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[じぃっと見つめる千恵の視線から逃れるように樹を見上げていたが、史人の言葉にそちらに目を向ける。]
……9人、か。
俺と、今ここにいる3人、瑞穂の家にいるだろう3人、あとは神楽と
…………誰だ?
[最後の一人である礼斗とは、閉鎖後まだ逢っていない為、存在を認識していない。
史人か黒江の口から礼斗の存在を聞けば、「そうかあいつか」と返す*だろう*。]
―中央公園・桜下―
……9人?
[史人に言われて、指を折り首をかしげる。
史人に黒江に雪夜、伽矢に瑞穂に百華、自分を入れて、もう7人。
雪夜が言う人らを足して9人。
足りないと思った。]
ほかのひとは?おうちかえったの?
あと、つかさと、ひょーまって、いっぱいいるの?
[悪いのがいっぱいだと困るなぁ、とか思っていた。
未だ、それが人な事には気づいていない。
当然、あちこちで起こった惨劇にも。
うさぎは動きにあわせて、背中でぷらぷら足を*動かしていた。*]
― 少し前・稲田家 ―
ならいいんだけど。
[私はあやねぇがあの哀れな女だと言う事に思い至らず、
ぐるぐるする考えを抑えていた]
無理にというなら止めはしないけど……
[行くか行くまいか迷っているうちに、黒江さんはいなくなっていた。
千恵ちゃんと雪夜君も見送りにいったのだろう、いなくなっていた。
さっき散々伽矢達に詫びていたのだから、勝手に動きはしない。
私は迂闊にも、姪の後を追わなかった]
[どの程度食卓の前で頭を抱えていただろう。
伽矢が二階へ戻ってきて、壁にもたれた。
私ははっと顔をあげ、問いかける]
伽矢? 千恵ちゃん、一緒じゃないの?
あの子、さっき黒江さんのお見送するって下に……
雪夜君は?
[一階の用事が終わらないのだろうと、瑞穂ちゃんの事は問わなかった。
伽矢の返事を聞くと、私は慌てて階下へ向かう。
伽矢も共に来ているだろうか]
千恵ちゃん!
[玄関に向かうと、ならんでいる靴は稲田家の物、私と伽矢の物*だけだった*]
―中央公園・桜下―
うん、すぐに戻らなくてごめん。
[無事でよかったと史人に言われて頷いた]
一足遅かったみたい。
桜、まだ舞ってる。
[大樹を見上げ手を伸ばす。掌の中心に舞い降りてくる花弁一枚]
ああ、史兄さんは叔父さんなんだ。
[問いかけてくる視線に気づくと千恵に答える。
雪夜には説明は省いて顔を上げ頷きだけを返して]
お話したいって強く思っていれば。
桜花の気が向いて会ってくれるかもしれないね。
[そのうちにという史人の言葉にそう続けた]
[千恵や雪夜と一緒にいる理由は話すと長くなるので後回し。交わされる会話を黙ったまま聞いていた]
9人…礼斗さんも入る気がする。
事態に詳しい人だからきっと残ってる。
[誰だと言われると思いつく人物の名を挙げて。神楽は名前だけでは思い出せず、神社のと聞けば納得したように頷く*だろう*]
─瑞穂の家・二階─
[瞳を閉じて、一度深呼吸をする。
周囲に人は居らず、母親だけ]
……千恵?
