでも父親に似て心底良かったと思っていた。
端末を操作しメッセージを送ると、ほとんど間を空けずに返事が返ってくる。
その内容をみてから、おしと今日の予定を決めた。]
「オーフ、これからモール行こうぜー。新しい店が……」
あー悪い、これから用事あるから行かね。また明日な。
[クラスメイトらの誘いは断わり、鞄をひっかけて学校を出て行く先は少し離れた街の喫茶店だった。
途中で何だか流行りものだったり評判のケーキ(30分は並んだ)をいくつかと、ブランド物のチョコレートを箱で買う。大箱と中箱、2つ。それから花屋に寄って、大きな花束を一つ買って扉をくぐる。]
ルーシーさん、ちは。
[挨拶しながら中に入りカウンターに腰掛けると、姐さんと呼びなさいと警告が。おっとうっかりとか言いながら、持ってきたケーキとチョコレートの中箱を土産と称して渡した。
土産を渡すと機嫌は良くなったのか、飲み物を奢ってもらった。いつも通り。エリカはと尋ねると、少し出ているらしいとの事。飲みながら待つ事になる。]
コーヒー、ミルクだけ入れて。
[まだブラックでは飲めないのかと笑われたら、少しだけ唇を尖らせた。そんな仕草には昔の面影がまだ濃く残る。他の荷物は脇に置かせてもらった。]
いーの、まだ学生なんだし。
勉強?ちゃんとやってるよ。進路の事もあるし基本的な事は――っと、ちょっとごめん。
[会話途中で端末の電子音が鳴ったので開くと、テンションの高い声が聞こえてきた。]
『いゃあごきげんようディアマイクライアント。君の財産管理人で弁護士のディーノだ。
恒例の定期連絡だが、喜べ!
この間の資産運用が大成功を納めてこれにより君の資産は前年度比130%増に―――』
まてこら増やすな弁護士!管理だけでいいって言ったじゃん!
ってかこれ以上増やしてどーすんだよ!ただでさえ使い道に困ってんのに。
昼飯一品増やして食後にデザートつけてコーヒー高いの飲んでもおっつかないんだぞ!
[端末越しに文句を言うも、「管理運用全般を任せる」とか契約してしまった為にあんまり取り合ってはくれない。何時もの事だが。
有って困るものでは無いだろう云々言われて、ほぼ一方的な定期連絡は切れた。
溜息つきながら端末を切ると、店主は呆れた様子で。]
「君、いい所の坊ちゃんなのに無茶苦茶庶民的な贅沢してるのね…」
突っ込みどころはそこ?
まぁ……爺さん婆さんは金持ち的な暮らししてたけど、そもそも父さん母さんとは普通な暮らししてたから。
母さん、一般人の暮らし方ってのに嵌ってたからなぁ……。
[子供の頃は全く疑問に思っていなかったが、いい所のお嬢だった母親は、庶民的な買い物、庶民的な料理、庶民的な(以下略)というのがえらく気に入って、充実した庶民ライフを送っていた。
別に父親の給料が悪かったという事はない。その証拠に、父親が残した金もまたけっこうな額だった。
弁護士の言うとおり、困ることも無いでしょうと店主は言う。それには苦笑というか、少し諦めたような笑いを浮かべて。]
持ってたら持ってたでこう、色々とさ…。
爺さん婆さん死んでから、余計に金持ってるのが知られてさ。方々から色々来るのはちょっとキツイよ。
[怪しい団体やら勧誘、寄付のお願い、遠すぎる親戚等、祖父母の家には毎日ほぼひっきりなしに知らない人が尋ねてきて辟易していた。
広い家に一人で暮らす不便もあり、結局こっそり引っ越して、あの大きな家はいまは無人だった。]
[家を売ることも考えたが、母の生家という事もあり、なかなか踏み切れずにいる。]
いっそ全部寄付なりして手放す事も考えたんだけどさー…一応、父さんとかが残してくれたモンだし、無碍にも出来ないし。
欲しいものとか必要なものは、大体手に入れてるから、それ以上は今は必要ないし。
[一番の贅沢品と呼べるものは、両足の義足だった。これだけは、旧型から新しく性能の良い物に変えてある。
機械の足でなく、生体部品を使うことも進められたが、それには首を振った。
過去の一件があって、自分とは違う生身の体を体につけるのは、何となく嫌だった為。
それでも性能がずば抜けて良いそれは、生身のものと殆ど動作に変わりが無いから、不自由は無い。]
投資とかも結構してみたけど、減りはしないしなー…。
[そう言うと、店主の口元には笑みが見えた。何を言わんとしているかは理解しているので、肩を竦める。]
エリカ姉ちゃんには内緒だぜ?
