人狼物語 ─幻夢─


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視点: 人


ランプ屋 イレーネ に 2人が投票した
召使い ユーディット に 4人が投票した

召使い ユーディット は村人の手により処刑された……


今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?


現在の生存者は、研究生 エーリッヒ、ランプ屋 イレーネ、青年 アーベル、教師 オトフリート、職人見習い ユリアンの5名。


青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 11:34:38

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 13:16:15

教師 オトフリート

[開かれた窓から流れ込む風が、無地のカーテンを揺らし、
机を挟んで対面する、執事の黒橡と侍女の銀糸を靡かせた]

……ふう。

[白磁の器から漂う湯気が辺りに薄く広がり、
熟した果実のような甘い香りが鼻腔を擽る。
注がれた濃厚な橙をゆっくりと味い、空のカップを置くと、
執事は卓に肘を突いてを両手を組み、その上に顎を乗せた。
穏やかな色の孔雀石が細められ、口許には微笑が浮かぶ]

ええ、邸内の事はお任せします。貴女が適任でしょうから。
あまり荒事にはならないよう、気をつけるつもりではいますが……

[確約は出来ません、と付け加え申し訳なさそうな表情になれば、
眼前の召使いは溜息を零すも、もう慣れたというように苦笑した。
人の身ではあれど、十年も共に過ごしていれば当たり前か。
とは言え、今までにこのような騒ぎは殆どなかったのだが]

(0) 2007/05/19(Sat) 15:54:27

教師 オトフリート

[手伝える事はないかと問われ、執事は緩く首を傾けた]

いつも通り、皆様のお世話をして頂ければと思いますが。
お客様には大人しく……とは言っても、難しいでしょうしね。

[半ば独り言のように言いながら、執事は椅子から立ち上がる]

下手に動きを封じれば、“彼”に付け込まれそうでもありますし。

[腕を組むように左手を右肘の下に添え、
右手を顎に当てて指先で口唇をなぞる。
僅かな間を置いて、ああ、と小さく声を零した]

少しばかり、力を戴ければ。

[問い返す声を待たず、傍らに立ち手を伸ばす]

(1) 2007/05/19(Sat) 15:54:42

教師 オトフリート、柔らかな頬に触れると、身を屈めて顔を寄せ、

2007/05/19(Sat) 15:54:52

教師 オトフリート

[――薄紅色の口唇を掠め取り、女の生気を奪う。
感じるのは、魔には劣れども、紅茶よりも甘美な味。
己が三日月を濡らして、一時浮かぶは婀娜たる表情]

……ごちそうさまでした。
これで、多少は保ちそうです。

[胸元に手を添えて一礼し、嬌笑しながら感謝を述べる。
驚愕にか虚脱感にか、碧眼を瞬かせる彼女を残して、
執事は銀のトレイに空の食器を載せ、黒を翻し部屋を去る。

花瓶に挿された薔薇は、白から黒へと*遷り始めていた*]

(2) 2007/05/19(Sat) 15:55:01

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 15:56:27

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 18:49:53

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 19:06:36

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 19:11:30

職人見習い ユリアン

―回想/客間―

[目を覚ます。休憩は終了。日課も放り出して起き上がる。
思考も覚めて...に既に迷いはない
アーベルが魔なのか憑かれているのか、や。その他魂を奪われたりした人々のことも今は閉ざす
その点についてはユーディットに一つ感謝する。哀しみに浸るのも悔しさに打ちひしがれるのも今するべきことではなく、それは全て終わった後のことだと。学べたことに。]

必要なのは、抗するための手段……か
…ま、嫌だけど、素直に死んであげれるわけもない。と。

[そう、まだ自分は何もやろうとしていない。
確かに...はただの人間だ。それは一連のことから、無力感をこの上なく覚え、自覚しきっている。だがそれに甘えてあの様など勘弁願いたい。

ただ一つ……自身はあまり気にしていなかったのか、それともただ気づいていなかっただけなのかもしれないが...はある能力において一種完成した存在であるということを]

(3) 2007/05/19(Sat) 19:29:12

研究生 エーリッヒ、窓辺でぼんやりと、歌を口ずさみ。

2007/05/19(Sat) 19:29:24

研究生 エーリッヒ

─2階・客室─

Warum seiend einzeln, versucht es vermutlich zu fliegen?

Der Flugel, den die zackige Feder brechen kann.

Es ist die Narbe, die obgleich mit, was dich anbetrifft faul ist.

Es versucht vermutlich, mit dem einzelnen Bohrgerat zu fliegen……

[ぼんやりとしたまま、紡がれる歌。
それは開け放たれた窓から庭へと零れて行くか。

肩の上の真白の妖精は、彼に寄り添うように身を寄せたまま、目を閉じて。

右の手の上ではふわり、ゆらりと白が舞う]

(4) 2007/05/19(Sat) 19:33:26

職人見習い ユリアン

[使用人を呼んで、食事を運んでもらう。
オトフリートから聞いていたのだろう、もうこちらをジロジロと見る眼差しはないが、それも気づかずに昨日読んだ本について考えて、どうするか決める。

屋敷内を勝手に動くのは危険かもしれないと思ったが、魔は夜に動くものだろう。と...は勝手に決め付ける。
オルゴールだってそうだったわけだし、まあ出てきたらどこにいようが抗することなんてできない以上どうしようもない。
半ば開き直って、食事を取った後、部屋を後にする]

(5) 2007/05/19(Sat) 19:34:54

職人見習い ユリアン

[...は昨日の庭園の一件が一段落した後、屋敷へ入ると、その足で書庫に向かい、二冊の本を読んだ

一冊目は、魔に対抗した人々が描かれた本。
ただの作り話か知らぬまでも、語られるものは、"ただの人間"の力とは思えぬ不思議な技を駆使した光景が描かれているが、これでは役に立たない。
だがその中に一つ。違う話があった
それは、精錬された武器と強靭な肉体を持って魔を倒し村を守った一人の守護者の……"ただの人間"の話。
色々と負荷は起こることだろうが、これならいける。と想像を深め、脳裏に焼き付ける。

そして二冊目は、魔を滅するための武器と言う本。
それが本当に効くかどうか、なんの確証もないままに、屋敷にあった銀十字を数個、返す当てもなく拝借した。]

(6) 2007/05/19(Sat) 19:36:37

研究生 エーリッヒ、一しきり、歌い終えたところでため息一つ。

2007/05/19(Sat) 19:36:57

研究生 エーリッヒ

さて……これから皆様、どう動かれますか。

[空を見やりつつ、小さく呟く]

……まあ、どう動くにしても……俺のやる事は、決まってるけどな。

[オルゴールを取り戻し、囚われた魂たちを解放する。
彼の目的はそれ。
問題なのは]

……『お前』は。
オルゴールを……どうしたいんだ?

