情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
なんか人狼出たから集まれってよ。
アナスタシア がきたらしいよ(1人目……だったかなあ?)。
☆【Caution】
この村は CO人数<最大参加人数 となっております。
COしていただいている方が入村していることを確認次第、COしていない方に募集をかけます。
なんとなく興味を持った方はぜひお気軽に入村して下さい。
あなたのご参加をお待ちしております。
まったりと、無理のないように行うということがコンセプトとなっております。
辛い時は無理をせず、何かあったら深呼吸して村を離れるという勇気も必要です。
リアル大事に。
あなたの体は一つしかありません。
この村では、なるべく退席時やら状況変化時に「今北産業」をメモすることを推奨しております。
3行程度でまとめ、参加時間の取れない人のために、そっと手を差し伸べてみましょう。
メモだけではだめだと思ったときは、白ログに落としてメモで指定するやり方でももちろん問題ありません。
★【RP-001】
アナスタシアの作った道を抜けると、そこは彼女の力の満ちた空間だった。
ブラウニーと名乗りはするものの、彼女の体を流れるのは他の血も多い…まぁそれはいい。
何にせよあなたが辿りついた部屋は、あなたにとって居心地の良いものだ。
それは例えば大きさであったり、室内環境であったり。
すべての部屋に共通しているのは、室内のどこかにブラウニーが一つ、置かれていることと。
そのすぐ横に、縦横15センチ程度の、ディスプレイがあること。
ディスプレイを見れば、あなたの名前、種族が表示されている。
外に出たいと思えば、映像が変わって、地図が表示される。
この屋敷は広いから、地図といっても辿り着くための方法――たとえば、部屋を出て右隣の戸をくぐるだとか、そんなふうなものが出るようになっているようだ。
誰が来ているのか知りたいと思えば、人の名前と種族名(そしてその種族の軽い知識)だけが表示される。
どう触ってもそれ以上の情報は出ないが、いる場所くらいは案内して貰えるだろう。
☆【ディスプレイ:地図>>#1】
1のディスプレイでは、どうすればどこに辿り着けるかを知ることができます。
広い屋敷なので、好き勝手にしてしまってください。
ex) 室内の泉に潜ると中庭の泉に出る、など
誰の部屋と誰の部屋が隣だとか、そういうことも考えなくて大丈夫です。
どこの施設とどこの施設が近いとかも考えなくて大丈夫です。
すべては適当につながっています。
という為の便利アイテムとしてお使いください。
なお、ディスプレイというだけあってしっかりと機械です。
アナスタシアが襲撃された日以降も使えますが、
処刑・襲撃者がいる場所を調べると、Errorが返ります。
ただし屋敷内にいるのは確かなので、名前と種族名は変わらずに表示されます。
☆【ディスプレイ:名前の表示>>#1】
名前と種族の表示では、続きを読む的な隠し方で、あなたの簡単な経歴が載せられています。
以下のテンプレートにしたがって表示を確かめてください。
Name:
Type:
< 以下は個人情報 >
Sex:
Other:
ついでにPL情報として利用して良い情報を/*こんな風*/に記入していただけると助かります。
縁故希望などもご自由に。
打ち合わせについては、メモを使っていただいても、PL発言で行っていただいてもかまいません。
また、打ち合わせなしに突然縁故を振る、なども推奨いたします。嫌な方は、その旨必ず記載しておいてください。
☆【表示サンプル>>#3】
名前等、すべてカタカナでも問題ありません。好みでやってください。
Name:アナスタシア/Anastasia
Type:ブラウニー/Brownie
----
Sex:Female
Other:たくさんの血が混ざった強い人外。いつ生まれたのかは謎。
お菓子が大好きなので、ブラウニーを名乗っている。
