情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―夢の中―
[今よりもまだ小さい自分がそこにいる。
エーファと同じ服を着てリボンが左右別の色のものをつけられてるのは両親が見分けをつけるため]
ねぇ、どうして私の名前は男の子みたいなの?
[自分に問いに両親はとても難しそうな顔をしていた。
父親から、祖父が孫息子がほしくて、その為にどっちかにつけることになったと伝えられる]
なんで、私だったの…?
[それは自分が姉だからだと、それまで姉とされてることに特別な意味を感じるようになったのはその頃あたりからだったかもしれない。
そのことが嫌になり始めるのにも、そう時間もかからずのこと]
― 二階・自室 ―
[早朝、早すぎる時間帯に一度起きて軽く室内や浴室を掃除したりと、雑事をしたが、誰ともすれ違う事はなかった。
外には出なかった為に、外で何があったか―それとも、まだ何も起こっていなかったのか、結局はわからない―を知る事なく。
エーリッヒが起きてくる前に、一度部屋に戻り二度寝していた。
その為、次に目が覚めるのはだいぶ時間が経ってからとなる。]
―自衛団詰所―
[自衛団員を制止するヴィリーの言葉と掴む手>>221に
団員はかすかに身動ぎ渋々ながら女の手を離した。
団員は、離せ、と言いたげにヴィリーの腕を払おうとした]
お世話をお掛けしました。
ありがとうございます、……ヴィリーさん、でしたっけ。
[他の人が呼んでいた名を紡いで女はヴィリーに礼を言った]
―二階・個室―
[ぎこちない空気を引きずったまま、一人で個室に戻った]
……はあ。
[溜息が何度も零れ]
やだ、な。
[ころり]
[ベッドの上に蹲り、寝転ぶ]
[姉の身に起こったことなど知らぬまま、そのままいつしか目を閉じて]
[エーリッヒの様子とその横で言葉はなくとも首を左右に振るクレメンス>>222をみて静かに頷いて返した。
口にするのを憚られる。そして今までのことを考え直すと可能性はそう多くない。
軽く手を上げて、返事はいらないということを示した]
― 二階・自室→広間 ―
ふぁ………、ん…。
あれ、けっこう寝てた?
[周囲の明るさに瞬いて、シャツの上から上掛けを羽織ると部屋を出た。
階段を降りる前に一旦足を止め奥を見たが、出てくる気配がなければすぐ下へと降り、広間の様子に群青は瞬いた。]
どした?
[とは、すぐ前にいたゼルギウスへと尋ねる。
尋ねた後、視線は一番消耗しているように見えたのはエーリッヒへと向いた。]
―宿屋外 西壁―
……っは、きちぃわ、これ。
[怪我の傷等なら見たことが無いわけではなかったけど。
こんなに酷い傷は見たことが無かった。
あまりに酷すぎて瞼に焼き付きそうになる]
…誰がやったって、こんなのやるのは人じゃねぇわな。
[そう、オレはそれを確かめに来たんだ。
傷を見て誰の仕業かは直ぐに分かった]
……はぁー、居るんだなぁ。
爺の言った通りだったか。
[呟くも、オレはまだ顔を上げられずに居た]
― 自衛団詰所 ―
[骨まで人間を食べるような野獣が、この村に存在する筈もない。居るとすれば、それは伝承の示す闇の獣に違いなく…自衛団員にも、その意は正しく伝わったようだった]
―広間―
[クレムとゼルギウスが無言で会話をしている。>>229
今はクレムはエーリから離れるわけにもいかないだろう。
吐息を一つ挟んでゼルギウスの方に近寄った]
想像、出来たと思いますけど。
犠牲者が出ました。
[できるだけ潜めた声で、事務的に言った]
―自衛団詰所―
[ヴィリーの言葉>>230を切欠に
自衛団員たちが慌ただしく岬にある元宿屋へと向かおうとした。
無論、お前らもだ、なんて言われて睨まれてしまうのだけど女は軽く肩を竦めヴィリーへと視線を向ける]
