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[お前も]
[その言葉に、ようやく知る]
……エーリッヒも、か?
[立ち上がるにはまだ辛くて。
四つん這いで彼らの視線の先にある赤い木に近付く]
[掴んで、握り締めた]
[ブリジットのいつもと違う様子に戸惑いながら]
[抱き締められて、そのままでもう一度ブリジットを見る]
……あなた……まさか……
[思い当たる、一つの事]
[だけどそんなことは考えられなくて…考えたくなくて]
[ブリジットを抱き締める、強く]
…お、おい!?
どうしたんだよ、あんた!?
[突然苦しみだした老人に慌てる。
年だし、心労で身体に負担でもかかっているのだろうか?]
イレーネ……?
[冷たい呟きを耳に止め、怪訝な面持ちになるものの。
ユリアンに問いを投げられれば、そちらに向き直って一つ、頷く]
ああ……。
恐らく、一番『役に立たない』力……蒼の聖痕を持つ者だ。
[静かに告げつつ、右肩に開く、蒼の花を見せる。
蒼の花は、僅かに熱と、それから疼きを帯びていた]
大好き…大好き…エルザ……
わたしのママ
わたしだけのママ
[静かな感動が感じられる声だった]
[強く抱き締められても厭わない]
(女子供……、そうか……エルザ)
[痛みを堪えつつ、ハインリヒの視線の先を追う。]
(アレは、そして、ここのもう一体は……)
[視線を、オトフリート達の方へとチラと向ける。]
(いやさ、エルザは……)
[落ちてきた声は酷く冷えていて。
床に膝をついたまま、イレーネを見上げる]
[口許を押さえるのに疑問は感じたが、エーリッヒに向き直り]
…蒼の聖痕…?
……悪い、俺…何も知らないんだ。
[壁に手をつき、それを支えに立ち上がる]
聞く前に…父さんも、母さんも、死んじまったから…
いや、ハインリヒさん……何でもない。
とにかく、ブリジットは大丈夫だ。 そして、エルザもおそらくは。
理由は……勘とだけしか今は言えぬ。
[視線の端で三人の姿を捕らえつつ、荒い息で応える]
[イレーネの様子を訝りつつも、そちらは追求せずに。
ユリアンに向けるのは、苦笑]
俺も良くは知らん……ただ、これを『神の祝福』とか言うヤツもいた。
ただし、俺にとっては、呪い……それだけのこと。
[疼く花を隠して、ゆっくり立ち上がる]
……ここらは、探偵さんなら、何かしら知ってそうだがな。
…勘?
[そんなあやふやなことで言っているようには、見えなかった。]
…あんた…、他にも何か知っているな?俺に話したこと以外にも。
[訝しげな目を向ける。]
[2人が仲良く無事に戻ってきたのを見て、ほっとする。]
あまり外へ出歩くんじゃねぇぞ?
…またいつ狼が来るか判ったもんじゃない…。
[壁に体を預けるようにして落ち着くと息を吐き。
ふ、と。苦笑を浮かべた]
…苦労してたんだな、お前。
[俺は何も知らずに、のうのうと生きてたのに]
[呟きは心に秘めて]
探偵…ハインリヒ、か。
[ずる、と壁に背を擦るようにして階段へ。
そのまま、ゆっくりと階下に向かおうと]
[自分が倒れたときに咄嗟に避難した機械犬は少し離れたところに蹲り、オトフリートの視線を受けて瞬いた]
[どことなくほっとした様子のハインリヒに、心配をさせていたと気付いて]
心配させてごめんなさい…
でも、もう大丈夫…だと思うわ。
[苦労してたんだな、という言葉に苦笑して。
ふと、気配が一つ、消えていることに気づく]
……オトフリート?
[階段を降りた様子はないから、部屋に戻ったのだろうか、と思いつつ。
視線を、廊下の奥へと向ける]
[ふるふる。再び、首を振って]
[オトフリートが部屋に入るのに気付いて]
………失礼……あ、そうだ……
ユリアン、怪我……して…いるんだったら………
[手当てをよろしくと、エーリッヒに救急箱を渡す]
[イレーネに救急箱を押し付けられ、一つ、瞬き]
……こら、お前も必要だろ、これ。
[慌てて中から出した包帯を一つ、投げ渡し]
心配性に、縛ってもらえ。
[言いつつ、自分は階段を降りるユリアンと、下へ]
[ブリジットは沢山の集中をして考える]
[ここに集められたけれども、もう怖いものもいなければ、エルザもママになってくれた]
[ここではなく、別の場所にエルザと行くべきではないのか、と]
[言葉にすればそんな事を、暖炉の一点を見つめ続けながら、上手く考えられない頭で考えた]
いや、いや……。
[ハインリヒの言葉を遠くに聞き……]
もしも……、もしもの話しだが。
[耳を近づけないと聞こえなさそうな声を出す]
[エーリッヒの投げた包帯を、受け取って]
はいはい……
[小さく、笑みを返す。
其処にあったのは、いつもの彼女で]
…後で、ね……
ああ、下に………ココア、あるよ………
[ひらと手を振って、オトフリートの部屋へと向かう]
[階段の途中、後ろから足音が聞こえて振り返る]
…お前も行くのか?
[右手に木を握ったまま、背は壁に沿わせて。
見上げたままで問う。
イレーネやオトフリートはいいのかと暗に問うような目で]
[外で何を言われているかはわかる]
[それでも息を落ち着けて]
[ノックの音]
[目を閉じる]
[カーテンを閉じる]
[確認するすべはないから、明かりを落として]
どうぞ
[いつもの調子で]
[行くのか、という問いに、一つ頷いて]
ああ……俺がいると、イレーネが大人しく手当てされないから。
それに、ベアトリーチェ……まだ、埋葬してない。俺の上着かけただけで、そのままなんだ。
[中からの声に、そっと扉を開ける。
人工的な灯りも自然の光もない事に、些か驚いて]
………電球、切れた?
[ランプを持って来ればよかったかなと、独りごちる]
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