人狼物語 ─幻夢─


4 赤き雨降る崖の上で

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お嬢様 ヘンリエッタ

-館外 枯れ木の下-

[少し前までの自分なら、血痕だけでも震え上がっただろう。
 けれど今は、何故か恐ろしく思えない。血も、肉片も、命を失った全てはただの物体。
 自分の中の何が麻痺してしまったのか、少女にはもうわからない。
 
 赤い標をもとに、たどり着いたのは枯れ木の下。
 そこが現場だと、分ったわけではない。ただ、目の前に広がる崖に足を留めた。]

(111) 2007/02/14(Wed) 21:10:52

冒険家 ナサニエル

[此方を見る目は怪訝そうに
今の自分の姿では其れも仕方がないかと薄く笑う]

いや、昨日神父さんと話しをして…
武器庫の鍵が一時行方不明だった、と。
で、彼はあんたが持ち出した可能性を言っててね。

武器庫の鍵を持ち出したのは、ネリーなのかい?

(112) 2007/02/14(Wed) 21:16:49

双子 ウェンディ

[再開された演奏に]

[ゆるり――]

[耳を傾け。どうして『神父様と』と付け加えてしまったのかには…目を逸らして――]

そうよね…魂は…『物』ではないわよね…。

[返された言葉に、悲しそうな笑みが零れる――]
[そして、『伝言』という言葉には、確信めいた色を瞳に湛えて――]

ねぇ、メイさん…。その…『伝言』――
私に…聞かせてもらえないかしら?

[さらり――髪を揺らして…少女は微笑んだ――]

(113) 2007/02/14(Wed) 21:20:39

お嬢様 ヘンリエッタ

[崖の周りにあるはずの垣根や杭はここには見えず、一歩踏み出せば、縋る場所一つないむき出しの斜面が果てなく続く。
 枯れ木を支えに、崖下を覗けば深く。
 はるか遠くに川の流れるのが見える。
 
 思わず一歩後ずさった拍子に、小石が一つ、崖下に飛んだ。
 子供の手のひらでも握れるほどの大きさのそれは、小さ過ぎて落ちる途中で見えなくなる。

 ここから落ちれば、楽に死ねるのか。

 誰も殺すこと無く、殺されること無く、ここから解放される。
 それは救いかも知れない。
 そう思ったのに、足が震える。
 自身さえも殺すことの出来ない己の弱さを、ヘンリエッタは噛み締めた。]

(114) 2007/02/14(Wed) 21:25:00

学生 メイ

[微笑む少女に、薄紫の瞳は一瞬だけ向けられて]

これは、キミ宛て。
それ以外の誰に向いてるとも思えないね。

「『聖書』を。貴方に託します」

それが、ボクの聴いた、『声』。

[静かに、告げた後]

……悲しい?

[投げられたのは、前後の脈絡のない、問い]

(115) 2007/02/14(Wed) 21:25:10

見習いメイド ネリー

[怪訝そうな表情は、話を聞いているうち―“武器庫”の単語が出ると同時にす、と失われ。
薄く笑みを浮かべる目の前の男性を見つめ]

――彼は。
如何して、私と。

[感情の読めない眸で、それだけを告げる]

(116) 2007/02/14(Wed) 21:25:32

冒険家 ナサニエル

ただの消去法さ。
俺は自前の武器がある。
子供たちに扱えるものじゃない。
メイは自分では人を傷付けられないし、ハーヴェイは鍵を探していた。
そしてもう一人は怪我で動けなかった。

残ったのが、ネリー、そういうこと。

もっとも、彼は断定はしてなかったけど。

(117) 2007/02/14(Wed) 21:33:20

お嬢様 ヘンリエッタ

[崖の側を離れ、館を振り向く。
 逆光で暗く陰る館は遠く、大きかった。

 そこから顔を背け、裏手の庭園へと足を運ぶ。
 訪れたことはない。けれど、広間の窓から見えるその存在は知っていた。
 自分は死ぬことは出来ないから、せめて、先に逝った人たちに、花を。]

(118) 2007/02/14(Wed) 21:35:08

双子 ウェンディ

[一瞬だけ――
目の前の少女の瞳の色が変化し――]

あぁ…やっぱり――

[少女は確信したように溜め息を吐く。
形は違えど、同じような力は何処でも息衝いている――
少女は僅か記憶に残っている言葉を思い出す]

[そして呟かれた言葉に――]

[瞳は潤むけれども…
涙として見せないのは――]

聖書を…私に…。
そうですか…神父様はそのような言葉を…。
神父様の声を聴いてくれて…ありがとう――

[にっこりと笑顔を浮かべて礼を言い]

(119) 2007/02/14(Wed) 21:35:10

双子 ウェンディ

――悲しい?

[投げ掛けられた言葉には、同じように問い掛けて――]

今はまだ…悲しむ時期では無いわ?そう…思わない?

