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[小さな筒状のものをとりだして、口につけ、息を吹き。空気の通りを確認する]
(どうすっかなぁ…今か…後か…身体能力わからないしなぁ)
[いっそ誰かに犠牲になってもらうか…なんて平然とした思考が浮かぶ自分に少々呆れて、軽く髪をかきあげる]
…じんろー、なら。
ころす。
[はきとした言葉。
それがカルメンのやるべきこと]
[けれど、その手段が今はあるとは思えない。
それでも、引くことは出来なかった]
ころされて、なんか、やらない。
[言いつつも、男の動きは見えない]
[持ち込んできた箱を開ける。
中に入っているのは、装飾の施された、短刀が一振り。
母曰く、父が『自分に』と置いていったものだという。
父への反発もあり、ずっと、棚の中に置き去りにしていたそれ。
それを持ってきたのは、予兆だったのか、それとも]
……別に、頼るつもりじゃないけど。
必要になるかも知んないから……持ってく。
[言い訳めいた呟きが零れる。
鸚鵡が聞いていたなら、呆れたように羽ばたいたところだろう]
[当の鸚鵡は、場で交わされる言葉に、落ち着きなくくるる、と小さく鳴いているのだが]
…っ、
[階上にいるゼルギウスに、ロミルダは気がつかない。
いつもと違う風に聞こえる声に、身を竦めて]
人狼、なら、…やっつけない、と。
[呟いてはみたけれど、手にあるのは萎びた烏だけ。
辺りに視線を彷徨わせながら、更に一歩、下がって]
(んー…でもさっくり殺りにいっちまうか。どうせ死ぬか生きるかの二択なら生きるに賭けるしかないっしょ)
[そこまで思って、身を潜めるのをやめようとしたところで、子連れの男と目が合う]
…よぅ。まだ二階にいたんだな
ところで、ダーヴィッドさん。
自分より明らかに強いやつに挑もうとするとき。
人…女性が犠牲になることでできる隙を狙うのと。背後から襲うのと。どちらがいいと思うかな?
[唐突にそんな言葉を紡ぎながら、細い筒状物体に、針を装填する]
やっつける?
どうやって?
お前に何が出来る?
[くっ、と、喉の奥で嘲笑うように]
ここでお前とカルメンをやれば、オレが何かを知ってるやつはいなくなる…
あぁ、そこの鸚鵡も、か。
そいつは賢いからな。
[ロミルダに向けた顔は、いつものそれとは既に違うもの]
[変化こそしてはいないが、どこか獣じみた]
[弱いものを弄るのを愉しむような]
[向かった部屋には、人の姿はなく。
ほっとしたような、違うような、不可解な気分に囚われる。
ともあれ、亡骸に毛布をかけ、周囲の真紅を布で取れるだけ取り。
川の神への祈りの言葉を紡いでから、部屋を出る]
……そいや、なんかさっき妙な感じだったけど。
何か、あった……の、かな。
[掠れた声で呟き、階段の方へと足を向ける。
痛みは、多少薄れて。
代わりに、何か、急かされるような。
そんな心地がしていた]
そりゃ、全室まわってたからね。
後はロミちゃん見つけて伝えるだけなんだけど。
って、わけでロミちゃん見なかった?
[階下の様子には未だ気付かず、問いかける声は軽い。
足は止まることなく、階段へとかかって。
けれど、唐突な問いかけに、階下の様子を先に眺めようと]
…おまえね。
今、さらっと酷い選択肢上げたよな。
[呆れに似た声は、けれど、すぐに答えを選ぶことはしない]
ああ、ロミちゃん?下にいるよ
今から人狼ことハインリヒさんに食われそうになるんじゃね?
[軽い口調とあわせるように軽い口調でいって]
ひどいかぁ…やっぱそう思うのが普通だよなぁ…
ま、ちなみに俺の答えは………殺れればどっちでもいいかな
[回答を出さないダーヴィッドにあっさりそんなことをいって、筒状のものを口にして、階段より姿を出し、息を鋭く吐き。毒を塗った針を階下に見えるハインリヒの背中に向けて放つ]
…でも、
[見たことの無い表情を見せるハインリヒを、ロミルダは困ったような、怯えたような、感情の入り混じる顔で見上げて]
でも、人狼だから、
…やらなきゃ、だめです。
[カルメンの言葉に後押しされるように、くるりと背を向けて、駆け出した。
逃げ出したようにも見えるかも知れないその足は、台所へ向かおうと]
……なに、してんの?
[階段付近の、二人の様子に、首を傾げる。
ゼルギウスの選択肢は、ぎりぎりで聞こえなかったが、多分、幸い。色んな意味で]
[普段であれば、女性を犠牲にすることに即反発しそうなものを。
第三の選択肢を口にする]
…このさい、挑まないってのは?
[そうであれば、自分が楽なのだが。
まぁそうもいかないだろうと、首を振って]
って、ちょっ……、ハインリヒのにーさんが、って。
[そういう話の流れかと漸くに理解。
ゼルギウスの答えは、頭に入らず、だからこそ動きが遅れた]
…っ!?
[思わず片腕を伸ばし、その斜線を遮ろうと]
――集会所外――
[今日もまた。自衛団は遠巻きに集会所を見張っている。
彼らが強行手段に出るのが先か、終わるのが先か。いずれにせよ、そう長くはないだろう。
冷めたターコイズグリーンの瞳を向け、大きく、息を吸った]
役立たずの自衛団員さん方!