[傷痕の辺りに軽く手を触れて、問う。
しかし、内なる魔はそれには答えない]

やれやれ……いつもの事……か。

(7) 2007/05/19(Sat) 19:45:33

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 19:53:33

職人見習い ユリアン

[アーベル…という名の魔は、まあ仕方ないとはいえ、こちらには欠片も興味もなければ注意を抱いてもいないことだろう。
真にいらだつことではあるが、自分に抗する術がない以上、狩るもの狩られるもの。立場は歴然としている。

それは事実で、でも、だからこそきっと高をくくっていることだろう…そこに活路が見えるはず……と

味方と思っていいのかどうかは知らないが、目的は違えど協力者みたいなのもいるわけだし、任せていてもいいのかもしれないが、何もせずに突っ立っていて後の祭りなんてごめんだ。

考えている間に移動を済ませ、工房に入ると、火をつけ…火が盛ると、昨日作った薔薇の装飾を惜しげもなく放り込む。
…なんでも、思念のこもったものを火に奉げると、その火をもって作られる物は更に精錬されるという…そんな逸話。
やはり逸話は逸話と確証はないが、今起きているのも逸話なんだ、同じようなもの、と判断する。

…それに、無力感をもって造ったものを、この状態でひきづりたくもない。
心なしか、火は勢いを増したように見えた。]

(8) 2007/05/19(Sat) 19:55:38

職人見習い ユリアン

[そして……工房にて
ガチン。ガチン。と金属を打つ音が響く。
その光景は昨日の焼き増しか。一心に打ち続け、溶かした銀十字に形を作る。
そこにこめられる想いはいかなるものか。
ドクン。ドクン。
生まれ出でるものの胎動のリズムに合わせて打ち続ける。
もうすぐ…もうすぐ…*もうすぐだ*]

(9) 2007/05/19(Sat) 19:58:06

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 19:58:59

教師 オトフリート

−音楽室−

[漆黒のピアノは今日も、静かに其処に佇んでいた。
騒動の痕を残す壊れた窓の外にも、変わらぬ光景が広がる。
否、以前よりも色味が失せ、黒が侵蝕していただろうか]

[ふ、と笑むように息を吐いた執事は、ピアノに歩み寄ると
黒の椅子を引いて腰掛け、小さく音を立てて蓋を開いた。
現れた穢れなき二色を見留めた孔雀石が伏せられ、影がかかる。

白に覆われた手首を軽く噛んで手袋を引き抜き、それを懐に。
空気に晒された長い指は鍵盤に下り、白と黒の上を滑った]

(10) 2007/05/19(Sat) 20:37:57

教師 オトフリート

[紡がれる旋律は流水の如く、時に緩やかに、時に激しく。
それは黒の花弁が伝えた記憶、かの客人が奏でていた曲。
窓辺に置かれた真白の花が、風にか音色にか欠片を揺らめかせた。
空は絵の具を混ぜ込んだかのようにその色を次第に移ろわせ、
沈みゆく陽に世界は朱に染まり、昇りくる月に黒が浮かび上がる。

モノクロームの海を躍動する手――
その右の甲の刻印が、赫い輝きを放っていた]

(11) 2007/05/19(Sat) 20:38:46

教師 オトフリート、暫しの間、時を忘れたかの如くに音色を奏で――

2007/05/19(Sat) 20:39:02

教師 オトフリート

[最後に紡ぐは、昨晩に聴いたオルゴールの音を真似て。
けれど、代価を持たぬその音色は、秀麗なれども遠く及ばない。
その前に奏じていたものもまた、何処か空虚ではあったのだが]

所詮は紛い物、かね。

[何に対してかは不透明な、嘲るかのような声。
くつりと笑んで、指先で白を弾く。短い音が鳴った]

(12) 2007/05/19(Sat) 20:40:13

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 20:41:27

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 21:12:09

職人見習い ユリアン、そして最後の一振り…

2007/05/19(Sat) 21:23:53

研究生 エーリッヒ、微かに聴こえた旋律に、ゆるく瞬いて。

2007/05/19(Sat) 21:26:44

研究生 エーリッヒ

─2階・客室─

……ピアノ……か? 一体、誰が……。

[小さく呟いて、庭園の方を見やる。
夜闇の帳に包まれたそこは静かで、今の所、動くものの気配は感じられない]

……ここで、ぼーっとしてても、仕方ない……か。

[言いつつ、右手の上で舞う羽根をぐ、と握り。
目を開いた真白の妖精を軽く、見やる]

外、でとくか。

(13) 2007/05/19(Sat) 21:33:27

研究生 エーリッヒ

[軽い口調の言葉に真白の妖精がみゅう、と鳴いて頷けば、ひょい、と窓枠に足をかけ。

ふわり。

舞う。

昨日の、文字通りの飛び降りとは異なり。
その動きは翼を用いて舞い降りるが如く、緩やかなもの]

─…→庭園─

(14) 2007/05/19(Sat) 21:34:33

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 21:35:45

職人見習い ユリアン

できた…な。

[精錬を終え、造りあげられたのは
大の大人が二、三人で引かなければならないような、通常の二倍程の長さを誇る長弓と、それに比した銀の杭のような矢が三本

そもそもにして普通に襲われたら勝算なんてあるわけもない。生物としての規格が違うだろう、こちとらただの一般人。目の前にいたらやられるのが落ち。
そしてこちらを注視などしていないことから、ならばやるのは不意打ち。状況が色々と揃わないとできないことではあるが、やれるのはきっとこれだけ。だからそれだけしかやらない。
卑怯というならそうだろうがそんなものは気にしない。正々堂々なんて強者か、負けてもいいやつの言だ。あいにくこちらは弱者でありながらにして負けれない状態。
そんな美麗なだけで何の役にも立たない騎士道精神なんて...には欠片も持ち合わせていなかった。

だから造るのは遠距離用の武具になるのは当たり前だった。]

(15) 2007/05/19(Sat) 21:41:33

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 21:42:01

職人見習い ユリアン

後は…

[蒼い魔に知られていなければいい。企みも。何もかも。でも多分その辺りは大丈夫だろう。路傍の石など興味もあるまい。

後はそう…本に載っていた逸話がどれだけ真実なのか。こればかりはわからないし、試す方法もない以上どうしようもない。ぶっつけ本番だ]

ま、失敗したら失敗したで、クジ運のなさを笑うか。
それはそれで…ふん。悪くない。

[本に関しては地雷ばかり踏んでいたしな…なんて呟きながら、できた物を布に包み、工房を後にする]

(16) 2007/05/19(Sat) 21:46:50

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 21:49:37

ランプ屋 イレーネ

―客室―
[目覚めると共に、息を一つ吐く。]

・・・・良かった。

[開いた双眸は蒼ではないけれど、紅でもない。視なくて済んだ。つまりあれからは恐らく誰も。]
[けれど次には眉を寄せ、膝を抱えた。]

・・・・まだ。
皆、取り戻さなきゃ。

[緩慢な動作ではあれど、しっかりと床に足を着けた。]

―・・→廊下―

(17) 2007/05/19(Sat) 22:01:09

教師 オトフリート

[視線を外に向ければ、外は疾うに夜闇に包まれていた]

さて、どうしますかね。

[目前に置いた白――
件の客人の部屋から拝借して来た楽譜を、ぱらりと捲る。
五線の合間に踊る黒の符を、手袋をしていない指先でなぞった]

(18) 2007/05/19(Sat) 22:06:26

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:06:47

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:09:03

教師 オトフリート、再び鍵盤に指を落として、楽譜を見ながら、軽く爪弾く。

2007/05/19(Sat) 22:14:47

青年 アーベル

―――…、

[ふわり、と。
青の髪を揺らすと同時に、紅玉が薄らと開かれる。
運ばれてきた覚えの残る旋律に、僅か目を細め。

薄く開いた口唇から漏れる呟きは風へと霧散して。
その小箱が曲を奏で切るその前に、その銀の蓋は閉じられた。

――歌姫の声が、魅惑に満ち溢れるものであるのは認める所だが
紅の瞳を持つ此の魔にとって其の音色は、さして重要な物でも無い]

