情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……嘘だろう。
[低く低く呟いた]
[左手の中でくしゃりと音が鳴る]
君の所に泊まるという書置きがあった。
フーゴーの親父さんも確かに君が来ていたと言っていた。
大通りを抜けていく姿を見たって人もいた。
[覗き込んでくるカヤの目を半ば睨むように見詰め返す]
でもまだ戻って来ない。
だから迎えに来たんだ。
[子供と行商人の言葉の食い違い]
[露天商の姿が無いと言う事実が浮き上がる]
……やられた、か?
[漏らした言葉は一言]
―――回想―――
[エルザ>>83の言葉を聞くとカラッと笑い飛ばして]
ははは。
昔の話さ。昔の。
[とだけ返した。
それからは、他愛ない話を繰り返しただろうか、聞いた情報から思いついたことは全部言い切ったので、事件についての話は少なかった。
だが、大通りでローザが自警団に捕まったこと>>85を聞けば目を丸くして驚いた]
へ?
アイツが犯人だったのか?
なんか全然そんな気しなかったけど……本当なのか?
[そう聞き返したが、所詮噂の域であり、その噂を話した本人も詳しいことは知ってはいなかったようだ]
んー……。
なんかいまいち、腑に落ちねえな。後で話でも聞きに言ってみるか。
―――回想―――
[その後、エルザの買出しが終了し、家まで送ると、詰め所まで早速足を運んでみたが、丁度運悪くというか、夜なので色々な理由で全員が出払っていた]
明日にすっかぁ……。
[言って、街中をしばらくぶらぶらした後、宿まで帰っていった]
…うちには、来てないんだ。
待ってたけど来たのはエルザ姉ちゃんだけだ。
[睨むように見られる眼から逸らす様に俯いたけれど
ヴィリーの言葉に、弾かれるように顔を上げた。
見開いた目は、隻眼を見詰める。]
―――街中ぶらぶら―――
ん〜。
[宿屋で軽いメシを食べ終わり、詰め所までの道すがらレナーテがローザのことを思い出す。
思い浮かぶのは、くるくると表情が変わり、人懐っこい笑みを浮かべ、そして、こんな自分にまで危険だからあなたも気をつけてねと言ってくれたこと]
ん〜。
やっぱ……なんか違うような気が……ん〜。
[レナーテは頭は良くない。だが、だからこそ、動物のような野生の勘が働くこともあった]
だとすっと……なんで、ローザ捕まえたんだあ?
わっかんねえなあ。
[ぶ〜らぶら、足は気ままに進む]
[見詰めて来る子供の瞳に隻眸が細くなる]
この状況からして一番考え得るのはそれだろう。
書置きして尚目的地に辿り着かず姿を消すなぞ、物忘れの激しい奴でもやるか怪しい行動だ。
[血の気が引いてゆく]
[ヴィリーの一言にギリと奥歯を噛み締める]
まだそこまで遅くない時間だったはずだ。
すれ違いもしなかったし。
[視線はまだカヤを睨んだまま]
―大通り―
…オレが、呼んだから、――?
宿屋で待っってるか…
オレが宿の方に行けばよかったんだ…。
……オレの、せいだ。
[ハンスの視線から逃げるように
隻眼の言葉から逃げるように
少女は籠のベルトを握り締め、真下を俯く。
翠のマフラーに口元がうずもれた。]
[尚も子供を睨む行商人の姿]
[彼が何を考えているのかは大方の予想がつく]
……大通りであのガキの目撃証言があって、団長の家に辿り着いていない、ってのは不自然な話ではあるな。
まだ人も多い時間帯だったんだろう?
それなのに姿を消す部分での目撃証言が、無い。
[状況を纏めるように言葉を発する]
[段々と色濃くなるのは顔見知りの犯行と言う線]
[おそらく行商人が考えているのも同じことだろう]
―――詰め所―――
んー……。
[無い頭を必死に働かせながら歩いていると、もしかしたら、カヤ達3人の横を通り過ぎていたかも知れないが、全く気付きもしなかった。
そして、詰め所までたどり着くと、昨日よりも遥かに熱気のこもった室内の空気を感じながら、その扉を開ける]
ちぃーっす。
話聞きに来たんだけど、今良いか?
