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[呆れたような吐息を一つ零し、青年はひょい、と大地を蹴、ろうとして、空を切る無限の鎖を視界に捉えた]
おや、時空竜殿のお迎えか。苦労性だね、あの人も。
いや、人じゃなかったか。
[見知った気配に笑みを零すと、無限の輪の導くままに、吹き荒ぶ嵐を突き抜けるがごとく、地に足をつくとも見えずに駆け抜けていく]
気がついたら……か。
てことは、君は無差別呼び込みの犠牲者、って事になるのかねぇ……。
[普通に考えれば、王に呼ばれぬ他者がここにいる理由は考えられないのだけれど。
手を伸ばされた梟はゆる、と首を傾げて伸ばされる手の動きを追う。
丸い目にあるのは、微かな好奇の光]
[周囲を見てくる、とアルは一言だけ告げてするり飛んでいった。
まぁ迷子になる事は無いだろうし。万が一迷子になったところで
何だかんだ言って、オレより生きてるから、何とかなる気がする。
それアルは、あの人の元には絶対に返ってくるから。
服を固く絞って、勢い良く広げるように振る。
パン、と気持ち良い音が鳴った。これでも、洗濯はある程度出来る。
二人の記憶を頼りに見よう見まねでやってみたけど、慣れれば案外平気]
天気も良いし。そのままにしておけば乾くかな。
[流石に下の服までは脱げないから、そのまま裾だけ絞る。
一度絞った服を、よいしょ、と再び着なおそうとして、ふと。]
……。?
[視線の先に映る、輪っか。
何だろう。服の穴から、半分顔を出したまま、思わず目を瞬いた。]
無差別。呼び込み?
[緩やかに傾げられる首]
[左眼にかかる髪が零れて僅かに覗く空の青]
[後にあがる声は気にも留めず意識は梟へ]
[指先が体躯に触れれば羽根を撫ぜようと]
召使い ユーディット が参加しました。
―北部エリア・氷結洞―
[全てを凍てつかせる冷気の只中に佇む少女がひとり。
明らかに場違いなエプロンドレス姿で寒さを感じないかのように結晶の花を眺めやり、氷に覆われた床を歩き出す。]
感じたのはこの先・・・。
人以外に興味を覚えるなんて何十年ぶりかしら。
[ぽつりと呟くと滑るように足音ひとつたてることなく洞窟を後にする]
[瞬く間に、鈍色の空が抜けるような青に変わり、穏やかな草原の風が頬を撫でる、ひとつ、ふたつ…覚えのある気配を感じて、速度を緩めた]
時空竜殿だけじゃなくて、火炎の若竜殿も、かあ、竜族大集合?
[軽く首を傾げて辺りを見回す]
なんだか、やっぱりただ事じゃない気配だね。
まあ、そうでなくちゃ僕が寄越されたりはしないんだろうけど。
[馴染んだ気配にそらした意識は、目の前の声に再びそちらへと。
記憶の奥にある魔の姿と、目の前の彼と。
その相違点に疑問を感じつつ]
そう、無差別呼び込み。
ただいま、原因鋭意解明中……に、なりますか。
まあ、ここで突っ立ってても仕方ないし、休める場所があるんだけど、行くかい?
[ごく、軽い口調で問いかける。
白梟は刹那、相方に視線を投げるも、そのまま、撫ぜられるに任せ。
少年は、どこかきょとり、とその様子を見つめているか]
…え?
[通路の先の2つの姿。
少なくともその片方には見覚えがあって。
思い出すのに時間かかったなんてことは、多分無いよ。きっとないと思う。]
…なんでこんなとこにいんの?オトさん。
[鳩が豆ガトリング喰らったような顔。]
[白き翼の流れを辿るように指は動いて]
[離れると同時に視線は黒へと戻される]
……、
[問いかけに、数秒の間。]
[硝子の壁の向こうの塔を見やり]
[様子を眺める少年を一瞥して、]
[動きが、僅かに止まる。]
ん、
[答える前に、背後からの声]
――ふぅん。
[独り言の様に問いを投げれば、是の応え。
識っていると思った感覚は、間違っては居なかったらしい。]
とにかく、悪いものじゃないのが確かなら、良いんだ。
[ぽすん、と頭を通して。整える。
少し、服が皺になったけど。…まぁいいか。気にしない。
そんなこんなしてるうちに、ある程度周囲を見回ってきたのか
再びすぅとアルが降りてきた。そしてちゃっかり再び頭の上に着地。
もっと留まる所だってあるのに。]
[そのまま歩みを進めると、予想通り時空の竜と火竜の騎士の背が目に入る。そしてもう一人、見知らぬ青年の姿。今までその気配を感じなかったのは、この界と同じ機鋼の気を彼が持っているからだと知れる]
やっほー!こーんにちーはー!
[とりあえず、手を振ってみたりして]
[近づいてきた気配と、呼びかける声。
それは馴染み深いものの一つで]
……なんで、って。
機竜卿に、色々と頼まれてね。
若竜こそ、なんでここに?
[虚で眠っていた間の外での出来事などは知らぬから、こちらも不思議そうに問いかけて]
[返事のない様子に、ゆる、と首を傾げつつ。
どうしたのか、と問おうとした矢先の元気のいい声]
……おやま、君まで。
[手を振る姿が目には入れば、口をつくのは呆れたような声。
同時に、それまで下がっていたセレスティンが歩み寄り、服の裾をぎゅ、と掴んだ]
……セレス?
