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・・・・わかんない。
こわい。
ぼくだけど、ぼくじゃないんだ。
[会話は噛み合うようで、噛み合わない。
泣きながら、笑いながら。
指先から伝わる朱の熱。
肩に宿る蒼の熱。
もう暫く、離れたくはなかった。]
・・・選ばなきゃ。
[何を、何方を*選ぶのだろう。*]
[ノーラを置いていくと言う言葉に反応したブリジットに、また自分が冷酷な人間であると言われたようで、...は顔を顰めた。
それでも生きている人間として今は集会所に戻らなければならないと自分を叱咤した]
行きましょうマテウスさん、ハインリヒさん。
……行くよ、ブリジット
[普段は絶対にしない呼び捨てをして、少々強引にブリジットの意識をノーラから引き離すためにそう呼びかけた]
じゃ、いくか
ハインリヒ。前は頼むぜ
[一応の用心もかねて、己は最後尾につく。と、彼らが歩き出したらそれに続いて集会場へ戻ろうと]
無茶……ぁ……はい……すみません。
[マテウスに指摘され、俯いて。][そういえば、飛び出してきてしまったのを忘れていた。][否、その時のことは曖昧で。]
[ただひどく頭が痛くて、そこに居たくなかった事は覚えているのだが。]
[そういえば頭痛は何時治ったのか。][外気に冷やされたからだろうか。][分からなかったが。]
[続いた彼の言葉には、少しだけ間があいたが、こくりと頷いて。]
[すみません。と謝るブリジット緩く首を振って返し、
その後、こくり。と肯くのを見て]
いい子だ。では行こうか
[歩き出したハインリヒに続くようにミハエルやブリジットも歩き出せば、続いていく]
…はい。すみません、わたし…。
[俯いていた為、ミハエルが顔を顰めたのには気づかなかったが。]
[少し強く、呼ばれた名前には顔をあげ。][もう一度、はいと小さく応えた。][彼が呼びつけたおかげか、声色は少しだけはっきりとしていた。]
[前を歩くハインリヒの後を、靴のない足でついてゆく。]
[一度だけ、ノーラを振り返って。][唇が少しだけ、動いた。]
…こわい。
[リディの言葉を繰り返す。
重なるようで重ならない言葉達。
ただ涙を流しながら、互いの花に触れ合う指は離れず]
選ぶのは…
[咲いた花が]
選べる、道は……
[沈黙が降りる。
二人の大人から声を掛けられれば。
ゆるりと反応する*だろうか*]
[前方にハインリヒ、後方をマテウスがガードしている隊列のまま、ゆっくりと集会所に向かう。
時折柚木に足を取られるが、それでも...も必死に周囲を警戒していた。
……いや、そうしていなければ、ブリジットが先に取り乱していなければ、彼も同じかそれ以上に取り乱し泣き崩れていたかもしれない。
少なくても自衛団員から助けた時のノーラの微笑みは、ことりと胸に落ちるくらい素敵なものだったのだから]
[いい子だと言われて。][その声の響きは少しだけ、アベルの養父を思い出して。][だから素直に従えたのか。]
[それでも。][自衛団が沈んだ血の海でさえ細い糸で平静を保っていたが。]
[知った人の、親しくなった人の死、には。][動揺を抑えられなくて。]
人狼、じんろう…これが、人狼…。
[ぽつりと呟きながら。][震えはやはり治まらないまま。]
[集会場に戻った所で、意識はちょうど*途切れ崩れ落ちるだろう。*]
[そして集会所に着けば
崩れ落ちたブリジットをミハエルや外にいた、アーベルに任せ
ハインリヒに]
さて、約束しちまったしもう一度いくかね
というわけで付き合ってくれや。さすがにノーラを運んでる途中に狼が来たら、俺一人じゃ対処できんのでな。
[といって多少強引にハインリヒに付き合わせることにして、一旦倉庫へいき、丈夫な布を取りにいく
途中誰かが同行を求めてもそれは断ると、二人でまた森に入って、先程までいたところに戻り、ノーラの遺体を布に包んで背負い上げて、集会所へ戻り、アマンダの隣に置く。
そしてアマンダの顔を隠すように薄い布を被せると、二人して集会所へと入った
広間の面々に説明を求められれば答えるだろうが、しばらくすれば、体を清めた後、自室へと*引き上げるだろう*]
