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機鋼学科二年 クロエ に 1人が投票した。
精神学科1年 ミリィ に 2人が投票した。
月闇学科1年 ミハエル に 1人が投票した。
氷破学科三年 エーリッヒ に 2人が投票した。
流水学科2年 ベアトリーチェ に 2人が投票した。
陽光学科導師 ハインリヒ に 1人が投票した。
氷破学科三年 エーリッヒ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、疾風学科導師 ゼルギウス、生命学科4年 ティル、機鋼学科二年 クロエ、精神学科1年 ミリィ、月闇学科1年 ミハエル、流水学科2年 ベアトリーチェ、天聖学科2年 ダーヴィッド、陽光学科導師 ハインリヒ の 8 名。
― →『世界樹の仔』の傍 ―
おー。
おまえら、無事で何より、
[ばたんきゅーしているもふらいおんを引きずりながら戻ってきた。
もふらいおんがまたも欠片に戻ってないのは、魔力一切なしでの肉弾戦のせいか。
それとも、男が異界出身の魔族であることが何か関係あるのか?]
つーことで、ゼル導師。こいつも焼くなり煮るなり解剖するなり、あとは任せる。
緊急事態でこそ力を出さねばと思うのに、うまくいかなくて焦っているだけだ。
[エーリッヒの言葉に>>3:124返した、それは小さな強がり]
出会ってからの時間などは関係ないだろう。
俺はエーリッヒに、随分と救われている気がする。
[そして、こちらは本音…だったのだが]
─ 『世界樹の仔』枝の上 ─
[下でのあれこれは、いい感じに収束してきたな、と。
そんな事を考えていたら、ハインリヒ>>0に呼びかけられ]
……またですかい。
[とりあえず突っ込み飛ばしつつ、ふわふわの散り具合を見てふわり、下へと飛び降りる]
なんで、導師が倒したのは欠片に戻らんのか……突っ込んで解析する事が増えたか。
[なんて言いつつ、ばたんきゅーしたもふらいおんを受け取っている間に。
セットした定時が訪れて、『魔本』は地味にお仕事始めておりました]
― その頃・どっか走り回っている白狼 ―
[なんか小さいものが自分とふわふわたちの間に割り込み、もみくちゃにされてたのは気づいていたが。
助けにいこうにも、背中の魔力を封じた剣があるので、悪化させかねないのでそのまま走り続けていた]
『む…っ!?』
[また妙な力を感じて立ち止まり。
その流れをたどろうとしたが、なぜか突然かききえた]
『………む……?』
[疑問に思いながらも、ふわふわたちに追い付かれないようにまた走り始めた]
うんうん、ミハでいいよー。
よろしくね、ティルくん。
[相手の名乗り>>3:129を繰り返し]
それとね、タローさんってのがいるんだけど。
何処行っちゃったかなー。
[そこで漸く思い出して、辺りをきょろりと見渡し]
……何してるのー?
『何してるの、じゃないっすよ!いいから袋っ!』
[うろうろしている柴犬に漸く気がついて。
首を傾げつつ、ぽーいと袋をそちらに投げた]
『って投げるんすかっ!』
だって今ティルくんとお話中だもん。
あ、あれがタローさんだよー。
[ふわふわ回収に駆けずる犬を示して、ティルには告げた]
─ 『世界樹の仔』 ─
そかそか、良かったー。
問題無ければ全てよーし☆
[エーリッヒから返った声>>3:104に、笑顔になって。
その後お互いに言い合っている二人からそれぞれ声>>3:111>>3:120が返れば、手をパタパタ振ってみせた。
ベアちゃんが二人にお礼を言う>>3:116のを聴きながら、ハインリヒがもふらいおんを倒す様子に視線を移して。]
わー、ハッちゃんせんせーすごーい☆
[と、のんきに拍手してたりした。]
─ 結界内のどこか ─
たろー?
[辺りを見回すミハル>>4に合わせ、ティルも辺りを見回します。
探したところで誰を指しているのか分からないのにね。
ややあってミハルが声をかけたのは、先程見ていた犬でした]
わんこ、 たろー?
[疑問の声は続いた言葉>>5が答えとなりました]
たろー みはの つかいま?
何…?
[頭上から感じる力の揺らぎ、最初はそれが、自分に向かってきているのかと思った。つい先刻、外に出すなら自分の方がと、その目の前で言った自覚があるだけに。だが、またしても、それは、別の対象に向かい]
エーリッ…!
[魔本の魔力を纏った光が、目の前で笑う青年の上に舞い散るのを目にして、思わず、その腕を掴もうと、手を伸ばす]
違う!
[彼も違う。しかし、オトフリートの時と同じく、叫びは届かず。樹上で少女の腕を掴むのには成功した手は、今度は見事に空を掴んで、エーリッヒの姿は光のゲートの中に、忽ち吸い込まれていく]
違うと……
[無情に閉じたゲートを睨んで、再び拳をふるふると震わせる]
違うと、言ってるだろうっ!!少しは人の話を聞けっ!!
[無事とはわかっていても、あんまりな展開に、怒りと情けなさで、ちょっと泣きそうだった]
そーそ、ボクの使い魔ー。
正確には柴犬だよっ。
[少年>>7に対しての別になくてもいい情報は、混乱を与えるだけだったかも知れない]
『あー、すっげー疲れたー……』
[暫くして戻って来た柴犬は、もふらいおんとの格闘+回収作業の疲労でへたっと座り込んだ。
耳も尾もしっかり垂れている]
……ん。
[ばたんきゅーもふらいおんを片した直後、感じたのは馴染み深い力の波動。
それがなす事を見やる真紅は冷静ないろ]
……そう、か。
[違う、という叫び>>8にも、揺らぐ様子は見せず。
ふるふるとしている様子>>9に突っ込み飛ばしたいような、追い討ちかけてもなあ、というのもあるようなで、とりあえずひとつ、息を吐いた]
─ 結界内のどこか ─
しばいぬー。
[教えられた言葉>>10を律儀に繰り返します。
犬であることは理解出来たので、混乱らしい混乱はしていない模様]
たろー おつかれ?
なでるー。
[尻尾も耳も垂らして座り込むタローに近付くと、頭を撫でようと手を伸ばしました]
『っ、ミリィ!』
え?何クロ…っ!?
[いまだ眼鏡を預けたまま空に避難させていた鴉がやけに必死な声で名を呼ぶので見上げかけ、目に入った光景>>8に咄嗟に身構えた、のだが。]
…オトさんの次は、エリさんかー…
っと…お兄さん、だいじょぶ?
