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―月の玉座→宴会場―
[祭壇を見ていたから榛名の表情には気がつかないまま。
榛名の楽しそうな号令に頷いて歩き出した]
ナタさんとかもあっちにいるかな。
素敵だったよって伝えたいね。
―宴会会場―
[友人やビーチェにうらやましがられているとも知らないまま、風をまとって飛ぶ感覚に無意識に黒江>>216の服をにぎる手に力がこもる。
楽しげな声には]
珍しいですよ。
めったにできない貴重な体験です。
[平静を装いつつ言葉を返し。
短い時間だったのだろうけど、意外と長く感じていて、人影の少ないところで下ろされた頃には少しばかり手が強張っていた]
……っと、大丈夫、です。ありがとうございます。
空を飛ぶのって、凄いですね、ほんと……
[地面に足がついてほっとしたような吐息をこぼし。
感謝の笑みを向けながらしみじみと呟いた]
お友達、いっぱいで、うれしい。
[リディも友達と頭をなでてくれ、嬉しそうににこっとして。
エーリからもお友達だよ、とにこやかに言われた後続いた名前に、わぁ、と驚いた。]
エーリッヒちゃん、お友達ほんとにいっぱい。
すごい、ね。
[挙げられた名の中には、聞いた覚えのない名もあり。
私も会えたらお友達になれるかな、と楽しそうににこっとした。]
―→宴会場―
[ゲルダと歩きながら]
うん〜、でもナタはもてもてかも〜?
[そんな会話を交わして、宴会場の方につけばぎゅっとゲルダの手をしっかりと握り]
これではぐれない〜。
ナタ〜、いるかな〜?
[あたりを見回すようにきょろきょろと、ゆっくりとした動きで。
その目はしっかりとは開かれておらず、他のものから見れば探してるのかどうか怪しかったかもしれない]
そう、だね。
あとでお願い、してみる。
[どんな感じだろうと想像しながら、ナタルの提案にこくこく頷き。
ナタルとリディのやり取りに、握った手をぎゅ、として]
いっしょに、ウタゲ、いくの。
お友達と、いっしょ。
[そう言って満面の笑顔でそれぞれの顔を見て。
皆と一緒に宴へと*向かうだろう*]
[館へと戻った男が、謁見の伝令を受けたのは、それから少し後のこと。結局先に妖精王と顔を合わせる羽目になり、女王に目通りの叶うころには、少々ぐったりした様子だったとか**]
―宴会場―
あ、そだね。
同じこと考えるヒトも沢山いそう。
[ぎゅっと榛名に手を握られると、自分からもきゅっと握り返す。
人里に降りることもたまにはあるけれど、こうした賑わいにはやっぱり慣れてなくて。入り混じる気配に翻弄されている。
低い位置できょろきょろと周囲を見た]
─宴会会場─
[エーリッヒとビーチェの様子にほんわかとした気分になりつつ。
とりあえず、何かを飲み物を、と歩き出した所で目に入ったのは、手を繋いできょろきょろとするゲルダと榛名の姿]
やあ。
誰か、お探しかい?
[探されているとは知らぬまま、ごく何気なく声をかけた]
―宴会場―
あっ、ナタさん!
[声の方を振り向いてニッコリ]
ナタさんを探してたんだよ。
さっきの舞、素敵だったって伝えたかったんだ。
女王様達も凄かったけど、感動したのっ。
ねっ、榛ちゃん!
[まだ残っていた興奮そのまま熱心に言う]
―宴会場―
[見るというよりは感じるに近い自分はたくさんの喧騒の中、特定の人物を見つけるのは難しかった。
繋がれた手はそのままに、お互いに探す姿を見つけるよりも早く、本人から声がかかった]
ナタ〜、みつけた〜。
さっきの舞すごかったねって〜、ゲルと言ってた〜♪
[ゲルダと一緒に、そちらに笑いかけて。
こちらを見たゲルダに続くように、こちらもどこか嬉しそうな様子だった。
先ほど会ったときよりも覚醒をしていたので、幾分かしっかりとした様子で、
それでも普通の人と比べればだいぶ眠そうな様子でいるのだが]
―宴会会場―
速度は、あれが普通なのでしょうから……
[目立たなくなる様子にほっと息をつき。
声を出さ無くても笑う雰囲気は伝わってきたけれど、ちらりと恥ずかしそうな強がってるような視線を向けるだけで。
速度には強がって答え。
そしてそれ以上触れないことに感謝しながら共にテーブル付近へと向かい]
皆もついたようですね。
[ナタルやエーリッヒとイヴァンに、その傍にいる小さい少女達を見やり。
榛名とゲルダの姿を見かければ軽く手を振って挨拶などをしたりした]
―宴会会場―
[そしてビーチェとリディに改めて名乗りに行った]
こんばんは、お嬢さん。
私はナタルの友人のゼルギウスです。
よろしくお願いしますね。
[にこりと微笑んで。
あとは友人が榛名やゲルダをつれて戻ってくるならば二人とも会話を交わし。
黒江とも言葉を交わしながら、宴を楽しむ**]
―宴会会場―
[視線を向けられたなら、笑っていないというように澄ました顔を作ったが、きっと誤魔化し切れてはいなかった。
ともあれ翼を畳んで見えなくし、テーブルの近くに辿り着けば]
おや、本当だ。
[ゼルギウスの言葉に従って、それぞれと目が合えば会釈を。
記憶より小さなゲルダの姿を捉えたなら、はたりと瞬いたりもした]
―宴会会場―
[ナターリエからの提案に一度ゲルダの方を向いてから、彼女と同じ選択を自分は取る心つもりでいた。
皆、とナターリエが同意を求めたなかには、見知った者と見知らぬ者がおり、
ゲルダの挨拶や自己紹介、もしくは向こうからの挨拶や自己紹介があったなら]
私は〜、榛名〜、よろしく〜。
[そんな、間延びしたしゃべり方の自己紹介を、リディやベアトリーチェにすることだろう]
―宴会会場―
[ゼルギウスから声をかけられ、そちらを見て]
ゼル〜、クロ〜、また会った〜。
[ひらひらっとゲルダと手をつないでいない方の手を振った。
黒江がゲルダを見てからの反応には、そちらを向いて首をかしげ]
クロ〜?
