85 Glimmer stone
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人
狼
墓
全
刺繍工 ゲルダ に 6人が投票した。
音楽家 ヘルムート に 1人が投票した。
お子様 カヤ に 2人が投票した。
細工師 ユリアン に 2人が投票した。
刺繍工 ゲルダ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、薬師 ゼルギウス が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒珊瑚亭 ユーディット、シスター ナターリエ、漁師 アーベル、画家 カルメン、音楽家 ヘルムート、お子様 カヤ、孤児 ロミ、研究者 エーリッヒ、細工師 ユリアン の 9 名。
─ 黒珊瑚亭 ─
[ふ、と短い息を吐き意識を周囲に向けると、自分に視線が注がれている>>2:162 >>2:169ことに気付く]
…あ、あの…なに、か。
[震える声は隠し切れず、それでもどうにか問いを向けた]
(0) 2013/08/20(Tue) 00:04:37
─ 早朝/宿舎にて ─
さいぎの目って…
おれたちがやったんだろーって変な目で見られるってことか?
ムカツクなぁ!
おれたちじゃねーって言ってんのに!
[>>2:165やんわりとした引きとめには、腹立ちもしたが従った。
昨日のムカツク目の中に飛び込む気持ちにはならないし、
死んだのがわかるだけで、子供にはきっとそれだけだったから。]
(1) 2013/08/20(Tue) 00:07:47
……ナタねー、おれたちこれからどうすればいいんだろ。
じじーが言ってるみたいに、誰か殺したりするのか?おれも?
[自分もやらなければいけないのだろうかと、子供は首を傾げて問う。]
おれ、人狼ならやっつけれるけど、
人狼じゃないのはやっつけられないぜ…。
[人を殺す事に不安を覚えるというよりは
どこか『困った』様子で腕を組んでいた。]
(2) 2013/08/20(Tue) 00:07:57
―翌朝・教会→黒珊瑚亭―
[前日は教会に戻る途中の村人の視線とかいたいものを感じながら、帰ってすぐ、毛布に包まって寝たのでヘルムートお兄ちゃんがきてくれていたこと>>2:124に気づくこともできなかった]
朝…か……
[外は大嵐というわけではないけど、天気は安定した様子は見えない。
まるで今自分が村で置かれてる状況みたいに感じる。
ナターリエの問い>>2:113に、自分のことは神父様が昨日戻ってすぐに寝たことを伝えたことだろう。
自分が起きてくるのは珍しく普段よりは遅く寝坊ともいえるような時間で、のろのろとおぼつかない足取りだった。
神父様に心配されながら、ナターリエお姉ちゃんが黒珊瑚亭にいったことを聞くと、自分も遅れてそこに向かうことになり…、
昨日より道中の視線はいたいというか、どこかよそよそしい以上の何かを感じた気がする]
(3) 2013/08/20(Tue) 00:11:22
─ 黒珊瑚亭 ─
誰かを、と口にされていたので。
団長が殺されたとなると、自衛団も焦りかねないなと考えていました。
[早く一人選べと詰め寄られるかもしれない。
その時は、抵抗するか、誰かを犠牲にするのか。
自分でもどうするべきかは判断のつかないまま、震えるシスターに>>0聞きようによっては冷ややかな声で答えていた]
(4) 2013/08/20(Tue) 00:14:46
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:15:16
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:18:43
─ 黒珊瑚亭/食堂 ─
[降りては来たものの、上手く声を出せなくて。
案ずるようににゃあう、と鳴く白猫に向けるのは、困ったような笑み。
一先ず、空いている椅子に座って、息を吐く]
…………。
[周囲のやり取りから、選ばなくてはならない、という現実が見える。
その事も重いけれど、その先にあるものを思うと──どうしても、先に目の当たりにした『死』がちらついた]
(5) 2013/08/20(Tue) 00:18:48
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:19:26
─ 宿舎に居た時 ─
……確かに、私もあの時「そんなことを言ってはいけない」と叱りました、けれど。
カヤ君が言ったから、団長さんが襲われたとは、考え難いと思います。
[いつもと違い大人しいカヤ>>2:173と視線を合わせながら、再度の否定を紡いだ]
そう、疑われている以上、そう見られてしまいますから。
あぁ、でも ────
[難しい言葉にも理解を示すカヤ>>1に頷き言葉を紡いで。
彼の言葉で胸中に思い出したものを静かに口にする]
私は、カヤ君は人狼では無いと、判っていますから。
[そう言って微笑み、帽子越しにカヤの頭を撫でた]
(6) 2013/08/20(Tue) 00:19:36
……カヤ君がそれを行うのが嫌だというのでしたら、無理にやりなさいとは言いません。
けれど、自分で考え、探すことはした方が良いと思います。
[困ったように言うカヤ>>2に僅かばかりの苦笑。
幼い子に、手をかけさせたくないという思いはある。
だからそれに関して無理強いをするつもりはなく]
人狼と判ったなら、出来るのですね。
[それもまた為させることに少し躊躇いがあった]
(7) 2013/08/20(Tue) 00:19:42
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:22:42
― 黒珊瑚亭 ―
[いつ、誰がどうなってもおかしくないと、団長の死で知らされたことをまだ考えたくはない。
だから皆が話すことをききながらあれこれと動いているのはただの現実逃避で。
降りてきてゲルダをみつけてほっと吐息を零した。
それからしばらくして降りてきたカルメンをみやり。
温かいお茶を彼女の前にだしてから離れ]
……自警団の人、くるのかな……
[ぽつり、と小さく呟いた]
(8) 2013/08/20(Tue) 00:22:52
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:23:03
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:26:26
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:27:46
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:29:17
細工師 ユリアンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:29:39
─ 黒珊瑚亭 ─
[かり、と首の後ろを掻いて周囲を見る。
ナターリエに答えるヘルムートの言葉>>4に視線を向けて]
…何か。
他人事みたいな言い方するんだな。
[小さく落とした呟きは、近くにいた者にしか聞こえなかったろう]
(9) 2013/08/20(Tue) 00:30:18
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:33:44
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:34:07
─ 黒珊瑚亭 ─
……身を守る…?
[思いがけないヘルムートの言葉>>2:169に、微かに瞳を瞠る]
それは…たしかに、必要なこともあるかもしれないが…。
[だが、何から身を守ろうというのか。
夜の人狼には、普通の人間では適わない。
昼の人狼に襲われること? それとも……人間に?]
頼むから…無茶だけは、しないでくれよ。
お前に何かあったら、
カルも僕も…お前の音楽を愛している人達も…哀しむ。
[ヘルムートが、人を殺せる可能性まで考えているとは、
思いもよらず。何処となく不穏な感じを抱きつつも、
案じる眼差しを向けた]
(10) 2013/08/20(Tue) 00:34:32
─ 黒珊瑚亭 ─
…… えぇ、そう、ですわね。
でも、選ぶと言っても、基準が…。
[問いに返る冷ややかな声>>4。
こちらを向いてのその言葉は、自分を槍玉に挙げようとしているようにも見えて。
ナターリエはヘルムートにやや警戒の色を宿した瞳を返す]
(11) 2013/08/20(Tue) 00:35:04
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:37:41
─ 黒珊瑚亭 ─
[思案に落ち込んでいた所に出された、温かいお茶。>>8
数度瞬き、それから、俯いていた顔を上げた]
……ありがと、ユディちゃん。
[短い礼は、すぐに離れた彼女に届いたか。
白猫を膝の上に乗せ、茶碗を両手で持って、一口、含む。
温かさが身にしみるような気がした]
(12) 2013/08/20(Tue) 00:37:57
─ 早朝/宿舎 ─
そっか。でも…
[>>6ちょっとほっとした様子はみせたものの、
それでも全部に安心はせずに、むつかしい顔のままうつむいていたが。]
俺だって、ナタねーが人狼じゃねーって解ってるからな!
あ、ついでにロミも!
[自分が人狼ではないという言葉には、
弾いたように顔を上げて、しっかりした声でそう言った。
そこに根拠があるかどうかは、子供の心中のみぞ知る。]
(13) 2013/08/20(Tue) 00:38:19
― 黒珊瑚亭 ―
[物思いに耽る間に先程より人が増える。
その気配に一度顔をあげて、視線を巡らせた]
方針は変わらないらしいから、来るだろうな。
[ユーディットの呟き>>8が聞こえてぽつと漏らす]
選べって言われても……
何を基準に選べばいいやら。
[御伽話に語られる存在がちらと過るが
その存在、その名を紡ぐのは憚られた。
基準が、とナターリエ>>11が言うのを聞き
奇しくも同じ事を言ってしまった男は僅か苦い表情]
(14) 2013/08/20(Tue) 00:38:40
自分で考えて探す……。
[>>7苦笑の中で言われた事に、これまたむつかしい顔をした。]
よくわかんねーけど、なんかやってみる…。
えっ、人狼だったらって、当たり前じゃん!
だって人狼はやっつけるもんだろ?
[違うの?というように首を傾げる。不思議そうに。]
(15) 2013/08/20(Tue) 00:39:05
─ 黒珊瑚亭 ─
[とは言え、確かにヘルムートの言った事は正論。
自衛団長が殺された事実は、団の統制も乱すだろう]
人狼を捕まえて、やっつける、か。
[団長から話を聞かされる前、浜辺で聞いたカヤの答え>>2:132を思い返す。
大真面目な少年の言葉に、「いると思ってるから、同じ失敗繰り返さないようにって言ってる」と返したのは自分、だけど]
…言うのは簡単、だよな。
[苦く零す呟きは、口の中だけに留めた]
(16) 2013/08/20(Tue) 00:44:26
[離れる前に聞こえたカルメン>>12のお礼に如何いたしましてというように小さく手を振り。
ユリアン>>14の声が聞こえて、そちらへと近づく]
……やっぱり来るんだろう、ね。
誰か、選べって言われても、わからないよ。
[皆知っている人で。
覚えていない人たちもまた此処の人だったという人で。
ナターリエ>>11やユリアンが言うように、選ぶ基準などどこにもなくて]
……なにか、分かりやすい目印でもあればいいのにね。
人だとか人狼だとか……
[そんなものがあればいいのに、とため息をついた]
(17) 2013/08/20(Tue) 00:44:50
─ 早朝/宿舎 ─
[ナターリエもロミも人狼じゃないと断言するカヤ>>13に、曇りがちだった表情が少し晴れた]
ふふ、ありがとうございます。
えぇ、ロミちゃんも、ですわね。
[カヤに微笑んで、帽子に乗せていた手ををゆっくりと離す。
むつかしい顔をする>>15にはまた苦笑が零れたけれど]
カヤ君が出来ると言うなら、止めはしませんが…。
[不思議そうな表情で問う彼を、真剣な表情で見詰め返して]
倒す者だとしても、生きているものの命を奪うことだと言うのは、忘れないでください。
命とは、軽んじてはいけないものですから。
[静かにそう、告げた]
(18) 2013/08/20(Tue) 00:45:29
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:48:16
─ 黒珊瑚亭 ─
切り離して考えなければやってられっか。
[アーベルの呟きに>>9小さな溜息と共に零す。
島を出てから心がけていた口調を崩しただけでなく、昔のような完全にぶっきらぼうな調子だった]
無茶するなと言うけどな。
この状況でそんなこと言ってたら。
[案じてくれると分かる言葉に一瞬表情を緩めたが、音楽を愛している人達と言われて>>10唇を噛んだ。
エーリッヒの眼差しから、そっと目を逸らす]
(19) 2013/08/20(Tue) 00:51:11
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 00:56:42
[近づくユーディットに顔を向けて]
……だな。
わからないのが普通だよ。
御伽話でも、普通は見分けがつかないってあるし。
[目印という彼女の発想に思わず目を瞠り
それから、頷きちいさな笑みを過ぎらせる]
違いない。
それならどんなにわかりやすいか。
[けれど目印らしきものは現実には見当たらず
ため息吐く彼女の様子を見遣り、困ったように目を伏せる]
(20) 2013/08/20(Tue) 00:56:55
─ 黒珊瑚亭 ─
……。
[ナターリエの震える声>>0には、
一瞬だけ、瞳に痛まし気な色が浮かぶものの。
ヘルムート>>4やアーベルの言葉>>9に、表情を硬くして]
……選ぶ基準…?
[ナターリエの呟き>>11に、少しだけ彼女の顔を見つめてから]
『誰が人狼か』……
[カルメンとやりとりした言葉を口にして]
(21) 2013/08/20(Tue) 00:57:58
─ 黒珊瑚亭 ─
[自分の呟きに返された声>>19に、思わず瞬く。
崩れた口調に驚いたからだが、むしろ馴染みがあるものだったから]
…最初っからそれなら、すぐ解ったのに。
[こんな時に、ではあるけれど。
やっと身近に感じられた懐かしさに、小さく零した後]
でも、…そうだな。
ほんと、やってらんねーよ。
[エーリッヒのように無理するな、とは言えず。
吐き捨てるように繰り返した]
(22) 2013/08/20(Tue) 00:58:00
─ 黒珊瑚亭 ─
見つからなければ手当たり次第。
そうはしたくないですけれどね。
[シスターの視線は>>11容疑者同士であれば当然のものと受け止めながら、苦々しげに息を吐いた]
(23) 2013/08/20(Tue) 00:58:09
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:01:25
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:01:49
[小さく吐息零して、再びユーディットへと目を向ける]
――…ギュンターの爺さん、さ。
少し変わった力、使えるって言ってただろ。
そういう力が道標になるんじゃないかって思ってた。
けど、――…爺さんは人狼に襲われて
覚悟を決めて立ち向かおうとした結社員でさえ
人狼には敵わないんだって、知れた。
そんな状況で、さ。
爺さんみたいな力がある奴は出てこい、なんて
言えないよなぁ。
[声を落として独り言のように呟いた]
(24) 2013/08/20(Tue) 01:02:33
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:03:14
─ 黒珊瑚亭 ─
……。目印、は。
あるかもしれない、よ。
ほら、カルも、御伽話の探せる人(>>1:224)
のことを話していただろう?
この中に、いるかいないかは、わからないけれど、ね。
[しばし思案気に瞳を伏せてから、ユーディットの声>17と、
ユリアンの同意>>20に、そちらを見遣り小さく呟く]
(25) 2013/08/20(Tue) 01:03:53
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:07:39
─ 黒珊瑚亭 ─
[目印でもあればという声>>17に視線を向けるも、すぐ逸らして]
…あった所で、それが信じられなかったら意味ねーんじゃねーの。
仮に人狼だって目印ついてたとして。
そいつが大事なヤツだったりしたら、信じたくねーだろ。
[ぼそりと落とした言葉は、過去に聞いた痛みを知らず重ねて]
(26) 2013/08/20(Tue) 01:07:50
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:09:19
あ、……そか、
そうだよ、ね……
[ユリアン>>24の言葉に改めて思い至ったように瞳を瞬かせ。
エーリッヒ>>25の言葉に表情を曇らせる]
いるかどうかわからないし、
いたとしても、教えてほしいなんていえない、か……
[人狼なんて信じてなかったけれど。
みてはいない死体についての話を聞くたびに人の為業ではないことだけはしれて。
ただ、ため息を零した]
(27) 2013/08/20(Tue) 01:09:26
─ 黒珊瑚亭 ─
[ぼんやりと考えめぐらせていた所に聞こえた声>>25に、俯いていた顔を上げる]
……でも、エリお兄。
御伽噺の通りにいたとしても。
お爺ちゃんみたいになっちゃうかも、知れない、って考えたら。
御伽話と同じく、隠れちゃっても、仕方ないんじゃない、かなぁ。
[口にする内、亡骸の惨状が蘇る、けれど。
ふる、と首を振ることで、どうにかそれを振り払おうと試みた]
(28) 2013/08/20(Tue) 01:09:28
─ 早朝/宿舎 ─
[>>18ナターリエの微笑みに、そーだろと偉そうに胸を張った。
まっすぐ見つめられて、静かに言われた事には、
暫く考え込むように首を傾げていたが。]
………よくわかんね。
人狼は殺していいもんじゃねーの?