[エーリッヒが光のゲートに引きずり込まれるのを見て、小さく溜息をつき。
拳を震わせるダーヴィッドの様子に気付き、声をかけた。
内心、違うって何が、とは思ったけれど、それは今のところ聞かず。]
─ 『世界樹の仔』 ─
[エーリッヒが気にしたようなら、ごめんね、と苦笑を向けた。
嫌なわけではないのだと示すように、こちらから手を伸ばしかけ]
わっ。
[光のゲートの出現>>8は唐突だった。
アーベルの時とどこか似ているけれど、何かが違う気がした]
……ええと。つまりは。
今のが、『魔本』の、力?
[泣きたそうなダーヴィッド>>9とゼルギスウ>>11を交互に見て、エーリッヒの消えてしまった場所を見た。への字眉を戻す隙がない]
あー、やっぱりかわいいなー。
[律儀に繰り返す子に再びほんわかとしていた]
『おー、悪いねおにーさん……』
[予め撫でると言われてからのことなので、伸びる手>>12には無抵抗な柴犬。
撫でられたなら心地よさそうに目を閉じる。
両者ともこんな具合なので、樹の傍で起きた異変に気づくのにはもう少し掛かりそうだった**]
─ 『世界樹の仔』 ─
[エーリッヒに伸ばしかけていた手を見る。
少し迷って、大きく息を吸い込んで気合を入れて。
そろりと、震えるダーヴィットの拳>>9に触れた]
違うなら、エーリッヒもすぐに解放されるから、大丈夫。
ですよね、ゼルギウス師。
うん、多分ねー。
ゼルせんせーと話してたオトさんも今みたいに引っ張り込まれたらしーし。
[ベアちゃんの疑問の声>>14に返事して。
ダーヴィッドから返事がなければ、背伸びして頭に手を伸ばし。
許されるなら、ぽむぽむ、と撫でた。]
─ 『世界樹の仔』下 ─
[思わず樹上のゼルギウスを睨み上げる、が、彼に言っても詮無い事は、すでに実証済、魔本に文句が通用しないこともまた然り]
大丈夫だ…俺は、なんともない。
[ミリィの問い>>13には、出来るだけ落ち着いて答えようとする努力は見られるものの、口調がかなり崩れている]
そう、魔本の力だ。
[ベアトリーチェの言葉には、更に短く返す。下手にそれ以上喋ると、また怯えさせてしまいそうだった]
…そんな顔してなんともないとか。
説得力ないよ、おにーさん。
[ダーヴィッドの返事>>18に、肩を竦めて。]
ゼルせんせはあんなんだけど、エリさんもオトさん達も危ない目に合わせるよーなことはしないよ。
だからね、あんまり思いつめないで?
お兄さんが心配しすぎてたら、きっとエリさん達は気に病んじゃうんじゃないかなぁ。
[よしよし、と頭を撫でながら顔を覗いて、ね?と笑いかけた。**]
─ 『世界樹の仔』 ─
[睨まれた>>18からと言って動じないのはまあ、いつもの事。
むしろ、ランダマイザを使うと決めた時点での想定内。
これで揺らいでいたら、『永劫者』なんてやってられない、とも言うがそれはそれ]
ああ、仕込みを受けとらんなら、特に問題なく解放される。
[ベアトリーチェの問い>>16に、一つ、頷く。
そうでなかった場合はどうなんですか、というのは。
突っ込まれても答えないわけだが]
ああ…それは、心配していない。
[ベアトリーチェにも宥めるように触れられて、男は一度目を閉じて大きく息を吸う]
済まない。女性に気を遣わせるようではいけないな。
[深呼吸をひとつ終えると、どうにか笑みを浮かべて、ミリィとベアトリーチェに軽く頭を下げた]
[そう、オトフリートやエーリッヒ、それにアーベルの無事自体は、男も疑ってはいない。むしろ、危険が増したのは結界の中の方だろうとも思っているのだが、それは口にはしなかった]
(…むしろこの中に閉じ込めようということなのか?)
[ふとそんな考えも浮かんだが、更に怖い考えになりそうだったので、深く検討するのはやめにする]
─ 結界内のどこか ─
もさもさもさー。
[タローに伸びたティルの手は、ゆったりとタローの頭を撫でます。
奇妙な擬音が出ましたが、まぁ気にしないのが良いでしょう]
たろー おとなしい。 いいこ。
[疲れているだけなのかも知れませんが、大人しく撫でさせてくれたことが嬉しいようで。
ティルはにこにこしながらそう言って、タローを撫で続けました。
誰かが結界の外に出されたり等の話は耳にする機会はあるのかどうか。
聞いたとしても、ティルは特に気にしたりしなかったり*するのです*]
─ 『世界樹の仔』 ─
……。
[受けてたらどうなるというんだろう。突っ込むだけの気力は足りず。回答>>20に頷いてからフルフルと首を振った]
女性でも男性でも、関係ないと思います。
エーリッヒがいたら、こんな風にしたかなって。
[自分がされたことを、他の人に返しただけ。
落ち着いたらしいダーヴィッド>>21に、ミリィ>>19と顔を見合わせてから、真顔のままで言った]
─ 『世界樹の仔』 ─
『魔本』が頼れないなら。
[ちょっと失礼な言い方になった]
暗示受けてる人のふわふわ集めを邪魔するためにも。
少しでも多くこの袋に回収しちゃうべきですよね。
[ふわだまりの危険性は今再確認できてしまったので。
はぐれている?ふわふわがいないか捜そうと、周囲を見回した**]
─ 『世界樹の仔』→何処か ─
[ダーヴィッドの内心を過ぎった考え、それは果たして当たっているのかいないのか。
表情から内心の読めた例のない黒笑み導師は悟らせる事もなく。
ダーヴィッドの事はミリィたちに任せた方がいいな、とふらり、その場を離れる]
『放っておいていいのかしら?』
さて、な。
今の所は、なんとも言えんね。
『……それにしても。
誰かさんの子供の頃を思い出す切欠の多い日だわねぇ』
……それを言うなと。
[楽しげに紡がれる水晶龍の言葉に、浮かぶのは珍しくも苦笑い。**]
[エーリッヒがいたら、という言葉>>24には、そうかと、小さく頷いて、それから二人の顔をじっと見た]
…俺には、今の状態で見分ける力は無いが、君達は、仕込みとやらを受けていないと判断する。
だから伝えておく。
オトフリートとエーリッヒは確実に、今度の事件とは無関係だ。
そのことだけは間違いない。
だから…この中には導師の言う、よからぬ事を企んでいる連中に操られているかもしれない人間がまだ居るということになる。
ふわふわや、もふらいおんはもちろんだが…そちらにも気をつけてくれ。
[二人が信じるかどうかは判らない。だが、誰にも伝えず一人でどうにかしようなどと思うのは違う、と、そう思えたから、伝えることにした。それは或いは、エーリッヒのおかげでもあったかもしれない]
[その後二人は、どうしたか。ふわふわを捕獲に行くというなら、そのまま見送ったことだろう。そうして、自分は、ハインリヒの姿を探す]
[色々と心に思うことはあるものの、それはとりあえず置いておいて、確実に信用できそうだと思う内の一人が、彼の導師であることは確かだったから]
― 『世界樹の仔』 ―
つまり、仕込みを受けた奴ってのはまだこの結界ん中にいるって事か。
……生徒を疑いたくねぇんだけどなぁ。
[ダーヴィッドがミリィとベアトリーチェに言ってる>>27ときには、ちょうどダーヴィッドの真後ろに居たので、ちゃっかり話を聞いてた。
きょろきょろしてるダヴィ>>28にそう声をかけたら、驚かせるだろうか?]
