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─庭園─
[再び庭園へと姿を現すと、そこには先客が3人]
こんばんわ、エーリッヒ様、ブリジット様、オトフリートさん
本日の晩餐の準備の方が整いましたので、宜しければホールまでお越しくださいませ
[そう言って深々と一礼]
[静かな声で挨拶し会釈する、見慣れた姿。
思わず瞳の色を確認する。
いつも通りの蒼色。
それに内心ほっとしつつ]
こんばんは。イレーネ
[とこちらも挨拶]
あーこんばんは、と。
[ホールへ現れたイレーネの姿に、よ。とひらり手を振って。
ユリアンの言葉に、同意するように小さく頷いて。
続いて言いよどむ様子に僅か首を傾げつつも、内容を聞けばその目を見開いて]
……ふたり、も?
[独りぐらいなら、有り得なくも無いとは思っていたけれど]
−→ホール−
[女は、イレーネにほんの少し遅れての姿を現す。
艶やかな笑みはいつものままに、ただ赤だけが鮮やかに映える]
ゥフフ…今宵は遅れずにすんだようですわネェ。
皆様、御機嫌よゥ…イィエ、こんばんヮと言うべきかしらァ。
[長い睫毛を伏せて、小首を傾げて見せる。
悲しみにくれているようには見えぬのに、どこか気配は薄く]
[嫌だな、という言葉に、一つ息を吐く]
そりゃ、誰だってそうだよ……魂を抜かれるなんて、ね。
だから……早く、何とかしないと。
[苦笑めいた面持ちで言った直後に、ユーディットの声が聞こえて]
ああ……もう、そんな時間……か。
[そういや、朝からほとんど何も口にしていなかったな、と。
その言葉に、今更のように思い出して]
…ああ。二人。
ま、聞いた話で確認しにいったわけでもないが、嘘つく理由もないだろうしな。
かなりオルゴールもっていったやつも、音色が気に入ったらしいな
[驚きに目を見開いたアーベルに、どこか淡々と言う。
そしてヘルガが入ってきたのを見れば、同じく挨拶とともに一礼をした]
…うん。
[しかし、少女には犯人の目星など付いて折らず…
二人の会話からも、犯人の目星がついてるように思えなかった。
視線を落とすと、ユーディットの声に気付いた]
ぁ…はいっ…
[顔を上げ、二人を見て…]
…行きましょう、か…?
……と、私は少々後から。
用事を済ませてしまいますので。
[白――そう見える薔薇を手にしたまま、
にこやかに笑んで、他の三人を見送ろうと]
[女は物憂げな瞼で、既にホールに来ていた面々を見やる。
気のいい青年と少し無愛想な少年、そして涙の後が薄く残る少女]
…ァラァ、どうなさいましたのォ。
おめめが赤いですわよォ?
[瞳がという意味ではないのだが、泣いていた事を揶揄する口調は含みを感じさせるだろうか]
そうだね、風も冷えてきたし。
[ブリジットの言葉に頷けば、肩の妖精も同意するように鳴いて、尾を揺らす。
後から、というオトフリートの言葉には首を傾げるものの、何か仕事があるのだろう、と思い]
……それじゃ、行こうか?
[ブリジットを促して、ゆっくりと歩き出す]
…そんな、性質悪い嘘なんて吐いても、しゃーねーだろうしな。
[ユリアンの言葉に、小さく呟いて。
ふと、ホールへとやってきた女性に気付けば、僅か目を細めつつ。
挨拶を告げながら、軽く一礼を返し。]
・・・
[馴染みの青年の内心など知らないけれど、犠牲者との言葉を聞けば微かに震える。僅かに紅が覗くか。]
・・・こんばんは。
[背後からの声に振り向き、会釈を返した。]
[オトフリートの言葉に頷くと]
では、エーリッヒ様、ブリジット様
行きましょうか
[そう言って、先立って屋敷の中へと歩いていく]
[イレーネの目が紅い。そのヘルガの言葉に一瞬ぎょっとして、微かに震えるイレーネの瞳を再確認する。
僅かに紅が覗いて…そして深い蒼へ]
……
[アーベルの言葉にも、ああ。と気のない返事だけ返す。
あれは確かに見間違えではないような……]
そう、ですか…
じゃ、お先に…
[オトフリートに頭を下げると、エーリッヒに頷いて…ユーディットの後を追ってホールへと向かう。
ホールへと着けば、いつものように頭を下げ挨拶をするだろう]
念には念を、と。
[彼らの姿が見えなくなった後、執事は呪を紡ぐ]
――この地から、逃れられぬように。
[ふわり、と。
薔薇の花弁は解き放たれたように茎から離れ、宙を舞う。
全てが散れば、その手元には最早何も存在はせずに。
それは風に吹かれる動きではなく、
くるくると螺旋を描いて邸内を巡ると、
やがて闇の中へと溶け込んでいった。
周囲を薄く覆うのは、薔薇の芳香だろうか。
それは他と邸内との世界を断絶する、不可視の壁を作り出す。
簡易的なもの故に長くは保つまいが、一時を稼ぐには十分だろう]
[女性の指摘の声に、泪の跡を拭くのを忘れていたと漸く思い至った故か、瞳のことだと思ったのか軽く目を見開く。尤も跡のほうは然程目立つものではないようだが。]
・・・・・ええと、
[躊躇うように視線を彷徨わせる。]
[ユリアンの礼に鷹揚に頷き、アーベルが目を細める様子には赤い爪を口元にそっと当てて口元を隠す。
振り向いたイレーネの瞳が、僅かに赤に染まるのに気付けば、驚いたように瞬いた]
…ァラァ、貴女…本当に赤くてよゥ…?