だって、だってよ、
人狼は簡単に殺しちまうじゃん。ひと。
[やっぱりどこか納得出来ないといった顔をしていた。]
(29) 2013/08/20(Tue) 01:10:36
よくわかんねーけど、ナタねー、
おれ、ええと、なんだっけ、
あっ、ちょーさんだ!ちょーさんに行って来る!
[元々体を動かすのが得意で好きな子供は、そう言うと、
ナターリエから離れて外出着に着替え始めた。
頭には、相変わらず帽子の代わりに鍋帽子。]
行ってきまーす!
(30) 2013/08/20(Tue) 01:11:17
[アーベル>>26の声に視線を向ける。
そういう可能性もあるのか、と茶色い瞳を瞬かせた]
――あたしはアーベルとかゲルダとか皆のこと、信じてる、けど。
そっか信じられない、こともあるんだ……
(31) 2013/08/20(Tue) 01:12:37
―黒珊瑚亭―
[そこについたころには、先日に集められた人も結構いて]
おはよう…、もう、こんにちはかな…?
[黒珊瑚亭について、誰かからギュンターおじちゃんが殺されたことを聞くことになるだろうか]
やっぱりその、人狼にやられたって……?
[直接その姿をみていないので急に死んだと言われても実感ができないのか、悲しむとかそういう様子より、おどろいているって感じの様子でいた]
(32) 2013/08/20(Tue) 01:14:20
[エーリッヒの呟き>>25に小さく頷く。
続いてユーディット>>27とカルメンの声>>28も聞こえて]
ほんと、難儀だよな。
[確たる事は言えぬ状況。
知れるのは己の事。
今は他者の言動から考えて選ぶしかないように思えた]
隠れたい気持ちも分かるから。
居たとしても無理強いはしたくないな。
[言えぬ秘密を抱える男はそう零して息を吐く]
(33) 2013/08/20(Tue) 01:20:00
─ 黒珊瑚亭 ─
そうだね……。
名乗りを上げれば、
ギュンターさんのように、襲われる危険がある。
夜の人狼に立ち向かえる人は、ごく限られているから。
[ユーディットへのユリアンの言葉>>24に頷いて]
うん、もし、この中にいたとして…
知られないように、力の結果だけ伝えられる方法が
あればいいけれど。
それも、なかなか難しいだろうしね…。
[ユーディット>>27とカルメン>>28に、
そちらを見遣って、嘆息する]
(34) 2013/08/20(Tue) 01:22:11
─ 黒珊瑚亭 ─
それでも考える切欠にはなりそうだが。
カルの言う通りだろうからね。
[アーベルの発言に>>31意見を挟んで。
首を振っているカルメンの方を見て、大丈夫かと首を傾げた]
(35) 2013/08/20(Tue) 01:22:57
─ 黒珊瑚亭 ─
あるいは名乗って……。
[守ってもらうか…言い掛けて、口を噤むと、
言い掛けて、一瞬だけ視線をユリアンの方に彷徨わせ]
いや、やっぱり…危険だね。
[ぽつり、呟いた]
(36) 2013/08/20(Tue) 01:23:56
─ 早朝/宿舎 ─
世の中に好き勝手に殺して良いものなどありません。
自分以外の命を奪うのは、総じて必要に迫られてのことです。
ただ単に、「人狼だから殺していい」と思ってはいけません。
人狼にも命があることを、忘れてはいけません。
カヤ君、今の状況をしっかりと見詰めてください。
──…見知った人達の中に、人狼が居る可能性があるのですよ?
[納得のいかないカヤ>>29、主の教えに交え、現実を見るよう諭す言葉を紡ぐ]
(37) 2013/08/20(Tue) 01:25:34
……ちょーさん?
ええと…調査、かしら。
[キリの良いところで黒珊瑚亭へ向かうよう促すつもりだったが、意味不明の言葉を告げられ、頬に手をあて考えている間にカヤ>>30は宿舎を飛び出して行った]
あぁ、もう……本当にじっとしない子ですわね。
[元気一杯に出て行く様子に、思わず苦笑が零れた*]
(38) 2013/08/20(Tue) 01:25:39
─ 黒珊瑚亭 ─
[御伽噺に出てくる、人狼に対抗する力持つ者。
その存在について言及するのには加わらない。
考えは既にさっき>>26口にしているから。
けれど、ユーディの言葉>>31には、軽く目を瞠って]
…ありがとな。
[ふ、と表情を和らげて微笑を向けた]
(39) 2013/08/20(Tue) 01:25:39
─ 黒珊瑚亭 ─
[こちらを見詰め呟かれるエーリッヒの言葉>>21。
それが耳に入ると僅かにふるりと身が震える。
言葉は返すことが出来ず、口は閉ざしたままで。
ヘルムートの言葉>>23には、黙ったまま視線を落とした]
[そうしながら黒珊瑚亭に容疑者が全て集まった頃、数名の自衛団員達が来て、自衛団長が襲われたことについて改めて説明する。
その終わりに示されたのは、自衛団長が遺した決定に変更はないと言う事。
毎日、夕方までに処刑する者を決め、自分達で手を下すか自衛団に引き渡せと言ってきた。
当然、団員達は前者を望んで通達しているだろう。
向けられる視線が雄弁に物語っていた]
夕方、までに……。
[猶予はあるが、時間はない。
周りで言われる、人狼を探す手段。
それに頼る時間もありはしないだろう。
その事実はナターリエに一つの決断を下させることとなる]
(40) 2013/08/20(Tue) 01:25:50
そ、だね。
[難儀、というユリアン>>33や難しい、というエーリッヒ>>34に、緩く、頷く]
ぼくも、いるなら出てきて欲しい、って思ってたけど。
……どういう事になるのか、って、見ちゃうと……言い難い、なぁ。
[だからと言って、選べぬままではいられないのもわかっているから、は、と一つ息を吐き]
……あ……だいじょうぶ、だよ。
[ヘルムート>>35から視線を向けられると、早口に言って、やや力なく笑って見せた]
(41) 2013/08/20(Tue) 01:28:45
―黒珊瑚亭―
………。
そういう考え方も、あるね。
うん、気持ちは、すごく…わかる。
僕だって、信じたくないと思うだろうな…。
それに、力を持つ人が、本物だと証明するのは
難しい場合もあるらしいから、ね。
[アーベル>>26の呟きには、
ちらとそちらを見遣って、小さく頷いた]
(42) 2013/08/20(Tue) 01:34:04
うん……
[ユリアン>>33やエーリッヒ>>34に頷いて。
もう一つため息をついて気を紛らわすようにかぶりを振った。
ゲルダへとも視線を向けながらいつもぼんやりしている友人がまたすこしぼんやりがひどくなったようにも思えて]
――
[アーベル>>39からのお礼にきょとりと瞬き。
当たり前のことに礼を言われてすこし照れた]
べつに、あたりまえのこと、だし。
(43) 2013/08/20(Tue) 01:34:18
あー、大事なヤツに目印がついてたら、か。
信じたくないのはあるかもしれない、けど……
[アーベルの声>>26に考えながら紡ぐ言葉]
目印つけた相手にもよるな。
ユーディットのいうように
信じられる相手が言うなら、そう、なんだろうさ。
[ユーディットの言>>31に同意するように一つ頷いた]
(44) 2013/08/20(Tue) 01:34:54
[自警団員がやってきて説明をするのは静かに聞いていた。
夕方まで、と念を押されて、ため息を零し。
とまる人が増えた分部屋を用意してくる、とその場から立ち去った]
……誰も死ななければいいのに……
[団長がすでになくなっているから無理だとは知りながらも。
二階の客室をととのえて、階下へと降りる頃には日もかなり傾いていた]
(45) 2013/08/20(Tue) 01:36:14
─ 黒珊瑚亭 ─
守護の力か。
[エーリッヒが言いかけた言葉を>>36想像して、口の中で呟いた。
大きな声で言わないくらいの理性は残っていたが、沈黙を通せるほど冷静でもなかった]
そう。
でもカルは今は無理するなよ。
[空っぽだったというアーベルの説明を聞いた時には眉が寄った。
実際に見てしまったのなら衝撃はどれほどだったのかと思うから、力ない笑みを>>41案じる表情で頷いた]
(46) 2013/08/20(Tue) 01:40:01
─ 黒珊瑚亭 ─
ま、確かに。
今の状況で選ぶ基準なんて無いに等しいし。
でもそれなら、力のあるヤツじゃなくて人狼に名乗り出ろっつー方がいいんじゃねーの。
[本来の目的を考えれば、力ある者ではなく人狼が出てくれば一番手っ取り早い、と。
ヘルムート>>35に返す言葉は半ば投槍。
さっき自分が口に出した通り、この中の誰からそれが出た所で信じたくはないのだから]
…誰だってさ、死にたくねーし。
死なせたくねーだろ。
(47) 2013/08/20(Tue) 01:41:19
[カルメンの声>>41にそと視線を移ろわせる]
ギュンターの爺さんを見つけたんだっけ。
[気分は悪く無いかと案じる言葉は
ヘルムートと彼女の間に流れる空気にのみ込まれる]
――…。
[名乗って、と言いかけたエーリッヒ>>36と視線が交わった。
はたり、瞬いて、それから少しだけ迷うように眸が揺れる]
(48) 2013/08/20(Tue) 01:44:35
[ヘルムートが守護の力と言えば、微かに肩が揺れる。
ゆる、と首を振り、それを誤魔化すようにしてから]
御伽話では――、だけど。
守護の力を持つ者は、さ。
大事な者は守れても、自分の身は守れない、って。
[カルメンのように御伽話をなぞり肩を竦めた]
(49) 2013/08/20(Tue) 01:48:50
─ 黒珊瑚亭 ─
……無理なんか、してない、よ。
[向けられた案ずる表情>>46は、嬉しくもあったけれど。
口をついたのは、こんな一言だった]
……うん。
なんだか、呼ばれた気がして、行ったら……お爺ちゃん、もう、動かなくなって、た。
[視線を向けるユリアン>>48に、頷きと共にこう返す。
裏路地へと向かった理由を口にしたのは、ほぼ、無意識の作用だった]
(50) 2013/08/20(Tue) 01:49:03
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 01:51:20
[カルメンの応え>>48
その時の事を聞けば、はたと瞬く。
血の気がひくような感覚が、あった]
――…そ、か。
それは、大変だったね。
[深く触れぬように当たり障りない言葉を向ける]
カルメン。
[名を呼んでから、首を左右に振ってみせた。
言わぬ方がいい、と口止めする風にも見える所作]
(51) 2013/08/20(Tue) 01:55:44
─ 黒珊瑚亭 ─
[アーベルの投げやりな意見を真に受けて>>47揃っていた者達を見回してしまう。二階の準備が整うのを待っていたのか、奥にいたゼルギウスの視線は呆れているように感じられて、少し顔を赤らめた]
それこそ出てくるはずないだろう。
殺してくださいというようなものだ。
[照れ隠しのようにアーベルを睨んだが、続いた言葉に険を解いて頷いた]
誰を死なせたいとも思えないから。
困るわけだけどな。
[これ以上は堂々巡りか。腕を組んで息を吐いた]
(52) 2013/08/20(Tue) 01:57:19
─ 黒珊瑚亭 ─
[エーリッヒの同意>>42と共に向けられる視線を受け止める。
ユリアンの言葉>>44に、視線を向けて]
目印つけたヤツと、ついてるヤツ。
両方信じられる相手だったら、どうすんだよ。
[軽く肩を竦め問いかえすも、答えは求めず。
こちらの礼に当たり前のことだと言うユーディ>>43には、笑みだけを返した。
この場にやってきた自衛団員からの説明>>40に、その笑みも消えて]
…夕方までに、か。
悪ぃけど、ちょっと休んでくるわ。
なんかあれば、呼んでくれ。
[そう言って、二階の個室に向かっていった**]
(53) 2013/08/20(Tue) 01:58:02
[他のみんなが人狼についての話をしてるのを聞きながら]
御伽噺だと、見つける人とかいるんじゃなかったっけ?
[目印とか、そんな話題にそんなことを口にしてから]
どうやって見つけろってことなんだろう……
[ぽつりとつぶやきながら、周りの人を見る。
皆別段何か変わってるようにも見えず、普通の人と変わらなく感じる]
(54) 2013/08/20(Tue) 01:58:30
―黒珊瑚亭―
たしかに、信じられる人なら…信じたい、かな。
…でも、信じられる相手が、信じられる相手を、人狼だと言ったら?
とか、色々考えると、本当に難儀だね…。
[ユリアンの言葉>>44に、呟くように疑問を口にして、
難儀だな、という先程の言葉に、
同意するように小さく嘆息し]
(55) 2013/08/20(Tue) 01:59:16
─ 早朝/宿舎 ─
むー…じゃあ人狼も、
必要だからひと殺すのか?
でもそんなの納得いかねーよ!
やっぱおれ、じーちゃんが言ったみたいに、
人狼は殺すもんだと思う!
[>>37と勢い良く言ったものの、
見知った人の中に人狼がいるといわれると、口を尖らせる。]
えー、そんなのありえねーよ!
[現実は子供にはまだ遠かった。]
(56) 2013/08/20(Tue) 02:00:44
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 02:01:05
……っ。
うん…守護の力のことを、言おうとしてた。
[言いかけた言葉を的確に想像したヘルムート>>46に、
一瞬の躊躇うような間のあと、頷く]
………。
[先ほど、交わったユリアンの眸>>48を再び見遣り、
微かに肩の揺れるのに>>49、瞳を翳らせ]
うん、守護の力は…他者を守るためのもの、らしい。
自身は守れないって、僕も聞いた。
だからやっぱり、危険、だよ…。
[ユリアンの言葉>>49に同意すると、視線を逸らして、呟く]
(57) 2013/08/20(Tue) 02:02:37
─ 宿舎→ ─
じんろ〜な〜んているわけないさ
おおげさだ〜おおげさだ〜
[宿舎を飛び出して、祖父直伝の穴掘る時の歌を歌いながら、
子供はたくさん頭を使う。人狼は誰かについて。]
ナタねーとロミのはずねーだろ。
じゃああとほか…
……アベにーもユリにーも、
ユーねーも、ゲルねーも、カルねーも人狼じゃねーか。
ゼルおじぃは…ゼルおじぃ、おれが嫌だってんのに
傷に痛い汁塗ったり、苦い薬くれたり、
イヤガラセするからありえるかも。
[ひどいいいようだった。]
(58) 2013/08/20(Tue) 02:02:56
[子供の振り分けに根拠は無く、
しいて言うなら好きか嫌いかでしかない。]
でもおじぃ昔からいるしなー。
薬くれたり、ナタねーとか神父のじじぃとか、
ありがたがってるから後回しでいいかなぁ…。
あと知らない奴もいたな。金髪のにーちゃんたち…。
よし、そこからちょーさんだ!
[知らない奴は宿に泊まる、という知識はあるようで。
黒珊瑚亭に向かおうとして、ぴたっと足が止まった。]
あ、アレ持ってこ。
[一転むかうは、墓地だった。]
(59) 2013/08/20(Tue) 02:07:17
両方?
