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[エーリッヒとミハエルと、ゼルギウスの会話には少ーしはらはらしたり。
そこまで険悪になる事はない、はず。
純粋に相性の問題なんだろうか…とは思いながら、もう暫くは広間でパンの感想を聞いたりと、その場に*留まっていた。*]
[光るパンの一口目を齧り、しかし二口目には中々手をつけず、もごもごと暫く無表情に租借を続ける。兄の言葉に答えるのに、飲み込むまでゆっくり指折り数えて片手分はあった>>84。]
推察をし、観察をし、見えぬを想像し、
聞こえぬを聞き、写し取り、
噛み砕き、理解し伝えるは、
ボクの役目ゆえ吝かでない──が
[光るパンを見つめ、遠ざけてみたり近づけてみたりと、真面目な顔で二口目を悩むような動作をし──頭上を見上げ、パンを掲げた。ひかる灯りを天に重ねるように。]
……掬い取り、ボクが想像したそれが、
ほんとうに正しいか、
わからないのだよ、エーリ兄。
[目を眇めてパンを手元に下ろし]
エーリ兄。
パンの感想は、
どの程度なら述べていいものだろう。
[真剣な顔で釘を刺した兄に尋ねた。
近づけて、遠ざけてから、ようやく二口目に挑む。]
…………。
…
……、母なる大地のような味がする。のは確かだ。
[土の味。と言うのはどうやら控えた。]
想像出来たなら、相手にそれが正しいのかを訊ねれば良い。
それを重ねて行けば、次第に訊ねずとも分かるようになって行くよ。
[にこり、と諭すように言って微笑む]
うん?
………ああ。
[そんな味がしたのか、とミハエルの表現で悟る]
そうだね、そう言う表現なら良いかな…。
[はっきり言ってしまうのと遠回しに言うのとどっちが良いかな、と少し考えてしまった。自分は出来るだけ遠回しに言うようにしていたけれど]
[食べるのを躊躇するようなミハエルに、俺が食べようか?と視線で問う。如何なる味でも作った者に敬意を払うため、残さず食べるのは自分のモットー*だった*]
ふん。囀るのがボクの仕事なのだ。
煩いのは多少なり仕方ない。
[パンに向き合うが忙しく、難解な問題を解くときのような顔をしながらゼルギウスには律儀なほどにそう返す>86。]
其方は、あれだな。
オドリグイ。という奴だな?
ゲルダの発想力には、毎回ながら実に感服する。
[手にとられるもう一種のパンを見ながら、兄がゲルダに告ぐ感想も、興味深々と聞いて頷き]
ああ、お腹の調子あまりよくないな。
[食べたパンが古かったせいか、ゼルからもらった薬を探している。
自分で見つけるのが先か、きのこに気付いたゼルがこちらに来るのが先か**]
―中央広場―
どーも。
ちゃんと作れば美味ぇのにな。
[ゲルダからパンを袋を受け取る。
褒めてるのかけなしてるのか不明な言葉を添えて。
ミハエルの頬が光るのを目端に捉えて]
……あっちじゃなくてよかった。
[目を逆方向に逸らしつつ、小声]
……まぁいい。
パン買う暇が省けたのはいいにせよ、時間食っちまったな。
[エーリッヒの笑顔に、色々と面倒になったらしい。
律義に返された答えは聞こえぬふりか、パンを食べる兄妹に背を向ける]
元凶もいなくなったし、帰るか。
[先程のパンを手持ちの袋に加えて持ち直し、再び家路につくことにした。
親友のミスに気付くのは、自宅に着いた*後のこと*]
聞く。か。
[>>93 兄の言葉と笑みに、ちらりとゼルギウスを見て]
……そうだな。うん。
ゼルギウスなら幸いそこにいるのだし、
わかった。リーエ兄。
なるべくなるべく、留意するようにする。
[こくり、ひとつ頷いて許可を貰って方向を確認するようにこくこくと二度頷く。続く視線の問いにはふるりと首を横に振った。]
大丈夫だ、リーエ兄。それによく味わわねばいけない。
これは、中々、味わう機会のないものだ。
[重々しく頷き、多少慣れたのか四口目を飲み込む速度は多少早くなっているようだった。礼儀とは別に、どれだけ己の味覚にそぐわなかろうと、新しい「味」として記憶しておこうとしている様だった。]
[ユーディットを見送る様子もちらと盗み見、ゼルギウスの小声の感想にべ。と舌を出したけれどそれだけ。]
今日、ボクは、大地というのは、
じっくり噛み締めていると、
意外と甘かったり酸味があったりする。
……という、歴史的な発見をした。
[頬の中の蛍火を飲み込み、食いきる頃に、ゲルダには真顔で味の感想を伝える。]
ゲルダ。しかし、食感が、
少々、砂塵のようなハーモニーを奏でている。
──ボクにも、一つ、普通のパンをもらえるだろうか?