………ぉ?
[白狼が妙な力を察知したのとほぼ同時に、こっちでもオッサンが力を察知してキョロキョロと]
よりによってタマが居ねぇ時にかよ。しょうがねぇなぁ……
[白狼(というより、背負わせてる剣)呼び寄せてる時間の余裕は無さそうだな、ということでさっくり魔力の封印を解くことにしました]
<<封印解除鍵:『リア充なんぞ絶滅しやがれ』>>
[魔力を封じた時に、いざというときには媒体(=タマに背負わせてる剣)なしでもキーワードで解除できるように魔法を構成しといたので、上位古代言語で鍵となる言葉を読み上げる。
キーワードがアレなのは気にしちゃいけない]
[続けて、自らの爪で右手のひらに傷をつけ、そこから滲み出る血を即席の媒体として、オッサンが研究開発中の魔法を発動しようと]
<<<<王の盾たる我の血を媒体に 王の盾、王族の盾、王の民の盾たる力をこの手に具現する>>>>
[上位古代言語と神聖言語、さらに故郷独特の魔術言語である『圧縮言語』を組み合わせた詠唱を行い、右手に力(白狼が背負ってる剣の固有能力と似たもの)を発現し……]
そこだっ!!
[『ミリィ』に向かってきた妙な力を、その拳で殴り飛ばした]
[まだ研究開発中で未完成の術式を無理矢理発動した結果、
全身の骨という骨にヒビが入ってたり、内臓や右腕の筋肉に過負荷が掛かってたりなどの副作用で、その直後にその場にぶったおれたりしたが、まあ[[Fortune]]分ほど休めば復活するだろう。
その前に、封印といた魔力で大量増殖したふわふわに埋もれるかもしれないが**
[ふわだまりに気を取られたりしていたら、真後ろから探していた本人の声が聞こえて>>30思わず飛び退いた]
ど、導師?どこから湧いたんですか!?
[いや気づいてない方が問題ですから]
て、何…?
[答えは返ってきたかどうか、いずれにせよ、次に起きた事象>>31の前に、それは忘却の彼方に飛んでいった]
うあ…
[目前で解放された強い魔力に、酩酊にも似た感覚を覚え、頭を振る]
[続いて、ミリィを狙ったらしい自分には捉えられない力に向けてハインリヒが拳を揮い、骨の砕けるような不穏な音が]
導師…!
[慌てて駆け寄ろうとしたら、魔力に反応したふわふわに、もっふり埋もれリターンズ**]
─ 結界内のどこか ─
えへ、 なでる させてくれた ありがと。
ぼく ふわふわ あつめる いってくる!
[ティルは満足するまでタローを撫でると、ミハルとタローにそう言って傍から離れました。
次なるふわふわを求め、ティルは移動を続けます]
[その途中のこと]
ぅ、 ぅ、 ……きゃう!?
[突然衝撃を受けてティルは驚きの声を上げました。
倒れるのは堪えましたが、突然のことに心臓がバクバク鳴っています]
ふえぇぇぇ…。
[きょと、きょと、とティルは辺りを見回します。
何度か見回した視線の先に、やたらと大きなパステルカラーがありました。
人型のティルと同じくらいの大きさですね]
お っきぃー!
[心臓のバクバクは驚きから好奇のものへと変わり、ティルの眼が輝きました。
明らかに捕獲袋に入らないサイズですが、ティルは捕まえる気満々です]
えいっ!!
[巨大ふわふわは逃げることなくティルを受け止めます。
…受け止めるだけなら良かったのですけれどね]
ふぇ?
[ティルを受け止めた巨大ふわふわが、ゆっくりと転がり始めます。
あれ、とティルが思った頃にはもう後の祭りでした]
ふきゃ!!
[巨大のふわふわはコロコロと転がり、ティルを踏み潰し去って行きます。
踏み潰しはなかなか威力があったようで、ティルはまた気絶してしまいました]
─ 結界内・何処か ─
[自分が歩き出した後に発生した事件やらふわだまりは、全く気づいてないわけじゃないけど、詳細は知らぬまま。
限りなく白に近い銀の髪を揺らして歩いていた、のだが]
…………。
[ふ、と、その歩みが止まる。
細められた真紅の瞳が見据える先には、パステルカラーのもふらいおんが一匹]
[目が合った瞬間、びっくう、と傍目にもわかるほど大きく震えたもふらいおん。
しかし、そのリアクションが仇になったようでした]
……異界に満ちし妖なる力、我が友を介し、我が力となれ。
界を閃く刹那の煌めき、集い、形成し、降り注ぐ矢とならん……異空閃!
[詠唱するのは、異なる界の力を集めて魔力の矢を生み出す呪文。
肩の上の水晶龍を取り巻く氷の粒子が魔力を帯びて、きらきらと煌めいた。
生み出された真白の矢は、遠慮ナニソレ美味しい、と言わんばかりにもふらいおんへと襲いかかるが]
……これだけでは、落ちん、か。
[もふらいおん、まだ立っていました]
[ならば次の一撃で仕留める、と。
魔力を紡ぐ僅かな隙に、せめてもの反撃、とばかりにもふらいおんが飛び掛る]
……ちっ!
[舌打ち一つ。
飛び退いて身をかわすものの、振るわれた爪はすれ違い様、左の腕を掠って行った]
『……ルギィ!』
騒ぐな!
……界と界を繋ぎし『書』。
異空より呼び寄せよ、戦乙女の光の槍を!
[声を上擦らせる水晶龍を一喝しながら、ふわり、手元に現れた『魔本』に意識を同調させる。
呪に応じて開くのは、異界へのゲート。
そこから飛来した光の槍が、着地したもふらいおんを貫き──金の光が、弾けた]
……ふむ。
魔力吸収の特性までは、写せてはおらんようだな。
[ばたんきゅー、なふわふわを、欠片と一緒に時空間の狭間に放り込む。
その肩の上で、水晶龍が物言いたげに尾を振った]
……あー、あー、わかっとるわかっとる。
落ち着いたら、『お方様』に頼むから、むくれるな。
[イロイロと特異すぎる体質のため、通常の治癒は受け付けない、というのが、知られざる特性。
そのためか、水晶龍は直接ダメージを受ける事には口煩かった。
とりあえず、傷口は適当な布で縛っておいて、また歩き出し]
……お?
