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[さらにその後ろ、ブリジットの姿を見つけたなら、慌てたように顔を向け]
おはようございます、と、言うか。
その挨拶すら、省きたい、と言うか。
とりあえず、ロミちゃんとブリジットさん、こっち来て。
[広間から出て、適当に廊下の途中で立ち止まる]
[鎮まれ頭痛、とか良くわかんない言葉を呟きながら、大鍋に水を張って沸かす。
その内、ロミルダの声と、それに対するダーヴィッドの声が聞こえてきて。
火加減をちら、と見てから、広間の方に顔を出す]
……確かにこれ、どう説明すりゃいいんだか……。
[自分でもそれはまとまらずにいた所に、更に聞こえた、ブリジットの声]
…………。
[問いへの答えよりも、白い肌色に、言葉が失せた]
…って。
いや、その前に一応聞いておくけど。
ブリジットさん、具合、大丈夫?…顔色良くないよ?
[自分のこめかみを、こんこんと人差し指で叩いて、ぽつりと]
んー…、体調良くないなら、説明は後の方が良いかもな。
少なくとも、座れる場所のが良いか。
ほえ〜。
[言われるがままに、ダーヴィッドの後をついていった。
足が地面を踏みしめているのかどうかもよく分からない]
……世のお母さん連中は……強いなあ……。
[なんとなく、そんな感想が浮かんだとか]
─広間─
[ギュンターが運び出される間、カルメンは布を肩から掛けて隅にしゃがんで居た。
布を纏っていたのは、まだこの惨状を知らぬものの眼に入れぬための配慮らしいが、カルメンは言われたからそうしている形にある。
それでも、顔に僅かに真紅は残っているし、髪にもべったりとこびり付いたままだったりした]
[その状態のまま、身体を拭くためのお湯が沸くのを待っている]
具合は悪いね。
うん。とてつもなく。
[きっぱりはっきり断言した]
だけどさ。
自分のいる場所で血の匂いがしたら、安心して休むことも出来ないじゃない。
だから、何としても、何かあったのか聞きたいのだけど。
……ん。
[喋りながらも、頭がキリキリ痛む]
[答えは返らず。
ロミルダが視線をうろ、と彷徨わせ始めた頃]
ブリスさん、おはようです。
…大丈夫、
[ぺこりと頭を下げるけれど、眉が下がったまま、いつもの元気はない。
それ以上にブリジットの白い肌に気がついて、大丈夫かと問おうとしたけれど、ダーヴィッドの声と重なった]
あっ、はいです。
[振り返って返事をして、後をついていく]
―二階個室―
ブラザー・エト。
笑いますか。
[羽織を取り出す鞄の底に眠っているのは錆びた聖印]
力なく、逃げ出したくせに。
忘れたままでいられない僕を。
[鞄を閉じ、顔を擦って階段を降りた]
[沸かしたお湯は、やや多目。
今、掃除をしている面々や、血に触れたエーリッヒにも必要だろうから、と思ったから。
とりあえず、水と合わせながら適温にしたものを桶に幾つか用意して]
……ほら。
そっちも、いるだろ?
[一つは、エーリッヒに付き添うゲルダの所に、やや素っ気無い言葉と共に置いて。
それから、別の一つを置いて、ゼルギウスやローザに使うようにと声をかける]
さって、と。
後は、カルメン、か。
上まで運ぶようかな?
[具合が悪いと聞いたなら、小さく頷き]
そっか…。お大事に、と、言うしかできなくて悪いんだけど。
とりあえず、この部屋で良いか。
[適当な空き部屋に二人を促し、ブリジットに対しては、更に椅子を引いた]
ええっと…。俺もまだ、心の整理が付いてないんだけど。
落ち着いて、聞いてくれるかな?
