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─ 露天風呂 ─
ま、いっか。
[考えても分からなかったため、深く気にせず放っておくことにした。
もうしばらく湯に浸かり、のんびりした後に湯船から上がり身体に付いた水滴を布で拭く。
新しい着替えを籠から取り出し身に纏い、以前着ていた物を籠に詰めると、さっぱりした様子で温泉から出て行った。
以前と同じく肩と胸元を晒した服。
左胸には細長い花弁がいくつも連なったものが半円を描いていた]
─ 白花亭 ─
[食事を済ませ、父と祖父母は片付けと次の仕込みの為に厨房へと入る。
自分はといえば、食事中に話していた通り食材数の確認]
ん〜…やっぱりちょっと心もとないわね〜。
[蜥蜴肉が少ないのは、今は繁殖期で仕入れた量自体少ない為に仕方ない。
が、他にもサラダに欠かせない緑色の独特な歯応えの茸などの在庫が寂しいことになっていて]
…うん、次の仕入れ待ってられないわ〜。
買いたいものもあるし、今からちょっと行ってくるわね〜?
[厨房に声をかけ、店の外へと出ていった]
─ →都市の通り ─
――…あ、と。
[戸棚の整理をしていた道具屋は不意に声をあげた。
棚から滑り落ちた布に手を延ばす。
床に落ちるすんでのところで指が届いた。
掬いあげて、漸く安堵の息を漏らす。]
折角の織りが台無しになる所だった。
[汚れがないか確かめて元の場所に戻した。]
─ 都市の通り ─
まずは〜…どこから行こうかしら〜。
[ぎ、と空の台車を引いて歩きながらほんわりと考える。
腕にかけた籠も、今はまだ中身は無く]
茸はまず美人髪は絶対として〜、あと{6}種類位は欲しいわよね〜。
お肉も仕入れられそうなら仕入れておきたいし〜。
あ、あとランプの明かりと〜、インクも買わないとだったわ〜。
…まずはエっくんの所から、かしら〜。
[行く先が決まると、そちらへと向かい歩き始めた]
─ →道具屋 ─
― 自宅 ―
[真新しい写本のページを捲る。
内容は古い時代の香草茶のレシピで、今でも一般的に飲まれているものもあれば、何らかの理由で廃れてしまったか見覚えのないレシピもあった。
苦味や渋味が強い香草をどうにか利用するべく、苦心したような内容もあり、つい口の端が緩む。
必要な部分には栞を挟んだりもしたが、このまま読み込めば何時間でも経ってしまいそうだった]
先に、頼まれた仕事を済ませましょうか。
[試作品作りも始めれば没頭してしまいそうだから、ひとまずは終わりの目途が立つ配達の方をと。
立ち上がり、緩くなりかけた髪紐を縛り直す。
常は背中側に垂らす髪先を、左肩から前へ流れるようアレンジして]
[ゆっくり丁寧なミケルの拭き掃除が終わるころ、コレットの右手は包帯できっちりと巻かれていたが]
……ごめん、あんまり、上手くいかなかった。
[本人的にはあまり納得のいかない出来だったらしい。
几帳面さはちょっと前に亡くなった母親とよく似る部分でもあった]
今日はこんくらいにしとくか。
[数多い品を見やすく見栄えするように陳列し
満足気に額の汗を拭う仕草をする。
実際の所、汗なんてかいてないわけだが
格好だけ、というのは時折あること。]
…………ん。
[捲った袖を元に戻そうと肩に手を掛ければ
細い左腕、肩の付け根に薄っすら咲く徴。]
なんだ、これ。
─ 道具屋 ─
こんにちは〜。
エっくん、今いいかしら〜?
いつものを買いにきたんだけど、ある〜?
