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新人 フラン は 船員 ジョエル に投票した。
研究者 スティーヴ は 少年 オーフェン に投票した。
少年 オーフェン は 船員 ジョエル に投票した。
軍人 カルロス は 船員 ジョエル に投票した。
航宙士 エリカ は 研究者 スティーヴ に投票した。
通信士 ノブ は 船員 ジョエル に投票した。
機械犬 パトラッシュ は 軍人 カルロス に投票した。
船員 ジョエル は 研究者 スティーヴ に投票した。
整備士 リディア は 船員 ジョエル に投票した。
船員 ジョエル は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、整備士 リディア が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、新人 フラン、研究者 スティーヴ、少年 オーフェン、軍人 カルロス、航宙士 エリカ、通信士 ノブ、機械犬 パトラッシュ の 7 名。
― 第二階層・集会室 ―
[本物か偽者か分らなくて、誰かを撃たなきゃいけない。
そういわれたときに、子供の頭が選んだのは人間で無い一人と一匹。
ロボットなら直るから大丈夫。
そしてジョエルはすぐ直ると言っていたから―――そんな単純な思考の結果だった。
取り出したレーザー銃の引き金、もといスイッチを、目を瞑ったまま強く押した。
玩具のように、後ろのプロペラがくるくると回ったが
その先から出るレーザーは、間違いなく本物だった。それもなまじ威力の強い。
放たれたレーザーは、ジョエルの頭の上部を一瞬でごっそりと持っていった。
自己申告のあったジョエルを撃ったのは自分だけではないようで。
だが目を瞑っていた子供は、他の者がジョエルをどう撃ったのか見てはいなかった。]
/*
各所大変そうな様子なので、状況により本日も48hにすることも考えております。
意見等ありましたらメモでいただけると嬉しいです。
―第二階層・会議室―
[自分以外の何名かもジョエル撃ったらしい。
自分が打ったレーザーはジョエルの額を撃ちぬく。すぐにその跡は別のレーザーによって判別不能となった。
こちらに向けられた銃口はひとつ、一発の弾丸がとっさに顔をそらせた頬を掠めて一筋の赤い傷跡を作り出す]
ふぅ…
[レーザー銃を下ろし煙と共に吐息を吐き出す。
ひとつ出なければあたっていたのは自分もになっていたか、それとも向こうの狙いが外れたおかげでもあったか。
撃った理由は単純、撃てと、生きる意志がこの中で一番少ないと判断したから]
― 第二階層・集会室 ―
[瞑っていた目は、体にドンという衝撃を感じて開く事になる。]
え……?
[何だろうと思った瞬間、急に崩れるような音と同時に、体の右側がすとんと落ちた。
何が起こったのか。
足元を見ると、右の義足の足首あたりが何かに打ち抜かれて壊れ、崩れていた。
――撃たれた。
それを知ると、撃った相手を見る。
猫掴みしたおっちゃんを、驚いたように見つめ――]
う、うわ…あああああ!!!!
[突然叫びだしその場に蹲った。
痛いはずなど無いのに、痛い痛いと蹲り、ガタガタと震えていた。]
[オーフェンが撃たれるのを庇うことができず、義足にあたったのは不幸中の幸いだっただろうか]
オーフっ!
[撃った相手を責めることはしなかったが、そちらを一度だけちらりと見た]
大丈夫だ…
俺ならここにいるぞ。
[蹲るその姿をしっかりと抱きしめて背中を*撫でる*]
―第二階層・集会室―
[ジョエルの言葉をキャッチし、理解、そこから思考。
キュルキュルと軋むような音を立てた後、結局機械犬は彼から視線を外した。
知る限りのPMCの情報と照らし合わせ、少なくとも“自覚あるもの”の確率は低いと、生体脳が下した判断に従ってのこと]
[代わりに目を向けたのは、一番接する機会の少なかった軍人。
他の殆どは事が起きる直前にも顔を合わせた者であり、その時の記憶する範囲での様子と、現在の集会所内での様子とを比較して、特に大きな違和は見当たらないと判断し。
つまりは消去法に近かった為か、自動的に報復していた時よりは狙いも甘い。
更には相手が相手の為、弾は見当違いの方向に飛んで行ったかも知れない]
― 第二階層・集会室 ―
とーちゃ……とーちゃあん!
[背中を撫でてもらうと縋るように抱きついた。
それでも震えは収まらず、暫くそのまま離れようとはしなかった。
壊れた義足は応急的にでもリディアが診てくれただろうか。礼も満足には言えなかっただろうが。
ともあれ何かしらの方法で、不恰好ながら歩けるようには*なっていた*]
―第二階層・集会室―
[機械犬の放った銃弾が相手を殺すことは無かったが、それでも別の場所で生体反応が消えた為、臨時プログラムは一応遂行された形となる。
銃器を再び体内に呑み込みながら、現在の状況を視認する]
[機械犬を狙った攻撃は無かったらしいこと、倒れたのが先のアンドロイドであること、
そしてその彼に、PMCらしき反応は見られないこと]
[以上を確認した後、機械の目はそれぞれの反応を見せる周囲の観察に移る。
少し前まで行動を共にしていたジョエルに、機械の犬が再び目を向けることはなかった]
『現在の船内の生存者は Franca Olivero、Steve=Hargreaves、Orphen=Balada、Carlos=Balada、Erica Kirchenlied、Nob Oswald Voland Akatuki、PTr-585d、Lydia Stone、以上8名となります。
PMC反応有り、まだ船内に存在します。引き続き臨時プログラムを続行します』
[一人少なくなった生存報告が船内に流れた]
―第二階層・集会室→第一階層・整備室―
[そうしているうちに流れる生存報告>>#1、それからも暫く時間が経過した後。
機械犬は不意に身を起こして、馴染みの整備士の傍へ向かい、服の裾を引っ張った。
彼女が反応したならば、そのまま集会室から廊下に出る。
言葉は使えなくともエレベーターホールまで来てうろうろと動けば、意図するところは伝わったか。
第一階層へ通じるボタンを押して貰って、エレベーターを降りてからは一直線に整備室へと向かった]
[目当てのものを見つけた機械犬が戻るまでには、そう長い時間は掛からなかった筈。
リディアとは何処まで一緒だったか。
いずれにせよそれが機械犬の認識できた、彼女の“最期の姿”となった**]
―第二階層・リディアの部屋(翌朝)―
[朝の警備の後には大概メンテナンスが控えている。
非常事態の最中ではあっても、プログラムに訂正が入らなければそれは実行される。
今日も遺体の転がる廊下の見回りを滞りなく終えた後、機械犬は唯一残っている整備士の部屋に向かい]
くぅ?
[視線をあちこちに向けた後、首を傾げた。
部屋の中に入り、彼女を探すようにうろつく]
[そのすぐ傍のベッドの上には、うつ伏せに眠るリディアの姿が確かにあるのに、機械犬はそれをなかなか認識できない]
[彼女が既に生命活動を停止していた為に]
[リディアが所持するIDカードは部屋の中には見当たらない。
それが何故かクローディアの傍に落ちていることなどは、機械犬には知り得ぬことだが]
[彼女の首の後ろには不自然な穴が空いており、そこから脳に至るまでの中身が失われていた。
更にその先の脳の一部が欠けていることも、少し調べれば分かるだろう]
[しかし今、機械犬の嗅覚は効かない。
ジョエルの時のように倒れた瞬間を見たわけでもない。
故にその目は、リディアの遺体を無機物としか捉えられていなかった。
途方に暮れたかのような右往左往は、次に訪れる誰かか、或いは放送が彼女の死を告げるまで続く**]
─ 第二階層・集会室 ─
[自分とジョエルのやり取りが他者に何を思わせたかなどは、当然の如く知る由もなく。
直後の提案には]
はぁ?
ジョエるん、それ、どーいう発想よ?
[呆れたように言いつつ、眉を寄せる。
響いた機械音声に、表情の険しさを増しながら。
黒銀の銃口が向いた先は──自分の中で一番信用できないままの相手。
一応、感情以外の理由もあるが、その割合は推して知るべし、といったところか]
……っつ……。
[とはいえ、しっかりとした狙いをつける余裕がなかった事と、先の銃撃で受けた傷の痛みは正確な射撃の妨げとなり。
撃ち出された銃弾は、研究者を捉えきる事はできなかった]
……ちょお、良くないなぁ……。
[一発撃つ毎の反動が、どうしても大きい。
早目に手当てはしておかないと──と、思いながら、『お守り』をゆっくりと下ろし。
どんな意図があったかは知れぬが、同じ相手を狙った者の方を一瞬見て、すぐに目をそらした]
……はぁ。
言うは易く行なうは難し……ってぇのは。
わかってないわよねぇ。
[流れる生存報告に対し、零れるのはこんな悪態**]
─ 夜/第二階層・集会室 ─
壊してみろって。
いきなり何言い出すんだよ。
[困惑顔でジョエルを見ながら、その手は機械仕掛けのように銃を抜き、持ち上げて、引き金を引いていた。
銃口の向いた先はジョエルの喉。言葉を奪うように正確に声帯を焼いた。
タイミング前後して他にも3筋の光線がジョエルを貫いた。一つは頭部を見事に消し去るほどの威力で、身体が硬直する]
なんで。
[眼鏡が照明を反射して光る。
生存者報告もオーフェンの叫び声も聞こえていない様子で、ひたすらジョエルだったものに顔を向けて。他の人間も動き出す頃にガックリと前のめりに膝を押えた]
―― Tolo.
[馬鹿と呟き、ククッと短く低く笑った]
─ 夜/第二階層・集会室 ─
寄生されたから言い出したのかと思ったのに。
[ジョエルからアメーバ状の何かが染み出してくる気配はなかった。高度な生体部品は死んでも人間と大差ない状態を作り出す]
別の理由があったなら、喋る順番逆だろう。
最後まで分からない奴だったな。
[足元を見たまま言って身体を起こす。
上着を脱ぐと無残な姿を晒すジョエルの頭に被せかけた。
室内を確認すれば倒れそうなフランが見えて。
正面から近寄って目の前で手を叩いた]
大丈夫か。
君の方が死にそうな顔してるよ。
─ 夜/第二階層・集会室 ─
学者さんにも判別方法の持ち合わせがないんだから、今のまま頭つき合わせてても何も出てこないよね。
怪我人は手当てもしないとだし。
それぞれ一度休もうよ。
[冷静そうに見えたエリカやスティーヴを振り返って提案した。
フランに拒絶されなければ彼女を部屋まで送り、自分も部屋で休む心算だった**]
―― 回想 ――
[軍人さんに、ついていく。
見慣れた顔、見慣れない顔、見慣れない階層。
人が出てくると、襲い掛かってきては彼に殺される]
[多分、途中で何かが切れた]
[噛み締めすぎた奥歯が痛い。
涙は睫にはりついて、表情からどんどん色が抜け落ちていった]
―― ……ーム、みたい
[状況からリアリティが抜け落ちて、彼の、息子を探す声がSEに聞こえる]
歌がないよ……
変なの。ない、の
[小さな子供が、彼の庇護下に入る。
そんな"イベントシーン"を見ながらぽつりとつぶやいた]
[カルロスの背中を見上げた。
息子に声かける彼を。
くく、と喉が鳴った]
―― ソレは、撃た……
[……ないんだ?