『……ああ。手短にな』
[レナーテを見ると一瞬だけ全員の目がそちらへ向き、すぐに興味をなくしてほぼ全員が元の仕事に戻った。
そのうちの、一人だけが反応して、レナーテに答える]
[とはいえ自分の戻った時間は遅い]
[表通りで話を聞いて遅れ][その事実を確認するのにもう少し]
[すれ違えなかったのはその間ということも大いにありうる]
……そういう話じゃない。
[小さくなって俯く少女に]
[ようやくそれだけを返す]
[ヴィリーが纏めるのを聞いて一瞬そちらにも視線を走らせ]
カヤ君。
本当にベッティとは会っていない?
[確認するように][何かを探るように問う]
目撃証言?不自然…?
[隻眼の男の、纏めるような言葉が降って来て
俯いたまま小さく続けて繰り返す。
が、その言葉に噛み付く隙を見つける暇も無くハンスの言葉が続けられ
ゆっくりと、泣きそうな表情をした顔を上げ]
会ってない…――
[嘘をついた。]
えっとよ。
なんかローザ捕まえたって話聞いたんだけど、本当?
『……ああ』
あ。本当なんだ。
んじゃ、それはなんで?失踪事件の犯人だとして?それとも、他の意味で?
『失踪事件のほうで、合ってる』
へー。なるほど。
具体的な証拠でもあったのか?
『……』
[その言葉に、一瞬自警団の言葉が詰まった]
?
どした?
『……現状で最も疑わしかった。
だから、捕まえた』
うん。だから、どういう証拠で?
アタイ、バカだからハッキリ言ってくれねえと、わかんねえ。
[重ねて問い詰めるが、自警団は苦々しい顔でそれに答える]
『それについては、他者に明かすことは出来ん。
例え、お前がその依頼を受けていたとしてもだ』
ほー。まあ、いいけど。
ああ。そんじゃ、事件解決したんだろ?アタイはお役ゴメンかな?
『……』
[その言葉に、自警団は今までの中で最も苦々しい顔で答えた]
『……露天商のベティがいなくなった』
べてぃ?
[思わず聞き返して、言葉を頭の中で反芻させた。そして、ややして「あ」と小さく呟き、驚いたように声を上げる]
え!?
ベッティか!?
そりゃまた、なんで!?何時何分何秒!?
『……知るか、そんなこと。ただ分かるのは……事件はまだ終わってないってことだ』
おいおい。前途多難だな、おい。
[自警団の言葉に、苦笑してレナーテが返した。
その後、ある程度大雑把に、消えた時間や消えた場所などを聞き出してから、詰め所から外へと戻った]
―大通り―
[泣きそうな顔のカヤ]
[嘘をついているとは到底見えなかった]
[視線の鋭さは少しだけ減ったかもしれないが]
そうかい。
[感情の色は混じらない声で短く答え]
ヴィリー、「依頼」をしたい。
こちらもカードを取ってくるから、後でいいか。
[隻眼の男へと視線を転じた]
[子供の呟き] [否定の言葉]
[子供が本当のことを言っているのかはさておき]
あのガキが大通りを移動する目撃証言はある。
なのに消えたのを見たと言う話はない。
魔法を使ったにせよ、移動中に浚われたならそれなりの目撃証言があるはず。
……目撃証言も痕跡も無いのがおかしいんだよ。
仮に人目の付かない所に誘い込まれたとしても、その姿を見たと言う者が居ないと言うのはおかしいとは思わないか?
