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歩いてたら──殺されるんですか。
しかも「違っていたようだ」で済まされてしまうとはたまったものではないですね……
いやはや。
[男は些か疲れたように首を振る。]
[目を覚ましたのは陽が昇ってから。窓から陽の光が零れ落ちて来る。覚悟が出来ているためだろうか。あの現場を見ても魘されたりすることは無かった]
[服を直し、己が牙をケープの中へと隠し。部屋の扉へと近付いた時だった]
………。
[廊下に人が集まっている。おそらくはあの現場に集まっているのだろう。扉越しではっきりとはしないが、声も耳に届く]
[何となく、彼らに合流せずにそのまま耳を欹てた]
[イザベラの指摘に頷き]
そうですね。私も確認しておきたい。
あなたが襲った死体を偽装していないか、見極めないと。
[クインジーの隻眼をじっと見つめる。]
…所詮は他人。
そういうことですか。
[少女の死を悼む声は聞こえませんでした。
そういうわたしの声こそ、淡々と聞こえたでしょう。
その至極小さな声が、耳に届く者があればの話ですが。]
見に行けばわかるさ
己の手でやったもんだとな
――調べるためには殺すしかないんだ、
仕方ないで済ませるに決まっているだろう
生きている時には調べられないんだからな
[ナサニエルに言い、男は血の痕の続くほうへと歩を向ける]
死体には何もおきてないはずだ
凶器は刃物
必要なら見せるがな
[そして、その死体の傍に辿り着くと*弔いを*]
今ここにいるのが、ナサニエルさん、キャロルさん、
ラッセルくんにニーナさん。クインジーさんと私。
[メモを見ながら、淡々と事実を描写する。]
いないのが、シャーロットさん、ギルバートさんに
あの乞食みたいな方、そしてハーヴェイさんですか。
[右眼は虚ろ。]
無事を確認したいところです。
生きる為に殺す――そういうことだね。
[床を濡らす色彩に、今一、目を落として呟く。
其処だけ、まるで、闇が広がっているかのように思えた]
ネリーが。
[少しだけ、口許を抑え押し黙る]
[チリン]
[心が動いたのは、鈴の音が僅かに語る]
手伝えは出来ないかもしれませんが。
お別れを言いに、行きます。
[誰か向かう人間がいるかと*見回した*]
そもそもどうして使者でないと分かったのか知りたいですよ。
何も酷い殺し方をするだけが、使者の殺しと決まった訳ではないでしょう。
刃物で殺す場合もあるかも知れませんよ。
それからあなたが使者で、適当な事を言って、無実の人間を殺したのかも知れないでしょう。
[クインジーの後を追いかけながら、その背に疑念を投げ付ける。*]
力仕事は苦手ですけど、情報の対価に。
明日、また「おはよう」と皆に挨拶できる保証も
ないですし、思い出作りも兼ねてということで。
[メモを懐に*しまいこむ*。]
無事を確認して、どうするの?
無事でも、使者かもしれないのに。
[イザベラに疑問を投げ]
……オレは、いいや。
[弔いに向かう人々の背を、見送る]
[何人かが弔いに出る、と言って去って行きます。
わたしは行っても仕方ないでしょうから、黙って見ていました。]
…床、拭きましょうか。
[赤に眼を落としました。]
[遠ざかるいくつかの声。その中でもクインジーの言葉は聞こえていた]
……本当に。
そうなると、私もバレる訳には行かないわね。
[そっと、右手で右目を覆った。紫のオッドアイとなっている今、これを見られてしまっては不思議に思われる可能性はある。視るためにコントロールは出来るのか、それを確かめるためにも鏡のある部屋へ行くべきかと考え始めた]
……リィは、拭いていたっけね。
[口振りは僅かに、懐かしむようになる。
ほんの一、二日の事ではあったけれど]
でも、拭いたって意味無いよ。
変わらないもの。
うん。
臭いは少しは、消えるかもしれないけれど。
変わらないよ。
[眼差しと共に、淡々とした言葉を返す]
それに、居なくなってしまった事実もね。
お前は番人の話をちゃんと聞けてはいなかったな
――生きる者を、終焉の使者か違うか、見分けられる者が一人
死した者を見分けられる者が一人
終焉をもたらす手から守る狩人が一人
他の奴にも聞くと良い
己が何か、これだけ言えばわかるだろう?
