人狼物語 ─幻夢─


42 水面に映る月の翳

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伝道師 エーリッヒ

(何か、せめて止血を)

……と傷口に布を当てよ[うとし触れた時、急に指先から駆け上がる激痛。

茨にも似た朱色の紋様が腕に広がる。
見ようによってはギュンターの血を吸って育つ薔薇]

(142) 2009/07/07(Tue) 08:19:16

伝道師 エーリッヒ

[走る痛みに短く悲鳴をあげ折り重なるように倒れ込む。
手首から上腕まで赤く染まった茨は脈打ち肩に大輪の華を咲かしていた]

(143) 2009/07/07(Tue) 08:26:22

伝道師 エーリッヒ

くっ……ギュン……タ……。

[血溜りの中意識を失ったと同時に茨はその色を失った]

(144) 2009/07/07(Tue) 08:30:12

伝道師 エーリッヒ

[朱から薄紅へと……]

(145) 2009/07/07(Tue) 08:31:25

伝道師 エーリッヒ、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 08:33:21

伝道師 エーリッヒ、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 08:38:43

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 09:07:10

職人見習い ユリアン

―広間/前夜―

てめえら……。

[鸚鵡に絡んだ周囲のやり取りに突っ込む気力は、あんまりなかった。
言っても泥沼化するのがわかっていたからだが。
ともあれ、休んだら、というハインリヒの言葉には、素直に頷いておいた]

朝一で、蓮、みたいし。
先、休む。

[荷物の袋、二つを持って立ち上がる。
ダーヴィッドとゲルダの、兄貴分云々の話題は、聞こえていたが突っ込まなかった。
半分は、言ってなんかやるか、と言う、意地があったのだが]

(146) 2009/07/07(Tue) 09:16:43

職人見習い ユリアン

んじゃ、お休み……。

「おやすみ、なさいー」

[場にいる者に、鸚鵡と共に挨拶をするけれど。
やっぱり、エーリッヒは視界から逸らして。

雰囲気から彼が、自分の知る教会の者とは違う、と感じていても。
刻まれた記憶は、切り分けを容易く是とはしないから]

(147) 2009/07/07(Tue) 09:17:38

職人見習い ユリアン

―二階・個室/前夜―

[空いていた部屋の一つに入り、灯りは灯さず、窓から外を見る。
闇に浮かぶように、白い色が見えた]

……あ、咲いてる。
後で、模写しとかないと、な。

[小さな声で呟いた後、ベッドに寝転ぶ。
微かな痛みはまだ続いていて]

……っつか、何なんだよコレ、ほんとに。

[何かの警鐘のようにもとれるその痛みに、小さく呟いて。
やがて、のし掛かるような疲労感の導くまま、*意識を手放した*]

(148) 2009/07/07(Tue) 09:18:04

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 09:19:44

盲人 カルメン

─二階・自室─

[翌朝、早い時間。
カルメンは不意に目を覚ました。
上半身をベッドから起き上がらせ、光映さぬ瞳を幾度か瞬かせる]

……じー、ちゃ?

[一言呟き、そろりとベッドから降り。
壁を伝って扉へと近付き、廊下へ出た]

[壁に手を当て、足で床を探るように少しずつ踏み進めながら階段を探し。
段差に辿り着くとぺたりと床にしゃがみ込んだ。
手摺りに捕まったとしても立ったまま移動するのは一人では危ない。
故に段差に座りながら、一段ずつ確実に降りて行くことを選択した。
しばらくの後にようやく一階へと降り立ち、立ち上がり壁を頼りに広間へと入って行く]

(149) 2009/07/07(Tue) 10:33:48

盲人 カルメン

─ 一階・広間─

[広間へと入ると壁から手が離れ、とある一角へとカルメンは歩いて行く。
見えぬはずなのに助けも無く歩み行く様を見る者が居れば、かなり疑問に思うことだろう。
けれど今、広間にはその姿を見ることが出来る人影は無い。
近付いた一角は、ここに皆が集められてからギュンターがずっと居座っていた広間の隅]

じーちゃ、じーちゃ。
カーラねぇ、じーちゃ、の、おかお、みえたの。
じーちゃ、おひげ、もじゃもじゃ?
おかお、さわって、いい?

