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―小屋・部屋―
そうだね。
驚かないかな。
[約束どおり、ミルクと砂糖を入れた紅茶を作って、エーリッヒとリディに差し出した。]
[自分はといえば荷物を開けて、ピアスをふたつ取り出すと、耳につける。]
夢じゃないと思うよ
[振り返るとリディが耳をひっぱっていて、面白そうに笑ったのだった。]
[何か悲鳴が聞こえるのはその後のはなし**]
[老婆の足にしては驚異的な速さで、獣道を避け木々の間を駆ける。ゴギー婆さんがその巨体で通れない隙間を抜けるごとに籠の茸が零れたがそんな事は言ってる場合ではなく、なんとか小屋が見えるところまで走って叫んだ]
坊! 居るなら戸を開けとくれ! …早く!!
[がたり。無意識に立ち上がると椅子が音を立てた。
目覚めた猫少年が何か吐き出してるような気がするけれど気にしない。]
ま、また何か?
[台所でお茶を入れるアーベルの背に声をかけて、興味津々で外へと。]
─通り─
[ぽふぽふと、小さな頭を撫でて宥め始めた所に声が聞こえて、そちらを振り返る]
あ、ユーリ。
なんだかまた、リーリエが落ち着かないのですよ。
何か、あったのかしら……?
[尋ねられ、何かそれらしきものがあるかと辺りを見回すが。
彼の目では特に見当たらなかったか、首を傾げ。
伺うように鳥を見た]
[小屋への呼びかけ方と声から、外にいる人物の察しはついていた。
ただ、彼女がそんな声を出す何があったのか、それを見逃すまいと目を見開く。
少し怖いから、体は扉に隠れたまま。]
偉い、坊!
[タイミング良く開いた扉に速度を緩めず小屋の中に転がり込む。間髪いれず薄茶の塊が飛び込むのを見]
――閉めとくれ!!!
[その少し後ろの影に体勢を崩してこけながら、叫んだ]
[二人分の視線に、鳥、困ったようにくるる、と鳴いた。
言葉が通じないのは良し悪しだが、この場合はどうなのか]
……いきなり色々あったから、落ち着かないだけなのかも知れないですけどねぇ。
[森の騒動などは当然知らぬわけで、暢気にこう結論付ける。
知ったら知ったで、固まるかパニックを起こすかの二択とも言うのだが]
て、危ない。
[覗き込むリディアはそのままでは衝突事故に遭いそうで、手を伸ばした。
その腕を掴んで引くのと老婆が転がり込むのはどちらが早かったか]
みゃっ?!
[飛び込んで来たヨハナの様子と、なんとなく背後に感じた気配に、思わずベッドの上で飛び上がって、壁に貼り付いた。耳と尻尾の毛が思い切り逆立っている]
ゴ、ゴギーばあちゃん、にゃ!?
お、おばあちゃん大丈夫?
[ふわり、金色や白や赤色の茸が森番小屋の中に舞う。
何かキラキラ光っている気がするのは胞子だろうか。
正面衝突を回避してくれたエーリッヒに礼を言うと、茸の中心で倒れる老婆に寄る。
膝ついて、心配そうに手を伸べた。]
あーあ。
[老婆の手助けはリディアに任せて、ノートを小脇に抱え、茸を拾おうと腰を屈める]
……また、出たの? ヨハナ婆、恨みでも買った?
[遠くの喧騒など知らず、難しい顔で鳥を眺める。
こちらとしても好んで見たいものでもないだけに、森にいなくて良かった、というべきか]
だけなら、いいが。
[結局は分からずに、やがて首を振った]
[猫耳をぷるぷるさせながら、茸の中に倒れているヨハナを見て、ドアの方をまた見る]
でも、気配がするにゃー
[よっぽど嫌な思い出が(以下略)]
[村に戻ってきたのは、雑貨屋に行く用事があったから、というのもあるが、実はゴギー婆さんとの遭遇を避けたかったから、なんてのもある。
かも知れない]
とはいえ、それはそれで、この状況をどうにかしないと、ずっと落ち着かない事になりますし……。
そのためにも、何か……。
[ここでふと、先ほど考えていた事に思い至り]
そう言えば。
ユーリは何か……特別な力のある、細工物のお話とか、聞いた事あります?
[守護妖精に関する部分をすっぱりと落としているため、話題はかなり飛躍して聞こえたかも知れない]
[転がる毬栗猫も、外の様子も気になったけれど、一番気になるのはやはり老婆で。]
怪我は無いですか?
ごめんなさい。
あたしが邪魔な場所にいなきゃ……。
で、でた…! ゴギー婆さんが急に!
そんなわけ無いじゃろがっ――、っだーーー!!!
