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─詰所→大通り─
[詰所を後にしてからは調査を開始するために大通りを通り広場へと向かう]
無能は無能なりに動いてくれると良いんだが。
捕まえろとまでは言わねぇが。
万一あのガキが犯行に関わって無いにしても、団長の引き取り子ってだけでも狙われる可能性はあるだろ。
[己としては疑っては居るのだが]
[自衛団員の尻を引っ叩くための言葉は果たしてどこまで効力を発揮するのか]
[大通りに賑わいの多い場所に来ると]
[しばらくの間は移動しがてら]
[昨日消えたと言う露天商の目撃情報を集める*ことにした*]
―孤児院―
[いつものように食事を終え、子供たちを教会から程近い孤児院まで送り届ける]
おや。
あれは…
[玄関先に立つ自衛団員を見、眉を寄せたのは昨日のこともあってか。
暫く待ち、団員が去ってから職員の立つ玄関へと向かった]
今の人、自衛団ですよね。
何かあったのですか?
[心配そうな顔をした職員の口から、昨日会った孤児院出身者の失踪を聞くのは*すぐ後のこと*]
―大通り―
[宿のすぐ近くまで戻ると聞き込みの形でベッティの消息を追う]
[旅支度の時に使う店][普段から取引のある一角]
[目撃証言が消えるのは目抜き通りをそれた途端だった]
団長さんの家はすぐそこ。
裏というほど治安が悪くは、ない。
[人通りが極端に少ない場所でもない]
[ただ表とは違って無人になる時間も短時間ならあるのだろう]
[その中でただ一つだけ]
「んー、カヤが誰かと家に走ってくのは見たけど」
[暗い時間だから確信はないと言われ]
[少年を問い詰めようとした所で母親が出てきた]
[巻き込まないでと追い払われる]
[その時は頭を下げて去ることしか出来なかった]
[クラヴィーア家の人間の生活時間帯は疎らだ。
家人の気配はまだあったが、敢えて起こしはしない。
皆の揃う機会は年月を経る毎に減り、昔は在った書き置きもなくなった。
――にも関わらず、弟宛てに残したことの真意を知るのは彼女ばかり]
「おはよう。
練習所行ってくるけど、練習きちんとやるかは怪しいと思う。
疲れてるなら、家で寝ててもいいから。」
[内容はなんてことの無いもの。
普段通りに用意した朝食の傍に置いて、家を出る]
「まあ、わざわざ言わなくてもサボるんでしょうけど。」
[隅に書かれた一言は、余計だった。]
[朝早くから人の集まる練習所は、今日は閑散としていた。
エリザベート自身、感覚を忘れぬよう軽く弾いただけで、
露店の開きだす時間帯になると誰にともなく断りを入れて広場に向かった]
[捜すのは未だ見習いの商人の少女の姿だったが、
今日も店は開かれていないようだった]
どうだったか聞こうと思ったんだけど。
[顔を傾け、首筋に手を当てる。
わざわざ宿まで赴くことでもないかと踵を返すと、
ちょうど背後にいたらしい人物にぶつかった]
あ、と――ごめんなさい、
[謝罪を紡ぎつつ顔を上げた先には昨日の自衛団員がいた。
その物々しい雰囲気に、*眉を顰めた*]
―路地裏―
後でもう一度聞きに戻るか。
カヤ君にも確かめないと。
[それ以上は本当に何も出てこない]
[家周辺の様子を細かく探っても争った後一つない]
[逆に路地としては綺麗過ぎて不自然を感じなくもなかった]
……クソッ。
[無人の団長宅の壁を叩く][苛立ちの理由は幾つもある]
[何よりも連れ去られた少女がどうなるかが心配で]
[誰彼構わず叫んで当り散らしてしまいたかった]
……疫病神、とも言ってられない。
使えるものは使わせてもらわないと。
[自分に言い聞かせるように呟く]
[一呼吸に数十秒をかけて大きく息をする]
[数度繰り返して肩の力を抜いた]
あいつにも札を用意して、協力させる。
必要ならばまた囮でも何でもしてやるさ。
[低く言って向かったのは山の手とも呼ばれる一角]
[確認するのは隠されようとするかもしれないローズの*調査結果*]
─大通り─
[情報を集めている間、意外な人物と出会った]
[先日情報収集のために訪れた娼館で働いていた娼妓の一人である]
[向こうも己のことを覚えていたらしく、こちらへと近付いてくる]
[男はどうやら裏の女性には受けが良いらしい]
よぉ、こんなところで会うとはな。
そうだ、聞きたいことが…。
[そう言って露天商の名や容姿を告げ、見かけなかったかと訊ねる]
[しばらく考える素振りを見せて返って来た言葉は]
……なに?
その名を呼ぶ声が聞こえた?