下に居たのは、オレと瑞穂だけだったけど。
[ここに居ない者達の名を出し訊ねて来る母親。
開いた瞳を母親に向け、どれに対しても、オレは知らないと答えた]
[母親が慌てた様子で階下へと降りて行く。
オレも立ち上がってその後を追った]
……固まられるよりは良い、が。
見失うのも面倒だな。
[呟きは極小さく。
焦燥にかられている母親には届かないだろう。
階下の母親に追いつくと、玄関に並ぶ靴を見る。
幼馴染のものも無くなっていた]
……一人で出歩くなとは言ったけど、外に出るなとは言わなかったもんな。
また探さねぇと。
[オレは眉根を寄せ、焦りを装いながら靴を履く。
母親も同じように靴を履き、ついて来る。
掛けられていた鍵を外すと、碌な休憩も食事もせぬまま、オレは外へと出た。
それでも、その身体がふらつくことは*無い*]
―自宅―
[窓辺で燻らす、紫煙。
それをぼんやり眺めていると、風が鈴の音を運んできた]
……桜花、か。
[桜の色の瞳の童女。
三年前も今も、それが何であるかは知る由もない]
しかし、史さん大丈夫かね。
[『司』としての不安定さもそうだが。
泊まるような宛はあるのかとか。
そんな事まで含めて心配だった]
……とは、いうものの。
[案じて探しに行くと、今度は寝室占拠者との言葉を違える訳で。
それはそれで、後がうるさい]
……黒江嬢も、大丈夫ならいいが。
[呟きながら、窓の外。
通りの様子をぼんやり眺める。
見知った者が通りはしないか、と*注意を払いつつ*]
[伽矢から瑞穂ちゃんも外に出たらしいと聞く。
私は外に出て行く伽矢に少し待ってくれるよう頼むと、台所に戻った。
隅に置かれていたメモ用紙を掴み、伝言を記す]
『千恵ちゃん・瑞穂ちゃん
千恵ちゃんを探します。
戻ったら、ここから動かないで。
またここに戻ります。百華』
[台所に先程使った包丁とペティナイフが出しっぱなしになっていた。
私はメモに『包丁お借りします』と追記し、刃物を手にとった。
台所にあったタオルと布巾でそれぞれくるむと、メモを食卓に置く]
お待たせ。
[靴をはき外に出て、伽矢に包丁を差し出した。
私はペティナイフを握り締める]
襲われたら、使いなさい。
[私は息子の異変に気付かなかった。
異常事態なのだから、食欲がない。疲れも気にならない。
そう*思っていた*]
―街のどこか―
[外をあてもなく歩いている。
千恵のこともそうだが、神楽も探していた。]
千恵ちゃんはたぶん中央広場なのかな?
[先ほど一緒に家に向かうときも桜のことを気にしていた]
静音さんはどこだろう。
[歩きながら考えることは一つ]
伽矢くんや千恵ちゃんが…もしそうだったら…
[私は本当に浄化することができのか?浄化することは、相手のことを、
その先のことは考えることは結局できなかった。
そのときはそのときと、結論は先延ばしすることにした。
自分は憑魔を浄化すると決めたのだから覚悟はしておいた方がいいのかもしれない]
―礼斗の家付近―
[周りに人の気配はほとんど感じられない。まるでもうほとんどの人がいなくなったかのように感じられる]
千恵ちゃん無事だといいけど。
[もう少し神楽を探して見つからなければ中央広場にいってみよう。
そう思いながら歩いているとマンションの窓の所、人の姿が見える。
向こうも通りの方を眺めているため視線が合う]
あっ、こんばんは。
[挨拶をしながら、少しばかりの警戒。
向こうは自分にどんな印象を抱いただろうか。]
人探しているのですが、知りませんか?
千恵ちゃん、ウサギのリュック背負った女の子です。
後、静音さん高台にある神社の巫女さんなんですけど。
[礼斗の返答を*待つ*]
―自宅―
[外を眺めている所にかかる、声。
視線を向けたなら、目に入るのは少女の姿]
……生き残り?
って、女の子が一人で動き回るって、正気か!
[思わず呆れたような声を上げるものの。
投げかけられた問いに、一先ず気を落ち着けた]
うさぎのリュックの千恵ちゃん……って、あの時の子か……?
[小さく呟く。
思い出すのは綾野が警告を発した日、桜の傍で言葉を交わした少女]
……とりあえず、この道は通っていない。
で、静音神社の神楽の居場所なら知ってるが。
……急ぎの用件か?
[居場所を即答しないのは、多少は警戒*しての事*]
───礼斗の家───
……ふ。
[ゆっくりと目蓋を開けた。
その先に見える光景が、いつもの神社の光景でないことに多少困惑したが、周りに香る紫煙の匂いですぐに自分が何処で寝ていたのかを理解した。
時間としてはどれくらい眠っていたのかはよく把握できてはいない。だがしかし、短時間であっても、体や心に染み付いていた疲れはほぼ抜けたようだった。
司に宿っている治癒能力というのが効果を表しているのは想像に難くない出来事だ]
ん〜……。
[それでも、眠りから覚めた後のけだるい感じは消せるものではなく、神楽がもそもそと寝床から這い出て、寝ぼけ眼で辺りを見回した]
ひふみ〜ん?何処〜……ふぁ〜ぁ。
─自宅─
[吸殻となった煙草を灰皿に落としつつ、問い返しへの答えを待つ間……に、聞こえた声、に。
……緊迫している自分が、空しくなった。
かも知れない]
……本当に。
大丈夫か……。
[何となく、額を抑えたくなったのは、耐えた。
頑張って耐えた]
んー……。
[声が聞こえてきたほうへ、目をこすりながらフラフラと歩き出した]
おー、うん。大丈ふぁ〜。
[言葉の最後にあくびが重なった。警戒心のかけらもない。
そのまま、幾度か顔を揺らして少しは目を覚ますと、礼斗の近くまで歩き、窓の外を見ているのに遅まきながら気づいた]
どしたん?