─宴会会場─
あれで即興だったんだ。ふわあ。
[榛名とコクコク頷き合い、驚きと感心たっぷりの溜息を吐いた]
ボクは特に何も。
というか、この後どうしたらいいのか良く分らないし。
え、いいの?
[ベアトリーチェはナタルの影の位置だろうか。
この大きさでは彼女すら見上げる格好になるだろう]
ボクはゲルダ。よろしくね。
うん、大勢でのご飯とかも楽しそう。
[初めましてだと思うベアトリーチェやリディに名乗る。
飲み物や食べ物を取ってからテーブルに向かうだろうか]
─宴会会場─
失敗したね。
先に大きくなっておけば手伝えたのに。
[同じことの繰り返しはしたくなかったから、小さいサイズのままでちょこちょこと一緒に移動した。
テーブルの近く、イヴァンもいたならやはり名乗り挨拶して]
黒江さん、ボクに何かついてる?
[瞬く黒江に、こてっと首を*傾げた*]
―宴会会場―
[首を傾げる榛名が目に入り、ゲルダ本人にも問いを向けられて]
嗚呼、すまぬ。
先程と大きさが違うのでな、少し驚いてしまった。
[素直に説明をし]
……そういえば、ティ殿は居られぬのか。
[ナタルたちの方を見ながら、ふと呟く。
ベッティ本人以外には少々分かりにくい呼び名かも知れない]
[ビーチェの満面の笑顔(>>224)に、こちらも笑みを返す]
─宴会会場─
[そうして、宴会会場へとやってくると既に結構な人数がどんちゃん騒ぎを開始している
飲み物を取りに行くというナタルを手を振って見送っていると、ゼルがこちらに歩いて来る
そうして改めての自己紹介をされれば]
ああ、どうも
あ、私はリディ。リディア・キルポイント。まあ、好きに呼ぶといい
私はまあその友人の友達ってところかな
こちらこそよろしく
[そう言ってこちらも自己紹介
そして、遠目にナタルと話すゲルダと榛名を見やり]
……やっぱ、ナタルさんて有名人すなぁ
[ぽつりそう呟く
そうして、ナタルがゲルダと榛名を連れてこっちへと戻ってくるならば、同様の自己紹介をしただろう]
―宴会会場―
[ゼルギウスや榛名が初対面の相手に挨拶するのを見。
イヴァンの姿が見えたなら、自らもそちらへ向かい]
お初にお目にかかる。
某は黒江 葉ノ介と申す。
[いつものように名乗る。
相手から名乗りが返れば、矢張り発音に苦労することになるのだろう。特にヴァの辺りで]
……しかし、和食はあるだろうか。
[珍しい料理に目を奪われつつも、そんな独り言を洩らし。
時折他と言葉も交わしながら、彼なりに宴を楽しんだ**]
―宴会会場―
あ、そっか。
ボクはこっちが本来の大きさなんだよ。
人間と会う時とか、お仕事するのに必要な時はさっきの姿にもなるんだけど、長く続けてるのは得意じゃなくて。
妖精の森でのお祭だから大丈夫かと思って蔓輪用意してこなかったし。失敗しちゃった。
[黒江>>243の説明に、そういえばと頷いた。
ちなみに蔓輪は使った力を維持するための自作道具です。
森で材料を探せばここでも作れるかな]
リディさん、いってらっしゃーい。
[呼んでくるというのはどんな人だろうかと想像しながら、知り合ったばかりのリディ>>247に手を振り見送った。
片手には抱える程の立派な葡萄。程好く酸っぱくて甘い。幸せ]
―東の泉―
[それにしても手が痛ぇ。全くなんであたいがこんな目にっ!
とか言いたいんだけど言えないのがな。
あたいは赤くなった片っぽの手にすこーし目と目の間をぎゅむと寄せてやって睨んだんだけど、はたから見たら大して表情変わってねぇかもしんね。]
………。
[赤い手は怪我したせいでちょっと熱ぃ。熱いのは嫌いだ。
冷やしたら早く直るかな、って思ったあたまの回転のはやいあたいは、ハンカチくらいは残ってねぇかと服をがさごそ探ったんだ。
そしたら変な感じがした。
どんな感じかって?なんつーか、クシャミする前のあのムズガユイ感じ。
おかげでちょっと落ち着かなくて、あたいはすこしそわそわっとしちまった。]
―宴会会場―
[ゲルダがクロエにする説明にうんうんと同意するような頷きをした。
自分が手にしてるのは梨で、それを片手つかみしゃくしゃくと]
リディ〜、いってらっしゃ〜い〜。
[梨を掴んだない方の手をふりふりと、その姿を見送り、
葡萄を幸せそうに食べるゲルダをじっと見たあと、くすりと微笑んでその頭をなでなでした]
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