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─ →柵の前 ─
……そうだな、頼む。
[申し出>>203に少し考えた後、撮影を頼むことにする。
カメラ機能を動画撮影モードへと切り替え、ichininoへと渡した。
撮影開始に使うボタン等は説明せずとも流石に分かるだろう。
準備が整えば柵の前に立ち、手を軽く柵へと乗せた後、ひょいと身軽にその上を飛び越えた。
バーとは異なり、この程度ならば助走なしでも飛び越えられる。
柵を飛び越えて霧の中へと入り、着地。
その場所はものの見事に柵の手前だった。
動画には恐らく、柵を飛び越えてすぐ、同じ場所から出て来ると言う不思議な光景が映っているだろう]
………出られん、な。
[その一言も動画に録音されたのだった]
―柵の前―
[krutから携帯電話を受け取ると>>205、彼がきちんとフレームに入るように調節する。
実は使ったことの無いメーカーの携帯電話だったので操作方法にいまいち不安はあったが、いざとなったらalbatrossに聞けばいいし最悪krutにやり直させればいいかと思い、聞くことはしなかった。
目の前で不思議な光景、というか、お笑い、というか、マジックが起こる様子を見て、彼のつぶやきも無事に動画に録音されたが、]
くるくん、なんかスポーツやってるのか?
[そんな質問も、きっと録音されている。**]
いち。
[いつもは文字で書く呼び名を口にしてichininoを呼び止め、その前で背を向けてしゃがみ込んだ]
乗れ。
足、痛ぇんだろ。
[背負うと体現したその体勢に、ichininoはどんな反応をしたか。
如何に協調性が無いといっても、気付いた以上放っておくことは*出来なかった*]
― 集会場/玄関先 ―
[外出先から家に戻った所だったから
yuyuたちとは違い靴を探す苦労はなく外に出ていた。
防寒具であるコートとマフラーも手荷物である鞄。
鞄の中身は外出に必要なものの他は
バイトで使っていた衣装と裁縫道具があった。
袖口のほつれに気付き、家でなおそうと思っていたもの。
普段通り家に帰って、参加していた村が始まっていれば
繕い物も忘れて議事録とにらめっこをしたのだろうけれど]
一人で散策して迷子になったら笑えないよね。
[スマートフォンのGPSが使えない現状。
方向音痴なところがある瑠衣は
其処で散策に行った人たちの帰りを待つことにした**]
― 集会場・広間 ―
気にしない、気にしない♪
私達も日本人と同じだよ、フェルさんなんて半分日本人なんだし。
[そのフェルさんが間とかすごいちょうどいいかもって、どうでもいいかもー]
ああ、ちょっと寒いかも…?
[なんか言われて意識するとそう思っちゃうよね。]
外か中で着替えみつからないかな……?
[私もPecheさんにならってひざ掛けを手にして椅子に座ることにしたよ**]
んー……
[柵を越えられないことを確認した後、戻るという言葉にすぐには頷かない。
krutがichininoに声をかける>>209のを見]
……オレもーちょっとだけ回ってみるっス。
足痛いだろし、先戻っててくださいよ。
すぐ来るんで!
[そう言って1人別の方向を向いた**]
[krutに携帯電話を渡して]
へえ!すごいな。
スポーツ少年の趣味が人狼ゲームだなんて、ちょっと意外だ。
枕詞に「超高校級の」がついたらもっと面白いよなあ。
[後半はalbatrossと目配せを交わしながら。
履いている黒タイツがそこまで厚手でないことも災いして、土のひんやりしているのが足をじくじく痛ませる。
誤魔化すように振っていると、名を呼ばれた。]
お前の態度は清々しいほど変わらんな。
すっごくうれしいぞ。
[あえて低めの声を出す。
するとkrutが己に背を向けてひざまづいた。
このポーズはまさか]
乗れって……おんぶ?
え、っと……。
[彼の行動は完全に予想外だ。
血液が顔に上ってくるのがわかる。
albatrossとkrutの背中を見比べ、私の代わりにalbatrossを背負わせたらきっと面白い、でもそうしたらしばらく口をきいてくれなさそうだと考え。
そもそもalbatrossはどこかに行ってしまった。あれ?待って?二人きり?
つうか背負う気満々なのにここで断ったら気まずいよなあ、実は冗談だなんて空気でもないしなあ。
いいやつだ、たいした男だ、そんな青少年を傷つけないためには]
見てわかる通り、私の身長は女性にすればでかい方だぞ。
……重いとかぬかして途中で下ろすなよ。いいな。
[おとなしく好意に甘えることにした。
コスプレのために、スタイルに気を使っているとはいえ、不安はありつつも**]
─ 集会場 ─
あぁ、モモさんは先輩なんだ?
