情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、演奏家 オトフリート、薬師見習い エーファ、大工 イヴァン、仕立て屋 ユリアン、画家気取り カルメン、修道士 ライヒアルト、旅人 ゼルギウス の 7 名。
[それから、広間に屋敷に居る全員が集まって。
告げられた宣、交わされる言葉達はやはり、人狼を─自分達を除するもの。
怖い、と落とした呟きは声だけでなくコエにも乗ってしまったけれど]
……怖がっているだけじゃ、どうすることも出来ない。
小父様が、殺すというなら──その前に、殺さなくちゃね。
[何もしないでいれば、見出す者に見つけられて処されるだけだとも、理解出来るから。
震えるコエで、>>1:*31イヴァンへと同意を返す代わりの覚悟を呟いた]
/*
業務連絡。
見落としごめんなさい、そちらがよろしければギュンター小父様は私に襲わせてくださいな。
小父様のお部屋でがぶがぶしようかなと思っています。
それかテラス。
─ 客間 ─
[広間でまた一話題出ていたとは露知らず、イヴァンは外に安置しておいた歌い手の遺体をシーツに包んだまま運び込んでいた。
赤から黒へと変化し始めている色に顔を顰めつつも、運び込んだ客間の床に遺体を安置する。
火の気のない部屋は外よりもやや寒さが和らぐ程度で、ほぼ変わりなしと言っても良い気温だった]
しばらくはこのままか…。
早いとこ出れるようになれば良いけど。
[何かが再び起こる前に橋を架けることが出来たなら。
そんな淡い期待が頭を過ぎる。
その期待が裏切られると知るのは、もう少し先のこと*]
―広間―
[ライヒアルトへの問い掛けは誤魔化される事なく、
困ったような笑み>>1:170と共に幾つかの疑念が返された]
あの旅人については俺も何も聞いていないけど
あの様子はやっぱり気になりますね……
ギュンターさんは言う気はなかったかもしれないのに
[意図がつかめない、と言う部分には同意をして、その後に続けられた言葉にはたりと首を傾げ]
双花聖痕について、ですか。
もし、俺で力になれそうなら聞きますけど…
[そうしている間にカルメンから声が掛かり気持ちがそちらへと傾くと
飲み終えたカップを手に広間を後にする>>1:171のを目で追って]
気をつけてくださいね。
[一言だけ声を掛けて見送る。何に、かは自分でも解らないが。*]
/*
ありがとうございます。
じゃあ目撃されにくい様に小父様の私室の方が良さげかな。
襲撃:おまかせも確認済ですー。
― 広間 ―
[>>1:172こちらの問いかけに、オトフリートは言い難そうに口籠る。
知らない方がいいというソレは、気遣ってくれていると分かるもので。
だからそれ以上募るのは良くないとも、思ったのだけれど]
…でも。
知らないまま、居る訳にもいかないわ。
[此処にいる以上は自分も当事者で、目を反らしたままでは居られない。
だから、と言葉を重ねれば腹を裂かれていた、と伝えられた後、告げられた言葉は思いもよらぬものだったからほんの少し呆気にとられた後]
…ありがとう。
[絶対の約束では無いかもしれないけれど。
少しでもこちらの不安を軽くしようとしてくれている思いに感謝を返した*]
─ 厨房 ─
んー……とりあえず、じゃがいもとセロリのポタージュでいっか。
[ぐるぐる悩んでいた思考はそこに行きつく。
何となく、人参を使いたくない、と思ったら、そこに行きついた。
個人的な人参へのあれそれは関係ない。
ただ、色を使いたくないだけの話、と、誰も聞いていない自己弁護をしながら材料をそろえて行く]
…………。
[それでも、意識と視線は時折庭へと向いた。
この時期には咲かないはずの薔薇が咲いていたのかどうか、それは確かたかった。
確かめないといけない、と。
そんな無意識には、気付けていないけれど。*]
─ 屋敷内 ─
[歌い手を運んだ後は、減った分の薪を補充するべく屋敷の裏手と中を往復する。
何かしていないと思考に囚われてしまいそうで嫌だった]
エーファ、雪下ろししても良いか?
