人狼物語 ─幻夢─


84 廻る刻・待宵歌

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視点: 人


本屋 クレイグ を 2人が心の中で指差しました。
給仕人 ユーリ を 1人が心の中で指差しました。
装飾工 メリル を 1人が心の中で指差しました。
化粧師 ノクロ を 2人が心の中で指差しました。
織師 ミレイユ を 1人が心の中で指差しました。
薬師 コレット を 2人が心の中で指差しました。

本屋 クレイグ は人々の意思により処断されたのです……。


 次の日の朝、看板娘 サリィ が無残な姿で発見されました。


 今、ここにいるのは、給仕人 ユーリ、装飾工 メリル、化粧師 ノクロ、織師 ミレイユ、道具屋 エト、薬師 コレット、絵描き ミケル の全部で 7 人かしら。


給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:03:17

薬師 コレット、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:03:43

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:04:55

織師 ミレイユ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:06:57

絵描き ミケル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:07:49

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:08:19

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:08:25

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:11:03

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

[予定より早く用事が済んだため、焼物が冷めるまでの時間を散歩することで潰すことにする]

 あー、出たついでだし、パン調達して帰るかー。

[ストックしているパンが少なくなって来たことを思い出し、製パンを生業としている者のところへ行くことに。
歩みは工房から離れるように進んだ]

(0) 2013/08/09(Fri) 00:11:38

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:11:53

道具屋 エト

 此処にも不摂生がいたか。
 怪我してる時くらいは寝食しっかりとるべし。

[ノクロの右腕に巻かれた包帯をちらと見遣り、軽い小言。]

 思った事を言ったまでだよ。
 ……へぇ、ノクロはそんな風に思ってたのか。
 そうだと、いいなぁ。
 僕がみたもの、もっとちゃんと伝えればテレーズにも見えてたのかな。

[僅か目を伏せ、小さな声が漏れた。
クレイグの件には視線が一度つ、とそれる。
捲っていた袖を元に戻しながら]

 じゃあその後くらい。
 ……なんか同じしるしがあるせいかさぁ。
 遠くにいてもクレイグの声が聞こえるんだよね。
 僕の声もあっちに筒抜けみたいでさー。

[隠すべきこととは思わないのかあっけらかんと笑った。]

(1) 2013/08/09(Fri) 00:12:53

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:15:09

絵描き ミケル

[サリィが、台車を持つ。台車なら持たせても、大丈夫だろうと思ったから、ミケルは声をかけなかった。
ミレイユの様子もおかしいし、二人の様子を見ていて。

だから、その一瞬、何があったのかさっぱりとわからなかった。
いきなり、消えたのだ。

消えた。
人が。
サリィが。
今ここにいたはずの彼女が、どこにもいない。

手に持っていた荷物が、地面に落ちた。
困惑のまま、ミレイユを見る。
それから、サリィのいたはずの場所を見て。]

……サリィちゃん?

[呆然とした声で、ただ名前を呼んだ**]

(2) 2013/08/09(Fri) 00:17:27

薬師 コレット、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:17:40

絵描き ミケル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:19:09

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

[こちらの言葉に、クレイグはなんと答えただろうか。
 いずれにしろ、軽い別れの言葉を交わし、その場を離れようとした]

[異変に気付いたのは、その時のこと]

 ……クレイグ?

[ふっと力が抜けたように傾ぐ、クレイグの体]

 ほら、食事を抜いてばっかりいるから……

[苦笑を浮かべたのは、まさかそんなに早くその刻が来るなんて、思っても見なかったから。
 支えようと伸ばした腕を擦り抜け、クレイグは倒れる]

(3) 2013/08/09(Fri) 00:19:33

薬師 コレット

 くるくるり。
 輪がまわり。
 時がすすみ。
 くるくるり。

 さあ、集めましょう。
 さあ、行きましょう。

[何かを送るように、
何かを受け取るように、
両の腕を差し伸べて]

 ……さあ、咲かせましょう。

(4) 2013/08/09(Fri) 00:19:46

給仕人 ユーリ

 クレイグ! 一体、どうし……

 クレイグっ!!

[触れた手に雪の冷たさを感じるのも一瞬。
 クレイグの体は、とけるように消えていく。
 ――父の時に、見たような光景]

 あ、…………

[膝を着いたまま、立ち上がれなくなって。
 もう何もない地面の辺りを、いつまでも見詰めていた]

(5) 2013/08/09(Fri) 00:19:48

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:21:19

化粧師 ノクロ

やぁん俺は寝食しっかりしてますぅー。
…いやクレイグがな、苔の広場で転寝かましてたんだよ。
嵌り込み過ぎるとああなるんかなーと思ってな?

[不気味なだけのシナを作ってさらりと元通り。
怪我の個数に触れられたら全力で目を逸らしただろうが]

言葉の力ってのは結構偉大だと思うぜ、俺は。
いいんじゃねえの、今後ってことでさ。
まだまだ伝える時間はあると思うぜ。

[テレーズが、今、どうなっているか。知らぬ故に。
知れた後にはきっと、残酷な棘に成るだろう、言葉]

[随分と軽く告げられる言葉にはたりと瞬く]

へぇ、それも『力』のひとつなんかね。
俺は何にも聞こえないから、同じ印はいねーのかなー。

(6) 2013/08/09(Fri) 00:24:41

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:27:10

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

[通りを進むと、クレイグとユーリの姿が見えてきた]

 お。
 くーちゃん後ろ向いてるな。

[擡げてくるのは悪戯心。
楽しげに笑いながら、そろ、と近付き始めた矢先、クレイグの身体が傾ぐ>>3のが見えて]

 ───── え。

[弟が倒れ行く様子は、酷くゆっくりに感じられ、しばし呆然とその場で立ち尽くした]

(7) 2013/08/09(Fri) 00:31:59

装飾工 メリル

[我に返ったのはユーリ>>5が弟の名を叫ぶのが耳に入ってからのこと]

 っ、クー!