しかし受験か…俺もそろそろ進路考えないとなぁ。
[モモ>>189の内心知るか知らずか、話題を逸らす。
1,2,3と揃ったというマリー>>196にはそだなーと笑ってから、外人の話題に頷き。]
俺も俺も。
学校で習った分しか解らないのに、向こうはめっちゃ早口で話しかけてくるのも参るよな。
[ちなみに英語の成績は可も無く不可も無く。ドイツ人の血が入っちゃいるがドイツ語に関しては全く話せないという残念仕様とは、余談。]
─ 集会場 ─
ん、平気ならいいんだけどさ。
寒くなってきたら、俺のパーカーで良けりゃ貸すよ。
女子は身体冷やしたら良くないって聞くしさ。
[モモ>>200の返答に、着てるパーカーを軽く揺らして見せる。
気にいったデザインだったからと1サイズ上のものを選んだ為、若干大きめで。
多少窮屈かもしれないが、女の子二人くらい一緒に被れそうだからと申し出て。
mibouがこの場にいるなら、彼女には自分の分のひざ掛けを渡したところで外に出ていったものを心配するマリーの声を聞き。]
─ 集会場 ─
…外に出てったのは確か…krutさんと12さん。
あとはalbatrossさん、だっけか。
どこまで見に行ってるのかもかも解らないし、もう少し待ってみようぜ。
ゆうさん達が戻ってきても外に行った人たちが帰ってきてなかったら、そん時は探しに行こう。
[マリーの言葉には少し思案したが、この部屋を無人にするのは良くない気がして。
モモの言葉>>204に頷きつつ、自分の考えを口にした。
寒いかも、と口にするマリー>>211には先にモモに言ったのと同じ申し出をして。
屋敷内の探索に出た者が戻ってきたなら、建物の構造ないし水や食糧の有無だけでなく防寒具や薪なども見なかったかなど確認して。
外に出た者が戻ってきたなら、外の様子を確認するよりもまずichininoの不調に気付いて手当てが必要かと問いかけるだろう。**]
─ 集会場・廊下 ─
……ま、考えすぎても、か。
[廊下に立ち尽くし、紫煙燻らせたどり着いたのは、そんな結論。
考えてもわからない。なら、それは横に置く、はガチ時代のプレイスタイル。
携帯用の吸殻入れに吸い終えた煙草を落として、ぶん、と頭を強く振る]
……とりあえず、『お約束』が踏襲されていたのは確認したし。
もうちょっと奥見たら、戻るか。
[言いながら、個室の並ぶ廊下を進む。
突き当たりの扉を開けると、毛布やら何やら、布の類が積みあがっている]
……リネン室、ってヤツか。
ま、中身物色は、後回し、と。
[そう言って、扉を閉めて。あんまり一人で歩き回るのも、と思い、一度広間へ戻る事を選択した]
リアルで会ったからって態度を変える必要はどこにもないだろ。
俺は俺で、お前はお前だ。
[態度が清々しいほど変わらないと言われ、そんな言葉をichininoに返す。
背負おうと膝を突いた後、躊躇うようなichinino>>214にはその体勢のまま後ろを振り向いた]
それ以外に何がある。
[さも当然と言う態度。
もしこれで拒否されたなら、別の形で運ぶのを強行したことだろう。
恐らくそれは彼女の頭に更に血を上らせるに違いない。
結果的にそうなることは無くichininoは背に乗り、彼女を支えるために足を抱えて立ち上がった]
………問題無い。
[紡いだ一言は体重を気にして釘を刺してきたことに対するもの。
日頃トレーニングしているのもあり、然程苦になるものではなかった]
― 集会場廊下 ―
ゆうきさん…は、フツーに呼びやすいっすよ、大丈夫ッ!
[>>187
気遣いにはぐっと親指を立てながら答え。]
……そう、なんスよね。
実際、こうして普通に会話してたりするけど…
やっぱり、順序たどるとおかしいもん。
…………はい。
なんてゆーか、ゆうきさん、すっげー大人の男!かっくいー!
[分かりづらい緊張の面持ちは、ゆるゆると溶けて消えた。]
――…び、びびってねーっすし!!
[墓穴。]
……いや、ほら、ホラーゲーとかじゃあ部屋から突然ゾンビが…
だだ、大丈夫っすよ、しーきゅーしーゴッコはやったし!
[>>192
なんとなく保護者的視線を感じる。
少し唇を尖らせて、むーむー唸りながらも、戸棚をばんばん開いたり閉じたり。]
水道無いって事は……
食べるのは皿汚さないモンの方がよさそうッスね。
サンドウィッチとか、………えーっと、おにぎりとか?