それは困るなぁ。
[アーベルの問い>>53に肩を竦める]
どっちか選ぶしかないだろうな。
どちらかが嘘をついてるのは明白だろ。
――…生きたいって思いはみんなあるだろうし。
自分の目で見極めて――…
信じたいと思えるどちらかを選ぶよ。
[己の考えを言葉にしてから
ふと思い出したように、悪戯な笑みをアーベルへと向ける]
アーベルが言うなら信じてやるよ。
[その直後自衛団員の説明があり、話は途切れた]
(60) 2013/08/20(Tue) 02:08:00
─ 黒珊瑚亭 ─
うん……色々、びっくりした。
[大変だったね、というユリアン>>51に、こく、と頷く。
唐突に色の失われた世界を思い出すと、亡骸を見た時とは違う恐ろしさが感じられて、微か、肩が震えた]
……ん? なに?
[名を呼んだ後の、首を振る仕種。
内にあるものの目覚めを自覚しつつも、それが何かの認識にはいまだ至らぬ娘は、それが口止めとはすぐに思い至らず。
けれど、強いて思い出したいものでもなかったから、それ以上は口にする事もなく。
刻限伝える自衛団の通達>>40に、小さく域を吐いて、目を伏せた。**]
(61) 2013/08/20(Tue) 02:10:05
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 02:11:22
─ 黒珊瑚亭 ─
ならいいけど。
皆、休める時は休もうな。
[子供の頃のように意地を張りそうなカルメンの言葉に>>50苦笑して、他にも向けるように言い換えた]
ああ、そうだったな。
だからその力があっても出て来いとは言えない。となれば、いるかどうか分からないままになるから。
……堂々巡りだ。
[ユリアンの言葉と>>49エーリッヒ>>57の意見に同意して、腕組みしたまま天井を見上げた。
カルメンの名前をユリアンが呼ぶ>>51のも聞こえてはいたが、仕草を見なかったので特に何も反応しなかった]
(62) 2013/08/20(Tue) 02:13:24
─ 夕方 ─
[考えている間にも時間は過ぎていく。
与えられた猶予の間に一度教会へと戻り、自室で準備に取り掛かった。
いつも出来上がったレースを入れて運ぶ籠の中に、一振りのナイフを忍び込ませる。
刀身は銀色に輝いているが、そう見せかけているだけで銀で出来たものではない。
銀など不必要だったため、手元にあるわけが無かった]
[ナイフを忍び込ませた籠に布をかけ、深呼吸してから自室を出る。
命を軽んじてはいけないと、カヤに言った矢先の決意。
決して軽んじているつもりはない。
ナターリエには、護るべきものがあるのだから。
生きるために、護るために必要な取り捨て選択をしただけのこと]
(63) 2013/08/20(Tue) 02:17:53
─ 夕方/黒珊瑚亭 ─
[自衛団がしていた夕方の時刻にはまだもうしばらく時間がある。
間際にならないように少し早めに移動して、店主にゲルダの部屋がどこかを問うた。
問いに対して疑問を抱かれたなら、「少し頼みごとがありまして」と言いながら腕に下げる籠を示す。
その中に入っているものはいつも限られていたから、然程疑われずに部屋の位置を聞くことが出来た。
近くにユーディットや他の者が居るのであれば、どう思ったか定かではないけれど]
(64) 2013/08/20(Tue) 02:17:58
─ 夕方/ゲルダの部屋 ─
[ゲルダのことだから仕事を持ち込んで没頭しているのではと思って部屋を訪ねたところ、実際はどうだったか分からないが、彼女は予想通り部屋に居た。
扉を3度ノックして、返る声にこう切り出す]
あ、あの、ナターリエです。
刺繍について、少し、相談が。
[相手の心中は分からねど、仕事についてのことだったからか、どうにか扉は開けてもらえた]
レースと刺繍を組み合わせられないかと、思いまして。
こんな時なのに、と思われるかも知れませんが、何かしていないと、落ち着かなくて。
[ゲルダの様子を窺いながら、しどろもどろな言い方で説明をして。
仮に渋られても、お願いしますと頭を下げて、部屋の中へと入れてもらう]
(65) 2013/08/20(Tue) 02:18:07
すみません、無理を言って。
レースと刺繍って、どちらも糸から出来上がるものですけれど、全く違うものになりますよね。
[謝罪の後に話題作りのための言葉を紡いで、相手の警戒心を減らそうとしてみる]
あら、今お仕事なさっているのですね。
見せてもらっても良いですか?
[縫いかけの刺繍があることに気付けばそう言って、作業を見せて欲しいと頼み込む。
そうして始まった作業を後ろから覗き込みながら、ナターリエは籠の中に手を忍ばせた]
(66) 2013/08/20(Tue) 02:18:18
──…ゲルダさん、もう一つ、お願いがあります。
[作業の途中、背後からそっと言葉を紡ぎ、籠の中のナイフを握る]
貴女が人であることは重々承知です。
けれど、私にも、護りたいものがあるのです。
[そこまで紡げばゲルダもナターリエの異変に気付くか。
握ったナイフはそのままに、籠を取り落としてナイフを両手で掴んで]
だから ─────── 死んでください
[躊躇うこともせず、ゲルダへナイフを突きつけた。
一撃目はゲルダが動いたためか狙いが外れ、彼女の腕を抉るに留まる。
悲鳴や呻き声はあっただろうか。
抵抗の動きもあったことだろう。
けれどナターリエはそれに構うことなくナイフを両手で構え、身体ごとゲルダにぶつかろうと繰り返し。
ゲルダの部屋から大きな物音が何度か響き渡った]
(67) 2013/08/20(Tue) 02:18:30
っ、くぅ…!
[何度かナイフを繰り出しているうちに、ゲルダへの切り傷は増えていき。
ナターリエもまた抵抗による打撲や肌が露出した部分への引っかき傷が増えていく。
そうして揉み合う内にナイフはゲルダの鼓動の位置を捉え。
押し込んだことでナターリエはゲルダに覆い被さるように倒れ行く。
一瞬にして全ての物音が、停止した]
はっ ぁ、 は ぁ ………
[手に返る肉を穿つ感覚と、ぬるりとした触感。
身体を起こして手を離せば、ナイフは深々とゲルダの左胸に突き刺さり、隙間から赤い液体を滴らせていた]
あ、ああぁあ ああ………
[目の前の状況に言葉にならず、ただ声だけが零れ落ちる。
護りたいものがあるからと為したことではあったが、為したことに対して身体は震えて。
紅く染まった自分の両手を見詰めながら、はらはらと瞳から雫を零していた]
(68) 2013/08/20(Tue) 02:18:44
[物音に気付いて駆けつけるものも居ただろう。
声をかけられないうちは、雫を零しその場に座り込んだまま。
黒い修道服は返り血を浴びても色を変えず、顔や手に付いた紅が酷く際立って見えた*]
(69) 2013/08/20(Tue) 02:18:54
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 02:20:33
─ 黒珊瑚亭 ─
夕方までには誰かを。
[自衛団の通告の後、重い息と共に呟いた。
任せてしまえれば楽だが、それを認めるよりはと思う心はあった。あったが、まだ覚悟が決められなかった。
そのまま夕刻を迎えて。物音に異変を感じて>>69部屋を出た]
(70) 2013/08/20(Tue) 02:29:45
[伝えられる時間>>40は、どこか冷たい印象を自衛団員達に感じて]
夕方……
[起きてきたのがおそいから、あといくらの時間もなく感じる。
ギュンターが死んだことを聞かされてからそんなにたっておらず、どんどん人が死んでいく消えていく、
そんな感覚に一瞬とらわれてぎゅっと自分の身を抱く]
(71) 2013/08/20(Tue) 02:30:54
[二階の個室へと向かう前のアーベルの言葉>>53に、そんな場面を少し想像してしまい、
それを振り払うように頭を横に振り]
またね、アーベルお兄ちゃん。
[その姿を見送った]
(72) 2013/08/20(Tue) 02:31:00
ん。
きっと、沢山悩むだろうな。
悩んで悩んで答えを探すしかない。
[エーリッヒの同意のような嘆息>>55に目を伏せる]
けど、それはその時に考えればいい。
今、考えを巡らせても答えなんて出ないだろ。
[小さく息を吐いて、エーリッヒの双眸見詰め]
悩んで思い詰める前に、信じられる相手に相談してみろよ。
俺がそういう相手になれるとは思わないけど
そうだな、話しくらいならいくらでも聞くから。
(73) 2013/08/20(Tue) 02:35:59
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 02:45:47
[ヘルムートの言葉>>62に頷く]
ああ。
それに、今はまだ可能性の域をでないから
道しるべがない状態では迷子になる。
海に出るのに、羅針盤を持たない状態、かな。
[不安をあらわすような言葉をぽつと呟いた。
エーリッヒの考え>>57聞けば考えるように視線を下げる]
危険、でも――…
[覚悟決めなきゃいけない時が訪れる。
浮かぶ言葉を声にできぬままエーリッヒのほうを見るけれど
視線はそれていたからその目に宿る感情の色までは知れなかった]
(74) 2013/08/20(Tue) 02:49:56
─ 黒珊瑚亭 ─
シスター・ナターリエ。
[揉み合いとなったらしい室内からは、どちらが仕掛けたとも分からず。両手を見つめたまま涙を流し続ける修道女を、どうとも判断し辛かった]
まずは外に出て。
…誰かタオルを、シスターを頼む。
[手を拭わせようとポケットから取り出しかけたチーフには赤黒い跡が残っていて、慌てて仕舞った。これは使えない。
頼むまでなく動いてる者もいたかもしれないが、シスターのことは任せることにして中に踏み込んだ]
子供達が見る前に。
[遅かったかもしれないが。
刺さったナイフは心臓を確実に貫いていると見て、ゲルダの身体の上にベッドからシーツを剥がして掛けた**]
(75) 2013/08/20(Tue) 02:52:36
[カルメンの反応>>61から考えすぎだったかもしれないと思う。
なんでもないという風に首を振った。
じわりじわりと自衛団の示した刻限が迫る]
――…。
[決められぬままあれば、階上から物音が聞こえて
ゲルダの部屋へと駆け付けたころには
血色に染まるゲルダとナターリエの姿があった**]
(76) 2013/08/20(Tue) 02:57:27
― 墓地 ―
[村から外れた墓地に行くと、祖父と祖母の墓の前に立つ。
祖父母の墓の間に両親の墓がひとつあるが、
中身がからっぽなのは、おそらく大概の村人が知っている事だった。
子供の両親は子供がさらに子供の時に島の外に出て、
それっきり帰ってこず、何年も便りすらよこさなかったので、
祖父が死んだと諦めて、先に死んだ祖母の隣にひとつ墓を作った。
その両親の墓を、ごりごり素手で掘り始める。
中身がカラなので、かけられていた土は薄い。
蓋はすぐに、土の合間から目に入った。]
…スコップもってくればよかった。
[それでも子供の手にあまる作業に、時間はずいぶん経っていく。]
(77) 2013/08/20(Tue) 02:58:33
じんろ〜な〜んているわけないさ
おおげさだ〜おおげさだ〜
[穴掘りの歌を歌いながら、
ようやく棺というよりは随分小さな箱が出てくると、
蓋を開けて中にあるものを取り出た。
からっぽのはずの棺の中には、銀の鋏がひとつ。
子供や女が使うような、小さなものだった。]
じーちゃんホントに入れてたんだな…。
ばーちゃん、ちょっと借りるな!
[子供が言う通り祖母のものらしい、
所々錆付いて鈍い光を放つはさみは、
こっそりポケットの中に入れられた。]
(78) 2013/08/20(Tue) 02:58:40
― 黒珊瑚亭 ―
[墓荒らした痕跡を、適当に直してから黒珊瑚亭へと向かう。
辺りはすっかり夕方になっていた。]
ユーねー、おじさん、おっす!
[ばーんと遠慮なく扉を開けると、
聞きなれない物音がして首をかしげた。]
……ねー、何いまの?
[ぱたぱた瞬いていたが、
>>68悲鳴や嗚咽が知る人の物だと知れば、びくりと身を竦めて
その場に誰か居た様なら、そっちの顔を見たりした**]
(79) 2013/08/20(Tue) 02:58:51
細工師 ユリアンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 02:59:34
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 03:00:15
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 03:01:50
―夕方―
[せまる時間とともにナターリエが一度教会へと戻る様子>>63に、その姿はどこか思いつめてるように見えた。
戻ってきたときの様子はさらにもっとそう感じて、でもそのときに声を掛けることはできずにいた。
だから全てが終わった後>>69に、ヘルムートお兄ちゃんかあるいは誰かがとめたから自分はその部屋に通してもらうことはできなかったけど]
なんで……
[そう口にしながら、答えなんて本当はなんとなくわかっていたのかもしれない。
でも、そう*言わずにいられなかった*]
(80) 2013/08/20(Tue) 03:05:59
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 08:08:36
― 夕方/黒珊瑚亭 ―
[部屋をととのえたあとは父親とともに夕食の支度を行なう。
ナターリエ>>64が父親に問いかける様子にゆるりと瞬き。
それでもその時はまだ、疑うこともなく見送った。
彼女の決意も何も知らぬままに。
そして聞こえてきた物音>>69に父親と顔を見合わせて厨房から出る。
そのころにはゼルギウスやヘルムート>>75、他にも人がいただろうか]
なに、……っ!
ゲルダっ
[血の匂いに、喧嘩だろうかと思い。
覗きこんだ先に見えた結果に息を飲んだ]
(81) 2013/08/20(Tue) 09:42:52
どう、して……
[駆け寄ったゲルダにはシーツがかかっている。
座り込んでいたシスターが誰かに連れられて出て行くのにも気づかぬまま。
周囲を冷静にみることもできずにぼろぼろと涙を零して、ただ友人の死を嘆く。
ナターリエが殺したのか、殺そうとして反撃をうけたのかすらも考えられるままにその日は嘆いて嘆いて。
誰かに慰められでもしなければ、父親に連れられて自室に戻り、その日は一度も部屋から出ず]
(82) 2013/08/20(Tue) 09:42:59
― 翌朝 ―
[泣きながら眠ったせいか、酷く頭が重い。
顔を洗いに部屋から出た時には日が昇りはじめたところで。
ふと、夜にはいつも閉めるはずの玄関が開いている気がした]
……もう、誰か、起きた……?
[ふら、とした足取りで向かう。
寝起きながらもいつもと同じようなワンピースを身に付けて、玄関へと向かう廊下を歩く。
食堂をでてすぐのところで、血の匂いを感じて]
(83) 2013/08/20(Tue) 09:56:33
――!
[その場に倒れている人に、大きく瞳を見開いた]
ゼル、せんせ……?
[幼いときから医者としてみてもらっていた。
父親が表にはださないものの、どこか旅人と同じ扱いをしていることは知っていたけれど。
物心ついたときからお薬をもらいにいくのはゼルギウスのところで。
昨日だって、ゲルダのことやナターリエの傷の手当てなどを、していたはずで。
それが、どうして]
(84) 2013/08/20(Tue) 09:56:39
―あ、あ……きゃあああっ!!
[どろりと流れている赤い色がある。
最初見えた顔だけと、そこから先の違いに認識が追いつかず。
赤黒い色をみせている、それが服の色でもなんでもなく、血の匂いの元であり。
からっぽになった、身体の中だと思考が追いついたとき、悲鳴をあげた。
へたり、とその場に座り込んで動くこともできないまま誰かが来るまで、ただその氏を見つめ続けた**]
(85) 2013/08/20(Tue) 09:56:44
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 09:58:08
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 10:00:52
― 黒珊瑚亭―
………?