[そんな気がした、と問いには返され]
[詳細を聞けば夕方、露天商が宿屋を出た後辺りの時間帯であることを知る]
[場所は、自衛団長宅の傍の路地]
[そして呼ばれたらしい少女がその路地へと入って行った気がするとも]
……どんな声だったか覚えてるか?
[更なる問いには首を傾げられた]
[名を呼んだのは一度のみらしく、また人のざわめきもあってそこまでは覚えていないと]
そうか、それだけでも収穫だ。
礼はまた店に行った時にでも。
[そう言って笑みを浮かべながら咥えていた手巻きタバコを右手で摘み]
[左手で娼妓の頤を捉えると、約束だと言うように軽く口付ける]
[手巻きタバコを戻すと娼妓と別れ、引き続き聞き込みを続けた]
―――公衆浴場―――
[カコーーーーーーーー……ン。
そんな音が鳴り響く場所で、レナーテが頭からお湯をかぶって体の汚れを洗い流した]
うっひょー!気持ちいー!
[プルプルと猫のように首を振って、勢いよく髪についた水を吹き飛ばし、大股で湯船に向かい、肩までざぶりとつかりこんだ]
おー!おー!
いい湯じゃないかー!
[レナーテがこのような場所にいる理由は何か?重大な理由があると言うのであろうか?]
やー、やっぱ風呂があるなら、一度は入っておかんとなあ。
場所によって、色々な温泉があるからたまらんな。
[特に無かった]
[ざぷりと風呂がまのヘリに腕をかけながら、頭の上に手ぬぐいを乗せて、頭上を仰ぎ見る]
んー。それにしても師匠さん見つかんねえな。いやまあ、ベッティのことを知ってる人なら誰でもいいんだけどさ。
もっと言うなら、その間に他のことしてればいいんだけど、いまいち思いつかんしなあ。
本当はローザも調べたほうがいいんだろうけど、アタイと同じように旅のもんだろうしなあ。どうしようもねえ。
色々なところに足を運んでも、なーんも見つかんねえし。
はてさて。どうすればいいのやら……おっふぅ。気持ちいー。
[言葉の最後に、恍惚の息を吐いた]
[疲労の深さ故か、目覚めの訪れはいつもよりも遅く。
置き出した時には、人の気配は薄れていた]
……姉さん、もう出たのか……?
ん……少しは、マシ、かな。
[小さく呟きながら身支度を整えて部屋を出る。
残されていた伝言には]
……疲れてるけど寝てらんないし、言われなくてもサボります、っての。
[苦笑まじりに呟いて。
朝食と、その片付けを済ませた後、家を出る。
待ち構えていたかのように舞い降りる隼を肩に乗せて歩き出す。
そのまま、大通りへ抜けるか、抜けないか、という所。
ふと、耳に届いた会話に足を止めた]
――そう言われても、
存じ上げないものは申し上げられません。
[ぴしゃりと断じる否定の言葉。
いきり立つ自衛団員相手にも、
楽師たる女は怯む様子を見せなかった]
―屋根の上―
[少女はマフラーを鼻の上まで引き上げ、風に先を揺らして街並みを見下ろす。
細めた眼の前を、ひらりひらりと花弁が舞う。
キラリ。
突然手の中で何かが光る。
が次の瞬間にはそれは消えさった。]
「……露天商の子が、どこにもいないって……」
「団長さんも、見つかっていないっていうし……」
[耳に届いたのは、お喋りな主婦たちの噂話。
瞬き、一つ。
ふと、生じたのは、嫌な予感が一つ]
あ、ねぇ、おねーさんたち。
……それ、何の話?
[何気ない風を装い、声をかける。
二言、三言、言葉を交わして。
引き出したのは、ベッティが行方不明という事]
……ベッティ……が?
[微かに寄せられる眉。
しかし、その場では笑顔は崩さずに礼を言い、離れた所でしばし、思案を巡らせる]
……とりあえず、どっちかのにーさん辺りに話を聞くと、して……。
先に、行っといた方がいい、か。
[呟き、歩き出す。歩みはやがて、駆け足となり。
向かうのは、下街。蒼の瞳はいつになく、険しい色を帯びていた]
─裏通り─
「……ベル! お前、こないだなんて……」
[裏通りに入り少し進むと、向けられるのはこんな声]
……わぁってるよ。
御師さんとちょっと話したら、すぐに出てく。
[それに、素っ気無い返事をして。
駆けて行く先は、風との付き合い方を教えてくれた呪術師の家]
御師さん!
「わしゃ、なんも知らんぞ」
…………。
[会話になりません]
─大通り→広場─
[露天商が泊まっていた宿屋から自衛団長の家までの間]
[そこにある店屋や住人に話を聞くも]
[先に行商人も聞き込みをしていたらしく]
[それ以上の情報は集まらなかった]
[その後は一服も兼ねて行商人を待つべく、広場の噴水傍の段差に腰掛けた]
……次に誰を調べるか決めてなかったな。
調べておきたい奴は居る、が。
[先日の二択で選ばなかった選択]
[それを調べてみるかと考えながら手巻きタバコをふかした]
……まだ、なんにも言ってねぇだろ……じゃなくて!
