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……それって。
人狼のおとぎ話に、出てくる……?
[顔を上げてローザを見た。
小さな頃から本を読むより外で遊ぶ方が好きだったベアトリーチェでも、寝る前に読んで貰った本の内容は、まだ薄らと覚えている。
何より此処に集められた理由くらいは聞いていたから、思い出すのも容易だった]
― 集会場外・西側 ―
切欠かぁ……。
[クレメンスの言葉は曖昧だが>>216、曖昧だからこそか説得力はある。ただ切欠が何なのか、思いつけるはずもなかった。ちらりとクレメンスを見るが、先の曖昧さを聞く限り、問いかけても答えなさそうな気がした。
ともあれ今は埋葬中だ。あまりそぞろにすると怪我をするだろうと意識は一度切り替えた。]
えへ、よく言われます。
[可愛らしく返しながら、>>220掘られている穴へと向かい団長をその中へと降ろした。]
─ 広間 ─
びっくり、って。
いや、それはそうだろう、けど。
[しみじみと頷く姉>>223に、戸惑いを消せぬまま、言って。
は、と一つ息を吐いた後、大分冷めてしまった紅茶のカップを手に取る。
天鵞絨には声音と同様、戸惑いのいろが浮かんではいたが。
意識の隅には、安堵も一つ、浮かんでいた。**]
― 回想・子供の頃の事 ―
[10歳になるかならないかの冬。
静養に来ていた母と一緒にまたこの村を訪れていて、いつものように村の子供たちに遊びに誘われた。
雪合戦など、他ではやった事がない。雪まみれになりながら楽しく遊んでいたところで、突然他の子供から「逃げろ」という声が上がった。
何があったのかすぐ理解できず、オロオロしていたところ。
ユーディットが駆け寄ってくるより早く、自分の腕を掴んで引っぱって逃げるよう促してくれたのは、年長の少年だった。
その子が自分をかばうようにして、山犬だか小熊だかに噛み付かれたのを見て、一人逃げることもできずに泣き出してしまったのだが。
それでも、怪我はたいした事なかったらしく、それから間もなくまた遊びに誘ってくれた時は安堵したものだ。
その事件を切欠として、兄弟の居ない自分は彼の事を『頼りになるカッコいいお兄ちゃん』として憧れの目で見ていた時期があった。
彼に対して、ちょっとドキドキするようになったり。その後「貴族様」などと呼ばれるようになった事が寂しかったりショックだったりしたのも。
全て、自分にとって『お兄ちゃん』のような存在だったからだろう]
あ。ありがとうございます。
[先帰ってろ、というエーリッヒにはそう頷いて、スコップを手渡して先に集会場の中に戻る途中]
………伯父上は、その格好寒くないんですか?
[などと、エーリッヒが離れたのを見計らって、試しにクレメンスに言ってみたり]
─ 集会場外 ─
[これ以上、と言う言葉>>232には何も返すことが出来なかった。
『場』が出来ている以上、それはきっと避けられないことなのだから。
エーリッヒがスコップを片付けると言うので、クレメンスはミハエルとユーディットと共に集会場内を目指す。
放置しておいた上着は拾うだけで、やはり羽織ることはしなかった。
血に濡れていたのだから、出来るはずもないのである。
そのため、クレメンスの格好はミハエル>>234が言う通りに寒々しいものだった]
そりゃ寒いぜ、上着使えねーんだもんよ。
……………つかその伯父上って何だ?
[うっかりそのまま応答してしまい、その数拍の後。
みょーに長い間を挟んで問いを返した。
呼び名の違いに気付くまでに時間が掛かったらしい]
そう。なんだ。
[団長が人狼の存在を告げた時とは違い、からかいや脅しの類とは受け取らなかった。
ローザの言葉とゼルギウスの相槌に、素直に頷いて。眉を下げた]
……じゃあ、誰か……?