(19) 2007/05/19(Sat) 22:17:12

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:20:48

職人見習い ユリアン

―ホール―

[工房での一仕事の後、服を着替え、ホールに戻る。
屋敷内は重苦しい雰囲気。事情はある程度伝わっているのだろうか?
確認する気もないままに、妙な昂揚感を抱いたまま布に包んだものを横において休息をとる。]

どんな賽の目出るのかな…

(20) 2007/05/19(Sat) 22:24:00

研究生 エーリッヒ、ふわり、ゆらりと白い羽根を風に遊ばせつつ佇み。

2007/05/19(Sat) 22:29:26

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:29:40

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:30:45

教師 オトフリート

[わざわざ招待先にまで持って来るという事は、思い入れのある品か。
そんな事を考えながら、緩やかに指先は黒と白との合間を舞い、叩く。

旋律を紡ぐにつれて、窓辺に飾られていた花が微かに光る。
やがてそれはまやかしを解かれ、純白の薔薇へと姿を変えた。
そう、それもまた、造られた――紛い物に過ぎない]

(21) 2007/05/19(Sat) 22:33:13

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:34:53

研究生 エーリッヒ

─庭園─

[聴こえて来た旋律に、音楽室の方を振り返る。
今、この邸にピアノを弾く者はいたろうか、と。
そんな事を考えつつ、夜空を見上げ、ふわり、遊ばせていた羽根を風に乗せる]

……さて。
囚われの姫君は何処におわしますか……。

[冗談めかして呟く。
その『囚われの姫君』に、囚われた者を解放するためにその行方を追う、というのも、何やらおかしなものを感じるのだが]

(22) 2007/05/19(Sat) 22:38:57

ランプ屋 イレーネ

―廊下―
[部屋を出るまでは良かったのだが、次第に足は重くなる。止まることは未だないけれど。]
[不完全な紫の眸は伏せられた。]

何か、できるのかな。

[呟く声は蒼と黒と金の魔を思うか。自らより余程強大な力に対し、太刀打ちも役に立つことも可能な程の力はない。或いは完全な魔となれば――如何かは分からないが。]
[拒絶するかのように緩く首を振り、階下へと降りる。]

(23) 2007/05/19(Sat) 22:42:13

青年 アーベル

[ぴく、と。
常人を遥かに凌ぐ聴力が拾った音に、僅かに瞼を震わせる。

屋根の上へと微か風に乗って奏でられる音色は、聞き覚えの残る音。
それ自体は然したる事ではないが  ―――しかし、此の旋律は]


―――…面倒な事を、

[紡ぐ言葉は裏腹に、口端を上げて紡ぐ声は何処までも愉しげに。
風へと乗るかの如く、その足は空へ一歩を踏み出して。

瞬間、   青年の姿を借りた其れは、風へと霧散する]

(24) 2007/05/19(Sat) 22:44:34

教師 オトフリート

[ざ、ざざざ、ざあぁ、と。
舞い散る花弁は、数日前のように、室内を舞う。
異なるのは、一枚切りではなく、複数である事。
漆黒のピアノの周囲を巡る白は、黒へと染まりゆく。
細めた己の瞳の緑もまた、昏みがかっていくか]

(25) 2007/05/19(Sat) 22:46:05

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:47:19

ランプ屋 イレーネ、階下へと降り立ったところで、視線は音楽室へと向くか。

2007/05/19(Sat) 22:49:48

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:51:16

職人見習い ユリアン、今はただ座して…

2007/05/19(Sat) 22:53:18

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/19(Sat) 22:54:26

教師 オトフリート、やがて舞い散る花弁は集まり、一本の黒薔薇に戻る。

2007/05/19(Sat) 22:58:27

青年 アーベル

―庭園―

[ざぁ、と。風が抜ける。

一段、強い風を纏い。たん、と小さな音を立てて蒼の魔が地へ降り立った。
風が止み終わる後には、はらりと、青い髪が頬へと掛かって。

降り立った青年の紅の光が見据えるのは、
割れた硝子窓の向こう側。]

(26) 2007/05/19(Sat) 23:00:44

研究生 エーリッヒ、不意の強い風を感じて、そちらを振り返る。

2007/05/19(Sat) 23:02:48

青年 アーベル、視線を感じたのか、金の青年へと僅か紅の光を向けて。

2007/05/19(Sat) 23:05:58

研究生 エーリッヒ

……おでまし、か。

[蒼の魔の姿に、小さく呟く。
その口調も声も変わらず彼のものだが、翠は冷たく。

二つの狭間。

そこに揺らめく存在であると、その組み合わせが物語り]

……旋律にひかれた……か?

[紅が見つめていた先に気づいて、ふと小さな呟きをもらす]

(27) 2007/05/19(Sat) 23:08:10

教師 オトフリート

[最後の一節を弾き終え、ゆっくりと目蓋を下ろす。
鍵盤から離した右の手を緩く持ち上げれば、薔薇は其処に収まった。
棘は肌を傷つける事もなく、其処に在るのが当然であるかのように。

黒に映る映像は、傾いでいく世界。
耳に届く旋律は、ない。

朧げな残滓から読み取れるのは、その程度で。
音色を紡ぎ終えた後には、ただ、暗闇と静寂とが残った]

(28) 2007/05/19(Sat) 23:10:00

青年 アーベル

[金の光に僅か目を細めるも、視線は直ぐにへと正面へ戻り。
闇に溶ける色を纏う室内へと向けられる。]

―――…御機嫌よう。

[投げ掛ける声は、誰へと向けられたものだったのか
微かに浮かべる笑みは、僅かに冷淡さを浮べ。]


…何故、其れを持っている?

[室内へ近づく事もせずに、ただ曖昧な問いを]

(29) 2007/05/19(Sat) 23:13:40

ランプ屋 イレーネ

[音色を気にはすれど、外に吹き抜ける風を宿す魔が感じ取ったか。踵を返す先は外へ通じる扉。]

―庭園―

[少し離れた場所で、蒼の姿を見留めて立ち止まった。]
[隠れこそしないのは無駄なことと理解しているからか。様子を伺うように、2つの影を視線で追う。]

(30) 2007/05/19(Sat) 23:16:01

研究生 エーリッヒ

[室内に向けて投げられた問いが意味する事は理解の外。
故に、そちらには何も返さず。

……ふと、空間に増えた気配に気づいて、翠を軽く、そちらに向ける。

肩の真白がゆらり、尾を振って。
案ずるような真紅の瞳を、そちらに向けるか]

(31) 2007/05/19(Sat) 23:19:09

教師 オトフリート

おや。好い夜ですね。

[椅子から立ち上がり、カタン、と蓋を閉じる。
黒薔薇を口許へと添えれば、笑んだ口許が隠れた]

少々、拝借しまして。

[半ば閉じるように細めた眼には、様子を窺う色。
月光を受けたモノクルは、輝きを弾いて煌めく]

(32) 2007/05/19(Sat) 23:19:13

教師 オトフリート、ピアノの傍らに立ち、窓の外へと眼差しを投げる。

2007/05/19(Sat) 23:20:58

青年 アーベル

…全く好い夜だ。―――今し方まではな。
人の物に手を出す様な、中々の手癖だとは。

[意外だった、とくつり浮かべる笑みは、あくまで愉快気に。
それでも孔雀色を見据える瞳の紅は、微かに昏さを湛え]


言った筈だ。
―――…"起こす"のは、勧めないと。

[此方には聊か不都合が多すぎる、と。
本当にそう思っているのか、臆する事無く告げて]

(33) 2007/05/19(Sat) 23:28:22

ランプ屋 イレーネ

[翠が此方に向けられるのを感じ取ったか、軽く首を傾けるような仕草を取る。白い生き物に対しては少しだけ紫を細めて見せるも、声を返すことも其処から立ち退こうともしない。]

[響いていた旋律は止み、黒い執事の声へと変わる。室内へと視線を向けた。]

(34) 2007/05/19(Sat) 23:30:38

職人見習い ユリアン

[旋律は止まり。不自然なほどの風が抜ける。
そして使用人達も庭園へと目を向けている。
もてなす客人も減ってしまったのだし、使用人もさすがに人だから気にはかかるのだろう。
そこにまじって...は庭園を盗み見る。

そこにはぽつぽつと、魔と大別される者達が…やはり感心はこちらなどには向かない。
それはとてつもなくありがたい]

(35) 2007/05/19(Sat) 23:30:45

研究生 エーリッヒ

……不都合?