[しばらく床の上に倒れたままで。
遺体を抱いたマテウスが帰ってくる頃にようやく身を起こす。]
…ノーラさん!?なんで…
[よろけながら飛び出す、月の下。
並んで横たわる、
自ら殺した女と、守れなかった女。]
…なんで……
[傍らにぺたりと座り込み、血の気のない白い顔をみつめる。]
[幼い頃の情景。小さな少年達はじゃれ合うようにあそんで。
パイの焼ける良い香り。
手を洗ってきてからだと、呼びに来た優しい少女。]
…ノーラ…さ………
[熱く歪んだ視界。
滴り落ちる、雫。]
人狼じゃない、って…守れる…って…
[誰かに連れ戻されるまで、弱々しい慟哭は*続く*]
[マテウスの言葉に、答えを返した]
[そうですという肯定の言葉だけだったが]
[動かないリディの足]
[システムが正常に働いているという証拠の言葉]
[仕方ないというリディの手から手を外し、そっと頭にぽんと置いた]
[宥めるようか]
[慰めるようか]
[それとも褒めるようか…]
[くらり]
[と、彼女の体がかしいだ]
[支えようとしたが、そのままリディは蹲る]
始まってしまったから
[起き上がらせることはできず]
[涙を零している少女に、囁くように]
[他に声は届くだろうか]
月が満ちてしまったから
君は悪くありませんよ、リディ君
…かわいそうに
[差し伸べている手を遮ることはなく]
[ナターリエを見る]
[どうしようかと悩んでいるような顔で]
[二人のしるしを持つ者]
[そして二人の人狼]
[他の力を持つ者も、いる]
[かわいそうにともう一度呟いた]
[紅茶のかおり]
[ユリアンに礼を言い、受け取る]
[それからいなくなった人たちが戻ってきた]
[戻るなり崩れたブリジット]
[しかしそちらにかけよることはせずに]
[紅茶を机に置いて]
[再び出て行ったマテウスとハインリヒ]
[戻ってきたあとの説明を聞いた]
ノーラさんが…
[それ以上は声にならなかった]
[十字を切る]
[聖典の言葉が、口から零れた]
[閉じた目の裏側に、何が浮かぶかは、*誰にもわからない*]
[外から皆が戻って来たのは、歌が終わった頃だったか]
……ブリス?
[落ち着かぬ様子を訝り、近くに寄って声をかけるのと。
その身が崩れ落ちるのはどちらが先か。
腕を伸ばして、受け止める。
外にいた少女の身体は。
冷たい]
……っとに……。
[零れる、小さなため息。
少女はひとまず、室内の空いたソファに寝かせた。
着替えさせた方がいいか、と思うものの、頼めそうな女性もそれどころではないようで。
しかし、妹のような存在とはいえ、年頃の少女を着替えさせるのもためらわれ]
……やれやれ。
[ため息が、口をつく]
面倒事、ばっかり。
[選択肢は少ないから、状況が落ち着いたらナターリエに頼むか、観念するかしかないわけだが]
[ともあれ、そちらが落ち着いた頃には、ノーラの亡骸をマテウスたちが連れて帰ってくるか。
どこかぼんやりとしつつ、話を聞いて]
……そいや、それ。
そのまま、できないよね。
[床に残った赤に、思い出したようにぽつり、呟く]
……掃除、しとくから。
[道具、どこだっけ、と。誰に問うでなく、*呟いた*]
……そう、ですか。
[新たな犠牲者。
その姿を見て、その話を聞いて、自然と言葉が零れた]
無理しないって、
……心配する人がいるからって、
言ったのに。
[外に飛び出したエーリッヒは、何も言わずに見送った。
皆が彼や遺体に意識を向けているうちに、広間を後にした。
足は自然、音楽室へと向かう]
[結局、彼女の演奏を聴くことはなく、聴かせることはなかった。
ピアノ前の椅子に腰を下ろして、本来ならしないことだけれど、頬を鍵盤の上に乗せた。左手だけで、音階を辿る]
どんな音色だったんだろうね。
[童謡のような、明るい音をつくり、弾ませる。
けれどそれは、機械的で、無機質だった]
[*どうやって夜を明かしたかは、覚えていない*]
[リディとイレーネが語る言葉は
印を持たぬ自分には判らない]
[解らない]
[やがて外に出た者たちが戻り
それぞれの様子に息を飲む]
……ノーラさん、が?