では、戻りましょうか。
[足先が冷えてきて微かに痛みを感じはじめていたのもあり此処に長居する心算はないようで]
……あ、先ほどの事は二人だけの秘密にして頂けぬでしょうか。
義兄やおとうとに心配を掛けたくありませんので……。
[ヴィリーが居たからおおごとにはならなかったが
大丈夫といった手前、些細であっても何かあったとはライヒアルトには知らせたくはないらしい]
お願いします。
[ぺこりと頭を下げれば長い金糸がふわりと揺れた]
―二階・個室―
[意識が戻ってきた頃には、隣に慣れた気配があった]
……ん……、
[頬を突き、身体の上を動いていく指]
[くすぐったそうに身じろぎをして]
なに、……
[見られた、という声]
[何がと問うつもりで、声にはなっていなかったかも知れない]
[そのまま二度寝に入った姉とは対照的に、ゆっくりと覚醒していき]
[――直後]
[そして改めてエーリッヒ>>226の様子を見る。
彼の感情が抑制が効かないほどにまで爆発すると、発作おきかねない。そうすると非常に危険だというのは重々承知していた。
薬ももちろん有用であるが、心のケアはきっと、クレメンスのほうが上手にできる。と静かに判じ、お任せしますというように軽くクレメンス>>232へ会釈をしたところで]
あー、よぉ、アーベル。
まあなんていうか…
[後ろから出てきたアーベル>>231へと言葉を紡ごうとしたところで、ライヒアルト>>235確証的な発言を得る。やっぱりというのと、一瞬震える。だがそれは恐怖というよりも、気味の悪さというのが優っているのに気づかれるかは知らないが]
嫌なことだけ当たるもんだな。
…団長かな?
[だそうだ。というようにアーベルには示しながら、声を潜めつつライヒアルトに聞いた]
――……っう、あ、
[どくり]
[赤が瞠られた]
[心臓が高鳴り、強く締め付けられるような感覚に囚われる]
……は、……ふ、
[涙をぼろぼろと零しながら、胸元を押さえ]
[呼吸の仕方を忘れたかのように、喘いだ]
[数分もすれば、責めるような痛みは引いていった]
[息を吸い、吐いて]
[呼吸が落ち着いてから、視線を動かす]
……あ、
ルカ、ねぇ……?
[エーファに縋るようにして眠る、姉の顔があった]
[それとも今ので起こしてしまっただろうか]
[しばらくそれを眺めた後で]
[自分がいつもされているようにして、頭を撫でた]
―二階・双子部屋―
んぅ……
[不意に息苦しさを感じる。夢でなのか現実でなのか意識は境にありよくはわからない。
自分のものであって、自分でないような感覚]
あぁ……
[それが収まるのはちょうど自分の半身たる妹と同じ頃に。
意識はまだはっきりとはしないけれども名前を呼ばれた気がする。
自分と同じであって、自分ではない声。
頭に感じる感触、うっすらと目を開けて]
あ…、エーファ…おはよう……。
[目に入った姿にそのままの格好で朝の挨拶をした]
―広間―
はい。そうらしいです。
俺もまだ、確認はしてませんが。
エーリとクレム兄、ゲルダさんは見たようです。
ナータとヴィリーさんが自衛団まで伝えに行きました。
[ゼルギウスが震えたのには気がついたけれど、理由までは分からなかった。だから淡々と、密やかに伝えた>>239]
[フォルカーが目を開けて、手を頭から離す]
……おは、よう。
[涙の跡を見られないようにと、袖で顔を拭い]
[姉の邪魔をしないよう注意しながら、そっと身を起こした]
― 厨房→浴室 ―
[広間では、もちろん大きな声になったエルゼリートをぺしりと叩いておいた。
ライヒアルトも後ろからやってきて、頷く。
後は、厨房に移動したからわからない。
ミルクを温めた鍋を片付けたあとは、浴室に移動して