[その言葉に、ゆるく、瞬いて]

起こす起こさない、という事は、完全に融合してはいない……と。

[その点は自身も変わらない訳だが。
しかし、それをいとも呆気なく明かすのは、何故なのか、と。
疑問と共に、やや、表情には険しさが浮かぶか。

紫を向けられた真白は、その意思を感じてか。
鳴き声を上げる事もせず、真紅を蒼き魔へと向け]

(36) 2007/05/19(Sat) 23:34:27

教師 オトフリート

客人に対しては礼を尽くしますが、
そうでなければ、手段は選ばないもので。
それに真正面からぶつかり合うというのも、芸がありませんから。

[――ひゅ、と。
黒薔薇を相手方に向かって、真っ直ぐに放つ]

申し訳御座いません、天邪鬼なもので。
魔なのに鬼とは、奇妙な話ですが。

[くすくすと笑う様子は、傍目には悠長に映るか]

(37) 2007/05/19(Sat) 23:36:04

教師 オトフリート、赤の印の刻まれた手は、楽譜へと触れる。

2007/05/19(Sat) 23:40:41

青年 アーベル

…これは、手厳しいお言葉だ。
正式な招待客だった筈なんだが、それでも客とは認められないらしい。

[冗談めいた口調で告げながら、くつくつと喉を鳴らし。
向けられた黒薔薇を紅玉に写せば、反射的にか右手を払うように捕らえる。

楽譜へ触れる手に気付けば、紅の光が細まって]


手始めに、―――貴様のものから頂こうか?

[告げる声は彼には珍しく、冷やかに響き。]

(38) 2007/05/19(Sat) 23:47:59

ランプ屋 イレーネ

――起こす・・?

[呟く眸は、紫から紅へと色を変えた。]
[蒼の魔に細めた視線を向ける。その奥で“眠って”いるのかも知れない青年を見定めようとするかの如く。]

(39) 2007/05/19(Sat) 23:48:07

教師 オトフリート

主に仇名す者は別ですから。
そして、それは遠慮致しましょう。

[カツン、と靴を鳴らして、窓辺へと歩む。
楽譜を抱く手の甲、刻印が昏い輝きを増す]

――懐かしき記憶を。

[言の葉と共に解き放たれるは、
先程読み取った残滓と、己が奏でた旋律。

それは触れた相手の脳へと、直に伝わるか。

オルゴールの音が他の意識を捕えるが如くに、
蒼の魔の意識を包み込まんと響き渡る]

(40) 2007/05/19(Sat) 23:52:37

職人見習い ユリアン

[話は聞こえないまでも、お互いに話を交ぜあわせている様子。
それと位置だけ確認すると。
さて、知覚範囲がどこまでかはわからないが、絶好の射場でも探そうか…なんて、使用人達を無視して移動しようと思っていたが…
一つの人影を見て、足が止まり沈痛な面持ちへと変わって呟く]

イレーネ……

[どうするつもりなんだ…と]

(41) 2007/05/20(Sun) 00:02:10

青年 アーベル

―――…っ、な…!

[言葉と共に、脳へと響き渡る、音。
何かに、弾かれるように後ろによろめき。数歩下がる。
額を覆うようにして、手の合間から覗く紅の光は僅かに振れて]


…っ、を、起こすな…!

[掠れる様に向ける声は、蒼の青年の気配を滲ませる。
それでも尚、意識を残す紅の能力が
薔薇を捉えた際に傷付いた掌から滴る赤を、右手の中で刃へと形作り]

(42) 2007/05/20(Sun) 00:09:50

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 00:11:58

研究生 エーリッヒ

……っ……アーベル!

[よろめく魔から微かに感じた気配に、とっさにその名を呼ぶ。
真白もあわせるように、甲高く鳴く]

……完全に融合していないのであれば、切り離すのみ……。
盟約なき憑依は、仮初に過ぎぬ。

[低く呟くのは、果たしてどちらか]

(43) 2007/05/20(Sun) 00:15:13

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 00:16:00

職人見習い ユリアン

[イレーネに何ができるのか。その辺りは一切知らない。
ただ……そう、考えないことに決めたはず。
行ったところでなにができる。と。無力ではなく有力にするには、自分はそこには行くべきではない。
だから……]

無事でな

[そんな呟きだけ残して...は使用人達が庭園を見守る中一人、上へと]

(44) 2007/05/20(Sun) 00:16:43

教師 オトフリート

[外より差し込む、煌めき。
照らし出される顔に浮かぶ微笑。
口唇が象りし三日月は、艶やかに。
細めた瞳もまた、月の形を描こうか]

お断りします。

[短く、拒否の言葉を発して、窓辺に立つ。

風もないのに、黒橡の髪が――
否、闇を溶かし込んだ漆黒が、尾のような裾が、靡いた]

(45) 2007/05/20(Sun) 00:18:16

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 00:18:52

教師 オトフリート、刃を恐れる様子もなく、蒼と向かい合う。

2007/05/20(Sun) 00:22:34

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 00:25:43

青年 アーベル

―――…ーリ、…っ

[呼ばれる名に、僅かに其の身体がびくりと揺れる。
金の青年へと向ける視線は、僅かに蒼が滲み。

しかしギリ、と奥歯を軋ませながら
右手の中へと形作られた紅い刃は、未だ消えることは無く]


[振り下ろすように放たれた赤の刃は、
真直ぐに、窓際へと佇む執事へと向かう]

(46) 2007/05/20(Sun) 00:27:20

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 00:27:24

職人見習い ユリアン

[布に包んだ物をもち、妙な昂揚感を抱きながら、人気がない二階…三階。
そういえば三階までくるのは初めてだな。と誰に聞こえるわけもなく呟きつつ
庭園の……蒼い魔がいたところの位置と三階の部屋の位置とを把握して、そこに面している部屋へと足を向ける。

そこは他の場所より大仰な部屋。なんの因果か邸の主の部屋。

扉に鍵がかかっているのを確認すると、ポケットからクギを取り出し、カチャカチャと動かして、あっさりと開ける。
転職するなら泥棒だな。などと馬鹿なことを考えながら、明かりを灯すことなく部屋へと足を踏み入れる。
眠りにつくギュンターに部屋に入った失礼を。という意をこめて一礼し、部屋の奥へ。]

(47) 2007/05/20(Sun) 00:29:41

ランプ屋 イレーネ



[蒼の魔が揺らぐ瞬間、細めた眸は軽く開かれる。]

・・・・・いた。

[微かに呟く声は、他の声に掻き消されるか。]

(48) 2007/05/20(Sun) 00:30:50

研究生 エーリッヒ

[応えた。
なら起こせる。
それは半ば、確信か。

自分は、確かに真白の妖精との契約に救われてはいるが。
それでも、決して短くない時間を魔と共存しつつ、自身を失っていない。

だから]

そのまま、魔の依り代になるのは、お前の本意じゃなかろう!?
起きろ、アーベル!