[最後まで言う前に口を閉ざし、辺りを見回した。
ベアトリーチェが覚えている本の中で、その力を持つ人物が名乗りを挙げたのは、
誰かが死んだ後のことだった]
― 集会場外→ ―
[エーリッヒの手により、団長の埋葬が終わると、もう一度黙礼した。安らか成らん事を。ごくごく小さなつぶやきは低く囁かれる。]
んじゃ戻ろっかな。
先に行ってお茶暖め直しておくね。
……こんな状況だけど、何か軽く食べれる物も用意しておかないと。
[悲しくてもおなかは減るのだ。そして食べない事には始まらない。そう告げると自分は先に集会場の中へと戻っていった。]
―集会場外―
[スコップを引き受けて、元あった場所へと返す]
はぁ……。
[ため息ひとつ。どうして、女などとミハエルが性質の悪いジョークを言うのかがわからない。
16の頃は相手は大人びていて背も高かったからあまり10歳には思えなかったとはいえ本気で犯罪だった。18になれば変態かもしれないと思い悩んだ。今はどうだ。
どう考えてもアウトである。余罪が1つ減るだけである。絶対におかしいだろう]
おかしいだろ、都会にもいろいろ女はいるってーのに、なぁ……。
[いろいろ遊んでも、どうしてここに戻ってきてしまうのか。ごーん、ごーん、と軽くスコップで自分の頭を殴ってから、広場に戻った]
→広間
何やってんのえーりん?
[戻る途中か窓の外でか。どっかでエーリッヒを見かけたら>>239、スコップ打ち付けるエーリッヒに、おいおい大丈夫かと首を傾げただろう。
向こうが聞こえたかはさておいて。何か妙なエーリッヒよりは先に広間に戻ると、中の様子にまた首を傾げる事になる。]
― →広間 ―
団長は埋めてきたわー。
……どうかした?
[そのまま台所まで行こうと思っていたのだが、怪訝そうに足を止めた。]
─ 集会場 ─
[ユーディットは先に戻り、後から来るはずだったエーリッヒも、クレメンス達が足を止めたお陰で先に入っていく。
笑顔のままであるミハエル>>245を未だ見ることが出来ないまま、両親の話題となっていたことを知り、口が真一文字に結ばれた。
確かに、自分のことは伝えるなとは言ったが、烙印についての口止めはしていない]
……んな印持ってる奴ぁ、他にも居るだろ。
[それでも尚否定しようとして、続けられた言葉にそれ以上返す言葉が直ぐには出て来なかった]
………印のことを知ってんなら、喜んじゃなんねぇ。
俺は、お前の枷にしかなんねぇよ。
[大きく息を吐いて、ゆっくりと瞳を開きミハエルを見据える。
血縁かどうかについては、もう是とも否とも言わなかった]
[途切れた言葉には、はっきりとした答えは返らなかったけれど。
ゼルギウスがローザにかけた言葉>>240の中に出てきた名前と、更に戻って来たユーディットの声>>242が耳に入って。
目を見開いた後、視線を落とした]
…… 人狼のせい、なんだよね。
[確信めいた言葉を零して、それきり暫く黙っていた**]
そうですね。印だけなら、他にもいるでしょうけど。
でも、母と同じ髪と目の色と。
そして母が話していた、父に似ているという特徴まで全て備えてる人は、あまり多くないですよ。
[自分の顔立ちは、母に似た。けれど髪の色と瞳の色は父に似た。
それ以上否定しようとはしないらしいクレメンス>>249に、先ほどまでよりさらに良い笑顔を向ける]
枷って、何ですか?
