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なるほど、な。
殺した側から、うら若き娘の何かを探ったのかな?
あくまで想像の域は越えないが、なかなかグロテスクな光景だなぁ……。
殺した者を何とか探ったのならば、それなりに頭の中に入っていくが……
[ギルバートの琥珀色の目は、少しずつ色を失い、口許は緩く開く。]
もし貴方が、探る為に乙女を殺したのなら、貴方の行動は魔物の仕業と変わらない……
そうだろう?クインジー殿……
土を盛るお手伝いはいたします。
[ネリーの元に行く人の背を、歩み、追う]
[男手が必要だと言いたそうに青の男を見る事も忘れず]
[ここに来る前出て行った者達の姿と獣の爪と牙が裂くや振るわれたかどうか。明らかに害しやすい目の前の少女が生きている理由。獣はどこに――誰を隠れ蓑にしているのか。
思考の時間は思っていたより長かったらしい]
…あ゛? 終わったのか。
[汚れた水を運ぶのも面倒と手近な部屋の窓を開けて外へと赤い水に触れぬよう捨てる。埋葬の人々の様子の異様さを入る風の匂いで察し、低い声が出る]
なんかあったな。良くも悪くも手がかりになるか。
[空のバケツをニーナの傍に置き、階段を降り始める]
[立てた膝の上に、スケッチブックを乗せた。
未だ何も描かれていない頁を開き、皺の寄った紙を広げる。
ポケットから取り出した鉛筆の先を置き、線を重ねていく。
形作られていくのは、人の輪郭。
されど、誰かと判別出来るようになる前に、止まる手。
息を吸い、吐き出す。
再び動き始めた手は乱雑に、絵を黒く塗り潰した。
手までに色が移る程に重ね、ふと力を抜く。
鉛筆はからりと床を転がっていった。
眼差しすらそれを追うことなく、
左腕に手で添え、眼を閉じた]
……、変なの。
[*じくりと、熱*]
探るためにわざわざ殺す馬鹿がいるか
生きるために殺した、それだけだ
お前は自分が生きるために他人を殺すのを嫌がるかもしれないが、
己は己が生きる為に――生かす為に他人を殺すことに、なんら抵抗を覚えない
今更一人も二人も変わらないからな
[笑う]
番人から聞いていなかったか
死者が、終焉を齎す者だったか知る者がいると――
[赤い水が外を落ちて行くのを見ていました。
遠くの色彩はぼやけてしか見えず、ちらちらと動いているのしか分かりません。]
何か…?
[かたん、と軽い音がして横を見ると、バケツがあるのが分かりました。
手元に引き寄せます。]
[ふと、横切って行く青が見えました。]
…シャーロット?
[何気なく名前を口にして、けれどそれが届いたかは分かりません。]
……いいや。念のために聞いておこうと思ったまでさ……。
もし貴方が「探る為に殺す」ような人間だとしたら、たとえ神からどんなに強い力を与えられた存在だったとしても……話を聞くだけでも御免だね。
ああ……。確かに番人殿がそのようなことを言っていたね。思い出した。冗談半分で聞いていたからね。
貴方がその「死者を見分けられる」方なら……どんな方法で其れを見分けるのかな。
そして、俺にその「見分ける」現場を見せてくれることは、できるかな……?
正直、ただ話を聞いただけでは、眉唾もので……信じにくいんだ。俺の周りにいる紳士淑女の皆様は既にご覧になったのかもしれないけれど……少なくとも俺は、大切なシーンを見逃してしまったようで、ね。
[クインジーの右目を、じいっと見つめる。]
ハーヴェイ殿の分の穴もお願いいたします。
[そう、青の髪を持つ男に告げて]
[女はもう一人に向き直る]
ネリーを穴へ。
足を持っていただけますでしょうか。
[女は頭の側へとまわり、作業を進める]
[土を被せ、その姿が見えなくなるまで]
やれやれですよ。その議論は、先ほどもナサニエルさんが
行ってきましたし、疑えば何でも疑えるでしょう。
[首を竦める。溜息。]
私は、埋葬のお手伝いに来たのです。
議論が尽きるのが早いか、亡骸が腐るのが早いか。
埋葬を行わないのであれば、私は失礼しますよ。
[そのまま、すたすたと城内へ向かっていく。]
ふらふら立ち歩いていると、殺される対象になるそうですからね。
どこかに閉じこもって、時間を潰していることにしますよ。
[もうひとつ深い穴が出来る頃、女は話し合う二人に声を掛けた]
ハーヴェイ殿を運んでいただけますか。
このままと言うわけにはいかないでしょう。
見るだけだから何も変わらんが?
