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─ 翌朝・自宅 ─
[いつもと違うことを怪訝に思いながら、こし、と目元を擦って起き上がる。
父の姿は程なく見付けられたが、父以外の姿もそこにあった。
険しい顔をしていた父が、自分が起きてきたことに気付くとおはよう、と笑いかけてくれた。
でもその笑顔はどこか辛そうで、どうしたのだろうと表情が曇る。
父と話をしていた人───自警団の人は、頭を下げて帰っていった。
その人の姿が見えなくなるまで、父はこちらを見てはくれなくて。]
お父さん、何かあったの?
[自分に向けられる辛そうな笑顔に、心配して問いかけるとぎゅうと抱きしめられた。
そのまま父から、自警団の人がロミを呼びにきたと告げられ、困惑する。]
なんで?
ねぇ、私なにか、いけないことしたの?
─ 翌朝・自宅 ─
[自警団の人は悪い人をこらしめる為にいるんだと教えられていた。
自分が呼ばれたということは、悪いことしたんだろうかと半べそをかいて父に問う。
けれど、お前がいけないんじゃないと言う父の方が泣きそうな顔をしていて、涙は引っ込んだ。
父のこんな顔なんて、初めて見たから。]
お父さん、泣かないで。
私がいけないことしてないなら、お父さんもしてないよ。
[そう言って、父の顔に手を伸ばすと更に強く抱きしめられた。
そして父から、宿屋に行かなきゃいけないということと、もう一つ。]
うん、わかった。
だれにも、見せない。
[その理由は知らないけれど、父の言いつけに強く頷いた。]
―前夜:宿屋・食堂―
そうだね。
私も……ノーラさんだって、時間に余裕あるわけじゃないし。
[天候の回復を祈れ、ライヒアルトの言葉に頷き
窓の方に視線を向ければ、空は既に昏く。
逆巻く風と窓を叩く激しい雨音に友人同様に眉を顰めた]
でも、この調子じゃ、雨が上がっても暫くは峠道は危ないだろうしなぁ。
参ったね……。
[食後のお茶を口にしながら、溜息を零した*]
―翌朝・宿屋―
……ん。
[余程疲れていたのだろう。
目覚めたのは、疾うに朝とは呼べない時間だった。
嵐は既に去っていたが確かめようと雨戸を開ければ
表の騒がしい様子に眉を寄せる]
事故でも起きたのかな。
[寝起きの薄ぼんやりとした視線で、慌しく走り回る村人の姿を暫し追い掛ける]
―宿屋―
ああ……。ジットちゃん、こんにちは。
付き添い…では無いわねぇ。
私も呼ばれて来たの。
…ジットちゃんも、自衛団の人に呼ばれて?
[少しうつらうつらしていたららしい。
最近、よく眠るようになったとは胸の中にしまい。
孫ほど歳の離れた少女の声に起こされると、
自分も呼び出された事を伝え、やや戸惑いの混ざった声でそう尋ねて返した。]
――――……ッ!
[何故だろう。彼らを見ていると、じわり嫌な感覚が沸きあがる。
それは、山越えで山賊に襲われたときと同じに、胸がぎゅうと締め付けられ、喉がからからに渇く感じに似て。
女は無意識の裡に身を震わせた]
……まぁ、慌てても、仕方ない。
足止めを食うなら、その分
ラーイの仕事をゆっくり見られるじゃないか。
[不吉な予感を振り切るように呟いて。
簡単に身だしなみを整え、お茶を貰おうと食堂に足を向けた]
よ、と。
[馬たちが満足するまで馬房の清掃、食事の世話、ブラッシングをすると、
宿屋―青年にとっては家なのだが―へと戻り。]
……あれ、ヨハナの婆ちゃんにブリスさん。
珍しいね、どうしたの?
[まさか二人も呼ばれてるとは思ってもなくて。]
あ、母さん。俺もここに集まれってさ。
[出来るだけ明るい笑みを作る。
自分以外の誰かが、悲しまないように。]
―宿屋―
……。あれ、起こしちゃった?
だったら、ごめんね。
[声を掛けた彼女>>195は、少しうとうとしていたようにも見えました。
ちょっと遅れて返って来た反応に、僕もちょっと遅れて言葉を返します]
うん、僕はそうだよ。
……呼び出したのって、団長さん、だよね?