[口角をきゅっと上げて微笑む。――誰かを挑発するように]

(120) 2007/02/14(Wed) 21:35:34

お嬢様 ヘンリエッタ、どこかでピアノの音が聞こえて、耳をすました。

2007/02/14(Wed) 21:36:26

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:42:29

見習いメイド ネリー

ああ、成程。
流石、異端審問官を名乗られるだけのことは。

[観念した、とでもいうように表情を緩める。
そういえば今日は彼の姿を見ないと、そう思うも]

……それで。如何なさるおつもりですか?

[開き直ったのか、それともあの時短刀を持ち出した時点で、罪の意識など消えてしまっていたのか。
視線だけはずっと、男性の姿を捉えたまま]

(121) 2007/02/14(Wed) 21:43:11

お嬢様 ヘンリエッタ

-庭園-
[名も知らぬ花を乱暴に手折り、花束を作る。
 茎が、葉が、指を傷つけたが、花鋏など、少女は持っていなかったから。

 花束は、同じ緑の髪をした二人と、束の間父と呼んだ男に。
 銀の髪の青年には用意しない。
 そんなものを彼は望んでいないだろうから。
 殺された三人が、それを望んでいるかもわからないけれど、少なくとも拒否はしないだろう。

 とりどりの花束を抱え、少女は館へ。]

(122) 2007/02/14(Wed) 21:44:07

学生 メイ

そう。

[返ってきた言葉に対するそれは、妙に簡素で]

ボクは、悲しい。

ちっちゃい時に、憧れてたお兄ちゃん。
元気が良くてからかいがいのある、弟みたいな子。

どっちも、死んじゃった。
人の手で。

だから、悲しい。

[独り言のように、呟いて。
その手は緩やかに、旋律を織り成して行く]

(123) 2007/02/14(Wed) 21:44:43

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:45:03

冒険家 ナサニエル

[その様子に、やはり、と苦笑して]

いや、別に俺は何もする気はないよ。
ただ気になっただけ。

…その時、何か持ち出した?

(124) 2007/02/14(Wed) 21:49:30

お嬢様 ヘンリエッタ

-玄関〜広間前-
[花束を抱え、広間へと向かう。
 そこにはまだ、少年の遺体が安置されているはずだ。

 玄関の肖像に少しだけ歪んだ笑顔をみせて、通り過ぎる。

 広間の戸はわずかに開き、そこから零れるのは、甘い南瓜の匂いと、二つの声。]

(125) 2007/02/14(Wed) 21:52:16

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:53:09

お嬢様 ヘンリエッタ、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:53:48

書生 ハーヴェイ、自室にて暫く茫としていたが、ふと顔をあげる。零れる言葉。

2007/02/14(Wed) 21:54:19

書生 ハーヴェイ


 ―― Homo homini lupus.

(126) 2007/02/14(Wed) 21:54:53

書生 ハーヴェイ、微かに其の口許が象るのは、薄い笑み。

2007/02/14(Wed) 21:55:18

見習いメイド ネリー

そうですか。

[目を閉じて、息を一つ吐き出した。
後の問いには]

――いいえ。何も。

[嘘を吐いたのは、目の前の彼を信用しているわけではないからか。
尤も――入っておいて何も手にしていない、など通用するかは別ではあったが]

(127) 2007/02/14(Wed) 21:55:33

双子 ウェンディ

[返された言葉に、少女は自嘲気味に微笑を浮かべて――]

素直に悲しめることは――幸せだと思うわ…。
私は――その感情すら…二年前に失くしてしまったの。
父も母も、雑貨屋のお姉さんも、小さい頃から可愛がってくれていたおばあちゃんさえ――全て失ってしまったから…。

[少女は薄紅色の唇で呟き。聞こえてくる旋律にはくるりと踵を返し――]

もし、神父様に伝えられるなら…伝えて?
あなたの死は…事が全て終わったら…一人で嘆くからと――
今はただ…残された時間で、出来る限りの事をしたいからと…

[それだけを口にすると、何事も無かったかのように歩みを進め――]

[ぱたり――]

[ドアを開け――]

[少女は部屋を*後にした*]

(128) 2007/02/14(Wed) 21:55:53

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:57:36

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 21:58:54

学生 メイ

[ふ、と。手が止まる]

……そう。

[既にいない背に、小さく呟いて。
ふ、と瞳を伏せる]

……仇を討つのが先、ってことか。

キミの仇は、異形。
なら。
ボクの仇は?

[呟く刹那、瞳は冥く]

(129) 2007/02/14(Wed) 22:03:27

学生 メイ、メモを貼った。

2007/02/14(Wed) 22:05:25

冒険家 ナサニエル

…そう?

[持ち出したか、との問いに否を返され意外そうに]

何も持ち出さなかった…でも、気にはなった、と言う事なんだ?
で、鍵は元に戻した、と…

いやね、もし人狼なら自分を殺す為の物を放置しとくかな?って。
鍵を返さずに武器を使えなくして。
奴らは武器を必要としないだろうし、ね。

でも、あんたは鍵を返した。
ついでにそれを持ち出したことも認めた。
全てを信じるわけじゃないけど…

でも、俺にはそれだけで良い。

(130) 2007/02/14(Wed) 22:05:54

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