[かつてない異変があったのだと察し、いつもの呼び方も出来ずにユーリの傍へと駆ける。
駆けつけた時にはもう、クレイグの身体はほぼ消えてしまっていた]

 なんっ で、
 ユーリ、 ねぇ、 何が起きてるの?
 なんでクー消えちゃったの!?

[自分達が消えること、それは即ち、死。
状況を理解していないため、唐突な別れに普段は見せたことのない、酷く取り乱す姿を晒した]

(8) 2013/08/09(Fri) 00:32:06

道具屋 エト

 本当かー?
 ま、いいや、そういう事にしとくから
 ああならないように、な?

[シナ作る様子に困ったように笑い誤魔化されておく。
それる視線に気づけば自覚あるものと思いそれ以上は言わず]

 伝える時間、あればいいんだけどな。
 いつ終わりが来てもおかしくないんだよなぁ。

[小さく溜息混じりにノクロに返してしまう。]

 不思議な『力』だよな。
 色んな話が出来ておもしろくはあるけど

[筒抜けなのはなー、とぼやきかけた所で、動きが止まった。]

(9) 2013/08/09(Fri) 00:33:53

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:34:39

織師 ミレイユ

[背を撫でていたサリィの手が離れて、ゆっくりと体勢を整え。
後をついていこうと、台車を持つ彼女の、背中に目を向けて]


[その瞬間、未だ少し残っていた強張りが、目の奥の恐れが、
すべての感情が、その表情から抜け落ちた]

(10) 2013/08/09(Fri) 00:37:18

道具屋 エト

 ……クレイグの気配が。

[不意に漏れるのは途惑うような響き。
ノクロへと視線向けて]

 何かあったかもしれない。
 クレイグの声が、聞こえない。
 気配も、感じられなくなった。

[異変を感じ、伝える声が僅か震える。
クレイグが何処にいるかは聞かぬままだったから
結局探すあてもなく、ひとまずは当初の目的地を目指そうとして**]

(11) 2013/08/09(Fri) 00:37:30

薬師 コレット

[ふう、とため息をひとつ]

貴方は本当にいい子ね。
わたくしの言いつけを守ってくれて。

(12) 2013/08/09(Fri) 00:37:49

織師 ミレイユ

[そして溶けるように、跡形も無く、一瞬で、サリィは消え失せた]

 ……サ、

[ミケルが荷物を落とす>>2のとほぼ同時に、娘は膝から崩れ落ちる。
意識を落としまではしなかったが、両の目は驚愕に見開かれ。
その先には、今起きたことが夢でないと証明でもするかのように、台車がひとつだけ**]

(13) 2013/08/09(Fri) 00:38:56

薬師 コレット


「ちゃんとした
死に方をしなさいね」>>2:95
 

(14) 2013/08/09(Fri) 00:39:01

薬師 コレット

とっても
いい子ね……。

(15) 2013/08/09(Fri) 00:40:37

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:41:52

織師 ミレイユ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:43:51

薬師 コレット、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:45:00

給仕人 ユーリ

 メリルさん……

[メリル>>8の声に、座り込んだまま顔を上げる。
 虚ろな眼差しで、しばし彼女を見詰め。]

 クレイグ、は。

[言って、俯く。
 苦しげに眉を寄せた後、もう一度顔を上げ、メリルに視線を合わせる]

 『死神』の力に巻き込まれた……のだと思います。
 刈られてしまったのか、力に飲まれただけなのか、それはわからないけれど。

(16) 2013/08/09(Fri) 00:46:52

給仕人 ユーリ

[それだけ言って、がくりと頭を下げる]

 黙っていてごめんなさい……メリルさん。
 『死神』が降る刻には、命が刈られていくんです。
 それでクレイグは……!

[絞り出すような声で、告げるのは謝罪の言葉。
 そのまま頭を上げられず、肩は微かに震えていた]

(17) 2013/08/09(Fri) 00:47:25

化粧師 ノクロ

はーい。

[いいこのおへんじ。のような声で返して笑う。
自覚あっても直さないというか直せないのがこの男だが]

…ま、『死神』に『糧』だもんなあ。
乗り越えた先を信じるとしようぜ。

[よいしょと荷を持ち直してしまったから、その背を叩けない。
出来るのは少しだけ首を傾いで笑うだけだ]

俺は何にもないからなー、何かあれば……、エト?

[急に止まる動き。
余分に一歩進んだ足を止めて振り返る]

(18) 2013/08/09(Fri) 00:50:56

化粧師 ノクロ

…聞こえない?
筒抜けだったくらいの声が?

[震える声が異常を思わせる。
『印』も『力』も異常ではあるけれど、それ以上に]

……『死神の降る刻』。
俺たちの『命』を刈って、天上青の糧とするものが、『降りて』きた。

[一言一句、違わずに。
苔の広場で伝えられた言葉をなぞる]

…冗談じゃねぇ!
おいエト急ぐぞ!テレーズに伝承訊かんと何もわからん!

[動きの鈍ったエトに向けて声を荒げる。
焦り速まる足の先で、操手を失った台車と遭遇するかは、判らない**]

(19) 2013/08/09(Fri) 00:51:31

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 00:56:28

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

 ── しに……がみ……?