甘味に目がないおっとりさん。
/*アナスタシアの動かしはご自由に。
参加者と彼女は、最低一度は出会っています。
ブラウニー族の間では、アナスタシアが名乗ることに反発する者もいるようだが、
「種族をry」「そんなことよりお菓子どう?」「う、もらってやろう…で、種族ry」「お菓子どう?」
みたいなやりとりで煙にまかれているようだ。*/
☆【役職説明/人狼side-智狼】
お菓子の生る木の栄養の為、まわりのヒトたちを内部に送るヒト。
栄養分を失った木が、協力するように軽く洗脳しています。
自覚は有りでも無しでもかまいませんが自白はできません。
自分と同じ立場の人とは話せます。
1日目に、ちょっとお前ら食べ過ぎだろ的なお菓子の木が、洗脳しようとしてきています。
まだ実力行使には出ていないようですが、同じように洗脳されかけているヒトと、声じゃない会話ができます。
アナスタシアの襲撃にかかわる必要はありませんがご自由に。
狼勝利でもヒトはみんな出ることができます。
栄養は取られることになりますが。
ただし、進行中やPCにとっては、栄養を取られる=取られ過ぎたらもしかして死ぬんじゃね、となりますし、狼としても未来はどうなるかわかりません。何せ洗脳されていますから。
☆【役職説明/人狼side-囁狂】
洗脳されかけているのになんだかうまいぐあいにかかりきらなかったヒトです。
かといって自白はできません。
声は聞こえるし、お話もできるのですが、行動に疑問を覚えたりももちろん可能です。
なお、狼側は自白できないとなっておりますが、
相手に知られてしまった時はその限りではありません。
そこらへんはご自由に振舞ってください。
☆【役職説明/村側side-占い師/霊能者】
お菓子の生る木に洗脳されているヒトがわかります。
方法についてはご自由に。
占い師は、お菓子の木の結界内部は探れません。
霊能者は、お菓子の木の結界に干渉することができますが、中の様子は見れません。
☆【役職説明/村側side-守護者/村人】
守護者は、お菓子の木が結界内部に取り込む力に対抗できます。
方法はご自由に。
ただしそれは自分相手には使えない力です。
村人は、なんの力もありません(お菓子の木に対しては)
ただし食べちゃったのは同じなので、お菓子の木にとっても餌です。
なお、お菓子の木の結界は強力なので、外から壊すことはできません。
どんな力がかかっても、火責めや水責めにもびくともしません。
あんまり酷いことをやると、攻撃が反射されます。
☆【墓下設定】
お菓子の木に取りこまれてしまったので、結界内部です。
お菓子がつつまれてたみたいな薄い膜が、空間を構成しています。
今度は触れても破れることはありません。
膜の向こう側にはお菓子があるけれど、手に取ることはできません。
飲食はしなくても大丈夫なようですが、目の前にはお菓子があります。
何も入っていない膜は、だんだんとお菓子が出来ていきます。人が増えるとその分、増えます。
誰かが作っているようにも見えますが、人はどこにもいません。
膜の中に入ろうとしたら、しっかり取り込まれます。
みんな力を吸われて小型化、もしくは小児化します。
本性で居るのは楽ですが、どんな本性でもお菓子大になります。
基本的に、歩いたりするだけでも普段の十倍近く疲労します。
外の様子を、木を介してみることができます。
なお、PL発言を禁止していません。雑談続きよりはRPの方が良いかと思いますが、息抜き交えてお楽しみください。
※進行時に必要そうな情報は、機を見て投下します。
※何か疑問点がありましたら、メモで質問をお願いします。
※メモでは出来ない場合は、wikiにお願いします。
※wikiの事前情報と少し設定が違っています。
★【RP-002/プロローグの現状】
アナスタシアは、全員が来るのを中庭で待っているようだ。
中庭の中央には、一本の木が植えられている。