[叫ぶように呼びかけつつ、赤い刃が執事に向けられる様子に、舌打ち一つ]

(49) 2007/05/20(Sun) 00:33:29

研究生 エーリッヒ、白き羽根を風に舞わせる。叶うなら、蒼の動きを止めようと。

2007/05/20(Sun) 00:34:30

職人見習い ユリアン

[部屋の奥の…最初は窓から。と思っていたが
張り出したバルコニー。そこに通じるドアを開ける。
夜気が肌に張り付くような冷気となって己が身を包むが、それを無視して、バルコニーから下をそっと覗く。

多分ここは、主がこのバルコニーから庭園を見渡せるように造られたのであろう、大層見晴らしがいい。
……なんとも御誂え向きだ。布を外し、弓と矢を取り出しながらそう思う。

さて、この矢が逸話通りで、しっかりと造れているのならば。これは人を傷つけるものではなく、魔を滅するものだという。
といっても、それは魔が既に同化していたりすると無意味らしいが、そのような御託はどうでもいい。
単純に起こりうるのはいくつかのこと。
アーベルは死なない。魔は死ぬ。
アーベルも魔も同一の存在であった場合はどっちも死ぬ。
逸話は逸話だったらすでに無意味。
自分の造り方がおかしくても無意味。
射れなかった場合は……まあいいや。]

(50) 2007/05/20(Sun) 00:37:29

教師 オトフリート

[窓枠に手をかけ、身体を倒すようにして刃を躱すも、
完全に避ける事は叶わず、それは頬を掠め、髪を削ぐ。

     鮮血が舞い、漆黒が散った。

しかし執事は臆する事なく、窓辺を蹴り、魔へと向かう]

……下手をすると、制御が利かなくなりますゆえ。

[紡いだ言葉は、この場には似つかわしくなかったか。
指を鳴らすと、髪を纏める金の輪が外れ、広がりゆく闇色]

(51) 2007/05/20(Sun) 00:38:21

教師 オトフリート、楽譜は左へと移すも、手にしたまま。

2007/05/20(Sun) 00:41:37

ランプ屋 イレーネ

[階上へ向かう青年が自らに向けた言葉など知る由もない。ただ蒼に視線を向けるのみ。]
[身体を離れた魂ならば、今なら多少の干渉は出来るかも知れないのだが。身の内にまだ残る魂へと触れるには及ばない。]



[傍らの金髪の青年の声に紅は暫し閉じられる。その声にせめてもの祈りを添わせるように。]

(52) 2007/05/20(Sun) 00:44:18

職人見習い ユリアン

[大きく造ってしまっている弓と、そして同じく大きく造ってしまっている矢を装填。
体格的には扱うのはぎりぎりといったところだろう。
ただ普段の自分にそれを引き絞る力はない。

ならばどうするか…それは簡単]

普段通りじゃなきゃいいだけ…あいつらと一緒

[ま、俺は人間だけどね。なんて続けながら。
定めた射場に立ち、軽く構え…変わる。
それはいつも自分が物を造っている時と似て非なる。
常ならば無心になって、物に考えていたものを吹き込むのだが…無心になって無心の自分に何かを吹き込むことも...にはできた。
それが人の域の芸当ならば。

ただ、それは酷く負荷が大きい。それが、己のキャパシティーを超えていれば尚更のこと。
そして...が吹き込むは本に載っていた守護者の姿。
筋肉が不自然に隆起し……負荷も当然かかる]

騙りは代償が大きいのは仕方ないか。

(53) 2007/05/20(Sun) 00:54:01

青年 アーベル

……、

[薄く開いた口唇から、僅かに音が零れる。
呼び声に応える様に、左眼が、僅か蒼へと染まり。
微かに身体を震わせて反応したのは魔か、それとも]


―――…っ、させるか、…!

[青年の物より聊か低いその声は、何処に向けられたのか。
中を呼び起こす声に、窓辺を越えて近づく足音に、ぎりと歯を噛み。
金と、真白の精霊を睨む右眼は紅く染まる。

僅かに後ずさるその魔が、弓矢を番える青年の存在に気付くことは無く]

(54) 2007/05/20(Sun) 00:54:50

職人見習い ユリアン

[だが…今ならこの長弓も引ける。まるで引き絞れなかった長弓をあっさりと引き絞り、構え、引き、下の庭園の…標的へと狙いを定める。普段よりも増された視力がアーベルを捉え、彫刻のように止まる。タイミングを計るために

それに動いていない間は負荷もやや収まる。
もう既にかなりきつい、三本も矢を作る必要なんてなかった。一本射ただけでどう考えたって二度はない。
体を針で突かれるような痛みに熱。
それを強情にも無視して…射場にたった射手は待つ]

(55) 2007/05/20(Sun) 00:58:33

研究生 エーリッヒ

[睨みつける紅を、翠も、そして真白の真紅も臆する事無く見返す]

……御せぬものに固執すれば、滅びを招く。
アーベルを解放し、オルゴールを手放した方が、身のためだぜ?

[静かな言葉は、遥か上で煌めく銀の存在に気づいてのものか、それとも]

(56) 2007/05/20(Sun) 01:00:30

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:02:01

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:04:57

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:05:03

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:05:52

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:08:26

教師 オトフリート

[土を踏み][歩を進める]
[背に揺らめく漆黒は翼にも似て]
[ざわりと音を立てたのは庭園の樹々か]
[モノクルの奥の孔雀石は緑から色を変え始め]


オルゴールを、皆様の魂を――
そして、アーベル=シード様をお返し頂きましょう。

[紡がれる声はいつものテノールよりも低く]
[右の手は頬の緋を拭い、紅い舌でそれを舐め取る]
[甲の刻印は淡く光るも、その輝きは益々昏く、闇を孕んで――]

(57) 2007/05/20(Sun) 01:08:27

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:09:10

教師 オトフリート

[彼方より此方を狙う銀の存在に]
[己が存在すら危くする物である事も]
[或いは気づいていたのかもしれない]



[けれど、歩みを止める事はなく]

(58) 2007/05/20(Sun) 01:11:50

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:12:45

ランプ屋 イレーネ

[開いた眸はやはり紅。動揺する蒼の紅が僅かながら戻る瞬間を、しっかりと捉える。]

戻って。
――戻して。

[風に載せるような言の葉は魔に向けたのか、青年に向けたのか。或いはその両方か。]
[銀灰の下の紅は微かに揺れる。]

(59) 2007/05/20(Sun) 01:13:16

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:14:23

青年 アーベル

……幾年、費やしたと。

[青年の言葉に。くつりと、笑みを浮かべる。
その嗤いは、今までと異なり愉しげな物ではなく]


百歩譲って、オルゴールの代わりならば
―――劣るとは言え幾らでも見つけられよう。

此の様な都合の好い容を、簡単に手放せるとでも!

