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…そう? じゃあまた踊り見に行こーね!
[友人の首を振る様子に、僅かに首を傾げながらもにぱっと笑って。
アーベルの言葉に、きょとんと]
…人間、糖分があれば結構飲まず食わずでも生きられるんだって聞いたよ?
[何を求めているのか]
んー、けど、ここのご飯が美味しいのは賛成っ!
あたしも食べる。ユリアンにぃの奢りだけど!
[近くの席へと座れば、店員へと声を掛けて。
とりあえずシーザーサラダを一つ注文]
…ん。
でも、結果的に、あたしにも益があったわけだしね…
…エーリッヒじゃ、あの子、誘えなかっただろうし。
[ふられてたしね、と、小さく笑い…]
…母上…?
[見れば、毎年祭りを見に来る貴族の一人で…
ぁぁ、アソコの子だったのか…と今更ながらに気がついたらしい。
目を瞬かせたが、舞姫の舞の方に視線を*戻した*。
…その笑みは、何に対しての笑みかは…分からなかったが]
[なんとなく、赤毛の…確かミリィだったか…少女の飲むワインが気になったが
それよりも、気にすべくはリディの発言]
………そうか…糖分だけでも…
[青年の目が真剣に光る。
自分の限界を試したいわけでもなんでもないが
結構、本気で試してみるのもいいかもしれない]
[それにしてもユリアンは豪勢だ…
リディの食欲を考えるととても青年には
彼女に奢ることなんて出来ない]
[リディの「ユリアンの奢り」を聞いて、
青年はユリアンを尊敬の目で眺めた]
うん、何かの本で読んだよー?
糖分とか、油分とか…遭難のときとかは飴だけで1週間は保つって…
………。
[目の前の青年の目が光ったのに気付いたのは…幸か不幸か。
青年のためを思えば、止めるべきか応援するべきか…]
……まぁ。うん。
好きなものが沢山食べれたら、案外生きていけるんじゃない…かな?
[歯切れの悪い返事を返しつつ、運ばれてきたサラダにフォークを突き立てる]
一週間…………狙うなら一ヶ月か…
[俺なら一ヶ月はもたせてみせる
…と、無駄な誇りを胸に抱いたとか抱かないとか。]
失敗しても、本望…な気もするしな
[青年はリディの普段とは違う歯切れの悪い言葉に気がつかず
応援と勘違いしたのか、真剣に頷き
食べ続ける甘いものはなんでもいいのだろうか?
と、実行プランを*計算し始めた*]
[一ヶ月。…その呟きに思わず無言でサラダを口に運ぶ。
一ヶ月、どうするつもりなのか。
―――そんなこと、当人に聞かなくたって安易に予想がついた]
本望、か。
…とりあえず、身体。壊さないように、ね?
[…余計な事を言ってしまったかもしれない。
そう気付いても最早後の祭りだった。
真顔で返された頷きに、曖昧に笑みを返して。
どうにか、彼が無事に断念してくれる事を祈りつつ
追加注文のために、店員へと向けてひらりと*手を上げた*]
[昨晩食事を済ませ、祭り開催で賑わう村を自宅に戻れば
短い睡眠で、周辺の掃除に駆り出された青年。]
[数人で組んで通りや、村の入り口辺りのゴミを払う。]
[…………その異変が起きたのは、
何人かで村の入り口を掃除している時だった。]
[同じように掃除に駆り出された青年の一人が、
村の入り口まで来ると、しきりに歩きづらそうにするのだ。]
[他の青年が「おいおい、それは今度は何の"妖精がいる"アピールだ?」と
笑う中も、その青年は歩きづらそうに村の入り口を掃除する。
勿論青年アーベルも「…手の込んだPRだ」と苦笑し
その青年の動きを事実だと思うことはなかった。]
[何故か村の外に行こうとしない…行けない自分。]