前に言ってた呪式とかなんとか!
あれ、教えて!
「……なんじゃ。一年前はいらん、と言ったくせに」
色々、変わったんだよ!
……今度は、必要になるかも知んない。
何にもしないで、後悔したく、ないから。
[静かな言葉。
向けられる、探るような視線を真っ向から受け止めて。
そのまま、五分ばかり固まっていたか]
「……呪式というても、今までと変わらん。
御主が願い、風が応じる。
……ま、制御具くらいは貸してやろう」
[沈黙を経て、呪術師は大袈裟なため息を一つ、落とし。
近くの箱から掴み出した腕輪を投げて寄越した]
さんきゅ、御師さん! 時間取れないし、礼は、後でね!
[投げ渡されたそれを受け取ると、早口にこう言って、また駆け出していく。
その背を見送る呪術師が、嘆息していた事は知る由もなく]
―大通り―
[孤児院の一件から、大分時間は過ぎている。
昨日の連行と、今日の失踪の噂が耳に届く。
けれど大通りで囁かれるそれらは何度も聞いたものばかりで、新たな情報や手掛かりは期待できそうになかった。
場所は丁度、連行現場辺りに差し掛かっただろうか]
―広場―
……日和見より性質が悪い。
[かなり疲れた顔で噴水の方へと向かう]
[自衛団に目当ての姿はなかった]
何が保護だ。
牽制しあっているのが目に見えてるような状態で。
[噴水が見えてくる][隻眼の姿を見つけてそちらへと向かう]
―広場の一角―
昨晩、カヤちゃんの出掛けたのは確かです。
べティちゃんが来ると言うのも、聞いていました。
でも、それだけです。
……後の事は、知りません。
[毅然としていた態度は終わりが近づくにつれて勢いを弱め、表情は翳りを帯びる]
宿に行くよう進めれば良かったとは、思っていますが。
……さて、と。
[裏通りを抜け、陽射しの下に出てきた所で一つ、息を吐く]
とはいえ、ほんとに出来るかどうかは、わかんないんだよなぁ……。
[理論自体は、一年前の失踪事件の時に聞かされていた。
意識の波長を合わせた大気の流れに直接干渉する方法。
今までは、音を拾ったり制したり、という事くらいにしか意識して風を動かした事はなかったから、できるかどうかの不安はついて回るものの]
……ま、やらなきゃなんないなら、やる。
そんだけ、だよな。
[小さく呟いて、腕輪をはめる。
一応見えぬよに、服の下に隠して]
さってと……とりあえず、もうちょっとまともに話聞かないとなぁ……。
─広場・噴水傍─
[咥えていた手巻きタバコも短くなり]
[それを投げ捨て宙で燃やし尽くす]
[胸ポケットから予め作っておいた手巻きタバコを取り出し]
[馴染んで居るかの確認をしているところで行商人の姿が見えた]
よぉ、来たか。
そっちの収穫はどうだ?
[行商人に対し右手を上げ、左手は摘まんでいた手巻きタバコを口へと運ぶ]
…あれは。
[見覚えのある影が道の脇から出て来るのが見えた。
小さく瞬いてから、それが自分の知る姿と判断してそちらに歩いて行く]
―広場・噴水傍―
ああ、ちゃんと手に入れてきたよ。
[懐から取り出した紙をチラリと見せる]
議会議事録。当然写しだが。
[すぐ隣まで移動すると他者に聞こえないように声を潜めた]
─広場・噴水傍─
[示された紙を隻眸が見つめ、片眉が軽く上がった]
そいつぁまた。
随分と興味深いもんを持って来たじゃねぇか。
[当然声は相手に合わせ潜められる]
[楽しげに、くく、と喉の奥で笑いが漏れた]
……っと、とりあえず。
[小さく呟き、波長を確かめる]
ん、よし。ズレてない。
[呪術師から受け取った腕輪の影響か。
今までに比べると、疲労は少ないような気がした。
これならラクかな、と思った矢先、肩の隼が一つ、羽ばたいた]
ん……ハルフェ?
[訝るように呟き、相棒の視線を辿ったなら]
あれ……ライヒさん?
[目に入るのは、こちらに近づく修道士の姿]
─大通り─
[少し大きめのキャリーケースを携え、彼女は道を往く
その足取りはしっかりとしたものであり、アルコールの影響はほとんど抜けている様子]
…………詰所を爆破、と言うのも気分がスカッとしそうだけど
『そんなことで』捕まるなんて、馬鹿らしいからねぇ
[あたりに自衛団がいないことをいいことに、相当危ないことを口走っていたりした]
やあ。
[肩の隼、次いで相手がこちらに気付いたらしいのを見てとり、いつものように片手を上げた。
表情にはやや疲れが滲んだかも知れない]
どうしたんだい、こんなところで。
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