情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
仕組まれた状況、か。
[なるほど、と彼は思う。鈍い頭を必死に回転させて]
ばーさんがネリーを挙げたのは何でなんだろうな。
……ばーさんが、狼なら。
あるいは。
ネリーも、あのカミーラって人も……。
[ 呟くように。少年の声に頭をあげる]
うん? なんだがきんちょ。
おう、俺は人間だぞ。
―屋敷(所謂イストー家)の自室―
[動揺した。
落ち着こうと、カップを取る。
落として割れた。
破片が手を傷付けて、見る見る血が流れて]
馬鹿じゃない…そんなの。でもあたしにしか
[割れたカップの破片はそのままに、手には自分で手早く処置をして包帯を巻いてから、辞書(と包んだクッキー)を抱えて集会所へ向かった]
─回想─
[朝になり、父親の拘留されている自警団の本部へ出掛けた。出掛ける前にカミーラが書いたらしきたどたどしい文字の紙切れを見た。]
婆さんとネリーは仲間じゃない、か。
あたしは、逆に婆さんが──。
あの昔ばなしの語りがこわいんだろうか。
あの熱意を逆に──疑ってる。
後先を考えない狂気なのではないかって疑ってる。
理由は無い。
多分、自分がオカマだからと受ける異端者差別と同じ様なもの。
能力を持っている者は、全員不気味に見える。
婆さんが疑わしいから、ミッキーは少しだけそう見えない。
昨日今日でミッキーを信じるとか、出来ないわ。
さっき、調書をみて「太った坊ちゃん」が「ミッキー・イストー」だって、分かった程度なんだもの。
[やおら立ち上がり、少年のそばに近づいた]
ちょっと話があるんだが、いいか?
[そう問いながら、どこで話をしたものか、と辺りを見回す。現れたローズマリーと目が合った]
[そうして、...はさらに恐ろしい現実に気が付いてしまった。
― デボラが自分のことを人狼だとあげつらった ―
これがどういう意味を持つかということに。]
・・・い、いや・・・違う。
[誰もいない暗がりで、一人で反論した。]
違う、私何もしてない!してないわ!
[だがどれほど私が声を嗄らして叫んだとして、一体誰が信じてくれるのだろう。]
・・・ミッキーさん。
(そうだ!ミッキーなら私が潔白だって誰よりもきちんと判ってくれている!)
ミッキーさん・・・!
[...は、濡れた頬を拭いもせず立ち上がると、イストー家へとよろける脚を叱咤して進めた。]
-家→イストー家
(→留守のようなので集会場へ行くと思われます)-
[ネリーの問いかけに振り返る。見つめるその目は、充血していた。]
あの子にちょっと、辛い話をしなければならないの。
…ネリーは幽霊が見える、と言っていたわね。
あの子の――あの子の肉親の言葉を、伝えることも出来るのかしら。
[静かな、しかしそれ以上は聞かないで、とぴしゃりとはねつける響きを持たせて、ネリーに言う。]
─回想─
ネリーを婆さんが指名したのは、お互いを仲間に見せない為にわざと…じゃないかと考えてしまったわ。狼が二匹しかいないのならば、占いに掛けられて疑われるより、本物の霊能者に成りすましてしまって、本物を陥れる方が──カンタン。
…嫌ね。
あたしの考える事は、ひねくれていて汚い。
ねえ、ちっとも優しい女なんかじゃないわ。
[ギルバートの顔がちらりと掠める。
彼は自分を女だと思っている。女だと思われるのは居心地が良かった。そのうち分かるのだから、こんな時だもの…少しくらい夢を見たい。]
でも、カミーラは言葉が通じないのが──おそろしい。
狼の言葉だけが分かる者なのかもしれない。あの怪我は追われるだけの理由があって出来たものなのかもしれない。人間を恨んでいるのかもしれない。
…ロクに話してやしないけど。
ネリーは何処か落ち着いた態度。
最初に処刑の話が出て、あたしはすごく怖かったのに「人狼は二匹と数えるのか」って首を傾けた姿が、人間っぽくないって思ったかもしれないや。
他にも、シャーロットと探偵ごっこをするって最初言ってたって。昨夜シャーロットの部屋を出て、一度玄関まで行った時に、見張りに立っていた自警団員が馬鹿にしたみたいに言った時、違和感を感じたの…かも。
幽霊が見える事と探偵をしようと言う言葉。
これは矛盾しない?