[不味い。とは言わずに迂遠な表現で、しかし、やはり素直に味の感想を伝えた**]
[帰路につくゼルギウスを見送って。ミハエル>>99が頷くのに柔らかい笑みを浮かべた。一度、その頭を優しく撫でてから光るパンに齧りつく]
……うん、これはちょっと受け付けない人の方が多いかもしれないね。
光るパンって言うのは幻想的なんだけど。
これ、かなり生地に練り込んでるよね、ヒカリコケ。
使うんだったらもっと減らすか、表面にまぶすくらいにした方が良いかも。
でも味と食感に癖があるから、少し使うだけでも厳しいかな…。
食感は、練り込むならわざと固めに焼いてしまうのも手かも?
[一口食べるごとに感想を紡ぎ。それを繰り返して試食用として貰ったパンを全て食べ切った]
見た目は面白いから上手く改良出来れば良いんだけどなぁ。
ゲルダ、期待してるよ?
[そう言ってにこりと微笑む。口の中がざらざらしている気持ち悪さはぐっと*堪えた*]
おや、店員 ベッティ が来たようです。
─食堂「白雪亭」─
〜〜〜♪ 〜〜〜〜♪ (ぐらぐらぐーるぐーる)
[ご機嫌に鼻唄を奏でつつ、火にかけた壷の中身をかき回すのは、茶色の髪を髪留めで留めた年の頃17歳(外界換算)の少女。
その壷の中では、ぐつぐつときのこのスープが煮立ち、良い香りを辺りへと漂わせている。]
ふっふーん♪ 仕上げに香り付けの香草を振り掛けて〜っと♪
(ぐーるぐーる)んー、どれどれ……
(ちゃぽっ)(とろーっ)(くいっ)
……うん! 今日のスープもとっても美味!! さすがわたし!
[味見の結果も良好。今日も食堂「白雪亭」は千客万来間違いなし。]
おや、道具屋 イレーネ が来たようです。
─道具屋 カウンター内─
[香草を使った煙草や茶などの嗜好品や、日常で使われる食器や家庭用品。
他にも手当たり次第に先代の店主が置いていった品物が雑多に並んだ店内に客はなく。
静寂を破ったのは、壁にかかっている的に当たった小さな矢。]
……………暇。
[矢を放った女はカウンターに肘をついたまま、一言ぽつりと呟いた。]
[そうして、一旦壷を火から下ろすと、他の準備へと手を付ける。]
さーて、あとは…………
って、アッーーーー!?
し、しまったぁ。パンの在庫厳しいんだった。
うーん…………(ちらっ)
……うん。まだ時間はある。
ってことで、ゲルダおねえちゃーん。パンをよこせー。
[そう言うと、簡単に戸締りをしてゲルダのパン屋へと足を向けるのであった。]
―自宅―
[自宅に着いた青年は、一息吐く間もなく作業場へ向かった。
パンの中の仔トカゲ2匹はそのまま取り出され、薬の材料用として空いた小瓶の中へ。
作成者には怒られるかもしれないが、注文に加えたのはそれが目的だったらしい。
残ったパン部分は口に入れつつ、他の材料もそれぞれ整理されていく。
最後に乾燥キノコに手を伸ばしたところで、流れるようだった作業はぴたりと止まった]
……んの野郎。
[低い声を洩らす。
数個のキノコを包み直して、それを片手に自宅を出た]
[つかつか、と的まで歩いて刺さった矢を抜き、不機嫌な表情のまま溜息をついて。]
…あーーーーーーもう!
今日はもう閉めよ!