[青年は掃除をしつつも、自身におきたその異変に首を傾げつつ
周りの人をなんとか誤魔化しながら、村の入り口の掃除を終えた時には、
掃除をしただけとは思えない疲労が体内に*蓄積されていた……*]
…ねむ。
[思わずなまあくび。
昨夜は酒場で青年団の先輩達に捕まり、この時間まで付き合わされた訳で。]
…病み上がりなんだからもっと気ぃ使ってくれても…。
[夜明け後の清掃タイムをだらだら手伝って、*自宅へ戻るのでした*]
[――まだ月の姿が薄く残る、夜と朝の間の刻。
裏路地を、ぱたたたっと翔る小さな影。
やがて、影は音もなく高い天窓から別荘に入り込んで、彼女に与えられた部屋へと姿を消して。
『ぽふり』
人の姿に変じるのとベットに沈むのと、どちらが早かったろうか。]
[――昨夜、舞いの儀式を終えた後。
花冠を祭壇に飾り、羽の付いた衣装から大き目の侍女服へと戻っても、彼女の意識は見事なまでに……ふわふわと浮き上がっていた。
にこにこと笑みを浮かべていた…らしい事は覚えているが、どんな受け答えをしたかは記憶に怪しい。
主親子と共に別荘へと戻っても、とても眠れはしなくて。
元の姿に戻って、天窓からそっと抜け出たのは、夜もかなり更けた時刻だった。]
─工房・自室─
[てちてち、と相棒に頬を叩かれ目を覚ます。何となく気だるいのは、昨夜酒場で騒いだからか]
んー……。
[唸るような声を上げつつ、目を覚ます。
ぼんやり見上げる天井には、光のアート]
ひかり……はね……。
[一瞬で変わって行くその形を見ながら、ぼんやりと呟いて]
……出店の準備、しねーと。
[それから、ゆっくりと起き上がって、こんな呟きをもらす。
作っておいた煌めく細工たちを、大切に抱え上げ、それからふと、作業台の上の紫水晶を見やり]
……はあ。
[嘆息。それでも、通りに出て自分の出店の準備を始める時には、*多分、きっと、いつも通り*]
[祭りの余韻か、まだ人影が残る表通りを避けて。
裏路地を辿り、昼間見つけた『Fairy's fire』と看板を下げた店へと、するり、潜り込む。
微かな青い光を放つ、馬のランプにぺこりと御辞儀して。
ランプ達の眠りを妨げないように…静かに埃を払い、床に散る小さなガラスの屑を掃く。
微かな青い光の中、小さな影が躍るように揺れる。
最後に、もう一度ぺこりと御辞儀して。
小さな訪問者は、するりと部屋から去っていった。]
[――そして今は、浅い眠りの中。
焦げ茶色の瞳を瞼の下に隠し、幸せそうに微笑んで。
天窓が僅かに開いている事にも、*気付かぬままに。*]
[昨晩。舞いの儀式が終わった後、機嫌のよさそうな母と、何処となく様子のおかしいユーディット共に、別荘に戻って。
ベッドに横になり目を閉じてからも、あの幻想的な光景は、彼の瞼の裏に焼きついていた。案外と直ぐに眠りに落ちたようにも、長い間、物思いに耽っていたようにも思えて、何時寝たのか覚えていなくて。
目が覚めた時にも、自分が夢の中にいるのか、現実にいるのか――
よく解らない、妙な気分だった]
[それでも顔を洗い身支度を整えれば、大分すっきりとして。
食事を済ませ、散歩をしたいと言い出した母と共に、柔らかな陽のひかりの満ちる道を、ゆっくりと歩く。
鳥の囀り。人の話し声。雪を踏む音。
この村では、時間が、遅く、静かに流れるように感じられる。
祭りは数日に掛けて続くらしく、彼が此処から解放される事は未だ無い。少しずつ慣れてきた所為か、他の要因か。来た時程に、早く帰りたいと思う事は無くなっていたが]
[途中、母の足が、急に止まる。
宙に視線を巡らせ、何事かを考え込む様子で]
母上?