不審な人物が居ればある程度は目につくはずだ。
[己の疑問と意見を口にする]
[その後に行商人から「依頼」を持ちかけられ]
……良いだろう。
[短く、それだけを返した]
―――露店巡り中―――
んー。
参ったな。
[言いながら、まんじゅうを一つ口に放り込んだ]
自警団長と、ベッティが事件に巻き込まれ、ローザが犯人の疑いで逮捕、か。
連続、なんて名前ついてるけど、普通ここまで短いスパンで多発するのかね。
こんなペースで1年も続いてたら、街中の全員が事件に巻き込まれてるんじゃね?
[言ってから首をひねった]
……んん?逆か?
もしかして、短いスパンでやらなければいけないことが起こったとか?
それがなにかっつうとわかんねえけどなあ。
ありうるんなら、この数日でいなくなった人が関係してる、とかか?
んー……とりあえず、今はいなそうだけど、師匠さんからベッティのことを聞いてみるかなあ。
あんた、調査とかしたわけじゃねぇんだろ?
だって今まで知らなかったんだし。
…簡単に人の話しで結論付けるもんなんだな、って思っただけ。
目撃証言が出ないって、今から出るかもしれねぇじゃねぇか。
あんたなんか知ってんじゃねぇの?
あんたが来てから起こってるし。――事件。
[マフラーを引き上げて目に涙を溜めたまま
眉をぎゅっと中央に寄せた少女は、隻眼を睨み上げた。
思いは別だけれど、傍からどう見えるかはまた更に、別。
彼女は、ヴィリーとハンスの仲を知らない。]
ああ、”まだ”調査はしてねぇな。
だから聞いた話で推論を立てたまでだ。
それに事件のある場所に俺が居るのは当たり前だ。
事件を追うのが俺の仕事だからな。
詰所に行ってから調べ直すとするさ。
ハンスからの「依頼」もあることだし、な。
[子供の言葉にも引く様子は全く無い]
[自己正当化のような言葉だが、それもまた己のスタイル]
…じゃあ、あんたがこなかったら事件は起きなかった
って事にもなるんじゃねぇの?
[ギリギリと歯を軋ませて、
八つ当たりのような疑いのような言葉を投げる。
――実際正に「八つ当たり」なわけだが。]
―大通り―
助かるよ。
[隻眼の男に向けるのは信用ではない][あくまでも仕事]
[その情報収集能力は嫌というほど思い知らされてもいるから]
[過去の経験に従ってそれを引き出そうというだけ]
そうだな、俺のも伝聞が混じっている。
探しながらそれも確認しよう。
[それでも話を聞いていたのは不安があったからだ]
[深く息を吐く][決め付けるのはまだ早い]
[自分に言い聞かせて強張っている表情を奥へと押し込める]
……俺はまずベッティの消息を追う。
それから情報を取りに上がって、戻るのは少し遅くなるかもしれない。自衛団と宿、それ以外ならどこにいる可能性が高いんだ?
[どこへ行けば会いやすいかとヴィリーに問う]
ここで会ったのが運の尽き。
そうとでも思わないとやっていられないよ。
[八つ当たりのようなカヤの発言]
[皮肉に笑ってヴィリーを見た]
[同じような言葉は何度も投げた覚えがある]
[今回は先に他者から出たわけだが]
ならねぇな。
「事件が起きてる」から俺がそこに行くんだからよ。
…お前こそ忘れてねぇか。
この失踪事件が今に始まったことじゃねぇってのを。
[どこか己に責を擦り付けようとする子供の言葉]
[それにも怯まずきっぱりと返した]
[相手の言動に隻眸が細まる]
詰所と宿以外なら広場の噴水のところに居るつもりだ。
昨日のところな。
[あの場所に良く居るのは術の媒体を広めるのに適しているため]
[故に調べる時は大概そこに居ることに決めていた]
んじゃあ俺は先に詰所に行ってみる。
詰所に居なかったら噴水のところに来い。
居なくても周辺で聞き込みしてるはずだから直ぐに分かるだろう。
[そう行商人へと返し、詰所に向かおうと歩き始める]
前にも言ったが。
自分で記事を書くために事件を起こす奴は馬鹿以外の何者でもねぇ。
制約はあれど、俺はこれでも誇りを持って記事を書いてんだ。
記事を書くための事件なんざ、起こす気もさらさらねぇ。
[それは行商人へと向けた言葉]
[以前にも疑われた時に発した言葉でもある]
[子供にもそれを告げるかのように]
[二人の横を通り様に言葉を発した]
――忘れてて悪ぃかよ。
[彼女は去年迄この「仕事」はしていなかったから、
すこんと抜けていたのは事実。
ヴィリーには、鼻に目一杯皺を寄せて睨んでから
はた、と、ハンスの言葉にそちらへと視線を向ける。
翠の目を瞬いてぱちり、見上げて。
一瞬の間のあと、口を少しだけ、開いた。]
[言葉を発する前に、ヴィリーが言う言葉を聞き
眉は中央に寄ったまま口を閉じる。
歩き出そうとする彼を見上げ、もう一度ハンスを見上げ]
…そういえば昨日、ローザが捕まったってのは聞いたか?