そう続けるはずだった言葉は、放送によって途切れた]
[脳みそと口が分離したみたい。
父と息子、という日常と。向かってくる人影をかたっぱしから撃っていった非日常と。同機しない]
[音声が流れてくる方を見上げる。
ふと気がつけば、どこかでエネルギーやビーム、銃弾が発射される音が聞こえないなとぼんやり思った]
[音が脳に上手く到達しないまま放送は終わった。
カルロスから他の生存者に紹介されても、上手く反応できない]
………………っ
[ただ、エリカの声が聞こえて。
ロボットみたいに蒼白で無表情な顔。ゆっくりとそちらに向けた]
………だい、じょー……ぶ?
はは、何。だいじょーぶって、何!
[一気に腹のそこから何かがこみ上げてくる。
徐々に声が大きくなって、肩で息をした]
[凍っていた涙が溶け出して、またはらはらと滝をつくる]
………ゃっ ふ も、やだ……
終わりにしてよ。もうやめようよぉ……
[くたりと、廊下に背を預けた]
―― 回想 夜/集会室 ――
[それから。思考はぼんやりと霞がかってた]
[覚えているのは無音のままの、いくつかのシーン]
[人の集まる集会室。
転がる死体。ずるりとすべる足元。赤い鮮血]
[いっせいに掲げられる銃口。
自分を庇うみたいにもたげた腕。
いつのまにか握られていた武器]
[お守り、とそれを呼んでいた誰か]
[小さな子供が放った閃光]
[収まっていたはずなのに急に再開し、すぐにまた終わった戦闘]
[動かない自分の目の前で、叩かれた手。
――パン、という音が聞こえた]
……………っ
[ぱちっと反射的に瞬きをして、身を竦ませる]
やだ撃たないでお願い死にたくないの
やなの嫌お願いなんでもするから
[声は掠れてどこまで聞き取れたかどうか。
銃を握ったままの手はふりまわすけれど、もう身体に上手く力なんて入らず、ずるずるとなされるがままだった]
―― 回想終了 ――
[一斉射撃の時、少しでも自分への被弾を減らそうと目の前にあるテーブルを左手で跳ね上げる。
周りが持っている武器によっては無意味でもある行動だが、何もしないよりはマシだった。
テーブルを跳ね上げると同時に身体を床へと投げ出し、その間に自分の持つ電子銃の引鉄を引く。
威力は最大出力、それは最初から変えていない設定。
リボルバー銃の銃口から熱線が射出され───それは狙った子供の義足へと当たった。
床に身体を落とすと、転がるようにして体勢を立て直す]
───ちっ、外したか。
歳かね。
[他のテーブルとテーブルの間から子供>>2と目が合う。
急に叫び出す子供。
罪悪感なんてものは抱くはずが無かった]
[跳ね上げたテーブルを見ると実弾>>12>>13が一つ減り込んでいた。
もう一つ穴が開いているが、それはどこから飛んで来たのか判別出来ず。
けれど探っても意味がないと考え、そのまま放置することにした]
カルロス。
そのガキは俺達研究者しか持ち得ぬ、重要なカードを持っていた。
研究者が紛失することを恐れるものを、だ。
本人は拾ったと言っているが、実際にその場面を見たわけじゃねぇから事実かは分からん。
仮に事実としても、拾得場所が排気口の傍だと言っていたからな。
”何か”の傍に居た可能性は高いと見ている。
ガキが第三フロアに居たのを見つけたのは、お前が第四フロアで穴を見つけた後のことだ。
[軍人に声を掛けたのは、その子供が彼の縁者であると判断したため。
縁者であるからこそ、警戒すべきと言葉を紡いだが、彼の判断は聞かず別へと意識を移すことになる]
[周囲を見回すと、倒れているのがアンドロイドであるのに気付く。
電子銃を腰のベルトへと戻し、倒れたアンドロイドへと近付き。
傍らに膝をつくと、投げ出された手を取り手首に指を当てた]
ブレイン 全壊
拍動 微弱───否、停止。
[高出力のレーザーにより、脳として使用されていたマシンは粉砕。
喉は焼かれ、その他にも撃たれた痕が残り、僅かに残っていた拍動も直ぐに途切れた。
それと同時に放送>>#1がかかり、プログラムには自分達が”義務”を果たしたと判断される。
手首から指を離すとアンドロイドの手は再び床へと落ちた]
Good night.
Is a my masterpiece, failure work.
[一声だけ落とすと直ぐにその傍を離れる。
入れ違うようにして、通信士がアンドロイドに上着をかけていた>>15]
─ 夜/第二階層・集会室 ─
……確かに、ここであーだこーだと言ってても。
見つける『決め手』がないんじゃあ、意味ないわぁ。
[なされた提案>>16に、軽く肩を竦めて黒銀を元の場所に戻す。
PMCについての説明>>26は意識に止めておいた。
使えそうなものはなんでも使わないと生きられない──そんな頃の習慣がそうさせていた]
それじゃあ、ウチ、部屋に戻るわ。
にーさん、フランのこと、よろしゅうにねぇ?
[先に声をかけた時の反応>>19など、気にかかる部分もなくはないが。
さすがに、治療をしないまま、というのはそろそろまずい気がしていたから、足早に部屋へと向かった]
─ 夜/→第三階層 第一実験室 ─
[エレベーターで第三階層へと降り、自分の実験室へと足を踏み入れる。
端末を立ち上げバーチャルディスプレイを開き、自分宛に届いていたデータを表示した。
先程研究責任者の部屋に行った時に、PMCのデータをこちらへと転送しておいたのだ]
特殊な微弱電波……理論上、これを個々人から拾えれば特定が可能と言うことになるんだが…。
[微弱と言うだけあって、精度の高い機械でなければ拾うことは不可能だろう。
ヒトとて何かしらの波動を放出しているためである]
この電波がヒトが発するものよりも差があるものなら傍受も易いんだろうが…。
艦のセンサーを使って広域で感知することは可能。
周囲の人間との差分を使って感知しているのか?
Shit、専門外過ぎてさっぱり分からねぇぜ。
[あーでもないこーでもないと、バーチャルディスプレイの前で自分が考え得る案を捻り出し、シミュレーションをして研究を繰り返す。
結局その時は収穫も無いまま、実験室の前室にあるソファーで夜を明かすこととなった]
─ 夜/第二階層・自室 ─
[部屋に戻ると、はあ、と大きく息を吐く。
その場に座り込みたい衝動は押さえ込み、扉に寄りかかった]
……ほぉんと。
やっとられんわぁ……。
[人を殺すのも、銃口を向けるのも向けられるのも、経験はある。今回は、向けられる事はなかったが、次はどうなるか]
こんなやり方で、ホントにどーにかなるの?
……とはいえ、見分ける手段はないし、システム介入もできんしじゃあ、なぁ……。
とはいうても……。
[生きるために足掻くのは当然、と認識している。
だから、ぎりぎりまで足掻く心算だが]
ふつーに。
向こうも同じ考えよねぇ……。
ていうか、ま、誰でも同じかぁ。
自分から死にたいなんて、よっぽどのことがなけりゃ思うもんじゃ……。
[ない、と言いかけて。
自分を壊す提案をしたジョエルの事をふと、思い出す。
もっとも、それは一瞬のこと。
脱いだ制服のジャケットをベッドの上に投げ出して、医療キットで手当てをしておく。
医療知識は、資格試験の課程で覚えた程度だから、本当に間に合わせのものではあるが]
あー……お風呂入りたいよーな、そんな気分でもないよーな……。
[一通り、手当てが済むと零れるのはこんな呟き。
表に出たままの猫尻尾が、力なく揺れた]
―第二階層・会議室―
[オーフが泣き縋るのをあやしながら、スティーヴから説明の言葉がかけられる]
なるほど、確かに可能性は否定できないかもしれないな。
[スティーヴの言いたいことはわからなくはない]
それでも俺はこいつの父親なんでね。
[自分は父親らしいことをまともにしてきたとはとても言えないだろう。それでも息子のことを思う気持ちは失ったつもりはない]
恨みはしないさ。状況が状況だからな。ただ…、息子を守るために俺も躊躇はしないぞ。
[そこには恨みや憎しみというものは篭っていない。PMCを調べてくるという姿を見送りながら]
朗報は期待している。
[その背に言葉をかけておいた。ノブの提案には従う予定。
それがなくてもオーフェンをつれて自分は皆からは一度離れるつもりだったから]
─ 翌朝/→第三階層 研究責任者室 ─
[朝起きてから実験室を出て、他にデータが残っていないか再度チェックすべく研究責任者の部屋へと向かう。
昨日来た時は開け放たれていた自動扉はきちんと閉じられていて。
自分のカードを使ってその中へと入る。
椅子に座る遺体が残る部屋で、研究責任者の端末を操作し。
艦のセンサーに組み込んだ時のデータが残っていないかを探り、痕跡があればまた自分の端末へと転送して。
立ち去ろうとした時に、前には無かったものが落ちていることに気付いた]
……リディアのカード?
