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…はあ。
そう、ですか。
[何やら間抜けな反応になった。
その手のことは苦手、というより疎いので、どう反応していいか分からなかったというのが正しい]
それはそうと、そろそろ帰る時間じゃないですか?
親御さんが心配しますよ。
[実際の時間は分からないものの、そう言って子供の頭を撫で。
帰ると行って駆け出す子を見送った。
その先に、これまた知った姿を発見]
[尻餅をついたまま、きょとん。
べたんと壁に張り付いた少女を見て
ぱたぱたと尻をはたいて立ち上がった。]
だいじょうぶ?
[言いながら、顔はエーリッヒにも向けて。
笑顔のまま、心配げに眉をひそめて
ふたりをゆっくり交互にみた。]
う、うー
[ぷはっと顔を外して、なんとか壁から離れた。
白い跡がついているのは、ご愛嬌というかなんというか。
抱えてたはずの布がぱさりとおちて、その上にへたりこんだ。]
だいじょーぶじゃないー
…………だって絵師様のまぼろしがみえるー
[にへらーと笑った。
色々やばいところを打ったらしい。]
ええ。噂ですが
[暇だからってなれないことするものじゃない。と思ったりしつつ言うべきか考えたあと]
さっきおばちゃんたちから聞いたんですが
オトフリート先生とミリィ先生が、メイクラブとかなんとか
[どうせ伝わるだろうから隠さずに言ってしまう]
……ああ、俺は、大丈夫。
[エルザに一つ、頷いて。
ぶつかった、と言ってもほとんどかすっただけだったので、転ぶ事もなく。
いや、ここで転んだら個人的には惨事だったのが]
……まぼろし、て。
俺は歩く蜃気楼かい。
[にへらー、と笑いながらの言葉に、ため息一つ]
見るからに、大丈夫じゃないなぁ。
はいはい、しっかりしよう、しっかり。
[軽い口調で言いつつ、ぴたぴた、と軽く頬を叩いてみたり]
― 図書館前 ―
・・・・・・・・・・・・・・・
[長いながーい、沈黙の後]
なるほど。
[氷点下の声で呟いて、半眼でアーベルを見た]
で、それを信じて覗きに来たのか?
なんか。ミリィ先生とオトフリート先生が図書館でこっそり愛を育んでいるとか。
眼鏡をおそろいのものにしてるとか。結婚まで間近だとか
[自分がどう思ってるかはともかく聞いた話をそのままに。噂は尾ひれ背びれをつけたようで]
ぉ。ミハエル。やっほ
[幼馴染の姿が見えてちょっとほっとした]
いや、全部信じたんじゃないですよ。ええ…一応。
[ミハエルが来てほっとしたところで氷点下の眼差しを受けて再度かたまりつつ]
ただ火のないところに煙はたちませんし、なにかしら噂が立つ元凶があったんじゃないかなーとも思いまして
[曖昧に濁す。ようは暇なのもあるが、いまいちわかってないから見にきたとも言う。]
えええええー、
まぼろしだよぉ
[とか呟いたときに、ぴたぴたされて、固まった。
なんか感覚あるとか、そんな感じでぴたりと固まった。]
……は?
……へ?
………… え し さ ま ?
[祖母の眠りの深さを確かめると、奥の部屋の壁際へ]
[台上のランプのシェードを外せば、
淡い明かりに浮かび上がる、壁の二枚の絵]
ただいま。
おかあさん、おとうさん。
[これらは数年前にみせてもらった、
絵師の絵を真似て描いたもので、もちろん拙い出来であるが]
[みているとまるで、
父母の魂と向き合っている心持になれて]
[絵の中の母は微笑んでいる]
[瞬きした少女の睫毛に透明な雫が宿っていた]
― 図書館前 ―
[ちらとミハエルを見ると、声の温度は変えないまま]
絵師殿はちゃんと休んでるか?
[答えを聞く前に、アーベルの言葉に視線を戻す]
元凶は、リディの妄想だ。忘れろ。
[忘れないと、何か起こりそうに聞こえたかもしれない]
え、…あの。
[向けられるヘルプの視線は感じるものの、どう口を挟んでいいのやら。
双方を見つつ何やら執り成そうとはするが、言葉が出てこない。
結果、ただおろおろしているだけだった]
[今度は固まった様子に、きょとり、と瞬き一つ。
自分に対する周囲の評価には基本的に無頓着な質故に、少女の驚愕の意味などはわからずに]
うん、絵師ですが。
大丈夫かーい?