[案じているだのだろうヘルムート>>35>>46と、
カルメンのやりとり>>41を、
微かに心配の滲む眼差しで見守っていたが。
カルメンの言葉>>50と、ユリアンがカルメンの名を呼び、
次いで首を左右に振ったのに、不思議そうに小さく首を傾げ]
堂々巡り…か。そうだね。
もし命懸けで出てきてくれても、信じられるかどうか、
皆の判断が一致するかは、また別問題のようだし……ね。
[天井を見上げるヘルムート>>62に、
微かに疲れの滲む嘆息を零しつつ頷いて]
(86) 2013/08/20(Tue) 10:54:17
─ 夕方/黒珊瑚亭 ─
[首を振る仕種>>76に、もう一度瞬いて。
けれど、それ以上何も言われぬのなら、問いを重ねる事もなく]
もう、ルゥお兄の心配性。
[向けられた苦笑>>62に、ほんの少し膨れる仕種を返した後、残っていたお茶を飲んで、二階へと]
…………。
[考えなければならない事が多いのに、それは上手くまとまらない。
気を紛らわせるべくスケッチブックを開くものの、何を描けばいいか、それも浮かばず、結局、ぼんやりと時間を過ごして]
(87) 2013/08/20(Tue) 11:11:16
……んん?
な、なに?
[我に返ったのは、隣りの部屋から只ならぬ物音>>67が聞こえた時]
あ、あれ?
隣りって、確か……ゲルダ、ちゃん?
[ユーディットに言われた事を思い出して、立ち上がろうとするものの、人狼疑惑を聞いてからまともに休めていない体はすぐに動くのを拒絶し。
ようやく動けるようになったと思えた矢先──視界に強く霞がかかった]
やっ……また……なん、でっ……?
[震える声に返るのは、案ずるような白猫の鳴き声。
擦り寄る温もりを手で探して撫でながら、霞が晴れるのを待つものの]
(88) 2013/08/20(Tue) 11:11:24
……ま、た?
[霞み晴れた視界に色はなく、ただ、白い炎のようなものが揺らめいて。
それは壁をすり抜けるようにして、隣室へと消えた。
行きたくない、という意思と、行かなくては、という意志が鬩ぎあい──また、勝ったのは、後者。
覚束ない足取りで部屋を出て、ゲルダの部屋へと向かう頃には他の皆もそこにいて。
部屋に入るのを止める声があっても、現に焦点合わせぬ瞳はそちらを顧みる事はせず。
室内で唯一色を帯びて視えるものを、動かぬゲルダの亡骸を、みて]
……白い、火。
[その周囲にめぐる色をはきと認識し、口にした所で灰色だった世界に色が戻り、崩れるようにその場に座り込んだ]
(89) 2013/08/20(Tue) 11:11:28
……だい、じょう、ぶ。
ぼくより、シスターさんと、ユディ、ちゃん。
[誰かに案ずる声を投げかけられたなら、返すのは途切れがちの言葉。
大丈夫、と言ってはみても、身体の震えは止まらなくて、羽織っていたショールをぎゅ、とかきあわせてそれが鎮まるのをじっと待った]
(……ぼく、は……)
[無自覚の認識が、自覚までの距離を詰める。
それでもこの時にはまだ、二つの間に距離は開いていた。
認識を拒否する気持ちが、自覚を阻んでいて──けれど。
その逃避が赦されることではない、と知るのは、翌日の夜明けの後。*]
(90) 2013/08/20(Tue) 11:11:36
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 11:13:46
―2日目/黒珊瑚亭―
そうだね…。
自分なりの答えを出さなきゃいけない時は、必ず来る。
僕達には、あまり時間もないし、ね。
[目を伏せるユリアン>>73に、
時刻を推しはかるように、窓外の陽の傾きに目をやり、
苦し気な表情で眉を顰め]
(91) 2013/08/20(Tue) 11:34:03
―2日目/黒珊瑚亭―
信じられる相手に相談……?
[ユリアンの言葉とまっすぐに向けられた双眸>>73に、
海色の瞳が微かに見開かれ。
一瞬だけ、ふっと泣き笑いのような表情が浮かぶも、すぐに消える]
……信じている、よ。
ありがとう…。
[ユリアンの眸を見つめたまま、零れたのは小さな囁き。]
………。
[ユリアンの途中までの言葉>>74は耳に届いてはいて。
自分に向けられた視線を感じはしても、
瞳を合わせることはできなかった]
(92) 2013/08/20(Tue) 11:35:45
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 11:39:17
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
夕方までに、か…。
[自衛団員の話と決定>>40を聴き終えれば、
重苦し気な嘆息を漏らして]
ヘルがさっき言ってくれたように、
疲れた頭で考えてもよくない、ね…。
僕も、部屋で少し休んで……考えを、まとめるよ。
[考え――誰を選ぶか、を。
カルメン以外の者にも向けられた様子だった、
ヘルムートの配慮>>62を思い出し、自室へ戻って]
(93) 2013/08/20(Tue) 12:06:28
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
……身を守る、ね…。
自分の身を、とは考えたこともなかった、な…。
誰かの身を守る為なら、ともかく…。
[自室に戻れば、昨夜机の上に置きっぱなしだった、
研究書>>2:136を荷物に戻そうとして。
ふと、ヘルムートとのやりとり>>2:169>>10>>19を思い出し]
(94) 2013/08/20(Tue) 12:09:13
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
……牙や爪よりは、痛みはましだろうけれど、ね…。
[荷物>>2:136の中、研究の為に持ち歩いている実験器具から、
解剖用の細身のナイフをひとつ取り出す。
陽に晒せば、銀色の鋭い刃がきらりと光を放つが、
勿論、銀製ではない。
何度となく、人体や獣の臓腑を切り刻んだ馴染の刃先を、
そっと指先に滑らせれば。
すうっと一筋の赤が滲み、滴り落ちる]
……勿体ない。
[思わずのように唇を寄せて。
ナイフをハンカチで包むと、ポケットにしまった]
(95) 2013/08/20(Tue) 12:13:42
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
………!?
何の音……っ。シスター!?
[階下に下りる途中、何か大きな物音>>67が聴こえ、
どの部屋からだろうと、少し迷ってから駆けつければ。
ヘルムート>>75と、他にも誰かいただろうか。
両手から血を流し、泣いているシスターと、
揉み合ったような有様の室内>>68。そして――…]
……ゲルダ?
どうして……紅い…?
[茫然とした呟きが、唇から零れ落ちた]
(96) 2013/08/20(Tue) 12:49:04
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
[タオルとシスターのことは、誰に頼んだのだったか。
ヘルムートの指示>>75に頷いて、
許しがあったなら共に室内に入り、ゲルダの死と創傷を確認した]
二人ともに、揉みあったような痕跡があったね…。
刺創も多い…でも逡巡創というには少し深いか…?
致命創は心臓か…。
……どうして、こんなことに…。
[状況から読み取れることもあるが、専門ではないし、
ナターリエから話を聞くまでは、何が起こったのかの判断は控え。
ヘルムートがゲルダの身体にシーツを掛けるのを見て、
ゲルダの瞳が開いていたなら、そっと瞼を閉じる。
まだ残っていただろうゲルダの温もりが指先を掠めれば。
ふいに視界が海の中のように潤んで揺れ――…歪んだ]
(97) 2013/08/20(Tue) 12:56:38
─ 2日目/黒珊瑚亭 ─
……ゼル先生。
[人体の内部は専門だが、
外部損傷や死因には確証が持てる程詳しくはない。
ゼルギウスは既にそこにいただろうか。
いなければ、呼んでもらい、後はゼルギウスに任せ>>84]
……ロミ?
見ちゃだめだ! ……だめだよ…。
[気持ちを落ち着けようと一度部屋を出かけて、
近くにロミの姿>>80が見えたなら。
彼女が部屋に入る前に止めようと、慌てて駆け寄った。
それでも何がしかは、見えるか悟られてしまっただろうか]
(98) 2013/08/20(Tue) 13:13:11
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 15:03:18
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 15:07:39
―2日目/黒珊瑚亭―
………。
ごめんね、僕にも…わからない。
シスターに、聞いてみないと…。
[“なんで……”>>80少女の言葉は、単なる問いというより、
もっと様々な感情が混じっているようにも聞こえ。
けれど、そうとしか応えようがなく、数瞬、瞳を伏せる]
[ロミと初対面>>2:170>>2:171の時に、交わした会話が脳裡を過る。
言葉を交し、少しずつ打ち解けてくれた様子なのが嬉しかった。
ユーディットに宿に泊まるかと誘われても、
教会に戻ると答えた様子から、シスターを心配させたくないのだろう、と感じたことを思い出して、唇を噛む]
(99) 2013/08/20(Tue) 17:38:59
―回想・1日目/教会―
[ロミに名乗り、12年前まで島に住んでいて…
等と自己紹介をした後、一旦別れたけれど>>2:171。
ユーディットが、教会までの送りのことを気にしてくれて>>2:86
直ぐに後を追いかけ、拒まれなければ教会まで送ったのだったか]
――神父様。お久しぶりです。
[丁度出かけようとしていたらしい教会の神父は、
姉が通っていた12年前>>1:196>>1:197と同一人物で。
ガウナーと家族の名を名乗れば、はっとした表情を浮かべた。
それは……単なる驚きとは少しだけ違うようにも感じられて。
やはり、彼が、12年前に姉が家族の秘密を打ち明けた人>>1:174
なのだろうか、と訝しんだ]
(100) 2013/08/20(Tue) 17:50:58
―回想・1日目/教会―
――亡くなった姉、ユーリエのことで、
おうかがいしたいことが、あるのですが。
[姉の名を出せば、神父が少し思案してから頷いて。
これから出かけるし、シスターや子どもたちのいる場所より、
静かに話せるほうがいいだろうから、宿を尋ねると言ってくれ]
――ありがとうございます。
――神父様の、ご都合の良い時にお訪ねください。
[こんな状況だからだろう、神父も忙し気に見えて、
本来なら島民の為にいらっしゃる方、無理を言うのが忍びなく。
都合を聞かれれば、そう答えた。
姉が漏らした家族の秘密>>1:174は、そのせいで、
12年前、夜逃げのように島を後にし、
その後、両親が島民との接触を禁止した>>1:172もので]
(101) 2013/08/20(Tue) 17:53:37
―回想・1日目/教会―
[もしも、誰かに、漏れ聞こえたならば。
『誤解』から、
処刑票を投じられても、おかしくないだろう内容だから]
[本当は、二人きりになりたかったけれど、
話をしてもらえるだけでも、ありがたいと思えば、
それ以上は求められずに]
――回想・了――
(102) 2013/08/20(Tue) 17:54:56
─ 回想/黒珊瑚亭 ─
[ユリアン達が交わす言葉と視線、それに積極的に加わろうとしないこちらに誰か気づいたか。
話題を軽んじているつもりはなかったけれど、何処か上の空な部分はあって。
だからだろうか、カルメンとユリアンのやり取り>>50>>51もこの場では気付く事は無く。
半ば投槍に吐いた言葉を真に受けたらしいヘルムート>>52の視線に向き合った]
わかってるよ、んなこと。
大体言って馬鹿正直に出てくるなら、そもそもこんな状況作ったりしないだろうし。
[睨まれながら肩を竦め、現状が人狼にとって覚悟の上だろう推測を口にする。
だからこそ、この中の誰かが人狼だという事実を受け入れ難く。
力持つ者が表に出たらという話題にも踏み込めないでいたのだが]
(103) 2013/08/20(Tue) 18:06:46
─ 回想/黒珊瑚亭 ─
…ユリ。
[悪戯な笑みと共に向けられたユリアンの言葉>>60に、ぱちり瞬き]
───…何、俺ったらそんな魅力的?
[口端を上げ、おどける様な口調を返した後]
…ユー坊もお前も、簡単に言ってくれるんだな。
[一瞬だけ何かを堪えるような笑みを浮かべ、小さく呟きを落とし。
誰かがそれを拾ったか確認する間は、自衛団員の来訪に奪われた]
(104) 2013/08/20(Tue) 18:07:38
─ 回想/黒珊瑚亭・二階 ─
[またね、というロミ>>72に手を振るだけで応えて二階に上がり。
部屋に戻ると、ズボンのポケットに入れていた羅針盤を取り出した]
…本当、難儀だよなぁ。
[自衛団員が来る前、エーリッヒが零した言葉>>55を思い返し、独りごちる。
確かに、力ある者が名乗り出た方が皆にとっての指針にはなれるだろう。
そうは思っても、今はまだ表に出ることを迷う。
自分が見たのはまだ一人だけで、その正体は人狼ではないのだから]
……今出ても、指針にはなれねーだろ。
[せめてもう一人、人であることを証明したい。
名乗りでた後、自分が見た彼女の身の安全を任せられるように、と。
願いを抱きながら、またあの深い眠りの奥にと落ちていって]
(105) 2013/08/20(Tue) 18:08:03
─ 回想/黒珊瑚亭・二階 ─
─────… っ
[目覚めは、やはり酷い倦怠感を伴うもの。
どれ位寝ていたのだろうとか、自衛団はもう来てしまったかとか。
案じるべきことは幾つもあるのに、それに気を払う余裕もなくただ驚愕に目を見開いたまま呆然と天井を見つめていた。
女の嗚咽>>68が聞こえることに気付いても、しばらく身体は起こせぬまま。
ようやく身動きが取れるようになって部屋を出て、鼻を刺すような臭いと落ち着かぬ空気を察し]
…誰が。
[シスターはヘルムートの指示で部屋から出された後>>75。
既にこの場から離されていたかもしれないが、まだ居たのならば彼女が手を下した事は一目で解ったろう。
部屋の中に入ればゲルダの遺体が目に入り、ぐ、と唇を噛む。
シーツに覆われた彼女に手を伸ばし、けれどかける言葉は見当たらなくて]
(106) 2013/08/20(Tue) 18:08:28
─ 回想/黒珊瑚亭・二階 ─
……きっつい、な。
[せめて、少しでも安らかに眠られると良いと、彼女の頭を緩く撫でる。
いつも刺繍をしている姿を見るばかりで、自分はあまり接することはなかったけれど。
そう考えて、彼女と親しい少女の姿が見えないのに気付き]
……ユー坊は?
[呆けたような声で問うたのに返る答えはあったか。
この場で返されなくても、主から自室に居る>>82と教えられただろう。
ゲルダの遺体を動かしたり何か手伝う事があるならばそれを為した後、ユーディットの部屋の前に向かい。
こちらにもかける言葉は思い至らず、こつりと扉を叩いて来訪だけを告げ。
部屋の中から声が返ればそれに応えて、無ければ小さく、ごめん、とだけ呟きを落として立ち去った**]
(107) 2013/08/20(Tue) 18:11:33
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 18:15:16
―2日目/黒珊瑚亭―
……でも、神父様もお忙しそうだったから、
部屋でお会いしてお話できるのは、もう少し後かな…。
[神父との話>>100>>101>>102を思い出して、小さく呟く。
それから現実に戻り、ぎゅっと紅珊瑚の指輪を握りしめて、
再びゲルダの部屋に戻って]
(108) 2013/08/20(Tue) 18:19:46
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 18:32:08
―2日目/黒珊瑚亭―
……カル? 一体どうし…。
[ゲルダの部屋にやってきたカルメン>>89の様子が
おかしいのに、心配して声をかけようとして]
……白い、火?