[理由は知りませんが、団長さんの奥さんまで“呼び出し”を受けているのはちょっと不思議で、だから確認の為にそう尋ねました]
─ 翌朝・自宅 ─
[なんで父がこんなに辛そうなのか解らないから、その辛さを少しでも軽くしたい。
言いつけを守ることがそれに繋がるなら、とそれだけで頷いた。
でも、どうしてかは教えてもらえなかった。
他の人に聞いてもいけないと言われた。
自警団の人に呼ばれた理由も、父は知っているみたいだけれど教えてくれなかった。
宿屋にいけば分かるのだろうか、と思うといてもたっても居られなくて。]
じゃあ、私、行ってくる。
ついでにミリィさんに、絵具のお金はらってくるね!
[辛そうな父が笑ってくれるように、笑顔で家を出て宿へと向かう。
娘を見送り家に残った父が、一枚の絵に向かって謝罪の言葉を向けたなど、娘の預かり知らぬこと。]
─ →外 ─
…な、何か…、縫わされるの、か、かな。
―――それにしては、き、来た人…
か、顔が、怖かった…
[リスから視線を移し、彼の丁寧な仕事を暫し見詰め。
包を受け取って大きな裁縫箱に閉まってから
猫の刺繍のショルダーバッグから銀貨を差し出す]
あ、あありがとう。
――――品揃えに、い、いつも、た
たすかる…
[いつもの無表情なまま、じ、と
相手の左目と右目のある位置を、顎を引いて見詰めた]
[そうしているともう一つ声>>198が聞こえました]
……えっとね、さっき呼ばれたんだ。
[笑顔が印象的な宿のお兄さんでした。
少し首を傾げてから、問われた事に答えます]
……。あれ、アーベルさんも、そうなんだ。
[その直後、彼が女将さんに掛けた言葉に、先程傾げた首を今度は反対方向に向けました]
[しかし母親は、息子の言葉に顔が青ざめて。]
母さん。俺は何もしてないし、きっと何かの間違いだって。
ね?
[そ、と安心させるように母親の手を取って。
こて、と笑みを浮かべたまま首を傾げた。]
あ゛〜、もう行けば良いんだろ…
[そんな風に結局折れるまで、また数分の時間を要した。
起き上がってはいるものの、ベッドの上に腰を掛けていた]
着替えたりしてくから、さっさと出てけ。
見たいとか馬鹿な事を言い出したら、金取るぞ。
アタシはそろそろ宿屋に向かうけど、ゲルダはどうする?
このまま行くなら一緒に行きましょ。
[そう誘いをかけて、エーリッヒはカウンターを出た。
それに合わせ、リスが駆けてエーリッヒの肩へと飛び乗る]
[食器を片付け綺麗に水気を拭き取り
バスケットへと戻して陳列棚の上に置く]
お話し、そんなに長くは掛からないわよね。
返しにいくのは、後でいいかしら。
[バスケットから手を離し
自衛団に言われた通り向かうは宿屋]
あ、俺も。
厩に行く途中で言われたんだ。
[それから馬房の清掃等しているので、それなりに時間は経過しているのだが。]
なんでかは分からないけどね。
[ブリジットの言葉>>202に肩をすくめながら答えた。]
―宿屋―
こんにちは、アーベルくん。
お邪魔させてもらっているわね。
[まさかアーベルも同じように呼び出されているとは知らず。
彼の家にあたる宿への訪問へは、そんな風に告げる。
だから、俺もと。彼が口にした時には、つと視線が向いてしまった。]
―宿屋―
ううん、いいのよ。
お寝坊しちゃいけないからねぇ。
[ブリジットの謝罪には、ゆるゆると首を振る。
少し送れ気味の反応には、そう、と。瞼が下がってしまう。
呼び出した人、についてはこっくり頷いた。]
ええ…あの人がここにと、みんなを集めているんでしょうねぇ。
[ギュンターが自分以外の誰を呼んでいるかは知らないので、言い回しはやや他人事のようになってしまうが。]
まだ他にも呼び出された人がいるでしょうから。
他の皆が集まった頃に、あの人がちゃあんと、説明してくれると思うわ。
[呼び出しの理由を一足早く聞いてしまっているが。
自分から説明する気には到底なれずに、黙っている事を選んだ。
どのみち、すぐに知れるのだろうからと。]
― →宿屋 ―
[そんなこんなで宿屋にやって来たウェンデルは、不機嫌そうな視線であった]
アーベル、飯くれ
はよ
[挨拶の方が遅いのはどうなのか。開口一番それなのも如何な物か。
いつもとは違った雰囲気である周りを、それから見渡した]
[家の外に出ると、辺りはまだ水がひけていなかった。
歩くたびに、ぱしゃりと水が跳ねる。
さっき家に来ていた人とは違う、自警団の人が忙しそうに走ってる。]
?