[口をついた言葉はそれだけで
倒れ込むブリジットをアーベルが支えるのをただ見つめる]
[倒れたブリジットをソファに寝かせて思案するようなアーベルと目が合う]
[着替えを、と言うアーベルを見て
イレーネの様子を伺う]
[イレーネの意識はリディに向いていて、支えた腕をそっと放してブリジットの元へ]
ここで着替えさせるわけにもいかないわね…
彼女の部屋まで運んでもらえますか?
[頼めば彼は運んでくれるだろう]
[部屋へとつれていき、ベッドに寝かせてもらい]
男の人は外で、ね。
[とアーベルを追い出してブリジットを着替えさせる]
[夜着があればそれを、なければある物を]
[一通り終えたなら毛布を掛けて]
……おやすみなさい
[と声をかけ、部屋を出る]
[手を離したのは何方が先だったか。]
悪くない?
ほんとに?
ううん、違う。違うよ。
ぼくがちゃんとしなかったから。
選ばなかったから、痛いんだ。
[涙はもう乾いていた。笑みもなかった。
声はほんの少しだけ震えていた。
紅茶を受け取った。包み込んだ両手に温かさは伝わったが、味は分からなかった。]
[紅茶が全て身体の中に収まった頃、外から喧騒が流れ込む。]
ごめんなさい。
[新たな死を告げられた時、俯いたままの少女が落としたのはそれだけだった。
倒れ込むブリジットと、支えられるアーベルの脇を擦り抜けて、廊下へと出た。]
[誰か呼び止める者はいただろうか。何方にせよ、振り返りはしなかったが。
ピアノの音が聞こえて、暫し足を止める。楽しげなのに何処か冷たい音。
誰が弾いているかは分かったが、そちらへ向かおうとはしなかった。否、もしかしたら分かったからこそ、かも知れない。
代わりにその足は階上へと*向けられた。*]
……ありがと、ございます。
[ブリジットの着替えを引き受けてくれたナターリエに短く言ったのは、廊下に出されてから。
額に手を当てて髪をかき上げ、再び広間へ。
人の大分少なくなった広間。
道具を探してきて、黙々とあかい跡を片付ける]
……って……あ。
[床のあかを片付け──僅かな跡は、残ってしまったが──、ふと見やった窓際]
忘れてた。
[突然の騒動の中、その存在をすっかり忘れていたもの。
いつの間にか放り出していた皿は、ひっそりと無残な姿に]
……これも、片付けとかねーと。
[小さく呟きつつ、欠片を集め]
……いって……。
[ぼんやりとしていたのがまずかったのか、それとも、打ち捨てられた破片の逆襲か。
指先に滲む、赤。熱のような痛み]
ガキじゃねぇんだから……。
[呟きつつ、血の滲む部分を軽く舐めて、持っていたハンカチで縛りつける。
その後は何事もなく、片づけを終え、二階へと]
[自室に戻る。
何となく眠る気にはなれずに、先日部屋に持ち込んだブランデーを数口飲んで、窓枠に腰掛ける。
森番を継いでからはアルコールで身体を強引に温める機会も多く、酒に慣れた体は容易く酔う事もできなかった。
そのまま、少しだけ歪な月を見上げつつ。
いつものように、*歌を紡いで*]
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