[周囲を見遣るも、そのようなものはなさそうで。
焦点の合わぬ瞳>>89と、ゲルダの遺体を交互に見遣り、
思案するように眉を寄せる。
案じる声>>90を掛けたのは誰だったか。
身を抱くようにして身体を震わすカルメンを、じっと見つめていた]
(109) 2013/08/20(Tue) 18:47:10
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 19:20:35
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 19:30:13
―翌朝/黒珊瑚亭―
[早朝のユーディットの悲鳴>>85で、
階下に駆けつけた時には、他にも誰かいただろうか。
血の臭いと、廊下に流れる、変色し始めた赤……紅。
横たわる身体に空いた洞、破られた喉]
…………ゼル先生。
[感情が何処かにしまいこまれてしまったような、
鈍い感覚のまま、ふらっと近づいて傍らに跪づき、
指先で銀糸をよければ。
血に汚れはしても、綺麗なままの顔。
紅玉が見えたなら、12年の間心から懐かしんでいた瞳の瞼を
そっと下して、そのまま胸に抱くように……抱きしめた]
(110) 2013/08/20(Tue) 20:03:19
―翌朝/黒珊瑚亭―
……誰か、シーツか何かを…。
先生を、運んであげないと…。
[どのくらいそうしていただろうか、
誰かに声を掛けられれば、どこか焦点の合わない瞳のまま、
ゼルギウスの頭部をそっと降ろして。
服と体をゼルギウスの血に染めて、運ぶ手伝いを求めた]
(111) 2013/08/20(Tue) 20:04:37
― 回想/二日目夜 ―
[部屋に閉じこもったあとで扉をたたく音が聞こえる。
それがゲルダからはなれてどれだけ時間がたってからかも考える気になれないまま]
――だれ……
[泣いて擦れた声で、ぽつりと零す。
扉の外にいたアーベル>>107がその声を拾ってなのりを返すのにゆるりと瞬き]
アーベル……
ゲルダ、しんじゃった、ね……
[扉まで近寄ったもののあけることなく言葉を紡ぎ]
あした……には、なんとか、平気な顔、するから……
[だから、ごめん、と呟き。
扉は開かぬままだった]
(112) 2013/08/20(Tue) 20:06:12
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 20:06:57
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 20:13:52
─ 昨日/黒珊瑚亭 ─
[はらはらと零れる雫は枯れることなく。
ゲルダから零れ出た紅で染まった手を見詰めたまま、かけられた声>>75を聞いた]
─── こうするしか、なかったのです。
時間になってしまえば、それまでに決められなければ。
自衛団の方々がどんな行動に出るか……。
それでは護りたい者を護れません。
あの子達を 護れません。
[誰が居て、どんな風にその言葉を聞いたかは知れない。
睡眠も取らず、食も得ずに居た身体は当然のように思考力を低下させていて。
それが凶行に走らせた原因であることに気付く者は居たかどうか]
(113) 2013/08/20(Tue) 20:15:51
人だと判っている者を護るためにも、こうするしか ───
[うわ言のように紡がれる言葉。
それはそこで一度途切れる。
怪我の確認のために腕を引かれれば、それに逆らうことなく動いて。
その際に紅に染まったゲルダの部屋から連れ出されることになった。
タオルを渡され手に付いた紅を拭って、それからゼルギウスの手により傷の治療が為される。
傷は腕や背中などへの打撲と、頬や手に付いた引っかき傷。
幸い、ナイフは自分の手から離すことが無かったため、それによる傷を受けることはなかった]
(114) 2013/08/20(Tue) 20:15:58
[治療を終え、目立つ紅だけはきちんと拭い取り。
問われることには答えるが、夜が更けると教会へ戻ると言い出す。
引き止められても泣き腫らした目をした顔を緩く横に振り、深く一礼した後に黒珊瑚亭を後にした]
(115) 2013/08/20(Tue) 20:16:06
─ 昨日/→教会・聖堂 ─
[夜だったこともあり、外は出歩く者も少なくて。
鉄錆の匂い纏う姿であっても嫌悪の視線を受けることはあまり無かった]
[教会へ戻ると一度自室へと向かい、修道服を着替えてから聖堂へと入る。
祭壇の前に膝を付くと、昨日と同じように両手を組み祈りを捧げた。
不思議なことに空腹や睡魔は訪れて来ない。
祈りの姿勢になり、小声で聖句を紡ぎながら夜明けまでを過ごした]
(116) 2013/08/20(Tue) 20:16:15
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 20:18:08
― 二日目/黒珊瑚亭 ―
[自衛団が決めた期限が迫るのを感じながら過ごす時間。
誰を選ぶか悩むのは何が最善か分からないから。
エーリッヒのいうように>>91自分なりの答えを出さねばならない。
思考を巡らせ信じたい生きて欲しいと願うものを選択肢からはずし
思い浮かべたのは繋がりの薄い島の住民だった。
ユーディットとは親しい友人であったように思う]
――…誰を選んでも、誰が選ばれても、
悲しむ者がいることには変わりないんだよな。
[身寄りのない子供たちでもきっとそれは同じで。
そんなことを思えば席を外したナターリエの事が気になったが
探しにゆくほどの行動力はなくその場に残っていた]
(117) 2013/08/20(Tue) 20:19:02
[エーリッヒが一瞬浮かべた表情>>92に心揺さぶられる。
いつかどこかでそんな表情を見たことがあったような気がした。
手を伸ばせずにいた遠い記憶。
今なら力になれるかもしれない。
そんな可能性を思い、ぎゅ、と拳を握りしめる]
それはこっちの台詞だ。
[ありがとう、と感謝を彼に向けて微かな笑みを浮かべた]
(118) 2013/08/20(Tue) 20:19:13
― 二日目/夕刻 ―
[ゲルダの部屋に駆けつけた時には
既にヘルムートがナターリエを部屋の外へと促していた>>75]
……っ。
[赤く染まるその部屋には血の匂いが漂う。
噎せそうになる生々しいその鉄錆にも似た匂い。
込み上げるものを堪えようとするのが、ぐ、と喉が鳴る。
どうして、と問うまでもなくナターリエの言葉>>113が聞こえた]
カヤやロミの為に、か……?
[あの子という言葉に浮かぶ二つの名を漏らすが
更に聞こえたうわ言のようなそれ>>114に
戸惑うように一瞬柳眉を寄せたが
それは心にとどめおくのみで問うことはしなかった]
(119) 2013/08/20(Tue) 20:29:19
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 20:41:02
― 二日目/夕刻 ―
[ゲルダの部屋の中には入らなかった。
廊下にいれば其処からはアーベルが部屋の主を撫でるが見える>>107
遺体となった彼女を弔わねばという意識が働くも
動く前に刻限を知らせた自衛団員が訪れゲルダの亡骸は引き取られる]
――…丁重に弔ってやってくれ。
[ぽつ、と自衛団に言い添えて
儚く散った命を静かに見送り、冥福を祈る仕草]
(120) 2013/08/20(Tue) 21:05:53
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 21:08:03
─ 前日/黒珊瑚亭 ─
うん、白い火。
お爺ちゃんと、同じ色。
[エーリッヒの声>>109に、ぽつり、と一つ、呟き落とす。
震えが鎮まった後は、どうにかいつも通りに動けそうだったから、女手が必要そうな所はできるだけ手伝いもした。
じっとしているのが、少しだけ怖かったから]
……なんで、こんな事になっちゃったんだろ、ねぇ、クラニア。
[部屋に戻り、眠りに落ちる前。
落ち着きのない白猫をなでながら、ぽつ、と呟く。
猫に問うても答えはない。多分、誰も答えを持っていない疑問をぽつ、と落として。
やがて、ぼんやりとした眠りの淵へと落ち込んだ]
(121) 2013/08/20(Tue) 21:19:23
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
[浅い眠りを打ち破ったのは、階下から響いた悲鳴>>85。
何事、と身を起こして周囲を見回したなら、視界は灰色で]
……これ、って。
[三度目の現象。
さすがに、それが何を示すか──無自覚のままではおれない。
呼ぶように揺らめく白い炎、それを追うように階下へと向かい]
……ゼル、せん、せ。
[倒れる姿は、空間で唯一の色。
白の揺らめきを経て、世界は色を取り戻す]
……っ……。
[崩れそうになった。けれど、今度は耐えた。
泣き崩れている暇なんてないんだ、と。そう──認識、した、から]
(122) 2013/08/20(Tue) 21:20:10
― 2日目・朝方/食堂 ―
……そうだな。
[アーベルの視線を受けて>>103考え込む。言葉にした通り思考は堂々巡りしていたから、返事も一拍置くことになった]
ああ。
信じてるとは言いたいけどな。
[天井から>>86エーリッヒに視線を戻してゆるく首を振った。
実際に言い合っている者達を揶揄したつもりはなかったが。
皮肉な聞こえ方はしてしまったかもしれない]
それが俺の役目だったからな。
[膨れるカルメンの仕草には>>87少し力を抜くように笑って。
エーリッヒが戻してくれた話>>93を切欠に食堂を離れた*]
(123) 2013/08/20(Tue) 21:25:51
― 2日目/夕刻・ゲルダの部屋 ―
分かった。分かりましたから。
[あの子たち>>113というのは、ロミやカヤのことに聞こえて。
血に染まった手には触れず、その肩を押して人の集まってきた部屋の外へと押しやった時、うわ言のように漏れた一言を>>114耳にした]
見分けられるのか…?
[シスターも精神的に参っているのは分かったから、問いかけるのではなく独り言の調子で呟き、推し量るように、促され部屋を出てゆく背中へ細めた視線を投げていた]
(124) 2013/08/20(Tue) 21:26:36
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
エリ、お兄。
……せんせ、そのまま、ダメ、だよ。
[ゼルギウスを抱えるエーリッヒ>>110に、そ、と声をかける。
それから、ユーディットの視線を遮るように立って]
ユディちゃんも、これ以上見ちゃ、ダメ。
……人の死を見るのは、ぼくだけでいい。
それが、ぼくの、役目。
だから。
[途切れがちに、けれど、はっきりと告げる。
伏した瞳は翳っていたけれど、そこに揺らぎはなかった]
(125) 2013/08/20(Tue) 21:28:39
― 二日目/夜 ―
[五号室の寝台に座り、男は盛大に溜息を吐いた。
父から教えられたまじない。
母を守るためにあった其れ。
細工師であった父が作ったであろうアミュレットには
銀製の枝葉に珊瑚で出来たローズマリーの花が咲く]
――…。
[指の腹にのる程度の小さなアミュレットを掌に置き
じ、と見詰めて、それから思案するように目を閉じる]
守りたいものは沢山あるのに……
なんで全部守れないんだろうな。
[ゆるり首を振り再び目をあけ前を見据えた]
(126) 2013/08/20(Tue) 21:38:20
― 二日目/夜 ―
[部屋を出て廊下を歩む。
エーリッヒの部屋の前までくると立ち止まり
人気が無いのを確認してからアミュレットの紐をドアノブに括りつける。
継ぎ目のあたり目立たぬように施す細工。
父から教わったまじないを口ずさんだ]
……一人で泣くなよ。
[泣き出しそうなあの表情がちらつき立ち去り際に零す言葉。
微かな響きは宵闇にとける。
細工は夜の間そこにあり、早朝になればまた持ち主の手許に戻った]
(127) 2013/08/20(Tue) 21:38:26
― 翌朝/黒珊瑚亭一階 ―
[エーリッヒ>>109がきて、ゼルギウスの目を閉じさせるまで、その瞳が開いたままであったことにすら気づかず。
震える手はまるで昨日のカルメンのようで、ただぎゅう、と自らの手を組み合わせて握り締めた。
カルメン>>125に視界をふさがれてゆるりと瞬き]
かる、めん……?
役目、って……
[駄目だといわれても、動く事もままならないから。
ぼんやりと問い返した]
(128) 2013/08/20(Tue) 21:38:52
― 2日目/夕刻・ゲルダの部屋 ―
Requiem æternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.
[丁重にと頼み冥福を祈るユリアンの横で>>120鎮魂歌の冒頭部を口ずさみながら見送って、深いため息をついた*]
(129) 2013/08/20(Tue) 21:42:32
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
[シーツか何かを、と求められたならうん、と頷き。>>111]
うん……小父さんに、聞いてくる。
[そう、返して、それから。
震えながらの問いかけ>>128に、ほんの少し、眉を下げた]
……役目、は……言葉の通り、ねぇ。
とにかく、ここ、離れよ?
[昨日と立場が逆だな、と思いながらも、手を差し伸べる]
(130) 2013/08/20(Tue) 21:47:09
― 前日夕方/黒珊瑚亭 ―
[それは確かに知ってる人の声だったのに、
全然知らない声にも聞こえて戸惑った。]
…ナタねー?
[鳴き声や嗚咽は不安をくすぐり、
子供も不安そうなまま、するりと廊下へ向かっていった。]
(131) 2013/08/20(Tue) 21:48:03
うわ、なんだこれ、肉屋くせー…。
[村で精肉を扱う店の前を通った時と、同じ匂いがして顔を顰めた。
子供は後のほうにきたらしく。
いろんな人が其処にいたせいで、奥の様子はよく見えなかった。
仲間と呼べるロミが、知らない大人に宥められていて、
よくわからない不安は余計につのったが。]
(132) 2013/08/20(Tue) 21:48:09
[隙間から覗くと、ゼルギウスがナターリエに構っているのが見えた。
>>114ナターリエにらちらと赤い色が見えて、怪我したのかと思ったが、
子供の足は竦んだように動かなかった。]
ナタねー、おれもかえる!
[>>115治療が終わって泣き腫らした顔が見えて、
ようやくそう言うとナターリエの元へと駆けてった。
無理やりにでも手を取って、引くようにして教会へ行こうと。]
おいロミ、帰るぞ!
おまえナタねーのそっち側!
[そうロミも誘ったが、来ないようなら無理には連れて行かなかった。]
(133) 2013/08/20(Tue) 21:48:16
…なぁ、ナタねー、何したんだ?
[帰り道にそう尋ねたが、
泣いていた人にあまり強くは尋ねなかった。]
(134) 2013/08/20(Tue) 21:48:29
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 21:51:23
─ 翌朝/教会・聖堂 ─
[昨日同様、夜明けを聖堂で迎え。
ナターリエは伏せていた顔をゆっくりと上げる]
………主よ……。
[呟きは短く、顔は目の前の像を見上げた。
その上、ステンドグラスからは弱いながらも光が降り注いでいる]
(135) 2013/08/20(Tue) 21:56:51
[昨日泣き腫らした目はある程度治まっていたものの、連日の睡眠不足で疲れた目元は隠せなくなっていた]
……あぁ、今日も、また……。
[人の死ぬ日がやってくる。
人狼に襲われる者と、人の手によって殺される者が現れる。
1人を手にかけたことで、もう既に後には引けぬ状態になっていた]
(136) 2013/08/20(Tue) 21:56:56
[ゲルダを刺したナイフは彼女の胸に残ったまま。
籠も落としてきたために手元にひとを傷つけるものはない。
黒珊瑚亭へと向かう前に、自室へと戻り出かける準備をした。
別の籠の中に忍ばせるのは昨日と同じ形状のナイフ。
何本も持っているわけではなかったから、部屋にある分はそれが最後だった。
聖職者が持つには似つかわしくないものを籠に潜め、それを手に自室を出る。
途中、神父と顔を合わせることとなったが、弱々しく笑み頭を下げるのみでその場を辞した]
(137) 2013/08/20(Tue) 21:57:06
─ 翌朝/→黒珊瑚亭 ─
[島民の冷たい視線に晒されながら、黒珊瑚亭へと向かい足を踏み入れると、入って直ぐの床に紅いものが長く伸びていた。
それが伸びる先へと瞳を向けると、人が数名居るのが見える]
……どなたか、襲われたのですか?
