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どうしてかなんて…わかりませんよ
[やっと反応を返した榛名。だがそれでも適切な言葉は浮かばないから]
でも、逃げていたら駄目なんです。
そうじゃないともっと…酷くなってしまいます…
[相手を落ち着かせるような声音は今の己に発しられているだろうか]
下にゃ、玲たちもいる。
それに……今の俺じゃ、支えになれるかも怪しいモンだ。
[静かに言って、軽く目を伏せる。
自身の揺らぎは、自身が最も良く知っているから]
……ああ、っとに、予想外。
[軽く言いつつ、復唱する様子と瞬きに。
ふう、と一つ息を吐く]
って、あれ、薔薇じゃなかったか……なんだったかな?
[惚けた口調で言いつつ、思案する素振り]
[玲の言葉に]
そうか。
ならば、宣言しておこう。
俺は、旅籠の坊ちゃん―――孝博が魔に囚われた人間じゃないかと疑っている。
お前さんの気が向いたなら、見分けて欲しいと思ってる。
まあ、俺の推理が当てになるかどうかは知らんがね。
[言いながら、視線を孝博に]
坊ちゃん。
俺がここで宣言した意味……分かるな?
分かった上で、何かしようと思うのならば、好きにしてくれや。
[自分の命すら興味は無い。
ただ、自分は涼のことだけを思い、行動する]
ん、イヤ。
だッて、ほら。
咲いたのだッて、咲かせた奴がいたから・・・だろ?
[何処かぼんやりとした様子に首を傾げ、]
まァ、そーだケド。
[そう問うたところで、
利吉の声に、其方を見た。]
[ぴくりと、眉が寄る。]
・・・ハハ。
んだよ、ソレ。
冗談キツいッて、りっチャン。
[一瞬後には、笑みに変えてみせたけれど。]
だ、って、も…、こ…なの、や…。
だれか、…、うたが…も、だれ…、に、うた…われ…のも…。
そん…の、や…ぁ…!
[涙は零れ落ちるままに、ふるふると、首を横に振る。現実と虚構の狭間。事実を理解しつつも、それを認めたくなくて否定を続ける]
ああそっか…お兄さんだものな。
妹は信じられるか。
[視線に混じるのは羨望の色。
けれどそれは、すぐに掻き消えて]
それで、支えになれない史人は…此処に、何を?
水だけなら用事は終わっただろ?
女の部屋にいつまでもいるのは、無粋じゃないかな。
[けらり、笑ってみせる。
嘲笑うかの、ように]
言いたい事や、聞きたい事があるなら、きちんと聞いてくれないと伝わりにくいぞ、と。
だって、呼ばれたでしょう。
声が聞こえなかったわけじゃないの。
応えはしなかったけれど。
[夢と現、間をいったりきたり。
ただ奥底の何かは揺れずに在る。良くも悪くも]
そうね、でも変わったから。
だからこそ巫女様は呼ばれたのかも。
[再び浮かぶ笑み]
ええ、いいですよ。
ねぇ孝兄。
[サラリと利吉に答えた]
…涼さん?
[孝博に向けていた顔を転じる。
遠くなってゆく後姿]
まって、駄目。
今はとても危ないのだから――!
[駆け出す。足の痛みも感じないままに。ただ衝動的に]
当たり前、だろ?
こんな出来の悪い馬鹿兄を、見捨てないでくれる妹。
……信頼せずしてなんとする、ってね。
[さらりと言って、軽く肩をすくめ。
続けて投げられた言葉に、ふ、と息を吐く]
……そーだな、言葉遊びしてても仕方ねぇし、時間の無駄だ。
[言いつつ、裕樹へ向けた視線は。口調の軽さとは裏腹に、静かで、どこか、冥いもの]
……なんで……琉璃を、殺した?
[ついで、紡がれたのは、直線の問いかけ]
[利吉の言葉も耳に届いていた。涼の意味深な言葉も聞こえていたが]
零れ落ちるものもあります。
ですが、残せるものだってあります。
[夢であると肯定もしない。そして現実であって、その状態が変わらないことも]
全て零れ落ちてしまっても…良いのですか?
