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[open the door, and i go out from my room.]
―to corridor[2F廊下]―
嗚呼、ここを通らなければいけませんね。
[口元に困ったような笑み。]
─書斎─
[ぱたむ、と乾いた音が響く。
書斎の中に佇む影、その手には日記]
……ざっけんじゃねぇ……。
[低い呟きがもれ、日記が机に放り出される。
つい、先ほどまで蒼の瞳が向けられていたページには、予想通り、真新しい記載があった。
『遊戯の始まり』
日付と共に記された言葉は、例によって簡潔だった]
神だかなんだか知らねぇが……。
[呟きつつ、ぐ、と拳を握り締める]
[plash,
...の足が赤を踏む。あまり気にすることもせずに、反対側の階段を下りようと]
―staircase of western―
―first floor―
[一階につき、昨日から気になっていた書斎に行こうかと思う。
人狼――信憑性の出てきた話。
反対側の階段の赤い血の跡。そこに居た存在は、この目では見ていないものの。]
きっと、何かあるでしょうし。
[呟いて、向かう]
―and go to library―
[軽く、首を横に振る。
熱くなったら負け。
そんな言葉が頭を過ぎった]
……いずれにしろ……俺は、死なねぇ……。
[言い聞かせるように呟きつつ、懐に入れた短刀を取り出して見つめる。
基本手段である、糸での窒息。
それが適わない際には、短刀や短剣を利用した接近戦での一撃必殺を試みるのが、彼の殺り方。
それを見透かしたように置かれていた短刀]
……こんな馬鹿げた騒ぎのために……死んでたまるかよ。
[いつもなら、扉が開いた時点で気づきそうなもの……いや、それ以前に、他者に気取られぬようにしているはずなのに。
それを、一瞬とはいえ怠ったのは、やはり、直面した事態に多少なりとも動揺していたのかも知れない]
……え?
[思わず上がる、呆けた……『らしからぬ』声。
はっと振り返れば、そこに立つ姿に、一つ、瞬いて]
…………カティア…………?
[見間違えたのは、室内の薄暗さ故か、他に理由があるのか定かではないものの。
知らず、紡いだ名は全く別人のもの]
[呼ばれた名に心当たりなどあろうはずもない。]
アーベルさん?
どうかなさったのですか?
[少し瞬き、尋ねる。
普段と違う様子なのが、心配で。]
あ……ああ。
シスターか。
[再度の呼びかけに、我に返る。
数回、首を強く振って、一つ息を吐き]
いや……なんでも。
……調べものか?
[問いかける調子は、いつもと変わらぬものに]
…yes,少し。
[棚を見ながらそう言うと、少し、悩んで、...は彼の方に歩いた]
本当に何でもないのですか?
体調を崩されたとか、そのようなことは?
[心配そうなまなざしを]
ああ。
まあ、蔵書はそれなりに揃ってるから、多少は役に立つだろ。
[少し、という言葉にこう返して。
続いて投げられた問いには、天井へ視線を彷徨わせる]
……何でもねぇよ。
それに、そう簡単に体調崩すほどヤワかったら、裏道で生きていけねぇっての。
そうですね、とても多いと思いますし。
…きっとたくさんあるのでしょう。
[...も釣られるように上を向く。青い瞳が捉えるのは、特別何のかわりばえもない天井。
すぐに視線をアーベルへと戻すと、心配そうな眼差しに変わる。]
そういう様子には見えませんでした。
…それに、あなたは少しくらい辛くても、何もいいそうにないとおもいますけれど。
[言いながら、熱を確かめるためにその額に触れようと手を伸ばし]
無駄なもんも紛れてる気がするがな。
あと、訳のわからん物とか……。
[言いつつ、先ほど投げ出した日記に視線を向けて。
それから、投げかけられた言葉と共に、近づく気配に。
反射的に、後ろへと、跳ぶ。
……そして、違和感]
『……なに?』
[手を避けられる程度に軽く、跳んだだけのつもりなのに。
開いた距離は、予想よりも大分、広かった]
[熱を測ろうと思った手は宙で留まり、少し悲しげな笑みが零れた。]
そんなに、お嫌ですか?
