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こらこら。
下手に目立ったら後が洒落にならんでしょ!
[喫茶店の窓に貼りつきかけたリカを引っ張って、空き地を示す。すぐに理解してもらえたらしく、中に伝えるジェスチャーをするリカと二人、一足先に空き地へ。
まずやってきたのはマリー一人で]
[あれやこれやはありましたが、散歩継続で神社付近へと。亀、疲れてきたのかいつの間にか幸貴の肩の上へと]
こりゃマジで移動偵察は無理だな…。
こいつで吉兆占えとかそんな話?
[亀がぶんぶこ横に首を振った。ちょっと焦ってたかも。
そうこうしているうちに場所は神社傍の喫茶店へと近付く]
……あ。
[そこで見つけたのは空中に浮かぶ女の子だったとか。喫茶店前でうろたえる久鷹も見つけたり]
…キモ。
[けらけらと笑いだした様子がお気に召さなかったのかものすごく不快そうな顔をしてぼそりと呟く]
わけの分かんない単語ばっかゴタゴタ並べてんじゃねえ。
標準現代語で喋りやがれ…!
[変な所にある沸点は地味に上がり、それを示すように朱塗りの鞘は融けて刃を舐めるように伝う青白い焔へ]
言いがかりだろうが、何だろうが。
[本気でイライラしているのだろう。
ぐ、とわずかに膝が撓んだかと思えば]
そもそも、このやり方が気に入らねえんだよ──!
[白っぽい炎の片翼を背に飛翔。
加速、加速──ぐ、と鳳凰のその身に近づいたかと思えば横薙ぎの一閃]
マリィ。
戦いたくないのは私も一緒だけどね。
[珍しく歯切れ悪く。困った顔でマリーを見る。
と、リカからシャツを放られて、反射的にキャッチ]
って、リカちゃんもやる気満々だし。
…止まらんな、こりゃ。
[先に突っ走られてしまえば、後に残ったのは同じことするわけにもいかず]
鎮めとか、一番の苦手だっつーの。
神宮寺先輩辺り、気付いてこっちに来てくれないかな。
[何しろヒサタカは追いかけてくる可能性だって高くて。介入させないようにと警戒するために息を吸い込んだ。
救いの女神が既に一番の危険と接触してるとか知れずに]
[一と全で全をとる、優等生な答えにふーん、と呟くと]
そう。ならそうすれば。
……ワタシに勝てたらだケドッ!!
[そう言って、リカに向かって地を蹴る。
だが、射程外から剣を上段に振りかぶると]
ッセィッッ!!
[振り下ろし。本質が水の剣は遠心力で伸び、射程外からリカを叩き潰そうと襲い掛かる。]
……くそ! どっちへ行った……! 九尾! 上から見えるか?
[サキに気付かないまま、上空の九尾に問いかけるが、九尾は申し訳なさそうに首を振った。
その様子は、憑かれているのではなく、家族を探しているようで――]
気に入ってもらえなくて、結構!
[軽薄な笑いは瞬間、影を潜め。
引き締まる表情は、滅多に見せぬ『本気』のそれ。
手にした刀──天凰刀を抜き放ちつつ、後ろへと飛びずさり、横薙ぎの一閃を避け]
……さすが、速い。
[呟きと共に、距離を計る。
こちらの方が間合いは短い。
逆に言うならば、それは、彼我距離ではこちらが有利、という事。
深呼吸、一つ。羽ばたく五色の翼が大気を打ち]
……せいっ!
[距離を詰め、気合と共に繰り出されるのは、袈裟懸けの斬り下ろし]
もう平行線どころか、交点どっかで過ぎて離れっぱなしやもんな。
[マリーの呟きに、こちらも頷く。
互いに守りたいもんがあるのわかってて、自分のそれを犠牲に差し出せない以上、ぶつかるんは自明の理]
わあってる!
うちかて負けられへんからなっ!
[振りかぶる動きを睨むように目で追う。
と、延びた剣が間合い予測を外し一気に迫った]
ちっ!
[後ろに地を蹴り浮遊で逃れる。そしてそのままマリーより上へ。
陸上部で鍛えられた足も、二階程度までは届かないであろうと、浮く力を消して今後は逆に此方が上から振り下ろす]
[サキの声に、ぴくりと肩が反応した。思わず反射的に九尾を隠そうとするが、話し合いをしたいという彼女にはしっかりと現状を伝えるつもりだったので、九尾を離すのではなく、自分の隣へと呼んだ]
……マリーが……一人でリカとケイコと闘いに……。幾らマリーでも二対一では分が悪いから加勢に……!
[と、そこでサキはケイコやリカの側だった事を再度自覚して]
――そうだ。サキには三人がどこにいるかわからないか?