[その意味までは察せずに、ひらひらと泳ぐように3人の傍へと移動しかけて…ふらりと足元が崩れる]
……目が、あかい?
[赤の女性の言葉に、まさかイレーネを指す言葉だとは思わず。
僅か首を傾げる。無意識に自らの目を擦ってみたり。
と、ホールへと入ってきた3人の姿に気付けばひらりと手を上げ]
や、こんばんは。
─ホール─
[やって来たホールには、既に人が集まり、何事か話しているようで]
や……こんばんは。
[いつものように声をかけ、ふと、目に付いたのはアーベルの側の書物]
……何か、調べ物でも?
わざわざ分厚いのめくらなくても、要点まとめたレポートあったんだが……。
[使い慣れた身故か、それが何の書物かはすぐに理解して、思わずこんな言葉を投げかけていた]
本当に紅い。ってのは……
[自分は昨日と今日とで一瞬とはいえ二度見た。
一度ともなればそれほど気にかけることもなかっただろうが二度もだ。
そして、もう一人、見た人間がいるとならば
聞いてみねば]
ヘルガさん…って、ちょっ
[こっそりと聞こうと思ったとき、ヘルガが自分たちの傍を移動しかけたところで足元が崩れたのに咄嗟にヘルガに反応して手を伸ばす]
[エーリッヒの言葉に、ふと腕の中の書物を見やれば、
あぁ、と小さく声を上げて]
や。それも考えたんだけど…俺の場合、基本知識から詰め込まないと
にーさんのレポート読んでも、多分半分以上理解出来ないだろーから。
[頑張って三冊読んだから、後でレポート見せて。とけらりと笑い。]
…っつーか、チラ見しただけで何の本って判るとか、さっすが。
・・・・こんばんは。
[入ってきた面々には会釈を返す。]
[女性の驚いたような声が掛かると、また其方を見た。]
あか・・・は、これは、
!
[どう言葉を返して良いか迷ったのか、足元を崩した女性への反応が遅れた。]
―――…、…?
[ふいに、違和感を感じて。
視線を周囲へと向けつつ。なんだ、と口唇が無意識に動く。
違和感の理由すら判らないまま、僅か眉を顰めれば
目の前のヘルガの身体が傾くのに、微かに反応が遅れ]
…っ、…!
[危ない、と上げようとした声は
ユリアンの腕へ収まった身体を見て、小さな息と共に消え]
[遅れてホール内へと入り一礼すれば、
丁度、職人の青年へと倒れ込む薔薇の艶女の姿。
一瞬、冷徹な観察の眼差しを向けたものの、
すぐに、焦りを滲ませた表情へと移り変わる]
どうなさいましたか?
[早足に、そちらへと向かおうと]
……頑張りは認めるが……その手間を省くための、レポートだったんだけどな?
基礎知識から抑えないと、レポートとしては役に立たないし。
[アーベルの笑う様子に笑みを返し]
まあ、仕事に絡むやつは、見慣れてるし使い慣れてるから。
[さらり、と言った直後に、ヘルガがユリアンの腕の中へと倒れ込む様子が目に入り]
……大丈夫ですか?
[唐突な事に戸惑いつつ、問いを投げ]
[入ってきた面々には目を向けず、こんばんは。と雑な挨拶をしつつ。
腕の中のヘルガを見る。
最初は酒にでも酔ったのかと思ったが、そういうわけでもなさそう。
人の温かみと、力仕事などをしている自分のように柔らかい体を腕で支えながらも……なぜかそれが脆く感じて……
神妙な顔つきのまま無言で近くの椅子を引き寄せてヘルガを座らせ]
大丈夫か
[と、相変わらず無愛想な声で、そうでもなさそうだがと思いつつもとりあえず聞いてみた。]
[受け止められて、初めて倒れた事に気付いたように女は瞬く。
紅い唇が動き、何かを言おうとして…けれど音にはならず消える]
………っ、あ…ありがとゥ…?
ァァン…いやだわァ、眩暈なんてェ…飲みすぎたのかしらァ…。
[ゆるゆると首を振って、少し凭れつつも身を起こして苦笑する。
それから、驚かせたらしい人々に曖昧な笑みで謝罪の意を示した]
[挨拶をすると、席へと着こうと思ったのだが…
イレーネの目が赤い?
ヘルガさんが倒れた?
