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…………私は運動部には興味を持っていないので
多分、入学時の部活紹介の時などに……
お見掛けしたかと。
[奇跡的に、省略された部分が通じたのかも知れない。
去年まで上級生に対してそうしていたように
真っ直ぐに首筋を伸ばして、ヒサタカと向合う。]
[ふいに記憶の道筋がするりと繋がる。]
あぁあの……。
[国体の代表選手を辞退してまで留学という話は、他者に対して興味を持たない彼女ですら覚えていて。]
3年の桐生です。
[先輩だった方よりも自分の方が学年が上というのはなんだか変な気分だな、などと思いながら改めて頭を下げた。]
[フユの言葉に、頷いて]
そういえば…そんなこともあった。
[表情は変わらないながら、僅かに、懐かしそうな響きがその声には滲んでいた]
…あー。
朝用に買っといたパン食ってから考える。
御堂サンに言うかな、どうすっかなー。
[溜息を吐きながら、足を向ける先は給湯室。
中に踏み入ると、冷蔵庫に入れていたパンと、
冷凍庫の中に仕舞っておいたタッパーを取り出して]
………何か、あっち賑やかだなー。
[いつものコトかもしんねぇケド、と呟いて。
シェイク状の淡い橙のシャーベットを透明な器に盛ると、
熱を持った空気に触れて溶け始めるそれは、少し蕩けて。
彩りにと天辺にミントの葉を添えて、スプーンを付ける]
[声音に滲む感情に、
この人も一応人間なのだと少し驚いた。]
……もう二年前の事ですから。
では、私はこの辺で。
[立ち上がり、すい、と腰から身を折って礼をした。
落ちかかって来た髪を軽く直し、給湯室へ向かう。]
[会話を聞きつつ、その隙にかの後輩は逃げたかも知れないが、其方のほうには未だ注意は向いていない。
意識は何時の間にか付けっ放しのテレビから流れるホラーな*映像へと。*]
…朝メシ、消えますね。
[ごしゅーしょーさまです、と
溜息を零す相手の後を追いながら、ぽつりと呟いて。
続く様に、自らも給湯室へと入室を果す。]
…んー、今日なんかありましたっけー?
テレビ番組で、スペシャルとか。
[そう共有室で盛り上がる理由は多く思い浮かばずに。
給湯室入り口付近で、邪魔にならないよう佇んだまま
相手が準備する様子をぼんやりと眺めて]
嗚呼、ええと
アズマ君。
[入り口に佇む後輩に目だけ向けて給湯室へ。]
ショウも。
また壁でも登ったの。
あ、ショウ。ついでに冷蔵庫からプリン取って。
どーせ、朝は公園に行くからいーやい。
そんとき、コンビニで買う。
[それより問題は、
寝る前とは言え、育ち盛りにパン1つは辛いということ。
空腹で目覚めないといいなあ、とぼんやり思いながら]
夏休みだし、あんのかも。
ほい、あずまんのー。
オレは明日でいいや。
[デザートは別腹とは言うが、空きっ腹には辛い。
パンを齧りつつ、入り口のアズマへと視線を移して、]
………フユっち。
自分で取りゃいいじゃんかー。
ていうか登ってねー、登る必要ねー。
[ぶつくさ言いつつも、しっかり取ってスプーンまでつける]
あ。えーと、…榎本センパ、イ。
[投げられる声に、視線をやってきた相手へと向ける。
親しい訳でも無いが、自信なさ気にも辛うじて
名前は覚えていたらしい、ぽつりと言葉を返して。]
…や、今日壁を登ったのは俺でっす。
っと、わーい!一ノ瀬センパイありがとーございまーす。
だいすきです、あいしてます、いただきます。
[渡されるデザートを両手で受け取って。
崇めるように深々とお辞儀をしながらも、
零れる言葉はあまりにも棒読み。
早速一口頬張って、やっべーうめー。とか幸せそう]
ふーん。
[何だかんだ律儀に渡されたプリンのシール状の蓋を、ペリペリと剥がして礼も言わず、一口。]
あっち。
天野先輩が帰国してて。留学してたっていう。
[不思議そうに呟く天野に小首をかしげ]
留学される方なんてそうそういませんし……そもそも、あのタイミングで留学されたのはやはり目立ちましたからね。
それにしても……戻ってこられるのもまた変わったタイミングですよね。
天野、先輩。…?
