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―― 翌朝・広間 ――
[言われたとおりに広間に向かう。
もう人は集まってきているだろうか。
いつものように適当に席に着くけれど
いつものような気持ちにはなれず
どこか固く、どこか疑念を抱いた表情のまま
ギュンターが現れるのを待つ。*]
─ 教会→宿泊施設・廊下 ─
[渡り廊下を通り移動した先。
声のする方へと歩み寄っていく。
幾人かの声はしていたが、離れていく声もあるようだ]
?
何かありましたか?
[慌しいことしか分からず、問う声が出る。
橋のことも、異変のことも、今は何も分からないまま*]
ー 広間 ー
…喉乾いた。
[広間に着くなり呟いて、一人厨房に向かう。
昔はこちらにも出入りしていたので、割と勝手知ったる感じでお茶のセットを準備して、再度広間に戻った。]
飲むなら注ぐから。
[とその場にいた人にも言って、希望があればカップを渡す。
広間に人が揃い、団長が現れるまでそうして過ごした。**]
─ 宿泊施設・廊下 ─
───……え?
[アーベルから告げられた内容に言葉を失う。
橋が落ちたのは予想の範疇ではあるが、おっちゃん ── 管理人殺されたというのは予想外にも程がある]
え、と。
それは、事故でもなく、……本当に、誰かの手で…?
[前日の嵐、それに加えて橋が落ちたとなれば、ここは陸の孤島。
そこから導き出されるものに気付くには然程時間はかからなかった]
[そうして2度、深呼吸をして]
────………管理人さんは、どちらに。
団長さんの話が終わってからでも、祈りを…。
[動揺を押さえ込むようにしながら、問いを投げた*]
―― 広間 ――
[広間に人が集まり始めた頃、ゲルダが厨房へと向かいお茶の用意をして戻ってくる。>>93
無愛想ながらも他にも飲み物を勧めるのに手を上げて]
あ、俺にもお茶ちょうだい。
[と頼んでカップを受け取る。
ふわりと立ち昇る香りと温かさに、ほんの少しだけ気持ちが緩む。]
ありがとう。
[そう言って一口含んで息を吐く。
人が揃って、団長が現れるまでには、もう少し気持ちも落ち着くだろう。**]
─ 宿泊施設・廊下 ─
事故ではない……そう、ですか。
[一縷の望みは潰え、視線が一度下がる。
動揺は右手で額を押さえる仕草からも窺えた]
地下室の廊下の、一番奥、ですね。
ありがとうございます。
[落とした視線を上げ、額を押さえていた手も下ろして、アーベル>>97に対して礼をする。
事故ではないときっぱり言い放つ様子は、その時は単に人の手によるものと解釈したために違和感を覚えることは無く。
広間へと促されると、頷きを一つ返した]
分かりました、先に行ってますね。
[掃除のことも了承し、その場を離れていく*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[ナターリエが広間へと顔を出したのは、先行した者達が到着してから少し後のこと。
お茶の用意は既にされていて、多少は落ち着いたようにも見えた]
…いけない、ライフの朝ご飯。
[教会の掃除が終わったら白猫も連れて来る心算だったが、その途中で来てしまったために私室に置き去りだ。
こんな時に全く別のことを考えてしまうのも、逃避の表れ。
気持ちが教会の方へと向くが、団長が現れるまでは広間で待機している**]
─ 宿泊施設・廊下 ─
はーい、んじゃ、また後でー。
[その場を離れるシスター>>100を見送った後、廊下に点々と着いた血の跡を片すべく動き始める]
……ったく。
これ、簡単には落ちないんだよなー。
[ぶつぶつと文句を言いながら、それでもてきぱきと動いてあかい跡を薄れさせて行く。
廊下についた足跡が消えた所で、ふと、気付いたのは]
そいや。
血だまり作った御当人様の足跡は、ないのよね。
[上手い事すり抜けたのかな、との呟きは声にはならず、口の中だけで完結する。
その代わりというわけでもないが、ふ、と浮かんだどこか愉し気な笑みは、地下への扉が開く気配にふっと消えた]
あ、団長さん。
みんな、広間に行きましたよ。
[扉の向こうに見えた姿に呼びかける声は愛想を欠いたもの]
……とりあえず、そこのも片づけたら、俺も行きますから。
出る前に、足、拭いてってください。
[更に汚れ広げられてたまるか、と言わんばかりに雑巾をずい、と差し出す。
団長はどこか渋い顔で雑巾を受け取り、靴についた汚れを落とすと、何故かその場に立ち止まった]
……は?