[執事の言葉に、青年の声が僅かに荒ぐ。
右に紅を、左に蒼の光を湛える瞳が、金と真白と黒を捕らえ]

(60) 2007/05/20(Sun) 01:19:04

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:19:36

職人見習い ユリアン

……げほっ……
……血かよ

[咳とともに薄く飛び出る飛沫を見たそれは赤く鉄の味。
どうやら内臓器官までいかれてきているらしい。
正直甘く見すぎていた。想像したものを自分にそのまま移しこむなど、稀な行動とってしまったからというのもあるのかもしれない。

もういい加減にやばい。体のあらゆる部位は破裂しそうに震えている。

まだか…まだか…

それでも脅威な集中力。もしくは強情さをもって無視して、待ち続けると]

来たかっ

[エーリッヒとのやり取りか。それともオトフリートとのやり取りか。どちらかまではわからないまでもアーベルは何か酷く動揺していて、そしてこちらはフリー。中てるなら今。体の限界も近いし、それにこの一矢が隙を作る一因になるだろう。そうすれば、まあどっちかがなんとかするだろう。こちとら文字通り一矢報いる。だ。

……集中。また一度強く引き絞り…そして放つ、銀の矢は月明かりに煌いて、アーベルのほうへと]

(61) 2007/05/20(Sun) 01:22:43

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:23:51

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:24:05

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:25:19

研究生 エーリッヒ

お前が何年の時間をかけたかなんて、悪いが知った事じゃない。

[荒ぐ声にも、返す言葉は揺るぎなく]

俺にとっては、アーベルがいいように使われている、という結論が問題なんだよ。
そして、『メルヒオル』にとっては、『歌姫』が利用される事態が許し難い。

……だから。

[なんとしても返してもらう、と。
その言葉は、飛来する銀の煌めき、その気配に遮られ]

(62) 2007/05/20(Sun) 01:26:29

教師 オトフリート

引き際も肝心ですよ。

[ざわり]

本来ならば其処は、私の関与致す部分ではないのですがね。
生憎と、契約の身ですがゆえ――

[ざわり][ざわり][ざわり]

十年の時を費やした私の“庭”をも荒らしたのが、
運の尽きと思って頂きましょう。

[邸内の、全ての物がざわめき]
[漆黒の雪のように、空を覆い尽くすように、薔薇の花弁が舞う]



[その中を、月光を受け、銀の煌めきが過った]

(63) 2007/05/20(Sun) 01:30:27

ランプ屋 イレーネ

[紅は紅を見ていない。青年の姿をした者の、蒼い眼だけを見つめる。]

・・・でも、それは、君のものじゃない。

[彼の瞳が此方には向いていなくとも、声は続く。]

だから・・・返して?

[その言葉と、彼方から銀が閃くのはほぼ同時か。]

(64) 2007/05/20(Sun) 01:32:32

教師 オトフリート、魔を見据える双眸に宿る色もまた、闇の如き黒へと。

2007/05/20(Sun) 01:36:53

青年 アーベル

[薔薇の花弁が、空を覆って。
ぎり、と噛締める口許は、既に歪み笑みを湛えておらず]

…其れは私にとっても同じ事だ、
貴様の結論の問題や、許可を得ようとも考えていない…、

…―――っ!

[青年へ向かって吐き棄てる様に告げる言葉も、
花弁の合間に煌く銀の光を視界に捕らえたことで、途切れる。
僅かに目を細め。―――見開かれる、右の紅玉]


[本来ならば避ける事も可能だっただろう一矢も
空を覆う花弁に寄って反応は大きく衰えた。

半ばよろける様に避けようとした銀の煌きは、左肩を深く削り]

(65) 2007/05/20(Sun) 01:45:22

職人見習い ユリアン

[矢を放った。
命中するかどうかさえも確認する前に、自己防衛本能にようやく従って当てはめていた自分ではないものを解く。

筋力も、視力も元に戻る。
だが都合よく負荷まで消えて元に戻るわけではない。集中が途切れたせいか、怒涛のように苦痛が...を襲う。
息さえも上手く吐けず、生きているだけ、立っているだけで拷問だ。
それでもまだ筋肉の筋が切れていなかっただけましだろう。

全身が満遍なく熱く、痛い。

誰かが軽く押せば、いや、突風の一つでも吹けばあっさりと倒れることだろう。
でも、意地でも倒れる気はなかった。庭園の光景を見ねば]

(66) 2007/05/20(Sun) 01:53:53

研究生 エーリッヒ

[飛来した銀が、青年の肩を削る]

……退魔の銀の矢……かっ!?

[一体誰が、と思うよりも先に]

アーベル!

[蒼の青年の名を呼ぶ。
退魔の矢による傷であるなら、それは魔には大きな痛手となり得るはず。
今なら、青年を呼び起こし、魔の束縛から解放するのも容易いのではないかと。
そんな想いを、込めて]

(67) 2007/05/20(Sun) 01:54:26

教師 オトフリート

[よろめいた魔へと][黒を翻して迫る]
[手から離れた譜は空を白に塗り替えてゆく]

初めに申し上げた通り……

     勝者が全て、という事ですよ。

[紡ぐ声は冷徹なれど、浮かぶは笑みはあやに]

[花弁は魔に纏わりつくように流れて]
         [伸ばした手はその身体を捕えようと]

(68) 2007/05/20(Sun) 01:54:48

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 01:56:18

ランプ屋 イレーネ

[飛来する銀光は魔の肩を切り裂く。その光景に少し遅れ、眸を大きく見開く。]

・・・・まさか、
ユリィ・・っ

[動きを止めた銀を見、銀の飛んで来た方向を見遣り、この場に居ない者の名を呼んだ。]

(69) 2007/05/20(Sun) 01:59:10

青年 アーベル

…っ、ぐ…っ!

[青年を支配していた魔から、本来の人格を引き摺り出された状態…
その状態で受けた傷は、同一化しないまでも両方へとダメージを与えた様で
削られた箇所は、傷口を抑える掌に構わず赤へと衣服を染め上げて。
よろめき、耐えられずに肩膝を突く。

呼びかけに、ふるり、と。柔く頭を振って。
執事の手が触れれば、ゆっくりと視線は注がれる黒へと向けられる]

――――…、

[微かに開かれた口唇から零れるのは、どちらの声か。
蒼く光を放つ瞳には、紅の微かな残滓]

(70) 2007/05/20(Sun) 02:01:44

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:02:50

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:06:05

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:08:11

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:09:55

教師 オトフリート

失礼。
お約束でしたので。

[正確には、“宣戦布告”だった訳だが]

“頂きます”。

[傷口を押える青年の手に印の刻まれた手を重ね、
左の指で自分の血を掬い取り、陣に新たな紋様を描く]

――汝の力を、我が内に。

[口唇より紡がれるのは、人ならざるも者のみに聞こゆ呪の旋律]
[流れ出る緋色より、魔の生気のみを喰らわんと]
[紅を奪いて、蒼に返さんと]

(71) 2007/05/20(Sun) 02:12:49

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:13:24

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:13:54

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:15:16

ランプ屋 イレーネ

[青年の微かな声を耳に留めたか、視線は其方へ。]

[紅い眸は、それがどちらか見定めようとするかの如く細められる。]

(72) 2007/05/20(Sun) 02:16:00

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:16:03

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:16:32

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:19:09

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:20:49

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:21:04

研究生 エーリッヒ

[黒がよろめく蒼を捕え、呪の旋律を紡ぐ様子に僅か、眉を寄せ。

それから、青年の手にした銀に翠を向ける]

……っと!