[倒れている姿>>38に気がついた]
― 世界樹の仔 ―
オトフリートさんと、エーリッヒは違う。
ダーヴィさんは、そういうのが分かるんですね。
[ダーヴィッドの話>>27に、あっさりと頷いた。しかし]
気をつける…どんな風に?
ゼルギウス師は、そういう人も見つけられたらって言ってましたけど。パッと見ただけで分かるような人、いませんでしたし。
[またミリィと顔を見合わせてみたり。
その結論として、邪魔をして尻尾を捕まえられたらというような話>>25になる辺り、どこかズレていたかもしれない。
だが突き詰めた話をする前に、新しい騒ぎ>>32が発生して]
ハインリヒ師!ダーヴィさん!
[救助や手当てをしなければと構えた目の前で、恐怖の現象が起こった。大量に溢れかえったふわふわ>>34の一部が雪崩れ、一方向に向けて転がりだす]
ひっ…
[その先に居たのが運の尽き]
…ぃやぁぁっ!
[迷宮じゃないのに以下略パートツー。ふわふわウェイブによって世界樹の仔近くからどこかへと運ばれてしまうのでした。
途中でふわふわの数が減っているようなのは謎現象。
ウェイブが止まる頃には、小さなたまりが出来るかどうかの量に収まっていた]
─ 結界内のどこか ─
きゃうぅぅぅ……。
[ティルはクルクルと眼を回しています。
さっきからふわふわにやられっぱなしで、体力が落ちているのもあるのでしょう]
…ふにぇ?
[幸か不幸か、ゼルギウスがかけた声にティルは反応しました。
仰向けの状態でゆるりと瞼を持ち上げます]
………ぅ? ぜる どーし?
[先ず眼に入ったのは銀糸の髪。
それから眼の焦点がゼルギウスの顔へと合わさり、ティルは何度か瞳を瞬きました]
― 『世界樹の仔』 ―
[ダーヴィッドと一緒に埋まってる>>34らしい。
埋めてるふわふわの中には{3}(奇数なら回復系、偶数ならドレイン系)が{6}匹くらい混じっているようだ]
─ 結界内・何処か ─
おう、気がついたか。
[声に反応して目を開けたティル>>45に、ほっと一息。
全系統マルチ対応の次元魔法には回復魔法もしっかりあるが、如何せんこの場ではふわふわへの干渉がこわい。
視界には敢えて入れていなかったが、さっきのもふらいおん戦でも、ぽぽぽぽーんがおきていたりしたし]
『大丈夫? どこか痛むのかしら?
……痛いところがあるなら、ちゃんと言わないとダメよ?』
[瞬くティルの傍らに水晶龍がふわり、と舞い降り、気遣うような言葉をかけた]
― 『世界樹の仔』傍 ―
[ふわふわふわふわ、ころころころ、ふわふわふわ、ころんころんゴロン]
ぶはっ!
[ベアトリーチェを押し流していったふわふわウエィブ>>44の余波で、ふわだまりからかろうじて転がり出たのは幸運だろう。
43分で復活するどこかの魔族の導師と違って、こちらは普通の人間である。これ以上埋まっていたら真面目に窒息の危機だった]
導、師…?どこです…?
[ふらふらになりながら、それでも埋まる前の事は覚えていたので、ふわふわを掻き分けて、ハインリヒの姿を探す]
― 結界境近く ―
[クラクラする頭を振りながら、握っていた袋を確認する。
がっちり口元を握り締めていたので手放さずに済んだようだ]
こんなの。
外でもやられたら、迷惑。
[半身を起こし、空いてる手をギュっと拳に握って低く呟いた]
[幸いもふらいおんは混ざっていなかったらしいが、何しろ雪崩になるような数だ。しかもふらついているときては、いつまた埋もれるか怪しいもの]
うわ、と!
[言ってる端から、ふわだまりに足を取られてこけました]
― 『世界樹の仔』の傍 ―
こんなトコで死んでたまるかーっ!!
[回復系ふわふわに骨のヒビとかボロボロんなった筋肉とか癒された悪魔っぽい導師が、ダーヴィッドの腕を引っつかんで起き上がった。
手に持ったままの回収袋は→{4}(奇数なら(10)匹ふわふわが転がり込んだ。偶数だと収穫なし。
恋人いない歴[20]×10年のまま死ねるかボケぇっ!!
という心の声は、流石に生徒の前では口に出せません]
─ 結界内のどこか ─
きゅうぅ……。
[水晶龍に訊ねられて>>47、小さく鳴きながら眉をハの字にしました]
おっきー ふわふわ いた。 つぶされた の…。
[さっきからふわふわ集めの結果も芳しくないため、ちょっぴり心が折れかけているようです。
しょんぼり、と言った様子がとてもぴったりな姿でした]
いたい だいじょぶ。
ぼく かいふく できる。
[ふわふわが増えることは特に気にしていないようです]
はーい。またいつでも撫で回していいからねー。
『アンタんな勝手に……まあいいけど……』
[『世界樹の仔』の前であったことは知らないまま。
一人と一匹は去っていくティルを見送って]
よっし、ボクらも行くよっ。
『俺まだしんどいんすけど……』
[などと言い合っていたところ、何やら近づいてくる音が]
……ん?
─ 結界内・何処か ─
……ああ。
たまに、異様にでかくなるヤツがいるからなぁ……。
[小さく鳴く様子>>52に、大体の状況を察してぽつり。
水晶龍は、しょんぼり、とした雰囲気に、よしよし、と尾の先で頭を撫でていた]
『そう、大変だったわねぇ……。
でも、回復できるなら、大丈夫ね?
……自分を大事にできるのは、いい事だわ』
[かいふくできる、という答えに、水晶龍、はたり、と尾を一振り]
……ラヴィ、お前、何が言いたい……。
[こっちはこっちで、ちょっと半眼になってたりします]
[沈黙数秒。
先に口を開いたのは柴犬だった]
『……ねーさん、今あの中にベアトリーチェさんいなかったっすか?』
えっ、ホント?
だったら助けない……と?
[言葉を受け、その姿を探して、通過していったウェイブの先に視線をやり]
― 『世界樹の仔』傍 ―
うわっ!!
[綺麗な女神の幻についていきかけてたら、悪魔っぽいおっさん導師に引きずり起こされました>>51]
ど、導師?
[確かこの人骨折れたりしてなかったか?前より元気そうに見えるんですけど?とか、色々ぐるぐるしつつ]
お怪我は、大丈夫ですか?
