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[誇り高き星、貴方は迷わないと言う言葉には、複雑な表情で口端を持ち上げた。]
ノーラ。
これを──ブリジットに見せて欲しい。
説明は、ライヒアルトがしてくれる。
[ポケットから解析したばかりの薬物のデータが入ったチップを出し、まだ残りの薬物が入った襟元のサファイアのタイピンをノーラに手渡した。]
そんなの、知ってる。
[薬を投与されている。だから、聞いた。本当に自分の言葉なのかと]
だから、聞いたの。だって、薬のせいなら、仕方ないって、まだ、思え、る。から。
失ったら、もう、元に戻らないの。
それを、ダーヴィッドさんも、知ってるはずだわ。
[戻らない、戻らない、戻らない。彼も、彼女も皆]
ダーヴィッドさんは、助かるつもりは、ないのね。
どうして? 何もないから? 私だって、なかった。けど、ノーラさんのために、みんなのために、生きようって思った。
違うの。私、ダーヴィッドさんを責めてるのは、エーリッヒさんを殺したからじゃない。
それは、悲しいことだけど。でも、奪って尚、自分の命まで見限るなんて、そんなの。
[危険。一緒に、は、わがままなのだろうと思う]
失いたくないのは、みんなだもの。
[二人で話がしたい、その言葉に顔を上げて、こくりと、頷いた]
ヘルムートさん……。
ごめんなさい。
[言い過ぎたかもしれない、と少し思った。けれど、ハインリヒをさっき失った少女にとって、「失う」事は何より、辛かった]
[ノーラと共に、部屋を出ようとする]
私、ね。ダーヴィッドさんの手が、言葉が、温かくて優しかったこと、知ってるの。
表情で、言葉で嘘はつけても、体は嘘をつけないの。
[ダーヴィッドに、告げてノーラに行こうと握った手を引っ張った]
>>93 [少女の話をきいているけれど、
段々と、理解ができなくなる。
薬のせいかどうかも、もう、わからない。もともとの自分がどうだったのかも、わからない。
ただ、ダリアが枯れる様子が見えて、炎が見えて、
のどが渇いた。
少女の言葉はどれも真実なのだろうけど、
……]
戻らない。
[時間も、命も……]
>>94>>95
………さよなら
[過ぎゆく二人にはこれしか言えなかった。]
ベアトリーチェは良い子だね。
本来なら親元で庇護されている年齢なのに、
ひとりで立って、ずっと皆の事を考える。
きちんと話が出来たら、
ダーヴィッドと一緒にヘリに乗れる。
少しの間だけ、私に任せて欲しい。
さよならは、しない。
[そう言った後、椅子に腰掛けたダーヴィッドに視線の高さを合わせて、床に膝を付いた。それから、乱れたダーヴィッドの赤毛を撫でた。]
[ダーヴィッドの別れの言葉に、悲しそうな顔をして]
ヘルムートさん、お願いなの。
あきらめるのは、。
[駄目だと言おうとしてやめる。切なかった]
議員……汚れます。
[>>97 髪を撫でてくる手に、薄目を開けて、
名前を呼ばれて、
乱れた息の中、そう伝える。
もう
この人をこれ以上、裏切ったり、穢したくはないから。]
[杖の先に、当たる石とは違う感触のもの。動く。さらに、どこかから落ちてくる、音が二つ]
蛇?
ノーラさん、先に行って。
[怖く、ない。そう思って杖を握りしめる]
[ノーラの声と、蛇を裂く音。歩く音で、足が悪いのはわかっていた]
私の目が見えたら、ちゃんと護れるのに。
[体調だって、悪いわけではない。せめて武器があれば、と思った。けれど、使い慣れないものを、目の見えない状態で使うにはあまりに危険で]
違う。目が見えないなら、見えないなりの護り方をすれはいいのよ。
[言い聞かせる。蛇の気配は、他にはない。落ちてきた蛇が倒されたら、すぐ先に行こうと足を踏み出せるように辺りをうかがった]
──汚れない。
[髪を直し終えるまで手を離さなかった。]
私が、自分自身を愚かだったと言ったのは、
おまえの事を、何も理解していなかった所為だ。
ダーヴィッド。
私がお前をもっと識っていれば、
ユリアン、ゲルダ、エーリッヒ。
彼等を死なせずに済んだかもしれない。
[瞬き。]
何より、お前を。
お前が私を助けてくれたように、
助けられたかもしれない。
[肩で息をして気付けば蛇は死んでいた。
レイピアを腰に戻せば、少女と再び手を繋いで
ひょこ、と右足を引きずりながら歩みを進めた。]
貴方には…何度も、助けられたのよ。
[見えないなりの護り方。
視えるなりの護り方。
それが重なるようだった。
途中、ゲルダの石像があっただろうか。
僅かな間、彼女の為に祈りを捧げ、そして前へ進む。]
…もう、つくわ。
[音を立てて研究室の扉を開くだろう。]
[ノーラの言葉に俯いて。そのまま先へと。
途中立ち止まる。手を伸ばせば、そこに石像]
ゲルダ、さん?
[先ほどの混乱の中、呼ばれていた名前。彼女も石にされたのだと知って暗く何かがのしかかる。
祈って、その先にすすむと研究室へ*たどり着いた*]
>>104
[その人の手はしなやかに動いて、
髪を整えられると同時に撫でられている感覚……
痛みの中の少しの安らぎに、思わず表情を緩んだ。]
理解……?
[でも、その人の言葉がわからなくて、
鸚鵡返しに訊くことになってしまう……。]
僕は、何も……。
[やったことは彼らの命を奪っただけだ。
ユリアンは救えなかった………。]
―三階・廊下―
[動き出した者たち。
後を追おうと踏み出した足元から、かさり、と異質な音が響いた]
……ん?