姉ちゃん周りの企業占めてんの。
[手に余る金の使い道に困った挙句、エリカの会社周りの株やら何やらを買い占めておいた。
といっても仕事のあれこれには手を出さず、艦のメンテナンスや整備、裏方部分で悶着起きないように、ほんの少し手を貸しているような状態だったりするのだが。その辺、例の奇抜な弁護士に一任しておくときっちりやってくれてる有能加減は、さすが父親が言うだけはあるなと一応感心していた。一応は。]
あんまり俺がどうこうすると、逆に姉ちゃん怒るだろうし……難しいよなぁ。
[本当はもっと手伝ったり、助けたいとは思うのだが、大金を出すだけは違う気もするし。
悩むように、カウンターに伏すと「若いわねぇ」と笑われた]
…わかってるよ、まだ子供なのは。
[勉強してる身の上じゃ、いい男にはまだまだ足りない。
そうなるための準備期間、だと割り切るようにはしているものの、早く大人になりたいと、逸る気持ちはずっと燻っている。
心の中を見透かしたように、店主に頭をくしゃと撫でられた。
癖のある髪に、よけいに癖がついたが嫌な気持ちにはならない。そういう所はまだ子供なのかもしれない]
[扉が開く音に顔を上げると、待ち人の姿が見えて嬉しそうに笑った。
エリカに今日来るという連絡は入れていなかったので、何しに来たのか尋ねられる。
少し驚いたような表情が見れて、黙って来てよかったなと思った。]
絶対断れないデートのお誘いに来たんだよ。
[笑顔で言う。エリカの予定が無いのは、ルーシーに先に確認済み。
はぁ?というような顔の彼女に。]
姉ちゃん、これから
――――墓参りに行かね?
[正確には墓ではなく、あの後建てられた慰霊碑へと。
久しぶりに行こうと誘った*]
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終わりまであとちょっと。
どのくらい来られるか分からないからご挨拶。
楽しい村をどうもありがとうございました。
変なことしかしてない奴ですが、またどこかでご縁がありましたらよろしくお願いいたします。
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7年後おつかれーw
ていうかディーノwwwwwwwwwwwww
なにこのツボる弁護士wwwwwwwwwwwwwww
[思わず緑化]
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親子邂逅はいい加減親子水入らずにしてやりたいが、ノブの返答待ってからにしたいw
ねむねむしてたらオーフェンのが見えて目が覚めた。
着実に良い男に近付いてるな。
頑張れ少年。
ディーノについては笑うしかない。
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パトラッシュはみんな居なくなった頃にひっそりと消えるつもりだったのn
とか言ってたらオーフェンがでかくなってる!
7年間ちゃんと一途なんだなぁ。
つかディーノの性格そっち方面ですかww何となく気難しいイメージしとったww
― 第二階層・通路 ―
[惚気に喜ぶシノブ>>931は呆れ顔で見て。
スティーヴ>>932に笑われると左手で首の後ろを掻いた]
母さんの話すのは惚気混じりのばっかで。それもガキの頃にしか聞けなかったから自分なりにイメージするしかなくってさ。
ジョエルはジョエルであんなだったし。あんなだからこそジョエルだったんだし。それはそれで言い奴で。
じゃない。そっちの話じゃなくて。
[頭の中を言葉にして纏めようとしても、上手くいかない。
髪を巻き込んで掻く手がガシガシと勢いを増す。
聞きたい事を聞いてしまえといわれて、大きく息を吸う]
母さん…ミュウ・フォーラントは。暁志延にとって。
どんな人だった?
[聞きたかったあれこれは、その態度を見ていたら聞くまでもないようなことになってしまった。だから、母から父を教わったように。父から母を教わりたいと、そう思った]
……謝ることじゃないだろ。
好きでそうなったわけじゃないだろうし。
[ようやく。その人の顔を正面から見る。
視線と視線を合わせ。困ったような笑みが浮かんでるのを見て。
記憶の中で母が浮かべていたような、力強い笑みを浮かべた]
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うやうっ。やたらと時間がかかってしまった!
そしてここで呼ばれてしまったんだ(汗
夕方にも一度シャワーは浴びてるから、急いで行水いてくる!
素敵RPは後でゆっくり見るんだ。
終了前にザッと目を通すだけはできるといいな(><
[兎猫猛ダッシュ**]
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駆け足でさくっと返しっ!
コートと帽子に関しては、せるふぃ参照d(待てこら
そして、お仕事内容の方をさくさくと書いてしまおう……1時間、きる。る。
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ディーノ大人気予想外だった。
おれの中でディーノはテンション高いうそ臭い有能な人だった。
しょっぱなにディーノと会った時、とーちゃんほんとに大丈夫かよと心の中で突っ込むくらいに(
うさんくささだいばくはつ(
>>947リディアねーちゃん
おつありー。頑張ってるつもりなんだ!
でもまだまだ(´・ω・`)
いいおとこって遠いね。
>>948フランのねーちゃん
ありがとう(*ノノ)
最期のあれは、こう誘ったらきっと姉ちゃん断らないよね!
と子供が考え出したずるいやり方だったので褒められるとうれしい。
>>949ジョエルにーちゃん
挟むのは気にしない!
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