何故、こんなところに。
[それを拾って名前を確認し、ここに落ちていることに疑問を抱く。
艦内を移動するにあたり、カードは重要な意味を持っていて。
こんなところに捨てることはあり得ないと言って良い事柄が目の前で起きていた]
………行ってみるか。
[整備士が確認のためにここに来て、つい落としてしまったと言うなら説明はつくが、そうなると自分の部屋に戻るのもままならないはずである。
様々と頭に考えは巡るが、まず確認するのが先決と、その時はそのまま研究責任者の部屋を後にした。
部屋の主もまた、PMCの被害を受けていたと言うことは知らずに]
―夜/→自室―
[オーフェンの義足を見れもらったリディアには礼の言葉をかけて、それが生きている彼女と交わす最後の会話となった。
オーフェンの手をしっかりと握りながら部屋へと戻るとベッドへ寝かせて]
オーフもどこかに行くんじゃないぞ。
[オーフェンが眠りに落ちるまではずっと手を握り、眠るのを確認すると自分も椅子に座り仮眠をとることにした]
─ 第二階層・自室 ─
[結局はそのまま、いつの間にか意識を手放して。
色々と狂っているのにそこだけは狂っていない、律儀な目覚まし用のアラームによって目を覚ました]
……んー……。
さぁて、と。
どーしたモン、かなぁ。
[言いながら、黒銀を手に取る。
残りの装填数は3発。一応予備弾はもらっておいたが、そちらはオリジナルと比べると威力は劣る]
……撃ち切る前に、終わってくれるといいんだけど、ねぇ……。
[そんな呟きをもらしつつ。
とりあえず、部屋を出る前にシャワーと着替えだけは済ませた。
さすがに、着たきり雀ではいたくない]
―朝/自室―
[目を覚ますとオーフェンはまだ寝たままで、そっとその頭を撫でてやる。
便宜上は朝と区分される時間帯、宇宙を航海中の船では時間の感覚を正常に保たせることと、精神的負担を保たせるために昼と夜の区別が各所でされている]
オーフ、朝だぞ、起きるんだ。
[朝は起きる時間、非常時であっても、非常時であるからこそ日常的な習慣は可能な限り変えないように努める]
/*
早めに決断しておきます。
あまり慌しく更新に雪崩れ込むよりは昨日からのことも考慮して、今日は48更新で行こうと思います。
なお、四日目からは予定通りコミット進行で行こうと思います。
―翌朝/第二階層・自室―
[父親に言われた言葉>>35には、素直にこくりと頷いてからすぐに瞼は落ち。
眠りの最中なんとなく、母親の夢を見た。
ただ母親の姿ははひどく曖昧だった。
柔らかくてあったかい事と、冷たい死体。
極端な2つ以外の細かなことは、あまり思い出せなかった。
同じくらい、自分の事故の事についても曖昧だった。
どうして母親は死んだのか、どうやって両足を無くしたのか。
痛い事とか悲しい事は、子供はすぐに忘れてしまう―――
ぼやけた夢からは、大好きな父親の声に引き上げられるようにして抜け出した。]
………とーちゃんおはよー…。
[目をこすりながら、起きた時はいつもと変わらない調子だった。]
おなかすいたー…。
―朝―
『Lydia Stoneの死亡を確認。
現在の船内の生存者は Franca Olivero、Steve=Hargreaves、Orphen=Balada、Carlos=Balada、Erica Kirchenlied、Nob Oswald Voland Akatuki、PTr-585d、以上7名となります。
PMC反応有り、まだ船内に存在します。引き続き臨時プログラムを続行します』
[早朝が過ぎ、通常ならば船員達の起きだす時間帯を過ぎた頃、流れる放送。
早朝寝ているところを起こさないようにと、機械的な気遣いを込められたプログラムによって、実際の死亡確認から遅れた放送となった。
その死体はすでに何名かに発見された後だったかもしれない]
―第二階層・自室―
おはよう、オーフ。
[目を覚ましお腹が空いたという姿に苦笑を漏らす]
身支度整えたら食堂に行くか。
[食欲があるなら、まだよかったと。
あんなことがあった後だからと、少しだけ脳裏によぎるのはスティーヴの言葉。
まさかと、あるはずないと、否定の言葉でそれをすべて打ち消し頭の中から追い出す]
─ 夜/第二階層・集会室 ─
あのな。殺す気ならとっくに、じゃなくて。
何でもしてくれるならとりあえず落ち着いて銃から手離して!
[パニックするフラン>>21に早口で言うと、銃を握ったまま振り回している腕を攫む。引き攣ったように動きを止めてぐったりとする身体を片腕で抱くようにして支えた。
上着がないからいつも以上に細いのが強調されていたかもしれない。女性じゃなかったら支えられていたかどうかも怪しげだった]
あー、はいはい。
ならこのまま部屋で寝かせてくるよ。
学者さんはそっちでヨロシク。
[提案が通り、エリカ>>27やスティーヴ>>26に疲れたように返すと、そのまま部屋まで連れて行った。
フランが使う部屋の場所は教えてもらえたのか、途中で調べることになったか。どちらにしても辿り着く手段は持っていた]
……食われてやがる。
PMCか。
[サンプル生物に肉を食われていた同僚を思い出す。
それと同じように、PMCが彼女を捕食したのだろうと判断した]
パトラッシュ。
ここに来る前か来た後でも、何か見たり気付いたことはあったか?
[先にここへ来ていた機械犬に問いかける。
物言わぬ整備士を感知出来ていない様子に違和感を覚えたが、ひとまず確認は必要と考えた]
─ →第二階層・リディアの部屋 ─
[放送>>#3が聞こえたのは、丁度部屋を出ようとした時。
思わず止まった歩み、ブーツのヒールが床とかち合ってかつん、と大きく音を立てる]
……リディちゃん……が?
ちょっと、なんよそれ……。
[昨夜、集会室で最後に見た時は、いつもと変わっていないように見えた。
それだけに、その放送の内容は疑問を浮かべさせるもので]
……どこでどうなってたのか、くらい、説明しぃよ、ったく。
融通きかんのだから。
[場違いかつ、勝手な文句を言いながら、とりあえずリディアの部屋の方へと足早に歩き出す。
さすがに全員の、とまではいかないものの、第一階層勤務者の部屋位置くらいは頭に叩き込んでいた]
─ 夜/第二階層・居住区 ─
ほら、ついたよ。
眠れないなら何か飲むなり何なりして。
とにかく横になってれば身体は休まるんだから。
[フラン部屋の入口まで来ると、そう言って手を離した。
改めてみればまだまだ若い女の子。オーフェンにしたように髪を軽くかき混ぜてみる]
俺は死にたくないし誰かを率先して死なせたくもないけど。
どっちを選ぶかって言えば、やっぱり自分を選ぶよ?
だからフランちゃんもしっかりしなね。
[おやすみ、という言葉は相手に届いていたのかどうか。
一人になると盛大な溜息を吐きながら自分の部屋に戻った]
─ 第二階層・リディアの部屋 ─
……っと。
先客、あり、か。
[たどり着いたそこには、先客の姿。
色々と思う所ある相手と気づくと、一瞬だけ、うわぁ、という顔を作るものの、一先ずそれは抑えて]
何があったん? ってぇ。
聞いて、答えてもらえるんかしらね、この状況て。
[淡々とした口調で、問いを一つ、投げてみた]
―― 夜 ――
[銃を手から離されて、支えられた。
相手が殺しはしないと分かると、いけないと思いつつぐたりと身体が重い。
頭は上手く回ってくれないけれど、情報だけ収集していた]
[支えてくれるとても線の細いからだ。
エリカの制服ににじむ色。
立ち去ろうとするエリカの背に、つっと音を紡いだ]
エリカ
[それ以上は言葉が形作れなくて自分の部屋に連れられていく。
下級期間船員のための、小さな狭い6人部屋]
……どうして、ねえ、どうして……
[支えてくれるノブに、うわ言みたいにつぶやいていた]
[部屋の入口で、相手が離れた。髪をかきまぜられる]
[泣きはらした腫れぼったい目。のろのろと見上げて。
表情は未だ薄く、頬にあまり血も上っていない]
………ごめんなさい
[部屋の中は、まるで何もなかったみたいで。
それを言えるくらいには回復できた。
ちょっとかなり間を取ってからで、おやすみなさい、は頷くのが精一杯だったから、返せなかったけど]
[彼が去る背中を見送って、やがて意識はすとんと落ちた]
―第二階層・自室―
[歩きにくそうにする姿に、リディアにもう少ししっかり見てもらう必要があるかと思考は流れた放送で途切れる。
オーフェンが首をかしげながら投げかける問いかけに]
おそらく誰かに殺されたか、PMCにやられたかだな。
[望まなくてもどうせ殺し合いしなければいけない状況で進んで誰かを殺しにいくような者は生き残ってる中で思い当たらない。
リディアに昨日撃たれていた人なら話は別かもしれないが、その撃たれた相手はすでに死んでいる相手]
とりあえず外に行かないことには情報はあつまりそうにないな。
―― 朝 ――
[放送での目覚めはいつものことだ。
その放送が、いつもと違うってだけで]
[昨夜泣きすぎて頭が痛い。
顎も何だか筋肉痛がすごかった]
……………
[ベッドに寝転がったまま端末を操作する。
自動的に記録されていたメッセージ。再生]
……………
[昨日と現実が変わっていないことに、のろのろとため息。
起き上がった。武器を拾い上げて、裏、表、見てみる。
少しエネルギーが減っていた]
生きてる。
[呟いた]
死ぬの、あたし
[ぞくっと身震い。耳元で声が蘇る]
自分を選ぶ?
……勝手に、皆、退治してくれればいい
[部屋の中で蹲って、しばらく少し考えた]
[新たに誰か死んだって言う。知らない名前。
………やがて、ぐうと腹がなりのろのろそろそろと部屋を出た]
―翌朝/第二階層・自室―
だれか、ぴーえむしー…。
[表情は少しだけ悲しげに。
だが放送でそう伝えられただけでは、昨夜のような感情の起伏は起こらない。
どこかぼんやりとしているのは、寝起きだからのはずなのだが。
外へと言われれば、うんと頷き、ひょこひょこと父親の後をついて行こうとした。]
ねー、とーちゃん、とーちゃんは誰がぴーえむしーだと思う?