高さは1メートルほどの小ぶりなもの。
青く茂る葉の影に、ここぞとばかりにたくさんのお菓子が実をつけていた。
透明な球体の膜に触れれば、中のお菓子はあなたの元に。
全員がそろってから(即ち一日目)食べることになったけれど、つまみ食い程度なら許されよう。
館内の探索はアナスタシアの私室以外、どこでもできるようである。
村の設定が変更されました。
レイス がきたらしいよ(2人目……だったかなあ?)。
[人が到達し得ない深海の底、闇の色をした岩場の間に白いカードが揺れていた。
海の色を写し取ったような双眸が困惑に揺れ、人間のような、白い手がそれを掬い上げる。
魔力の痕跡は、彼に差し出し人の名を教えていた]
アナスタシアからの招待状だ。
[口唇が柔らかく細い音色を紡ぐ。
同族の女達ですら聴き惚れる聲は、時折しか発せられる事がない。
だからこの聲も久方ぶりで、女達は一様に魚のような足で水を蹴り、彼の周りに集まった。
彼女らの聲は鈴のように、彼へと問いを繰り返す。彼は、笑って応えた]
行くよ。酷く心配をかけたから。
それでもすぐに戻ろう。――あまり悪さをするんじゃないよ。
―アナスタシアの屋敷―
[水から上がるのは何年振りか、何十年振りか。
人とは違う海の底には光も届かず、だからこそ道を潜った先、僅かな光に目を眇めた。
瞬きの音と共に水が散る。
心地好い水の音と、慣れた岩の感触に見回せば、床には水と、そして岩が配置されていた。
住処に近い空間で漸く息を吐き出して]
――…これは。
[深海の中では誰をも聴き惚れさせる音色だった聲は、地上ではしゃがれた、老人のようなものでしかない。
僅かに顔を顰めたが、彼はすぐに目に止めた岩の上、茶色の菓子に手を伸ばす。
隣のディスプレイが音を立てて画面を変えるのを横目に小さく笑った**]
アナスタシア、感謝する。
Name:レイス/lyes
Type:セイレーン/Seiren
----
Sex:Male
Other:通常は深い海で暮らすセイレーン。年齢は200歳程。寒い地方に住む。
羽根はなく、足も人間のようだが、指の股の水掻きが発達している。
深海での聲は透き通るように美しいが、地上では醜く、しゃがれた老人のようになる。
あまり口数は多くない。
/*
100歳頃までは水面に出て、人間を惑わせたりと人に近い生活を送っていた。
その後人間に捕えられ、両翼を捥がれた上に、足も人のようなものへと変えられ、喉を潰された。
助けられた後、ずっと深海に引き籠っていた。
足は発達しておらず、走る・階段を上るなどといった地上での動作が苦手。歩くのは普通に出来る。
希望縁故:助けてくれた誰か(居なかった場合はアナスタシアさん)*/
ユーリー がきたらしいよ(3人目……だったかなあ?)。
[湾岸道路に響くバイクのエンジン音。
黒の車体を巧みに操るのは、これまた黒一色のライダースーツ。
それだけ見れば、まあ、わりとよくある光景だろう、多分。
……明らかに異常なスピードを除けば、だが。
人間の感覚では、その存在を捉えきれない──そんなレベルの超スピード。
違反なんて言葉では収まらない、異常スピードだ]
……んー……まーぁまあ、かね。
地上走るモンにしちゃ、イイ速度が出せる。
[そんな異常スピードで走行していたバイクはやがて、道の途中で停止した。
これまた黒のメットの下から現れたのは、茶髪の青年の顔。
蒼の瞳は物凄く、物凄くたのしげな光を宿していた]
とーはいえ、やっぱ、地上じゃ爽快感を得るのは限度あるよなー。
やっぱ、上翔ぶのが一番なんだよなー。
……口ウルせーのさえいなきゃなぁ。
[ぶつぶつと文句を言いながら、黎明の空を睨むように見て。
直後、一つ瞬いた]
……なん、だ?
[甘い香りと共にひら、ひらり。
カードが一枚、舞い落ちてくる。
首を傾げながらも手を伸ばすと、それは当たり前のようにそこに収まった]
なんだコレ……カード?
って、なんだ、あの自称ブラウニーの姐さんじゃん。
お菓子の生る木?