…どうも、何かがあった様子で、目を瞬かせつつ…様子を見ていた]
[ホールへとやってくるとそこにはすでに数人の姿
チラリとその場に居たヘルガを見遣るが、すぐに視線を外すと]
では、ただいま夕食の方運ばせていただきます
お客様方には窮屈な思いをさせております分、こちらとしましても誠意を尽くし用意をさせていただきました
どうぞ、お寛ぎくださいませ
[そう言って深々と一礼。間もなく、食事会の時にも劣らない料理と酒が次々と運ばれてくるだろう]
[椅子へと座らされた客人を認めると一度厨房に赴き、
彼女の好むミルクティーを用意して、再びホールへと戻る]
アルコールの過剰摂取は危険です故、お気をつけて。
[紅茶を注ぎながら、いつものように微笑みかけた]
……それとも、別の要因でしょうか?
[声には含みがあったけれども]
[ヘルガに感謝の眼差しを送られながらも...は相変わらずな表情で、飲みすぎたなど嘘だなと思いつつも]
ほんっと。足元もおぼつかなくなるぐらい飲むのはやめてくださいよ。
[と、周りに聞こえるようにいいつつ、ヘルガの耳元へ口をよせ、ヘルガにしか聞こえぬ声量で]
そんなんじゃないでしょ。本当に大丈夫なんですか?
[なんて、酔ったなんて欠片も信用していない口調で聞く。]
…まぁ、小説しか読まない俺には貴重な経験デシタ。
丸一日費やしたお陰で、肩凝りと、極基本的な知識は手に入れたし。
[エーリッヒの言葉に、苦笑混じりの溜息を吐きつつ。
…つまり丸一日掛けて、基本的な部分しか判っていないことになるが]
折角だから、また読ませてー。
俺の努力がいかに無駄だったかを実感したいから。
[と、続く言葉に、腕の中に納まる数冊を再び見やる。
これを使い慣れてるのか、と感心するやらゲンナリするやら。
謎な表情を浮べ]
…エェン、大丈夫…ですわァ…。
少し…疲れているのかも知れませんわネェ?
[ユリアンへとそう答えて、新たにホールに遣ってきていた人々に気付いて艶やかな笑みを浮かべ…ようとして曖昧な笑みになってしまう。
イレーネの瞳についての追求は既に女の意識にはなく、自分の内を探るように柳眉が寄せられた]
…
[事態は収まったのだろうか?
良く分からない少女に、ユーディットの声。
なんとなく、釈然としないながらも席へと着き…料理を見ればすぐ忘れることだろう]
……はぁ
ま、無理せずに
[ヘルガの返答にあまり納得もしていないが、これ以上追求するものでもないだろうと、引き下がる。
そしてこんな状態ではイレーネのことを今聞くわけにもいかないな。と考え直し、イレーネを見遣る。
...は気づいてないだろうがイレーネを見る表情はいつもよりは若干険しい顔つきだったろう。
当人に聞いてみるべきか…どうか……そんなことをひっそりと考えこむ]
[酔った……と言われれば、確かにそうとも見えるのだが。
意識の奥深くで、何かがざわつくのが感じられれば、何故かそれだけとは思えず。
ともあれ、今は周囲とのやり取りを見守るに止めて]
貴重な体験……ねぇ。
それが日常の俺には、そう言われてもピンとはこないんだけど、な。
[ため息をつくアーベルにさらりとこう言って]
ん、後で取りに来るといい。
いつ、どうなるかわからん以上、予備知識はあるに越した事はないからな。
[続く言葉には、やや、真面目な面持ちで頷く。
本を見ながらの複雑な表情の意味には思い至らなかったらしい]
エェン…昨夜は飲みすぎましたものネェ。
気をつけますわァ。
[女は紅茶の香りに瞳を和ませつつ、素直な謝罪を口にする。
しかし執事の含みに気付けば、矜持が勝るのか瞳は冷える]
…サァァ?
あえて言えばァ、心労かしらネェ?
[慣れぬ土地での生活のせいとでも言うように、顎を上げて返す]
貴重も貴重。
小説読むよりスッゴイ疲れるし、所々意味がわかんないし。
[それは唯の学力不足だとも思えるけども。
エーリッヒの口からさらりと告げられる言葉に、むぅと唸りつつ]
んじゃ、後でお邪魔するー。
本当、事態を把握するだけで手一杯じゃ話になんないしさ。
[続く言葉に小さく頷けば、よろしく、とひらり手を振って。
執事の告げる、意味深な言葉に僅か首を傾げ。]
―――別の、よういん?
[つられる様に女性へと視線を向けるも、心労だと答えるばかりで。
しかし、何か違和感を感じれば僅か眉を顰める]
[イレーネを見遣る、その視界の端にて、並ばれる
……食事?
俺さっき軽食食べたばっかじゃん。とか一瞬冷や汗をかく。
微妙に平和な思考をもてるだけの余裕はあるらしい。
といっても...のこと、一人前は普通に食べれるだろうけど]
[艶女の様子に失礼致しましたと頭を下げるも、
執事の浮かべる微笑の温度も、彼女の瞳同様普段より低い]
心労、というと。
予定外の事態が起こりでも、したのでしょうか。
[意味するところはわかっているだろうに、
敢えて話を違え、揶揄するような物言い]
扱い切れない存在だったのですかね。
[続きは小声。それが何を指すかは、明白か]
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