[隅に居る人物に近付くにつれて足元には何かしらの液体が広がり、カルメンはそれをぴちゃりと踏んで人物の傍にしゃがみ込んだ。
壁に寄りかかるようにして座るその人物の顔を覗き込むようにし。
手を伸ばしてその顔に触れた。
何かが手にべとりと付着したが、構わずペタペタと手で相手の顔を触りまくる。
触れる髭の感触に、カルメンは喜色の笑みを浮かべた]

やっぱり、じーちゃ、の、おかお、だー。
でも、じーちゃ、だけ、みえるの、なんで、だろー?

(150) 2009/07/07(Tue) 10:35:03

盲人 カルメン

[首を傾げるカルメンの服の裾。
床に触れたそれは淡いローズピンクから徐々に真紅へと染まって行く。
顔に触れたその手にも、真紅はこびり付いていた。
漂う鉄錆の匂い、カルメンはそれが何なのか知らず、自身にまで纏わりついていることに気付けない]

(151) 2009/07/07(Tue) 10:35:15

盲人 カルメン

[壁に凭れ床に座り込む人物──自衛団長・ギュンター。
彼は今、身体から真紅を流し切り、何も映さなくなった瞳でカルメンを凝視している。
その身体には獣に喰われたらしき傷跡が残っていた]

(152) 2009/07/07(Tue) 10:35:30

盲人 カルメン



じーちゃ、その、あかいおはな、なぁに?
 
 

(153) 2009/07/07(Tue) 10:35:42

盲人 カルメン

[カルメンの物映さぬ瞳には、ギュンターの姿と周囲に咲く紅い花が見えて、否、視えている。
幼い頃、おぼろげに見たことがあるのは、白かったはずのその花を]

(154) 2009/07/07(Tue) 10:36:08

盲人 カルメン

[幻視の花に触れようと手を伸ばし、別の何かに指が触れる。
絹糸のようにさらりとした感触、弾力ある滑らかな布のような感触。
それが人であることは温もりが教えてくれた。
先に触れたギュンターには無い、生きる証]

…?
だぁれ?

[問いながらぺたぺたと顔らしき部分に触れる。
手にこびり付いた真紅が相手の顔へと幾許か移った。
触れても問うても返らぬ声。
誰なのかが判別出来ず、カルメンは首を傾げるしかなかった]

(155) 2009/07/07(Tue) 10:36:33

盲人 カルメン、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 10:40:07

刺繍工 ゲルダ

――集会所2階・個室――

[田舎暮らしの朝は早かった。
小さな村では、自給自足も当たり前だったから、朝からすることはたくさんある。
今では、然程早起きする必要はなくなったけれど、18年間の習慣は簡単には消えない]

……くしっ

[寝間着までは持ってこなかったから、寝るときは大分薄着で。朝は冷える。薄手の毛布を掻き寄せた。
眠りから覚めきらず、暫くうだうだとしてから身支度を始める]

(156) 2009/07/07(Tue) 12:00:23

刺繍工 ゲルダ、もぞもぞと支度を終えると、部屋を出て階下へと。

2009/07/07(Tue) 12:07:19

漁師 ハインリヒ

―二階・自室―

[目を覚ます。朝が早いのは仕事柄の習慣のようなもので。
漁に出ることが出来ないのを思い出して、ごろりと体を返した]

いつまでここに居りゃいいんだ?

[考えても仕方がない。
外の空気でも吸えば気が紛れるかもしれない。ここに来てから外には出ていなかったし、それくらいは許してもらえるだろう]

[部屋に用意された水で顔を洗う。髭は相変わらずそのままだが、そこはより丁寧に洗う。一応清潔感には気を使っているらしい]

(157) 2009/07/07(Tue) 12:07:26

漁師 ハインリヒ

―自室→広間―

[階段を下りて、広間に近づいて、異変に気付く]

…え?

[漁師として、魚を捌き慣れた自分にはよく知った、だけど、この場では明らかに異質な「臭い」と人の気配]

誰かいる…っ!

[絶句する。
目に飛び込んだのは黒ずんだ赤。
その中に倒れた自衛団長とエーリッヒ、そしてその傍らで座り込むカルメンの姿]

(158) 2009/07/07(Tue) 12:08:23

漁師 ハインリヒ

何が…

[訊かなくても自衛団長の姿を見れば一目瞭然だが、それでも言葉は零れた。
そこにいたのが、見えぬ目を持つカルメンだった事に感謝したほどに]

カルメン、お前…

[カルメンを問いただそうとしたが、彼女からは多くは得られない気がして止める。
彼女は何も見ていないのはわかっている。そして彼女にこんな事が出来る筈がないと思ったから]
[エーリッヒに触れながら誰かと問いかける様子に、それがエーリッヒであることを教える。自分の事は声で判るだろうか]

(159) 2009/07/07(Tue) 12:10:22

漁師 ハインリヒ

まさか、二人とも、じゃねぇよな…

[伏せているエーリッヒからは外傷の様子は伺えない。
手首に触れ、体温と脈を確認する。それがとりあえず正常であると判れば、怪我の有無を確認するためにその体を自衛団長のそれから離して床に寝かせる。
力を無くした男性はかなり重い筈なのだが、動作からはそう見えない]

[エーリッヒのシャツは血で汚れてはいたが破損はなく、見てわかる傷もない。
それでも服の上からでは判らぬ怪我もあると、悪いと思いつつシャツの前を開け]

…え?

