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あ、こんばんわ。
[新たに広間へやってきた2人に挨拶。さらにユーディットから自己紹介をされると]
あ、どうも。私はナターリエ・ヘルゼーエンと申します。
えっと、よろしく。
――、…?
[友人を呼ぶ聞き慣れない声に、一度不思議そうに瞬いて。
声のしたの方へと視線を向ける。]
…って、あれ。
[ふと、数日前にその友人が「小人」と称した
少女の姿に気がついて、再び翠を緩く瞬いた。
…いつの間に、彼らは仲良くなっていたのかと。]
…そりゃ、そうだろうけど。
[少しだけ唇尖らせ、猫から指先はなしたご近所さんを見やる。
今朝の全館放送?に対するコメントに、ふぅん、と小さく相槌だけひとつ]
…凹んでるほうがって、何だよそれ。
なんか俺が一年中凹んでるみてえだろーっ。
[ぷ、と小さく噴出して苦笑、それから笑い声。
聞こえる自分を呼ぶ声、一瞬きょとんとして。
声のしたほうへ視線を向ける]
[泣きそうなイレーネと、焦ったようなティルの様子に、思わず零れたのは、笑み。
緊張は、微か、緩んだか。
それでも、緊張感が失われていないのは、傍目にもわかるだろうが]
……なーに、やってんだ、一体。
あは、よろしく。
[ナターリエの顔を見て、にっこりと笑う。
その笑顔は、昨日までよりも少しだけ、妖しさを含んでいるだろうか?
その後はティルとイレーネに視線を移し、にこにこと笑顔で見守る。
オトフリートの横に並べば、その図は普通に女中と執事のように見えるだろうか?]
お。
[飛び込んでくる小さな影、お友達は走るテンポに合わせて足をばたばた揺らしていたが彼女ごと抱きとめる]
よく見つけたなー?
[いいこいいこ。
頭をぐりぐりと撫でる様はフラットの傍で近くの子供と遊んでいる姿ときっと変わらない]
[負けっぱなしだなんてそんな。
けれど、二度も負けると次の相手を求める元気もなく]
負けたら“みらい”がないって。
みらい、取られちゃう――?
[みらい、が何か分かっていないようだが]
…………♪
[ユリアンに抱きとめられて、頭を撫でてもらえれば
喜色満面で、少女が猫ならばきっと喉を鳴らしただろう。]
[ユリアンと一緒にもう一人人がいるとか、本当まったく気づかない]
[戻ってきたアーベルに気付けば]
アーベル、アーベル――負けちゃった。
“みらい”が取られちゃう。
[お守りをなくしたから?
とアーベルの元に駆け寄ると、涙目で]
いやその、勝負を。
[こうした時にどうすればいいのか。
したことも自分がされたことも記憶にないために困惑したままアーベルに反射的に答えて]
今はそんなことにはならないはずだよ。
それにそれはあの声が言っただけのこと。
放さずに、諦めずにいればいい。
そうすれば繋がることもある。
[困惑の中でイレーネに返した答えは。
ある意味本心そのままだった]
[あくまで、予想だけどね。と
相槌を打つ相手に、僅かに肩を竦めながら言葉を返して。]
――あれ?一年中凹んでるみたい、って…違ったっけ?
[相手の言葉に冗談を交えて、くつりと口端を上げる。
しかし耐え切れなくなったのか、つられた様に小さく噴出した。
口許に手を当てて、くつくつと笑いを抑えながら]
感情がハッキリしてるほうが、フェイらしいって事だよ。
…ところで、その子ってさ。あの時寝てた子だよね?
[随分懐いてるね。と、友人に抱きつく少女を見やりながら
僅かに驚愕の色を滲ませて]
え?
[駆け寄って来たイレーネに、涙目で訴えかけられれば、思わずきょとり、蒼を瞬き]
負けた……とられる、って。
[なんでじゃんけんで、と思いつつ。
ティルが彼女に向ける言葉に、ああ、と呟いて]
大丈夫だよ、イレーネ。
[諭すような口調で言いつつ、頭を撫でてやる]
とられないから、平気。
とられ、ない――?
[ティルの返答には、少しだけ瞼を上げ]
放さなければ良いの?
――でもね、でもね。
どうすれば“みらい”って掴んでいられるの?
“みらい”って何処にあるの?
私も、持ってる――?