ほんとに、何がおきてるのかな。
[何だろうと、立ち止まり首を傾げる。
ちらほら聞こえてきた声に、外に繋がるトンネルが水のせいで通れなくなったらしいと知った。]
…い、行く。
そ、そのつもりでももって、来たの
[持ち歩くには大きい裁縫箱。
リスの飛び駆ける軌跡を大きな尾が遅れて追うのを見遣り
店を閉めるかと、少し小走りで外へ出た。
見上げると岩肌は未だ乾かぬ水がぬめり光り、
喧騒は絶えず―――ざわめきに、目を伏せた]
…パパ、パ、パラッ、シ?
[上げた顔が紡いだ言葉は、先程聞いたリスの名らしき]
─ 広場→宿屋 ─
さて、そこは行って見ない事には。
[他にも知り合いが呼ばれている事は知らぬまま、軽い口調で言って。
笑いながらの問い>>207に、翠を数度、瞬いた]
んー……転び易そうに見える、と言うか。
しっかりしてるんだけど、ちょっとほっとくのが心配になるとか、そんな雰囲気?
[返す言葉は、冗談めかしたものだが。
彼女の亡夫と交わした幾つかの言葉、護りたいという願い。
玉に強くこもったそれを知るからこそ、というのは少なからずあった]
─ 宿屋 ─
[その内に、たどり着いた宿。
そこに集まる顔ぶれに、眉が寄ったのは已む無しか]
……随分と、賑やかだけど。
もしかして、みんな同じ理由で呼ばれてんか、これ?
[ぐるりと中を見回して、誰にともなく問いを投げた]
[宿屋の食堂に行ってしまうのは癖のようなもの。
女将と既に集まっている人達にゆると会釈を向けた]
こんにちは。
おば様、これ実家から届いたジャムなんですけど。
宜しければ此処で使って下さい。
[半ば強引に其れを女将へと渡して
女は壁に凭れ、自衛団からの話がなされるを待つ態]
こんにちは、ヨハナの婆ちゃん。
そして、いらっしゃい、かな?
[と、首を傾げて。
ウェンデルの登場>>212には、]
お前ね、挨拶が先だろうよ。
[と、突っ込みを入れながら]
お前、好き嫌いなかったよな。
[確認をしながら、厨房へと入っていった。]
―宿屋―
……そっか。
何だか、……共通点、ないよね。
[そんな疑問もありましたが、返った言葉>>208にはひとまず頷いておきます。
その時は完全に彼の方を見ていましたから、告げられた女将さんの顔色が変わるのまでは気づけませんでした]
他にも……。何人、なのかな。
……。僕、本を返すつもりだったんだ。終わった後で、時間あるといいな。
[奥さんの方から返った言葉>>211で、彼女も詳しくは知らないらしいと判断しました。
だから深く尋ねる事はせずに、僕も残りの人と団長さんを待つことにします。
近くにあった椅子を引いて座り、本はテーブルの上に乗せました]
─ 自住居穴:店舗 ─
ああ、それでその、大荷物。
[持って来たと言う物>>214に視線を留めて、納得したように呟いた]
それじゃあ一緒に行きましょ。
[店を閉めるためにゲルダに先に出てもらい。
扉にカーテンをかけてから閉じて鍵を閉めた。
足を滑らせぬようゆっくりと地面を踏む]
え?