[見開かれた瞳を緑の瞳で見返しつつ、も一度問いを投げかけて]
[今のオトフリートを眼前にすれば選択肢は一択しかなく]
ハイ。ワカリマシタ
[ぶんぶん顔を縦に振って頷くまですれば、緊張がやっと解けて]
ぁ、そういやミハエルの兄さん。さっきオトフリート先生がミハエル呼んでたけど、何かあったんだっけ?
[ミハエルが助けようとしてくれるのはわかったため、それに感謝しつつ話題を変えようと試みる]
は、はい。
釘は刺しました、けど。
[自分に声が掛かれば、気を取り直して答える。
実際ちゃんと休んでいる、と言い切れないのはこれまでの素行故]
…妄想、ですか。
[その言葉を聞いて呟き、後ろを振り返った。
ミリィも子供もとうに姿は見えないが]
[少女の心の中でどれほど言葉がまわったかは定かではない。
はっとして、慌てて自分の顔をぺたぺたと触る。
せめて顔の跡だけはないようにと願うが、あんなぶつかり方をしたのだ。無理がある。]
だ、だ、だいじょうぶです
[自分の状況を察知して、少女はしゅーんと沈んだのだった。
髪とかもきっとぼさぼさだ。]
[ふふふふ、と笑い、
口の中で小さく歌を紡ぎだしながら数歩、
後ろへと下がる。]
おばけでも、ないの。
[小さく言って首を傾け
ふたりから体を離した。]
……大丈夫ならいいんだけどなぁ。
[我に返ったと思ったら沈んだ様子に、本当に大丈夫なのか、と思いつつ]
にしても、そんなに慌てて何処に行こうとしてたの。
……そんなの抱えて。
[問いと共に視線を向けたのは、少女が抱えていた糸と布]
― 図書館前 ―
[ぶんぶんと頷くアーベルと、自信なさげな答えを返すミハエルの両方に軽くため息]
まったく、どいつもこいつも…
大体、俺はともかく、薬師殿が聞いたら悶絶するぞ。
[薬師がそのテの話に免疫ゼロなのは、長い付き合いで、なんとなく察していた]
そんな噂を鵜呑みにして、苦い薬を口に突っ込まれても知らんからな。
[後ろに下がるエルザの様子に、視線を糸と布からそちらへずらし]
……と、そういや、そっちは平気?
どっかぶつけてたりしたら、ちゃんと診てもらわないと、ダメだよぉ?
[例によって突っ込み満載な事を言いつつ。
おばけでもない、との言葉にはうんうん、と頷いた]
はっ、
こ、これはですね。
ユリアンの気球の材料になればと思いまして!
[どっかのえらいひとみたいな口調になった]
え、えええと。
ほんのちょっとの手助け、です。
[目は普通より細かいし、使えるかもと思ったのだった。]
え、絵師様、だいじょうぶでしたか?
手をいためたりしていませんか!?
[ようやくそのことに気付いたら、焦った声になった。]
― 診療所 ――
全く、全く全く全く全く……
色恋沙汰に現を抜かすなど馬鹿げているぞ……
[ぶつぶつと呟きながら、円を描いてうろつく。
左手に鉢を持ち、右手で実を叩いているのは
調合のためというより気を落ち着けるためらしい。
ブリジットはそんな薬師を見て、不思議そうにしていたが、
患者が来れば落ち着くだろうと気に留めていないようだった。
そして、その想像に間違いはない。仮にも医療に携わるものだ。
――もっとも、その人間が噂話の事を口にすれば、
脅しをかけることすら出来ず、慌てふためくの*だろうが*]
―自宅―
… … …。
おばあちゃんの腰のお薬、そろそろきれちゃのだ…
もらいに行かなきゃ、ね…。
[祖母の寝顔を眺めていた。
先ほどは逃げてきてしまったけど、薬師の下へ赴かねばならない。
足腰の弱った祖母に遠出はさせらない、だから己が]
薬師さま、
そろそろ図書館を出たかころ、かな…。
[ちらっと司書の顔も脳裏に浮かべつつ、家を出た]
そだったのか。そりゃまた…ミハエルの兄さんだから疲労で動きが鈍ってたんかなぁ
[ミハエルの言葉に。絵師のことは姿は見たことあるとはいえ、知ってるのはあまり多くないためそんな想像しつつ]
え。ミリィ先生。そういう話苦手だったんすか。
[少し意外そうに聞きながらも、とはいえ噂はすぐ治まるものなのかどうかとか。少し思ったが自分ごとではないから、まあいいか。で済ます]
…先程、勢いよく走って行かれましたが。
ミルドレッドさん。
どうも、同じ話を子供から聞いたみたいで。
[悶絶という言葉に、当事者のいない道をもう一度振り返ってみた]
どうせなら兄さんの口に突っ込んで頂きたいですね。是非とも。
[さり気にこんなことも言った]
― 図書館前 ―
アレは馬鹿だからな。
[アレ=絵師と即座に気づけるものは何人いるか]
・・・苦手以前に、仮にも独身女性にそんな根も葉もない噂を立てて、怒られないわけがないだろう。
人の言葉は、時に刃になる。覚えておけ。
[アーベルに対しての言葉は、思わず先生口調だった]
……ユリアンの?
