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「先週あった予算会議で配布された資料の、最新訂正版が上がって来たからな」
[職員室まで取りに来て欲しいんだが。
冊子を団扇代わりに扇ぎながら、続ける言葉はこうだった。
委員長自らが目を通して、上――つまりは生徒総会に今学期中に提出。
…つまりは、本日中に。]
…今からですか?
――…それは、困りましたね。
[彼にしては珍しく言い渋る様子に、如何かしたのかと。
テカる頭をハンカチで押さえながら男が問うた。
若干精神的に見苦しい風景ではあるが、にこやかに笑みを浮かべたのは相手が教諭であるが故か。]
…いいえ、何でも。お気になさらず。
[至極私用ですから。それだけを言って、その場を誤魔化すことに決める。
――まさか近所のスーパーの食品のタイムセールが、とまでは口に出しやしない。]
(…さて、どうしようか)
[筆記用具と成績表、あとは定期やら財布やら。必要な物だけが入った普段よりも軽い鞄を左腕に携えて、教諭の後をついていく。
これから、どう打ち合わせとやらを抜け出そうか、では無く、泊まりに来るだろう従姉妹と、自宅の冷蔵庫事情を脳内で省みての話。
…どうするも何も、少々頭を痛める事にはなりそうだ。]
――有り合わせで、何とかなりますかね。
[尤も、文句を言わせるつもりは無いのだが。
湿度の所為か、汗ばむ額を一度だけ拭って、小さく*溜息を零した*。]
[生徒会室前。一見幸貴には似合わないだろうその部屋は、幸貴が所属する場所であり。通常の教室に入るような軽い雰囲気でその扉を開けた]
ちゃーっす。
かいちょー、何かやることある?
[休み前の仕事確認。生徒会長である沙耶香も丁度来たところらしく、あれこれ確認をしているようだ。何事も無ければ自分に割り振られた分の仕事をこなすことになるだろうか]
……なんだ、珍しい。
[ぽつり、呟く。
屋上潜入の常習犯が増えているのは認識しているが。
(そして、放置している事で従姉ににこやかに睨まれていたりするのだが)
どうやら、今は他にもいるようで]
……こんな時期のあの場所に好んで行きたがるとは……酔狂な。
[思いっきり、自分は棚上げな一言を呟きつつ、扉に手をかける]
[成績はこれといった問題はなく。
帰省するか否かというだけだがそれは追々決めていく。数日ぐらいは別に問題あるまい。]
あー。とりあえず飯食ってからにするから後でメールで。
[遊びの誘いを保留としながら。暑さとか湿気に気だるさが更に増す。こっちのテンションを吸収してるが如く蝉は相変わらず元気だし。]
購買…あいてるかね
[席を立つ。軽い鞄を持ちながら、暑さでふらふらと購買目指して歩き出した]
[少し前、まだ少しザワついている教室内]
それがさ、名前がちっとも思い出せなくて。
適当に濁して逃げてきたってワケ。
「変なとこで抜くよね、啓子も」
悪かったな!
誰でもやったことある話っしょ。
「だって我妻さんは有名じゃないの」
わたしゃ特に関わったことあるわけでもなし。
顔に見覚えくらいはあったケド、出てこなかったんだから仕方ない。
[渡されたばかりの通知表はもう団扇代わり。
どうせ中身も一部を除いて可もなく不可もなくだ]
にしてもそっか、我妻ユゥゴ君ね。
いきなりシャッター切るとか思わなかったから驚いたわ。
何をどう撮ったのかは知らんけども。
「許可もなしに?」
ああ、私を撮ったかどうかは分からんよ?