[問う声は然程大きくはない。
紅く染まる床を避けるように進み、人の集まる場所へと歩み寄った]
(138) 2013/08/20(Tue) 21:57:11
― 翌朝/黒珊瑚亭 ―
[差し伸べられた手をぎゅ、と握り返す。
カルメン>>130に支えられてよろよろと立ち上がり。
ゼルギウスに近寄る前に立てなくなったから汚れてはいないけれど、震える手はおさまることなく]
……ありがと
[笑みを返そうとして、くしゃりと顔が歪む。
いままでに亡くなった人を見た事がないわけじゃない。
それでも、ゲルダの、そしてゼルギウスの死に様には衝撃をうけるしかなくて。
上手く笑顔を作れなかった]
(139) 2013/08/20(Tue) 21:58:23
─ 昨日/教会への帰り道 ─
[帰り際、紅を綺麗に拭い取った手を小さな手が掴んだ>>133。
引くその手の主を見て弱く微笑んだのは一瞬。
ナターリエの表情は憔悴したような状態を維持していた]
………。
[訊ねられた直後>>134、直ぐには声が出て来ず、しばし反応に間が開く。
何度か言葉を紡ごうと唇が動くが、音としては発されず。
働きの悪い頭の中でカヤへの説明を整理していた]
(140) 2013/08/20(Tue) 22:06:39
……誰か、1人、 疑いのある人を、殺さないといけなかった、から
私が、選んで ────
[そこまで言って、喉を詰まらせる。
言葉を紡ごうとして唇だけが動き、またしばしの沈黙が流れて]
── 私、 には、護る義務が、あるか ら っ……!
[手に蘇る刺した時の感覚。
繋いだ手が震え、手を握る力が強まった]
(141) 2013/08/20(Tue) 22:06:43
― 翌朝/黒珊瑚亭・1階 ―
[その夜、ゼルギウスの部屋を訪ねて痛み止めを分けて貰った。
火事の熱気にやられた気管は治りが遅い。街で処方されていた分も見せて、他の者には言わないでくれるよう頼んでおいた。
朝の目覚めは相変わらず遅い。けれど悲鳴が聞こえれば流石に目は覚めて。一番近い部屋を借りているのに、少し遅れて一階へ降りた]
先生か…。
…俺が聞いてこよう。
[カルメンには>>125どう反応したものか分からなくて無表情になり。
まずはカルメンの代わりに>>130エーリッヒの求めに>>111応じようかと、ゼルギウスの無残な姿は遠目にしただけで踵を返そうとした]
(142) 2013/08/20(Tue) 22:09:49
― 三日目/朝 ―
[起きだしたのは早い時間。
用事を済ませれば部屋で珊瑚の玉を磨く。
階下からの悲鳴>>85には直ぐに気づいたけれど]
嗚呼。
[一つ声を漏らし瞼を伏せる。
すぐに動かぬのは悲鳴の意味が浮かぶから。
淡い色合いの珊瑚を敷かれた布の上に置き
ゆっくりと重い腰をあげたのはやや遅れての事だった]
(143) 2013/08/20(Tue) 22:13:09
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
んーん、お互い様よぉ?
昨日は、ぼくが助けてもらったんだもの。
[ありがと、という言葉>>139に、ふる、と首を横に振る。
ヘルムートの声>>142が届けば、お願い、と声をかけ]
……シスター?
え、と。
ゼル先生、が。
[さて、と歩き出そうとした矢先。
聞こえた問いかけ>>138には、やや、沈んだ声でこう返して、それから。
今は、とユーディットを紅の見えぬ所まで連れて行って、空いている椅子へと座らせた]
(144) 2013/08/20(Tue) 22:14:12
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 22:17:04
─ 二日目 夕刻 ─
[ナターリエの事はゼルギウスやヘルムートに任せるのが良いだろうと、足を止める事無くゲルダの部屋へと入っていったから彼女が零した言葉>>114を耳にすることは無かった。
部屋の外、ユリアンが居るのは見えたけれどそちらにも声はかけず─かけられず。
カルメンが落とした呟き>>89も耳に捉えられず、エーリが彼女を気遣う声もどこか、遠く。
やってきた自衛団員に気付くまで、ゲルダの傍から動けなかったのだが]
…ちょっと、ユー坊の様子見てくるわ。
[ゲルダの身体が運び出され、空虚になった寝台に視線を落としたまま誰にともなく告げ。
その足で、ユーディットの部屋へと向かった]
(145) 2013/08/20(Tue) 22:21:41
─ 二日目 夕刻 ─
[部屋の外にまでその泣き声は聞こえてきただろうか。
聞こえなくとも、閉ざされた扉がそのまま彼女の心を表しているように思えて]
俺だよ、ユー坊。
[数瞬の躊躇を経て叩いた扉の音に、中から応じた声>>112が掠れて聞こえる。
泣いていると解るけれど─…解るから、無理に開ける事は出来ずに]
…あぁ。
[しんじゃったね、という声に返すそれは短く。
明日には、と言う彼女の言葉に、微か、唇を噛んで]
(146) 2013/08/20(Tue) 22:22:04
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
[歩み寄った先>>144で襲われた者の名を聞き、人が減っていくことで開けた視界にその姿が映れば、籠を持たぬ手が口許を覆い隠した]
ゼルギウスさん、が……。
[凄惨な現場を目にして少しえづくも、胃の中は空っぽ。
出るものが無いため惨事には至らなかったが、喉奥に酸っぱいものが込み上げた]
ゲルダさんは違った、と言う事なのですね…。
[被害が出たなら自身が手にかけたものは違ったのだろうと、単純な思考で言葉を紡ぐ。
昨日カルメンが口にしたこと>>89は耳に入っていない。
その余裕はありもしなかったのだから、当然といえば当然だった]
(147) 2013/08/20(Tue) 22:23:16
─ 二日目 夕刻 ─
……別に、いいんじゃねーか。
無理、しなくても。
その方がお前が楽なら、とめねーけど、さ。
…俺は。
無理してまで、笑うのは、きつい。
[そういった自分への返事はあったか、なかったか。
ごめん、という呟きにそれ以上言葉は重ねようと思えなかったけれど]
…俺こそ、ごめんな。
[開かぬ扉の向こう、少女へと向けた謝罪の意味は胸の内に秘めたままその場を立ち去って。
その足で部屋に戻った後、朝まで出ることはなかった*]
(148) 2013/08/20(Tue) 22:23:19
─ 三日目/黒珊瑚亭 二階個室→廊下 ─
[羅針盤はズボンのポケットに入れたまま寝台に横たわるも、やはり眠りは浅く。
うつらうつらと現を彷徨うままに朝を迎える。
胸の内はまだ、迷いと願いとが渦巻いて。
どうかもう何も起こらずに、そう願ったままに朝の光に気付けば安堵を抱きかけた、けれど]
─────…っユーディ!?
[聞こえた悲鳴>>85が誰のものかなどすぐに解ったから。
即座に体を起こし、部屋を飛び出した]
(149) 2013/08/20(Tue) 22:28:43
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 22:30:15
― 三日目朝/黒珊瑚亭 ―
[やってきたシスター>>138の声に、小さく震える。
ゲルダが死んだことを思えば、彼女のほうを見ることはできなくて。
カルメン>>144につれられるまま食堂の隅の席へと腰をおろす]
……ありがとう、ごめんね。
[人が増える気配を感じながらも、まだどこかぼんやりとしたままで。
父親がいつのまにか置いていったお茶にも気づかない。
庇いだてをしない父親はそれをすれば死が近くなるだけだと知っているかのように、何も言わぬまま。
食事を求める人がいるかどうかも気にせずに普段どおりに動いている]
(150) 2013/08/20(Tue) 22:35:35
─ 三日目/黒珊瑚亭 廊下 ─
[駆けつけた先、カルメン達がユーディットの傍に居るのがまず見えて。
微かな安堵に足の動きが少し弱まる。
それから、倒れている人に視線を移して]
…ゼル、先生…か。
[広がる赤に横たわるその人の、恐らくはギュンターと同じような亡骸になっているのを見て、淡々と呟いた]
(151) 2013/08/20(Tue) 22:35:35
― 前日夜/宿舎 ―
[>>140握り返された手に、唇をぎゅっと結ぶ。
問いかけるまではしばらく無言で、
前だけ向いてずんずん歩いていった。
>>141返事にようやくナターリエを見上げて、
子供は首をかたむける。]
ナタねーの義務って何だ?
[強く握った手は、握られるままになっていた。]
ナタねー、おれ今日ちょーさん出来なかったから、
やっぱり人狼がどこにいるのか解んねーけど…
[誰が人狼か、と言わないのは、
子供がまだ、あの中に人狼がいると、信じたくないからで。]
(152) 2013/08/20(Tue) 22:35:59
ゲルねーより、知らない金髪のにーちゃんたちのが
おれ怪しいって思ってた。
ゲルねー、どっか人狼っぽかった?
[ぽつっと呟く言葉には、ただ疑問ばかりが含まれていた。]
(153) 2013/08/20(Tue) 22:36:07
― 前日夜/宿舎 ―
[ナターリエとロミと、ロミが拒否する気配がなかったら
3人で帰った後、やっぱり夜は馴染んだ宿舎で過ごした。
血の匂いやナターリエの泣き顔や、
非日常に囲まれて、神経が高ぶってしまって。
夕飯を残したうえにその日はなかなか寝付けずに、
子供は遅くまでベッドの中でごろごろしていた。]
…。
[悩んで悩んで、悩みながら――――ようやく夢に身をゆだねた。]
(154) 2013/08/20(Tue) 22:37:10
[子供は祖父の夢を見た。
人狼何ているわけないさという歌を教えてくれた祖父は、
だけど人狼はいるんだと孫に言い聞かせていた。
子供はすとんとそれを受け入れて、
だから人狼はいるもんだと、昔からずっと信じている。]
(大丈夫だよじーちゃん、おれ、ちゃんと…。)
[目が覚めたら、何の夢を見ていたかすっかり忘れてしまったが。]
(155) 2013/08/20(Tue) 22:37:22
─ 三日目/黒珊瑚亭 廊下 ─
[ユーディの傍に居るのはカルメンの方が良いだろう、とは。
無意識の内、彼女を人と信じていたから。
その理由に気付く事は、まだ出来ていないけれど]
運ぶなら、手伝うよ。
こん中じゃ多分、俺が一番力あるしな。
[エーリの求め>>111に応じ、そちらへと足を向けて。
ナターリエが問うのに声を返すのは他に任せた]
(156) 2013/08/20(Tue) 22:39:46
― 三日目/黒珊瑚亭・食堂 ―
[アーベル>>156の姿が目に入り、ほっと吐息を零す。
人狼に襲われるのが一人だけだとは思えないから、その無事な姿に安堵して。
ゼルギウスが運ばれて行くのをただ音としてきいていた。
目に灼きついた赤が鮮やかで、そちらに視線を向ける事が出来ず]
(157) 2013/08/20(Tue) 22:44:00
─ ゼルギウス死亡日の朝/宿舎 ─
[遅く寝たせいで、起きるのもすっかり遅かった子供は、
ナターリエが出かけたと聞くと、今度はロミを探した。
見つかればちょっとホッとして。]
おいロミ!黒珊瑚亭行くか?
[そう誘いもしたが、
見つからなければ鍋帽子を被って一人で宿屋へ向かう。]
(158) 2013/08/20(Tue) 22:45:18
─ ゼルギウス死亡日の朝/→黒珊瑚亭 ─
うぇ、また肉屋くせぇ…。
[今度は宿屋に入る前から、
血の匂いに気づいて足が止まった。
そろっと近づいて様子を伺うと、
玄関には赤い色が見えて、めいっぱい顔を顰めた。]
また誰か、ナタねーと同じ事したのか?
それとも、それとも…。
[また人狼だろうかと。
痕跡を睨むようにして、唇を結んだ。]
(159) 2013/08/20(Tue) 22:45:36
─ 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ─
[ユーディットの心を思えば、その場に止まり続ける選択肢は選べなくて。
だから、シスターの紡いだ言葉>>147は届かなかった]
……ベルくん……うん。
[降りてきたアーベル>>151には、頷きを一つ、返すに止めて]
謝る事じゃないわぁ。
……今までは考えられなかった事、いくつも起きてるんだもの。
気持ちが弱くなるのは、仕方ないわ。
[感謝と謝罪、二つの言葉>>150に緩く、笑う]
……ユディちゃんは、甘えられるひとに甘えていいと思うし……。
無理しちゃ、めーよ?
(160) 2013/08/20(Tue) 22:47:49
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 22:48:21
― 3日目・朝/黒珊瑚亭 ―
[お茶を配り終えたご主人は、予備のシーツを取って来て目立たない場所に立っていて。黙ったまま渡してくれた]
ありがとうございます。
[それを持って、玄関に続く廊下へと戻る]
エーリ、アーベル。シーツを持ってきた。
俺も手伝おう。
[改めて見る遺体の状態に喉の奥が詰まったような音を立てたが、今朝は手が染まるのを避けずに包む作業くらいは手伝おうとした]
(161) 2013/08/20(Tue) 22:48:31
─ 黒珊瑚亭 ─
[ゼルギウスを運び終えてか、それとも運ぶ前か。
シスターがいるなら一緒に来ていないかと気付くと、少年の姿を探し。
唇結ぶその姿>>159に手を伸ばして]
…ゼル先生が、人狼に殺られたんだよ。
[肩に手を置くと、その目を見て]
お前、人狼は捕まえて退治するっつってたよな。
(162) 2013/08/20(Tue) 22:48:40
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 22:48:52
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 22:49:47
─ 黒珊瑚亭 ─
もしも、お前が人狼を見つけた時は。
絶対、一人で相手はすんな。
こんな風に、食われちまうぞ。
[カヤの返答を待たず言葉を重ねると、耳に顔を近づけて]
…俺はお前が人かどうかは解らんけど。
お前のことは信じてる。
…俺がいなくなったら。
ユー坊とカルのこと、守ってやってくれ。
ユー坊は人間だし、カルは…
[そういいかけて、自分が無意識察した事を悟り。
はたと目を見張ると、すぐに伏せ]
(163) 2013/08/20(Tue) 22:54:12
― 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ―
ほんと、だよね……
こんなことがあるなんて、知らなかったし……
[カルメン>>160に小さく頷き。
たしなめるような言葉に、ゆるりと瞬いた]
甘えるって……どうやるのか、よくわかんない、けど
むりしない、ように、する
(164) 2013/08/20(Tue) 22:54:58
─ 黒珊瑚亭 ─
…ユー坊もカルも、女の子だからな。
男は女より強いんだから、守ってやらんと。
[そういうと、いつものように笑って軽く背を叩いてから離れ。
次に視線を向けたのは、友に対して]
ユリ、ちょっといいか?