[歩きながら、子供は素朴な疑問を父親に尋ねた。]
─第二階層・リディアの部屋─
[近づいてくる足音に反応して、扉を振り返った。
やがて姿を見せたスティーヴからの言葉>>41を認識する前に、艦内放送>>#3が割り込む。
Lydia=Stone。
名前とそのデータを照らし合わせて、己が探していた者のことだと理解。
そうして彼女がもう居ないことを漸く知ると、うろつくのを止めてその場に座った]
[新たな足音に首を向けて、僅かに尾を揺らし]
くぅ。
[再び投げられる問い>>42。
そちらに頭を向けて首を傾げてみせたなら、それだけでも何も見ていないということは伝わるだろうか]
[犬の首元には昨日の夜と違い、小さな赤い機械が取り付けられていた。
昨日リディアの協力を得、入った整備室から引っ張り出してきたそれ。
“ペットの気持ちが分かる”という触れ込みで随分昔に流行った玩具で、いつだったか整備士の誰かが面白半分に持ってきたものだった。
今の技術から見れば見た目も中身も本当に稚拙な機械ではあるが、あったほうが多少は便利と、機械犬なりに判断してのことかも知れない]
[それにも先の問いに関する答えか、『いいえ』という文字が浮かんでいた]
―― 朝 リディアの部屋 ――
[端末を開く。
生存者の情報をデータベースから引き出した]
[登録されてるホロを見る]
………………
[歌を歌おうと口を開いて、声がガラガラで出やしない。
ふさわしい歌も思い浮かばない]
[そこら中に転がる死体]
せんめつ
[呟くと、食料庫から両手にドライフーズのパックを抱えてきてあてもなく歩く]
[ふと、人が沢山いる気配を察知した。
息を凝らして――とは言っても、訓練していない身、ばればれなのだが――そちらの方へと足を向けた]
―第二階層・自室→ー
[オーフェンを連れて部屋を出ると廊下に転がる死体やら地の跡やらは綺麗になっていた。
通路の奥の方を見ると定期清掃を行う大型の掃除機械が作動しているのが見える。普段よりも長い時間がかかっているのは清掃量が多いため。
さしたる人工知能も搭載されていないその清掃機械にとっては、廊下に転がる死体などはゴミや汚れとしか認識されなかったらしい]
誰がか…、
[オーフェンの質問には答えに窮する。再度頭の中にスティーヴの言葉を思い返してから]
誰がかは、よくわからないが…、
スティーヴは違うような気もするな。
[何よりも警戒心と、それにともうなう知識と行動力がこの中では一番ように感じる。そんな彼は一番寄生される可能性は低い気がした。
またPMCを誰よりも一番探しているらしい姿からもそう思わせた]
何をしてるの
[その部屋が誰の部屋かなんてしらない。
腫れた眼、下げられた武器。両手に抱えた食事]
[おびえたように小さくなって、人の気配がするほうを覗く。
エリカの姿が見えたから、まだ震えの残るこえでそう聞いてみた]
[背後からかけられた声。ひくっと大きく飛び上がり、ばっと振り返る。昨日、運んでくれた人]
のぶ・おずわるど・あかつき、さん
[直接聞いたわけではなく、文字を読んだだけだから。
どことなく片言。
両者への警戒の色をかなり残したまま、ぺこりと小さくお辞儀した]
― 翌朝/第二階層・廊下 ―
そうなの?
[こてりと父親の言葉>>61に首を傾げる。
スティーヴ=おっちゃん、というのは消去法で理解できた。知らない名前はそこだけだった為。
自分を撃った相手を思い出し、難しい顔をする。
父親は正しいと信じている。だから、違う気がすると言われれば、そうなのかもしれないと思うけれど。]
でもおれ、今度だれか撃てって言われたらおっちゃん撃つよ。
だって、やられたらやりかえしていーんだってばーちゃん言ってたし、ノブにーちゃんもそうしてたし。
[だから間違ってないんだと、そう言うときの子供の表情は少し誇らしげだった。]
─第二階層・リディアの部屋─
おん
[扉の方から小さな声>>63と、その後から覗きこんできた顔>>64。
鳴き声はどちらに反応してのものか]
[機械の文字もそれに合わせて、単なる挨拶の言葉に変わる]
― 第二階層・リディアの部屋 ―
ノブ、だけでいいってば。
記憶力いいんだねー。
[振り向いたフランの警戒の強さに思わずホールドアップ。
小さくお辞儀されると頷き返して手を下ろした]
[通信士がこちらに来れば、覗き込むのは彼の後ろから]
[エリカの答えが聞こえれば、顔をしかめて部屋から、したいから一歩下がるように]
死んだ。
皆死んだよ、見に来るほどじゃない。どうせ誰かが殺した――
[朝、少し落ち着いて端末を見て、ようやく理解した昨夜の出来事。声におびえがにじむ]
人でも化け物でも、代わんないで、殺すんだ。
あたし、違うから。エイリアンなんかじゃない、から。
オーフがそれが正しいと思うなら、そうするといい。
[頭をくしゃりとやさしく撫でてから、それでも次にかける声は言い聞かせる時にするように、少し厳しい調子を乗せて]
ただし、正しいと思ってやったからには責任を持つんだ。
そしていつまでも後悔をしないようにしろ。
[それから優しい声音で]
それでも選択したことがつらいときには、俺がいるからな。
[そんな話をしていれば人が集まる姿が見えるだろうか。
誰かの部屋の前らしく、その先にあるものはなんとなく予想はついた]
[IDカードを持って、白衣組が何かをやっていた。
頭の中で、サボタージュ回線で聞いたことがぐるぐる回る]
[低い声でそう主張する。信じられる相手が幾人かいるのでここを離れる気もないが、話に混ざる気もなくて、入口で背後気にしながらしばらくたたずんでいた**]
― 第二階層・リディアの部屋 ―
ハッ。
[暁と呼ばれるのは珍しい。もしかするとエリカは覚えがあったかもしれない。船長が正規登録の時にその呼び方をしていたから。
緊張の面持ちでスティーヴに差し出されたカードを受け取る]
リディアちゃんのID?
ここだと保護に阻まれそうだから、公共の部屋か上で確認するってことでいいかな。
[受け取った後にはその緊張も崩れて。
指先に挟んだカードを揺らしながら尋ねた]
─ 第二階層・リディアの部屋 ─
[声に怯えを滲ませるフランの様子>>74。
これはかなりキテるなぁ、と思うは一瞬]
そぉねぇ……確かに、誰かがやったんは、間違いないわぁ。
とはいえ、誰がやったかはわからんし、誰がとっつかれてるかもさっぱりだし。
……だからって、臨時プログラム如きに好きなようなされるのも、癪じゃない?
だから、なぁんか手掛かりあったら、ってぇのはあるんよ?
[できるだけ、軽い調子を崩さず、言葉を紡ぐ。
こんな状況で大丈夫、といったところで、気持ちを毛羽立てるのがいいところ。
だから、言葉を飾る事はしないし、低い声での主張への否定も肯定もしなかった]
― 第二階層・廊下 ―
うん!
[否定されなかった事が嬉しそうに、元気よく返事する。]
うん、やったことには責任持たないといけないんだよね。
[命を奪うことの対価と重責、それを真実理解するにはまだ少し足りない。
今は祖母の教えと、やらなければいけない事、そういう事が頭を占めていた。]
とーちゃんもきせーじじつだけどちゃんと責任持ってくれてるってかーちゃんが言ってたよ。
おれもとーちゃんみたいにするよ。
[相変わらず余計なことをでかい声で無邪気に言いながら、ひょこっと後をついてきたら人の気配に、人見知りするように少しだけ父親の影に隠れた。]
─ 第二階層・リディアの部屋 ─
[聞こえた呼び名は覚えがあり、一瞬きょとり、とするものの。
彼らの間の繋がりまでは知らないし、特に興味もないから、軽く、二人を見比べる程度に止めて]
……んじゃ、そっちはにーさんに任せて、と。
ここで突っ立っててもなんもならんし、とりあえず、食堂いかん?
今の状況じゃ、どこにいてもあんまり変わらんし、なら座れるとこがいいだろうしねぇ。
[話から離れているフランに誘いをかける。
このこは一人でほっとかない方がいい、という気がしていた。
勿論、本人である、という確証などはないのだが、それを言っていると切りがないから、一先ずはそれは考えずに]
―第二階層・リディアの部屋前―
[余計なことを大声で言う息子には苦笑を漏らしながら、あいつ何を息子に話していたんだと突っ込みは胸中でだけに。
声はでかかったので皆にも聞こえてしまっていたかもしれないが、もはや気にしても遅いことだった]
皆勢ぞろいか。
[そこにいたのは先ほど読み上げられていた生存者8名。
オーフェンがいるので部屋の方に必要以上には近寄ることはしない]
何かめぼしい情報は見つかったか?
[それから集まった姿の中のひとつ、スティーヴにそう声をかけた]
─第二階層・リディアの部屋─
[周囲でなされる会話を、垂れた尾をゆらゆらさせながら拾う。
相変わらず整備士の遺体には目を向けないまま。
食堂に行く必要性は機械犬自身にはないので、提案>>81も聞こえていたが反応はしなかった]
[その耳に子供の声>>80が届いて、ぴくりと耳を揺らした。
話の内容、特に既成事実云々は聞こえていても理解できないが。
人の足元をすり抜けて、廊下に顔を出す]
[声をかけたのは皆が食堂へと移動をはじめようとしたところで、皆がそっちでとなるならば一緒に移動しそこで改めて詳しい話をすることになるだろうか]
─ 第二階層 リディアの部屋前 ─
[部屋を出たところで軍人親子と鉢合わせ、軍人に声を掛けられる>>84。
通信士達には、先に行け、と告げて問いに対し軍人へと視線を向けた]
リディアを襲ったのはPMCだろうと言うことくらいだな。
それと、リディアのカードがキャップの部屋で見つかった。
何故そんなところにあったのかは分からん。
念のため、利用履歴を調べてもらうことにしたところだ。
[放送は聞いているだろうからと、整備士が襲われた事実は抜いて、何者に襲われたのかの推測を告げる]
PMCについても更に調べてみたが、俺の専門では八方塞りだ。
キャップが艦のマザーに組み込んだプログラムを応用出来ないかと試してみても、専門外過ぎて上手く行かん。
― 第二階層・廊下 ―
[断片的に覚えていた事の、いくつかの中に混ざっていた母親の言葉。
無論意味はいまだに解っていない為、言葉をそのままなぞっているだけなのだが。]
あっ。
[人の声に様子を伺ってはいたが。
パトラッシュの姿が見えると、父親の影から出てきて首元に飛びついた。
つめたいが、もふはふかふかで気持ちよかった。]
ぱとごーおっす!何してたんだ?