[ふと、『取られる』と思った“みらい”の形と在り処に疑問]
[上がり切ったところで立ち止まり、鞄のポケットから取り出した端末を握り締めた。飾り同士のぶつかり合う音は、意識の奥にまで澄み渡る。
大きく息を吐き出した。
歩みを緩めて、個室に戻ろうとして。
十字路の辺りに集まる人々を認める。]
……?
[出来るだけ、人と会うのは避けたかったけれど、部屋がそちらにある以上、行かないわけにはいかない。
ゆっくりと近付いていく。]
[イレーネと、アーベル、ティルのやり取りには、貼り付けた笑みを崩さずに]
未来、ねぇ。あはは。
生きていれば掴める、んだよねぇ。
[しまりない顔で笑う。]
――…、…?
[何か、見定められているかの様な少女の視線に
何かしただろうか、と僅かに眉を寄せる。
しかし会ったのはあの一回きりで、覚えも無い。]
……、えっと。…?
[子どもを扱うのは、得意ではないのだけれど。]
…………。
[金髪の人の様子に、昨日までの少女のような
無表情で判断がつかないように小さく首をかしげ。
相手のこぼれた言葉に、今度はユリアンと相手を交互に見]
大丈夫ですよ。イレーネちゃん。
あなたにもちゃんと未来はありますよ。
[イレーネにそう答える。それは先読みの神子としてでなく、ナターリエとしての私の言葉。]
ち・が・う!
[全力で否定する。断じてその認識は違うとばかりに。
そんな鬱屈とした生活など、この青少年にできるわけがないのだから]
…そりゃあどーぉも。
[べぇ、と舌を出したけれど、抱きとめた少女に向かう視線があれば一拍おいてから]
そそ、寝てた寝てた。
…妹みたいなもんかな?
[飼い猫よりなつく李雪の傍らしゃがんで]
李雪、これはエーリッヒ。
日碧って呼べばいい。
俺の、友達。
[そういいながらエーリッヒを視線で示し]
[アーベルの様子にほんのり安堵]
本当に、取られないかな。
誰かが取りにきたら、やっつければ――良い?
[でも、こんなにじゃんけんに弱くては――と
翼をしんなりさせて]
[広間の様子を微笑ましげに眺め。
横に並び立ったユーディットの言葉に目を細める]
…ええ、生きていれば未来は続きます。
生きていなければ、未来は掴めない。
[続けた言葉が何を意味するか、大抵の人には理解出来るだろう。
未来を理解していない少女が意味を解するかは分からないが]
諦めたら終わりなんだ。
[頭を撫でられているイレーネをどこか複雑そうに見ながら]
僕はそうだった。
一度取り上げられた物を奪い返してきた。
だからここにいる。
[どこか苛立ちを滲ませながら]
掴み方なんか知らないよ。
ただ必死にできることをした。それだけ。
[幾らか躊躇いはあったけれど、]
こんにち、は?
[声をかけた。
随分とユリアンに懐いたらしい李雪に、驚きの表情を一瞬、浮かべて。]
……ま、そうとも言うな。
[ユーディットの声に、ぽつり、呟いて。
イレーネからの疑問には、微か、逡巡]
……ああ。
自分の未来、自分の生き方。
それは、自分で護るもの、だ。
[それから、静かに、こう言って。
しんなりする翼に、また苦笑しつつ、ぽふぽふと]
[金髪の人とユリアンを見比べていれば、
傍にしゃがんでくれたユリアンに
お友達を片腕に抱えなおせば、ぎゅっとユリアンの服を握って。]
…………。りーぴー
[彼の言葉を鸚鵡のように発音し]
[ナターリエの言葉には、にこりとして]
みらい、あるなら探さなきゃ。
私のもの、なのに――私が知らないのは、可哀想。
[何だか違うだろう、という気もするが。
オトフリートには首を傾げて]
生きていなければ――?
[ああ、そうか]
死んだら、何も掴めないもの、ね。
アーベルも、林檎も、空も、
失くした物も、まだ知らない物も。
[少女はユリアンの服を掴んだまま、声がしたほうに
ぼんやりとした緑の眼差しを向け。]
…………。
[おともだちを抱えているほうの手を器用に小さく振って]
[オトフリートの言葉には、にっこり…というよりはにんまり、という言葉のほうが合うような笑みを浮かべ。]
そう、生きていればねぇ。
あはははは。
[苛立ちを感じて、少し戸惑ったように]
取り戻し、て。
そう、ティルは“みらい”を知ってるんだ。
なら、もうきっと放さないんだ――。
取り上げられる前に、分かるかな?