[どう見ても大丈夫そうにしか見えないが、一応聞いてみた]
[不自然に動いたふわウェイブの中に、もしかしたらもふらいおんがいたのかも知れない――が]
あ、ベアちゃんいたっ。
大丈夫ー?
[それには構わず、結界近くにベアトリーチェの姿を見つけて駆け寄って行った]
あー。何か治癒系のふわふわが混じってたみたいだな。
ドレイン系だったらマジ死んでたかもしれんが。
[怪我について問われた>>56ので、そう応じながら翼を広げて足元のふわふわから逃げる形で空中へ。
魔力の封印解いたから、常時魔力纏ってる状態に戻ったので、触れてるだけでふわふわがまた増えますから]
─ 結界内のどこか ─
あのね ぼくくらい あったの。
[ティルはぐーーっと両手を広げて大きさを表現します。
自分と同じくらいとなると、結構な威圧感があるはずなのですが。
それに臆せず向かっていったのは好奇心の賜物と言えるでしょう]
ぅん、 だいじょぶ。
いたいの いたいの とんでけー。
[ティルは水晶龍の言葉>>54に、こくこくと頷きを返します。
それを証明するかのように呪を唱えました。
両手を天に翳して紡がれた呪は、魔力の粒子がティルの身体を包み込むように降り注ぎ、癒しを与えます]
ぅ?
[水晶龍の尾に撫でられながら、半眼になったゼルギウスを見上げました。
暗喩されたやり取りには気付いていないみたいですね]
─ 『世界樹の仔』 ─
[ゼル導師の声>>20には、ぱち、と瞬きしたもののツッコミは控え。]
もー、かたいなおにーさんはー。
そんなの男も女もないよー。
ねーベアちゃん。
[ダーヴィッドの言葉>>21には、ベアちゃん>>24と顔を見合わせ笑って返した。
彼の内心の懸念>>22はこちらも何となし思ってはいたけれど、危険は感じていない辺りがお気楽思考。
ふわふわ回収しちゃうべき?というベアちゃん>>25に、んー、とちょっと考えた後。]
そだねー。
邪魔云々以前に、ふわふわに此処を占拠されてる限り聖夜祭もできないしねー。
[と、頷きつつ笑ってのたまった。
が。]
ん?どーかしたの、お兄さん。
[何やらじっと見られた>>27ので、きょとんと首を傾げたら切り出された話にぱち、と瞬きした後。]
お兄さんそーゆーのわかるんだ、すごいね!
[疑うという選択肢はそもそも持ち合わせておりませんでした。
目を輝かせて満面の笑みで見上げ、ベアちゃんにも同意を求めたり。
が、気をつけてと言われるとちょっと困ったような顔になって、んー、と眉を寄せた。]
気をつけはする、けどー。
お兄さん、一人でなんか背負いすぎてない?
[そういうと、じっと見上げ。]
あんまり深刻になっちゃ疲れちゃうよ。
ちょっと先が読めない実習みたいなもんだと思って、楽しんだら?
[実質、ゼル導師の結界の中に入った時点で諸々心配はしてなかったりする。
仕込まれた人達も含め悪いようにはならないだろうと思っているので、そう笑いかけたがダーヴィッドの返事はどうだったか。]
あ、ハッちゃんせんせー。
どした…
[ダーヴィッドに話しかけていたハインリヒがきょろきょろしている>>30のを見て、首を傾げたのだが。]
きゃああ!?
って、ハッちゃんせんせ、だいじょー…うわぁ!?
『ミリィ!?』
[いきなり見えない何かを殴り飛ばした>>31ので、思わず身構え。
びきき、とかなんとか、不穏な音がハインリヒから聞こえて案じる声をかけようとしたが一気に増殖したふわふわに埋もれた。
いまだクロウに眼鏡を預けたままだったのは幸いだったか。]
─ 結界内・何処か ─
……そりゃ、大物だな。
[両手で示された大きさに、瞬き一つ。
ふわふわの生育に関しては謎が多いが、それって結構な年季モノじゃなんて考えがちょっと過ぎり]
しかし……実害が少ないとはいえ。
あんまりでかい相手に突っ込むのは、程ほどにな?
[一応、そんな注意だけはしておいて。
降り注ぐ、治癒の力持つ粒子の煌めきに、目を細めたりしていたものの]
……ん、ああ。
今のは、こっちの事だから、気にするな?
[何だか純粋な目>>59で見上げられてちょっと居た堪れなくなり、苦笑が滲んだ]
ミハルさん。
大丈夫、です。
[名前を呼ばれて>>57顔をあげ、よいせ、と立ち上がる。
駆け寄ってくるミハルに、肉体的ダメージは大したことないのだと示すように手を振った]
[ハインリヒとは少し離れていたため、あまり深くは埋もれておらず。
なんとか自力で這い出すと、ぷは、と息を吐いた。]
ふぇー。
さすがに息できない程埋もれるのは困るなー。
っと、ももちゃんいるー?
[ふわだまりに頭まで埋まっていたので流石にもういないかなと思いつつも頭上に声を向けると、ぽふ、と跳ねる感触があった。
どうやら根性でしがみついてた模様。
ももちゃんすごーい、とか思ってたら手に持っていた回収袋の中でも何やらぽこぽこ跳ねる感触。]
─ 結界内のどこか ─
はぁい。
[ゼルギウス>>63から注意を受けると、ティルは素直に返事をして頷きました。
既に痛い目を見ているため、一応の学習はしているようです]
ぅ? ぅん。
[疑問げに見上げたことに対して、気にするな、と言われると、それに対してもティルは素直に頷くのでした]
じゃあ ぼく ふわふわ あつめて くるー。
[そう宣言すると、ティルはぴょいと立ち上がり、改めてゼルギウスを見上げました。
やたらと熱心にふわふわを集めようとしている姿は、相手にどう映ったのやら]
わぁ、ラッキー☆
『ラッキー☆じゃないだろう!
気をつけろと言われた側から何をやってるんだお前は。』
まぁまぁそーカリカリしないのー。
ももちゃんも無事だったんだし問題ないじゃーん。
ほら、せんせたちも脱出してるしー。
[と、空に逃げたらしいハインリヒを指し。
ダーヴィッドも一緒に空にいるなら、やっほー、と手を振りました。]
―しばらく前―
私は、機鋼学科の二年、クロエと言います。
ミハルさんとタローさんですか…
[相手>>3:17に合わせて自分も名乗りながら、視線はじーっとタローさんに向いて。
名乗った後でしゃがんでみて、数回タローさんの背中を撫でようとしたでしょう。見られてた>>3:27なんて欠片ほども気づかずに。]
あれ?
…ベアちゃんは!?
クロウ、ベアちゃん見た!?
『ベアトリーチェ殿、な。』
クロウ?