[リディアの部屋の前だとは知らないので、少しだけ不思議そうに部屋の方を見たが、ここからでは中の様子はよく分からない。
スティーヴの声と姿、気配には気づいてそちらはなるべく見ないようにしていたが、それ以外は然程、普段と変わりはなかった。]
─ →第二階層 食堂 ─
[軍人も移動するようだったため、共に食堂へと向かって。
航宙士の言葉>>89に、左手を口許に当て、親指で顎鬚を撫でる]
キャップの部屋か…。
端末に異常らしきものは見当たらんが、閲覧・使用された可能性は否めないな。
マザーへの接触はキャップじゃなければ無理だとは思うが。
端末以外なら…あそこに居る研究用PMCは始末したしな。
それが目当てで行って、空振りした可能性もあるか。
なんにせよ、もう一度見て来る必要はありそうだな。
[先程行った時には気付かなかった何かがあるかも知れないと考え、航宙士の言葉に同意を示す。
通路に居た子供>>90に関しては意識すら向けていなかったため、どんな様子だったかさえ気付かなかった]
―第二階層・廊下―
おんっ
[尾は垂れたままだったがゆらゆらと振られ、首元の機械にも挨拶が表示される。
抱きついてくる少年>>90にされるがままなのはいつもと同じ。
ただ少年を見る目は赤く、小さな機械音も変わらず響いていたが]
わぅ
[問いには瞬きして、また一声鳴いた。
機械には『話 聞いた』と片言のように表示される。
PMCの文字は流石に登録されていないのか、出なかった]
― 第二階層・リディアの部屋→食堂 ―
おはよう。元気だねー。
[リディアの部屋前にはカルロスとオーフェンも来ていて。
パト号をもふる様子を横目に笑った。
誘いはエリカが掛け、スティーヴには先に行けと言われたので、いつもと同じ足取りで食堂に入った]
まずはエネルギー源。
ベンダーが壊れてないのは確認済みっと。
食材残量少なかったけど、この人数ならどうにかなるだろし。
[焙じ茶と桜餅のセットを引き出して端末近くの席に納まる]
―第二階層・リディアの部屋前―
ああ、放送が聞こえる前は食堂に行くつもりだったから問題はない。
[エリカの誘いに頷いて、それから自分の問いかけにスティーヴが皆を先に行かせる様子にオーフェンが食堂に行くのを急ぐなら皆と一緒に先に行かせることに。
一緒にいるというのならそれを止めることもしないだろうが]
やっぱりPMCにか…、で、リディアのカードが、クローディアさんのところに?
[理由はよくわからないが誰かがそこに運んだことだけは確かで、それは少なくともここで殺されていたリディアはでないことはわかる]
何かあそこに入る必要があって、そのために使ったか?
行く理由といえば例のプログラム関係の可能性は高そうだな。
[リディアの襲われ方についても聞けば答えはもらえただろうか]
PMCについてはスティーヴでもわからないなら、俺たちにはなおさらわからないだろうな。
ただ、もしリディアのカードをクローディアさんのところに行くのに使ったっていうなら、そいつの知能はだいぶ高いんじゃないか?
― 第二階層・食堂 ―
んむぐ。
[口をもごもごさせながら、端末にカードを通す。
眼鏡とコードで結ぶことはせず、備え付けの入力装置に手を伸ばして画面をパタパタと開いていった]
最終利用時間は、あれ、近い。この時間だと俺も寝てた頃だ。
利用目的はそのまんま。研究主任の部屋に入ってる。
部屋主不在時の緊急入室権限を使ったんだな。
リディアちゃんのIDならではか。
[スティーヴがやってくれば、皆が寝静まっていただろう頃のタイムスタンプの入った入室記録を見せる]
これ以降使われた形跡はなし。
リディアちゃんの部屋を開いたって記録もないから。
……この時間より前、ってことだろうね。
― 第二階層・廊下 ―
にーちゃんもねーちゃんもおはよー。
[もふっとした時にかけられ声>>93>>86に、ノブとエリカの所在に気づいて返事する。
ノブは先にどこかに行くようだったが、パトラッシュもふに夢中だった為何処へ向かったか気づかなかった。
パトラッシュの返事>>92には嬉しそうに、もふもふっと背中の辺りを撫でる。
尋ねはしたが、当然返事は「わん」だよなーと思っていた所で首元に返事のように文字が浮かんで瞬いた。]
わっ、何これ!
すげー、ぱとごー話出来るようになったんだ!
[そう解釈し、すごい物を見る目でパトラッシュを見ていた。]
─ 第二階層 リディアの部屋前 ─
[>>94 整備士のカードが研究責任者の部屋にあったことについての見解は、航宙士へと答えたもの>>91と同じような返答をし。
整備士の襲われ方を聞かれたなら、見たままを告げる]
ヒトに寄生している時点で知能が高くなるのは目に見えている。
PMCの意思でキャップの部屋に行ったとするなら、寄生第二段階まで進んでいる可能性は極めて高いな。
…前例を知っていれば尚のこと、か。
[軍人が口にする仮定を聞いて、思い出すのは子供が研究者のカードを使って研究室に入り込んだこと。
バンダナの奥で細まる瞳。
それに軍人が気付いたかは定かではない。
食堂に行く心算だったと聞いたなら、利用履歴閲覧の件もあるからと、軍人を食堂へと誘った]
―→第二階層・食堂―
[道中移動をしながら、スティーヴの見解も聞き、エリカの言葉に同意するのに同じく]
そうだな、なんにせよ調べてみないことには始まらないか。
[行くのならば、自分もついていくつもりでいる]
─ 第二階層 食堂 ─
[通信士から遅れて食堂へと着き。
適当な食べ物を手にして口へと運ぶ。
研究に没頭して食事を忘れることも多いが、空腹のままでは頭も働かぬと、食べれる時には食べるようにしていた]
他が寝ている間に、か。
その時間だと俺も寝てたな。
実験室の前室で寝てたんだが…。
[物音や気配に気付かぬ程深い眠りについていたのか、それとも犯人が音も無く通路を進んだのか。
判ずる方法は無いため無為な思考は頭の隅へと追いやり]
整備士特権のあれか。
何か目的があってキャップの部屋に行ったというのは間違いなさそうだな。
リディアを襲って、その足で、と言うことか。
[通信士に見せられた記録を睨むようにして見つめ、航宙士や軍人と話していたことが現実味を帯びて来たのを感じた]
―第二階層・廊下―
[食堂に向かう面子を横目で見つつ。
途中少年がスティーヴを避ける僅かな素振りを察知したか、首が傾いだが。
思考するだけならば機械に翻訳はされない]
くぅ。
[すごいものを見るような目で見られて>>96、赤い目は一度瞬く。
機械にも『??』と疑問符のみが浮かんでいた]
[暫くはそのまま、オーフェンの気が済むまでもふもふされていることだろう**]
―第二階層・食堂―
[前例の話に思うところはあったがその場では口にすることはなく、ただリディアが殺された状況を聞いてからは何かを考えた様子で食堂へと向かっていた]
クローディアさんの部屋に入るのにか、リディアが狙われたのはそれが理由か?
[寝静まった頃を狙うというのはこっそりと殺すのなら常套手段となるだろう]
ずいぶんと、人間の殺し方の流儀に慣れすぎてる気もするが…
[とはいえこの中で一番そういうのに慣れてるのは自分であり、自分が寄生されているとか操られているとか考えるだけで馬鹿馬鹿しい気もした]
― 第二階層・廊下→食堂 ―
[大人の話は聞いてもさっぱり解らないので聞いてない。
以前に大人の話が解らなくて逐一尋ねて怒られたので、変に首を突っ込まないが子供の基本だった。
断片的に入るものはあったかもしれないが、反応はまったく返さず。
機械が『??』と記すのを見ても、また凄いと驚くのだった。]
ぱわーあっぷだなぱとごー。
にーちゃんもそのうちぱわーあっぷするのかな?
[この場合の「にーちゃん」は、ジョエルを指していた。
子供はロボットは復活するものだと信じている為、ジョエルを撃ったことに対する罪悪感は殆どなかった。撃たれた事に衝撃を受けて、その時の事をだいぶ忘れてしまっているせいもあったのだが。
そんな感じに盛大にもふっていたので、皆が移動するのに気づくのは少し遅れて。]
あ、おれも行かなきゃ。
ぱとごーも行こ!ぱわーあっぷしたなら、食べれるもんあるかな?
[そんな発想もしながら、大人の後をひょこっとゆっくり、歩き難そうについて行った。]
─ 第二階層 食堂 ─
研究階層で寝てたんですか。剛毅だな。
地上ならともかく、船の中は足音立てないのも難しくないし。
寝てたらちょっと気配消されただけで普通はお手上げでしょ。
[スティーヴの疑問に突っ込むも、そこが問題ではないので掘り下げられることはなく]
主任さんの部屋にありそうなものか。
SS権限行使しただろう情報端末と研究データそのものと。
……主任さん自身?
うん、直接見た方が早そうだ。
[スティーヴに頷いて、ズズッと茶を啜った]
俺はその時間だとオーフェンと一緒に自室で寝ていたな。
[夜のことについてはそう証言して]
PMCって死体も食うのか?
[クローディア自身にというノブの言葉には思わずそんな疑問の言葉]
まぁ、そんなこと聞いてもわかるわけないか…
― 第二階層・廊下→食堂 ―
[どうにかして食堂についたら、自分の食べる物を確保に走った。
もっともやり方がよく分からない、届かないので、父親に手伝ってもらう事になるが。
席についていただきますはきちんと言って、適当にフォークに刺して、パトラッシュに差し出したがどれも食べられないだろう。
重い足はぷらぷら出来ないので、一見行儀よく食べていた。]
ごちそうさまー。
[食事の後水を飲みながら、解らない大人の話を、解らないなりに聞いていたのだが。]
とーちゃん、あのさ。
[と父親の裾を引っ張ったが、暫く黙った後で。]
……やっぱいいや。
[途中で止めてしまった。]
[オーフェンの分の食事は息子が望むものを用意するのを手伝うことに。
彼が望む望まないに限らずにサラダは確定で付くことになるが]
死体に寄生しても確かに意味はないな…。
捕食だけなら…意味はあるのか?
[遺伝情報を得るためにとかそういうことはいまいち理解できていなかったのでそこに意味があるのかどうかはよくわかっていない。
スティーヴからならばこの辺のことに専門的な意見も出ただろうか]
船内に閉じ込められて未知の生命体に襲われた時点で、すでに古典的な小説の世界みたいだけどな。
[人類の歴史の中、そういった物語はいくつも作られていたことは記録にあるし、さすがの自分でもそんなことくらいは知っている。
息子が呼びながら裾をひっぱるのに一度応えるが、すぐに途中で止めてしまい]
本当にいいのか?
[そう尋ねかけた]
― 第二階層・食堂 ―
[遠慮なくハンバーグとか頼めるのは、殆ど死体を直視していない為。
確定でついたサラダは率先してパトラッシュに持っていったが、無駄な努力となった。ピーマンとニンジンはこっそり残す。
ノブの様子には気づけなかったが。
いいのかと逆に尋ねられると、少しまた間が開いた。]
んー………あのさ。
かーちゃん何で死んだんだっけ?