[突然の事に、思わず上がる、怪訝な声]
あー、うん。なんか頼まれモノ届けにね。
火精の奴等は金気嫌だから、俺が。
一度来てみたかったしさー。
[そのまま周りをぐるりと見回し、ライデンに手をふられてふりかえしてみたり。
*すっかり観光気分な様子*]
―北部エリア・外周区画へと繋がる通路前―
機鋼界に立ち入るのは始めてですが、中々変わったところですね・・・。
[立ち並ぶ塔を視界におさめ感嘆のため息をつき通路を歩き始める]
おかえり、何だかお迎え?が来たみたいだよ。
[頭上の鴉に、輪を指差してやる。
周囲に危険なものが、とりあえず無い事だけは確認したらしい。
相変わらず無愛想な報告に、ありがと、と一つだけお礼。
…お礼を言わなかったら、まぁきっと怒られるし。]
まぁ、とりあえずアレに、ついていけば良いんだね?
とりあえず、服乾かしたい。
[尋ねた内なる相手が答える前に、すたすたと輪を追いかける。
余程の事が無い限り、どうせ笑って止めないだろうし
逆を返せば――危険なら、止めてくれるし。]
そう、僕まで。
[時空竜に呆れた声をかけられて、てへ、とばかりに笑みを浮かべ、手をにぎにぎ]
他にも沢山おいでのようですけどね。
と?そちらは機鋼界の?
[セレスティンの姿に瞬き]
む?
クセモノっ!
[オトフリートの放ったものは先程からずっとそこにあったのだが、気付いたのはいまなのでいま飛来したと勝手に思われている。]
やっ!
[金属らしい何かの輪に飛び掛かった。
ナイフを素早く突き出す。
突きの動作の途中でナイフは槍に変化する。
ふわふわと、優雅に見えるほどあっさりと突きをかわした輪に追撃を仕掛ける]
届け物……ああ、なるほど。
[火精、という言葉に大体の事情は察したらしい]
つまり、君は無差別呼び込まれ組ではない、と。
[だったら、こんなにお気楽じゃないか、とは。
さすがに口にはしなかったが]
ああ……この子は、セレスティン。機竜卿……機竜王リンドブルムからのお使いさんだよ。
[言いつつ、黙り込んだまま、服の裾を掴んでいるセレスティンをちらりと見やる。
どこかぼんやりとした表情、そこには微かな怯えが浮かんでいるようにも見えた]
[青の片目に映る、見知らぬ景色]
[周囲の話し声も辺りに響く騒音も]
[まるで聞こえていないかの如く]
[ふらりとひとり勝手に歩みだす]
どーも、お久しぶりでーす。
[火竜の騎士に手を振られて、にこにこ。次いでセレスティンの紹介を受けると、成る程と頷いた]
そっか、機竜王殿の…て、僕、なんか怯えられてます?
そういえば、時空竜殿にも、小さい時怯えられて、雷撃王が落ち込んでましたっけ。
雷撃の属って子供受け…しないだろうなあ。
[何やら一人で納得していると、目の前でふらりと歩み出す青年]
あれ?どこへ?
あー……この子も、機鋼のものだからね。
純粋な雷撃の力に、ちょっと怯えてるのかもしれないな。
[くく、と笑いつつ、金髪の少年の頭を撫でる]
……と。
[直後に、ふらりと歩き出す青年の姿に気づき]
ちょっとちょっと、どこへ行きますか、と。
何あれー。小さすぎるんですけどー。
[何度目かの渾身の突きを通路に叩き込んで(通路自体の強度なんて知ったことではない)座り込んだ]
……ていうかあれって時空?
[硬い床と冷たい鎖が触れ合う]
[じゃら]
[しゃら]
[奏でられる音]
[故に居場所を知るのは容易く]
[問いかけにも答えずに夢遊病の如き足取りで]
[細い通路を抜けた先に広がるのは鮮やかな緑]
……あのね。
一体、いつの話をしていますか、と。
[仔竜の頃の話を持ち出されれば、思わず零れるのはため息。
雷撃王の持つ力の大きさに怯えた事自体は、否定すべくもないのだが]
[足音もなく通路を歩き、外周区画へと。
硝子の壁の向こうに見える人影へ向けて歩を進める。
硝子越しでなく姿を確認できる距離まで近づいたところで声をかけ。]
こんにちは。こんなところで立ち話ですか?
なにそれーていうか時空ってそこらへんにごろごろしてるもんじゃなくない?
[口調は、最近人間界で覚えたようだ。下品だ、ということで親には不評だったが]
[ため息こぼす時空竜に、あはは、と楽し気に笑って]
確か600年くらい前だっけ?
[伸ばした手は届かなかったようで、誰の言葉も届かぬように草原へと向かう青年の背を見送る]
[揺らめく無限の輪は、座り込む少女をからかうよにくるりと回る。
こちらにおいで、と誘うよに]
……て。
[それを放った者はと言えば、かけられた声にきょとり、として]
まあ、立ち話、ですか。
……というか、一体どんだけ……。
[呼び込まれてやがりますか、と。
呟く声には、やや、呆れが混ざるだろうか]
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