[そもそも米はあるのか、否、米を炊く方法を炊飯器以外で理解しているのか、甚だ疑問な料理名が出たが。]
― 集会場/玄関先 ―
[風の冷たさに身を縮める。
もう少し待ってみてそれでも戻ってこなければ探しにゆこう。
そう思い始めた頃、集会場へと戻ってきた人たちの姿が見えた]
おかえりなさい。
え、あ…、外に行ったあなた達の事が気になって待ってたの。
[何事もなくて良かった、と言おうと開いた唇は
krutに背負われるichininoの様子に気付き言葉を飲み込む。
驚いたような表情が、ややして心配そうな表情へ]
ichininoさん、如何かしたの?
大丈夫?
[おろりと二人を交互に見遣り問い掛けた]
ぜ、全国3位いい!?ぜ、全国って全国だよな?
ちょ、えええ……へええー!
おおおー!
[krut>>220の意外な返答に、目をまんまるにしてぱちぱちぱち、と小さく拍手を送った。
モヤシ少年なんて思ってて、まじごめん。すいませんでしたと、心の中で反省しながら]
― →玄関近く ―
玄関、玄関、っと…
[裕樹の指摘はなるほど納得。
靴を探しに玄関を求め、手持ち無沙汰なのか視界の端からゾンビきそうだとか言う行き過ぎた妄想を跳ね除けるためなのか、鼻歌を歌いながら玄関先へ歩みを進めて行った。]
なーんか、高そうな靴…
[正直、こんな革靴なんて履いたことは、無い。
良くてローファーがギリギリ一杯の東藤二郎には、ちょっと緊張する一時であった。]
―外―
ふむふむ、つまり超高校級の高跳び…… なんか違う意味に聞こえるっスね。
原作風に言うなら陸上部、っスかね?
[ichininoの目配せ>>213にはそう呼応した。
全国3位>>220には感嘆の声を上げてみせ]
よっし、じゃあ一旦ココでッ!
集会所までらーぶらーぶしながら行くといいっスよ!
[言うなりダッシュ。
ichinoniが気づいた頃>>214には既にその場に居なかった]
─ 集会場・広間 ─
[パソコンに視線を向けていた時間はどれほどか。
どうしたのか、と問われたなら、曖昧に笑って返して]
ん、あ。
戻ってきた、かな?
[玄関の方から聞こえてきた人の話す声に、とってつけたように言いながら、そちらへ視線を向けた]
も、問題ないんだな?ほんとだな?
嫌になったら、すぐ言えよ?
走り高跳びの選手なんだろ、足を痛めたらまずいからな?
[しょわれてる方がたじたじになってしまいつつも、いざkrutに身を預ければ>>222、さすが全国大会3位、安定感が半端無い。背負われがいがある。
裁縫箱の角が彼の背を押さないように調節しながら。
位置的に彼の頭がichininoの胸に当たるかもしれないが、コスプレのために胸を盛ってある―つまり偽パイ、ただの詰め物だ。残念だ。]
ふっふっふ、君は実にいい子だな。
いちにのねーさんはとってもうれしいぞ。はっは。
弟ができたみたいだ!
[なんだか楽しくなってきた。目の前の頭を撫でたら怒るかなどうかなと悩みつつ。
安心しきって、思わず口を滑らせた。]
あのな、さっきの私の馬鹿な妄想を聞いてくれるか?
……あの“箱”のシスメを見たとき、私たちはリアルで殺し合わなければと思ってしまったんだ。
漫画の読み過ぎだよな、はっは。
でもなあ、そんなことさすがにないよな?
ゲームはゲームだろ、死んだって、システム的な判定で、最後にはエピでみんなと会えるんだ。
それに、役職が振られているならダミーはどこだ?って感じだもんな。
何の確証もない妄想にやられてしまったのさ。
くくく……、馬鹿だろ?あっはっは。
[彼の肩をぱしぱしと叩きながら。]
[それにしても、とkrutの背を見ながら思う。
こいつ絶対もてる。
絶対かわいい彼女とか、いてる。
リアルスペックの高い奴を私はぼんぼん吊りまくっていたのか、と恥ずかしくなってきた。
葉子なんか、なんにもないのに。
みじめでよわむしで、何かのキャラになりきるしか自信の持ち方を知らないのに。
「俺は俺で、お前はお前だ。」
彼のまっすぐな言葉が、手にささって抜けないとげのように、心の中に残っていた。]
―外―
さってさてー。
話を聞くに、みんな気づいたらいきなりあの集会所に居たワケで、律儀に入口通って来たワケじゃないと。
つまり出口も、いかにも出口!って感じじゃねーのかも知れないっスね。
例えばその辺の家の扉を開いたら元の世界に繋がってるとか。
[別行動の理由はそういうことらしかった]
別に一緒でも良かったケド、流石に辛そうだったっスしね。
ついでになんかあったら持ってってやりましょ、うん。
[独りでも相変わらず賑やか。
目に着いた家の扉を片っ端から開けて中を確認する。既に見たところもあったかも知れないが、気にしなかった]
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