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さて、と。
これでやっと夕食が食べられますね!
[にこー。]
行きましょ行きましょ!
[一足先に食堂へ。]
―トレーニングルーム→食堂―
ぇー。ただでさえ、腕痛いのに。
まあ、僕はこれでいいんですよ。
[ 重力までも乗った踵落としを受ければ、それは当たり前。
痛そうな素振りはちっとも見せていないが。
溜息を吐く様子にも、やはり暢気。]
いーえ。
[ 謝罪の言葉に僅か首を傾げ、思考を巡らせるように、視線を。]
オトフリートさん?
[これでいい、という言葉に、
普段ならため息一つもこぼすだろうか。
今はそれもない]
……何だ?
[名を呼ばれ、緑の目を向ける。
静かな目だ。]
そ、そうですか・・
[ちょっとどぎまぎしているのは名前訂正がバレたか如何かを気にした所為なのかも知れない。]
え、ええと・・・申し訳ないです。
[済まなそうにしつつもイレーネがいない為、其方のほうが楽だと判断したらしく、素直に従う。]
ん、きっと大丈夫。
[いつものへらっとした笑い方とは違う、穏やかな笑みと共にこう言ってから、手を離し]
さあて、決着もついたし……飯食いにいこーや。
先に行くぜー?
[カルルとユリアンに声をかけ、ユーディットに続くように食堂へと]
─トレーニングルーム→食堂─
[ぽふと頭を撫でられ、少女は我に返る]
べべつにどきっとも一つもしてないわよ。
メガネが踏まれず無事に戻ってきて嬉しい。
あ、あの…ハインリヒ。
メガネ見つけてくれて、あ、ありが……
[少女はなにやらどもっていたが、
いつもの表情に戻り]
なんで私がお礼言わないといけないの!
そもそもそっちがタックルしてくるのが悪いのよ!
[真っ赤になってまくし立てる]
んー。
[ こきり、タオルを手にしたまま、首を鳴らした。]
御無理なさらずとか、何か出来る事があればとか。
そんなことを言おうかなぁ、と思ったんですが。
陳腐というか、らしくないので、止めときます。
[ しっかりと、口には出してはいる訳だが。]
ストレス発散の八つ当たりは、いつでも受け付けてますので。
[ 返す瞳もまた緑、オトフリートよりは明るい色。
どこか、底知れない色を湛えているようにも思えるが。]
シャツは手もみ洗い推奨でー。
[ 言いながら、ひらっと手を振る。]
へー、ミリィの眼鏡って着脱可能だったんだな。
[ミリィに視線を向け、真っ赤になってることに気付く。ちょっと意外な一面を見た]
え、今日はとんかつ定食かー!
[目を輝かせて食料確保に向かう。まさに食う寝る鍛錬の日々]
ういうい、っとー。
[アーベルの声に、ひらりと手を振って返せば
ゆっくりと立ち上がる。再びこほ、と小さく咳き込みつつ]
……飯食えっかなー…何か今ので胃が潰れたカモ。
[真顔で呟くものの、潰れてたら病院行きです。]
―トレーニングルーム→食堂―
―食堂―
夕食夕食♪
[スキップしながら食堂にやってくる。]
……んー。どうしたんですか?
風邪?
[真っ赤な顔をしたミリィを見つけて、首を傾げる。]
ああ、けっこう俺の近くにあったから踏んで壊したりしたら怖いもんな
…て、ん?いや、どういたし…
[と、礼を言われたと思えば捲くし立てられ、ポカーンとしつつも
そのころころ変わる様につい吹出し]
ああ、そうだな、つい嬉しくてタックルして悪かった、ゴメンな
[と、いって笑いながら、また頭を撫でる]
は、はい・・
[むしろ遠慮はあまりしてないのだが。ずっと引き摺られたりしていたので慣れてはいないらしく、ちょっと居心地悪そうにしつつ。
抱えられて食堂へと。]
……
[言ってんだろ、と思ったのは間違いなかろう。]
じゃあそうさせてもらおう。
遠慮なく
[酷い。
それから頷いて、
階下へと向かう。
階段の途中で、一度、ぎりと、歯をかみ締めたか。
エーリッヒの対応にだいぶ、落ち着きは取り戻していたようだったが
顔色は今は蒼白に。]
─食堂─
お。賑やかだな。
[食堂に入ってすぐ、目に入った光景にはさらっとこの一言だけ言って、おばちゃんに声をかけて食料確保]
[アーベルの微笑みを見た後に、去っていく背中に]
……PiPi。
……こういうときは、ありがとう……ですね。
[口元が笑みの形を作る。
それは何時もと比べれば、少しだけ自然な笑みだった]
―食堂―
今晩和・・?
[抱っこされながら控え目に挨拶。
と、目に入るのは頬を染めたミリィの姿で。]
・・如何かされたんですか?
[きょとり。]
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