特別に温まりたいというわけではなく、単に身体をさっぱりさせたいだけだったので、お湯はぬるくて構わない。と、すぐに服を脱いで、タオルで身体で拭った。
もちろん使用中は一応つけているが、多分誰も来ないだろうとは思っている。
さっと洗うと、そのまますぐに出て、服を着て、後ろ髪を持ち上げた。鏡でその色を確かめて、溜息一つ。洗ったところで消えるわけもない]
―宿屋―
[岬の宿屋へと戻ると自衛団員たちは団長の亡骸の元へと走った。
鋭い爪痕が刻まれるその亡骸を丁重に運びして――
広間で自衛団員から告げられるのは無情な言葉。
此処に人狼がいるのは間違いない。
だから、見つけて殺せ、と――。
その通告に遅れて広間へと戻ってきた女は目を瞠る]
そっか、わかった。ありがと。
自衛団員に…か。
[ライヒアルトから現状>>244を聞いて礼をいいつつ考える。
いい予感は欠片もしないわけだが、伝えに言ったという二人のことをしばし案じつつ]
夢ならよかったんだろうがなぁ
[と、アーベルに苦笑して答えてから]
とりあえず…他の人が無事かどうか確認したほうがいいかね
[今名前が出てきた人物意外となると、...は起きているとは知らない。エルゼ。双子。]
─回想・広間─
あ…ありがとうございます、助かります。
[ライヒアルトが場所を空けてくれたのに気付いて頭を下げ。>>145
ナターリエへは言葉が足りなかったものの、ゼルの助け>>192のおかげで意図はちゃんと伝わり。
快諾してくれた彼女>>144に、安堵の笑みと共にお礼を言った。
注意の必要な事柄もゼルが伝えてくれて。>>193
ヴィリーが入浴中とは知らなかったものの、浴室が使用中だと聞けば待つ心積もりで頷いた。
内心、落ち込んでいるエルゼが気になったもののなんと声をかければ良いかもわからずナターリエ達と他愛無い話を続け。
ゲルダの淹れてくれた紅茶も飲みきり、片付けをしてから着替えを先に取りに行こうと思った矢先聞こえた叫び声に驚いて。]
え…今の、フォルカーちゃん…?
[聞こえた声は彼女のものか妹のものか解らず、けれど穏やかならぬ悲鳴に大丈夫かしらと立ち上がったがアーベルがすぐに向かったのをみれば慌てることはなかった。
続いてエルゼ達も声の方へ向かったのを見れば、自分まで行って却って迷惑をかけてはいけないとその場に留まり。
何を話しているかは解らずとも遠く聞こえる喧騒に、共に広間に残ったゼル>>193と顔を見合わせた。]
…何が起きてるのかしら、ね。
[そう問えば、ゼルには聞き覚えのある悲鳴だったらしくそこまで心配しなくても、という反応が返ってきたろうか。
程なくして戻ってきたナターリエから事情を聞けば、あら、と瞬きして。
その後アーベルとフォルカーも広間を通って二階へと向かうのを見れば、アーベルにちゃんと気遣ってあげてね、と目線だけでお願いをした。
思わぬ喧騒も収まった後、改めてナターリエと入浴をしようと着替えを取りに行った後浴室へと向かい。>>172
彼女から体調を気遣われれば、大丈夫ですよ、と微笑んだ。
日の色に染まることの無い自分の肌は血が透けて不健康極まりなく、出来るなら人目にさらしたくはない。
躊躇いなく肌をさらすことの出来る彼女に、内心羨ましいと思う気持ちを抱いたが、自分から頼んでおいてこんなこと思っては、と心の中で恥じながら自分も服を脱ぎ。
彼女の足首の傷跡には気付いたが、それを指摘することはせず。
彼女の内心に気付く事は出来ぬまま、終始気遣ってくれることに微笑み礼を言って、湯から上がり身支度を整えた。]
ありがとうございました、ナターリエさん。
本当にご迷惑をおかけしてごめんなさいね…
[申し訳なく思い感謝と謝罪を述べた後髪を乾かす為に広間に戻れば、ゼルとアーベル、ライヒアルトの姿があって。]
ゼル、アーベル、待っていてくれたの?
