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[扉が開き、外の冷たく澄んだ大気に、酒場内の空気が僅か混じる。
それは確かに暖かい、――のだが、それ以上に]
……臭い。
[片の手で、口許を覆う]
[辿り着いた建物を見、ひとつ頷いて]
…成程。
[多分見た目を覚えてる。道を覚える自信がないから]
私はルートを繋いでこよう。
先に行っていてくれ。
[言うなり馬屋の方へ。
さすがに目的地が見える距離、迷いはしないだろう。
きっと。多分。恐らく]
[目にする事もない、という言葉にぽむ、と手を打ち]
あ、まあそうだろねー。
つか、騎士団で飾り細工っていうと、上級騎士の儀礼用のマント止めとかくらいだろーし。
その手なら、たまに師匠に発注きてるから見るけど。
つーか、うん、騎士っつーと、武術一筋って印象だよなー。
[妙に納得しつつ、馬屋へ向かう背を何となく心配そうに見送る]
……大丈夫かね〜。
[ぽつり、呟いた後。ふと、背後に気配を感じた気がして振り返る]
[周りの会話を聞きながら、後ろのほうを着いて歩き]
[酒場の扉が開かれる前に、何気なく後ろを振り返り]
あら、…こんばんは?
[其処にいた金髪の少女に目を留めて]
[黙り込んでしまった少年に、機嫌を損ねてしまったのかな…と口をつぐむ。
元々、敬語は下手で元の主人によく怒られていた。こういう時は黙っておく方がいいと、もう感覚のない足で、皆の後ろを付いていく]
[少年の率直な感想に苦笑し]
…確かに、お酒のにおいはきついかもね。
[そういうと、ちょうど空いていたテーブルを指さし]
あそこ…空いてるから、座ろっか?
…?
[皆が振り返っているのを見て、目を瞬かせた]
[てとてと、とことこ。
子供の足音はとても静か。
マフラーは辛うじて、細い首を隠すけれど、
その白い手は、赤く染まっている。
小さなバッグを肩からかけて、子供は酒場を視界に入れた。]
ついた。
[小さく呟いて、少し、すこし、声は弾む。
前の人たちが入っていく。馬に乗った赤い人は、いなくなる。
男の人が、振り返る。
女の人が、振り返る。]
あ。こんばんは。
[よく知った、人の顔。]
[村の外れの、人の顔。]
[振り返った先に立つ少女の姿に、肩の相棒がきゅ、と声を上げる]
よ、こんばんわだな。
祭り見に出てきたんか?
[挨拶をする少女に近づいて。ぽふ、と頭をなでつつ問いかける]
[苦笑するイレーネに、口許を覆い顰めた顔のまま]
……酒、だけではない……、人の、臭いも……なんと、いうか。
[一仕事終えた男達の集う酒場では、仕方の無い事だろうが。これもまた、彼にとっては縁の無い事だった]
[座ろうかと言う言葉に、頷こうとして、同じように振り返る]
[自分よりも幼い、子供の姿。
確か、ユリアンと言ったか。あの鼠飼いの男と、親しいようだった]
[子供はこくりと頷いた。
頭に触れる手のぬくもりに、
少しの淋しさはどこかにいったような、
うれしそうな表情で、頬笑んだ]
祭りを見に来ました。
賑やかだから、僕も来たかったんです
[質素な服の金色の髪の少女に、一瞬驚いたものの。
きちんと着込まれた姿に仲間ではないのかとほんの少しの寂しさと安堵。]
こんばんは…。
[旧友を温める人々に小さな声を残し、そっと裏口へと回る]
…ベアトリーチェ…ちゃん?
こんばんは。
[少し背伸びをして、ようやく、その小さな姿が見えた。
その少女は時々、店にやってくる子で…
酒場にも来るのか、と一つ瞬きをすると]
ぁー、うん。みんなも、仕事終えてきたんだろうね…
[少年の言葉になにかしら同意する部分があったのか、頷いて]
…寒いし、中、入ろ?
[そう、軽く首を傾げると、空いているテーブルへと向かった]
[少女の言葉に笑みを返して]
[頭を撫でる青年を後ろから見。周りには施設の人や他の子等は見当たらず]
とりあえず、中に入りましょうか?
[寒そうだし、と真っ赤な手を見て]
9人目、学生 リディ がやってきました。
[月明かりの雪原。流れる音楽にあわせて、優雅に少女は舞う。
真っ白い新雪の上に足跡が作る華麗なる文様。]
銀のしずく
月よりおりて
白き風吹けば
黄金の実りを秋に待ち
そっか、年に一度の楽しみだもんなー。
[笑う様子に、何となく笑みを返しつつ、またぽふぽふと撫で]
取りあえず、一緒にメシ食うか?