[外の雨は冷たいし、
あんまりいい気分じゃない。
仲間だけど、――もしもそんなことをしたら、どうなるかわかんないから。]
ばーか。
[聲なんかじゃ言わないし言えない。
琉璃は優しかったけど、 今の聲は、冷たい。]
[降りしきる雨の中。
暗い闇の中。
走り回ると段々と頭が痛んでくるのを感じた。
少しずつ、意識が途切れそうになってくる]
クソ……!
なんだってんだ、これは。
[そこで、はたと気づいたことがあった。
宮司が殺された。
桜が咲いた。
嗚呼。
自分は。
そこから、一度も外に出ていない。
外には、何かが利吉を拒もうとする強制力があるのだ。
ならば、それは、まさか―――]
の、こせ…もの、…て、な…に…?
も…、だれ…が、しぬ…は、いや…!
[蓮実が示すことを錯乱した頭で考えようとするも、考えることすら身体が拒否して。自分が厭うことが口から漏れ出た]
[冷たさも感じない。寧ろ熱い。
誰かの声が聞こえた気がする。でもそれも認識には入らず]
涼さん、待って!
[パシャパシャと水の跳ねる音]
大切なひと、いるんでしょう。
だから取り込まれていないのでしょう?
まだ、間に合うのなら…!
[―――思い出す。
夢の景色]
[―――思い出す。
桜の姿]
[―――思い出す。
永遠に続く現在]
[目的地など――― 一つしかなかった。
頭が痛み、意識が飛びそうになり、利吉の侵入を拒もうとするが、もうそれに負けることはない]
[玲の言葉には、黙ったまま。
利吉の言葉に、ゆるゆると笑みを消す。]
なァに、・・・本気?
・・・・・・ふゥん。
[ぽつりと呟き。
飛び出す背を見送る。
瞳に感情は無い。]
れーちゃん。
[困って呼びかける]
――うん。
あのね。
……良かった。まだ人なんだね。私。
でも、もしかしたら、――人じゃなくなっちゃうかもしれないんだね。
[肩を竦める様子に眼を細める]
だったらそれこそ、玲ちゃんの傍についていてあげれば良いだろうが。
[呆れたような声]
…それとも、俺の事を桜や巫女だと疑ってるから、かな。
それだと、残念な結果しか見えてこないが。
[静かな、冥い声。まっすぐな問い掛け]
俺は、ただの人間だから。
どうやっても、あの状況を一人歩くような相手を信じきれなかった。
答えは、それで満足かな?
[ベットから、ふらつく足で立ち上がり]
満足するのは、懐のやつを使ってからになりそうだけど。
……。
[息を切らせて、辿りついた場所]
―――桜。
[ポツリ呟き、桜を見上げた。
嗚呼。何度繰り返し見たことだろう。
嗚呼。だけど、その姿は]
……違う。これじゃ、ない。
[今まで、何度も繰り返し見たと思った桜は、現在の桜ではなかった。
もっと。
ずっと以前に咲いていた桜。その姿だ]
そうだ。そうだったんだ。
俺は―――。
[頭は、もう痛まない]
涼さ…涼、ちゃん。
[名前を聞いた最初。呼べた呼び方]
うん、涼ちゃんはまだ人間。
でも声が聞こえてしまっている、のね?
…巫女様は間違えてしまったの。
大切な人が居るならこそ、魔を開放してはいけなかったのに。
それは止めることの出来なかった私たち…私の祖先たちも同じ。
[ふらふらと、近寄る]
可能性があるのなら。同じにはしたくないよ。
だから、お願い。戻って…。
[きっと、榛名や他の皆のほうが普通なのかもしれないが
強く肩を掴み、目を合わせるように近づける]
じゃあ、いいんですか?
史人や玲ちゃんが同じように亡くなっても
…私は、嫌です
[言っていて、自分でもむなしく思う。憑いている者ならば手を下すと決めているのに]
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