…ああ、この子のことね。
そう、パラッシって言うの。
[どもる言葉は何か別のものを言っているようにも聞こえたが、それがリスの名を問うたものだと気付いて。
左肩に移動したリスへ隻暗緑を向けて肯定の言葉を紡いだ。
居候と言う意味の名を持つリスは左肩で大人しく座っている]
─ 外 ─
そっか。
だからお水いっぱいのこってるんだ。
[トンネルが通れなくなってるくらいだから、道まで溢れてるのだろうと理解して。
他にも噂話が飛び交っていたかもしれないけれど、それは聞くことなく止めていた足をまた動かし宿屋へと向かう。
足元が悪いから、転ばないようにとゆっくりとした足取りで。]
― 宿屋 ―
[アーベルから返事が返ると、曖昧に笑んで返す。
アーベルも、という言葉はブリジットが繋いでいただろう。
顔色を変える女将には瞑目する。
気の毒に、としか思い様が無い。
そのうち宿への来訪者は増えて、アーベルが厨房に行くならその背を見送り。
新たに集まった者らには、知人やそれ以外にも変わらずこんにちはと会釈をした。]
す、すごく、目がきれい。
…ぬ、縫ってみ、みたい、な。
[聞き様によっては物騒な言葉を零しながら歩く。
ゲルダも小柄というほどではないが、
エーリッヒと並ぶと小さく見える。
宿屋への道なり、ゆっくり歩くロミの小さな姿を見留め
目が合えば少し、頭を傾げてみせた]
―宿屋―
……うん。多分、そうだよ。
[尋ねる声>>216にはそう返しました。
そうしているうちにも、人はどんどんと増えて行きます]
こんにちは……あ。
……。行く暇、省けたかも。
[現れたうちの1人>>212は、僕が後ほど訪ねようとしていた人でした。
貸してもらった本を見て、でも本人は何だか不機嫌そうな顔をしていたので、ひとまず様子を伺うことにします]
ん、そうだよー。
[ライヒアルトが来たのは、厨房に行く前だったか。
出来るだけ軽い調子でライヒアルト>>216に告げて。]
…うん。
てんでバラバラだね。
[今、この場にいる人たちを流し見ながら、ブリス>>219に答え。]
ブリスも何か食べる?
これのついでで申し訳ないんだけど。
[これ、と指差した先はウェンデルで。]
他にご飯食べたい人がいたら言って?
一緒に作っちゃうから。
[と、言いながら厨房へと引っ込んだ。]
……席を外した方が良いのかな?
[自分は関係ないと思っていたから、食堂に人が集まってくる様子に、腰を浮かせる。
食堂を後にしようとすれば自衛団の男に制止され、名を問われる]
うん。エミリー・コシェバは私だけど――
え? ……私も此処で待機してろって、何でよ。
理由を説明してもらえるかな?
[不審を隠せない表情で、自分よりも自衛団の男をじっと見詰めた]
― 宿屋 ―
[夫の力で選び出した者たちに、明確な基準などあるはずがない。
そうは思いながらも、ブリジットにはそうねぇ、と曖昧に言う。]
…ああ、人数は聞いていなかったわ。
何人かしらね。あまり多くないと良いのだけれど…。
[ぽつりと漏れるのは本音。
多ければ多いほど、違う者が紛れているという事になるだろうからと。
口にはしないが、気は重い。]
時間はそうねぇ…あるといいわねぇ。
[まさか直ぐにどうにかする…なんてことは無いだろうと。
変わらぬ様子のブリジットに言いながら、時折増える声に顔を上げる。
その度に、少しずつ気が重くなっていくのを感じていた。]
─ 宿屋 ─
[何を言ったのか、という疑問>>227には、ただ笑うだけ。
絶対本人には言うな、と口止めされていたりするのだが、それは余談。
会釈をするヨハナ>>223には同じく会釈を返すものの、何故ここに、という疑問は僅か、翠を掠める]
……なんだかねぇ……どんな用件なんだか。
[返る二つの肯定>>225 >>226に、黒髪をがじ、と掻きながらぽつりと言って]
あ、俺は食事はいい。
余裕できたら、茶だけもらえるか。
[アーベルの呼びかけには、短くこう返した]
―宿屋―
……ね。一体……
うん、食べる。
[朝ご飯は食べてきました。でも僕には珍しく、殆ど即答で頷きます>>226]
……。あ、少し、でいいよ。
[少し間を開けて、付け加えました。
彼が厨房に引っ込む前に間に合ったでしょうか]
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