逃げ出した手前、尋ね返すのもアレだったし。
「…それで啓子がいいならいいけど」
気にしてたらその場で問い詰めてるって。
[ケラケラリ。明るい笑い声は風に乗って外へと流れていった]
んー。多分やってるやろけどさー。
[ゴハン食べてる間ずっと上に居たなら、マジでヤバそうだ。
ハンドタオルは結露に濡れて、中身は半分水。
程よい飲み頃だが人助けならしゃーないかと立ち上がる]
とりあえず、行き倒れる前にこれでも飲んどきー。
熱中症の理由聞かれて、屋上封鎖されるんは堪忍やし。
フード如きじゃこの暑さは凌がれへんで。
[フードの内側も録に見ず、近づいてむき出しの氷嚢を目の前にぶら下げた]
─生徒会室─
[呼びかける声に、そちら見やり、にこりと笑う]
今の所は、大丈夫かしら。
ただ、ちょっと……。
[ここで言葉を切り、わずか、思案顔。
物憂げとも見える横顔を、陽射しが照らす]
……急いで作成しないとならない書類があるから、何かあったら、対応をお願いしてよろしいかしら。
[何もないとは思うけれど、と。
零れる笑みは、どこか楽しげ]
[ 逆側から手をかけられるのには気付いたか。
内側からの押し扉となると、オチは読めもしたけれど。
どちらにせよ、日陰にいた人影が近づいてくるのと、
何より下げられた氷嚢に、彼の意識は向いてしまった ]
んぁ?
助かるけど、あんたのじゃねえの。
[ 手は正直に、きっちり動いていたが ]
もちろん、うちのやからあげるんよ。人のはあげられへんわ。
ゆーとくけど、タダちゃうで。口止め料やからなー。
[だから遠慮いらんよ、と伸ばされた手に氷嚢を落とす。
ついでにストローをポケットから漁ってる間に扉に変化があったかもしれない。武道とか無縁の人間に気配なんて読めません]
口止め料っつったら、
[ 自分だって、相手とそう異なる立場ではない。
そう指摘しようとして、落とされた氷嚢に声は止まる。
剣道の経験はあれど、やらなくなって、早二年半。
そして落ちゆくそれを手の器に収めようとした結果、
扉への注意は全く払われなくなったわけで。 ]
[言葉が切られたその間。返事があるまで自然と沙耶香を見る形になる。どんな時でも美人だねー、とか思ってたりするが、声には出さない]
急ぎの仕事あるんだ。
じゃ他でアタシが出来るものは対応しとくよ。
何も無い方がアタシも楽で助かるし。
[いひ、と笑って定位置の席へと座った。沙耶香の楽しげな笑みはそのように受け取らなかったのか、気にした様子は無い。しばらくぼんやりしていたが、徐にテキストを出して解き始めたり。一応勉強する気はあるようだ。尤も、遅々として進まないが]
おわ!
[動体視力だけはやたらいいから、フード男が自分を避けてくれようとして倒れるのは判った。
しかし止められるだけの反射神経の方はない。心の中で合掌]
悪い、避けられると思った。
[扉にかかる重みに疑問を感じた時には、遅いわけで。
開いた扉の向こう、目に入った光景に。
口をついたのは、こんな一言]
[惣菜パンをいくつかとジュース。それを食して一息。
他のやつらは食事を終えてから連絡といってるが、自分はさっさと終えたためまだだろう。]
あぢー…
[既に口癖と化しているような言葉をぶつくさ
涼があるところ…この前ヒサタカに聞いた三階の空き部屋にでもと決めた。
なんかほんの少しだけ嫌な予感がしなくもない]
ええ、今日中に提出しないとならないものですから。
[相手が何を考えているか、気づいているのかいないのか。
さらり、何事もないように言って、笑って見せる。
その間も手はさらさらと、さらさらと動いているのだが。
やがて、作業は一段落したらしく、とんとん、と紙束をそろえて、見直し作業に]
そう言えば……幸貴さんは、夏休みには何か予定はありますの?
[それから、ふと思いついたよに、こんな問いを投げて]
[ 空いていた片手を地に着きはしたものの、
予想以上の熱さに更に動きは鈍り、
結果、焼かれました。
額を思い切りぶつけるのと、どちらが間抜けだったかは知れない ]
[テキストと睨めっこしていると沙耶香から訊ねかけられ、顔を上げた]
え、夏休み?