かーちゃんの葬式とかは覚えてるんだけど、なんで死んだか覚えてねーんだおれ。
[今朝見た朧な夢や、いくつも見た死体がなくした記憶を燻るのか。
忘れてしまった事をいくつか、思い出そうとするように*尋ねた*]
[ピーマンやニンジンをこっそりと残すなら、自分のサラダの分も追加した量をオーフェンの口もへと。
これを食べようとしないときはいつものお仕置きコース野菜オンリーの三日間がはじまることになるだろう]
お前の母さんは…、ロザリーは…
[一度迷った後に、この機に全てを話すことにした]
アナーキー野郎の爆弾で死んだ。
[難しい言葉は理解されなかったかもしれない]
要は爆弾テロってやつだな。たまたまあいつが帰郷しようと居合わせた宇宙船が爆破されたんだ。
もっとも母さんの両親、つまりお前のおじいちゃんとおばあちゃんはそうは思っていないけどな。
[つまりは自分が連合軍の軍人だからその妻が狙われたんだと。
他に食堂にいた人たちにも聞かれることになったが気にした様子はなく]
爆破されたって言っても、ロザリーがいたところは爆発の中心から遠かったから死体は綺麗なものだったよ。信じられないくらいにな。
[母親の遺体については息子も見た記憶はあるだろうか**]
[エリカが隣にいてくれる。
輪の中心から少し外れた位置取り。
食堂につけば手持ちのフリーズドライ食料を食べられるよう封開けて、コーヒーを彼女や必要な人に給仕した]
……………
[ただ、スティーブには近寄らない]
[俯いて、フォークで行儀悪く皿の上の野菜をつついていた**]
─ 第二階層 食堂 ─
キャップの部屋に入るなら俺のカードでも入れるが…居た場所が場所だからな。
リディアが襲われた理由がそれである可能性は否めない。
後はリディアの知識を狙った可能性、だな。
寄生第二段階以上なら、遺伝情報を集めながら知識も身の内に蓄積していく。
食らったものの知識をも糧と出来るなら…その知識が必要だったために襲った可能性もあるな。
[軍人の疑問>>102に仮定の言葉が多いものの、答えを返し]
先も行ったように知識を糧と出来るなら、元々の宿主が手馴れていなくても、食らった相手がその知識を持っていれば活用することは可能だ。
結局のところ、PMCに寄生されている可能性は誰にでも残っている。
[それが面倒な部分だと言いたげに、苦々しく言葉を紡いだ]
キャップ自身が狙い…?
いやしかし………だがまだしっかりと実験したと言う話は聞いていないな…。
PMCが死体も食うと言う話は聞いていない。
だがそれを実験したと言う話も聞いていない。
俺達ヒトも死体を食ってるようなもんだ、特に動物性のものはな。
それを知識として取り入れたとするなら……実行に移した可能性はある。
ただ、死体から遺伝情報と知識を得られるのかどうかまでは……分からん。
だが、ただの餌として捕食するなら、リディアだけで事足りたはずだ。
[だから遺伝情報を得るために死体を食らう可能性は否めないと、軍人>>105>>109や通信士>>107に対して言葉を向ける。
変異体についても可能性が無いとは言えない、と付け加えた]
生物である以上進化するのは自然の摂理だ。
俺達は特に手を加えなくても、進化するものは進化する。
環境に合わせた変化をした可能性は、否めん。
[落ち着かない様子のフランを見ていると、あの時生かしてしまったことが余計に不幸だったかもしれないと考えたりもしてしまう。この先生き残れるにしても、途中殺されることになるにしてもあの様子では地獄なのだろうなと。
他の生き残った者達に関しては表面上はそれなりに落ち着いているようにも見える。自分の息子がまだずっとおびえてばかりじゃないのは救いだった]
リディアの知識…機械関係か。クローディアさんのこととあわせると、向こうも今の状況をなんとかしようとしてるのかもな。
完全な擬態っていうくらいだから見た目だけじゃないんだろうが、知識までってなるとそっくりそのままのコピーになっちまうのかね…
[加えて新たな技能や知識技術までそこに追加されていくとなればやっかいなことこの上ない]
早めに退治しないと手がつけられなくなる可能性もでてくるか?
[確かな知識と技術をもち、行動に移す力も持ち、姿までもを変える相手と戦うことなどあまり考えたくはない]
[環境に合わせた変化という話を聞くと少し冗談交じりに]
いっそ、知識とかつけていって仲良くしようぜって向こうがなってくれれば楽なんだけどな。
[人間の行動は本能にだけはよらない、理性があるから。
同じことがPMCに起きのかは疑問を残すことになるだろうが]
俺も行く。
[スティーヴが向かうのはきっと食事も、オーフェンとの会話も終えた後で自分もそれについていこうとした**]
─ 第二階層 食堂 ─
[食堂を出る少し前。
軍人の言葉>>118に少しだけ思案]
……今の状況を、と言うよりは自分のための可能性も否めんがな。
[メンテナンスを必要とする者が居ると暗に告げる。
この先、整備士によって診てもらなくなる可能性は多分にあったはずだ。
それを補おうとしたのではないかと自分は推理する。
この推理に該当するのは───二名だけだった]
奴らがどれだけの知識をつけて行くのかは良く分かっていない。
ヒト以上の頭脳を持つ生物に寄生させたことは無かったからな。
奴らが知識を得て、何を思うかは、奴らにしか分からん。
共存を望むか、俺らヒトを捕食対象としか見ないかは、奴ら次第だ。
[冗談交じりに言われた言葉>>119も、真面目に思案した答えを返し。
着いて来る者を引き連れて、研究責任者の部屋へと向かうことになった]
─ 第二階層・食堂 ─
[どんな状況でも、食べられる時には食べる、というのは過去の色々で身についている。
それでも、肉類はまだ多少遠慮したくて、用意したのベジタブルサンド]
あー、ありがとねぇ。
[コーヒーを振る舞ってくれるフランに、にこり、と笑いかけつつ、周囲の話を聞く]
その時間だと、ウチも寝てたわ。
……部屋に入るため、ってのは、ふつーにありそうねぇ。
そうしないと入る手段がないのか、あるけどそれを気づかせないためか、ってのは、ちょっと置いといて。
[IDカードに関する話題には、そんな呟きを落として。
PMCに関する仮説や推論は、僅かに首を傾げながら聞いていた]
知識収集目的の捕食、かぁ……。
まぁ、今の状況どうにかしたい、ってのは、あちらの方が強い気もするしねぇ。
そのためにできる事はなんでもやる、ってのは、あって不思議ないわぁ。
生きるために、っていうのは。
何でもできるもんだから、ねぇ……。
[小さく呟いて、目を伏せる。
三層へ向かう者たちについていくかどうかはしばし悩んだものの、結局、動かなかった]
(気ぃしすぎ、とは思うんだけど。
……似すぎなんよねぇ、三層の構造)
[幼い頃に捕らえられていた場所を思い起こさせる三層は、可能な限り近づきたくはない空間。
もっとも、その理由を知る者は今はおらず。
何かを忌避しようとしている様子は、不自然にも見えたやも**]
─ 第二階層・食堂 ─
好き嫌いすると大きくなれないぞ。
俺?もう大きいからいーの。
[カルロスとも会話していたから、オーフェンやパト号の食事風景も見えていて。笑いながら食べているのは桜餅。
文句があれば橙色だけ一つ、オーフェンの皿から減らしてやっただろう。カルロスには怒られたかもしれない]
それはご苦労様でした。
面倒なのは分かる。だから俺は先に休んでからにしたけど。
スティーヴ先生とカルロスさんのカードでは入れた。
てことは、二人はわざわざ使う必要なかったんだね。
[目を細めながら説明>>115を聞く。
カードが置き去りにされていた理由は推測が浮かばない。
その時は疑問を追及することなく話を流した]
『艦橋から引き出した分は、脳の補助チップに残しておくから』
[同僚に送ろうとして動きが止まった。
作ったばかりのそれを即座に消去する]
お待たせしました。
行きましょう。
[丁寧な口調で言いながら端末からコードを抜いた。
来ないつもりらしいエリカには、確かめなくていいの?と視線を送って。不思議そうにしながらスティーヴ達についていった。
主任の部屋の端末はプロテクトが固そうな予感はしていた**]
なるほど…ね。
[メンテナンスが必要なものといえばパトラッシュともう一人、自分の息子しかいない]
不自然な怪我をしたときに確かに頼むよりは自分で治せる方が一番ではあるな。
[理論的で、非常に筋の通った話、否定する材料は何一つ今はなかった。
冗談話に変える答えに、肩をすくめながら]
現状は向こうからも敵対的に思われてるようだがな。
いや、敵対ですらないのかもしれないな。
味方するっていったところで、プログラムがとまらない以上殺しあうしか道がないようだけどな。
[エリカはついてこないらしく、ノブのことは作業が終わるまで待つことになるか]
─ →第三階層 研究責任者室 ─
[研究責任者の部屋も調べた方が良いかも、と言いながら動かなかった航宙士>>122をバンダナの奥から横目で見て。
通信士の言葉>>124>>125に仕方なく待ってから食堂を出る。
エレベーターで階層移動し、研究責任者室へ何度目か分からない訪問。
自分のカードで自動扉を開き、着いて来た者達全員を中へと入れた]
さっきはキャップの端末だけ見て、キャップ自身は何も気にかけていなかったな…。
[遺体に何かをするとまでは予想していなかった。
そのため、ここに来てもこの場に残る遺体は捨て置いていたのだが。
まずは研究責任者の遺体に近付き、何か変化が無いかを調べる]
───……こいつぁ。
リディアと同じ痕跡が残ってやがる。
[食われた痕があると、研究責任者の背後を確認して呟いた]
リディアのカードを使って食いに来た、ってのは間違いなさそうだな。
と言うことは……知識を求めて、ってことか…?
暁、端末の方はどうなってる?
[研究データを見る程度のパスは研究責任者から教えて貰っていたが、それ以外となると自分では手がつけられなくて。
必要なら自分が教えてもらったパスを教えて、通信士に端末を調べてもらう。
端末の扱いに関しては自分より彼の方が優れていると判断してのことだった]
―回想/ 第二階層・食堂 ―
だってにんじんおいしくねーし、ピーマン苦いんだもん。にーちゃんだって、野菜食ってねーし。
りょくおーしょくやさいは食べないといけないんだぞ。
[と主張して、ノブの返事>>123にはぶーぶー言うも父親には当然聞き入れられず。
口元に運ばれたピーマンとニンジン>>111にはすごく嫌な顔をした。顎下に皺を作ってささやかに抵抗する。
ノブがニンジンを取ってくれたら、ぱぁあと嬉しそうな顔をした。
それでもピーマンからは逃げられず、端っこを往生際悪く口の端から暫く出したままだった。
なんとかピーマン地獄から脱出した後、父親から返ってきた言葉を暫くじっと聞いていたが。]
アナーキー?