二人とも、ありがとう。
ライヒアルトさんも、お待たせしてごめんなさい。
[ゼルとアーベルには待っていてくれた礼と、ライヒアルトにはナターリエを借りていたことの謝罪をし。
アーベルには、フォルカーは大丈夫かとも問いかけて。
髪を乾かした後まだ誰か残っているなら先に戻ると告げて薬を飲む為の水差しを手に二階の部屋へと戻り、眠りについた。]
─回想・終了─
─宿屋外 西壁─
[白の傍でしゃがみ込んだままで居ると、自衛団員が数名オレの方へと駆けて来た。
…いや、オレへと言うよりは、目の前の躯に対してだな。
奴らはオレが居るのに気付くと少し怯んだみたいだったけど、爺を運ぶのを優先と考えたらしく、オレの結わえて無かった髪を引っ張って後ろへと放りやがった]
いって……!
何しやがる…!!
[後ろに引っ張られたもんだから、オレは当然よろめいて尻餅をつく羽目になる。
頭と尻と、両方痛めて涙が出そうになった]
……あんだよ、ただ傷を確かめてただけだよ。
オレじゃねぇ。
ここに来た時は既にそのシーツも掛かってたからな。
[元々容疑者として集められてたから、ここに居たオレを連中は容易に疑いやがる。
それは仕方ねぇにしても、第一発見者はオレじゃねーっつの。
……そういや誰だったんだろ。聞いてねぇや]
―広間―
……本当に。
[夢なら良かったというアーベルとゼルギウスに、心の底から頷いた。こんなの、せめて夢であって欲しかった]
あ、エルゼリートさんは外へ確認に行ったみたいです。
ブリジットさんとリンク姉妹はまだ見かけていません。
[他の人はと言われて、もう一人知っている所在を伝え。
女性達はまだ休んでいるのだろうかと、天井を見上げた]
─翌朝・二階 自室─
[ここで寝るのは二回目ということもあり、前日よりも眠りは深かった。
眠る前に入浴したことも大きかったろうか。
それでも、どこからか聞こえてきた悲鳴>>153はその眠りを破るには充分なもので。]
……ぇ…?
いまの、な……ぁ…ぅ。
[驚いて身体を起こしたものの、急な目覚めについていかない頭が眩暈という形で不平を言って。
しばらく動けぬまま、波が穏やかになるのを待った。
ようやく視界がはっきりとなったのは叫びを聞いてからある程度時間が経ってしまった後で。]
さっきの声、何だったのかしら…
[不安げに呟くと、まず薬を飲んでから身支度を整え部屋を出た。]
─自室→広間─
[妹が身を起こせば自然と自分は離れることになり。
表情はあまり明るいとはいえない様子だったかもしれない。
それが夢のせいなのか、昨日の出来事のせいだったのかは定かではない]
エーファ、昨日はごめん。
ちゃんと、寝れたか?
[それでもかけるのは心配する言葉だった]
そっか。エルゼさんは外に…か。
[つまり外に犠牲者はいるのだな。今更気づきながら、ライヒアルトと同じように二階へと目を向けてから戻し、またエーリッヒと、そしてクレメンスを一度みてから]
ちょっと水とってくるから。
[見てない人もだが見える人間もどうにかするべきである。
すぐ手元に薬を飲む水を置いたほうが安全だ。と、一度厨房へと入っていった。水を取るだけだから手間はかかるまい]
― 広間→厨房―
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新