家で稽古と部活動くらいかなー。
うちの親父、旅行とか行くくらいなら鍛錬!とか言う空手馬鹿だかんね。
予定と言う予定は無いや。
[稽古も部活動も日常茶飯事のようなもので。遠出出来ないことに残念そうに、ぺしょりと机に潰れた]
どーせやったら、焼けてから上げたらよかったなー。
[正しい氷嚢の使い方と言う意味で呟き、その場にしゃがみこむ。
一応、助けてもらったらしいので]
えーと、避けてくれておおきに?
[手に残ってた冷たいハンドタオルを焼けたっぽい所に押し当てようとかする。そこでようやく、フードの下に気付いた]
うわ、外人さんやった!
ワタシ、エイゴ、シャベレマセン!
あー、確かに。
って、違うだろ。
いや、あってるけど、違うだろ。
[ よくわからない突っ込みをしつつ、
フードの下から若干恨めしげな眼差しを向けた。
大袈裟な動作のせいで、目深に被っていたそれは外れかけ ]
そう……どこも、同じようなものですね。
[とん、と。
チェックを終えた書類を置いて、判押し作業の後、ダブルクリップでぱちり、と止める]
でも、それならそれで、私は助かるかしら。
何かあった時に、すぐに頼れますもの。
[潰れる様子には、ほんの少し苦笑するものの。
続けられた言葉と共に浮かべるのは、一見無害な笑み。
従弟が見たなら即、「……何企んでる」と突っ込みいれること、請け合い]
……もうかりまっかー。
[ 関西弁に合わせてみた。
場違いに、とりあえず、ベタに ]
高校生なら、それくらい喋れ。
いや、日本なんだから日本語喋れ。
つーか、外人全部が英語話すわけじゃねえ。
[ 蛙状態からヤンキー座りになりつつ、半眼を向ける。
黙っていれば美麗な北欧人にも見られようが、
こうしていると、単にガラの悪い輩だった ]
[質問に哲学やらよくわからないことを言うヒサタカに、首を傾げつつも向けるのは笑顔。
別れ際も特に何かがあるわけでもなく、普通に一言二言言葉を交わす程度。
しかし、彼女にとってはそれで十分。ヒサタカと過ごす時間があればそれだけでいいのだ。]
まあ、石焼きか鉄板焼きかはどうでもいいけど。
[さらり、と突っ込みを受け流して。
フードの下から覗く色が、陽光を弾く様に僅かに目を細める。
聞いた気がするけど誰だっけ、とか考えてるのは見た目からはわからない。かも知れない]
……というか、お前、今まで何語で会話してた……?
[取りあえず、璃佳には突っ込み一つ]
−→生徒会室−
[それは帰ろうとしていた時のこと。
女性教師に呼び止められ、何事かと思えば荷物の運送を仰せつかる。
ご褒美に一本ジュースを奢ってもらい、それで手を打つことにした。
かくして、行き先は生徒会室。
片方の手はひやりと冷たい荷物を持って、聞き手が扉をたたく。
反応があるまではそのままそこで待機]
てことはかいちょーも?
遊びに行けるのは一部の人間だけなのかねぇ。
[身体を起こすと椅子の後ろ足だけ床につけ、前を浮かせてゆーらゆら。転ばないようにバランスを取りながら天井を仰いだ。続く言葉にはにへらと笑いかけて]
んー、そうやって言ってもらえるのはちょっと嬉しいかな。
何が出来るかは分かんないけど。
[笑いながら相手の笑みを見たが、裏に隠されたものには気付くはずも無く]
ぼちぼち…やのーて。
せやかて苦手なもんは苦手なんやもん!
だいたい日本来たら日本語喋ればえーねん。郷に入れば郷に従えやし、ローマの道だって全部につーじんねんで!
って、はれ?
[言ってる間にミツクニのツッコミが入り、思わず考えてみた]
日本語…やねー。
てコトはカラコンと脱色のヤンキー兄ちゃんか。あー良かった。
お、ほいほい。
[ノックの音にがたんと椅子を戻して立ち上がる。意外に大きい音だったが、気にする様子も無く扉に近付き開けた]
どっちらっさまー。
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