[焦燥は消えぬまま、ユーリが紡ぐ言葉>>16を耳にする]

 刈られる とか、 力に飲まれた とか、 それって ───

[全てを言い切る前にユーリから真実>>17を告げられ、『死神が降る刻』に起こることをようやく知った。
抱いていた疑問の答えはしばし言葉を失わせる]

  ────────……………


 そ、 それじゃあ、クー は

[本当に死んでしまったのだと、理解した途端、足から力が抜けてその場に座り込んでしまった。
視線はしばらくクレイグが倒れた箇所を彷徨っていたけれど、ユーリが顔を上げずに肩を震わせているのに気付き、右手が動く]

(20) 2013/08/09(Fri) 01:05:46

装飾工 メリル

 ユーリ、謝らない で。
 驚いた し、 すごい、 悲しい けど。

 避けられることじゃ ないんでしょ?
 この、『死神の降る刻』って。

[目まぐるしく状況が変化する中で、遠い昔に両親から聞いた話を思い出した。
そう、忘れていたけれど、聞いたことがあったのだ。
『死神の降る刻』についてを]

 花が咲くまで、 続く。
 それは避けられない運命みたいな もの。
 悲しい けど、 乗り越えなきゃならないもの なんだ。

[浮いた右手はユーリの左肩へ。
震え続けるようなら、宥めるように何度か肩を擦るつもりだ]

(21) 2013/08/09(Fri) 01:05:54

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

[眼前で、メリルが座り込むのが見えた。>>20
 言葉を発せず、彼女の言おうとした言葉に、ただ頷く。
 左肩に伸ばされた手は無抵抗に受け入れ]

 一年に一度廻り来るのだと、……テレーズさんに聞きました。
 避けられるものではないということも。

[左肩を優しく擦る手。
 震えは少し落ち着いて、もう一つ、言わねばならぬことを思い出す]

 そして、『死神』の力を引き寄せやすい人もいるそうです。
 それを示すのが――花のしるし。

(22) 2013/08/09(Fri) 01:19:18

給仕人 ユーリ

[メリルの手が触れる辺りにある蓮華草。
 そしてこちらの視線の先、先に見た時より色鮮やかに咲く蒲公英]

 クレイグにも、しるしは表れていました。
 恐らくは、待宵草が。

[それを口にした女性の姿が脳裏を過ぎるも、口には出さず。
 ただ、少し滲んだような眼差しをメリルへと向けた]

(23) 2013/08/09(Fri) 01:19:30

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

 ──…そっか、やっぱり、そうなんだ。

[一年に一度廻り来ると聞いて、視線が僅かに落ちた。
避けられないのは仕方が無いとは思えるが、続いた言葉に視線は再びユーリ>>22へと向けられ、瞠目する]

 ──── ッ

 そんな、 これ が…?

[それだけでも驚きだというのに、更に耳に入る内容に、一瞬呼吸が止まったような気がした]

 …………クー、も。
 そ……か。

 引き寄せやすい って、本当 なんだね。

[刈られたのかまでは分からないけれど、クレイグが刻に巻き込まれたのは事実で。
それが真実となり、伝承の信憑性を増すことになる]

(24) 2013/08/09(Fri) 01:35:41

装飾工 メリル

 ……うん、わか った。
 教えてくれてありがとう、ユーリ。

[未だ思考の整理は済んでいないけれど、状況は理解出来たため、ユーリに礼を言って。
滲む眼差しを向けてくる相手に、少し迷いながらも彼の左肩を擦っていた右手を頭へと伸ばした]

 ─── しょうがないって、直ぐには割り切れない けど。
 あんまり悲しんでても、あの子は多分、喜んだりはしないだろうから。

 アタシ達は、アタシ達のやれること、しよ?

[笑みを浮かべてはみたけれど、物悲しさはどうしても消しきれなかった]

(25) 2013/08/09(Fri) 01:35:49

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

[驚愕した様子のメリル>>24を哀しげな眼差しで見詰め、小さく頷く。
 ――こんな表情を見たくはなかったから、出来れば秘めておこうと思っていた。
 けれどクレイグが消えた今、全てに目を背けたままではいられないと思った]

 ……ごめんなさい。
 あの時、言えなくて。

[初めから全て打ち明けているべきだったのかは、今もわからない。
 ただ、礼を言う彼女に頷いた。
 頭に手が伸ばされるのに気付けば、少し照れた顔をしつつも、素直に受け入れた]

 はい。
 僕も……そうしようと思います。
 メリルさんに頼まれた仕事のこともありますから。

[物悲しさの残るメリルに向かって、どうにか微笑みを見せようとする]

(26) 2013/08/09(Fri) 01:57:32

給仕人 ユーリ

 では、僕、そろそろ行かないと。

[断りを入れ立ち上がろうとしたその時、鞄から覗く真新しい本に気付いた。
 ふっと目元を緩ませて、表紙の文字を指でなぞる]

 やれる事をやる、ですか、まったく。

[奇しくも姉と似た言葉を遺した青年を思い、苦笑に似た溜息をひとつ]

 貴方の力……まだまだ借りますからね?
 覚悟してくださいよ。

[本に向けてか、それを記した者に向けてか。
 そう呟いて、少しだけ瞑目した**]

(27) 2013/08/09(Fri) 01:57:46

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 01:58:37

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

 ううん、良いんだ。
 その時は、言わない方が良いと思ったんだろうから。

[再び紡がれる謝罪>>26
それに対しては緩く首を横に振って、相手の考えを受け入れる言葉を紡ぐ。
何度かユーリの頭を撫でた後、右手は彼から離れていって]

 ん、そうしよ。
 ── 楽しみにしてるんだからね?

[微笑を見せようとする相手に、こちらもどうにか笑んで見せた]

(28) 2013/08/09(Fri) 02:06:39

装飾工 メリル

 うん、アタシも ─── 行かなきゃ。

[立ち上がろうとするのを見て、こちらも土を払いながら立ち上がって]

 それじゃあ、また。

[刻が続く以上、次にまた会えるかは分からない。
けれど、敢えてそう言葉を紡ぎ、籠を持ってユーリと別れた。
歩み進む先は、当初の目的地とは変わっている**]

(29) 2013/08/09(Fri) 02:06:43

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 02:07:43

薬師 コレット、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 06:04:41

薬師 コレット

─ 自宅 ─

ら、
  ら、
    ら……

[動作はいつもどおりの不確かではあるが、
どこかやわらかく、軽い]

一生は一年。
周期は一年。

……だからきっと、わたくしは見られないのだなと諦めていた。
でも、
生きていて良かった。
生きていて、良かったわ。

(30) 2013/08/09(Fri) 14:41:00

薬師 コレット、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 14:42:15

絵描き ミケル

─ テレーズ宅前 ─

[落とした荷物を拾わなくては。
そう思っても、今見たものの衝撃は消えない。

視線を巡らせると、ミレイユが崩れ落ちた姿をとらえる。
考えるより先に、足が動いた。]

ミレイユちゃん…!