[不思議そうに見上げて問えば、彼女は何でも無いと言うように、同い年の子に比べ、些か低い彼の頭をそっと撫ぜ、花笑みを浮かべたが、其処にほんの僅か、困惑の色が見えたのは、彼の気の所為だったろうか。
彼はもうそんな歳ではないのだからと言いつつも、それを拒否する事もなく。
母が再び歩みを進めるのに合わせ、母子は昼下がりの散歩を*楽しむのだった*]
[人影の無い馬屋の中。
動く気配を見せない愛馬の姿を見遣り息を吐く]
…どうしたものかな…
[ぼやいたところで聞いてくれるのは他の馬たちだけで。
もう一度、深く息を吐いた]
仕方が無いな、嘆いていたって状況は変わらん。
[踵を返せば宿の前の大通りに出る。
そういえば、イレーナとユリアンも出店しているのだろうか。
思い当たれば近場を歩く人に声をかけ*道をお伺い*]
――Midnight with the stars and you
Midnight at a rendezvous――
[人の良い老夫婦の営む小さな農場]
[長い髪を後ろで纏め、袖を捲り、くすんだ色のエプロンをつけて]
――Your arms held a message tender
Saying I surrender all my love to you――
[小さな声で歌を紡ぎながら、慣れた手つきで袋の中身を容器に移し替える。さらさらと音をたてて流れるのは、小さな穀物の粒の様だった]
よ…っと。
[重みのあるそれを持ち上げ、慎重に運ぶ]
[今日は祭りで忙しい農場主に代わり、家を空ける間の動物の世話を頼まれていた]
[不用心な気もしなくはないが、それだけ信頼されていると思えば悪い気はしない。何より生活費の為でもある]
[容器をあけると、鶏たちが我先にと群がり餌を突つく。これが終われば仕事も一段落、といったところだった]
[暫く眺めた後、外に出る。農場は殆どが雪や水溜まりで覆われていて、長靴越しでも地面の冷たさが伝わる様だった]
[祭りで賑わう大通りとは違って、此処には何時もの静けさがある。その横に伸びる道を真っ直ぐに行けば、村の入口が見える筈]
[と]
…――ッ
[くらり]
[一瞬視界が霞む]
[まるでそれ以上其方のほうを見ることを拒む様な]
[如何してそんな事を思ったのかは分からないけれど]
[再び顔を上げた時には、視界は正常を取り戻していた]
…
[きっと疲れているのだろう。今日は働き詰めだし――何より昨日は祭りの始まりの日だった]
少し、休みましょうか…
[台所を借りて、お茶でも淹れて]
[考えながら、家の中へと*入って*]
[子供は、目を覚ました。
明け方、太陽、上る頃。
すてきな舞姫は窓から眺めた。
綺麗だったから嬉しかった。
ううん、それよりもっと嬉しいことを
子供は思う。綻ぶ。]
お祭りは楽しい。
楽しいは幸せ。
あまいものも、嬉しいことも、いっぱい。
[それから子供はふと気づく。
どうして今までと違うんだろう。
お祭りだから、かわったのかな?
ううん、それはおかしい。
子供は首を傾げた。]
去年もいたのに・・・
[でも、子供は子供。
嬉しいことだからいいやと笑う。]
[子供はとことこ、村の外れに。
いつもの木の実をとりにいった。
はず。]
・・・?
[でもなんだか、同じところをくるくる回る。]
困ったなぁ。
[小さな声で、呟いた。
いつもと同じ道を、
*すすんでいるはずなのに*]
[自身で思っていたよりも疲れていたのか、それとも……他に要因があったのか。
いささか寝過ごしてしまい、飛び起きたのは太陽が真上にかかろうとする頃。]
すみません…でした……。
[恐縮しまくって先輩に頭を下げるも、起こさなくていいと言われていたとの事で。更に頭が下がったのは言うまでもなく。]
[主親子が散歩に出掛けるのを見送って。
寝坊した分まで張り切って、別荘中を駆け回る。
ぱたぱた。ぱたた。
両手に抱えた真っ白なリネンが、花弁のようにひらひら揺れる。]
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