[難しい言葉はやっぱり解らないので首を傾げて尋ねて返して。説明にはふぅんと、小さく呟いて少し視線を落とした。]
うん、それはちょっと、覚えてる。
かーちゃんきれーなまんまだった。
[記憶の中の朧な母親像はとても綺麗で、損なわれてはいない。]
―回想/ 第二階層・食堂 ―
……でもすげー冷たかった。
[唐突に、だけど緩やかに理解した死の記憶。それがあるから、激しく取り乱す事が無かったのかもしれない。]
―→第三階層・研究責任者室―
[そこに行かないことには特に疑問を思わなかったが、道中そういえばエリカが調べた方がいいと言っていたかと思い出したりもしていた。
行かない理由について思い至るものも無く、ちょっとした疑問程度に繋がるだろうか。
部屋の中に入り、スティーヴと一緒に遺体を調べて]
リディアの方は俺は見ていないが同じ感じか?
知識か…あるいはプログラムの止め方とかかもしれないな。
作った本人なら、とめ方もわかるかもしれないしな。
[端末についてはノブに一任、自分はスティーヴよりもさらに操作に慣れてはいない]
― 第二階層・食堂 ―
三階……おれ行かない。
[スティーヴの言葉が聞こえて。父親は行くらしいので少し不安そうな顔をしたが、そう答えた。
細かい場所はよく知らないが、エレベーターホールを経由するなら遠くなる。]
足あるきにくいから。
[最もな理由を口にして、ノブも行くなら3人をそこで見送った。]
―回想―
[ニンジンはノブが食べたのでピーマンだけでもオーフに食べさした]
あまり甘やかしたくもないんだがな…
[軽い抗議の言葉をノブに言うも取り立てて責めるつもりはない。
それから、母親の死についての話を聞き入れた様子の息子に、頭をぽんぽんと軽く叩いて撫でながら]
それでもお母さんは、暖かい人だっただろう。
[それは肌の温もり的なものだけでなく心まで指してのことだった]
─ 第二階層・食堂 ─
はぁい、任されました。
……動き難そうなこは、他にもおるしね。
[オーフェンを任され、返したのは軽い言葉。
他にも、という言葉と同時、視線は一瞬フランの方へと流れていた]
……とは、いうものの。
ここでぽけー、としてても、仕方ないんよねぇ……。
んー、ウチの権限でアクセスできる範囲って、航行プログラム以外はホント、限られとるからなぁ……。
[もう一ランク上の立場なら、とは思うものの。
それは言っても、始まらない]
― 第二階層・食堂 ―
[嫌なことだと言っているのだから、普通は相手を気遣って聞かない。
という配慮が子供に出来るはずがなかった。]
ふーん。何かあった?
おっちゃんに首根っこつかまれたりした?
[まさに自分はそんな目にあったので、尻尾があるエリカも同じ目に合ったのかなぁと思って聞いてみた。]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
同じだな。
首から頭にかけて、脳の一部も込みで欠如している。
[軍人>>131が傷口を見るなら示すようにして説明をして]
肉を食らうだけなら遺伝情報のみ得に来た可能性が高いが、脳まで食らわれてるからな。
位置的に脳幹・小脳・後頭葉辺りか。
下手すると側頭葉までかかってるかも知れん。
食われた部位に関係なく知識を蓄積出来るのかも知れんが…。
記憶は側頭葉が関わってくる、そこを食らって知識を蓄積している可能性は否めないな。
プログラムの止め方をキャップが用意していたかは分からん。
緊急事態に急遽作った代物だ。
解除コードなんてものは作ってない可能性の方が高いだろう。
─ 第二階層・食堂 ─
[遠慮もなく切り込んでくる様子>>138に、一瞬言葉に詰まるものの。
まあいいか、的な感覚から、一つ、息を吐く]
ここで、あの学者センセに、じゃあないけど。
むかぁし昔、おエライ生物学者のセンセに捕まって、ヒドイ目にあわされた事、あるんよ。
……まあ、どーにかそこからは逃げ出して、今の後見人……つまり、ウチの事、世話してくれてるひとな?
そのひとに助けてもらって、航宙士の資格取れるようにまでなったん。
[辺境宙域で発見された『新種の生物』。
故郷では、半獣と言っても差し支えない様相で暮らしていたためか、星の調査団にそんな判断を下されて。
担当となった学者の人格やら性癖に多大な問題があった事もあり、かなり酷い扱いをされていた。
生物学者とか生態調査とか、そういったものへの不信感は、その頃に培われたもの]
─ 第三階層・研究責任者室 ─
はいはい。
[軽い口調でエリカから声を掛けられると、こちらも軽い口調に戻って手を振り研究階層へ]
推測は確信にってところですか。
やはりガードが高いな。
…その呼ばれ方は。まあいいですけど。
スティーヴ先生、研究者コード貸してくれます?
[端末を弄りながら、クローディアの遺体をチラリと見て。
暁と呼ばれると複雑そうな顔をしてから手助けを頼んだ。
借りたパスでも引き出せるのは研究データが殆ど。
主任が現在直接調べていたPMCが、知能度数の高い生命を好んで取り込もうとする性質を持っていたことは、スティーヴにも初見だっただろうか。
プログラムコードの方は一切の接触を許さず、一つでも外から触れば殲滅モードに切り替わるのが分かっただけだった]
― 第三階層・研究責任者室 ―
閲覧記録の方も。
特別プログラム発令の放送より後のタイムスタンプは無い。
消されてるような痕跡も、私には見つけられなかった。
[一通りチェックすると息を吐いて結果の出た画面を見せた]
主任さんから直接引き出したか。
端末を操作するだけの技術を持っていなかったか。
遺体の痕跡があるから、前者の方が可能性高そうですけれど。
― 第二階層・食堂 ―
酷い目…
[と、言われても子供が想像できる『酷い目』は、大したことはない。]
そっか、ねーちゃんピーマンの池地獄みたいな目に会ったんだ…大変だったな。
[なかなかアレな想像だったが、顔つきは神妙だった。
世話してくれる人には、何回か瞬いた後で。]
とーちゃんみたいな人のこと?
[父親の事に触れるときは、少し嬉しそうな顔をみせる。]
そっか、だったら良かったな。
[子供は父親が一番だったので、そういう人がいるのはいいことだ、とそう思って悪気なく言っていた。]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
何だ。
[抵抗があるような反応を見せた通信士>>141に、バンダナの奥から視線を投げる。
それ以上の抵抗が無いなら、結局改めることはしないだろう。
研究者コードを貸して引き出されたデータ。
その中には確認し切れていなかった研究データもあり、そのデータをまじまじと眺めた]
知能の高いものを好んで取り込む…か。
と言うことは、ヒトは奴らの好まれる餌ってことだな。
[他人事のように言うのは、どうしても研究者視点で考えてしまうため]
閲覧記録もなしか。
前者を行ったとしても、接触を許さない状態になっているなら奴らにもどうにも出来んだろうな。
[結果を見せてもらい>>142、一度左手で顎鬚を撫でた。
プログラムの方も打つ手なしと知れば、少しだけ端末を操作させてもらい、新たに見つけた研究データを自分の端末へと転送する]
─ 第二階層・食堂 ─
うん、まぁ……そお、ね。
とにかく、思い出したくなくなるよーな、いやーな事がいっぱいあったわけ。
[上げられた例え>>143にへんにゃり、と眉が下がった。
この歳の子供が、実験動物として扱われた日々を微細に想像できたら、それはそれで嫌だ、とは思うが]
ん、そーね、そんな感じ。
……まぁ、『ルーねーさん』って呼ばないと、怒られるんだけど。
[呼び方には厳しい年齢不詳の姉的存在を思い出して苦笑し。
それから、最後の問い>>144には、と瞬いて]
ああ……船の行き先に合わせて、進み方を考えたり、何かおかしな事がないように、進路の監視したりするお役目。
この船は、自動で動くシステムがしっかりしとるけど、それでも、ウチら航宙士がおらんと、安全航海できんのよ?
―第三階層・研究責任者室―
[スティーヴの見解を聞きながら]
知識を得るメカニズムについては謎なままか…。
とはいえ死体からも知識を吸収できるならそこらじゅうの死体からどんどん吸収していく可能性もありえるのか。
[もっともそんなことして回る人物がいれば目立つしすぐに見つかるだろうが]
解除コードは、おそらくないだろうな。
ただ作り方や構造がわかればそれを止めたりはできるんじゃないのか?
それがわかるならこちらで止めることもできるんだろうけどな。
[それができれば少なくとも無条件の強制的な殺し合いはしなくてすむのだろうが。
ノブの解析結果も得られて]
なんにせよ、この部屋にきた目的はクローディアさんだったってことだな。
―→第二階層・食堂―
[パワーアップやジョエルの話が出ても、相変わらず疑問符が出たままだったが。
高性能なアンドロイドは難しいかも知れないが、機械犬程度ならば、大破しない限りは修理も不可能ではない。
仮に不可能でも、技術者さえいれば似たものは作れるはず。
作ろうと思う者がいればの話だが]
くぅ…
[その後連れていかれた食堂ではサラダや様々なものを差し出されたが、勿論機械は食べられない。
首元の機械には『(´・ω・`)』と出ていた]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
[作業を終えると少しばかり思案に耽る。
端末を操作する技術を持っていない人物とすると、どうしても固定の二名が頭に浮かぶ。
確定が出来ない以上、消去法で選択肢を選ぶことになるのは否めなかった]
俺はPMCの研究に最初から携わっていたわけではないからな。
研究データは見せられていたが、メカニズムまでは確立されては居なかった。
[思案を止め、軍人の言葉>>147にそう返して。
一度着いて来た者達を見回す]
これ以上収穫が無いなら戻るか。
…そろそろ例の時間も近いだろう。
[定時に行われる臨時プログラム。
それに遅れても殲滅プログラムが作動するのだからと、皆のところへ戻ろうと提案した]
― 第三階層・研究責任者室 ―
俺は滅多にそう呼ばれないんで。
慣れないだけです。
[アカツキ(暁)を名乗り続けるのは早くに没した母との約束。
それでも研究事故発生原因の疑いがある人物の名で呼ばれるのは、顔も知らなく親子の情を持てないだけに複雑なのだった。
細かく説明しようとはしないから、結局変わらないままだろう。
端末を使う>>145といわれれば、自分はコードを抜いて席を譲る]
SS権限でプロテクト掛けられてるから。
どこかに寄港するか本社から乗り込んでもらうかで上位命令使わないと止められないと思う。
[カルロスの疑問に口を挟んで、はぁっと深い息を吐く。
寝不足なものか、顔色が少し悪くなっていた]
―第三階層・研究責任者室→―
頭のいいやつから食われるとしたら、スティーヴやノブも十分注意した方がよさそうだな。
[今生き残ったメンバーで頭脳労働が得意なものといえば、後はエリカも入るだろうか]
まぁ、やつらのメカニズムやなんだよりは見つけ方、いやそれがわからなくてもどこにいるかが一番か。
[目下の問題としては、過程よりも結果が求められている。それも早急の]
そうだな、あれこれ考えるより行動する方が俺も性にはあっている。
[手段がいまひとつ乗り切れない方法になる状況ではあったが。
特に自分もここには用事がなく皆と一緒に会議室に向かうことになるだろうか]
このままPMCのやつがいるかもしれない状況で港について逃げ出すなんてのも、大問題だけどな…
[本社の人間が乗り込むというのも今の状況では難しいだろうか]
顔色悪いけど、大丈夫か?