(165) 2013/08/20(Tue) 22:55:38
─ 黒珊瑚亭 ─
あぁ、悪いなヘル兄。
ありがとう。
[ヘルムートの声>>161に礼を返すと、シーツを広げてゼルギウスの身体を包む。
いくら中身が抜かれているとはいえ大の男を一人で動かすのは難しいから、エーリ達と協力する形になっただろう。
この場から運ぶまで済ませると、手についた紅だけ洗い落として。
ユリアンが降りてくるのを待つか、姿が見えなければ彼の部屋を訪ねて話をしたいと声をかけた]
(166) 2013/08/20(Tue) 23:00:50
― 三日目/黒珊瑚亭一階 ―
[玄関に歩み寄れば血の匂いは濃く感じられた。
遠目に見えるゼルギウスの遺体。
赤黒い虚ろが覗き、思わず視線を逸らす]
嗚呼。
また、言いそびれた。
[父が病床のおりに処方してくれた薬の礼。
言えぬままの言葉は心の奥に押し込められる]
(167) 2013/08/20(Tue) 23:03:20
[呼びかけるアーベルの声>>165に顔をあげる]
……ん。
どうした?
[応じる言葉を短く返し友の方へと歩み寄る]
(168) 2013/08/20(Tue) 23:05:21
―昨日の夕方・黒珊瑚亭―
[部屋にいくのはエーリッヒお兄ちゃんに止められた為、部屋の中をみることはなかったが、見ちゃだめだと>>98止められたために、何があったのかを察するには十分だった。
なによりそれからかけつけた皆の様子が、部屋からできたナターリエお姉ちゃんの様子が…、いろいろと物語っていた。
だから口をついて出た言葉>>80に、エーリッヒお兄ちゃんが謝る様子>>99を感じると]
ううん、エーリッヒお兄ちゃんは…、謝ることないよ。
[そう気遣う言葉を返しながらも、ナターリエお姉ちゃんのことはやっぱり心配だった。
最初に比べれば、こんな時だとしてもずいぶんと打ち解けて話せていると思う。お話もして、教会に送ってもらったりと、むしろこんな時だったからなのかもしれない。
意識的にもうゲルダお姉ちゃんの部屋のほうは見ないようにし、そこから離れる時に]
悪いのは……
[言いかけて]
ううん、悪口とか……、レディのすることじゃないよね……。
[言葉を飲み込み、部屋の方から離れた。子供の自分が何かできることは、たぶんないから…]
(169) 2013/08/20(Tue) 23:05:35
あ、カヤ君。うん、わかった。
[カヤ君がちょうどきて、帰る>>133と呼びかけられるとそれに応じて]
あの、それじゃあ皆、また、ね?
[そう皆に挨拶をしてから]
まって、カヤ君、ナターリエお姉ちゃん…
[その後を追うようにして黒珊瑚亭を後にした]
(170) 2013/08/20(Tue) 23:05:48
─ 昨夜/教会への帰り道 ─
…私の、義務、は…。
[カヤの問い>>152に見上げてくる瞳を見返す。
泣き腫らした瞳がほんの少しだけ滲んだもので揺れて。
カヤと、ロミも居ればロミにも視線を合わせ、口を開いた]
貴方達を、護ることですわ。
[淀まず紡がれる言葉は真を含み、信を乗せる。
この2人が他人の手にかかるようなことは、避けたくあった]
(171) 2013/08/20(Tue) 23:06:38
−昨日・帰り道−
[帰る途中何をしたのか聞くカヤ君に、反対の隣側を歩きながら]
あ、カヤ君…それは……
[何かを自分から言おうとして、結局うまく言葉にだせないうちにナターリエお姉ちゃんが自分から語る言葉>>141、
その言葉を聴きながら俯いてしまい]
……
[何かいわないと、そう思って、出た言葉は]
ありがとう……
[あまりそのときの言葉には似つかわしくなかったかもしれない]
(172) 2013/08/20(Tue) 23:06:41
[その後に紡がれる、カヤなりに考えての言葉。
知る者よりも知らぬ者を疑いたくなるのは人の心理と言えよう。
彼の考えを耳にした後に追加された問う声>>153。
彼の考え方ならば、疑問も尤もか]
…では、カヤ君。
貴方がヘルムートさん達を怪しいと思うのは、どう言う部分からですか?
……私が判っているのは、カヤ君が人狼ではないと言うことだけ。
私は、誰を見ても、人狼らしいところを見つけることが出来ませんでした。
それでも、やらなければなりませんでした。
ゲルダさんには申し訳ありませんが……消去法で選んだと言うのが実際のところです。
[その消去法の理由は、自分でも手をかけやすいと言うものが大半を占めていたのだけれど。
そこまでは口にせず。
視線をカヤから外すと、悼むように瞳を伏した]
(173) 2013/08/20(Tue) 23:06:53
わ、わたしも……私だって立派なレディだから、がんばるから…。
[でも続けた言葉はナターリエお姉ちゃんにとって喜ぶことなのかどうか、その頑張ることで得る結果を考えれば、微妙な言葉だったかもしれない。
それ以降、返す言葉は少なく、教会につくと祈りをささげるというナターリエお姉ちゃんのことが心配だったけども、自分が余計に心配かけるともっと負担になるから…、結局それに何もいえないままその日は分かれることになった]
(174) 2013/08/20(Tue) 23:07:51
─ 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ─
そぉねぇ……ぼくも、思ってなかったわぁ。
[この状況も、自覚した役目も。
これまでは想像も出来なかったから、つい、ため息が落ちる]
無理しない、はいいんだけどぉ……もう、そういう寂しいこといわないのぉ。
[甘え方がわからない、という言葉>>164に、零れたのは先とは違う意味合いのため息。
それから、避けられないならつん、と軽く額をつついて]
……ユディちゃんは、ぼくと違って綺麗なんだから。
もっと周り頼って、寄りかかっていいと思うのよぉ?
[冗談めかした口調で言って、笑う。
少女が何者か、知る術は自分にはない。
生ける者の判別はできぬから。
けれど、亡骸を前に二度、崩れた様子は疑惑を向けるのも難しく。
願いも込みで、人であってほしい、とそう、思っていた]
(175) 2013/08/20(Tue) 23:10:11
─ 黒珊瑚亭 ─
ん、ちょっとな。
ここじゃ何だし、場所移して良いか?
[ユリアンが応じる>>168のに笑みを返し、問う形ではあれ半ば強制する形で外を指差す。
口調も雰囲気もいつものそれを心がけたから、不審を与えるようなものではなかったろう。
ユリアンから了承が返れば、一言ユーディに声をかけてから連れ立って外へ出ようと]
(176) 2013/08/20(Tue) 23:10:28
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:13:01
― 黒珊瑚亭・玄関からの廊下 ―
子供の感性は鋭いな。
[肉屋くさいというカヤの表現には>>159こんな場合だが感心してしまった。
ゼルギウスを包み終えると、ゲルダの時と同じように鎮魂歌を口にして、途中で小さく咳き込んだ]
……臭いにむせたか。
[誰に聞かれても、聞かれなくても、言い訳するように小さく呟いて首を振り、自営団に決められた場所へと運んで戻る]
もう少し片づけておくよ。
[用事がありそうだったアーベルは>>166したいことがあるならしてくればいいと視線で促して、引き摺られたような跡が残っていればそれを拭ってから手を洗おうとした]
(177) 2013/08/20(Tue) 23:13:59
音楽家 ヘルムートは、シスター ナターリエに話の続きを促した。
2013/08/20(Tue) 23:14:57
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:15:02
―2日目/黒珊瑚亭―
[自分がゲルダの部屋に辿り着く前になされていた
シスターの説明>>113>>114を聞いたのは、
申しわけないことに、ロミと言葉>>99を交わした後のことで]
“人だと判っている者を護るため“?
シスターが、そう言ったのか…。
[“あの子たち”を護ろうとしての犯行だったと知り。
もし、と一瞬だけ思う。この場に、姉がいたら、と。
自分も同じことをしなかったとは、言い切れないような気がして。
理由と心情には……心の何処かで微かな共感を覚えたものの。
シスターのその一言>>114を聞けば、思案気に眉を寄せた]
(178) 2013/08/20(Tue) 23:15:51
― 黒珊瑚亭 ―
ああ、構わない。
[アーベルの誘いに頷く。
血の匂いが濃い此処に居るよりも
何処か別の場所にゆけるほうが有難いとさえ思う]
ちょっと出てくる。
[誰にともなく言い残して、アーベルと共に外に出る]
(179) 2013/08/20(Tue) 23:17:44
― 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ―
カルメンも、無理しちゃ駄目だよ……
[ため息をつく様子>>175に心配そうに声をかける。
額をつつかれて驚いたように瞳を瞬かせ]
え……いや、綺麗なのは、カルメンだと思う、よ?
――あんまり、頼りすぎると、子供みたい、だし……
[首をかしげながら答える口調は、少しずつ震えが収まっている。
死体とはまったく関係のない話をしているせいだろうか。
アーベルに人間だと断定されたことも未だ知らぬまま。
カルメンがなんらかの役割を持っていることはうっすらと知って、それを口にはせずに]
(180) 2013/08/20(Tue) 23:18:39
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:18:57
― 三日目/黒珊瑚亭 ―
[ある程度片付いたところでアーベル>>176たちが外へと向かうのを見やり]
……気をつけていってらっしゃい。
[ユリアンとつれだって宿から出て行くのを見送って。
それからようやく、お茶に口を付けた]
(181) 2013/08/20(Tue) 23:20:19
―→黒珊瑚亭―
[肉屋くさいとの言葉>>159に、どこかなるほどと思いつつ、
昨日のナターリエお姉ちゃんの様子とか、ゲルダお姉ちゃんのこととか、いろいろありすぎたことが思い出された。
カヤ君が咲きに玄関に向かい]
どう、だろう……
[血の赤はなるべく見ないようにしながら、先ほどよりもカヤ君のそばに若干近く、
なるべく離れないようにして後についていこうとする]
(182) 2013/08/20(Tue) 23:20:25
[そんなカヤ君にアーベルお兄ちゃんが近づいてきて>>162]
ぜるぎうすおじちゃん……
[伝えられた言葉に、その名前を少し震える声で紡いでから、
さらに続けられた言葉>>163に]
アーベルお兄ちゃん……?
[ユーディットお姉ちゃんのことを人間だって、カルメンお姉ちゃんのことを…なんなんだろう?
疑問に思いながらその様子を見ていると聞くことは躊躇われて、結局何も聞かずにいた]
(183) 2013/08/20(Tue) 23:20:37
─ 黒珊瑚亭 ─
ん。
悪いけど、ちょっと付き合ってくれ。
[頷き>>179に返すのも、いつもの自分が向けるような苦笑。
外へ向かいかけて、ちょっと思案した後]
ユリ、ちょっと待っててな。
ユーディ。
悪ぃんだけど、これ預かっててくれるか?
部屋に置きに戻るのめんどくてさ。
[そう言って、答えも待たず彼女の手の中に収まる程小さな羅針盤を手渡す。
精巧な細工は施されているものの古ぼけたそれが祖父の遺品だと説明はせずとも、大事なものと伝わりはするだろう。
軽く手を振ると、待たせていたユリアンと伴って外へ向かって]
(184) 2013/08/20(Tue) 23:22:28
─ 黒珊瑚亭→外 ─
[人気の無い所まで歩き、ユリアンと二人だけになった所で立ち止まる。
振り向き、彼の目を真っ直ぐに見つめると、小さく息を吐いて]
…あのさ。
爺様とゼル先生殺ったのって。
お前、一人で?
[彼を人狼という前提での、問いを向けた]
(185) 2013/08/20(Tue) 23:23:05
─ 黒珊瑚亭 ─
[ゼルギウスの遺体の下にシーツが届くと、包む邪魔にならないようにその場を離れる。
ほんの少しふらついた後、近くの椅子へと腰掛け、頭がくらりとするのが治まるのを黙って待った。
その間は音も遠く、視界に映るものも少ない]
…………
[眩暈が通り過ぎると深く、長く息を吐いて気を落ち着け、瞳を周囲へと向ける。
丁度、アーベルとユリアンが外へと向かうところが見えて、しばしそちらへと視線を向けていた]
(186) 2013/08/20(Tue) 23:24:20
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:25:53
─ 黒珊瑚亭 ─
え、ゼルおじぃが…?
[>>162宿屋に入ってすぐに、アーベルにそう言われて、
驚いたような顔をする。
誰が死んでも、子供はきっと驚いて同じ顔をしたろうが。
言った後で、もう一度赤い痕を見ると、ごくりと喉が鳴った。
昨日よりもずっと、死が傍にあり、
恐ろしいような緊張したような、そんな気持ちになっていた。]
うん。
[肩に手を置かれると、はっとしたように視線をアーベルに向けて、
返事と一緒に神妙にうなづく。
その気持ちは最初からずっと変わってない。
変わってないはずだと子供は信じていた。]
(187) 2013/08/20(Tue) 23:26:18
[>>163一人で手を出すな、と忠告めいたものに、
えーとかうんとか返事をする前に次が来た。]
?
[囁きには不思議そうな顔をする。
した後で、次は微妙な顔になった。]
なんでそんな事言うんだよ。
そりゃ、ユーねーもカルねーも、
人狼なんかじゃねーと思うけど、
でもおれ、そんないっぱい守れねーよ。
[なんでそこ限定なんだろうかと。それもだが、
いきなりそんな事を言い出したアーベルに
困ったように首を傾げてしまった。]
(188) 2013/08/20(Tue) 23:26:40
アベにーも、ギュンじじーみたいな事するのか?
[思い出したのは、ギュンターが食われる気でいると、
アーベル自身が言った言葉で、
だから子供はいっそう微妙な顔になっていた。]
(189) 2013/08/20(Tue) 23:27:15
― 黒珊瑚亭 ―
……役、目…?
[ゼルギウスの遺体を前に、
そっと声をかけてくれたカルメンの言葉>>125も、
何処か遠くからぼんやりと響いてくるように感じられたけれど。
“お爺ちゃんと、同じ色”。ゲルダの遺体の前で“白い火”
を見たというカルメンの呟き>>121が、記憶を過れば]
……ありがとう。
[ユーディット>>128とカルメンのやりとり>>130が耳を通り過ぎ。
シーツのことを亭主に聞いてくれるというカルメンと、
代わりに行ってくれたヘルムート>>142に、小さくお礼を口にした時。
ああ、彼女が、幼い頃から何度となく、
酷く忌々しげな口調で語られるのを聞いていた存在なのかと、
心の何処かで、ぼんやりと感じた]
(190) 2013/08/20(Tue) 23:29:47
― 黒珊瑚亭 ―
[不意に戻ってきたアーベル>>184に驚いたように瞬き]
えっ、これ、って。
ちょ、アーベル?
[受け取るどころか手の中へと渡されてしまった羅針盤。
あわてたときにはすでにユリアンと外に出ていて。
いつにない強引な様子に首をかしげながらもう一度手の中へと視線を落す。
大切にしているのだろうというのは見ればわかる。
それを預けて言った事がなぜか不安で、羅針盤を握り締めて、アーベルたちが出て行ったほうをみた]
(191) 2013/08/20(Tue) 23:30:42
― 外 ―
[移動した先でアーベルが立ち止まるに合わせて歩みを止めた。
まっすぐに向けられる眸をじと見つめ返す]
――…ん?
[前置きのあと紡がれたそれに男は目を瞠る]
アーベル?