[目に入ったのは肩に咲く薄紅の華]

(160) 2009/07/07(Tue) 12:11:22

漁師 ハインリヒ


[心臓が、大きく跳ねた]

(161) 2009/07/07(Tue) 12:12:17

漁師 ハインリヒ

[慌ててシャツを閉じる。何故そうするのか自分でも解らなかったが。
見てはいけないものを見た気がして]

人を呼んでくる。

[そう言い残して広間を出る。
呼ぶのは、ゼルギウスかダーヴィッドか、それとも*自衛団か*]

(162) 2009/07/07(Tue) 12:12:55

漁師 ハインリヒ、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 12:15:23

刺繍工 ゲルダ

……そー言えば。
食事当番とかしたほうがいいのかな。

[昨晩のダーヴィッドとの会話>>130を思い出しながら、階段を降りていく。けれど、広間に近づくにつれて、違和感――などと曖昧なものではない、明らかな異変を感じた。
入る前に、歩が緩まる。まだ、中の見えない位置]

(163) 2009/07/07(Tue) 12:15:45

職人見習い ユリアン

―二階・個室―

[眠りの終わりは、唐突で]

……い゛つ゛っ!

[今までの軽い痛みとは異なる、激痛。
思わず、声が上がった]

「ユーリィ!?」

[突然の事に驚いたのか、鸚鵡がらしからぬ慌てた声を上げて羽ばたく]

っつ……ああ。
だい、じょうぶ、だ。
も、何なんだよ……。
[掠れた声で呟いて。
ふる、と軽く首を振る]

(164) 2009/07/07(Tue) 12:17:34

刺繍工 ゲルダ

[躊躇っていると、急いた様子で出てくるハインリヒ]

あの……
何か、あったんですか?

[恐る恐ると、事情を問う。
中に入るなとは止められたろうけれど、勝ってしまったのは好奇心]

(165) 2009/07/07(Tue) 12:19:19

刺繍工 ゲルダ


――え、

[踏み入れた先で見たものに。
ターコイズグリーンが大きく見開かれた]

(166) 2009/07/07(Tue) 12:20:22

漁師 ハインリヒ、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 12:21:48

刺繍工 ゲルダ

い……やぁああぁぁっ!

[長くはない。
けれど。
押し殺そうとして、出来なかった悲鳴が響いた。
無意識に両手で頭を抱えるようにしてその場に座り込む]

(167) 2009/07/07(Tue) 12:22:43

職人見習い ユリアン

……あー……。
とりあえず、水、飲んでくる、か。

[掠れた呟きの後、緩慢な動きで起き上がり、部屋を出る。

階段を降りた所で感じたのは、異様な気配。
鸚鵡が不安げに、くるる、と鳴いた]

(168) 2009/07/07(Tue) 12:23:02

刺繍工 ゲルダ

[ハインリヒに簡潔に説明を受ける。
自衛団長の死。
気絶したエーリッヒ。
カルメンが傍にいたこと。
人を呼んでくるという彼を、へたりこんだまま見送った]

(169) 2009/07/07(Tue) 12:25:21

職人見習い ユリアン、聞こえた悲鳴に、瞬き一つ。声の方へと走り出す。

2009/07/07(Tue) 12:26:09

刺繍工 ゲルダ、メモを貼った。

2009/07/07(Tue) 12:28:10

盲人 カルメン

ハーリ?

[かけられる声に反応し、首を巡らす。
視線は相変わらず別の方を見たまま。
触れている者がエーリッヒだと教えられ]

エーヒュ、なの?
じーちゃ、の、そばで、おねむ?