[返された言葉に、ほんの一瞬、緑の瞳に険しさが宿り、消える。
自身が『絵師』となってからしばらくして、アトリエを訪れるようになった少年。
その経緯や弟と親しい事、その夢の事もあり、特に気にはかけているのだが]
……知らぬ事象に挑むは良き事。
でも、程ほどに、な。
[静かに言う刹那、軽さは薄れるものの]
ああ、手ぇは、全然大丈夫。
[焦りを帯びて投げかけられた問いに答える頃には、例によってへらり、と軽薄な表情をまとっていた]
えーと、怪我とかは私もユリアンもしないからだいじょーぶです。
絵師様がお怪我をされていなくてよかったです!
あ。
ええと、いつ、空を飛べるようになるんですか?
[ついでだからと、尋ねた。]
ユリアンとどっちが早いかなぁ
全くですね。
[アレ=絵師。
即座に結び付いたらしい。
続く言葉は自分に向けられたわけではないが、思わずこくりと頷いていたり]
…みたいです。
子供まで知っていましたから、多分相当広まっているんじゃ。
[遠い目に、後半はひそりと呟く程度だったが]
[アレというのが誰かは気づかない組で。内心誰?とも思いつつ]
ぅ…確かにそうっすね…早とちりはしてなかったですが
[言葉は刃。というのに少し詰まる。決め付けてもなかったが、噂を聞いて興味本位でいる自分を試みて少し反省。]
でも、今回は別ですが、嘘じゃなかったら問題ない気もしますが
[思わず生徒な口調
その辺りは仲がいい両親を見てるせいか認識がずれてるかもしれない]
俺は、いいんよ。
非力でか弱いけど、しぶとさだけは都市一番だから。
[冗談めかした言葉は、僅かに真理をも含む。
もっとも、その意を正確に悟れる者は、そうはいないだろうが]
空は……さて、いつだろか。
少なくとも、まだ、『満ちて』はいないようだけどねぇ。
うん。そだな。なんか想像できる。
[呆れ声のミハエルを一度凝視したり噂と整合して応えつつ]
人の口に戸は立てれない…だったっけ?
きっと元凶がなんとかしてくれる…だろ
[…と反省した分思いたい]
[エーリッヒの言葉には、
うん、と素直に深く頷いた後
続けられたリディの言葉に目をキラキラとさせて
ぱっと二人に近寄った。]
そら?
とべるように?
もうなるの?なる?
[ぎゅ、と、片手にハンカチ、片手にペンダントを握り締めて
期待に満ちた顔。]
[期待に満ちた顔を向けられ、浮かぶのは苦笑]
んー、今すぐ、ってのは、難しいなぁ。
みんなで一緒に行くには、まだまだ力が足りないみたいなんだよねぇ。
[軽い口調で言いながら。
エルザが片手に握るペンダントを見やる]
ああ、そういや。
それ、外れないんだっけ、確か?
[先ほどのやり取りを思い出しつつ、問いかけて]
そう、ですか。
ええと残念です
でも、ユリアン自力でとべるかな。
ええと、そういうわけで、失礼します。
[*ぺこりと頭を下げた*]
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