過去に罪を犯した肉親がいるくらい、ボクには全く枷になんてなりませんよ。
貴族なんて、大半が自分の利益の為なら人の一人や二人簡単に殺す連中ばかりです。
度々この手の騒動に血族を投じる羽目になってきたモルゲンシュテルン家の者なら、尚更に。
烙印を押されるか押されないかの違いだけじゃないですか。
― 広間 ―
なんでもないなら良いのだけど……。
[>>247ローザの漂う変化、というか。メイドの噂話の現場に立ち入った時のような、微妙な感じはするが、何となく今は触れたくはなかった。人狼が居る可能性が高い事が身近に感じられて、互いに含む物は大なり小なりあるんだろう、そう内では解釈している。
良い雰囲気、とは言い難いが。
>>241ゼルギウスが手伝いについて口にするなら首を振る。]
人数多すぎてもね。また――……ごめん、何でも無い。
[また次があれば、と言いかけたが、不謹慎に思い途中で噤んだ。]
……とりあえずお茶暖めてくるね。
それから……何か食べれる?
[食欲在る人は少ないだろうが。食べなければ持たないのだからと、せめてスープを温め直すなり、グラタンとして作り直すなりしようかと、一応尋ねた。
とはいえお茶に関しては、アマンダやブリジットが既に暖めておいてくれていたらしい>>212>>214ので、新たに手を加える必要はなかっただろう。]
ところで───。
度々この手の騒動に血族を投じてるってのは、どう言う意味だ?
[先程ミハエルが告げた内容で引っかかった部分を話題に引き出す。
前にも”立場上”と言う言葉で引っかかり、過ぎったものがあった。
まさかと思いつつも、ミハエルに問いを向ける]
― 集会場外 ―
[母に似ている、という評>>254には、少し驚いたがすぐに照れ笑いをする]
そうですか?
父上に似てると言われる事も多いですが、やっぱり母上に似てると言われる方が嬉しいですね。
[初めて父に似ていると言われた時は、本気で人生に絶望したものだった。
伯父である事をようやく認めてもらえれば、嬉しそうに微笑んで]
良かったです。
生きている内に、伯父上だとわかって。
[人々の指導者たる蒼花は、同時に人狼への生贄でもあるから。
騒動に巻き込まれれば、生き延びれる可能性は低いから。
その後の問い>>255には、苦笑を浮かべて。コートとシャツの襟を緩めて、右肩に近い場所にある印を見せる]
モルゲンシュテルン家の女児は、なぜか必ず朱か蒼のコレを持って生まれるんです。
だからボクは、それを隠す為に男として育てられた。
─ 集会場外 ─
まぁあれに似てる言われるよりは、なぁ…。
[ミハエルの父との比較は、どちらかと言うと性格よりも外見で比較された。
比較する部分が違うと分かっていても、何だか言いたくなったらしい]
お陰で自分で言い出した親父さんとの約束、破っちまったじゃねぇか。
…まぁ、お前に喜んでもらえたなら、俺はそれで十分だ。
[ミハエルの嬉しそうな微笑み>>256を見て、眩しげに瞳を細める。
いつしかクレメンスの表情にも笑みが浮かんでいたが、続く問いの答えが目に映ると、それは直ぐに消え去ってしまった]
花……!
……そう、か。そう、だったのか。
[その様子から、ミハエルの持つ徴が何を意味するのか、理解していると言うのが見て取れるだろう。
男として育てられた理由も、納得がいった]
──随分と、重いものを背負ってたんだな、お前は。
[言いながら、今度は右手をミハエルへと伸ばし、頭をくしゃりと撫でようとする]
…俺は、何があろうともお前の味方だ。
何かあった時は、直ぐに俺に言えよ?
[そう言ってミハエルに笑いかけた]
さぁ、中に入ろうぜ。
このままじゃホントに風邪引いちまう。
[次いで紡いだのはいつも通りの調子の声。
上着も着ずに居たため、身体はすっかり冷えてしまっていた]
(ゾフィー、お前がこの子を護ろうとした意思は、俺が継ごう)
[それは以前からも思っていたこと。
だが今回のことでその思いは一層強く*なった*]
[約束を破っちまったという言葉>>257には小さな笑いを零した]
大丈夫ですよ。
父上は、日頃から『約束というものは、破る為にするものだ』なんて公言して憚らない人ですから。
[それでも、母や自分との約束を破った事は――父にはどうにもできない事以外には――なかったけれど。
花の意味が直ぐに理解された事については、別に何も感じなかった。
今のこの状況で花の形をした痣を見せれば、ユーディットのような御伽噺としても『幻燈歌』を知らない者以外には、意味が伝わるだろうと思っている]
はい。ありがとうございます。
ところで、普段から伯父上って呼んでも良いですか?