今まで誰も来てないんだからこの後も来ないに決まってる!
[おなかも空いてイライラしている為に乱暴な所作で外に出ると入り口の扉に『また明日』と書かれた看板をかけた]
─糸紡ぎの工房─
[からから、からから。
音を立てて回る、まわる、糸車。
その動きにあわせ、草の繊維は一本の糸へと姿を変える]
……うー、お師様も、同じ事いうー。
[糸車の弾む音にあわせて上がるのは、拗ねたような声。
それに、糸紡ぎの師はたのしげに笑うだけ]
……ディだってちゃんと気をつけてるし、転ぶのもや、なんだよぉ、ほんとにぃ。
……さて。
閉めたはいいけど今日これからどうしよっかな。
[看板をじっと見たまま、頭を掻いて空を見上げ。
時間を考えると食事には早く、かといってどこか遊びに行くのも気が引ける。
眉を寄せたまま暫く考えてから出たものは。]
…煙草用の茸でももらってくるか。
あー、でもなぁ。
まだ煙草もお茶もたくさんあるんだよなぁ…。
どーしよっかなー、ご飯前にさっぱりしてくるってのもありかなー。
[店の前で腕組みしたまま考え込んで。]
[からから、からから、と紡がれていく糸。
やがて、積まれた繊維の半分は、うっすらと緑を帯びた白の糸となる]
うん、もう少し、かな。
[糸の出来具合を確かめて、呟く。
傍らにやって来た師に出来上がった糸を見せると、穏やかな笑みと共に、続きはまた後で、と言われた]
ふに?
いっぱい休んだから、まだがんばれる、よ?
[首を傾げて問うと、頭をなでられて。
手に無理をさせるから、とたしなめられた]
んー……でも、急ぎってー。
[反論は、また痛い薬を使われたいの? というからかいの言葉に遮られ。
結局、道具を片付け、工房を出る事になった]
―道具屋付近―
[友の家までは距離があり、その分だけ機嫌の悪さも蓄積して行く。
苛々を隠そうともせずに歩く途中、差し掛かった店の前に人影1つ。
掛けられている看板をちらりと見て]
サボリか?
[挨拶もなしに、人聞きの悪いことを言う]
ん?
うん、今日はお客来なさそうだし。
そっちこそどうしたのさ、この時間に出歩いてるなんて珍しいじゃん。
[考え込んでいるところに声をかけられ、そちらに視線を向けて。
挨拶もなく不躾なことを言われてもいるが、特に気にすることもなく頷いて言葉を返した。]
……ふにぃ。
[工房を出たはいいが、なんとも所在無く]
んん……どうしよう、かなぁ。
ルゥねえは、もう、お店戻ったかな?
[とりあえず、パンを買わないとならないんだった、と思い出し。
とてとてとてとて、そちらへ向けて歩き出した]
―自宅―
[無事に薬は見つかったらしく落ち着いて寝転んでいた]
さすがゼルの薬だ。
[賞賛の言葉を送る相手が、今はお怒りなことなど知らずのんびりとしている]
―中央広場―
[ミハエルの母の大地の味>>91=お母さんの味、と受け止めて。
そんな風な味になったのならよかった、と真逆の感想を受け取った。
エーリッヒの感想には>>92素直にこくりと頷いて。]
それじゃ、少し赤い粉か、黒い粉をを入れてみようかな。
…あ、ごめんごめん。
[と再び思考の海に沈む前に声をかけられ、紙袋を二つ分渡しておいた。一つはミハエルの分だ。
そうしてどのくらいの量を入れようかとか考えていたので、兄妹の微妙な会話には、不幸な事に気づく事が無かった。
ふいに聞こえた「オドリグイ」の単語は、逆に知らない言葉だったので内心首を傾げたが、ミハエルに尋ねるタイミングを逃してしまい。
後で誰かに聞こうかな、とかそんな事を考えていた。]
ま、ただでさえ少ないかんなぁ。
[実際のところはどうだか知らないが、道具屋をちらりと見て言う。
己もたまに利用してはいるのだが]
出歩かざるを得ない状況になったんだよ。
ユリの野郎の所為で。
[問われれば再び不機嫌な表情になりながら、キノコ畑の主の名を出した]
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