[今、『歌姫』が魂を求めようとしたなら。
無防備な青年が最も危険に晒される可能性は否めない]

……迷える『歌姫』、我の元へ。

[その言葉を紡ぎしは内なる魔か。
ふわり、白い羽根が舞い、銀を取り戻そうとその元へ]

(73) 2007/05/20(Sun) 02:24:25

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:26:03

青年 アーベル

―――…、そうだったな、

[蒼の中に紅の残滓を残したまま響く声は、何処か低く掠れ。
執事の告げる『約束』の言葉に、微か口許に緩く笑みが浮ぶ。

紡がれる韻と共に触れる掌に、す、と。紅を孕む瞳を伏せた]


[力の失った左手から、するりと逃げるように
地へと落ちようとした銀を、ふわりと舞う白の羽根が拾い上げ]

(74) 2007/05/20(Sun) 02:30:57

職人見習い ユリアン

[どうやら自分の放った矢は左肩を削ったらしい。
仕留めれなかったのが残念でありながら、だが魔ではなくアーベルのことを考えればほっとする。
もう一射…と考えるにしたら、それはもう黄泉路を覚悟したほうがいいだろう。でも成果があったかどうかなど知らぬが自分がやれることはやったつもりだ。
下を見れば、こちらのそれが功を奏したか。関係ないかまでは知らないが、各々の目的を持って黒と金が蒼に動く。]

俺もう無理だから…がんば

[まだ辛いため、蚊の鳴くような声ではあったがいつもの調子でそうぼやいた]

(75) 2007/05/20(Sun) 02:33:12

ランプ屋 イレーネ

[青年が目を閉じると同時。すいと細められた紅い左眸から流れ落ちるあかい泪。]

[拭おうともせず、銀の箱が移るのを見守る。]

(76) 2007/05/20(Sun) 02:37:59

研究生 エーリッヒ

[ふわり、ゆらり。
銀を拾い上げた白は、それを護るように包み込み。
人と魔の狭間にある者の元へと運ぼうか]

……お帰り。
愛しき歌姫……。

[銀を手にした狭間の者は、小さく呟いて、その装飾を撫でる。
浮かぶ笑みは魔とは思えぬ穏やかさと共に、人とは思えぬ艶を宿して。
呟く声には、はっきりそれとわかる愛おしさの響きがあるか]

(77) 2007/05/20(Sun) 02:38:11

教師 オトフリート

[己が血と他の血を混じらせる遣り方は、些か乱暴だったか]
[一瞬、意識が揺らぎかけるも、体内を巡る熱を押さえて息を吐く]

――……ふう。

[闇を孕んだ双眸には紅が混じり、ゆらり揺らめく]
[けれどそれも、緩やかな瞬きの後には元の色を取り戻した]
[血より力を喰らったが故か、青年の肩から溢れる緋色は止まる]

(78) 2007/05/20(Sun) 02:41:17

青年 アーベル

―――…、

[ふるり、と。瞼が震え。
掠れる声と共に、ゆっくりと開かれるのは蒼の瞳。

赤へと染まりきった右手をゆっくりと離しつつ、
揺れる光は、自らの記憶を辿るように]


……。…俺、

[ふいに。左肩に走る痛みに僅かに呻きその身体が傾ぐ。

内へと封じられた青年にとって、何処か朧気だった記憶が
熱を持った痛みによって輪郭を伴って]

(79) 2007/05/20(Sun) 02:44:21

職人見習い ユリアン

[オルゴールをエーリッヒが取るのを見た。
アーベルのことがどうなるか。その辺りはわからないが、アーベルに何かしているオトフリートがなんとかするだろう。なんて、勝手に思うことにして。

…そこで完全に気が抜けた。床に手をつく気力さえもなく倒れる
本来なら倒れた際の衝撃があるものなのだろうが、感覚が麻痺しつつあるので、ただ振動があったのみ。そこに妙なお得感を感じつつ...は仰向けに天を仰ぐ。]

(80) 2007/05/20(Sun) 02:45:01

研究生 エーリッヒ

……気がついたか、アーベル?

[青年の声が耳に届き、翠がそちらを見る。
真白の妖精が案ずるような声を上げて、尾を振った]

さて……後は、解放……か。

[呟く刹那。
翠はやや、翳ったか]

……対価が都合できんと、『メルヒオル』は動かんし……多少、強引にやるよう……か?

(81) 2007/05/20(Sun) 02:49:00

教師 オトフリート

[己が掌に付着した緋色を舐め取っていたが、
青年の身体が傾ぐのに気づくと、片腕で支え]

お目覚めですか、シード様。
止血はしましたが、傷は治っておりませんゆえに。

[銀の煌めきの移動した先を、視線で追う]

レーヴェ様。お独りで大丈夫ですか?

(82) 2007/05/20(Sun) 02:52:17

研究生 エーリッヒ

[独りで大丈夫か、と問われれば、浮かぶのは苦笑で]

ん……『メルヒオル』に喰わせる対価があるなら、やらせるのが一番早いんだが。
生憎、そんな余裕はどこにもない。

……可能なら、力だけ投げてくれると助かる。
とにかく、解放だけは急がないとならない……。
御大や、シャイトさん辺りは特に危険だ。

(83) 2007/05/20(Sun) 02:56:14

ランプ屋 イレーネ

お帰り、なさい。

[蒼い瞳を取り戻した青年に向けて、そんな言葉を発した。]
[執事の瞳が元に戻れば、あかい泪の跡は細かく砕けて霧散し、後には何も残らない。未だ紅いままの眸を除いては。]

・・・解放。

[金の髪と白い生き物と、銀の小箱を見つめる。]

(84) 2007/05/20(Sun) 02:57:44

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 02:58:25

職人見習い ユリアン

[月と星の華が咲く空に視界を埋めながら
...がただ不安に思うは、オルゴールが本当に戻ってくるのか。事件が本当に収拾するのか。ということ
例えば、下の誰かがあれを利用するようなことにならないのかどうか。と

でも、もう気力もなければ、現在三歳児にも殺される自信がある。手で鼻と口を塞げば楽勝だ。
それに手札も切ってしまった。次は通じないだろうから、そうなったら本当に終い、ならやるだけやったし、これで駄目なら土台無理と。諦めもつくというものだ。なんて自嘲的な思考に浸る]

(85) 2007/05/20(Sun) 02:58:35

青年 アーベル

[傾ぐ景色が、かくりと支えられる様に止まって。
ゆるりと、執事へと向けて視線を上げる]

クリューガーさん。
……、にーさん、…に、チビ。 ……イレーネも。

[掛けられる声に僅か蒼の光が揺れる。続く会話の意味に気付けば、
エーリッヒの腕の中に納まった銀の小箱を見やり僅かに眉を寄せ。
何処か居心地の悪そうに、ふるりと視線を逸らす]

(86) 2007/05/20(Sun) 03:00:42

教師 オトフリート

御意に。

[声を返すと、瞑目して片手に意識を集中させる。
漆黒の光が掌に集ったかと思った刹那、漆黒の薔薇が出でた]

このような形で申し訳ありませんが。

[断りを入れて、黒の花を金糸の青年へと向けて抛った。
ふわり、と宙を舞ったそれは、すんなりと彼の元に届く]

(87) 2007/05/20(Sun) 03:01:32

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 03:03:40

研究生 エーリッヒ

[視線を逸らすアーベルの様子に、掠めるのは苦笑か。
それから、飛んできた黒の花を受け取って]

……いや、十分。
さて……支えは、頼む。ローゼ。

[肩の上の真白の妖精を見つめて呟いた後、す、と目を閉じて。
その周囲に、ふわり、ゆらりと白い羽根が舞い踊る]

(88) 2007/05/20(Sun) 03:05:21

教師 オトフリート、向けられた視線には、普段通りの微笑を。

2007/05/20(Sun) 03:05:55

研究生 エーリッヒ、一度夜空を仰ぎ。羽根の乱舞の中で静かに歌を紡ぐ。

2007/05/20(Sun) 03:06:20

研究生 エーリッヒ

Die Fliege des Flugels weg von hier vermutlich erweitern, wo sie nicht andert.

