情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
取れない…?
届かない訳でも無いでしょうに。
[トンと小さく飛び、手を伸ばす。
実に触れず、上の枝からポキリと折って着地する。]
…どうぞ?
[言って、ケイジに差し出した]
それはそれは。
[枝を折ってとってきた姿に、おかしそうにわらう。
それから受け取り、実に触れる――
ぼろりと手の中でくだけた実。]
まァ、こういうことさ。
…そう…ッス、か。
[他の実に手を伸ばすが、触れる直前、思い出したようにケイジを振り返る。]
リディアが封じられたのと。
ジョエルが消えた、事は…聞いた、スか?
さァな。
[くつり、哂って。]
何を知っているにしても、何を知らないにしても、
俺は何も口にはしないさ。
――そのほうが、愉しいからな
愉しい――か。
[人懐こい、何時もの笑みとは違う少しばかり歪んだ笑みを口元に貼り付けてもう一度ケイジを見た。]
あんたにとってはこの騒動すらも「愉しみ」…ってとこ、スかね?
…想像、スか。
[口元の歪な笑みを深くすると、右手を上げてカリと頭を掻いた。]
…「虚」の目的を知っても「愉しい」と…言えるといいスね。
[呟くように小さく言った]
[小さな声も聞き逃しはせずに]
さァ、どうだろうな。
知ってからでなければ、俺には何一つ言えるまい。
――退屈がこわれるのならば、何でも歓迎するがな。
[にわかにざわめきたつ院内。
精神的にはともかく、体力的には大分、回復していた。
皆の意識が他へと向いている間に、
そっと寝台から降り立って、素の足に靴を纏った。
なるべく音を立てぬようにしながら、外へと向かう]
…そ、スね…。
…ま、聞いた所では「世界のコトワリを壊す」とか…だった気が、するスけど?
[小さく小さく呟き、足元へ目線を揺らした後、顔を上げて明るく軽い声で。
その口元の笑みは深く深く、*歪んで*]
確かめないと、
……出来ることを。
[小さく呟いて、向かう先は結界樹。
空を翔ける者にとって、森を往く者は見つけがたい。
通い慣れた、と言えるようになって来た、路なき道を、なるべく繁みを選んで、進んだ]
世界のコトワリ、ねェ。
[その、見慣れぬ笑みを見て、狐はわらった。]
それが何を意味するのかはわからないが――
なんとも愉しそうなひびきじゃないか。
[森は奇妙に静まり返っている。
歩みは決して早いとは言えないが、
小さな足音ですら、大きく響きそうだった。
遥か上空の羽ばたきが、時折、耳に届く。
やがて、川の流れが行き着く先、風が運んできた微かな声に、足を止めた]
−施療院−
[エリカとカルロスを後にし、アヤメを探し院内を巡る。
途中でラスを見つけ、その案内で彼女が休んでいる筈の部屋へ向かった。
しかし、そこにあったベットは空。
側の椅子に疲れて眠るカレンの小さな姿だけがあった。]
……………あの馬鹿娘が。
[抑えた声は低く地を這う。
手に持つ籠の柄が、鈍い音を立てた。
明らかな渋面に責任を感じたのか、ラスが開け放された窓から飛び出して行った。]
[溜息と共に見送り、窓を閉じる。
眠るカレンの側、起こさぬ様にベットへと腰掛けた。]
………少しここで待つか。
[入れ違いを防ぐ為。カレンの疲労を癒す為。
そして、いざという時に動ける様に。
ベットに籠と届け物を置き、腰を据えたまま*目を閉じる*。]
愉しそう、ね。
…あんたは何があっても愉しそうって言いそう、…ッスね。
[笑みを貼り付けたまま、手はなる実に再び伸びる。
その骨ばった指が触れた実は、黒く萎んでぼたりと足元へと落ちた。
腰紐に両手親指をひっかけて肩を竦めて見せた。]
そうかもしれないな。
もちろん――なるようになってからでないと、わからないが。
[くすりとわらって、落ちた実を取ろうと進む。
身を屈めて、手を伸ばし。]
見事なもンだな。
狐さんはさびしがりやさん〜♪
[アヤメのいった方向を指差してた後。
結界樹から離れてからしばらく歩いて。動きを止める]
あは、忘れてた。忘れてた。でもいいかー
例え。例え。誰かが…あは。あははははは
褒めているともさ。
[しっかりと持って、握りこむ。]
付き人殿はどうやって封じた?
お前がやったのか、それとも――もう一人かは知らないが。
見事なもンだ。
どうやって?
こう、自分から力だけ剥がして、飛ばした。
[身振り手振りで、自分から立ち上る何かを表現しようとするが、まるで踊るかのように見えるかもしれない。]
あぁ、そうさ、俺がやったよ。
全部――壊す為に、俺の大事なものから、壊した。
[歪んだ笑みは消え、どこか遠くを見るように、呟いた。]
――よくわからないな。
少なくとも俺にはできないだろう。
[動きを見ながら一言。
狐はわらう。]
まァいい。
せいぜい、長老殿に疑われないよういしているがいい。
[手の中で砕かれた実を地面に散らした。]
うまく、騙しきれることを愉しみにしていよう。
お前もずいぶんと因果なもンだ。
[クツリ、と哂う。]
大事なもの――、ねェ。
それを壊さなければ、お前は躊躇いでもしたというのかな。
甘いもンだが……
[次いだ言葉は面の下にとどまった。]
長老殿に?
[問われたことばに、思いもしなかったというような声で驚きを見せた。]
今は、思っていないな。
あァ、
この後どうなるかまでは、しらないが――
なァに、
俺はそうそう、飽いるつもりもない。
お前らの望んでいるという――あァ、コトワリを壊すだったか――
ソレがかなうまでに、退屈しなければな――
[朽ちかけた丸太を拾い、地面にずりずり、ごりごりとこすりつけながら歩く
静寂とした森にはよく響く。
その音も楽しみながら地に痕をつけて歩く
行き先は診療所で]
なまえー。なまえー。なんていうのかな〜
― 回想・小屋 ―
……う……
[小さく呻き声をあげ、目を覚ますとそこは見慣れぬ部屋。気だるさの残る中、頭を小さく振り、体に異常がないか、確認]
生きてる。翼も、平気。痛い場所も……
――……っ!!
[身を包む大きめのシャツに、思考が停止する。顔はみるみる桜色に染まり、口だけをぱくぱくさせながら、しばらく固まっていた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新