[部屋の入口、壁に背を凭れさせ、話し始めようと]
― →1F空き部屋―
[廊下の途中でも、部屋の中に入っても、何処か落ち着きなく辺りを見渡して。
そのうちダーヴィッドが口を開いたから、そちらを向いて、こくりとうなずいた。
そうしてその顔を見つめて、話が始まるのを待つ]
気にしなくてもいいですよ。
妊娠ってのは、こういうものらしいですから。
一応、さっきよりはマシになってますし。
[と、答えながら薦められたイスにゆっくりとした動作で座った]
ありがと、ダーヴィッドさん。
[笑顔でそう言って、続いた言葉には]
どうぞ。
[短くそれだけを返した]
ぁあ。ローザこういうのは綺麗にならんもんだがやらないよりマシだしな。でも……無理しないでいいぞ
[自衛団員を一緒に運ぶダーヴィッド。そして湯を沸かしにいったユリアンを横目に、手伝ってくれるようだが顔色のよくないローザに一応遠慮しながらも袖をまくり。バケツに水を汲んで大量の血を少しずつ床から拭いとりはじめる]
[階段を降りきると、ブリジットとロミを連れてダーヴィッドが広間とは別の部屋に入ってゆく所だった。
ブリジットが少しふらついているようで気になったが、今はそのまま広間へと向かう]
ごめん、待たせたね。
ああ、着替えるにしてもここでとはいかなかったか。
[上まで、というユリアンに小首を傾げ、それから頷く。
まったく気づいていなかったようだ]
ゼルギウスさんたちも。ありがとう。
[言葉そのものは淡々と出てくる]
…うん。
[二人の意思を確認し、視線を広間のある方角へ向ける]
…広間、血の臭いがしたよね。
あれはさ…、その、自衛団長のものでね。
朝、起きたら、倒れてた。らしい。
その時にはもう、息がなかった…って。
[そしてやってきた、ロミルダにブリジット]
ダーヴィッドさんいてくれて助かったなぁ
[言わないほうがまずい事態とも思えていたが、気が利かない自分が対応するよりはマシだろう。そもそも止めなかった可能性とてあったりしたが]
ぁあ。ありがと。…腰いて
[なんか年寄りくさいこといいながら湯を用意してくれたユリアンに礼を述べつつ作業を続行している]
─1階・広間─
[ゲルダの短い礼の言葉には、鸚鵡がばさりと羽ばたいた。
気にしないで、とでもいいたげな様子、その意図が伝わるかは定かではないが]
ああ、ここじゃ色々と問題あるだろ。
準備までは、手ぇ貸すから、後、頼むよ。
[そんな鸚鵡の様子に、ちら、と視線を向けた後、蒼の瞳はやって来たクロエへと向けられる]
─広間─
[準備が出来るまでの間、カルメンは何かを見るようにキョロキョロと辺りを見回す。
時折首を傾げたりもした]
…は、す。
あーかーいー?
[見えるはずの無い瞳で何かを視ているのか、そんな言葉を口にしたり]
……っ。
[ダーヴィッドの言葉にひゅっと息が漏れた。
この具合の悪い自分でも分かるぐらいの血の匂いに、ある程度までの推察はしていたが、それ以上の出来事だった]
な……。
[何事か言おうと口を開きかけたが失敗して、声にならない声が漏れる。
胸がざわざわする。吐き気がまた巻き起こってきた]
ん……。
[一度、口を真一文字に引き締め、改めて、言葉を紡いだ]
誰が……?何の、為に……?
団長さん、ですか?
[ロミルダは眉を寄せて、大丈夫なのかと問いたげに口を開きかけた。
それに被せるように、続きが聞こえた]
…息?