[屋敷の中で手をつけていなかった場所についてをエーファに問い、許可を得られたならそれで時間を潰そうと。
湖に浮かぶ小島ではやれることも限られていて、仮にそれが終われば手持ち無沙汰になってしまうわけだが。
何もしないよりは良いし、夜も疲れでよく眠れることだろう**]
[オトフリートの申し出>>1に表情をやや緩め]
ありがとうございます。
考えが纏まらないようなら、
またお願いします。
[話すうちに考えが纏まることもあるだろう。
聞き手の言葉がまた何かのきっかけになるかもしれない。
そう思い、ありがたく受け取る。
気をつけて、の言葉には、あなたも、と返し。]
― 厨房 ―
[カップを持ち厨房に行くとエーファと黒猫がいた。
前にも見た光景だな、と既視感を覚えながら]
失礼するよ。
[と声を掛け、中にはいり、洗い場に立つ。
服が濡れぬように袖を軽くまくる。
食器を洗い流して、布巾で水気を拭い棚へと戻す。
洗い物には慣れているとはいえ、
普段入り込まぬ場所であるから
カップをしまう位置は元通りではないかもしれない。**]
─ その日の夜更け ─
[夜も更けて、月明りが差し込む窓を開ける。
女の鼻がその匂いを捕らえた時、変化が起きた]
…っ、──…!!!
[声無き叫びは、雪が吸い込み静寂を保つ。
女の肢体は全身を銀毛に覆い尽し、完全に獣へと変じるとそのまま窓を蹴って壁を駆け上がる。
香しい花の匂いが届く部屋、大きく開け放たれた窓を目掛けて]
(小父様)
[窓に足を掛けて中に入り込むと、ギュンターの姿が見えた。
やはり女は人の声を発せない。
けれど、ギュンターもまた、声を発することはなく]
(…なんで、助けを求めないの?)
[浮かんだ疑問は、花の薫りによって理性と共にゆっくりと薄れていった]
―広間―
[知らないまま居るわけにもいかない、と言うカルメンの言葉>>2に秘められた芯の強さを感じた。
ここに居る以上は、と言う気持ちもあるのだろうと簡潔に伝え、その重さを誤魔化そうと伝えた言葉は意外だった様で。
それでも、その後に短く言葉が返ったなら、多少は役に立てただろうかと安堵の笑み]
喧嘩には自信ないから、勝てるかは別だけどね。
でも大丈夫だよ、ギュンターさんも居るし。
[元自衛団長なら腕っ節は大丈夫だろう、なんて考えて。
そんな考えは甘いなんてこと、今はまだ知らずにいたから。**]
[それは、一方的な狩りだった。
喉に噛みつき、獲物の動きを止めて。
口の中いっぱいに広がる味に、にんまりと口端を歪めて、更に肌を噛み裂く。
腹に噛みつき、命の大元である心臓まで食し。
最後に、濃く甘く香る左手に咲く朱に牙を立て、その一部を噛み千切った所で、ようやく我に返った]
[見れば、ギュンターは最初からこうなる様に準備されていたように寝台の上に横たわっている。
広がりの収まらない赤い染みと身体をシーツで隠せば、ただ眠っているだけにも見えるだろう]
…ぁ…
[こぼれた声は、どちらのものか。
人のものとも、獣のものともとれる吐息を落とした後]
…イヴァン。
おじさま──朱花を、頂いたわ。
……貴方も、食べにくる?
[朱花を独り占めしてしまうのは後ろめたいと思い、そう問いかけた*]
─ 厨房 ─
[料理を作る途中でかけられた声。>>6
振り返ったのは、黒猫とほぼ同じタイミング]
あ、侍祭さん。
……置いといてくれれば、片づけるのに。
[ほんの少しへにゃりとしながらこう言うけれど、手が回り切らない現状では有難くもあったから]
……でも、ありがとです。
[そう言って、笑って見せる。
黒猫も、合わせるようににぃ、と鳴いた。
ともあれ、カップは任せて自分のやる事を……と思った時]
(……あ、れ?)
[軽くまくられた袖。
そこから、人の肌には異質な色が覗いて見えたのは、気のせいか、否か。
ただ、それを問う前に猫が甲高い声を上げて意識を逸らした]
っと、やっべ!
薬湯煮すぎるうっ!
[すっ飛んだ声を上げて、薬缶を火から離して薬草の束を取り出して。
そんなどたばたをしている内に、問いかけるタイミングは逸してしまったけれど。
刹那に目にしたそのいろは、意識の内に確りと焼きついていた]
[そんな感じで料理をしたり、改めてユリアンに体調を確かめながら煎じた薬湯を渡したり、と動き回って。
一段落した所で、薔薇の事を確かめようと庭へ向かう途中]
……え、雪下ろし?