……あの姐さんも好きだねぇ……。
[シンプルな招待状に、こんな感想を漏らしつつ、しばし腕組み思案して]
ヒマだしおもしろそーだし、行ってみっかね。
[この結論に達するまで、きっちり一分しかかからなかったとかなんとか]
─ アナスタシアの屋敷 ─
[そんなわけでカードの作る道を辿り。
抜け出た先は、シンプルな空間。
雲のようなクッションの山と机が一つ。クッションの山の反対側には、何故か滾々と水の湧き出る泉が一つ]
……ぉー……。
[現れたそこをぐるり見回し、そして]
で、ソレは必ずある、と。
……好きだねー……。
[目に入ったブラウニーに、素で突っ込んだ]
[ちなみに、装いは黒のライダースタイルから、黒のタンクトップとジーンズに紅のジャケット、というスタイルに変わっている。
一見すると普通の人間の青年スタイルだが、よーく見ると蒼の瞳が爬虫類的縦瞳孔だったり、身に纏った『金』の気だったりと。
本性を伺わせるものはいくらでもあった]
んーで、っと。
[ブラウニーから視線を移した先にあるのは、そこだけ機械的なディスプレイ。
覗き込んでちょい、とつつくと光が走り、情報らしきものが表示された]
Name:ユーリー/Yuly
Type:白龍/Báilóng
----
Sex:Male
Other:西海白龍王の眷属の一……なのだが、人間の暮らしに興味を持ち、地上で放蕩生活を送る若龍。
重度のスピード狂。バイクに自分の力を宿して、異常スピードを出すのが趣味というある意味迷惑なヤツ。
/*年齢は300前後。
100年ほど前から地上をふらついており、一箇所に定住せず世界各所を巡っている様子。
アナスタシアとは、疾走中の休憩にと立ち寄った甘味処で知り合い、甘い物好き同士でまあまあ意気投合しているらしい。
ユーリーは通称で、本名は湧凛(ユウリン)と言うが、通りのよさ重視でユーリーと名乗っている。
本名は、信を抱いている相手以外には教えていない。
希望縁故:本名教えられるレベルの付き合いができる相手。*/
ドミニカ がきたらしいよ(4人目……だったかなあ?)。
[海に面したお屋敷。
そこの大旦那が亡くなったと葬儀が行われている。
その数日前からお屋敷の近くでは女のすすり泣く声が聞こえていた。
陰鬱なすすり泣きかと思えば、違う声音が泣き叫ぶ。
そんな日々が続いた後に大旦那が息を引き取ったことに、やはりあれはバンシーの声と人間たちが囁きあっていた]
――――――― おしごと、しゅうりょう……
[小さな小さな声は満足げな響き。
それは人間たちには聞こえず。
葬儀を見届けて、女は踵をかえした]
[そんな女の目の前に。
ふわりと降りてきた一通の招待状]
――あれ……アナスタシアおねえさまからだ……
[生気のない手が広げた手紙には、お菓子を食べにおいで、という内容。
首をかしげて、お菓子のなる木ってどんなのだろう、と、泣きすぎで腫れた瞳を瞬かせる]
―― うん
いって、みよう。
[こくり、と一つ頷いて。
招待状が作る道へとはいっていった]
─ アナスタシアの屋敷 ─
[招待状の道から繋がったのは、ごくごく普通の客間。
落ち着いた色調の部屋には、ただし、鏡が一切ない。
部屋の中に甘いにおいがするのは置かれたブラウニーのおかげ。
花も何も飾られていないその部屋は落ち着くものだった]
……さすが、おねえさま。
[感涙に咽ぶ声になるのは仕方がない。
涙に濡れた瞳が部屋を眺め、ディスプレイを捉える。
文明の利器には疏いから首をかしげた。
親切なディスプレイは親切にも遣い方から説明してくれるようだ。
こくこくと頷いては血の気のない指先がディスプレイに触れる。
屋敷にいる人の一覧に、自分の名前も乗っているのを確認してその日は終わる**]
Name:ドミニカ/Dominika
Type:バンシー/Banshee
------------
Sex:Female
Other:スコットランド地方を住いとしている。年齢は数えていないので忘れた。
お仕事中は髪を振り乱してることもあるけれど、基本的にはきっちりまとめている。
若い女性の姿で、血の気がなく生気に乏しい姿をしている。
基本的に泣き声泣き顔のため、人間社会に溶け込むことができずに文明の利器は苦手。
ただし服はちゃんとまねしている。
/*
アナスタシアよりは年下。