[その様子から状況を理解していないことは知れるか]

あのねぇ、カーラ、じーちゃ、の、おかお、みえたんだよ。
おひげ、もじゃもじゃ、だった。

[顔を見れたことに嬉しそうに言うカルメン。
それはエーリッヒの痣を見て驚いているハインリヒに届いただろうか。
人を呼ぶと言って傍を離れるハインリヒには、良く分かっていない様子ながら、「うん」と言って止めることは無い]

(170) 2009/07/07(Tue) 12:29:11

盲人 カルメン、響いた悲鳴に未だ血溜まりの中できょとり。

2009/07/07(Tue) 12:30:53

職人見習い ユリアン

[走る途中、ハインリヒと出会い、大まかな説明を受けて]

……んだよ……それっ!

[口をついたのは、困惑。
とにかく、自分でも状況を確かめようと広間へ向かい]

― →一階・広間―

……っ!?

[駆けつけた広間。
目に入ったあかに、言葉が失せた]

(171) 2009/07/07(Tue) 12:33:55

刺繍工 ゲルダ

……ビュルス、さん。

[少し冷静さを取り戻したか、震える声で呼び掛ける]

駄目、そこから……離れて?
自衛団長さんは……。

(172) 2009/07/07(Tue) 12:36:31

刺繍工 ゲルダ、入って来た人物を緩慢に見上げる。普段の険はなく。

2009/07/07(Tue) 12:38:00

盲人 カルメン

ぅ?
はな、れる?

うん、わかっ……!

[ゲルダの言葉に一度首を傾げたが、言う通りにしようと立ち上がろうとする。
が、足元の血溜まりは床を踏みしめたカルメンの足を滑らせ、転ばせた。
パシャリと真紅が散る]

ふぇ…。

(173) 2009/07/07(Tue) 12:43:07

職人見習い ユリアン

[いつもと変わらぬカルメン。
いつもより力ないゲルダ。
対照的な二人を、それぞれ見て]

ったあ……もう。

とりあえず、布。
倉庫から、適当に、持ってきてくれね?

色々、必要になるだろうから。

[頭痛は相変わらずあるけれど、それは押さえて、ゲルダに向けて言う。
ここから離した方がいい、というのは感じていたから]

(174) 2009/07/07(Tue) 12:46:02

刺繍工 ゲルダ

[立ち上がるも上手く力が入らず、膝が震えた。
カルメンに目を向けると、否が応にも自衛団長が視界に入る。熱狂さの消えた、光の無い眼。元の色をなくした衣服。
彼女が転ぶと、雨上がりの水溜まりのように小さな池を作った血が飛び散った]

……っ、

[助けの手は伸ばせず、硬く目を瞑り、口許に手を当てて顔を背けた]

(175) 2009/07/07(Tue) 12:47:16

職人見習い ユリアン、盲人 カルメンが転ぶ様子に、「あちゃ」と言いつつ額に手を当て。

2009/07/07(Tue) 12:47:39

盲人 カルメン

ぅー…。
おみ、ず?
じーちゃ、と、エーヒュ、みずあび、してた?

[転んだために顔や身体が真紅に染まる。
触れた液体にそんなことを言いながら、床から起き上がろうとする。
再び手に真紅がべとりと付着した]

(176) 2009/07/07(Tue) 12:52:55

刺繍工 ゲルダ

……ん、ごめん。

[俯きがちにユリアンを見やり]

せんせ……
ううん。
ビュルスさん、お願い。

[エーリッヒの事を頼まなかったのは、彼を慮ってか。
小さく掠れた声で言うと、浅く呼吸をして、倉庫へと向かう。
布を抱えて戻ってきた後は、極力、エーリッヒに付き添おうと**]

(177) 2009/07/07(Tue) 12:54:19

職人見習い ユリアン

カルメン、大丈夫か?
ちょっと、動くな、俺がそっち行くから。

[声をかけつつ、そちらへと近づく。
目に入る真紅。
どちらかと言えば、嫌っていた相手だけれど]

こんなんは……見たく、なかったっつの。

[吐き捨てるよに呟いて。
たどり着いたなら、真紅に染まる少女に、*手を差しのべる*]

(178) 2009/07/07(Tue) 12:54:45

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生存者 (4)

ユリアン
188回 残2655pt
カルメン
199回 残2826pt
ダーヴィッド
90回 残6329pt
ゼルギウス
79回 残6036pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残9000pt
エーリッヒ(3d)
26回 残8248pt
ローザ(4d)
111回 残5274pt
ロミ(5d)
117回 残5622pt

処刑者 (4)

ブリジット(3d)
33回 残7585pt
クロエ(4d)
110回 残4863pt
ハインリヒ(5d)
71回 残6672pt
ゲルダ(6d)
57回 残7033pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
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囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




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