[避けられ、ばしゃーんと着弾点に水溜まり。
頭上のリカを睨み、チッと舌打ちをするが、浮遊を解いて上空から振り下ろしをしてくるのを見て]
やぁ!!
[振り下ろしに合わせ、薙ぎ払う様に剣を振るい、水圧で軌跡をずらす。
そして着地したところを狙った、横薙ぎの一撃。]
気に入るつもりもねえよ、はなから。
[口が普段より二割り増しくらいテキトーになっているのはご愛敬。
横薙ぎは交わされることを想定していたのだろう、そのことに呆然とするつもりはなかったし、初動の次には構えねばこちらが危ういと気配を以て理解している。
元後輩の力量ぐらいは理解しているつもり]
boh fayra/hymmne:ruinie!
[袈裟斬りを下から切り上げて競り合いに持ち込むには若干もてあまし気味の間合い、炎の片羽の温度を急速に下げて自然落下すると同時、右の何もない掌、軽く持ち上げたかと思えば上昇しながら連鎖爆発する炎撃。
相和の相手ゆえにダメージよりも目くらまし程度の期待しかしていないが]
[少女が久鷹の隣に来ても、何か言うでもなく。先に久鷹がうろたえている原因を聞く]
マリーが、璃佳と啓子と…?
[面と向かって久鷹と対立しかけていた自分を敵視するならまだしも、何故あの二人なのか。しばし考えているうちに更に問われて]
場所、か…。
同じ土属性である璃佳のものなら辿れるかも知れないが。
ここから移動したと言うなら、そんなに遠くもないだろうし。
行ったとしても、止められる可能性は低いと思うぞ。
マリーはお前のために戦うと覚悟している。
お前の制止があっても、止まることはあるまいて。
でしょうねっと!
[敬語が微妙に崩れきらないのに、理由はあるのかないのか。
唐突な自然落下に勢いを殺しきれず、刹那、態勢が崩れる。
そこに叩き込まれる炎撃。焔の感触は心地よくもあるが、視界は阻まれ]
……ちっ!
[舌打ち一つ。
直後に響くは澄んだ『音』。
焔にて焔を打ち消し、その間に大きく大気を捉えて再度、距離を開ける]
……比和ってのが、色々と面倒だよなぁ……。
[黄龍の浮かぶ刀身は振り下ろすと同時に剣で、いや、水圧に薙ぎ払われる。
払われた勢いのまま流され着地すれば、飛び散る水の泥濘に足を取られた。バランスを崩した所に迫る横薙ぎ一閃]
くぅっ!
さすが『水』の玄武やな。
[剣で受けるも、飛び散る水までは防げず。肩や腕に浅く傷を作る]
やけど、土剋水や!
[切り結んだまま一歩踏み出し、袈裟懸けに切る様に払う。
踏み出した足元から土が蠢き、散る水溜りを吸い込み始めた]
[きゅ、と、まるでそこに床があるかのように宙にとどまる。
炎の羽というものは意外と使い勝手がいいものだと内心思いながら、左の手にぶらりとぶら下がるような長刀を構えなおす。
長さゆえの理由もあるが、構えは下段───水の位]
…やれ、音っつうのは思ったよりも厄介だな。
[熱よりも確実に音のほうが早い。
光という点であればまた熱も早いのかもしれないが。
しゅるしゅる、と音を伴って刃を蒼く染める炎の勢いはとどまる気配はなく。
頭の中のひよ子、もとい朱雀はもっとやれとばかりにピーピーうるさいし。
顔は相変わらず不機嫌そうに歪む]
命金行鎮心。
[静かな声は戦う二人の音に紛れ風に紛れた。
だが自身を目標とした術はゆっくりと浸透して。
介入したい、と逸る心を抑え静めてゆく]
天地神明――。
[そちらの力は封じてもらってあるから、正確には発動しないのだけれども。流れるのは安定を、安寧を願い求める哭(ね)]
必死で発声練習しましたんで。
[言いつつ、ふ、と笑みを掠めさせる。
『五音』を声となす『鳳凰』の力。
それを、人の身でも使いこなすために鍛錬積んだのは幼少期の思い出、だが]
…………。
[下段に構えられる、刃、それが纏う蒼の炎を見やる]
……純粋火力勝負……ってとこですか。
[呟きつつ、天凰刀に意識を凝らす。
ゆら、と揺らめき立つのは銀にも近い、白の焔]
お褒めの言葉、アリガト。
でも、さっさとアッチで大人しくしてきてね。
[横薙ぎの一撃は剣で受け止められる。なお、水圧である程度なら硬さは持たせられるわけで。
飛び散る水がリカの肌を浅く切り裂いていくが、踏み込みと共にリカの袈裟懸けの切り払い。]
でも、水侮土デショ?