[と、ここでベアちゃんの姿がいまだ見えないのに気付き慌てて周囲を見回してから使い魔を見上げると、どこか歯切れ悪く。
不安げに見上げると、鴉はふわふわウェーブ>>44の向かった先を羽で指し。]
『ふわふわの波に流されていってしまった。
お前が埋もれていなければ追いかけたんだが。』
う…ごめん。
ベアちゃんだいじょぶかなぁ…
[と、自分も鴉が指し示した方に顔を向けて。]
─ 結界内・何処か ─
[注意に対しても突っ込み避けに対しても、素直に頷く様子>>66に純真だなぁ、などと思いつつ。
立ち上がり、見上げながらの言葉に僅かに首を傾いだ。
銀糸の如き髪がさら、と揺れる]
ん、頑張ってくれるのはいいんだが……。
あんまり、はりきりすぎるな?
魔法で回復できるとはいえ、限度もある。
休息も必要だ。
『……どの口が言うのかしらね』
……今は茶化すな、ラヴィ。
[真面目な口調で促した注意への突っ込みに、低くこう言って、見上げてくるのを見返す。
何故ここまで、という疑問は感じるものの、今は、突っ込みはやめておいた]
ホント?平気?
[ベアトリーチェの言葉を受けても尚心配そうに、上から下まで見て。
怪我がなさそうなことを確認して、やっと息を吐いた]
それにしても、すっごい量だったねー。
あんなにいるの、ホントに集めきれんのかな……
[振り返ってみる。
ウェイブは既に解散済みだったか、どちらにせよ量が多いのは変わらないが]
― 少し前 ―
[背負いすぎていないか、というミリィの言葉>>61には、眉を寄せて]
いや、一人でどうこう出来るとは思っていない。そんなに深刻になっているように見えるか?
どうもいつも、考え過ぎだとか、苦労性だとか言われるんだが…俺としては普通の対応をしているつもり、なんだ。
[まあつまり、天性の苦労性なのだった。加えて今回の状況で、普段押し殺しているコンプレックスを刺激されすぎてもいるわけだが]
…楽しむか…出来れば努力してみる。
[努力しないといけないことなのか、それ?というツッコミが入っても、やっぱり本人にはどうしようもないのだろう]
[特に不審に感じることもなく、ベアちゃんが流されていったらしい方向を心配そーに見つめ。
上空に避難しているハインリヒを見上げると、おーいと手を振った。]
ハッちゃんせんせー、ダヴィさーん。
ベアちゃん心配だから、ちょっと探してくるねー?
[二人に声をかけると、ふわふわウェイブの向かったらしい方へ向かおうと立ち上がった。]
─ 結界内のどこか ─
はぁい。
じゃあ いってきまーす。
[真面目な口調で告げられた注意>>70にも素直に頷いて、ティルはゼルギウスの前から立ち去ります。
駆け去って行く辺り、頷いただけで分かってないのかも知れませんが]
―しばらく前―
[人が少なくなっている>>3:20というのを聞いて、
そういや魔本があったなぁと思いだし。
そろそろ行こうと立ち上がります。]
それでは、私もふわふわ回収の続きと行きますか…
もふらいおんはなるべく放置で。
[殴り合いなんて無理ですし、古代語魔法は補助程度。
また蹴りを受ける未来が目に見えていましたから。ええ。]
お二人とも、あまり怪我をしないようにお気をつけて…
[そういっててくてく歩いて行って、ふわふわ目がけて袋を振って…
見事にスカっておりました。中のが逃げなかったのが幸いでしょうが。]
― 『世界樹の仔』の傍・現在 ―
回復系のふわふわですか…そういえばそんなのも居ましたね。
[ハインリヒが空中に逃れた時に、一緒に引っ張り出してもらい>>58、同じく脱出を果たしたらしいミリィを眼下に見る>>67]
君も無事だったか、良かった。
[言ってから、ベアトリーチェを探す様子に気付き>>69]
流された?導師、すみません、降りますので離して頂けますか。
[探しに行くつもりで、ハインリヒにそう言った]
怪我とかは、ないです。
[ただちょっと疲れた顔。タローさんをじぃっと見てみたりした。ミリィが、気持ちいいとか何とか言っていた記憶]
ふわふわ、魔力に過剰反応するから。
私達だけで全部を捕まえるのは、難しそう。
[散り散りになってゆくふわふわを見渡した]
[ミリィも探しに行こうとしているのに気付くと、声を張り上げる>>73]
待て、あまり一人で動かない方がいい!俺も行くから!
[多分、ハインリヒがぶっ飛ばした「なにか」は、ミリィへと向かっていた。だから一人になるのは危険だろうとの考え]
─ 結界内・何処か ─
……あれは、本当にわかっとるのか。
[駆けて行く背>>74に向けて、届かないのは承知の上で突っ込み一つ]
『……それだけ無垢……とも、言えるのでしょうけれど』
[肩の上の定位置に戻りつつ、水晶龍が首を傾ぐ]
純粋すぎるが故に……の、可能性は、視野に入れとくか。
もっとも、『書』がどう判断するかは、わからんがな。
『それが、問題ねぇ……』
[何せ、こういう時は何があってもヒトのいう事聞きゃしません。
盟約者もだが、こちらも相応性格は良かったりする]
─ ちょい前>>72 ─
一人でどうこうする、っていうかー。
おにーさん充分すごいのに、自分のこと誉めてあげないしー。
なんか、自分のせいじゃないことでも責任感じてそーだなーって。
[そういうとにぱっと笑って。]
ま、何事も無理しないってのでいーんじゃない?
なんとかなるなる☆
[ぽんぽん、と肩を叩いて笑った。]
― 『世界樹の仔』傍・空中 ―
おー、気をつけていって来い。
[ベアトリーチェを探しにいくというミリィ>>73とダーヴィッドを見送った後。
さて、地面に降りるとまたふわふわ大増殖するし、どうするかなー…と空中に留まっていたところへ、ふと、遠くから聞こえてきた ドドドドドドドドッという全力ダッシュしてくる音に。思わず苦虫を噛んだような顔をする]
……あ。きやがった。
─ 結界内のどこか ─
[さて、ゼルギウスと別れて更なるふわふわ捕獲を目論むものの]
ぅー…… にげ られる。
[なかなか上手く行かないようです。
そぉっと手を伸ばして捕まえようとしますが、上手い具合にふよりらと逃げられてしまいます]
きゅう……。
…ぁ。 ぬいぐるみ たおせば。
[不意に思いついたのはもふらいおんを倒してふわふわを捕まえること。
今までで唯一ふわふわを捕まえた方法でした]
『主よ! 感覚共有を断っていたということは、またアレをやったのだな!?』
[怒っている様子の白狼が、空中のオッサン導師の後頭部へ器用に後脚での飛び蹴りを決めた。
狼の骨格上無理あるだろ、とか考えちゃいけない]
『以前もアレの実験で内臓痛めつけすぎて入院する羽目になった事を、もはや忘れたのか』
おー、タマ。ちょうどいいトコ戻ってきたな。
[説教モードに入ってる白狼を無視して、蹴られた後頭部を押さえつつ、白狼に背負わせてた黒い大剣を取り上げる。
再び魔力を剣に封印して、タマに押し付ける魔族な導師]
よし。つーことでだ。
説教より先に、また逃げ回りつつ警戒は任せたぞー。
『うぬぅ……主よ。この件が終わったらきっちり説教してやるから、覚えておくが良いぞ』
[まだ怒りが収まってない様子の白狼は、異界製な上に魔力までガッツリ詰め込まれた剣にふわふわが触れないよう、また全力で逃げ回りはじめた]
ぅー、 でも どこにー?