あいつ犯人だったのか?
[言葉を投げた。]
そうかい、忘れるほど平和な日々を送ってたんだな。
[皮肉めいた言葉]
[その言葉の裏にはもう一つ意味が込められているのだが]
[果たして気付く者は居るのか]
…香水売りってのがローザっつーならさっきも話した通りだ。
今から犯人だったのかどうかを確かめに詰所に行く。
尤も、連中がちゃんと調べてるのかは甚だ疑問だがな。
[香水売りの名を知らぬが故にそんな風に返し]
[歩む足は止めることなくその傍を離れようとする]
分かった。どちらかを探す。
[ヴィリーに頷く]
[自分は宿の方へと向かおうと身体の向きを変えかけ]
カヤ君。
[表面上は落ち着きを取り戻した視線を少女に下ろす]
苛立ちをぶつけてすまなかった。
一つ間違っていれば二人とも姿を消してという可能性もあったんだからね。君も十分に気をつけて。
[少女が犯人でないのならそれこそ不安なはずだ]
[口元だけで笑いを作り普段の口調を心がけて]
[どうにかそう声を掛けた]
[男に言葉をまた投げようと口を半分開いたけれど、
少女にとっては皮肉にしか聞こえない言葉にむっと眉を更に寄せて
口を噤み、言葉は音にならなかった。
ぐ、と拳を握り不安そうに、歩くその背を見送った。]
え、あ、はい。
[ハンスの声に、ぴくりとそちらへと向き直る。]
何度も聞いたな。
だからこそ諦めなければやってられないんだ。
[その言葉がなければ仕事としても頼めなかっただろう]
[分かっていても皮肉の一つも言いたくなるのは]
[ここ最近は会わずにいられたからかもしれない]
ローザさんの話は俺も聞いている。
そちらも個人的に確認しておくつもりだよ。
[自衛団で確認するというヴィリーの言葉に続ける]
[そして今度こそ踵を返して]
じゃあ、また。
何かあったら教えてくれるとありがたいな。
[宿の方へと向かって*いった*]
[告げられる、言葉。
騙せたと少女が俯いたままこそりと笑むことは無く
只未だ悲痛な顔をして、言葉を聞き。]
…うん。
オレが呼んだからだ、ゴメンな。
[先程と同じ言葉を、もう一度呟く。
ぐい、と手で目を一度擦ると、ぴょいと軽い足取りで一度後ろへと下がり、籠を背負いなおして]
オレ仕事すぐ終わらせてベッティと爺っちゃん探すよ。
見付かったらオレにも教えてくれ。
[顔を上げた。]
[事件が起きていながら、そのことを忘れていると考えられる原因は三つ]
[一つ目は周囲では異変が無いために事件が起きていると認識していない場合]
[二つ目はそれこそ全く気にしないか忘れている場合]
[そして三つ目は、浚われる危険性が無いと分かっている場合]
あのガキの場合は一つしか当てはまらねぇんだよなぁ。
[紫煙混じりの呟き]
[それは二人から離れた位置で漏らされた]
[自衛団長に養われている子供が事件について全く耳にしないはずもなく]
[かと言ってあの子供がこのような大事を忘れて気楽に居る性格にも見えない]
[残るのはただ一つだった]
[そんな思考を巡らしながら、しばし後に自衛団詰所へと辿り着く]
─大通り→詰所─
―ヘルガの宿屋―
[走ってやってきたのは、色気のある女将の経営する宿屋。
元気に駆け込むと女将が手を振って迎えてくれた。]