[近付いて、ミケルもまた、彼女のそばに膝をつく。
だけれど、そこで、どうしようと動きは止まって。
辺りを見回して、誰かに助けを求めようとするけれど、今はまだいなくて。
おずおずと、手を、彼女の頭に伸ばした。
消えていない。居る。
ちょっとためらいがちに、何度か、頭にそっと触れる。
ぎこちのない動きで。]

(31) 2013/08/09(Fri) 17:16:54

絵描き ミケル

ミレイユちゃん、
……あの、ね。
だいじょうぶ。

[目を合わせようとして、言葉を考えて。
大丈夫? という問いかけではなく、安心させたいから、
ぎこちなく、笑って。

サリィは、消えてしまった。
いきなりだった。どうしたんだろうって、そんなことミケルにはわからないけれど。
ミレイユの様子が、気がかりで、安心してほしくて、精一杯笑おうとした。

それから、視線を、サリィと行こうとしていた方向に投げる。
そこに人の姿をとらえると、ほっとして、ようやく肩の力が抜けた。]

(32) 2013/08/09(Fri) 17:17:03

絵描き ミケル

[台車はあるのにサリィはいなかった。
ミケルは、二人に、言葉を伝える。]

あの、いきなり。
サリィちゃんが、消えちゃった。

テレーズちゃん、家にいないって。
いないのに、いるって、思ったって、言ってた。

[どうしたらいいのだろう。
二人を見上げる視線は、途方にくれたように、頼りなかった**]

(33) 2013/08/09(Fri) 17:17:10

絵描き ミケル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 17:20:04

薬師 コレット

─ 自宅 ─

[カタン、
と組んだ薪が崩れる音で目が覚めた。
竈の火はぽっぽっと赤く燃え、焼くべき物を待っている]

……あの子たち、遅いわねえ。

[口元を隠して欠伸をし、のんびりとつぶやいた]

よい、しょ。

[膝掛けを剥いで、立ち上がった]

(34) 2013/08/09(Fri) 19:39:56

薬師 コレット

[壁を伝って玄関を出て、首をめぐらせる]

ねえ……どなたか。
ミケルちゃんとミレイユちゃんを見かけなかったかしら?

(35) 2013/08/09(Fri) 19:43:05

装飾工 メリル

─ →クレイグの自宅 ─

[進路を変更してやって来たのは家主の消えた家。
『外出中』の札が下がっている扉を、躊躇いなく開いた]

 ─────…………

[弟の不在時に中に入ったことはなかったため、家主の居ない部屋は酷く冷たい空気が漂い、長く誰も居なかったような錯覚さえ覚える。
けれど作業台には本が積まれ、今にも作業を始めようとしていたのではと思える様相だった]

 ………これ、『周期』の。

[積まれた本のページを捲ると、過去に起きた『周期』についてが書かれていて。
数ページ捲った後、その表紙を閉じる]

 何か しようとしてたのかな。

[花のことを調べようとしていたのだろうか。
それとも『死神』について調べようとしていたのだろうか。
今となってはその意図を知ることは出来ない]

(36) 2013/08/09(Fri) 20:10:11

装飾工 メリル

[しばらくの間、作業場の中を眺めていたが、作業台の上にあるものを見つけると、緩やかな動きでそれに手を伸ばす]

 ────………

[指先で一度突き、微かに揺れる様を見て]

 …………ッ

[急に表情を歪め、突いた物を掴み取ると弟の家を飛び出した]

(37) 2013/08/09(Fri) 20:10:16

装飾工 メリル

─ →洞窟奥地・苔の広場 ─

[周囲の目も憚らず全速力で駆けて、居住区よりも奥まった所にある小さな空間へと向かう。
苔の群生地の辺りまで駆けて来て、息を上げながら速度を落とし、転がる岩の傍へと歩み寄った]

 ………おぉい、おまえら。

[のそりと動くものに声をかける。
少しばかり引き攣った、小さな声。
足から力を抜くようにしゃがみ込み、更に距離を近付けると、声をかけた相手は触角をゆらりと揺らした]

 …クーが、さ。
 もう、来れなくなっちゃったんだよ。

[ゆらり、ゆらり。
相槌を打つように触角が揺れる]

(38) 2013/08/09(Fri) 20:10:30

装飾工 メリル

 だから、さ。
 代わりに、コイツをおまえらの仲間にしてやってくんないかな。

[言いながら、手に握りこんでいた物を岩の上へと置く。
ここの住人を模した、虹色の殻を持つ焼物。
伸びた触角は揺れないけれど、姿かたちはほぼ同じ]

 ………だいじにしろって、いったじゃないか。
 ばぁか。

[瞳に移る虹色が急にぼやけた。
滲んだ瞳を隠すように、膝に置いた手の甲に額を押し付ける。
震える声は次第にしゃくり上げるものへと変わり。
とおくに響く澄んだ音だけが辺りを包んでいた]

(39) 2013/08/09(Fri) 20:10:39

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 20:14:38

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

[メリルと別れた後もすぐには目的地へ向かわず、通りである人影を探していた。
 一つだけある心残りのためだったのだが]

 ……コレットさん?