[白に埋もれる、それとは異質な褪せたいろ。
天鵞絨が瞬く]
……まさ、か……。
[掠れた呟き。
膝をつき、手を伸ばす。
目に入るのは、見覚えのある――]
……『天上の主』たちの……。
[それは、置き去りにできなかった、自らの『過去』]
……ロージィ……。
[知らず、口をついた、名。
そらいろを、陽と月を求めたのは、石の病に目を病んだ幼馴染。
しかし、彼女はその完成を見る事なく光を失い、絶望からそらへ身を委ねた。
一方的な『約束』を残して。
それに絡め取られたまま、続けた研究。
完成に至る前に、彼女と同じ場所を病んだと知らされ。
『約束』のために、ここへ来て、そして――]
……ちっ……。
[舌打ち、ひとつ。
囚われぬ、と決めた彼女の記憶。
振り払うよに頭を振り、見回した空間。
散らばる資料。
実験室の方を見やった後、それらを拾い集め。
霞みのやや強くなった目で、文面を追う]
……これは……。
[記された名。
真白を咲かす少女の、父の名。
それは、自身に取っては、研究への出資者の名として、記憶に止まっていた**]
[小さな電子音、おそらく少女の耳にも届いただろう。]
…
[現れた一角獣。毒をも癒す角。
Unicorn と心で呟いた。]
[かちり、そのアイコンをクリックした。]
……
[かちかち、とダブルクリックした。]
…導いて。
[キーボードを確認しながら 一文字ずつ入力する。]
[ P e g a s u s ]
[――― Enter を最後に、かちりと。]
【RP】
[Enterと同時に、しばらく、カラカラと作動音、
やがて、画面全体が黒くなって………]
[__________会話しますか? Yes No
そんな選択肢が現れる。]
[暗くなる画面に、文字が現れる。]
会話…?
[誰と、と思って繋がるのは1人しかいなかったから
一度、扉を開いて外に向けて声を響かせる。]
ゼルギウスと…――通じたかもしれないわ!
[声を聞いて誰かが来たのなら室内に導いて
それから―― Yes を選んだだろう。]
…理解していない。
副作用による変質の苦痛、衝動に突き動かされるなか。
ピューリトゥーイを殺す。
そう明言した、私の側に居て、
お前が、どういう気持ちだったか。
お前が、どういう人間なのかも知らずに、ひとり救われていた。
使命感にずっと突き動かされていられたのは、お前が隣に居た所為だ。
それが殺人者でもかわりはしない。
[と、ダーヴィッドと並ぶようにして隣の椅子に座る。痛んだ表情が少し緩むのを見て、自分の肩に相手の頭をもたれさせるが、拒まれるようなら無理強いはしない。目を伏せながら、]
ヘリ8人に、ピューリトゥーイ2名は多過ぎる。
だが、今でも私はベアトリーチェに言ったよう。
お前をヘリに乗せたいと考えているよ。
[乗れないと再び、拒まれるのだろうが。]
不正の真実を突き止め、正す。
法を改まらぬままなら改め、民を救う。
此処から出て生き延び、ゼルギウスと対決する。
ピューリトゥーイにこれ以上殺させない。
──なすべきことは、多くあるが。
[伏せていた目を上げて、ダーヴィッドを見詰めた。]
と、ダーヴィッド。
喉も渇いているの か?
>>116
[ヘルムートの言葉を聞きながら、時折、首を振る。
彼が横に掛けた時、そちらを向こうとして、ふらつく。その肩に頭を導かれて、そんなことは…と思えど、拒否はできず、
そのまま、そこで目を閉じた。]
違います……。僕が貴方の側にいたのは、
貴方なら、僕を石にしてくれると、思ったから…。
あと、
貴方の側にいる時は、僕は、
確かにピューリトゥーイではなかった……から。
[そう、まるでアルゴルの点滅ように正義と死の衝動がそこにはあって……。
ただ、彼の側にいる時だけは、昔の正義感が、他より勝ってそこにあった。]
………
[そして、ヘリに乗せたい、という話になると、首を振るだろう。
ヘルムートはそれからも何か喋っていただろうか。
段々と、なぜか遠くなる。
身体が、乾いてきている。いや、たぶん、
いよいよ僕の心臓が、硬くなっていってて、
その押し出す力がなくなって…きているのだ。]
はい……――
[何か訊かれたので、朦朧としながら、答えた。]
[仮に、音声通話が可能になったのなら
静かに女性は話し相手に問うだろう。
ゼルギウス、謎の男。
マモルと言っていた。けれど信じるなとも言われて。]
メドューサの感染者は…
私達は完治するの?
石化した者は…――助けられない?
ピューリトゥーイの中和剤はないの?
[返事は聞けるのだろうか。聞こえない部分があったのかもしれない。
僅かな沈黙、そして]
貴方は――…どこにいる。
[探るように *訊ねただろう。*]
[実験室の水道を捻り、水を汲んで戻って来る。
改めてみる血色のわるい皮膚。閉じられたままの目蓋。隠される事無く露出している首輪の数値は29%。]
ダーヴィッド──私は、
──なすべきことは、多くあるが。
多くの為に一人を犠牲に、ではなく。
目の前の一人だけを救おうとする選択も
あるのかもしれないと思った。
この手でお前のバンドを切るかわりに。
お前がそれを望み、満たされるなら。
お前の手で、私が石になっても構わない。
[留め具を失い、襟元がはだけたままのシャツ。自身の首輪に触れながら言う。
まだ解析装置の画面には、ペルセウスが映ったままだった。
隣に座り直し、グラスに一番近い形状のビーカーを朦朧としている相手の口元に運ぼうとする。手元が震えた。]
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