話は全員そろってからするから、早く片付けろ?
いや、そーゆーんなら手伝えって話ですけどー。
[なんて文句を言いながらも、血だまりを通っても差し支えない程度に片づけて。
道具の片付けやら何やらを一通り終えた所で、団長と共に広間へと向かった]
─ 宿泊施設・広間 ─
[団長と共にやって来た広間は、お茶の香りが柔らかく漂っていた]
あ、俺にも一杯ちょーだい。
[香りの源を見つけると、にっこり笑って一杯強請り。
カップを手にしたまま、座る事無く団長の話を待つ。
一方の団長は、青年の様子に呆れたような視線を一瞬向けた後、静かに話を始めた]
…………ぉー…………。
[語られたのは、ここに集められた理由。
中央の教会から届けられた、という書簡。
そこに記されていたという、『闇の者』とそれに『対する者』の話]
……そーゆーのがいる、って話は、ここに来る前にも何度か聞いてるけど。
つーまり、団長さんは、この中にソレがいて、おっちゃんをあんな目にあわせた、と。
そう、言いたいワケね?
[口調は常の如く軽いが、声音はいつになく冷えた問い。
蒼の瞳に浮かぶのは、何か探るような彩]
いやま、あの様子みちゃったら、タダモノの仕業じゃないのは、わかるんだけどさー……。
[はあ、と落ちるのは、大げさなため息]
……で。
その上で、団長さんは、これからどーするつもりなワケ?
[探るような問いかけ。
返されたのは、『闇の者』──『人狼』を見出して殺さなければ更なる犠牲が出る、そのためになすべき事をなす、という宣言。
それが、『聖花』宿した己の務めである、と。
言い切る様子に、迷いらしきものは感じられなかった。**]
―― 宿泊施設・広間 ――
[どれくらい待っていたか、片付けを終えたらしいアーベルがギュンターを伴って姿を見せた。
どうやら全員揃うのを待っていたようで
アーベルがお茶を受け取るのを見遣ると、漸く重かった口が開いた>>105]
……なに、それ。
[零れ落ちたのは疑問ともつかない声。
『闇の者』とそれに『対する者』、なんて
知らない、と思った途端、また肩が痛む。
何かを知っているのか、アーベルはどこか落ち着いているように見えた。>>106
管理人の遺体を見た事で、予想はしていたと。]
この中に、って
この中に管理人さんを殺した犯人がいるって本気で言ってんの?
[訊いた所でギュンターの様子は変わらない。
部屋を見回す……誰も彼も、そんな事をするようには見えなくて。
どうすればいい、なんて、考えながら無意識に左肩を抑える。
恐らく、この中で一番冷静だろうアーベルがそれを問い、自分もギュンターへと視線を向け]
『闇の者』……『人狼』を殺す、って……「成すべき事を成す」って……
それって
っ!
[『聖花』
ギュンターがそう口にしたとき、また肩が痛んだ。
これが……ゆらり、一瞬思考が揺らぐ]
[ 『蒼と朱、ふた色の花。
対なる双花を身に帯びし……』
……あれは、一体いつ聞いたのか、古い古い詩の一節が浮かんで消える。
あれは御伽噺だと、だけど、違うと何かが騒ぐ。
月のいとし子、神のいとし子、何でこうも符合する]
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