[ちょっとずれた会話のティルとリディに突っ込む間もなく、エーリッヒの言葉に憤慨して身を起こしかけて、腰を押さえ悶絶]
こここ、腰が…いでででで
[直後、耳を押えた]
……や。
それだとやっぱり、暴走してるってことかねえ。
紅茶でも飲む?
腰は、冷やしたほうがいいのかな。
[頷き、空を見上げる。
魔力を持たない身には、特に何事もないようにしか映らないが。
ふと、投げられた問い。
やはり唐突に思えたようで、少しばかり瞬き。
はたと何かに思い至ったかのように、側にある店のほうを見た。
少し待て、と手で示して、中へ]
にゃーっ!
やっぱり極悪人にゃーーーっ!!
[生贄と言う言葉に涙目でベッドの下に潜り込んだ]
きっと、ゴギーばあちゃんもお前が呼んだに違いないにゃっ!!
わ、ウェーバーさん!?
[腰に手を当てうめく老婆におろおろ。
アーベルに助けを求めるように視線を向けるが、先の会話を思い出せば何となく目をそらした。
猫少年よりも老婆の方が重いだろうなと思ったことは口にするつもりは無い。]
えっと、あっと……ミリィおねーちゃん呼んで来なきゃ!
[立ち上がり、再び扉の方へと。]
[空を見上げる様子に、自分も空をちらりと見る。
結界を操る術にだけは昔から長けていたためか、そこにはうっすらと壁らしきものが見えた]
……え?
あ、はぁい。
[仕種から、待て、の意を読み取り。
きょと、としながら、店へと入る背を見送った]
仮にも寝床を貸してやったのに、その言い草は酷いな。
[猫妖精に向けるのは、やはり笑顔。
開け放たれた扉の先で、ベッドの下に潜り込む少年を見た]
呼べるっていうんなら、可愛い女の子か何かのほうがいいけどねえ。
[数秒の間見つめていたが、ふっと視線を逸らして、軽い物言いをした。散らばった茸を拾い集め、籠に戻す]
あーっと。
まだいるかもしれないから、気をつけろよ?
[外へ行こうとするリディアを積極的に止めることはなかったが、忠告だけは発す]
[暫くして店から出る、片手には硝子の天使像。
勿論水晶であるという本物など見たことはないから、伝承を元に想像して作られたものではあったが]
…思い付くのはこれぐらいだが。
[職人の間で知らない者はいない話。
祭りの為の品の一つであったレプリカを示す。
彼自身は不本意の作であったらしく、密かに眉を顰めてはいたが]
[引っ張られそうなことに気付いたのか、尻尾がしゅるんとベッドの下に引き込まれ、代わりに猫の目が、視線を逸らした青年の背をじーっと見て、ぽそり]
虹の天使にお願いするといいにゃ。
[ベッドの下に隠れたままの表情は見えないだろう]
いでで…お前さんがいなくても同じさね。気にするでないよ。
[止まりきれずに壁にぶつかるかしたに違いないとリディに告げて、エーリッヒの言葉に唸るように頷く]
腰は温める方がいいんじゃが紅茶は貰うよ。
その前にこの籠を下ろしてくれると助かるがなァ。
[茸を集めて入れる様子に半分だけ身を起こした状態で頼む]
[見せられた硝子の天使像に、上がるのはわぁ、という歓声。
どこか渋い表情には、気付いていない様子]
綺麗ですねぇ……。
ええと、これ、お祭りの時にもあったですよね。
何かを模して造ったって……なんでしたっけ、虹の……。
お待ちリディ、まだ外に居るかも…いででで!
[再び唸りながら前屈みに唸る。毬栗状態で転がっていた薄茶猫はようやく硬直が解けたらしく、体を震わせて伸びをした。
ベットの下から聞こえる声と光る目に、薄茶猫の瞳孔が太くなる
「ミ゛ャァゥ(お前…?)」]
[猫妖精の台詞は果たして届いたか、答えを返す事はなく]
ああ、そうだったっけ。
何分、腰を痛めたことはないから。
[ヨハナの頼みに、自分で下ろせないかと苦笑しつつも、今は邪魔なノートを卓上に置いてから、老婆の背負う籠を下ろす。
ぱらりとページが捲れて、そこに走り書きされた文字は――"Regenbogen" ]
……ん。
本来なら、悪い子を懲らしめるためのものだよ。
今はちょっと、様子が違うらしいが。
[少し間を空け、リディアにはそう答えた]
水晶細工、レーゲンボーデン。
…妖精王の力で、願いが叶うとか。
[途切れた言葉を継ぎ。
幼い頃から聞かされていた伝承をすらりと述べ、口を閉じる。
表情が微妙なのは元からのコンプレックスだけでなく、妖精王の実物がアレだったのもきっとある。
そうして、これが何か?と首を傾げた]
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