なんか、センセから聞いたことある名前ッスね。
[スプーンを頬張ったまま、フユの言葉を鸚鵡返しに呟いて。]
帰国って、なんか。
台風で帰国出来ずに、編入が遅れたっつー。
[例の人ッスか、ともごもごと問いながら
手の中のシャーベットを覗き込まれ、目を瞬き]
一ノ瀬センパイから、いただきましたー。
ピンクグレープフルーツのシャーベットだそーです。
うまいです。
[簡単な感想も添えて、説明。]
わー。心こもってねー。
[美味そうに食ってくれるのはいいケド。
半笑いの表情で、あっという間にパンを齧り終える。
身体のサイズに合わず、胃袋は大きいらしい]
アマノセンパイ? 誰ソレ。
つか、センパイって何。
オレら3年じゃん、卒業生?
[首を捻る。
留学の噂は聞いていたかもしれないが、
興味のない事はすぐに忘れる質だ。]
ふうん。
密輸とかハイジャックとか噂飛び交ってるけど
……真相は台風か。
[また一口プリンを食べ、]
ショウが?
味見。
[返事も待たずにスプーンを伸ばした。]
私らが入学した時の……何年生だったか
覚えて無いけど先輩。
留学してたらしいから、
日本での学年ズレちゃったんじゃないの。
見てくれば?
[やや珍獣扱いだ。]
[あのタイミング、というサヤカの言葉には、さすがに覚えがあるのか、軽く目を伏せる]
………少し急だったから、確かに目立ったかもしれないな。
…今回は、台風のせいで、帰国が遅れた。
面白味が無いが。
[最後の一言は余計だろう]
ふーん。
[あまり興味はないようで、反応は薄いが]
そう言うんなら、見て来っかな。
あ、ソレあずまんにやったんだから、全部は食うなよー。
[一言残してから、共有スペースの方へと足を向けた]
いやいや、本当にアイシテマスよ?
毎回美味しいもの恵んでもらえて、俺ってばなんて幸せ者。
[パンを齧り終えるショウの言葉に、けらけらと言い返して。
フユの言葉に、きょとんと瞬く]
え、俺はそうセンセに聞いてたんスけど。
…密輸とハイジャックしてたら台風にあったって事ッスか?
[なんかスゲー経歴持ってますね。とか
彼の中では勝手に全てを真実にしてしまったようだ]
っと、食べます?
いーっすよ、一口だけなら。
[あまり取らないでくださいねー、と
伸ばされるスプーンに皿を差し出して]
うっそくせぇのー。
ていうか本気でもヤだケド。
そんなら態度で示してみろってー。
[振り返り、声を投げてから廊下を進むと、
ひょっこりと室内に顔を覗かせる。
並ぶ幾つかの顔は、見慣れたもの。
その中に、]
………でけェ。
[先にその言葉が零れた。]
ん。
…………うん。
[一口掬って、短い感想を述べた。
フユはシャーベットを味わっていたので、
アズマの誤解が解かれる暇は無かった。]
ごちそうさま。
[テレビの中では、相変わらずホラー特集が続いている。それを一瞥して、自分の使った湯飲みを洗う]
………そろそろ………
[失礼する、と言おうとした時、ショウの声が耳に届く]
急、と言うより……。
普通の運動部員なら、国体の代表選手に選ばれたと言うのにそれをほったらかして留学と言うのはありえませんから。
[言い切ったものの、自分自身代表選手など興味はないしな…などと思い。]
あぁなるほど……確かに面白みのない理由ですね。
[至極真顔で。]
[視線をかなり下方修正して、漸くショウの顔が目に入った]
………………………
………………………………小さいな。
[素直な感想らしい]
あらヤダ、一ノ瀬センパイ。
俺の本気を、態度で示させたいんデスカー?