[歩いている途中、玄関から出て来た人物>>35を見て瞬く。
 先の出来事が脳裏を過ぎるが、軽く首を振り]

 お二人、帰って来ていないんですか?

[心配する口調で言ってコレットの顔を見た]

(40) 2013/08/09(Fri) 21:29:44

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 21:31:17

装飾工 メリル

─ 洞窟奥地・苔の広場 ─

[上下していた肩が徐々に動きを緩め、しゃくり上げる声も途切れる]

 ………はぁ。

 よし、すっきりした。

[手の甲に押し付けていた額を離すと、手の甲は目元を一往復して。
やや赤い色を目元に残した状態で顔を上げた]

 今やれること、やんなきゃな。

[今がどんな『周期』なのかは理解した。
抗うことも難しいと解った。
だったら、『周期』だからと言って慌てふためく必要はない]

 いつも通り、全力で過ごすだけだ。

[後悔なんて、後にならなきゃ分からないのだから]

(41) 2013/08/09(Fri) 21:38:05

装飾工 メリル

 もうすっかり冷えただろうな。
 窯の器、回収しないと。

[今やれることと言えば、これまで続けてきた仕事。
サリィに頼まれていたスープ皿を届けるのが当面の目的となった。
しゃがんでいた状態から立ち上がり、虹色の殻を一度突いてからその場を後にする。
ちょっとばかし足が痺れて足元が覚束無くなったけれど、通りに戻る頃には何とか歩けるようになっていた]

(42) 2013/08/09(Fri) 21:38:10

化粧師 ノクロ

― → テレーズ宅前 ―

[急いた気持ちは足を前に、更に前に。
抱える荷が邪魔に思えて、けれど手放せない。
――『日常』を手放してしまうみたいで]

[目的の建物が見える。
そうして、その前にふたつの人影と、台車]

[膝をつき、随分と低い位置から見上げる視線。
途方に暮れた瞳に置いてけぼりの子供を思わせたのは
その口から零れた言葉の所為もあったのだろうか]

…サリィが、消えた?
テレーズは家に、……。

[いない?と、口には出来なかった。
低く落ちていた視線はゆるりと上がりながら巡り。
…途中で足を止めていなければ、共に来ている筈の彼を]

(43) 2013/08/09(Fri) 21:40:06

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 21:42:00

薬師 コレット

─ 通り ─

[声をかけたのは、先ほども会ったユーリ>>40
ふわりとたちのぼる香草の匂いで、よく見えなくても判別がつく]

そうなの。
クッキーのお使いを頼んだのだけど……。
ユーリちゃんのところには来た?
あの子たちには、甘香草をおねがいしたの>>1:110
ユーリちゃんのところか、サリィちゃんのところならあるだろうと思って。

困ったわ。道草しているのかしら……。
ミケルちゃんは確かにのんびり屋さんだけれど、ミレイユちゃんはしっかりしているから、お使いを忘れちゃうってことはないと思うのだけど。

(44) 2013/08/09(Fri) 21:44:10

織師 ミレイユ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 21:58:45

給仕人 ユーリ

 ― 通り ―

 いえ、僕の家には来ていませんよ。

[コレット>>44の問いに、ゆるり、首を振る]

 道草、ですか。
 確かにミレイユが居るのなら……いや、ミケルだって忘れるようなことはないと思いますけど。

[周期の事もあり不安ではあるが、それは顔に出さないように努め]

 今から、僕が探しに行って来ましょうか?
 丁度ミレイユに用事もありますし。

(45) 2013/08/09(Fri) 22:01:19

薬師 コレット

まあ……。
まさか、何かあったんじゃ。

[ユーリの返答に、困惑の表情を皺に刻んで]

あの子たちが怪我をしたり、
勿体ない死に方をしてしまうようなことがあったら可愛そうだわ。
……ユーリちゃん、探してきてくれる?

[まだ赤さの残る左手を包むように指を組んで]

……あら、待って。
ユーリちゃん……。
貴方、なにか、

(46) 2013/08/09(Fri) 22:13:10

薬師 コレット


はなの かおりが するわ……。
 

(47) 2013/08/09(Fri) 22:13:28

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

[ただ呆然と、遺された台車を見つめ。
ミケルの手が触れる>>31と、僅かに身じろいで]

 …… ミケル。
 
[少しだけ視線をずらして、大丈夫という声と、ぎこちない笑顔が見えた。
それに笑い返すことはできなかったけれど。
名前を呼んで、少し、泣きそうな顔をした]

(48) 2013/08/09(Fri) 22:14:32

装飾工 メリル

─ →自宅兼工房 ─

[パンの調達は一旦置くことにして、真っ直ぐ工房へと戻る。
窯から器を取り出すと、道具屋に卸す分と、個人へ届ける分に分けて籠に収めた]

 ……お、良い感じ。
 壁に掛けといても良いかもね。

[平皿を両手に取ると、満足げな笑みを浮かべる。
緑地に広がる蒲公英の絵。
今回ばかりは実用性よりデザイン性を優先した。
何かを残したかったと言う訳ではない。
単に描いてみたかったのだ、身に宿った花を。
この皿にぴったりだと思ったから]

 さて、行きますか。

[平皿は作業台の上に置き、配布する器を入れた籠を持ち工房を出る。
先に2・3軒配布先を回ってから、スープ皿を白花亭へと持って行った]

(49) 2013/08/09(Fri) 22:15:53

織師 ミレイユ

 ……。

[それから近づいてくる足音に、ゆっくりと顔を向けて。
ミケルが彼らに説明をする最中]

 テレーズの時と。
 ゆめと、一緒だった。

[何処まで届くかも怪しいちいさな声で、呟く]

(50) 2013/08/09(Fri) 22:16:12

給仕人 ユーリ

[コレット>>46の物言いにびくりとする]