[大きく飛び退いてそれを避けると、不敵な笑みを浮かべる。同時]
ざばぁぁっ!!
[剣から周囲を水浸しにするほどの水が流出。
なんせ水気はプール一杯分蓄えられているわけだから]
[止められない。その言葉は良く分かっていた。何せマリーの恋人をしているのだ。ちょっとした仕草で彼女の全てを理解する自信がある]
……違う。止められないんじゃない。『止める』んだ。
[それもまたマリーと同じ決意だ]
[久鷹のはっきりとした決意に小さく息を吐いた]
…オーケイ。
行った先でどうなってようが文句言うんじゃ無いよ。
この辺で暴れられそうな場所と言えば…。
[近辺の地理を思い出し、場所を割り出そうとしていると。肩に乗せた亀がぴくりとある方向を注視した]
……そっちか?
久鷹、着いて来い。
[何やら感じ取っているらしい亀が向く方向へと移動を開始する]
アッチってどこやねん!
[一瞬、死後の世界とか思って口が出ました。
大きく飛び退く様を追撃しようと前に出かけ、不敵な笑みに躊躇う―――その瞬間]
うっわぁー!
[一気に水が溢れ出し、土で覆われた空き地は水を湛える池になる]
どんだけ水入っとんねん、ソレ!
ってか、おケイはん逃げといてやー!
[ふよふよと浮遊で上に逃げ、どうしたもんかと唸るも迷いは一瞬。
剣を下に構え、一気に浮遊を解いて降下する。地に刺さる黄金色]
濁してまえ!
[水を泥へと、土の支配へと変えていく]
[サキの背中に、小さく頷くと、九尾とともに移動し始めた。
その時、九尾は久鷹の手を握らずに、サキの袖を掴んだ]
「…………」
[そしてただ無言で見上げた]
あ、そ。
[欠片も興味がなさそうな表情でテキトーな返事。
轟、と蒼炎が勢いを増すのは比和による相乗化の力か。
すー、と小さく息を吸い込んで体内に酸素を循環させる。
一度、二度、三度]
…burle fayra nha tictim::hymme/ammue
[小さな言葉によって炎は増幅し。
くん、と、膝が軽く撓む。
それは反動の力を得、炎の羽は熱量をあげて最初よりも白みがかかりさらに加速、上昇。
後輩よりも高度を増し]
墜ちろ───!
[頭上からの加速効果を伴い、長刀の刃は振り下ろされる]
(こらぁっ、マリィー!)
[唱の最中では怒鳴ることも出来ず、それは心の中だけで]
(私は飛べないーっ!)
[後輩の言葉にも泣きそうになりながら、近くの塀によじ登り。
それでも止めずに必死に哭を紡いだ。無理な使い方に、喉奥に鉄味が漂い始めて、本気で泣きたくなった]
どんだけ、って……プール一杯分。
[サラリと問題発言をしつつ、浮遊しさらに水溜まりに剣を突き立て、自分の領域へ変えようとするリカに]
そんなこと……黙ってさせると思う?
[こちらも剣先を水溜まりに突き刺すと、リカの周りの水溜まりが水柱を上げ、上から押しつぶさんと降り注ぐ。]
[袖を引かれ一瞬驚いたような表情に。視線を向ければ見上げてくる少女の姿。どう対応したものかと逡巡した後、いつも門下の子供達にしてやるように、ぽんと頭を撫でてやる]
………。
[何を言えば良いのかそれすらも分からず、ただ少女の頭に手を置いて。そのまま袖を掴んだ少女を誘導するように手を引き歩いて行く]
[亀は風に乗り流れる唱に反応しているようで。マリー達が居る空き地へと近付くと、自分達の耳にもそれが聞こえるようになってくる]
この先らしい。
この唱は……啓子、か?
……っ!?
[高まる火の気、舞い上がる炎の翼]
(──やべっ、火が強くなりすぎるっ……!)
[とっさに思ったのは、それ。
抑えるべき水は、四瑞の内にはない、と。そんな思考が、迷いを呼んだか]
……ちっ!
[気づけば、刃はすぐ傍に。
とっさに刀を翳し、受けようと試みるも相手は長刀、完全に止めるには至らず。
肩に食い込む感触に、刹那、息が、詰まる。
辛うじて止めた部分のお陰で、さほどの深手ではないようだが]
……堕ちる……わけにゃ……。
俺が堕ちたら……泣かせちまうっ……!
[とっさに口をついた一言は、何を意味するやら。
続けて放つ、『音』。
痛みを堪えて放ったそれは、波動となって周囲に響き。
直後、腕に力を込め、食い込む刃を全力で跳ね上げつつ、大きく距離を取る]
……ってぇ……あー、これ、これ以上続けるの、無理。
[直後に零れたのは、先ほどと変わらぬ、軽い声]
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