情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[アーベルの数値があがっていくのを満足そうに見ている。]
そして、今、もう、外にはメデューサ病を持つものはいなくなった。
そう、君たちは最後のメデューサなんだ。
[ナターリエの視線>>141。
ふ、と笑って、握る手に力を込めた。
両親は健在だったが、研究に没頭した時点で縁を切られていた。
弟がいたから、後は任せて。
自身の帰りを待つものは、いない。
強いて言うなら──紫、青、蒼、茜、夜蒼、紫黒の花たちだが。
自ら生み出した原種は、既に失われているだろう]
……同化?
ウィルス……と?
[笑う銀髪が告げる、言葉>>#13。
天鵞絨は、瞬いて。
続けられる話。いろの険しさが、増した]
[ゼルギウスの話を聞きながら、不機嫌絶頂な顔。]
メデューサを治すって、そういう意味なの。背中に穴を開けて死ぬんじゃ、治ったって言わない。
……いなくなった。
ならば、何故、俺たちは。
[取り残されたのか、と。
問う前に、返された、答え>>#16]
……あくまで。
人を、サンプルとして、使う気か、貴様……!
>>146
・・・・・・・僕かい?
僕は、メデューサ育成プログラム……
[そして、その姿が、青年から少女へと、それからまた少年、老人、貴婦人、などかわりはじめる……]
コンニチハ…僕はメデューサ育成プログラム……。
ゼルギウス
───ッ!
[みしり]
[それは体のうちから聞こえた音だ]
[ゆっくりゆっくり]
[緩やかに]
[花が萎れてゆくように]
[膝をつく]
[蹲る]
[左の眼]
[深い色の青灰簾石]
[右の眼]
[淡い色の青灰簾石]
[世界は真っ暗で]
[息が───詰まって]
[まるで胎児のように]
[ワクチン。
完治するのに。
では、では何故彼らは死んだのか。
エーリッヒは、リディは、オトフリートは、ゲルダは、イレーネは、ダーヴィッドは、皆は
―――アルドルフは]
駄目…!
[跳ね上がっていく数値。
止められない。
想起するのはあのどんどんと冷たくなる紺青の]
厭、とまりなさい!
45…、だめ、――よ。
アーベル…ッ、…ぁ、…
[既に50を超えてしまったと聞けるだろうか。]
治療法が見つかったのなら
どうして…どうして―――
[苛立ち、憤りが募るほど手が白む。]
私達はモルモットではない。
今…こうして、生きている。
生きようとしているのよ…。
●業務連絡●
●ゼルギウスコンピュータ●
研究室内に、ゼルギウスメインコンピュータがあります。
それをぶち壊すと、ゼルギウスコンピューターは破壊されます。
●最後のピューリトゥーイ●
最後のピューリトゥーイ・アーベルと対決しましょう。
倒すのか、説得するのか、
それとも?
※アーベルさんは自由にピューリトゥーイを演じてくださって構いません。
[もたれかかるナターリエの肩に腕を回す。
支える。
同時、自身も支えを求める]
……最初から、ない、という事、だろうな。
[育成プログラム、と名乗ったものに向くのは苛立ち。
周囲の叫びから、アーベルの悪化を察したなら、それは更に高まって]
育成…―――?
[『―――信じるな。』老人の言葉が、蘇る。]
ふざけ、ないで。
[エーリッヒは命を救おうと、病を治そうとしていた。
最後まで諦めないで、命をかけて――彼は、彼は。]
【RP】
そして、ゼルギウスは語り続ける。
なんで?どうして完治するのに薬を投与しなかったか?不思議かな?
メデューサウィルスは感情に左右される。
そのメデューサをうまく育てる薬を、開発するのが僕の仕事だったのさ。
ピューリトゥーイはその中で一番うまい育成剤だった。
メデューサは負の感情が大好きでね。
それを食うと、より同調同化するんだ。
[アーベルの変化はその声に反応するかのように。]
>アーベルさん:OKです。でも弱点をひとつ作っておくといいかな。と。
>他のみなさん:倒す際、説得する際にアイテムが必要な場合、捏造していただいても構いません。
イキテルイキテルイキテル
ケタケタケタケタ
ソウ、僕ダッテ生きていた、ケタケタケタ
[やがて、暴走するように、ゼルギウスが笑いはじめる。]
ぁ───っ。
[みしみしと]
[音は続く]
[蹲ったその背中]
[シャツに覆われた背中]
[まるで蕾が開くように]
[石の華が咲くかのように]
[みしりと確かな音を立てて]
[ゆっくりと剥離し]
[捲れ]
[布を裂き]
[その間も数値はただ]
[まるで時計の針が進むかのように]
[上がり続けた]
サァ、ピューリトゥーイを倒したら、
ワクチンをアゲルヨ
きくヨ
だって、一人、キイテタでしょ?
ウソじゃなよ…
[ケタケタケタ]
……なんだ?
[唐突に、笑い出す、銀。
天鵞絨を数度、瞬いた]
……まさか、とは思うが、こいつ。
暴走してるんじゃ……。
[過ぎった可能性は、信憑性を帯びているよに思えた。
そこに聞こえた、ナターリエの言葉]
……ああ。
俺も、やっぱりこいつは好かん。
思いっきり、ぶん殴るか……!
[86まで上がった数値]
[男の背に咲くのは大輪の石の華]
ぁ、め───
[だめだ]
[やがてその数値が100へと更に上がれば]
[首の輪は自然と落ちるだろう]
[白い花]
[くちなしの花に似た]
[石の華]
───はな、れ
[離れて]
[最後まで、声にならない]
うん、イカれてる。
[ライヒアルトに頷いて手を離す。]
ゼルギウスは任せる。あたしは余力を残しておくから。
[変質していくアーベルから目を離さず、息を吸う。]
みんな、彼を説得して。あたしは彼の事、知らない。一番関わりが薄い。だから説得は任せる。
ダメだった時は、あたしが、"アーベル"を、殺す。
[初めてアーベルの名を呼んで、そう宣言した。どうしてもアーベルを殺したい人や、アーベルが殺されたい人がいるなら任せるけど。]
……ッ、――
[「負けないで。」ダーヴィッドに言った言葉を彼にかける事はなかったけれど、それでも祈ってはいたのだ。]
――アーベルッ!!
[あれは まるで華だ。]
…いけない、…
ベアトリーチェ…これを。
[傍の少女に腰に帯びた光沢を持つ楯を手渡そうと
そして女は赤を揺らしながら背筋を正し、腰に手を。]
[最後に確認出来たアーベルの首輪の数値は、45→51の上昇。数値の上がる速度は、すぐに目で追う事が出来なくなり、]
──アーベルッ!
[研究所に入ってからずっと支えていたアーベルの身体から、温もりが消えていく。震えた手が滑り、離れてしまう。踞る、青年の身体。彼の背中が裂け──。]
──アーベルッ!
[その瞬間、名前を呼ぶ以外に、何も出来ない。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新