[去って行くショウの言葉に、けらりと笑って。
と、フユの感想を耳にすれば、お。と意識を其方に向ける]
どーいたしまして、おそまつさまでしたー
…って、俺が作った訳でもないッスけど。おやすみなさーい?
[再び、自らも一口放り込んで。
スプーンを加えたまま、自室へと向うフユに短く挨拶を投げる。
もご、と視線を未だ賑わう共有スペースの方へと向ければ
自分も気になるのか、其方へと足を向けて]
だーれーがー、小さいかー!!
オマエがでか過ぎるんだー!
[片方は小さくて、片方は大きい、が正解だろう。
が、当人がそれを認めるはずもなく、相手を指差して]
敵だ、オマエ、敵だっ!
[勝手に認定。]
[フユは共有スペースを通りがけ、ヒサタカとショウが並べばどういった図になるのかと、僅かに考えた。
まだ続いている心霊番組から視線を引き剥がし、
今度こそ*自室へ。*]
ウミ、居る……?
ねえ。
今日……
……………………電気付けたまま寝ても良い?
………………………
………………………………………………
………………………………………………………………………
[ショウに指差されて沈思黙考]
てき、じゃなくて、天野久鷹だ。
二年に編入した、よろしく。
[結局ごく普通に自己紹介]
[シャーベットをもくもくと食べ進めながら、
一足先に向った筈のショウが、入り口付近で叫んでいる様子に
おやぁ?と僅かに首を傾げる。]
センパーイ、叫んでるんス、か…って。
……うわーぉ。
[共有室の入り口から覗き込んで、思わず声が上がる。
自分の身長がそこまで低い心算は無かった(し、事実低くは無い)のだが。
噂の人物が此処まで大きいとは、全く思っていなかった。
ぽけっと口を僅かに開いたまま、思わず相手を凝視。]
名前は聞いてねぇっつの!
[ペースが違いすぎる。
さながら、鼠と象の如くに]
………一ノ瀬 翔、3年。
留学生だかなんだか知らねえケド、
先輩とか、絶対呼んでやらねー!
オレのが学年は上だしっ。
[がるる、と低く唸る。しかし相手に効果はなさそうだ]
[遅れて来たアズマにも、軽く会釈して、翔の言葉には、ああ、と頷いた]
助かる。
[何が、とも何をとも言わずに]
一ノ瀬先輩、だな。
[むしろ嬉しそうだとは、誰か気付いたろうか?]
何が助かるかわかんねーし、
あっさり承諾されると何か悔しいんですケド。
[半眼で睨みつけ…もとい、睨み上げる。
何せ、頭1つ分は差がある訳で。
聊か、でもなく、間近だと、首が痛い。
数歩、距離を取った。]
[会釈を返されて、反射的に自らも軽く頭を下げる。
まだ少々驚いたまま呆然としていたが、
ショウの剣幕?に、はた、と我に返った。]
……センパイ、流石に唸るのはどーかと。
[自室へと引き上げて行く相手を見送りながら
シャーベットを一口放り込みつつ、背後から声を掛けて。]
……………。
[無言で、ヒサタカを見送る。
舌を出さなかったのはプライドがあったゆえか、
しても意味がないと悟ったか。]
唸ってねぇー。
[自覚はなかったらしい。
振り返ってアズマを見上げる顔も、まだ顰めっ面だっただろう]
……眉間に皺寄ってマース。
甘いものでも食べたら落ちつくっていいますよー。
[残る面々にもヒラリと挨拶を投げながら、向けられる顔に苦笑して。
俺の愛ドーゾ、と目の前に差し出したのは、僅かに溶けかけた
先ほどのシャーベットの最後の一口。
愛も何も作ったのは目の前の相手なのだから、お安い事この上無い。]
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