[店の中を伺い、呼びかけて。
店主が居るのを見てから、中に入る。
首を傾げて問う顔には、少しバツの悪そうな笑顔。
レシピを書く為に必要な明かり用の光苔とインク購入頻度を知られている彼には、自分がクレイグやメリル達の事を言えないような睡眠サイクルだとばれているだろう]
― →テレーズの家 ―
テレーズさん、ユーリです。
香草茶の補充に来ました。
[家の扉を叩き、奥に向かって掛けるのはそんな言葉。
配達に訪れるのは初めてのことではない。
承諾の声があれば、ドアを開け家の中へ]
こんにちは、テレーズさん。
お茶、いつもの場所に置きますからね。
[椅子に腰掛けたテレーズは、こちらの居場所を確かめるかのように、ゆるりと首を傾けた。
妙な音を立てて彼女を驚かさないように注意しつつ、慣れた足取りで奥へ進み、所定の位置へ荷を置いた]
はい、終わりました。
今度のは摘み立ての葉を使ってますから、香りも一段と――
――テレーズさん?
[言葉を止め瞬いたのは、光のない彼女の瞳が、じっとこちらを見詰めているように見えたから。
まさかとは思いながらも、どことなく悲しげな彼女の表情に思わず問い掛ける]
……どうか、したのですか?
『花の、しるし』
[少女の唇が、ことばを紡ぐ。
はっと左の首筋を抑え、息を呑んだ]
テレーズさん、それは……
[視線の先で、少女の眼差しは自分には見えない何かを見ていた。
そして語られる、伝承]
そんなっ……
[全てを聞き終えて、驚愕の声を上げそうになり。
怯えたようなテレーズの表情を見て、慌てて口を押える]
いえ……お気になさらず……。
テレーズさんは、伝承を語っただけ、なのですから。
[取り繕うように浮かべた笑顔も、彼女には伝わらないから空しいだけで。
そのまま、ふらりとテレーズの家を出る。
道具屋への挨拶も忘れたまま]
[思い悩むように一瞬眉が寄る。
結局見なかった事にして袖を元の長さに戻した。
呼びかける声がする頃にはいつもと同じ愛想よさ。]
いらっしゃい。
サリィは今日も可愛いね。
[彼女の笑顔の意味を知れば少し困ったように笑い]
いつもの、だね。
勿論、用意してるよ。
[いつもの場所からいつものものを取り出す。
明かり用の光苔とインクを個々に包んでから一纏めにして]
これはおまけ。
湯上りにでも肌に塗りこむといい。
[朝露の小瓶を包みに忍ばせた。]
─ 都市の通り ─
[服を詰めた籠に布を被せ、腕にかけて通りを行く]
くーちゃん撫でれたし温泉入ったし、気力じゅうぶーん。
そろそろ乾いた頃かな。
何描き入れようかなぁ。
[今の間に乾燥小屋に並べてきた器の釉薬は乾いていることだろう。
そのまま本焼きに入っても良いのだが、そこに更に筆を走らせアクセントにするのを考え、頭の中でデザインしながら工房へと向かう]
[自分が言えなかった言葉は、ミレイユが伝えてくれた。
ほっとして、ちょっと顔がほころんだ。
作る、なら材料が必要だろうと、ミケルは考える。
材料はきっととても重い。
それはコレットにとってはきっと、ずっと、重い。]
……手伝い、行く、僕。
[そんな風に考えて出た言葉は、やっぱり足りない。
足りないのもわかっているから、また付け足すが、それも足りない。]
僕も、クッキー好き。だから。材料。
まあ、ミケルちゃん。
本当に優しいのね、ありがとう。
じゃあ、おばあちゃん、うんと頑張っておいしいのをこさえるわね。
[のんびりと立ち上がり、壁に手をついて食材入れを覗き込む]
キノコ粉をひと袋と、甘香草の粉をちょっぴり、それに何かおいしい木の実を買ってきてもらえるかしら。
サリィちゃんの所か、ユーリちゃんの所ならあると思うわ。
ちょっと待ってね、お小遣いをあげましょう。
おつりはお駄賃にして構わないからね。
[別な引き出しを引っ張って小銭を取り出すと、ミケルに差し出した]
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