[ティルは首を傾げながら、キョロキョロと辺りを見回してみます。
ふわふわもこもこしている場所はいくつかあるようですが……]
あー。やれやれ……
何であんな煩いのかね、俺の使い魔のクセに。
[いや、アンタ相手だから煩くなるんだろう……と。もしこの場に他の面々が居たならツッコミが入ってたのではなかろうか]
しっかし、アレだけまた引き連れて走り回ってるって事は……またもふらいおんが紛れ込んだりしてねぇだろうな。
─ 現在 ─
え?
ダヴィさんはハッちゃんせんせと一緒にいたほーが良くないー?
[ベアちゃんを探しにいこうとした所でダーヴィッドから同行する>>78と言われて上を見上げて声を返した。
彼が何やら仕込まれている人が解るらしいのはさっきの告白で伝わったし、ハインリヒが自分をナニカから守ってくれたのを考えれば側にいる方がいいんじゃないかなーと。
それでも一緒に行くと言われれば共にベアちゃんを探しに向かおうとするが。]
― 結界境近く ―
でも、試験迷宮がふわふわで埋まってしまった、とか。
そんなのも聞いたことない、です。
……罠になってる部屋、とかはともかく。
[ちょっとだけ、とおいめ、になったが、これはすぐに立ち直る]
増えたり減ったり、するのかも?
[ミハルに首を傾げながら言った。
誰かが調節してる、なんて可能性もなくはないかもしれない。
それらを逐一挙げていたらキリがないとも言うかもしれない]
― 『世界樹の仔』・傍 ―
導師も気をつけてください。
[地面に降りると、ハインリヒの言葉には>>81そう言い返した。だってどう考えても、さっきのは普通じゃない]
回復系のふわふわがいつも居るとは限らないんですから、あまり無茶をなさらないように。
[最後の方が早口な上、目を逸らしたままだったのは、仕方ないだろう]
─ 結界内のどこか ─
ぅー?
[そろそろとふわ溜まりへと近付いて行きます。
もふらいおんが居るかどうかを確かめようと、手を伸ばして───]
『がおおおおおぉ!!』
ぅきゃあああああああ!?
[突然飛び出して来たもふらいおんに驚き、ティルは尻餅をついてしまいました。
その隙に飛び出して来たもふらいおんはどこかへと走り去っていきます]
………………………。
[きょとーーーん、として尻餅をついたまま動かないティル。
余程驚いたみたいですね。
大泣きしなかっただけマシなのかもしれません]
なぜ俺が導師といなければいけないんだ?
[ミリィに駆け寄ると、不思議そうに問い返した>>86]
導師は一人でも大丈夫だろう。
それよりベアトリーチェだったか?彼女の方が心配だ。埋もれていないといいが。
あ、そだ。
ハッちゃんせんせー、守ってくれてありがとーございましたー!
でもダヴィさんのいうとーり、あんまり無茶はしないでねー!
さっきすっごい音してたよー?
[ダーヴィッドの声>>88に上を見上げ、ハインリヒにお礼+αを言った。]
― 結界境近く ―
[どこかから逃げてきたのか、散ってゆくふわふわと逆の動きをしてるぬいぐるもどきがいるのに気がついた]
……樹の精霊、手を貸して。
umranken.
[ミハルと話して落ち着いた後だったのが良かった。
冷静さを保って、静かに呼びかける]
―結界境近く―
ならよかったー。
ま、ふわふわしてるもんねっ。
『……?』
[応え>>77にほっとしたように笑う主人の横で、視線を感じた柴犬は首を傾げている。
撫でられたり抱きつかれたり程度なら抵抗はしないだろう]
そっか。やっぱり最後は導師頼みかな、そーなると。
[該当者たちにちらちらと視線を向けたり]
罠?
へー、試験迷宮ってそんなのあるんだ。
[例の追試は受けたことがないので、ただただ感心した声。
ベアトリ―チェが見せた遠い目>>87には気付いていなかった]
ま、そーだね。
増える一方だったら追いつかなくて埋もれてそうだもん、今頃。
[誰が、とかは考えないまま、同意の言葉を向ける]
そのまま、動きを奪って。
umwickeln.
[じったばったと暴れるもふらいおんを、じっと見ながら。
もう一段の助力を願って指差した]
―そして、今…−
…さてと。
手で捕まえるか袋かけるか…
素手のが確実ですかね。
[適当なもふだまりに目をつけて、
熊が鮭を取るノリでばしーんと…]
え?
だってダヴィさん『魔本』に選ばれた人が仕込まれてるかどーかわかるんでしょ?
ならハッちゃんせんせに守ってもらったほーが良くない?
[ダーヴィッドから問い返され>>90ると、こちらも不思議そうに首を傾げ。
だが続いた言葉には、そだねー、と頷いた。]
ベアちゃん小っちゃいし。
下手したら結界ぎりぎりまで流されちゃってるかも。
…やっぱ、素手じゃ数は捕れませんか。
[一匹だけぽてっと落ちて来たふわふわを、拾って袋に放り込んで。
回数こなして取ろうともう一度構えたところで、
もふだまりの中で何かが動きました。]
あ、もふらいおん。
[話が一段落ついた頃に現れたクリーチャー。
精霊に呼びかけるベアトリーチェ>>92の少し後ろで、こそこそと会話]
『手伝わねぇんすか?』
んー、だってベアちゃん流水でしょ。
古代語のボクが変に手出したら、逆に邪魔になるかもだしー。
[というわけで、傍観の構えを取った。
本人からヘルプが入るようなら、話は別だが]
― 結界境近く ―
ゼルギウス師のせいでもあるみたいだし。
悪いようにはならない、はず?