 怪我は、確かに心配ですが……そんな言い方。

[周期が訪れた以上、彼らが巻き込まれない保証はない。
 しかし死をそのように受け入れる事は、青年には出来なくて。
 眉を顰め見詰めていると、赤い手が視界に入る]

 コレットさん? 貴方、火傷を……

[心配げに伸ばした手が、彼女の言葉>>47に止まる]

 花?
 一体なんの話ですか。

[確かに仕事柄香草の匂いはつきやすいが、それは花の香りとは言えないだろう。
 先に会った時にも様子の不自然だったコレットを、じっと見詰めた]

(51) 2013/08/09(Fri) 22:22:32

薬師 コレット

ヒトは必ず死ぬわ。

だったら……、

アレの為に命を捧げる方が有意義なのですよ。

[ごく穏やかに微笑み、
白く濁った眼で見つめて]

(52) 2013/08/09(Fri) 22:30:45

装飾工 メリル

─ →白花亭 ─

 お邪魔さまー。
 サリィに頼まれたスープ皿持って来たんだけど、サリィ居る?

[扉を開けて中に声をかける。
応対に出たのは彼女の父。
サリィは現在不在らしい]

 そっか、じゃあこれ置いてくね。
 サリィに言えば分かるから。

[籠からスープ皿を取り出しサリィの父に渡して、手を振りその場を辞した。
未だ、サリィの身に起きたことには気付いていない]

(53) 2013/08/09(Fri) 22:31:39

薬師 コレット

ああ、構わないわ。
大したことではないの。
これから起こることに比べたら、
どんなことも些細でしかないわ……。

[なんの話かと聞き返されれば、
目を細め、少し違った笑みになる]

本当?
本当に何のことかわからない?
隠してもダメよ……。

(54) 2013/08/09(Fri) 22:32:28

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[遣った視線が、はたと瞬く。
ミレイユへと落として、はたはたと瞬いて]

…ミレイユ?
どした、何か気になる事でもあったんか?

[かすかに耳に届いたのは言葉では無くて音だけだった。
荷を両手に抱え直し、よいせとしゃがみ込む。
視線が合う程では無いが先程よりは近付いた距離で、
こと、と軽く首を傾いで]

(55) 2013/08/09(Fri) 22:33:48

給仕人 ユーリ

 そんな……

[コレットの表情はあくまで穏やか。>>52
 それなのに言い切られた内容には寒々しさを感じて、思わず心配も忘れ後退る]

 そんな事はないと思います。
 ……誰にだって、成し遂げたいことはあるのに。
 それを途中で断たれるのが有意義だなんて。

[濁った瞳の彼女に言うのは苦しいけれど、それでも黙ってはいられなかった。
 目を細める彼女>>54を見て、思わず首筋に手をやって]

 わかるんですか。これが。

[髪で隠していたはずのしるし。
 そして、そもそも目が不自由なはずの彼女がと。
 信じられないという眼差しで見詰める]

(56) 2013/08/09(Fri) 22:41:37

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

[名を呼ばれて、目はノクロ>>55を向く。
相変わらず少し泣きそうな顔で]

 ちょっと前に、テレーズが消えた、ゆめ見た。
 でも、……ゆめじゃなかった、かもしれない。

[たどたどしく言葉を続けながら、顔は徐々に俯いて]

 サリィの消え方、同じだった。

[もう1人消えた人がいることは、娘は未だ知らずに]

(57) 2013/08/09(Fri) 22:52:41

薬師 コレット

それは間違いよ、ユーリちゃん。
人生というのはね、暇つぶしなの。
「周期」を迎えるその時までの時間を、
ヒトは耐えて、無為に潰しているにしかすぎないのよ。

大事なのは、「あの花」。
主は「あの花」。
従はわたくしたち。
「あの花」を咲かせる為だけに、わたくしたち雪花は存在しているの。

[くす、
 くす、
萎びた老女でありながら、少女のように透明に笑って]

(58) 2013/08/09(Fri) 22:55:32

道具屋 エト

 ……嗚呼。
 話、凡そは聞いてたのか。

[死神の糧とノクロの口から出れば>>18
伝承についても己の口から語るまでもないだろう。
乗り越えた先の事にはゆると一つ頷きを向ける。
既に時間は残り少ないと思っていたから
ノクロの考えに知らず心が揺れていた。

それでもその時は聞こえなくなったこえが気になる。
ノクロの声に応じてテレーズ宅までの道を急いだ。]

(59) 2013/08/09(Fri) 22:57:06

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

[台車と共にあるミケルに話を聞けば
直ぐには状況が把握出来ずに眉を寄せて難しい顔。]

 サリィが消えた。
 テレーズが、いない……。

[いないのにいると認識したのはサリィか。
繋げて、それから導き出すのは――]

 テレーズはもう消えてしまっていた……?
 サリィはその残滓を感じ取る『力』を得ていたのか。

[伝え聞いた情報だけで断言は出来なかったが
その可能性を見出して、額に手を宛がう。
ノクロの視線>>43に気づくと、小さく首を振り]

 テレーズから伝承を聞くのは――…
 諦めた方が良いかもしれないな。

(60) 2013/08/09(Fri) 22:57:17

薬師 コレット

[首筋にあてられた手。
まるで見透かすようにそこへ、不自由なはずの視線をあてて]

分かるわ。
分かるようになった、というのが正しいかしら。

わたくしはね、
選ばれたのよ、ユーリちゃん。

他の誰でもなく、
若い子供でも、美しい娘でも、力強い男でもなく、
無駄に死に、見送られる方になるはずだった、
このわたくしが。

[しなびた唇が、笑みに歪んだ]

(61) 2013/08/09(Fri) 22:58:23

装飾工 メリル

─ →道具屋 ─

[白花亭を後にして向かうのは道具屋。
出来た器を卸すために向かったのだけれど]

 ………居ないんかーい!