[ギルバートの問いに、動揺の欠片もない]
少なくともお前達からはなにも変わらない
己の目だけが見る
幻みたいなもんだろうな
で、立てそうか?
[問いかける]
[不精髭の男の一瞥は意に介すことも無く。しかしニーナからの呼びかけにはぴたりと歩みを止めた]
…なぁに、ニーナ。
[振り返り、紅紫の両目をニーナへと向ける。声は押し殺したとも言える酷く冷静なもの]
[ニーナの呟きは耳に届くが実際見に行かない内は返す言葉は持たず外へ出る。大体の場所は上から見ていたので見当をつけて早足で近寄る]
なんだ、まだ埋めてねえのか。
あっちは掃除もう終わったみたいだぜ。
[顎で出てきた玄関の方を示し、ハーヴェイの無残な姿に目線を向ける。片方上げた眉は驚きより苛立ちめいていた]
チッ、コイツがやられたのかよ。
最後まで役に立たねえヤツだ。
[掠れの残る低い呟きを吐き捨て、ハーヴェイの傷をぎらぎらした目で見る]
番人のものと似てるな。
パーツも足りねえ。落としてきただけって訳でもねえだろ。
[立ち去る女にあからさまな溜息を吐き]
[あらたな男の声に、ぽつりと零す]
泉に沈めた方が早かったかもしれませんね。
今更に過ぎないのでしょうけれど。
死体が一つ増えたから、まだ終わらないんじゃないか
まあ後は手伝うほどでもないな
[内容は、つまりハーヴェイの死体に関しては、男も見て悟っている]
[ケネスの横を通り過ぎ、城へと戻る]
武器について詳しく聞かれたな
そこらへんの連中には、昨夜お前と彼女がいたことは言っていない
[その時、ケネスにだけ聞こえるか聞こえないか程度の声音で、男はそう言った]
[そのまま城の中へと入ってゆく]
[青い色をじっと見上げます。]
…いえ。
何だか、違うひとみたいに思ったものですから。
[呼び止めたのは、いつもと少し纏う空気が違ったように感じた、それだけでした。
少し堅く感じるものの、声は確かに彼女のもの。
緩く首を振りました。]
違う人?
やぁね、私は私よ?
[声色は出来るだけおどけたいつもの声を心がける。この場で起きた光景から再び瞳が変化しないか不安でたまらなかった。尤も、変じたところで目の前の少女が気付けるかは定かではないが]
…ネリー、死んだんでしょ。
お祈りして来るわ。
[声のトーンを落とし目的だけ告げ、踵を返した]
それは怪我か返り血か、それとも運んできただけか。
その顔色だと最後みてえだが。
[ギルバートの姿を上から下までじろじろと見た後、クインジーの視線を感じそちらを向く。すれ違い際に潜められた声は耳に残るが、傍目には話しかけられていないのだから声を返しはしない。わかったと目で返すのみ]
埋葬はしたいヤツがすればいい。俺はしねえ。
コイツがやられた場所はドコだ?
[ハーヴェイの殺害現場を聞き、そちらへと歩き出す]
ですよね。
…ごめんなさい。
[そう小さく謝罪を述べて、お祈りという言葉には頷きます。
今その片目が変じたとして、これ程離れた位置なら分からないでしょう。
その姿が見えなくなった後、空のバケツを片手に、片付けるために動き出しました。]
ああ、言っとくが水死体なんざ見れたもんじゃねえぜ。
泉が腐っちまうだけさ。
[キャロルの呟きには肩を竦め、それだけを告げて動いた]
[チリン]
[薄く滲んだ指先のあかを舐め、暫く考え込む]
私もそろそろ戻りますわね。
きっと此処よりは、キッチンの方がお役に立てる気がいたしますの。
[城へ向かう途中、向こうから近付いてくる人影]
[それがシャーロットだと気付くと、男は足を止めた]
祈りにでもきたのか?