後で、ネリー自身に聞いてみなきゃいけないわ。
[キーワードは肉親、幽霊]
………。言葉を伝えることなんて無理よ。
死んでしまった人はもう私たちとは違うものだから。
[それから口を閉ざして、(ローズ、泣いた?)と更に小さく小さく(ちょっとからかうように)言ってどうしたものかと会議室の中を見回した]
質問は三つです。
ネリーさんだけが1人…死者が見える人だと言っていた時、お婆さんは……信じていましたか?
ミッキーさんがネリーさんを信じると言っていましたが、庇っていたらお婆さんから疑われると思いますが、どう思いますか。
そして、ネリーさんが人狼なのだとしたら…何も言わずに、デボラさんとミッキーさんに見られた方が、最後の人狼が逃れ続ける事が出来るのではないでしょうか。
─回想・自警団本部─
ああ、あたしは。
ネリーが能力のあるふりならなんでもしてやろうと…そう言う風に、自警団員の言葉で思ったのかも。
シャーロットからじゃなく、ネリーから探偵ごっこの話は出たと。…その点が。
[団長が殺された翌日の本部は当然の様に殺気立ち混乱していた。人狼処刑に対する熱意は、容疑者への排除意識に──。]
[ネリーの言葉に小さく微笑む]
そうね…また、悪い男に引っかかっちゃって。
[軽く受け流すかのように言ったが、聡明なメイドには通用しないであろう。
場の議論をかき乱したくはなかった。デボラとミッキー、ネリーとカミーラ…情報が本当ならば、彼らの中には。]
─回想・自警団本部→海沿いの道─
[殺気立った自警団員、キャロルの大嫌いな種類の男達。下手に暴れると昨日とは違って、キャロルがその場で射殺されそうだった。父親に会う為に意識を曲げて、なんとか面会にこぎ着けるだけで昼を回ってしまった。
面会を終えて、]
一度、あの小屋に戻って──。
集会所へ戻ろう。
シャーロットが人狼だと言うそれが真実なのか嘘なのか…。
[道を急ぐ。]
[つい白熱しかける自分をとどめて、リックを見る。明日には、もしかしたらどちらかの命はないかもしれない]
…っと、悪かった。少年、ちょっと来てくれ。
[皆の話は聞こえるが、ほどほどにはなれた場所(仕切りの向こうにでも)へ誘う]
幽霊って怖いものじゃないんですか…?
嗚呼、もし友達の幽霊なんかに出会ったら、どう思うのか。私は分からないですけど。
どんな風にと言われても…
絶対、人間じゃないなっていう感じのするものが居るんですよ。見た目は人間ですけど…何て言ったら良いのかな。でもそれって他の人には見えていない、みたいな
[道の途中で、]
昨日、あたしに自分が怖いかと聞いた。
ギルバートは人間なんじゃないかと思う…。
後、集会所へ来る事を拒んでいたユージーンも。
生徒を追いかけて行ったイザベラ先生もそうだと思いたい…。
[海鳥の声。]
シャーロットはどうなんだろう。
[集会場へ行くのは、とても嫌だった。
どんな目が向けられるのか、恐ろしくて考えたくもない。
だけれど、イストー家には誰も居ないようだった。
時間も遅いし、人狼を判別できるミッキーが他に居るとしたら集会場の可能性は高い。
疑惑の目で見られるのは怖い。
でも、そんな思いを抱えて独りきりで居るのは、それはそれはとても恐ろしくて。
躊躇する重い足を無理やり動かして、ゆっくりと集会場へと歩いていった。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新