[扉に掛けられた『休憩中』の札を見て思わず声を上げた]

 休憩ってことは、テレーズのとこかなぁ。
 しゃーない、次の機会にするか。

[日常のままに過ごそうと決めたから、そんな言葉もすんなり出てくる]

 流石にテレーズのところに押しかけるのもなぁ…。
 よし、じゃあ今度こそパンを。

[そう考えて一旦道具屋を後にすることにした]

(62) 2013/08/09(Fri) 23:02:08

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

[消えた夢の話をするミレイユに視線が向く。
テレーズとサリィ。
二人が同じように消えたと裏付けるかのようなそれ。]

 ――…さっきまであんなに元気だったのに。
 ほんと、突然なんだな。

[消えたと言われてもやはり実感は伴わない。
空虚さの滲む響きがぽつと落ちた。]

(63) 2013/08/09(Fri) 23:03:07

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[泣きそうな顔>>57を真っ直ぐに認めれば、
ほんの僅かに眉を寄せる。
すぐに柔らかく笑みを浮かべ、そ、と包帯を巻いた右腕を伸ばし]

…そうか。
もう、本当に、始まっちまってるんだな。

[拒まれないのならば、そのまま頭に触れようと]

(64) 2013/08/09(Fri) 23:05:18

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:07:03

装飾工 メリル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:08:00

絵描き ミケル、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:10:40

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[額に手を遣るその姿>>60は視界に収める事は無く。
ふ、と小さく苦い笑みを零す]

…やなもんだよなあ。
諦めなきゃいけないってのは、さ。

定められたものなのだとしても。
一年、巡る事も許されないなんて。

……護る事さえ、許されないなんて。

(65) 2013/08/09(Fri) 23:15:15

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

 ……伝承?

[エト>>60に一度、視線は向いて]

 始まってる、って、なにが……

[撫でようとする手>>64を拒むことは無く。
何か知っている風なノクロを、不安げに見上げた]

(66) 2013/08/09(Fri) 23:15:20

給仕人 ユーリ

 それは、違います!

[人生を否定するかのような言葉>>58に、つい大声を上げ首を振った]

 その花のために消えることが……
 雪花の全てなんかじゃない。

[鞄と一緒に胸に抱くのは、真新しい写本。
 過去から未来へ、連綿と受け継がれてきたものの一つ。
 ただ花のために消えゆくだけの命なら、そうして継がれていくものなどいらないはずだ、と]

(67) 2013/08/09(Fri) 23:15:48

給仕人 ユーリ

[こちらを見透かすような視線>>61は、テレーズと似ているようで違うもの]

 ……おめでとうございます、と言うべきでしょうか?
 貴女がそれを喜んでいるのなら……選ばれたのが、貴女で良かった。

[唇をゆがめるコレットから、視線を逸らす]

 僕は、ミケルとミレイユのこと、探しに行って来ます。
 ……きっとまだ、無事だって信じてますから。

[ただ生きて死ぬ事が無意味だなんて思えないから、ただ巻き込まれていない事を祈りながら。
 コレットに背を向け、そこから立ち去ろうとする]

(68) 2013/08/09(Fri) 23:16:08

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:16:20

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[拒まぬミレイユの髪を梳くように撫でて。
僅かな躊躇いと、伏せる瞼]

…『死神の降る刻』。
俺たちの『命』を刈って、天上青の糧とするものが、『降りて』きた。

……ミレイユは、天上青は知ってるか?

[不安気な視線を受ける瞳は、哀しげな色を乗せて]

(69) 2013/08/09(Fri) 23:25:59

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

 諦めたくはないけど、さ。
 だからって追いかけてくなよ?

[軽く肩を竦めノクロを見遣る。
これ以上先にゆかれるのは嫌だと何処かで思っていたが
だからといって何かするでもなく
ただ運命をありのまま受け入れるしか出来ない性分。]

 ………短すぎるよ、な。

[溜息に似た吐息を漏らし化粧師の言葉に僅か頷く。]

(70) 2013/08/09(Fri) 23:28:34

薬師 コレット

貴方もわたくしと同じ歳になれば分かるわ、
ユーリちゃん。

人生がどんなに儚いものか。
ヒトがどんなに簡単に死ぬのか。
そして……、
ヒトがなぜ生きるのか。

(71) 2013/08/09(Fri) 23:28:43

薬師 コレット

[背を向けたユーリへ、ひとり言のようにつぶやく]

貴方に分かるかしら。
物心ついてから自分自身の生まれた年がその「周期」だったと、知った時の気持ちが。
天上にして至高の青……、頑張って頑張って長生きでもしないかぎり、それを見ることすらかなわないのだと、知った時の気持ちが。

[憧れと羨望を湛えた声は、
冷静な薬師のものではなく、
どこか「外」を望む若者のようにせつなく]

(72) 2013/08/09(Fri) 23:28:58

絵描き ミケル

― テレーズ宅前 ―

[泣きそうなミレイユに、かける言葉が思いつかない。
だから撫でているだけだったけれど、ちょっとでも落ち着いてくれたら良いなと。

話しているとき、聞こえた。夢と一緒。
何がとは聞いたりしなかった。

エトとノクロの言葉は、今起きていることが何か知っているようだったから、ミケルはさっき落としたまま放っておいた荷物を拾って、話を聞いていた。]

(73) 2013/08/09(Fri) 23:30:20

装飾工 メリル

─ 都市の通り ─

 …んん?