[初手から挑発的な言いようで声を投げる。
このほうが、彼らの気を引けるだろうと思ってのこと]
――人狼を見つけました。
[はっきりと告げる。
間を空けず、言葉を続けた]
取っ捕まえて、そちらに差し出します。
なんなら死体で。
渡したら、私達を解放して下さい。
[果たして、死したからとして、人狼だと目に分かるものになるとは限らない。
自衛団が納得する結果となるかは分からなかったが、報告へと向かうらしき自衛団員の姿に、その時は、それで十分だと思った]
[ロミルダはカルメンの後方側。
ハインリヒはカルメンの横を抜けるようにロミルダへと詰め寄るか。
話しながら歩むなら、その方向は声の聞こえ方で知れる]
[ロミルダに近付けまいと、その背中、服でも何でも掴もうと手を伸ばそうとして。
膝がかくりと落ちた。
気丈に振る舞っていても、震えが足に来てしまったらしい。
カルメンは床に座り込む形になってしまう。
その先でロミルダが駆けて行く足音が聞こえた]
逃げられると思うか!
[逃げようとするロミルダを追いかけようとして。
背中に感じた小さく、だけど鋭い痛み]
[だけどそれを気にせずに走って、追いつきかけて手を伸ばそうとして]
……っ…
[視界が歪む]
[足がもつれる][それでも]
……お前、だけは
[伸ばした腕、伸びた爪は]
[ロミルダへと向けられて]
……、
[団員が見えなくなった後。
胸を押さえ眉を顰めた。
代わりが来るのは、時間の問題だろう。
は、と。笑うように息を吐く]
後は――…
[踵を返して内へと戻る]
挑まないってのはないな。それって死ぬっていう選択肢に繋がるしな
[きっぱりとダーヴィッドにそんなことをいいながらも、あたったのを確認して口の端を吊り上げ]
…で…ダーヴィッドさんは…なにを庇おうとしてんだ?
[遮ろうとするような動きをしたダーヴィッドに迷わず懐の短刀をだし、鞘から刀身を出し、抜いて突き出そうと…見せかけて。階下へとそのまますばやく降りる]
だ、め…!
[ロミルダを追いかけるハインリヒ。
声を聞いて手を伸ばしたが、足にすら触れることが出来ず。
壁にしがみつき再び立ち上がる]
[二人が駆けて行った方向へ、壁伝いながら向かって行った]
……人狼狩り……って。
[なんでいきなり、と。
問い返す余裕は、なかった。
飛んだ何かと、それを阻もうとする動きへの困惑と。
何より、下から聞こえた、甲高い鸚鵡の鳴き声]
……ロートス、どしたっ!
[慌てたような声を上げ、駆け出す]
[当の鸚鵡は、カルメンの様子にわたわたとしつつ。
その側に付き添うように、飛んでゆく]
…っ、
[後ろから追いかけてくる気配。
小さく悲鳴を上げて、それでも走った。
けれどロミルダの足が、ただでさえ男で大人のハインリヒに敵うはずはない]
……やっ、
[振り返ったときには、すでに手の届く距離までに迫っていて。
ぎゅっと目を瞑る]
[取り落としかけた赤子を、慌てて抱きとめる。
自身の手に、何も当たる感触は無かった。
それならば狙い通りいったのだろうと、眼の前の男の笑みからも確信し、軽い舌打ちを]
つか、知り合いが殺されそうになってたら、庇うだろ!?
…って、おい、それはこの子が危な――…っ
[両手塞がりでは応戦も出来ず、身を捩り不自然な姿勢でかわすのみ。
けれど、それがフェイクだと気付いたとして、追うには、踏鞴を踏んだ分、遅れが生じる]
[確かに痛みは走ったけれど、
それは身体の中心からは外れていた]
…っ、ふぇ…?
[痛みをこらえながら、ロミルダは目を開いた。
爪が掠めた左腕から血が流れ、ぽたりと床に落ちていた]
ユーラ、ローミュ、が、ハーリ、に…!
ハーリ、じんろー、なの!
[ロートスの甲高い鳴き声にかけて来たユリアンへと簡潔に言葉を紡ぐ。
ユリアンがその言葉を信じるかは分からない、けれどロミルダに危険が迫っているのも事実]
― 一階―
っと、カーラ。あんま無茶すんなっ
ちゃぁんと人狼は狩りとるしな。
[ダーヴィッドのことは後で、今はとどめを。と
フェイクによってダーヴィッドに止められるでもなく、一階へ上手く降りた朱蒼の疵もなく。特殊な力もなく。それに踊らされるだけのただ人という配役でありながら、躊躇なく行動をとろうと、カーラに一言いって、返事も聞かずに台所へ向かう]
あいっつ、どんだけ、場馴れしてんだ…!?
[予想外と言える程度には、滑らかな動き。
けれど、こちらにも、追わないという選択肢は無かった]
――…、
[後ろに聞こえるユリアンの声。
けれど、意識に留めるのみで、眼差しはハインリヒへと向かう]
……ハインさん、が?
[カルメンの簡潔な言葉に、ひとつ、瞬く。
それは、考えたくなかった可能性の一つ。
感情は否定に振れ。
『護り手』としての意識は、肯定に振れる]
なんか、よく、わかんねぇ、けどっ……。
[諸々、ごたごたした感情を、その一言でひっくるめて]
とにかく、ロミっ子があぶねぇんだなっ!
[それだけ言って、駆けた。
鸚鵡は、カルメンの側に留めたままで]
ゼーリュ!
ローミュ、たすけて…!
[無茶するな、と声をかけて直ぐに側を駆けて行くゼルギウス。
その背中に懇願するような声を投げた]
[視界が霞む]
[周りのざわめきは聞こえるけれど、誰が何を言っているのかは解らない]
[半ば獣のそれと化した腕に感じた感触]
[外した、と気付いて]
…この…っ…
[走ったことと、無理な獣化が毒の侵蝕を早めたか、間合いがつかめぬまま]
[腕を][振り上げて]
[だけど、その動きはどこか鈍い]
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