泣いてばかりでコミュニケーションがとりづらいバンシーなのにお菓子を勧められたりして仲良くしてもらったからアナスタシアを慕っている。
住んでいる地方に引きこもりでもあるから、知り合いは少ない。
希望縁故:アナスタシア以外の世間知らずを指摘してくれるお友達。
*/
ベルナルト がきたらしいよ(5人目……だったかなあ?)。
[金の翼に大きな鈎爪。
鋭い嘴に射抜くような瞳。
下肢は絹のような白色の猛獣のそれ。
神の宝を護る生き物は、どこまでも神々しく。
侵犯しようとする輩に対しては、どこまでも凶悪だった。]
[宝物庫から一目散に逃げた連中の気配が完全に遠ざかると、瞳から剣呑な色が失せ。]
……ったく、どいつもこいつも。
人のもん盗りにくる暇あんなら働けっつーの。
[先程とはうってかわって、軽い口調でぼやいた。]
Name:ベルナルト/Bernard
Type:グリフォン/Griffon
----
Sex:Male
Other:
2〜300才位の若いグリフォンで、神々の住まう山脈の中にある宝物庫の番を務める一族の次男坊。
たまに神様の車を引いたり使いっぱしりさせられたりもしている。
本性は上半身が金色の鷲、下半身が白色の獅子の巨体で、仕事中以外は金髪碧眼の青年の姿でいることが多い。
/*
途中で数えるのが面倒になったので正確な年齢は解らない。
性格は基本軽めだが、プライドはそれなりに高いかも。
美しいもの=宝と考えてる節があり、自分が美しいと思ったものは保護対象。
神様の使いっぱしり中にガス欠でへばってるところに菓子をめぐんでもらったのがアナスタシアと出会った切欠。
希望縁故:俺が保護対象と認定した相手。ケンカ仲間もいたら嬉しい。
*/
お?
なんだこりゃ。
[ひら、と目の前に舞い降りた一通の封筒に気付くと人型に変わって手に取った。
中に認められていたのはアナスタシアからの招待の旨。]
ふむふむ、菓子か…
美人からの招待は受けない訳にゃいかねーよな!
[にぱっと良い笑顔で言い切ると、早速アナスタシアの屋敷へと向かうことにした。**]
グレゴリー がきたらしいよ(6人目……だったかなあ?)。
[金色の壁に囲まれ、男は目を閉じていました。
煙の体は風もないのに時折ゆらゆらと揺れています。
それがどれくらい続いたかわからないある時、不意に狭い世界に光が差しました。
半分瞼を落とした男が見上げると、金色のティーポットの蓋が少しずれて隙間が開いておりました。]
んー…
今度はゆっくり眠れると思ったのに、困ったもんだねー
[駆け落ちした若い恋人達を『二人(しか歩いていける範囲にいない砂漠)の世界』へ連れて行ってさしあげ、
もちろん完璧な二人きりにするべく自身もそこから姿を消して(契約途中で逃亡して)からまだ数ヶ月しかたっていません。
煙はしぶしぶながら明るい外の世界に出て行きます。
そして蓋が閉まらない原因である挟まれていたカードを手に取り眺めました。]
あーあーあー…
二つ目の願いでほったらかしたヤツかー
見つかったら仕方ないね
願いどおりお茶でも何でも給仕いたしましょうか
[招待状の文面をいかにして都合よく読み取ったのか、男は勝手に三つ目の願いとして了承してしまいました。
招待主の意図はどうあれしばらくは彼女の屋敷内で飲み物に困る事はないでしょう。]
―アナスタシアの屋敷―
[開かれた道を通り辿り着いたのは、見事な暖炉をしつらえた一室でした。
炎は赤々と燃え、太い薪が部屋の一角に積まれています。
暖炉の前には大きな揺り椅子と丸テーブル。
飴色のテーブルの上にはディスプレイと茶色い焼き菓子が一切れそっと置かれておりました。
部屋を見渡していた男は、菓子に気づいて髭を捻ります。
そして徐に手にしたティーポットを傾けました。
煙の住処だったはずのそこからは、薫り高い酒精が零れます。
菓子にかかると同時に酒精は小さな炎になりました。]
コイツをいただくのもひさしぶりかねー
お仕事は一息ついてからにさせていただきますか
[もう一度ポットを傾けると今度は濃い珈琲が空中へ注がれます。
黒い液体は魔力でできたカップに受け止められテーブルへ。
男は揺り椅子へと実体化した体を落ち着けると、ディスプレイへ指を触れました。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新