[ミハル>>93にコックリ頷きながら、最後は疑問系だった]
私はまだ、迷宮には潜ってないけど。
[別の場所で遭遇したことはあったりするので、苦笑しながら同意>>94にまたコクコクと頷いた。
首を傾げるタローさんはそろっと手を伸ばしても嫌がらなかったので、もっふもっふと撫でさせてもらった。
精神安定には効果抜群。そうして落ち着くことができた]
選ばれた後で、判るだけだぞ?止めることが出来るわけでもない。
別に、守ってもらうほど役立つ力でも、狙われるような力でもないだろう。
それに、守ってもらっていちいち大怪我されては、こちらが目覚めが悪い。
[だから、ミリィの方にも、ハインリヒの傍に居ろと言うつもりは無いのだと、そう答える>>97]
そうだな、結界の端まで探した方がいいか。
出たーっ!?
[のっそり立ち上がったもふらいおんに、逃げようかとも思いますが逃げてもたぶん踏まれます。
覚悟を決めて戦闘態勢…は、取ったけれどやっぱり逃げ腰でした。]
…あれ。意外に効いてる?
[咄嗟に蹴ってしまったけれど、怯んだもふらいおんを見てちょっと罪悪感に駆られます。
けれど、一応危険物だし捕獲しなきゃいけないわけで…]
ごめんなさいっ!
逃げないように地面に押しつけて。
Abwärts Luftströmung.
[上空から勢い良く風が吹き付けて、もふらいおんを、ぐしゃ、と押し潰した]
……あ。やりすぎた。
[心の奥底に溜まったストレスが顔を覗かせたようで。
ミハル>>99を振り返って照れ笑いを浮かべたりしながら。
くてくてと崩壊してゆくもふらいおんに近づいて、ふわふわ回収袋の口を開いた]
判るだけで充分すごいよー?
私なんかさっぱりだもん。
[ダーヴィッドの言葉>>101には、首傾げつつあっけらかんと笑って。
目覚めが悪いという言葉は、そだねー、と苦笑した。]
ハッちゃんせんせも後先考えないよねー。
『お前が言うな。』
もー、クロウは細かいー。
ベアちゃん流されてったのってあっちでいーの?
『あぁ、そうだが。
…えぇと、そちらの…ダーヴィ殿?
俺もミリィと同意見だ。貴方の力は役立つものだと思う。』
…あ。もふり損ねました。
[ぽとりと落ちた欠片と{3}匹のふわふわを見て、
思わずそんなことを呟きます。
欠片とふわふわを回収しながら、静かにため息をつくのでした。]
─ 結界内のどこか ─
……………ぐるぅ。
[ぽふん、とティルは仔熊になると、横にぱたりと倒れ込みました。
どうやら不貞腐れたみたい]
[先程までの意欲はどこへ行ったやら。
近くをふよりらとふわふわが通過しても、手を伸ばす気力も無いみたいです]
うん、回収は問題ないと思うけど……
……別の意味で不安なのはボクだけかな?
[ベアトリーチェの疑問形>>100に対してぼそ、と呟く。
もちろん声は潜めていたが、呟きながら当のゼルギウスをちら見していたので、バレているかもしれない]
え、そーなんだっ。
別の場所でこんなにふわふわだらけってあったっけ?
[思い当たらなかったようで、首を傾げながら尋ねる。答えは得られただろうか。
もふもふ撫でられる柴犬は心地よさそうに目を細め、尾を揺らしていた。
それから1人と1匹、揃って静観に入ることになる]
…人にはそれぞれの得手不得手があるからな。
[ミリィの言葉に目を細める>>106]
確かに、ハインリヒ導師は、勢い任せな所があるな。
まあ、掴みどころのない、ゼルギウス導師よりは判りやすい気もしてきたが。
[続いた言葉には、そんな感想を漏らして、使い魔に言葉をかけられると、困ったように眉を下げた]
ありがとう、クロウ…だったな。ミリィも。
[重ねての否定をしなかったのは、進歩と言えるか?]
[そうこうしているうちに、もふらいおんは倒されたようです>>104]
『うわあ……』
ベアちゃん、見かけによらずワイルドだねー。
[己の手で直接潰したわけではないものの、ちょっとビビった柴犬とは対照的に、主人はのんびりとそんな感想を洩らした。
本人に聞こえていたかはわからないが]
お疲れ様っ。
[こちらを見た相手が照れ笑い>>104を浮かべるのにも、笑顔で手を上げて返した]
― 結界境近く ―
……それは言わないお約束で。
追試の特別会場でした。
[ミハルの呟き>>108には、何ともいえない表情を浮かべたり。
だってこの騒ぎの発端の一人だったり、さっき無理をした人だったりするわけですから。一緒にいる導師達は。
疑問には短く答えたところでもふらいおんを発見してしまい、話はそこで途切れてしまった。
二匹のふわふわと回収して袋の口を閉じ、欠片も拾うとポケットに入れる]
そうか。
手伝ってもらっても、別に良かったんですね。今回は。
[改めてミハルの方を振り返ると、今更のように言って手を打った]
うん、そだねー。
[目を細めるダーヴィッド>>109ににっこりと笑い。
導師陣を指しての感想にも、あははーと笑って。]
たしかにねー。
でもどんなせんせーでもフォローはしっかりしてくれるよー。
[気楽な物言いは元来の性格もあれど、在学してからこれまでの経験の裏打ちもあって。
名を確認するように言われると、あ、と声をあげた。]
そういや私ちゃんと自己紹介してなかったねー。
私はミリィ、でこっちはクロウ。
よろしくね、ダヴィさん。
― 白狼が来る前 ―
あっはっは、そりゃ無理だな。
他人を守るために無茶をするのは、うちの血筋だ。
[無茶はしないようにと生徒2人>>88>>91から言われたのに対しては、見送りながら笑って応じただろう。
王やその周囲の人々を守るための家に次期当主として生まれ育ち、呪詛やそれに類するものも退けるための方法(大半が捨て身の手段)を仕込まれ、そんな家で{2}×50年ほど当主をやってたので、筋金入りである。
『その場だけではなくその後も守り続ける為に、重傷になろうとも命は捨てるな』という父祖からの教えも叩き込まれているが。
ついでに、それらの力はあくまで『王やその周囲の人々、己の大切に思う人々を守るためのもの』であり、自分自身のために使うものではない、という事も叩き込まれていたりするのだが]
ああ、よろしく。
[僅かの間に、愛称で呼ばれる相手が増えたものだ>>112と、ふとおかしくなる。もともと呼ばれ方にこだわりなど無かったが、何故か、同じ科の同輩達は、遠慮気味だったのだ]
あ、ごめん忘れてた。
この子はももちゃんって言うのー。
[名を名乗ると、頭上のふわふわが抗議するよにぽふぽふ跳ねたので上に目と指を向けて。
それから改めてベアちゃんが流された先に視線を向け。]
さ、それじゃベアちゃん探しにれっつごー☆
『お前、本当無駄に楽しそうだな…』
[何か言いたげな鴉をスルーし、ダーヴィッドから異論がなければ結界の境に向い始めた。]
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