[何があっても味方だ>>258と言われ、頭を撫でられれば、嬉しそうに笑った。
ここ数年は、父にも撫でられた事が無かったので、誰かに頭を撫でられるなどあまり無かった。
もっとも、父が頭を撫でないのは、背の低い父では撫でにくいからなのかもしれないが。
集会場の中へと促されれば、素直に従う。
その後は真っ先にユーディットのところへと駆けて行き。彼が包丁や火を使っている状況でもなければ、嬉しさのあまり抱きついたりなどしてから、伯父が見つかったという報告をするのだろう]
─ 集会場外 ─
そいつぁまた豪快な。
だがあの人には約束を守ってもらってたからよ。
[ミハエルの父が公言することを聞いて>>259、大袈裟に肩を竦めた。
だからこそ、自分も約束を貫きたかったのだ]
ま、明かしちまったものは仕方が無い。
ミハエルが望んだからってことで勘弁してもら……あ?
[言いかけた言葉は呼び方についての問いかけにより途切れた。
しばし動きが止まり、沈黙が流れる。
その間に考えたのは、今まで知らなかった者に何と言われるか、知っていて口止めした者に何と言われるか。
考える時間は然程長くはなかった]
あー……まぁ、好きにすりゃ良いさ。
[聞きとがめられたらその時はその時だと、案外容易に割り切って笑う。
嬉しそうにしているのを見て、否と言えるはずが無かった]
─ →広間経由個室E ─
[その後、共に広間へと戻り、ミハエルは真っ先に誰かを探しに行って。
クレメンスは広間に居る者達に、戻った、と声をかける。
飲み物や食べ物があるようなら、自分の分を取っておいてくれと頼み。
一旦上着を片付けるべく2階の個室へと向かった]
……さってと。
こっちも座して待ってるわけには行かねぇよな。
[上着を個室のゴミ箱に投げ捨てて、それまで上着を握っていた左掌に視線を落とす]
退けるだけじゃ何も先にゃ進まねぇ。
[やらねぇと、そう呟いて、鞄から拾い上げたものをいくつか服の中に仕込んだ。
それはかつて村の外に居た時に使っていた愛用品。
『場』に巻き込まれたあの時にも使った己が相棒達]
─ →広間 ─
[それから階下に下りて、何食わぬ顔で広間へと戻った。
口に出来る物があったなら、ソファーでちょっとした腹ごしらえをすることになる。
その腹ごしらえが終わった頃、不意に広間に居る者達に問いかけた]
なぁ、そういやウェンデルどこ行った?
[しばらく姿の見ていない者の名を聞いて、周囲はどんな反応を*しただろう*]
― 集会場に戻る直前 ―
はい、ありがとうございます。伯父上。
[許可が出れば、嬉しそうに笑って。集会場に戻る直前、ひとつの質問とひとつの伝言を]
ところで、コレってやっぱり、他の人にも見せなきゃですよね。
[肩に近い位置ではあるが、やはり一応胸なので、僅かな躊躇いがある様子。
伯父は異性として考えてないので平気だったが。
それに対するクレメンスの反応はどうだったか]
あ。それと、母上からの伝言です。
『昔から考えるより体を動かす方が得意なんだから、余計な気は使わなくていいの。
変なところで不器用なのは、あの人と一緒ね。
私は好きになった人と結婚して、それなりに幸せだったから。安心して』
だそうですよ。
[それは、伯父が名乗り出てくれた時に、代わりに言ってやってくれ、と死ぬ間際の母から託された言葉。
伝言に対する反応は見ないまま、集会場に戻り。ユーディットに抱きつきに行ったようだ]
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