[一度、二度、またたいた後。
やがて理解したのか、くっと眉が下がった]
[まだ綺麗な布を湯につけ、固く絞る。直接遺体には触れていなかったが、掃除の際に付着した赤が、透明な湯と混ざった]
……はぁ。
[気を落ち着けるように息を吐いて、エーリッヒの頬に、そっと布を押し当てた]
自衛団長さんに、先生。
……どうして。
[怪我はないらしいとは聞いても、不安は残る。或いは不安に思うのは――別の事]
誰がっつーか…あれは、なんか。
[広間の方角を見る眼差しは、遠い]
――…まるで、獣に喰われたような…。
[そこまで言って、頭をがしがしと掻く]
本当に、人狼でも居るんでなきゃ、そんなん有り得ないんだよな、…ったく。
ただでさえ、見張りが居るから内部の人間が疑われるってのに…。
ん?いや…
少しは俺は耐性もある…ほどでもないかもしれんが鈍いんでな
それに…間違ってもカーラの着替えの手伝いをするわけにはいかんしな
[そう礼をいうクロエに返し、徐々に生々しい赤が消えたのを確認しつつ、血に濡れた布を水につける]
─集会所・広間─
あ…ありがと、うん。助かる。
[黙々と掃除をするゼルを手伝っているところにユリアンから声をかけられ。微温湯を用意してもらったことに礼をいい。
ゼルから気遣われれば無理に微笑んで]
あたしは、大丈夫。ありがと。
…ぁ・・・ダーヴィッドさんか、良かった…。
[ロミとブリジットの姿を見れば、来ちゃいけない、と言い掛けるが、ダーヴィッドが配慮してくれたのを見て安堵の息をつき。]
……いや、どう考えても、そっちの方が重労働だし。
[ゼルギウスとローザの礼に、軽く肩をすくめる。
ちなみに、ダーヴィッドがいて助かった、という部分には、口には出さぬものの、しっかり同意していたりする]
……て。
蓮?
蓮が染まるのは、夜んなってからだろ?
[それから、カルメンの声に不思議そうに瞬いた]
とりあえず、僕らが使ってる部屋で着替えてしまうのがいいかな。
もう少し頼むね。
[こちらを見るユリアンに再び頷く]
心強いですね。
じゃあ僕はその分カルの着替えをしてきます。
[ゼルギウスに言って]
あかい?
集会所近くの蓮は白くなかったっけ。
[カルメンの言葉に首を傾げる。
細工のために観察していたはずのユリアンに問いかけた]
……あ、着替え。
[ゼルギウスの言に、視線を落とす。
エーリッヒが身に纏う衣服は色濃く染まっていて]
フォーサイスさん……その。
掃除の後で構いませんから、手伝って頂けますか?
けも……の。
[ありえない。
これだけ厳重に見張られているということは、厳重に警備されているということでもある。
どこからか迷った獣が、この中に現れ、自警団長の命を奪ったなどと。
つまりは───]
───人……狼。
[遥か昔聞いた御伽噺。
獣が人に化け、人を喰らうのだという化け物。それが人狼。
獣の痕跡も無いのに、獣に襲われたのだとしたら、そう考えるのが当然なのだろう。
だが、ブリジットに残る最後に理性がそれを否定した]
そんなの……ありえない。
人狼だなんて……。
[否定の言葉を口にしたところで、景色がぐにゃりと歪む]
…人狼。
[ロミルダは口を引き結んで、うつむいて、しばらく黙り込む。
膝の上の両手を、きゅっと握った]
…だったら、
見つけたら、いいですか?
[洩れた声は小さく、けれど部屋の中の2人に届くには十分なくらいの音量]
蓮…?
[盲人のカルメンが蓮が赤いというのは?と内心で首を傾げつつ。無理に微笑んでいるがわかるローザに]
なら…はやいとこすますか。しっかしまあ厄介なことになっちまったなぁ
[死したものを哀しむというよりも、これから先のことを考えるように呟く]
ん、ああ、りょーかい、と。
[クロエの言葉に頷いて。
蓮の事を問われると、がじ、と頭を掻く]
ああ、基本は白。
確かに、花が開いてから、赤く変わるけどさ。
にしても、色が変わるのは大体遅くなってから、ゆっくりだから。
まだ、白のはずなんだけど。
あーかーいー、はすー。
そこー。
[指差すのは先程までギュンターが居た場所。
勿論花らしきものは無く、今はローザ達が掃除をしている場所である]
じーちゃ、の、そば。
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