[尋ねるのは、そんな一言]
[そしてそっと続ける]
[ある程度の距離があれば、声は遠くは聞こえまい]
あの男にも言ったが、そこらへんのには伝わったぞ
後はどう出るかだな
――もしも見たら言いに来い
部屋に鍵はしないでおくぞ
[一言二言、カモフラージュに声を交わすか]
[それでも、告げる内容は、ある種の覚悟をもってしてのもの]
[城へと戻ったなら、食料を口にする]
[殺した手で生きる為に肉を割き、そうして夜の帳の下りる頃、部屋の中で*息を潜めるのだった*]
[水場に戻る途中、窓の外をふと見ます。
この眼にはやはり赤と、時折ちらちらと別の色が動くのしか分かりません。
それなりに利く耳も、流石にそれ程遠い音は拾えません。
故に、もうひとりの死をわたしが知るのは、もっと先になるのでしょう。
終焉がまた一つ、*近付いたことを。*]
[ふと視線を上げれば傷を晒した隻眼の男─クインジーの姿]
ええ、埋葬してるって聞いたから。
[返答は傍から聞いても違和感の無いものにし。続けられる言葉には頷きながら、他の話題も口にする]
…そう、ハーヴェイも。
襲われたと言うことは、彼も人だったと言うことね。
[部屋の場所もこそりと聞き、事情を聞いて居る素振りを見せながらその後は別れた]
キィィ―
[少し大きめの扉を開く。中は薄暗く、蝋燭の灯りのみ。
本棚がずらりと並んでいる。そこは書庫だった。]
………。
[この城に関する手がかりはないか、と探してみるも、
眼の届く範囲にあるのは一般書のみであった。
一般書とはいっても、おそらくは希少価値の
高いであろうシロモノであることは想像に容易。]
暇潰し。今日はここで読書に耽るのも悪くないでしょう。
[目についた"ALCHEMY"との表紙の本を手に取ると、
燭台の近くに座り、*読み始める*。]
[埋葬場所へと辿り着いた時は既に閑散としていただろうか。並ぶ土の盛り上がりの前に立ち、祈りを捧げる]
……鏡、見つけたわよ。
大きい鏡だけで、手鏡は見つからなかったけど。
[紡いだのはネリーに向けての言葉。先のラッセルの言葉を思い出し、報告するように語りかける。並ぶ埋められた遺体の前。少女の瞳は紅紫のままで、右目に夢幻の華は映し出されて居なかった]
[死体を運び踏みしだかれた華の葬列を逆に辿り、泉の畔の一角で血に濡れた窪みに屈み込む。引き裂いた獣の手がかりが無いかを薄曇とはいえ昼の光の中で探す。やがて用を終えて立ち上がり泉に目をやった]
どうせなら誰が殺ったかを映してくれりゃ良かったのよ。
[記憶と引き換えに余計なものを押し付けた終焉に文句を言って踵を返す。舌に血の味はまだ微かに残っていたが、それでも生きて足掻く為に食べることは何より*必要だった*]
[祈りが終わると再び城内へと戻る。戻ってまずすることは腹に物を入れることだった。今後に備えるためには食事は重要事項。簡単に料理を作り、綺麗に平らげる。流石に、肉料理を作ることは無かったが]
[食事を終えると片付け、一度部屋へと戻った。瞳を閉じ、念じる。滅紫へと変じ、夢幻の華を映し出す右目。そして、ケープに隠した物に手を伸ばし、その存在を*確かめた*]
[額に手を当てつつ、立ち上がり窓辺に寄る。
密やかな葬列に加わる者らが在った。
尤もそれは、当初とは様相を変えていたが。
高きから、去り行く――
彼方へと向かう、
或いは城に戻る姿を眺める]
……花も抗うのだっけ。
[*小さく、呟きが落ちた*]
[埋葬を終えて城内へと戻る頃には既に陽は傾いている。]
[ひんやりと冷たい城内の空気が、更に冷えたものに感じられる。]
さて。
どうしたものでしょうね。本当に。
私は誰を疑い誰を味方とすべきなのか。
[もっとも味方が居るかどうかは疑問だが、とこれは口に出さず]
[思案に耽りつつ、もはや定位置となった厨房へ]
忙しくしていれば気が紛れますからねえ……
いざとなれば武器もありますし。
[小さい呟きは、熾した天火の火の燃える音に紛れて消えた。]
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