ではあなたが、見分けられる者だと──
いや、死なないと分からないのであれば、死者を見分ける者という訳ですか。
[まだ納得はしていない顔だが、疑念の幾らかは解けたようだ。]
虚しい、かな。
アーヴの時には、そんなに感じなかったのにね。
[酷い話かな、と笑うに似た息を吐いた。
表情は変わらぬ侭に]
……オレ、部屋に戻るよ。
熱くて、寒い感じがするしさ。
[口許から外していた手で、左腕を押さえながら言う]
…虚しい。
[ぽつりと繰り返しました。]
そうですか。
…お大事に。
[少しだけ眉を寄せます。
その手の行く先に、ちらと眼をやりました。]
[血だらけの場に必要以上いるつもりはなく、死者を見分ける者を騙ると言うクインジーの声を耳にしたのを最後に勝手に離れた。男がそうする理由も庇われる女がそれにどう返すのかも興味はない。用心を崩さず場内を一周見回った後、また部屋に戻り夜明けを待った]
…ぉっと、転寝していたか。冷えるな。
[明け方の光を見てから少し眠っていたらしく、迎え酒を幾らかやってから部屋を出る。自然向かうのは夜見たの凶行現場]
そう言えば、番人殿は確かにその様に仰っておりましたね。
[見分けるものと護り手の存在を、言われて思い出す]
申し訳ございません。
少しだけ埋葬の前に、お時間を頂いても宜しいでしょうか。
[緑の少女の顔に付いたあかを指先の白の布で拭う]
うん、虚しい。
仕方ないって、わかっていても。
[緩く首を傾げる。
腕に手をやったのは、無意識の事]
裸足で歩いていたのが、効いたかもね。
[冗談めかしたような一言を置いて、来た道を戻る]
[部屋に入るも、扉は閉めぬ侭。
忘れているというより、閉めるを厭う態だった。
寝台に座り込み、傍らに放っていたスケッチブックを広げる。
その途中、左手の動きが止まった]
……、
[目を落としていたのは数瞬の間。
視線を転じて、窓辺に身を寄せる。
硝子越しに外の景色を見れば、幾つかの人の影。
その中心には、物言わぬ少女が在るのだろうと思われた。
そして――花の作る路の先には、また一つの命が、喪われている]
確かに。これは刃物ですね。
聞き及んでいる、番人の死にざまとは
どうやら違うようです。
[メモ帳を開いて、ネリーのそれをみた雑感を書き込む。
簡単な絵も、その横に添えているようだ。]
さて。重要な情報も出てきましたね。
[クインジーの名前の横に記す。]
[埋葬前に、緋の花群に置かれた少女の遺骸を検分する。]
[恐ろしいほど鮮やかな切り口]
[その傷をもたらした得物も、遣い手も尋常のものではありえず]
これ、剣かなにかの傷ですか。
よろしかったら凶器を見せて下さい。
[隻眼の男を見上げる視線は険しい。]
[階段を上りきる前にラッセルは離れて行き、残ったのは杖持つ少女一人の様子に遠慮なく近づいていく]
よお、無事に夜を明かせたようだな。
出歩く勇気を持つ方が死に近いとは皮肉なもんだ。
[床の黒ずみを示唆して鼻を鳴らす]
[一度首を振りました。
冗談めかした言葉を投げて、遠ざかる赤色。]
いけませんよ。
こんな時ですから、体調を崩していては。
[そう、こんな時ですから。
二度目の呟きは、音にはなりませんでした。]
[近付く茶色。
青年のほうでないことは、声を聞く前に分かりました。]
…ええ。
[短く息を零します。
それから、]
水場は、どちらか分かりますか?
[先に変わらないとは言われましたが、それでも尋ねました。]
[キャロルが座る]
[イザベラがメモを取る]
[ナサニエルの言葉に、軽く右腕へと視線を滑らせた]
自分の身は、自分で守る
少なくともお前がどちら側かわからないのに、見せるような事はしない
凶器はいつも身につけている
それ以上に何か必要か?
まぁ、仕込みの剣だと言っておこう
水場?
あ゛ー、死者は掃除できねえな。
こっちだ、来い。
[目の不自由な相手に言葉で説明するのは面倒と手を伸ばす。怪我のことを知らないから力の加減もなくその手を掴もうとした]
[何かがメモ帳に記されていくのは、横目に見るのみ]
凶器。
先程言っていた刃物があるのでしたら、出すついでにこの結び目も切っていただけるとありがたいのですけれど。
[黒ずんだあかに染まった指先の布]
[じくりと、その下の指が疼いている]
……さっきは「必要なら見せる」と言ってたのに。
[立ち上がり、シャベルを取る。]
まあいいです。
ともかくあなたが終焉の使者でないなら、味方になるんでしょう。
でも、疑われてバッサリやられる危険性もある訳ですから、ある意味では凄く性質が悪い。
しかも、あなたが嘘を言ってる可能性も、私はまだ捨ててないですから。
[返事する間もなく、不意に手を引かれました。]
…、
[右手の指先、巻いた布の奥がちくりと痛みます。
元々小さな傷ですし、赤が滲むことはありませんが、少しだけ眉を寄せました。]
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