あ……うん。
お願いしちゃっていいかな。
[イヴァンに雪下ろしの許可を求められ>>4、少し悩んだものの頷いた。
正直、そちらまでは手が回らないし、やってもらえるならありがたいから素直に受け入れて]
─ 庭園 ─
……うー……さむ。
[ちゃんと防寒着を身に着けてはいるが、寒いものは寒い。
は、と吐く息も凍り付きそうだな……なんて思いつつ、足早に薔薇の許へと向かい]
…………咲いてるし。
[そこにあったもの──淡い薄紅色の花に、つい、こんな呟きが零れていた]
でも、こないだ見た時は蕾なんてなかったよな……?
[先日手入れをした時には、蕾どころか花芽の陰もなかったのに、と思いつつ手を差し伸べる]
ま、わけわかんない事起きてるし……こんな不思議があっても、いいのかもなぁ。
[そんな事を呟きながら、手を触れて。
少し躊躇ってから──それを手折った]
……このまま、ひとりぼっちで咲かせとくのも。
なんか、寂しいしな……。
[自分の名前の由来となった花だから、なんて。
大概乙女的な感傷だとは思うけれど。
同時に、これを持っていないといけない、という思いも何故かあったから。**]
─ 広間 ─
[自分がオトフリートに問いかけたからか、>>1:171ライヒアルトが広間を出ていくのに頭を下げる。
気がつけばイヴァン達も居なくなっていて、広間に残っている人の方が少なくなっていた]
喧嘩とも訳が違うと思うけれど……そうね。
小父様が居れば、大丈夫よね。
[>>7オトフリートの表情が安堵に変わり、続いた言葉も変わらず元気づけようとしてくれるものだったから。
抱く不安を押し込めて、自分も笑顔で同意を返した。
今はまだ、何も起きてはいなかったから**]
[その後、ライヒアルトとオトフリートのやりとり>>1:153を、相変わらずぼんやりと見やる。
言葉はいくらか耳に入ったが、理解が追いつかず、ユリアンは終始怪訝な顔をしていただろう。
「結局は、自分たちで気をつけるしかないのかもしれない」>>1:154
そう言ったオトフリートに、]
気をつける……?
どう、やって?
[彼の視線を追って見知らぬ旅人に意識を向けるが、
「……朱き花がいうのだから。
従わなければならないよ」>>1:156
という謎めいた呟きを落とすと、旅人は幽鬼のような足取りで広間を出て行く>>1:156。]
……あの?
[呼び止めようとはしたものの、暖炉前にいたユリアンの掠れた声は相手に聞こえなかっただろう。]*
[お茶のカップを片付け>>1:171るというライヒアルトの声に、
自分の手元を見れば、中身はすでに冷たくなっていた。
広間の常ならぬ空気を感じ取ったビルケが、鼻を鳴らして近づいてくる。
甘えるように、労るように、ユリアンの膝へとその長い鼻面を乗せてきた愛犬に、]
だいじょうぶ……だと、思う……。
[答える口調は頼りなかったけれども。
黒い背中の毛を撫でていると、少し落ち着いてきたように感じる。]
(考えなければ。)
(何を……?)
(誰と話すべきか、何を知っておくべきか……)
(……誰を、信用すべき、か。)
[ビルケという確実な味方がいることだけが、自分の救いに思えた。]
[広間を出ていく者>>1:171がいれば見送り、入ってくる者が入れば目礼し、
ユリアンはその場に残っていた。
傍目には、老犬のために暖かな暖炉の炎を守っているように見えただろうか。
誰かに話しかけられれば、掠れ気味の声で応じただろう。
所在を確認する問いがあれば、客室でずっと眠っていたと答えるだろう。
夢>>1:123の話もするかもしれない。
そして、思い出しながら付け加えるだろう。]
さっきここに来ていた、行き倒れの旅人だという……、
あのひとも、夢で見たような気がする。
変だな、初めて会ったのに……。
こう、髪が広がっていてね。
青い雪の上に……。
[変だなと繰り返しながら、視線はどこか遠くを見ていたか。]**
─ 翌朝/自室 ─
[翌日目が覚めて、最初に視線が行ったのは机の上だった。
そこにあるのは、昨日手折って持ち帰った季節外れの薄紅]
……ん。
[寝起きのぼんやりとした感覚のままそちらに向かい、花弁に手を触れた瞬間、白い光がふわりと散った]
…………え?
[それと共に、意識の内に閃いたのは陽のひかりと、その下に佇む黒髪の姿。
理由や理屈はわからないけれど、一つ、はっきりとわかった事があった]
……そ、か。
侍祭さんは、ひと、なんだ。
[零れた呟きに籠もるのは安堵]
………………。
[それからしばし間を置いて]
……て、待とうよ、俺。
なんで、それ、わかるんだ?
[物凄く今更な現実に行きあたった。
とはいえ、疑問に答えてくれそうな宛は──]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新