[言葉の意味がわからないという風に瞬き首を傾げた]
何の話だ。
[視線重ねたまま怪訝そうに友に尋ねを向ける]
(192) 2013/08/20(Tue) 23:33:22
[ユリアンと伴って外へ向かう前。
話しかけたカヤの返事>>187に浮かべるのは、安堵の表情。
けれど続いて返された言葉>>188には、苦笑を浮かべ]
さて、それは俺にもわかんねーな。
…でも。
俺には命かけて守りたいものが、有りすぎてな。
お前に頼むことで、安心しときたいんだよ。
[微妙な顔の少年>>189に、俺も人狼が居ると思ってると告げた時と同じ笑みを向けて背を叩き。
傍を離れると、ユリアンを探し声をかけた**]
(193) 2013/08/20(Tue) 23:33:46
アーベルお兄ちゃん?ユリアンお兄ちゃん?
[二人が出ていくのをただ見送ってはいけないような、
そんな気がしながら、なにもできず、困ったようにカヤ君の方をみた。
アーベルお兄ちゃんとは特にカヤ君が仲がいいと思っていたのもある]
なんか、やだよ…こんなの……
[呟きながらも、自分ひとりではどうすることもできないものを感じていた]
(194) 2013/08/20(Tue) 23:36:16
─ 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ─
[どこかへ行くらしいアーベルたちには、いってらっしゃい、と声をかけ。
ユーディットの素直な反応>>180に、くす、と楽しげに笑んだ]
ありがと。
でも、ユディちゃんの方がずーっと綺麗。ここは譲らない。
[島を離れて暮らした6年の間に、色々な意味で清さは失われている、とは。いう必要もないから、口にはしないけれど、そこだけはきっぱりと言い切り]
頼るのと子供っぽいのとって、必ずしも繋がらないと思うけど?
……あんまり考えすぎないで、気持ちをちゃんと吐き出しちゃえばいい、って事よ。
[話している内に、ユーディットの震えが静まる様子に、安堵で眉が下がる。
まだ終わっていない──どころか、終わるための手がかりすらない状態。
けれど、今はそれは考えずにいたかったから。
言葉紡ぐ調子はできるだけ、常のものへと近づけていた]
(195) 2013/08/20(Tue) 23:36:21
─ 外 ─
[怪訝な顔で問いを返す友>>192に、向ける表情は感情の乗らぬもの。
何の話だ、という彼の瞳から、目を逸らす事無く]
昨日さ。
力があるヤツが出てきたら、って話、してたろ。
[紡ぐ言葉も淡々と続けるつもり、だったけれど。
微かな震えが声に乗るのは抑えきれず、苦笑が宿って]
…ごめんな。
お前のこと、視ちまったんだ。
[溜息のような、告白を落とした]
(196) 2013/08/20(Tue) 23:38:04
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:40:27
― 黒珊瑚亭 ―
…うん、そうだね。
先生を、運んであげないと、いけないんだった…。
ありがとう…。
[運ぶのを手伝ってくれるというアーベル>>156と、
シーツを持って来てくれたヘルムート>>161、
他にも誰かいれば、お礼を口にして。
足取りがふらついていたから、
あまり力にはなれなかったかもしれないけれど、一緒に運んだ]
(197) 2013/08/20(Tue) 23:41:22
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:41:49
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:42:43
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:42:54
[アーベルの言葉にゆると首を傾げる]
昨日?
――…ああ、確かに、していた。
[頷き続く言葉をまつが、震える音色に気づき
一度目を伏せ困ったような顔をする]
俺、お前は味方だと思ってたんだけど……
信じたい相手の、一人だったんだけどなぁ。
[くしゃりと後ろ頭を掻いて、苦い表情を滲ませた]
(198) 2013/08/20(Tue) 23:43:34
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:43:42
細工師 ユリアンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:44:56
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:45:11
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:46:01
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:12
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:19
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:28
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:44
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:48:47
─ 外 ─
お互い様だろ。
俺だってお前なら任せられるって思ったから、視たんだぜ?
[ユリアンの答え>>198に、苦笑を浮かべたままに返す声はいつも通りと努めたもの。
何をとも、誰をとも言わずに、ただ信頼を乗せた言葉を口にして]
安心しろよ、俺が生者を視る者だって感付いてるヤツはまだ居ないから。
[ユーディに預けた羅針盤の裏。
古ぼけて、目を凝らさなければ気付くことも出来ない程薄れているけれど。
刻まれているのは、自衛団長の手の甲にもあった印。
それに気付くものが居るかどうかも、賭けでしか無いのだから]
(199) 2013/08/20(Tue) 23:50:26
― 黒珊瑚亭 ―
[カルメン>>195の楽しげな様子に首をかしげ]
そんなこと、ないのに。
[カルメンのような華やかさはないから、自らが綺麗だとは思えず。
言葉に含まれた意味にも気づく事は出来ないから、ただただ外見を比べるだけだった]
気持ち……でも、迷惑じゃない、かな。
頼りすぎると子供っぽい気もするし……
[深く考えないままに、アーベルが預けていった羅針盤を握り締める。
いつどうなるのかはわからなくなっているとはもう思い知ったけれど。
それでも無意識になんとかなるのだと、信じたがっている。
握り締めた羅針盤の裏、そこに刻まれた徴にはまだ気づく事もなく、ただざらりとした凸凹を指先に感じていた]
(200) 2013/08/20(Tue) 23:52:12
[伝承に出てくる能力者を信じたとして。
どうすればいいのか分からない。
守りたくても、庇うくらいしかできないだろうし。
それでどうにか出来るなんて自分が信じられない。
今もまだ持っているのは武器ですらないペン一本。
着替えを入れても鞄一つで済む私物は、とても少なかった。
ぼんやりと考えながら床の紅を薄くしていった]
(201) 2013/08/20(Tue) 23:54:11
― 外 ―
何を任せる気だったんだか。
――…視ずに信じろよ、ばぁか。
[いつも通りであろうとするのをアーベルから感じたから
男もまた、常と同じ響きを心がけて軽口じみた言葉を返す。
軽口の中にあるのは、本音には変わりない]
どういうつもりだよ。
ほんと、なんでそういう事言うかな。
[重い息を吐き出す。
じ、とアーベルを見つめる眸にそれでも敵意は滲まない]
(202) 2013/08/20(Tue) 23:55:58
[奥で何かをしているのは感じていたけども、意識をそちらに向けないようにしていたのは、
そこにあるものがわからないわけではなかったからか、とりあえず手伝うことはできなかった]
カヤくん…私たち……
[どうすればと、続く言葉がうまくだせない。
いろいろと迷いとか、怯えとか、感情の混じった様子でいた]
(203) 2013/08/20(Tue) 23:56:49
細工師 ユリアンは、漁師 アーベルに話の続きを促した。
2013/08/20(Tue) 23:59:41
─ 黒珊瑚亭 ─
[しばらく外を見詰めていたが、床近くで動くもの>>201見えて、意識がそちらへと向く]
…ぁ。
お手伝い、しましょうか?
[昨日は世話をかけてしまい、今は何もせずぼんやりとしているだけで。
それではいけないと意識を揮わせ、控え気味にだがヘルムートに声をかけた]
(204) 2013/08/21(Wed) 00:01:54
─ 外 ─
そう言うなよ。
これでも無い頭絞って考えたんだぞ。
一人だけ人間だっつーよりこの二人が人間っつー方が安心させてやれっかな、とかさ。
[そう言って肩を竦め、いつもの軽口と同じ笑みを零す。
重く吐き出される息には、こちらは軽い息を吐き出して]
どういうつもりって…そうだな。
「あなたを殺して私も死ぬわ」…ってとこ?
[わざわざ裏声にして、おどけた調子で口にするも。
目に宿るのは、真剣な眼差し]
(205) 2013/08/21(Wed) 00:02:30
─ 黒珊瑚亭・食堂 ─
……ベルくん?
[唐突に戻ってきたアーベルの様子>>184に、瞬きひとつ。
けれど、何かいう暇もなくただ見送って。
首を傾げながら言い募られた言葉>>200には、ただ、微笑むだけに止めておいた]
ただ頼るだけが子供っぽいと思うんなら、逆に頼ってもらってお相子にするって方法もあるんじゃないかしらぁ。
……考えすぎると、ぼくみたいになっちゃうから、程ほどに、ねぇ?
[そう、悪戯っぽく笑って言って。
何となく、アーベルの残して行った羅針盤に目を向ける。
底に刻まれた徴には、やはり気づかぬままに。**]
(206) 2013/08/21(Wed) 00:07:03
― 外 ―
[アーベルの言葉に小さく笑う]
仕方ないなぁ。
[困ったような響きで言うのは其れ以上追求しないという合図]
――…情熱的な告白だな。
けど、俺は死にたくない。
生きていたい。
[アーベルを見つめる眸が三日月のように細くなる]
死ぬのはお前じゃなくて
お前の大事な者になるかも知れない。
それでもいいのか?
(207) 2013/08/21(Wed) 00:08:21
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/21(Wed) 00:08:32
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/21(Wed) 00:10:08
─ 外 ─
悪ぃな。
俺もまさかこうなるとは思ってなくってさ。
[ユリアン>>207に返すこちらも、小さな笑みを浮かべ。
追及を収めてくれたと伝わった後、向けられた言葉には軽く笑って]
何言ってんだか。
何回か言われたことあるだろ、色男。
…俺だって、死にたくねーし。
生きてて欲しいよ。
[細められた目、受け止めるそれは真っ直ぐなままに]
良い訳ねーだろ。
(208) 2013/08/21(Wed) 00:14:37
― 黒珊瑚亭 ―
[>>182細い声が聞こえると、振り返って「ん」と手を出した。
ほんの少しの間だけだったから、
ロミが躊躇うようなら先にさっさと行ってしまうのだが。]
……かんせーがするどいって何だ?
[>>177それからふっと聞こえた言葉に首を傾げる。
子供にとっては人狼かもしれない奴の一人だったが、
疑問が先に立って顔には不思議が浮かんでいた。
疑問は直接ヘルムートにとどいたか。
あるいはすぐ近くにいたロミには聞こえたかもしれないが。]
(209) 2013/08/21(Wed) 00:14:44
― 黒珊瑚亭 ―
[>>193大人がわからないのに、子供がわかるはずもなく。
そしてアーベルの吐露した気持ちも、
子供にはやっぱり理解出来るものではなかった。]
……よくわかんねー。
[だからぽつりとそう返す。
だが向けられた笑みには覚えがあって、
そうだあれには、嬉しくて
「そっかじゃあアベにーも人狼信じる仲間だな!」
とか返したんじゃなかったかと子供は思い出す。
>>16あの時、そういやアーベルは何と言っていたか。
さらに思い出そうと眉根を寄せたから、
アーベルがユリアンとどこか行くのに気づくのは大いに遅れた。]
(210) 2013/08/21(Wed) 00:14:53
いると思ってるから、
同じ失敗繰り返さないように……
[同じ失敗というのは、穴の事だと思っていたが。]
……え?
[>>194はっとロミの声にようやく、
アーベルとユリアンが居なくなったのに気づいた。]
あれにーちゃんたち何処行った?
[今更きょとんと瞬いた。]
(211) 2013/08/21(Wed) 00:15:05
─ 黒珊瑚亭 ─
はい?
[考え事をしていたので、誰に声を掛けられたのか分からなかった。
顔をあげてシスターの顔を確認すると>>204最初は緩く首を振る]
ああ、大丈夫ですよ。
教会ではよくやってたことですし。
神学校でも聖堂の掃除は当然ありましたからね。
[でも、と一旦手を止めて]
シスターも、何かしてる方が気が楽だったら。
[鮮血の色からは遠のいてきていたから。
一緒にしますかと、後で乾拭きに使うつもりだったタオルを指差した]
(212) 2013/08/21(Wed) 00:17:17
─ 外 ─
[向けられた問いに返す言葉は短い否定、けれど]
でも、仕方ねーじゃねーか。
お前が人狼だって知った上で、更に他のヤツを視ることも。
お前を、皆の前で人狼だって告げることも。
お前の正体黙ってることも、出来ないって思っちまったんだから。
[聞きながら、腰に掛けた鞘に手をかける。
銀の煌きは、まだその中に収めたまま]
爺様だけじゃなく、ゼル先生も襲ったってことは。
もう…止められねぇんだろ?
(213) 2013/08/21(Wed) 00:19:26
― 黒珊瑚亭 ―
頼ってもらう……
[そのあたりは考えた事がなくて、カルメン>>206の言葉に目からうろこというように瞬きを繰り返した]
そ、か……そうだね。
カルメンも、頼りたい人に頼れると、いいね。
[うん、と頷いて、ぼくみたいに、という言葉に首を傾げたけれど問いかけはしないまま。
ふ、と指先に触れる形に気づいて、羅針盤をひっくり返す。
しばらくじーっと見やり。
きちんとみていたわけではないけれど、記憶に残っている団長の徴と似ている気がして]
……ねえ、カルメン、これって……
団長の徴に、似てない?
[羅針盤の裏を見せながらといかける。
その場に、他の誰かがいたとしても気にしないまま]
(214) 2013/08/21(Wed) 00:19:46
― 外 ―
それは俺もだ。
アーベルに知られるなんて思わなかった。
知られたく、なかったなぁ。
[ため息のまじる声。
アーベルの軽口に苦笑が漏れる]
そこまで情熱的なのははじめてだ。
死にたくないなら、黙ってろよ。
ほんと、なんでこうなるかな。
[揺れぬ眸を認め、応えを聞く]
――…。
(215) 2013/08/21(Wed) 00:21:41
[きょとんとしてどこにいったと、たずねるカヤの様子>>211に]
二人でお話あるって…
[そう答えながら、どこにいったかまでは自分には答えられなかった]
(216) 2013/08/21(Wed) 00:24:22
─ 外 ─
――…そう思ったから、こうなった、か。
[仕方ないという言葉が過るが
それに納得してしまえば死を受け入れる事になる。
だから、ゆる、と首を横に振る]
爺さんを襲ったのは俺だが、
昨日のは、違う。
[もう一人の存在をほのめかす言葉。
それは自分一人では終わらないという事]
(217) 2013/08/21(Wed) 00:25:08
[少年に返された言葉>>210には、笑うだけで声を返しはしなかった。
前にこの笑みを向けた時、少年が嬉しそうな顔で言った言葉を思い返す。
あの時は、「そうだな」と笑って、少しだけ目を伏せた事を気付かれていただろうか。
人狼がいると信じているのは、祖父が嘘つきだと思いたくなかったから。
けれど、嘘だったら良いと、何度心で思ったかはしれない。
自分に流れるのは、人殺しの血だということを信じたくなかったから。
けれど]
(218) 2013/08/21(Wed) 00:26:07
…ほーんと。
こんなとこまで祖父さんに似てなくても、良かったんだけどなぁ。
[ユリアンの言葉>>215>>216に、言外で祖父と同じ道を辿ったということを告げる。
祖父と違う事は、自分が生き延びるつもりが無いことだけ]
(219) 2013/08/21(Wed) 00:27:03
…そっか。
[まだ仲間がいると告げる>>217のに、小さく言葉を落とす。
そして、銀の煌きを抜き放ち]
お前が、一人でやったんじゃなくて、良かった。
[呟きに乗せた言葉は、ただ、安堵だけに染まっていた]
(220) 2013/08/21(Wed) 00:28:38
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/21(Wed) 00:29:20
― 少し前/黒珊瑚亭 ―
[カヤの疑問に>>209どう言ったものかと戸惑った。
対象が対象なので、良い表現とは言えなくて]
感受性が豊かだなと。
これも分かりにくいか?
[まだゼルギウスを運ぶ前だったなら見えにくいように体で隠すようにしつつ、眉を寄せて考え]
ああ。素直、でいいのか。
[思い至って呟いたのは大分遅れてのことだった*]
(221) 2013/08/21(Wed) 00:29:33
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