女将、煙突掃除にきたぜ。
[それは彼女が孤児院に居る頃からしている仕事。
挨拶もそこそこに、屋根に上がり仕事を始めた。]
[常春のこの街では、
暖炉やストーブは特に冷え込む時たまに焚かれる位。
が、裏返すと年中使われる可能性がある上に
舞い散る花弁が煙突に入り混む事も多い。
観光業が主なこの街の宿屋では、
割りと頻繁に掃除が必要とされていた。
屋根から重りを着けたブラシを何度か下ろし引き上げてから、
腰にロープを巻いた小柄な身体を煙突内に滑り込ませる。
しっかりと掃除を終わらせてから、
宿屋へと戻った時には身体のあちこちに煤がついていた。]
まいどありっ!
[硬貨を貰い、宿屋を後にする。
それから少女は屋根の上、自宅へと向かって駆け出した*]
─詰所─
[手巻きタバコをふかしたまま詰所の扉を開く]
[ノックもない来訪だったが、軋む扉の音に中に居た団員全員がこちらを見た]
よぉ、一人捕まったって聞いたんだが。
その辺の話聞かせてもらえっかね。
[いつもの調子で声をかける]
[団員がピリピリしているのを承知の上での言葉]
[返ってきたのは、あんたもか、と言う溜息混じりのもの]
ほぅ、俺以外にも聞きに来た奴が居るのか。
……レナーテ?
ああ、あの筋肉馬鹿な。
[その言葉に眉根を寄せる団員も居たが、知り合いならそっちに聞け、とも言われ]
アンタ達から直接聞かねぇと気が済まねぇんだけどな。
あの女、聞いたことちゃんと覚えてるか怪しいしよ。
[そんなことを言って粘り、聞けるところまでの詳細を聞く]
[と言っても得られたのは疑わしいから連行したと言う証拠も何もない曖昧なもの]
そうかい、それで犯人じゃなかった場合はアンタらどう始末をつけるのかね。
まぁ良い。
一つ忠告だ。
外から来た人間ばかり疑ってると足元を掬われる可能性がある。
この事件はいつから起きていた?
二年ほど前からスローペースではあるが起きてたんだろう。
仮に同一犯の犯行なんだとしたら、街の人間が関わってると考えた方が自然だと思うがね。
尤も、街の人間であるアンタらには疑いにくいだろうがよ。
信用の無い外部の人間である俺からの忠告だが、頭の隅には入れておけ。
顔見知りである方が警戒されることも少ないだろうしな。
[その言葉に団員達はどんな顔をしただろうか]
[見境が無くなっている者は激昂しかけ]
[比較的冷静な者はその可能性に肝を冷やしたかも知れない]
[掴みかかられる前に扉を開け身体を半分外に出し]
ああ、それと。
団長が引き取ったっつーガキ、カヤっつったっけか。
あいつには用心しておいた方が良いかもしれねぇぜ。
[それが何を意味するのかは敢えて全く説明せずに]
[外へ出て扉を閉めた]
[残された言葉に自衛団の連中はどちらの意味で捉えただろうか]
色々面倒臭い、あいつ。
[マフラーを鼻の上まで引き上げ帽子を目深に被ったまま。
屋根の上、誰にも聞こえぬ場所で少女が小さく呟いた言葉は
宙に消え、風に拾われる事も無く。
偶然にも当の彼が自警団で、自分の事を*話しているとも知らず*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新