心配なさらないでも、熱を測るだけですよ。
―過去―
[ギュンターに話を聞いた晩、広間を出た彼が向かったのは書斎だった。
それは今彼が手に入れる事の出来る情報を、出来る限り集めようとしての行動。
書斎に置いてある本の、巧妙な選び方。
机に読んでくれと言わんばかりに置いてある、恐怖を煽る言葉の連なった日記。
そして何よりも、ここに訪れた人物―あの少年―を思わせる形跡を見て彼は満足げに微笑んだ。
さして時間を掛けずに書斎を後にした彼は、彼の為に用意された部屋へ。]
[自分の異常な跳躍に、一瞬取られていた意識が問いかけで現実へと返る]
べ……別に、心配とかじゃなくて。
[数瞬、間を置いてから、言葉を返す]
恐らく、今ここにいる中で一番丈夫なのは俺だから。
その心配は、他所に向けろ。
[悲しげな笑みに気づいた様子もなく。
ただ、早口にこう言い放つ]
あなたがそう思っているだけでは、安心できません。
一番無理をしそうなのはあなただと思いますし。
確かに体調を崩した人はいらっしゃいます。
でもそういう方は余計に注意されると思います。
元気だったところに突然風邪なんて引いて、やせ我慢をして悪化するっていうことも、けっこうあるんですよ?
[早口の様子に、諭すようにそう言って。]
そうじゃないと、料理に砂糖をいっぱいいれてしまいますよ。
[思いついて、...はそう言う。はっきり言って他者へも迷惑だろう。]
あー……そういう問題じゃなくてだな。
と、いうか、それは一体どんな脅しだ。
[ぐしゃ、と前髪をかき上げて、嘆息。
どうにも調子が狂ってならないのは、きっと気のせいではないだろう]
『ったく、神父と言い、このシスターといい……あわねぇ』
[何となく虚しいものを感じつつ、*はあ、とため息*]
―過去―
[作り溜めていたグリューワインを温めて飲む。
少しアルコールが飛んだか。ラム酒を加えて飲めば、香りは部屋中に広がった。
目を細める。]
[と、扉を叩く音。
カップを机に置くと、静かに微笑んだ。
彼には、扉の奥に居る人物が分かる。]
お入りなさい。アーベル。
どういう脅しって…
食べることは重要ですよ?
[笑いながら、...はそう言った。
教会ですごしていたのだから、...とfatherの、彼にとっての相性の悪さなんて当然だったりするわけで。]
それでは、体調が悪くなったらすぐに仰ってくださいね?
…我慢していらっしゃるようでしたら、甘いもの攻めにいたしますから。
[なんだか疲れたようなアーベルにそう言って、...は棚に向き直る。
たくさんの本。
その一つ一つの背を眺める。]
―過去―
[椅子に腰掛けたまま、彼はアーベルの背中を見送った。
それも、満面の笑みで。
彼が部屋に篭っていた間に行われていた事と交換に、彼はアーベルが求めた知識を与えただろう。
多くの事を語られ、彼は時を知った。
彼の部屋の厚いカーテンは、彼の外套と同じ様に光を飲み込むものだったからだ。]
[綺麗に製本されたノート―と呼ぶにはやや豪華な物だが―を再び開くと、彼はそれに筆を走らせる。
踊る様に淀みなく、ノートは美しい文字で埋まっていく。
そしてまた時は流れる――]
─書斎─
食べるのは基本、それはわかってるが……。
だから、それはどういう脅しなんだよ。
[甘いもの攻め、という言葉に、もう一度ため息をつく。
このまま話していても、埒が開かない、そんな気がして。
シスターが本棚に向き直った隙に気を引き締め、気配を消す。
す……と。
文字通り音もなく、その姿は書斎から消えた]
─…→一階・廊下へ─
―library―
甘いもの苦手だと思いましたから
[その言葉を最後に、彼が姿を消したなんて...は当然知らない。
見つけた本を、その場で読む。開くページの絵。]
獣の腕に、獣の身体。
普段は人にまぎれる――人狼。
悪い子は人狼が食べにきてしまうよって、子供たちに言っていましたね、ずっと。
[blue eyesが沈む。
暗の中の瞳。
やがて絵本を閉じると、振り返り、ようやく気づくアーベルの不在。]
あら。
足は速いですね、やっぱり。
[まったく、と呟くのは、自分より年上の相手なのに子ども扱いしているからか。]
…約束どおり、料理作った方がよろしいでしょうね。
[不安めいた言葉はのぼりかけて閉ざされる。]
―現在/2階個室D―
[筆を置くと顔を上げ空中に息を吐いた。
どれ位の時が経ったのだろうか。少なくとも、肩は凝り、手足は痺れ、目は軽く眩暈を起こしかけるほど、彼はノートと向かい合っていた。
座ったまま軽く柔軟運動を行う。
立ち上がり、グリューワインの入ったボトルに手を掛け蓋を開けようとして、止めた。
…何か、匂う。微かに、匂う。]
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