誰かいるの?
ん? ……そういえば、あの女は何処に行ったんだ。
千恵を探しに行く段でも梃子として動こうとはしなかったのに。
[きょろり辺りを見渡す。]
─自宅─
……大丈夫、に見えんから。
[呟く声には呆れたような響き。
窓の下と、室内と。
視線だけを行きかわせて、一つ、息を吐く]
……尋ね人をしている子がひとり。
とりあえず、迂闊に声出さんように。
[探す側と探される側、その関わりまでは知らぬから。
警戒を解く理由はなく、神楽には小声でそれだけ返した]
─繁華街─
[母親に待って欲しいと言われ、オレは玄関を出た状態で母親が来るのを待つ。
しばらくして、母親はタオルと布巾に包まれた物を持って出てきた]
……これ。
[タオルを捲ってみると、包まれていたのは刃物。
正直邪魔だったが、受け取らないのもおかしいかと思い、オレは頷いて受け取る。
タオルが解けないように柄と共に掴み、左手に持ったまま移動を始めた]
―礼斗の家付近―
[呆れる様子と声には気づかない、まだ距離があったから。
返ってくる返答に少し考えながら]
たぶんその女の子だと思います。
通ってない、わかりました。
[神楽の事に対しての返答には]
急ぎとまではいきませんけど、無事なんですね?
[居場所は聞かずに神楽の安否だけを尋ねた]
─自宅─
もっとも、俺がここにいない間に通ったとしたら、何とも言えんが……。
[探されている、という事は、行方知れずなのかと。
察させられる状況に、やや思案の面持ちとなる]
……ああ、無事でいる。
[安否を問う言葉には、一つ、頷いた]
[呆れたような声には、人差し指を顎に当てて、んーと唸った]
大丈夫なんだけどなあ。
おかげで、すっかり良くなったよ。
[と、言ったが、小声で言われる言葉には、こちらも小声で返した]
ん。秘密の会話だね。
了解……って、なんか聞き覚えのある声がするけど?
[礼斗に聞こえるように話しかけているのならば、それなりに近づいた神楽にも当然その声は聞こえてきていた]
[頷く様子にほっと安堵のため息をつきながら]
そうですか、静音さんあんな感じなのでちょっと心配だったので。
[おそらく相手も神楽と知り合いなのだろう。
ともすればその一言で通じるはず。
そこに神楽がいることは知らず]
もしよかったら静音さんに伝えておいてくれませんか。
「私も力になれるかもしれないので何かの時は遠慮なく言ってください」って。
私、稲田瑞穂って言います。
[こちらの話しながらも家の中の人物と何か話したりしている様子、
あまり時間をとるのも悪いだろうかと手短に言伝だけを頼むことにした]
[窓の外へと返した後、神楽の方へと目を向ける。
確かに、先ほどと比較すると、挙動はしっかりしているように見えた]
……聞き覚え?
お下げ髪に、眼鏡の子だが。
[それから、簡単に。
言葉を交わす相手の容姿を説明する]
お下げ髪に、眼鏡の子?
[特徴を言われると、パッと頭に浮かんできたのは、自分が妹分のようなものとして認識している人物の顔]
もしかして、みずちーじゃないかな。
稲田瑞穂。
[あだ名だけじゃ分からないかと、フルネームでも言ってみた]
─繁華街─
…お袋、千恵は黒江サンを見送りに行って、そのまま居なくなったんだよな?
黒江サン、どこに行くとか言ってなかったか。
[着いて行った可能性がある、と示唆しながら母親に訊ねる。
左手に持った包丁。
どうにも邪魔だが、刃物故にズボンのベルトに差し込む気にもなれず。
それを見下ろしたままオレは眉根を寄せた。
思いつくものが母親の口から得られたなら、そこに向って移動し始めるだろうか]
[ほっとする瑞穂の様子に、何だか妙に納得した……のは、さておき]
言伝はかまわんけど……って。
……力に……?
[この状況で、他者の力となれる事を示唆する、というのは。
ある意味では、限られるような気がして、微かに眉を寄せる]
[そこに向けられた、神楽の言葉。
名乗りと示唆は一致して]
……確かに、そう名乗った。
どうやら、お互い知り合いらしい、な。
……どうする。
[短い問いには、居場所を明かすか否か、という意味が込められて]
あ。やっぱみずちーなんだ。
[言うやいなや、無警戒にずかずかと窓から外が見える場所まで歩き、窓の外にいる瑞穂に向けて手を振った]
やっほ。みずちー。
どしたん?誰か探しているの?
[せっかくの礼斗の気遣いが無駄になってしまった]
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