[パンを調達しに進む中、離れたところから声>>67が届いた。
離れすぎて何を言っているのかまでは知れなかったが、大声が上がるということは余程のことなのではないだろうか]

 ……また、なのかな。

[不意に弟──クレイグが消えた時を思い出す。
花が咲くまで、誰かが。
頭では理解したものの、誰かが消えて平然としてられるわけではなく。
けれど、他よりは早く立ち直れるようにはなっていると思う。
『周期』で起きる出来事に囚われすぎてもいけないと考えているために]

(74) 2013/08/09(Fri) 23:32:20

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:36:46

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

だーれが追うかよ。

[ミレイユの髪を撫でるまま、振り仰いでエトに笑う]

そんなつもりは毛頭無いし、そんな事望みやしねーだろ、誰も。
『刻』が終わる先に命あるなら、その分も生きる方がいい。

ただ、さ。

[ふ、と。眉尻は下がり、少しだけ弱い色を晒す]

みんな、生きていて欲しいだけなんだよ。

(75) 2013/08/09(Fri) 23:36:49

織師 ミレイユ

―テレーズ宅前―

 え?天上青って。
 山頂に咲く、花…… 、え。

[伝承それ自体は知っていたが。
先に紡がれた『死神』の言葉を理解したのは、ノクロの問いの答えを出している最中で]

 『死神』が。
 『周期』が、来てる……

 ……だから、“花を刈る”んだ……

[最後の方は、独り言にも似て]

(76) 2013/08/09(Fri) 23:39:09

織師 ミレイユ

 ……。

[ミケルの手>>73は既に離れていたか。
ノクロが丁度エトを見た>>75タイミングで、不意に立ち上がり、後ずさり。
その場の誰にも何も言わぬまま、踵を返し、駆け出そうとした]

(77) 2013/08/09(Fri) 23:44:22

給仕人 ユーリ

 コレットさん……。

[コレット>>72の羨望を籠めた呟きに、一度だけ振り返る。
 周期が訪れてから伝承を知った自分にとって、天上青は刈られた命と対となるもの。
 しかし周期の頃に生まれ、天上青に焦がれ続けて生きてきたなら――?
 せつなく響く呟きに、青年はゆっくりと瞬いて]

 それでも、僕には僕の時間がありますから。
 僕にとっては、『今』が大事です。

[静かに、息を吐き出す]

 行きますね。
 ……焦がれている貴女が、天上青を見られるように、祈っています。

[命を刈られるのは悲しいけれど、それは誰かの意志で為される事ではない。
 だから、せめてそれを望み続けた彼女に、天上青を見届けて欲しいと願い。
 今度こそ、その場を駆け出した]

(78) 2013/08/09(Fri) 23:45:12

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:46:38

道具屋 エト

― テレーズ宅前 ―

 それ聞いて安心した。
 誰も望まない。
 天寿を全うして欲しいと願ってるよ。

[年下のノクロ、ミレイユ、ミケルへと順に視線を巡らせて]

 ――…うん。

[弱い色が見えるノクロを撫でようと手が彼の髪へと伸びた。]

(79) 2013/08/09(Fri) 23:46:50

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[再び降りてきた視線は、
荷物を拾い聞く体勢に入ったミケルに一旦止まる。
彼に花が咲いている事は知らないけれど、
彼の言葉がゆったりとしているのも知っているから、笑むだけで]

ああ、ミレイユもそれなりに話は知ってたんだな。

[山頂、の単語に、彼女が自分よりも知識がある事を悟る。
けれど]

……ミレイユ?
花を刈る、って…?

[独り言のように紡がれた知らぬ言葉。
知らず、訝しげな色が浮かぶ]

(80) 2013/08/09(Fri) 23:47:18

道具屋 エト

 ……ミレイユ?

[不意に踵を返す織師の名を呼ぶ。]

(81) 2013/08/09(Fri) 23:48:13

道具屋 エト、メモを貼った。

2013/08/09(Fri) 23:48:45

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[エトから伸ばされる手>>79にはきょとりと瞬いたが、
その意図に気付けば小さく苦笑する。
逃げはしない苦笑の意味は、少しばかりの照れの意味]

あっ、

[そう、している隙に。
ミレイユが立ち上がる、踵を返す、駆け出そうと]

ミレイユ!!

[抱えた儘の乾燥剤が動きを阻害する。
膝にも掛けていた重量が、彼女を追う事を許さない。
手を伸ばすのが、精一杯で]

(82) 2013/08/09(Fri) 23:52:00

給仕人 ユーリ

 ― 都市の通り ―

 ミレイユー? ミケルー、居ませんかー?

[きょろきょろと周囲を見回しつつ、控え目ではあるが名前を呼んでみる。
 コレットの言葉の通りなら、自分かサリィの家の方へ向かっているはずなのだが]

(83) 2013/08/09(Fri) 23:54:04

絵描き ミケル

[花を刈る。
花、といえば、視線は自分の右足に。

お話をして、ノクロが撫でる時には、ミレイユから離れていた。
だから、動きには、やっぱりすぐには反応できなくて。]

…! ミレイユちゃん…!

[一拍後、慌てて呼び止めようとした。
エトとノクロの様子に、ほのぼのし始めていたのも、反応の遅れた理由の一つだろう。
慌てて、追いかけようとして、でも荷物が重いので、置いて。]

コレットおばあちゃんの、おつかいだから!

[お願いとか、そんなこといえなくて、小さくなる後姿を慌てておいかけた。]

(84) 2013/08/09(Fri) 23:57:50

織師 ミレイユ

[後ろからの名を呼ぶ声>>81>>82に]

 だめ!

[何がとも、何にとも言わず、ただ強く拒絶の言葉を吐いて、そのまま駆け出し。
けれど少し行ったところで]

 ……、っ

[足元がふらついた]

(85) 2013/08/09(Fri) 23:59:11

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コレット
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犠牲者 (5)

テレーズ(2d)
0回 残13500pt
サリィ(3d)
51回 残11690pt
メリル(4d)
225回 残6710pt
ノクロ(5d)
128回 残8473pt
ミケル(6d)
176回 残9128pt

処刑者 (4)

クレイグ(3d)
218回 残5475pt
ミレイユ(4d)
42回 残12264pt
ユーリ(5d)
80回 残11018pt
エト(6d)
102回 残9695pt

突然死者 (0)

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