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自警団員 ガウェイン に 2人が投票した。
学生 エリカ に 1人が投票した。
雑貨屋 フラン に 4人が投票した。
雑貨屋 フラン は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、自警団員 ガウェイン、烏賊 ラス、孤児 オーフェン、学生 エリカ、くの一 アヤメ、少年 ネロ の 6 名。
〔瞼を下ろせば烏より眼差し外して、
空に見遣れば七色の光は消え失せ、
後には星のなき真白の夜ぞ残らむ。
眠りに落ちし揺藍の傍へと行けば、
膝を落としてしゃがみて巾着揺らす。
……りぃん、りぃん……
鳴りし音色は神巫の其れより小さきが、
薄く霧の広がりて彼の地へと導かむ。
好き夢をとの言の葉は届きしかわからねど、
唯ただ彼の者の望みし願ひの叶ふことの、
己等が桃源の卿にては雨止めば好いと願ふ。〕
[森の中]
[樹の上]
[うとうとと]
[眠りにおちていた]
[夢はまだ見ず]
[仔うさぎに呼ばれたねえさまが]
[訪れた時にも変わらずに]
[やがてうつつのゆめが開く]
[見たくはないのに]
[今日も見える]
[こわくない]
[いいきかせても]
[こわい]
[だけれどそれは]
[夢の始まりに息をひそめ]
……違わん
よかったぁ
こわぁないん
[ふわり]
[うれしそうに笑う]
[ちがうものはこわい]
[ちがわないものはこわくない]
[ただ、それだけ]
[意思と逆になれば]
[それは混乱もひきおこそうが]
[意思と同じなれば]
[真実知るのみ]
誰もこわいんなんてあらん
よかったぁ
[呪にも似た]
[恐怖の植え付けは起きず]
朝の食事とらんとなぁ
[童子たちの用意してくれた食事に]
[*ありがとうといただきます*]
[ゆら、と眠りの淵より浮かび上がり。
数度、紅緋をまばたかす]
……揺藍のにいさま?
[小さく、ちいさく名を呟く。
慕わしきひと、思い起こさす空のいろ]
…………。
[あの時──天狗の神巫が消えたときのよな。
強き力は見えなかったと。
そんなことを思いつ。
再び、*眠りの淵に、囚われて*]
[消えた者にも鈴の音にも―
気付く事なく夢の中]
[ただ鈴鳴りしその時に―
小さく身動ぎしたろうか]
[やがて夜は明け朝が来て―
眠りの内から目覚めしは―
眠りし前と同じか否か―]
[目を覚ませば枕元に、童子からの届け物。
しゅるり衣擦れ音高く、纏うは白の直垂、白袴。
なないろの下に干されても、いずれのいろにも染まらずや。]
[縁側行けどその先に、昨夜見かけたあおはなし。
朝餉を運ぶ童子らに、問わば答えは返ろうか。]
ん……ぅん…。
[もぞり、床から身を起こし、辺りを見回すその姿、どうやら事態を把握出来ておらぬか]
ここ、は――?
俺は――
[ゆるり、目を閉じ何事か理解に勤める事暫し―やはりゆるりと瞼を開く]
――ああ、倒れたんだな。
[それはどこか他人事の様な響きを伴って―]
―謝らなくちゃあな。
[呟けばそのまま座敷に向かうか―]
…ゆかれたか。
[しばし瞑目して空仰ぎ、ゆると瞼は開かれる。]
ひとりはさみし…ふたりはこいし…。
よう似た定め持つなれば、さみしもこいしに変わろうか…。
[小さな呟き、*風に流れ消えゆかん*]
[座敷に着けば早々に、朝餉を取り終え向かいしは、未だ眠りし紫苑の元か―]
――――
[そっと傍らに座りて消えそうな声で謝罪を告げん]
〔深き森にて風吹きて森のざわめかむ。
鳥も獣も虫もなくは歌をうたふやうに。
梢から梢へと跳びて袖の飄揺せしは、
さながら黒き翼の鳥が飛ぶに似たり。
其は妖の力を持ちしがゆえか、
唯人でありし頃の名残ゆえか。
樹のひとつにて止まり天を仰げば、
平時より近くに陽ぞ輝きてありける。〕
[小さな祠に歩み寄り、静かにそを見下ろして。
ふわり衣翻し膝つけば、舞扇を供へたり。]
やれ、天狗の術は見事なものよ。
雨に濡れたが嘘のよじゃ。
されど既に奉げし舞じゃ。
我の元に留めるはさみしかろう。
[代わりにと言うは不躾じゃろが…そう呟くも応えなし。
鳥と獣と虫の音が、ときおり聞こえ来るだけか。]
[白き足が揺れたなら、かさりかさりと木の葉鳴く。
俯き祈る面を上げて、音のある先探そうか。]
[されどその先見つける前に、傍に佇むおのこに気付く。
琥珀きょとりと瞬いて、首を僅かに傾げよう。]
…おや、そなた。いつの間に…。
[紫黒は上から全て見みておるや。]
なぁに、遊歩に過ぎぬよ。
[天へと向けた眼は物思うようにしていたが、
地へと下ろせばまた何かを懐かしむやうに見ゆ。]
濃色の童が森を懐かしゅうと言うていたけれど、
己等もこのような場所の近くに住んでいたなと、
人でありし頃を思い出しただけ。
[淡々と零されし言の葉は揺らがぬ水面と同じか。]
はてさて、我はそんなに深う祈っておったや。
…もしやそなた、天狗の使いではあるまいな。
[抑揚なけれど、問いつめしものでもなく。
あるいは笑みあれば、冗談とも聞こえたろう。]
…よいのじゃ。
川に流したとて、天狗の里の理なれば何処に往くやわかりゃせぬ。
[ついと指先扇を撫でて、果たせし役目労おう。]
そうか――俺も同じ様な所だったな。
森じゃなくて山の麓だったが―
[こちらもやはり淡々と、しかし返りし言の葉は、何所か違和感を感じさせようか―]
――もし、そうだと言ったら?
[抑揚もなく、焦りや戸惑いの色もなく、笑みも浮かべず―ただ純粋に問いを返す。
どう受け取られるかは分からねど―]
いや、もう使わぬのかと―
住まいはどこもかしこも似たものやも知れぬね。
[くすくすり、笑みは零せど、
眼は遠くいずこかを見つめており、
こころはここにはあるまじか。]
[問い返されれば、しばし静寂訪れて。
琥珀はじいと面を見上げやる。]
…もし、そうであるならば。
何故に還したかを聞こか、何故に呼んだかを聞こか。
――何故にそなたがおるかを聞こか。
[琥珀ゆらりゆらりとゆれて、ふいと扇に移りゆく。]
…役目終われば、休むがよかろ。
[呟けば、撫でる手をそと離しやる。]
――すまぬがそれには答えられぬ。
[前の二つは既に答えが出ておるし、後の一つは―]
―何故、俺はこのように居るのであろうな―
[伏せし眼は何処を見やるか]
終わったとは―?
……そうか、それは残念じゃ。
[答えが出ておるなど知らぬまま、重く溜息を零す。]
天狗であれどわからぬか、天狗でなくばわからぬか。
そなたがわかりはせぬものを、我がわかるはずもなし。
[琥珀を上げれども、男が何処を見るやは知れぬ。
次いだ問いには、瞼半ば伏せ。]
…そなたが答えぬなれば、我も答えずにおこう。
なに、気に掛けることでもあるまいよ。
[すと立ち上がり、衣を払う。
歩み出すは何処へか。]
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