ここに突っ立ってても寒いしな。
[頭から離した手で背中を押して、中へと促す]
……………
[思考する事、数秒]
[このまま帰ろうかとも思った、が。身体は冷えているし、これも人生経験だ。
そう自分に言い聞かせ、中へと一歩、踏み入る。
他者にとっては小さな一歩でも、彼にとっては大きな一歩である。というと、思い切り大袈裟に聞こえるが、それくらいの出来事だ]
[相変わらず口許は押えたまま。顔を赤らめた男達がわあぎゃあと騒ぐ声が耳に入り、其方も押えたくなったが、我慢する。
――信じられない。小さく、そう、呟いた]
[すぐさま駆け寄ってきた祭り実行委員会の大人たちが、慌てて彼女の手当てをする。
「…あー……折れてはいないが、見事に捻ったな…こりゃ。」
「無理っぽいねぇ、これは」
「どうすんだよ、今年の舞姫は…」
口々に慌てふためく大人たちの中で、少女は足首の痛みに泣きじゃくっている。
えぇ、そりゃぁもう、すっかり腫れ上がってしまって居たりとか。]
[ランプ屋のお姉さんがいる。
名前を呼んでもらって、子供はまた嬉しくなった。]
こんばんは。
[いつも優しいお姉さん。
中に入っていく姿。
女の人に言われたから、自分の手を見て、
真っ白な息を、吹きかける。]
年に一度の、祭りです。とても、とても楽しみだったから。去年より、いっぱい、知りましたから。
ご飯……食べていって、怒られないかな。
[無断外出だけでも怒られるかもしれないけれど、
ごはんも食べて、大丈夫かな?
子供はそれでも、中へと押されて、暖かさに喜んだ。]
学生 リディが村を出て行きました。
[やがて。
大きなエプロンを付けて現れた少女は、どこか困ったような笑顔で。はぅ、と小さな溜息をつくと、気を取り直したように接客を始めた。
真新しい靴下と――やや古ぼけているもののしっかりした靴で、ぱたぱたとテーブルを回る。]
あの…いらっしゃいませ。
ご注文は…?
[一緒に来た一団が席を定めた様子を見て、注文を取りにテーブルへと近づいた。]
[怒られないかな、という言葉にうーん、と声を上げて]
ま、そんときゃ俺が代わりに怒られてやっから、気にすんなって!
[にぱ、と笑って言い切る。
施設の子供たちを引っ張りまわし、怒られるのは日常茶飯事らしい]
[中に入れば、子供は、同じ年頃の姿を見つけた。
とても場違いのように見えて、首を傾げる。
それでも、頼もしい言葉が聞こえれば、
とても嬉しそうに笑った。]
はい、ありがとうございます。ユリアンさん。
[先程外で会った少女が、エプロンを纏ってやって来たのを見て、無言で視線を向ける。矢張り、手で口を押えたままではあるが。
ちら、と足元に一瞬目を向け、直ぐに戻して]
……注文?
[そう言われても、彼には馴染みの無いものばかりだ。
どうするのかと言いたげに、共に座ったイレーネやノーラへと視線を]
[少年の様子に少し考えるが、この空気を変えるには…よほどの事が起きないと無理だろう、と考えるのを止め]
…ベアトリーチェちゃんも、お祭り、楽しみたいもんね…
あたしも、お祭りに行くなら、夜の方が良いから。
[小さく笑むと、席に着き…
先ほどの少女に目を瞬かせ…微笑んだ]
…ぇと…あたしは、スープとパン、後、エール…
みんなは?
[金髪の少年が口を手で押さえている様子に]
…あの。
よろしければお水を持ってきましょうか…?
[空気だけで酔ったのかもしれないと、心配そうに小首を傾げ問いかけて]
9人目、研究生 エーリッヒ がやってきました。
−自衛団詰め所−
[いつもの物々しい詰め所の光景とは違い、
今日はでかでかと『妖精祭り実行委員会』の横断幕が貼られた建物。
村の若者たちは、それぞれ揃いの派手な色の法被を羽織って祭りの準備に忙しい。
やる気なさげに奥で暖炉に当たっていた金髪の優男に、実行委員長(例のごとく、普段は自衛団長だ)が声をかけた。]
…で、舞姫役に手ごろなお嬢さんを、ナンパしてこい、と?
そりゃまー、かわいこちゃんは好きっすけどー…それとコレとは…ぁー……。
[ギュンターは頼んだよーと気楽に言い放ち、青年はあきらめたようにため息一つ]
[嬉しそうな様子に笑いながら自分も席につき。
注文を取りに来た先ほどの少女の姿にお、と声を上げ]
えっとー、俺はいつもの……っても、わかんないか。
パンとスープと、あと鶏の香草焼きねー。
それとシードル。
[ベアトリーチェの困った視線には、に、と笑って]
飲み物ジュースにして、同じのでいっか?
[ごく軽い口調で問いかけ]
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