私の“みらい”が何処にあるのか。
[分からなければ、掴んでいられないから]
護る――でも、護る前に見つけなきゃ護れない。
見つけるためにも生きなきゃなの、ね?
[再度撫でられれば翼はゆるやかに一度、上下する]
護りやすい大きさが良い、な。
大きければ気付きやすい、けど。
大き過ぎたら掴んでられない。
うん、日碧。
[ガストンを抱えやすいように腕の位置を僅かに変えたりしていればブリジットの姿が見えて、しゃがんだまま手を振った]
お、どうもー。
あはは、――知ってるよ。
フェイに年中凹んでるなんて芸当、出来そうにないしね。
[向けられる舌には、然程気に留めた様子も見せず、
全力で返される否定にくつくつと笑いを零して。
続く言葉に、へぇ、と何処か面白そうな声を上げる。
鸚鵡返しに呼ばれる愛称に、ゆるりと傾げながら
少女へと薄ら笑みを向けて]
…えっと。一応、フェイの友人やってるんだ。
――李雪、で良いのかな。
[よろしく?とゆるり首を傾ぐ。一応、が余分な気がするけれど。
…と、声のする方にゆるりと視線を向けて。]
[意味を理解したらしいイレーネに静かに頷いて]
そう、何も掴めなくなります。
生きていれば未来は続く。
生きていなければ未来は続かない、掴めない。
では、『未来が取られる』とはどう言う意味か。
[そこで言葉を途切れさせる。
それは少女を試すかのような口振り]
ん、そう。
見つけるため、見つけて切り拓くために、生きる。
[静かな言葉は、目の前の少女に。
同時に、自身にも]
……大きさ、かあ……。
そだな、あんまり小さいと、大変だ。
でも、きっと、大きさは。
それぞれに、丁度いい大きさだから、大丈夫だよ。
[オトフリートの尋ねる様子に、顎に手を当てて考える仕草]
生きていれば未来は続く。
生きていなければ未来は続かない、掴めない。
[確かめるように復唱して]
未来があれば、生きている。
未来がなければ、生きていない。
[でも――と首を傾げてオトフリートを見上げれば]
私、生きてるけど“みらい”を知らない。
[小さな声で呟いただろうか]
ユリアンさんと、李雪。
仲、良いですね。
[それは、ほのぼのとした光景に見えて。
先程の話が嘘のように思え、安堵の笑みを浮かべた。]
[ユリアンとりーぴーを見て……りーぴーはユリアンのおともだち。
二人のやり取りにユリアンが危険な目にあうような感じはなくて。
りーぴーの言葉には…]
…………。
[少し躊躇ってからコクリと、ユリアンで頷く。]
…ぅ。
[否定できない]
一応ってあえてそこでつけんのかよ。
まったく、変なとこで控えめなー、お前。
亜哥が、[リーチェ]って呼んでたから、そのまんま、李雪。
[ぽんぽん、と李雪の頭を撫でながら日碧に説明]
[オトフリートをチラリと見て]
さて、ね。
僕は手放すつもりは無い、というだけだから。
それが叶うかどうかも知らない。
[どこか突き放すような言い方で]
見つかるのじゃないかな?
…見つかるといいね。
[けれど最後は皮肉ではない笑みと共に]
両手で持てるくらいが良い、な。
それで、少し温かいと良い、な。
小さいと失くしちゃう、冷たいと手が痛い。
熱いのは――嫌い。
[きりひらく、という単語には少し不思議そうに]
中から何か出てくる、の?
きって、ひらく――。
まぁね。
俺、年下の子に好かれるの得意なんだ。
[それは認めてやるとばかりに肩で色違いの瞳の猫が一声長くにゃーって鳴いた]
だからそのうち、君とも仲良くなれると思うー。
[へらって笑った。
妙な自信がありそうな笑顔]
そだな、あったかいのが、いい、な。
[言葉は、ほんの少し、途切れたやも知れず。
生きるというのが、単純な事ではないと。
決して長い人生ではないが、それなりに知ってはいるから]
ん……切って、何かを出すっていうか。
未来を持って、進んでいく道を、作ってく……って、感じかな。
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