In der Schwarzung duckst dich du, die Pupille, die stark schliest.
In der Welt des Schwarzen, das degradieren nicht einzelnes verpackt und andert wird.

Deine eigene genugende normale Schwarzung, die ist, ist uberhaupt nicht geschlossen.
Weil was anderung anbetrifft jedoch sie nicht ist, gibt es keine jeden Schmerz.

Verletztes Furchten, ohne schliesende Zukunft sein.
Das der Schnitt sie versucht sich zu offnen, helles geflustert.

Ohne die Pupille, zu diesem erweiternhimmel des Flugels offnend sich zu furchten.
Wenn du Seufzer, den, die Welt, in der sie ihn nicht andert, vermutlich halt zu andern.

Gerade sollte ein wenig Mut heraus gesetzt worden sein.
Du teilst dich durch dein anderst nicht und informierst vermutlich Fliege weg.
Die unbegrenzte Zukunft der Sachefurcht, die verletztes Zielen ist, die Flugelerweiterung……

(89) 2007/05/20(Sun) 03:07:08

研究生 エーリッヒ

[紡がれるそれは、飛翔を促す歌。

冥き闇より、翼を広げ。

天へと舞えと導く歌。

……それは、かつて彼自身に贈られた歌。

囚われし魂を、解放する祈りを込められたそれに応えるように。

銀は、微かに震える]

(90) 2007/05/20(Sun) 03:10:19

職人見習い ユリアン

はっ……は、はっ……

[そして...は喘ぐように笑う。本当はそんな行動でさえも辛いのだが、今更自分がやったことを思い出して笑う

あの魔には何もできない。と思っていたのがつい昨日だったというのに。]

…ふ、はっ……は…

[できないと思ったことができたことへの達成感ゆえか、ただ悪戯が成功したとでも思っているのか。妙な昂揚感に支配されたまま笑う]

(91) 2007/05/20(Sun) 03:10:45

教師 オトフリート

[いつの間にか黒の花弁は消え失せて、代わりに舞うは白き羽根。
空いた手を天へ向けて緩く伸ばすと、楽譜が其処に収まった]

さて。お返しします。

[片腕で支えた青年に、それを見せる。
解かれたままの漆黒が、緩やかに揺れた]

(92) 2007/05/20(Sun) 03:12:18

研究生 エーリッヒ

……『歌姫』……解放を。

[呟くような言葉は彼の声か魔の声か。
掠れたそれからは、察する事は叶わずに。

ただ、銀はそれに応えるように蓋を開く。
しかし、旋律は響く事無く。

ただ……揺らめく何かがそこより飛び立つか。
内に囚われし者たちの魂の煌めきが]

(93) 2007/05/20(Sun) 03:15:00

職人見習い ユリアン

[やがて…庭園からだろう微かに聞こえてくる旋律に...は動くこともできず静かに耳を傾ける。

その意味。その効果まではわからぬものの。妙な安堵感に包まれる気がする
...は目を閉じて静かにその旋律に身を任せた。]

(94) 2007/05/20(Sun) 03:16:43

青年 アーベル

……ありがとう、ございます。

[緩やかに瞳を瞬いて。支えられたまま差し出された楽譜へ腕を伸ばす。
おずおずと、それでも確りとその紙を手に取れば、
―――掠れるように小さくも礼を述べて、そう、と。胸に抱え込むように。

ふと、銀から解き放たれた煌きをゆっくりと目で追って]

(95) 2007/05/20(Sun) 03:19:20

研究生 エーリッヒ

[煌めきが舞い、それを導くように白い羽根が舞い。

……やがて、狭間の者の周囲は鎮まり返る。

そして、銀のオルゴールは静かに、蓋を閉じた]

……さすがに……俺の力じゃ、即お目覚め……とは、いかないか……。

[零れ落ちるのは、疲れたような呟き]

でも……陽が、昇る頃には……。

[目覚めが訪れているはずだから、と。
呟いて、一つ、息を吐く。
翠の瞳は、どこか物憂げ。

……皆が目覚めて、それで終わりではなく。
自分自身にはまだ、解決しなければならない事が残っていると、*わかっているから*]

(96) 2007/05/20(Sun) 03:21:30

職人見習い ユリアン

[そして、旋律が途絶える頃...の*意識も途絶えた*]

(97) 2007/05/20(Sun) 03:21:33

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 03:23:01

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 03:23:12

教師 オトフリート

いいえ。

[にこりと笑みを返すと、
視界に映り込んだ煌めきに、目を細める]

……漸く、収集が着きましたかね。

[呟いた声には感慨……というより、
やれやれ、と言ったような響き]

(98) 2007/05/20(Sun) 03:23:23

青年 アーベル

[白の羽根が収まる頃には、再び闇の中に静寂が戻って。
青年の溜息と執事の呟きに、再び僅かに目を伏せる。

まさか自らの意思では無し、曖昧な記憶とは言え
己に責任が無いとは決して言いきれるわけも無く]


[溜息のまま、執事の支えから立ち上がろうとして。
それが叶わない事に気付けば、僅か目を瞠る。
肩の怪我も有るだろうがそれ以上に、空間転移などの行使で
肉体的な負担はかなり齎されていたらしい。力が入らずに。]

(99) 2007/05/20(Sun) 03:34:26

教師 オトフリート

……ともかく、中に戻りましょうか。

[声を投げかけるも、頷いたか、反応を示さなかったか。
それぞれに思うところはあるだろうからと、構う事はなく]

ああ、無理はなさらない方が。
大分、負荷がかかっていたでしょうから。

[蒼の青年――“客人”の様子に気づいて、緩く首を傾ける。
流れ落ちる髪は漆黒ではなく、元の黒橡の色へと戻りかけていた。

傍らに膝を突くと、背と膝裏とに手を回して、ゆっくり立ち上がろうと]

(100) 2007/05/20(Sun) 03:44:33

青年 アーベル

[意識の外とは言え、自分のした事を考えれば苦笑を浮かべるしかなく。
楽譜を抱えたまま、暫くそこに居座るかと決めたふいに
回される腕に、思わず蒼の目を瞬いて。]


……え?…や。暫く放置しておけば、

[多分歩けるようには成るだろうから、と何処か慌てた様にふるり頭を振る。
そも、そこまで手を掛けて貰う事に負い目を感じるし
…扱いが、成人男性に対するものでは無いような。

おろりと慌てたところで、現時点では抵抗する力も残っていないのだから
相手が引き下がる以外、されるが侭にしか*ならないのだろうが*]

(101) 2007/05/20(Sun) 03:55:22

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 03:56:25

教師 オトフリート

お客様を放置する訳には参りません。
それに、怪我の治療もありますから。

[引き下がる訳もなく、あっさりと言い切ると、邸内へと向かう。
抱え方についても、この方が負担がかからないからと答えを返すのみ。
迎える召使いに報告を済ませると、手当ては他の者に任せて、
バルコニーにて意識を失う青年も同様に運ぶだろうか。

――事が一段落ついても、執事は変わらず*執事のままのようだ*]

(102) 2007/05/20(Sun) 04:03:21

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/20(Sun) 04:04:47

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