[ノブの様子には心配する声をかける]
―第二階層・食堂―
[リディアのカードが別の場所にあったこと、それに使われた形跡があったことは、周囲の会話から拾うことはできたか。
第三階層へ行くという数人にはついて行かず、オーフェンの近くに留まる。
二人が会話を交わす間は、主にエリカの方をじっと見ていた]
─ 第二階層・食堂 ─
[そっかぁ、と子供なりに神妙にするも、頭の中の想像は酷く稚拙だった。
知らないことは、いくら想像したって大したものにはなってくれない。
エリカが眉を下げる>>146様子に、どした?とちょっと不思議そうにはしていたが。]
ルーねーちゃんって言うんだ。
とーちゃんみたいなのにねーちゃんなんだなー。
[女性の呼び方呼ばれ方、年齢の微妙さなどなど、子供は当然知らないので
エリカぐらいの人がとーちゃんやってるのか、そんな感覚でいた。
件のルーねーさんに会えば、おばちゃんと堂々口にする可能性が高いかもしれない。
エリカの仕事内容については、ほあーと感心した様子で。]
ねーちゃん船動かしてんだ!すげぇなぁ。
船って、ねーちゃんいなくても動くんだ。今もやっぱり、ちゃんと動いてんの?
[へーへーと瞬きながら、目的地までたどり着いているのか聞いてみた。]
― 第三階層・研究責任者室 ―
……そうだった。
[時間が近いと言うスティーヴに頷いて、寄りかかっていた壁から身体を起こして頷いた]
あまり役に立たなかったな。
[誰かを狙わなければいけない時間が迫ってくる。
重い足取りは「らしい」ものに見えていたはずだ]
― 第三階層・研究責任者室→第二階層 ―
ああ、大丈夫。
気分が良くなる情報得られなかったから、疲れは感じてるけど。
[カルロスに心配そうな声を掛けられ、首を振って苦笑った]
─ 第二階層・食堂 ─
[不思議そうな様子>>146には、何も言わず……というか、いえず]
うん、名前はルーシー、っていうんだけどね。
[『お守り』として、黒銀の銃を渡してくれた人。
彼女がこの状況を知ったら、どうなるやら、と。
考えたのは、一瞬……怖すぎて、先は想像できなかったが]
うん、そーよぉ。
航路設定プログラム……船の進み方を設定するのは、ウチのお仕事だったしね。
目的地には、向かってるはずよ。
あれから、航路設定には、誰も手ぇ入れてないはずだから。
[無邪気な様相の問いには、ちょっと得意気に答え、それから。
ふと、端末の時計表示に目を落とす]
……っと。
そろそろ、『集合』の時間かぁ。
行きたくないけど、移動しようか?
[プログラムの起動の時間は近い。
憂鬱なものはあるが、行かないわけにはいかないから、場にいるものを促して立ち上がった。
オーフェンと話している間、こちらを見ていたパトラッシュの視線には気づいていたものの。
特に気にせず、立ち上がってから、なに? という感じで首を傾げて見せた]
まぁ、そりゃそうだな。
[こんな状況で用心しない者もいないだろうし、スティーヴの返答は納得のいくものだった]
あれこれ考える時間もあまりないのが一番の問題だな…
[そのまま会議室に着くまでは何かを考えるように]
─ →第二階層 集会室 ─
[遅れがちな通信士を、急かしても置いていかなかったのは彼の息子だからか。
時間に遅れて殲滅プログラムを発動させないためでもあったことだろう。
エレベーターで階層移動し、第二階層へ着くと進路は集会室へと取られる。
途中食堂へ寄る者が居るなら、遅れるなよ、と厳命だけして自分は集会室へと向かった]
『まもなく皆様に一斉射撃を行ってもらいます。集まってください』
[感情というものを感じさせない、相変わらずの機械音声が船内に響く]
─ 第二階層・食堂 ─
[何も言わなければ何でもないんだと、子供は解釈して。
名前を聞けば、「ルーシーねーちゃん」と一度口に昇らせた。
エリカの中で>>159何か怖いことが想像されているとは知らず。]
会えるといいな!
[その時は、本気でそう思って言っていた。
船の航路が変わっていないこと…当然詳しいことは解らないので、ちゃんと着こうとしている、という所だけは読み取った。]
んじゃ、もーちょっとで着くのかなぁ。
前とーちゃんに聞いたら、あとすこしだって言ってたし。
[正確な日数や時間までは知らないが、そう遠くはないのだろうと理解した。
早く着けばいい――そうすればきっと大丈夫。
子供はよく分からないなりに、そんな事を思っていた。]
―第二階層・食堂―
[直接問いがなければそれを読み取る力はなく、エリカの視線には首を傾げてみせたのみ。
更に視線の意図を問われるなら『観察』という正直な二文字が表示されるのだろうが。
事実それ以上の意味はなかった]
[皆が集まる場所に向かうことに異論はないので、周囲が動くに任せて機械犬も身を起こす]
―第二階層・集会室―
[火のついた煙草を口に咥えながら、スティーヴの隣のあたりにいた]
俺はいまのところスティーヴは違うと思っている。
[隣にいるその研究者にそう声をかけながら]
それにこの中で一番PMCを見つけてくれる可能性が高いのはスティーヴだと思ってるしな。
[暗にそちらを今は撃つつもりはないことを示しながら]
オーフがまた撃たれるのも勘弁してほしいものだがな。
[そうぽつりと、もっともそれを止めれる材料を自分は持ち合わせていなかったが]
―第二階層・食堂―
[首もとに抱きつく力の変化を感じたなら、視線は横へ流れ]
おんっ
[鳴き声が少年への承諾の返事だということは、機械を通さずとも伝わるか]
─ 第二階層 集会室 ─
[集会室に着くと、今回は席に座らず壁に背を凭れかけさせ他の者を待つ。
右手にはまだ電子銃は掴まれて居らず、胸の前で両腕が組まれていた]
[その状態で思考するのは、勿論誰を選ぶかと言うこと。
今まで得た情報の中で符合することが多いのは二名、うち一名は昨日も銃を向けた者。
ただ、この情報すらも撹乱されていたりするのなら…。
そう考えると切がなかった。
そんな思考の最中で、隣に居た軍人>>168から声がかかる]
……そりゃありがたいことだな。
期待に応えたいところだが…現状どうにもならんところだ。
[PMCを見つける可能性が高いと言われても、喜色が浮かぶことは無い。
それもそのはず、自分の中では八方塞なのだし、あくまで可能性の話だからだ]
…さて、今一番寄生されている可能性を高く見ているのはあのガキだ。
俺の中では集めた情報の中で符合するものが多すぎる。
お前は、もしガキにPMCが寄生していると発覚しても、護るつもりで居るのか?
[子供のことをを言われても、顔色を変えないどころか一番疑っていると口にする。
そして常々思っていた疑問を軍人へとぶつけてみた。]
―→第二階層・集会所―
[エリカから問われはしなかったが、微かな鳴き声でも拾われていたか。
移動の途中浮かんでいた文字について少年から問われると、胸囲云々には疑問符『??』しか浮かばなかったが]
わぅ
[答える声に合わせ、『敵 さがす』という文字に変わった。
PMCは登録されていないから、代わりに敵と表示される]
そういわれるとは思っていた。
[目を瞑り、咥えたままの煙草は徐々に短くなっていく。
疑うべき要素をいくつも提示されていたうえに、昨日撃たれてもいるのだから不思議には思わない]
そうだな、あいつが寄生されていることが発覚したなら…、
それが間違いがないのなら撃つことになるな。
[静かに告げる言葉の後]
子供のこと守るのも、その子供の行動に責任もつのも、親の義務だからな。
─ 第二階層・集会室 ─
[スティーヴに急かされながら集会室へ。
途中で誰かと合流しても、片手を挙げるいつもの挨拶だけで声は掛けず。集会室に着くと入口脇で壁に寄りかかった]
そうだ、エリカちゃん。
期待に添えなくてゴメン。
[大した情報は入らなかったのだと、それだけは同僚に伝えて。
片手は腰のレーザー銃の上に今から置かれていた]
─ →第二階層・集会室 ─
あと6日かぁ…。
[エリカに告げられた>>167のは、一週間に少し足りない日。
父親とこんなに長くいられる事は滅多に無いので、いつもなら短いと言っていたんだろうが。今は少し遠くも感じるのは、少年なりの感傷か。
パトラッシュの返事>>169はすぐ解ったので、機械は見ずに嬉しそうに頭をいっぱいなでなでした。
歩きながら見た機械の文字>>172。敵という言葉に、ちょっとの間の後、こっくり頷いた。
集会室に着くと、真っ先に父親の傍に駆け寄って、ぽけっとに手を突っ込んだ。
そこには変わらずレーザー銃がある。
それを少しだけ唇を横に結びながら手にし、一回うっかり落としたが。
拾いなおすと銃口は父親に言った通り、スティーヴに向けるように動かした。
目は相変わらず瞑ったままだった。]
─ 第二階層・集会室 ─
[僅かに下を向いていれば、前髪が落ちて表情も隠れる。
口元がピクピクしているのは時間を前にした緊張から来るものか]
っく。
[震える手が銃を掴む。
昨日とは正反対の素人そのものの動きが銃口を上向けた]
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